JPH0554032U - サンルーフの安全装置 - Google Patents

サンルーフの安全装置

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JPH0554032U
JPH0554032U JP10509991U JP10509991U JPH0554032U JP H0554032 U JPH0554032 U JP H0554032U JP 10509991 U JP10509991 U JP 10509991U JP 10509991 U JP10509991 U JP 10509991U JP H0554032 U JPH0554032 U JP H0554032U
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JP10509991U
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博男 松原
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ダイキョー・ベバスト株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 サンルーフのパネルの全開位置から全閉位置
への移動中、パネルとルーフとの間に首又は手等が挟ま
れたときの安全対策であって、簡単な構成で安価に提供
し得るよう企図する。 【構成】 駆動ケーブル12によって前後に移動可能なス
ライダ13にシャフトから成る被係合部22を設け、パネル
3 側に連結された回動プレート14に、前記被係合部22が
係脱自在に係合するバネ材から成るC字形の係合部21を
設け、パネル3 の全開位置から全閉位置に至る移動中、
パネル3 とルーフ1 との間に首等が挟まれて、パネル3
に移動方向と逆方向の異常な荷重が作用したときに、被
係合部22が係合部21のバネ力に抗して離反するように構
成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、サンルーフの安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、サンルーフは、ルーフに形成した開口部を閉塞するパネルを備え、こ のパネルの左右両側にはガイドレールが設けられ、このガイドレールにはモータ によって前後方向に駆動される駆動ケーブルが支持され、この駆動ケーブルとパ ネルとを昇降機構を介して連動連結し、駆動ケーブルを前後方向に移動させるこ とで、パネルをルーフより下方に下降させたチルトダウン状態或いは後上りのチ ルトアップ状態で前後に移動させて、開口部を開閉するようにしている。
【0003】 前記サンルーフにあっては、パネルを全開位置から閉鎖する際、首或いは手等 の身体の一部又はその他の物がパネルとルーフとの間に挟まれたとき、危険であ るので、パネルに異常な荷重が作用した際のモータの負荷変動を検出し、予め設 定された電流値を越えた時、回路を遮断して、モータを停止するようにしたもの がある。 (特公平 1−37291 号公報参照)
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
前記従来のものにあっては、モータに過負荷検出機構、停止機構やそれらの制 御機構を設けるので、構造が複雑化し、設計的考慮大であり、また、コスト高で あった。 そこで、本考案は簡単な構造で安価に提供し得るサンルーフの安全装置を企図 する。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案が前記目的を達成するために講じた技術的手段は、ルーフ1 に形成した 開口部2 を閉塞するパネル3 の左右両側にガイドレール6 を設け、このガイドレ ール6 に駆動部材12を前後移動自在に設け、この駆動部材12の前後移動によって 前記パネル3 を前後に移動させて開口部2 を開閉するようにしたサンルーフにお いて、 前記パネル3 側に設けた係合部21と、駆動部材12側に設けられていて、パネル 3 の全開位置から全閉位置に至る移動中、該パネル3 に移動方向と逆方向の異常 な荷重が作用した際に離反するように前記係合部21に係脱自在に係合する被係合 部22とにより、パネル3 側と駆動部材12側とを連結した点にある。
【0006】
【作用】
パネル3 の全開位置から全閉位置に至る移動中に、パネル3 とルーフ1 との間 に首又は手等の身体の一部が挟まれる等して、パネル3 に移動方向と逆方向の異 常な荷重が作用した際、駆動部材12側に設けた被係合部22がパネル3 側に設けた 係合部21から離反して、駆動部材12側とパネル3 側との連結が解除され、パネル 3 の駆動が停止される。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。図1乃至図5は第1実施例 を示し、図4および図5において、1 は自動車のルーフで、ルーフ1 の前部には 開口部2 が形成され、開口部2 はパネル3 により開閉自在に閉塞されている。ま た、ルーフ1 の下方側には、前記開口部2 に略対応する室内開口部4 を有するフ レーム5 が取着されている。また、図3にも示すように、パネル3 の左右両側下 方のフレーム5 上には、前後方向のガイドレール6 が取付固定されている。これ ら左右のガイドレール6 には夫々駆動ケーブル (駆動部材)12 が前後方向に亘っ て挿通されて前後方向移動自在に支持され、各駆動ケーブル12はモータにより前 後に押引きされる。
【0008】 パネル3 の前部は、ブラケット7 およびスライドシュー8 を介して、上下回動 自在で且つ前後移動自在にガイドレール6 に支持されている。また、パネル3 の 後部は、昇降装置9 を介して、昇降自在で前後移動自在にガイドレール6 に支持 されている。 前記昇降装置9 は、図1、図2、図3に示すように、パネル3 下面にブラケッ ト10を介して取付けられたカムプレート11と、ガイドレール6 に前後方向移動自 在に支持されると共に前記駆動ケーブル12に連結されたスライダ13と、カムプレ ート11とスライダ13とに連結された回動プレート14とから構成されている。
【0009】 カムプレート11には後上り状のカム溝15が形成さ、このカム溝15に、回動プレ ート14前上部に設けたピン16が摺動自在に嵌合されている。また、回動プレート 14は、ガイドレール6 に前後方向移動自在で且つ後下部のローラ17回り回動自在 に支持されていると共に、所定形状のカム面18が形成され、このカム面18にはガ イドレール6 に固定のローラ23が係合している。
【0010】 回動プレート14には、該回動プレート14に後下部のローラ17の回転軸心廻り回 動自在に取付けられた連結金具19を介してシュー20が取付けられている。このシ ュー20の前部には、バネ材又は樹脂等の弾性体により形成された係合部21が固定 され、この係合部21は上下一対の弾性片21a の後端部同志を連結して、側面視前 方開放状のC字形に形成され、上側弾性片21a の端部は上方に向けて、下側弾性 片21a の端部は下方に向けて湾曲状に屈曲されている。そして、この係合部21に は、左右方向の軸心を有するシャフトによって構成された被係合部22が嵌合され 、該被係合部22の左右方向内端部はスライダ13に固着されている。したがって、 これら、係合部21と被係合部22とで、回動プレート14とスライダ13とが係脱自在 に連結されている。被係合部22は係合部21の内面側に前方から圧入することで、 弾性片21a が弾性的に拡開すると共に復帰し嵌合される。そして、この係合部21 の弾性片21a の拡開をガイドレール6 の底壁6aと協働して規制する規制壁25がガ イドレール6 に前端から中途部に亘って設けられている。
【0011】 前記構成において、図1に示すパネル3 の全閉位置における閉鎖姿勢から、駆 動ケーブル12を前方移動させてスライダ13を前方移動させると、係合部21、被係 合部22を介して回動プレート14が前方移動する。そして、回動プレート14のピン 16がカム溝15の前端に至って回動プレート14の前方移動が規制されると共に、ロ ーラ23がカム面18を相対的に摺動して回動プレート14が後下部のローラ17廻りに 上方に回動して、パネル3 が後上り状のチルトアップ姿勢とされる。
【0012】 また、パネル3 の全閉位置における閉鎖姿勢から、駆動ケーブル12を後方移動 させてスライダ13を後方移動させると、図2に示すように、回動プレート14のピ ン16がカム溝15内を後方移動してパネル3 が下降し、パネル3 がチルトダウン姿 勢とされる。そして、さらに、スライダ13を後方移動させると、パネル3 が、チ ルトダウン姿勢のまま後方移動して、ルーフ1 の後部下方に収納される全開位置 まで移動される。
【0013】 そして、パネル3 が全開位置から全閉位置に至る移動中、パネル3 とルーフ1 との間に首或いは手等が挟まれてパネル3 に移動方向と逆方向の異常な荷重が作 用したとき、被係合部22が係合部21から弾性力に抗して離脱してパネル3 が停止 するようになっている。また、パネル3 の全閉姿勢からチルトアップ姿勢に至る まで、又は、チルトダウン姿勢から全閉姿勢に至るまでの間は、図示省略のスト ッパによって或いはパネル3 の前端がルーフ1 に接当して、パネル3 の前方移動 が規制されて、パネル3 に大きな荷重が作用するが、全閉姿勢〜チルトアップ姿 勢間、チルトダウン姿勢〜全閉姿勢間は、係合部21が規制壁25とガイドレール底 壁6aとで挟み込まれるようになっていて、被係合部22が係合部21から離脱しない ようになっている。
【0014】 図6および図7は第2実施例を示し、係合部21が球面状の凹部によって構成さ れ、被係合部22が係合部21に対応する球面部を有するピンによって構成されてい る。係合部21は回動プレート14の側面に形成され、被係合部22にはフランジ26が 一体形成され、フランジ26にはガイドピン27が一体形成されている。また、被係 合部22は、スライダに固定されたブロック28の収納孔29から出退自在とされると 共に、収納孔29に形成しためねじ部30に螺合された調整ネジ31と前記フランジ26 との間に設けた圧縮コイルバネ32によって係合部21側に付勢されている。また、 調整ネジ31にはガイドピン27が挿通される挿通孔33が形成されている。
【0015】 ガイドレール6 には、パネルの閉鎖姿勢からチルトアップ姿勢間、チルトダウ ン姿勢から閉鎖姿勢間に、被係合部22が係合部21から離脱しないように、ガイド ピン27が接当する規制部34が形成されている。そして、パネルの全開位置から全 閉位置に至るまでの移動中に、該パネルに異常な荷重が作用した場合には、被係 合部22がコイルバネ32のバネ力に抗して矢印D方向に後退して係合部21から離脱 し、パネルが停止される。
【0016】 また、パネルの全閉位置から全開位置に至るまでの移動中に、被係合部22が係 合部21から離脱しないように、ブロック28の後端は回動プレート14の突出部14a に接当している。 なお、本考案は前記実施例に限定されることなく、係合部21と被係合部22との 構成は逆であってもよく、また、スライダを回動プレートに離反不能に連結し、 スライダと駆動ケーブルとの連結部分において、係合部と被係合部との係合構造 を採用してもよい。また、本考案は図示以外のサンルーフにも採用でき、係合部 と被係合部との関係は、パネルの全閉位置への移動中、該パネルに異常な荷重が 作用したときに相互に離反する構成であれば種々の設計変更自在である。
【0017】
【考案の効果】
本考案によれば、パネル3 の全開位置から全閉位置に至る移動中、首或いは手 等の身体の一部又はその他の物が、パネル3 とルーフ1 との間に挟まれてパネル 3 に移動方向と逆方向の異常な荷重が作用したときに、駆動部材12側に設けた被 係合部22がパネル3 側に設けた係合部21から離反して、パネル3 が停止する構造 とされていて、従来のように、モータの負荷を検出して停止させるのに比して、 簡単な構造で安全性が得られると共に、安価に提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例を示す要部の側面拡大断面図であ
る。
【図2】作動状態を示す側面断面図である。
【図3】図1のA−A線矢視断面図である。
【図4】図5のB−B線矢視断面図である。
【図5】自動車の平面図である。
【図6】第2実施例を示す要部の平面断面図である。
【図7】図6のC−C線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 ルーフ 2 開口部 3 パネル 6 ガイドレール 12 駆動ケーブル (駆動部材) 21 係合部 22 被係合部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ルーフ(1) に形成した開口部(2) を閉塞
    するパネル(3) の左右両側にガイドレール(6) を設け、
    このガイドレール(6) に駆動部材(12)を前後移動自在に
    設け、この駆動部材(12)の前後移動によって前記パネル
    (3) を前後に移動させて開口部(2) を開閉するようにし
    たサンルーフにおいて、 前記パネル(3) 側に設けた係合部(21)と、駆動部材(12)
    側に設けられていて、パネル(3) の全開位置から全閉位
    置に至る移動中、該パネル(3) に移動方向と逆方向の異
    常な荷重が作用した際に離反するように前記係合部(21)
    に係脱自在に係合する被係合部(22)とにより、パネル
    (3) 側と駆動部材(12)側とを連結したことを特徴とする
    サンルーフの安全装置。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59169220U (ja) * 1983-04-28 1984-11-13 アイシン精機株式会社 可動屋根
JPH0217437U (ja) * 1988-07-22 1990-02-05
JP3099661U (ja) * 2003-08-04 2004-04-15 丸山 鉄夫 洗濯機

Patent Citations (3)

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