JPH0554171U - 自動車用エアスポイラー - Google Patents
自動車用エアスポイラーInfo
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車の高速運転時に安定性を付与するため
のエアスポイラーに関するものである。 【構成】 熱可塑性合成樹脂材で形成された上部品と下
部品とよりなり、両方を接合し、上部品は透明な熱可塑
性合成樹脂材で形成したことを特徴とする自動車用エア
スポイラーの構成。
のエアスポイラーに関するものである。 【構成】 熱可塑性合成樹脂材で形成された上部品と下
部品とよりなり、両方を接合し、上部品は透明な熱可塑
性合成樹脂材で形成したことを特徴とする自動車用エア
スポイラーの構成。
Description
【0001】
この考案は、自動車の高速運転時に安定性を付与するためのエアスポイラーに 関するものである。
【0002】
この種のエアスポイラーは、一般的には中空となるようにブロー成形で製作し たり、またその中に補強材をインサートしたり、硬質または軟質のウレタン成形 で一体に製作されているが、この間、出願人は特願平1−326716号(特開 平3−187730号)「中空状エアスポイラーの製法」として、上、下部品を 熱板装置を介して加圧、溶着して合体させ、その際、外側にはみ出した合成樹脂 材を除去して製品を得る方法を案出して出願している。そしてこれらの製品は、 外観的、意匠的には全面に塗装(たとえばボディーと同色)を施してその外観と 品質を確保するようにしている。
【0003】
自動車用エアスポイラーは高速運転時の安定性を付与する機能を一義とする製 品であるが、それは一面においてファション性としての性格も兼ね備えている。 したがってこの考案においては高速運転時の安定性を損ねることなく、さらに高 い意匠性を有し、透明感のあるエアスポイラーを提供するとを目的としている。
【0004】
熱可塑性合成樹脂材で形成された上部品と下部品とよりなり、両方を接合し、 上部品は透明な熱可塑性合成樹脂材で形成したことを特徴とする自動車用エアス ポイラー、上部品の裏面をレンズカットに形成したことを特徴とする前記記載の 自動車用エアスポイラー、上部品の裏面に塗装、蒸着、ホットスタンプなどの表 面処理加工を施したことを特徴とする前記記載の自動車用エアスポイラー、上部 品の裏面に所定の形状の凸出部分を形成し、その部位にホットスタンプを施し、 その上に重ねて塗装、蒸着などの表面処理加工を施したことを特徴とする前記記 載の自動車用エアスポイラー、上部品の裏面に所定の形状の凸出部分を形成し、 その部位に面発光体を設置し、その部位以外に塗装、蒸着、ホットスタンプなど の表面処理加工を施したことを特徴とする前記記載の自動車用エアスポイラー、 内面に発光ランプを取り付け、外部に光を導くようにしたことを特徴とする前記 記載の自動車用エアスポイラーおよび上部品、下部品の端辺を中央が突出し、そ の両側に溝穴を形成したことを特徴とする自動車用エアスポイラーの形成材の構 成とする。
【0005】
この考案のエアスポイラーは上部品を透明材で製作することにより、透明感の ある高い意匠性を有するエアスポイラーとなる。さらにこの考案は光源ランプを 、エアスポイラー内部に内蔵させるようにし密封したことにより、発光するエア スポイラーとしての機能を付与するとともに、表面の平面化(フラッシュ化)に よる高意匠感をもたらすものである。
【0006】
図1は、この考案の中空状エアスポイラー(A) の全体を示す、それは図2に示 すように二部品構成であって、上部品(1) と下部品(2) から構成されている。図 3は図1のIII −III'線断面図を示す。これらはそれぞれ射出成形法で熱可塑性 合成樹脂材で成形される。そして上部品(1) は透明材で成形される。透明材とし てはPC、PMMA、PSなどがよい。下部品(2) は上部品(1) と同材質または 他の熱可塑性合成樹脂材でよく、これは透明または不透明材のいずれでもよい。 図1において(4) は、文字、図柄などを表す上部品(1) の裏面に設けた凸部であ る。上部品(1) はその裏面上に図4に示すように、その全面に表面処理層(3) を 設ける。この表面処理層(3) としては図4(イ) 示すように塗装、スパッタリング 、蒸着層などとし、また図4(ロ) は、図4(イ) において一部にホットスタンプ層 (3')を内在させた構成である。さらに図4(ハ) は、レンズ様にカット(魚眼カッ ト)して成形し、その上に塗装を施した構成である。図5は上部品(1) の裏面に 意匠となる文字、図柄となる凸部(4) [図1参照]を設け、その部位以外を図4 と同様の表面処理を施す。その凸部(4) にハーフ蒸着板(5) 、青色または緑色に 着色されていて光を分散できる拡散板(6) を設ける。さらにその部位に面発光体 (7) を配置する。
【0007】 面発光体(7) はEL素子とか、他に本件出願人の出願した、特願昭62−25 6085号(特開平1−101247号)「車両用表装体」において詳細に開示 してあるような、多数本の透明な光ファイバーを一定巾に展開して並列し、合成 樹脂材のベースフィルムで平面状に固定して発光部を形成したもので、その発光 部は並列した光ファイバー上を粗面化して形成し、各光ファイバーの端を束ねて 端子に取り付け、この端子を光源に繋ぐようにした構成である。ここで面発光体 (7) 自体が緑または青色に発色するようにすれば前記の拡散板(6) は不要である 。そしてこれらのハーフ蒸着板(5) 、拡散板(6) 、面発光体(7) をカバー(8) で 固定する。固定には接着剤(9) および両面テープ(10)を用いる。この接着剤(9) および両面テープ(10)は固定以外に防水性の役目も兼ねる。もちろん場合によっ ては、その一方のみでも差し支えない。また前記凸部(4) を設けないで、表面処 理の施さない部分を形成してもよい。
【0008】 面発光体(7) は自動車の車幅灯と接続し連動させ、凸部(4) の文字などが夜間 、拡散板(6) 、面発光体(7) の発光部の色で光るようにする。そして昼間におけ る意匠図柄として文字、図柄などはハーフ蒸着板(5) の光輝色となる。昼間も夜 間と同じ色にする場合はハーフ蒸着板(5) を省けばよい。つぎに上部品(1) の裏 面端部の表面処理層(3) は図6に示すように溶着用端面(11)には施さないように するとよい。これは溶着用リブ(11)に塗装などの表面処理が施されていると、溶 着強度が低下することに影響を及ぼす可能性があるからである。下部品(2) は不 透明材で形成した場合はそのまま、透明材で形成した場合は内面を上部品(1) と 同じように表面処理層(3) を全面に施す。そのときの表面処理の境界は、図6で のべた上部品(1) と同じとする。
【0009】 この下部品(2) と図4または図5で得られた上部品(1) とを、たとえば前記し た出願人の特願平1−326716号(特開平3−187730号)「中空状エ アスポイラーの製法」の製法によって溶着合体させてエアスポイラー(A) を形成 する。図7は溶着合体させたエアスポイラー(A) の断面を示す。この溶着合体に よって溶着ばり(12)が内外側に出るが、その外周を仕上げて塗装することによっ て完成製品とする。また上、下部品が異なった材料で形成される場合においては 、上下部品の端部を図8のような形状、すなわち、中央が突き出た部分(c) と、 その両側に溝穴(d) を形成し、溶着すれば、溶着ばり(12)は内部に封入されるこ とによって、この溶着ばり(12)を外側には出ないようにすることができて好都合 である。図9は図3に示すのと同様な断面において、この中に発光ランプ(L) を 設置した例で、下部品(2) の内面に取り付け用突起(e) を形成し、発光ランプ(L ) を上部品(1) の表面処理層(3) の不付加部分(3")に臨ませて取り付け、外部に 光を導くようにした。発光ランプ(L) のリード線(w) は、下部品(2) に穿設した 孔(h) から外部の別設の光源に導くものである。この例によれば、現在、別部品 として組み立てられているハイマウントストップランプ(追突防止のためブレー キ作動の際、点灯する比較的車体の高所にあるストップランプ)が一体的に形成 でき、安価な高品質のエアスポイラーを得ることができる。
【0010】
この考案は、上下部品の少なくとも上部品を透明材で形成し、裏面より塗装な どの表面処理を施すことで高意匠で透明感のあるエアスポイラーを得ることがで きる。また透明であるため上部品の裏面に魚眼カットなど任意の形状を設けるこ と、さらに内側に面発光体を配置させ文字部を発光させたりして高意匠、高外観 となすことができる。また従来、エアスポイラーにおいてランプなどの発光体を 併設する際には、発光体を外部より別に付属させているが、この考案においては 発光機能を司るランプを、エアスポイラー内部に内蔵させるようにし密封したこ とにより、大幅な部品点数の削減とコストダウンを図り、またエアスポイラー表 面の平面化(フラッシュ化)による高意匠感をもたらすものである。
【図1】この考案のエアスポイラーの全体を示す斜視
図。
図。
【図2】この考案のエアスポイラー要部の分解斜視図。
【図3】図1のIII −III ’線拡大断面図。
【図4】この考案の上部品の実施例を示す断面図。
【図5】この考案の上部品の他の実施例の分解図。
【図6】上部品の表面処理層の説明図。
【図7】この考案のエアスポイラーの製造に当たり、合
体した状態を説明する図。
体した状態を説明する図。
【図8】この考案のエアスポイラーの合体における実施
例を説明する図。
例を説明する図。
【図9】この考案のエアスポイラーの光源を内蔵した実
施例の断面図。
施例の断面図。
(A) エアスポイラー (1) 上部品 (2) 下部品 (3) 表面処理層 (3') ホットスタンプ (3") 不付加部分 (4) 凸部 (5) ハーフ蒸着板 (6) 拡散板 (7) 面発光体 (8) カバー (9) 接着剤 (10) 両面テープ (11) 溶着用端面 (12) 溶着ばり (L) 発光ランプ (c) 中央が突き出た部分 (d) 溝穴 (e) 取り付け用突起 (W) リード線 (h) 孔
Claims (8)
- 【請求項1】 熱可塑性合成樹脂材で形成された上部品
と下部品とよりなり、両方を接合し、上部品は透明な熱
可塑性合成樹脂材で形成したことを特徴とする自動車用
エアスポイラー。 - 【請求項2】 上部品の裏面をレンズカットに形成した
ことを特徴とする請求項1記載の自動車用エアスポイラ
ー。 - 【請求項3】 上部品の裏面に塗装、蒸着、ホットスタ
ンプなどの表面処理加工を施したことを特徴とする請求
項1、2記載の自動車用エアスポイラー。 - 【請求項4】 上部品の裏面に所定の形状の凸出部分を
形成し、その部位にホットスタンプを施し、その上に重
ねて塗装、蒸着などの表面処理加工を施したことを特徴
とする請求項1、2、3記載の自動車用エアスポイラ
ー。 - 【請求項5】 上部品の裏面に所定の形状の凸出部分を
形成し、その部位に面発光体を設置し、その部位以外に
塗装、蒸着、ホットスタンプなどの表面処理加工を施し
たことを特徴とする請求項1、2記載の自動車用エアス
ポイラー。 - 【請求項6】上部品、下部品の端辺を中央が突出し、そ
の両側に溝穴を形成したことを特徴とする自動車用エア
スポイラーの形成材。 - 【請求項7】内面に発光ランプを取り付け、外部に光を
導くようにしたことを特徴とする請求項1記載の自動車
用エアスポイラー。 - 【請求項8】下部品の内面に発光ランプ取り付け用突起
を形成し、発光ランプを上部品の表面処理層の不付加部
分に臨ませて取り付け、外部に光を導くようにしたこと
を特徴とする請求項1、2記載の自動車用エアスポイラ
ー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11131391U JPH0554171U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 自動車用エアスポイラー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11131391U JPH0554171U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 自動車用エアスポイラー |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0554171U true JPH0554171U (ja) | 1993-07-20 |
Family
ID=14558061
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11131391U Pending JPH0554171U (ja) | 1991-12-20 | 1991-12-20 | 自動車用エアスポイラー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0554171U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102016102678B4 (de) * | 2016-02-16 | 2025-12-04 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Strömungsleitelement für ein Fahrzeug |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03187730A (ja) * | 1989-12-16 | 1991-08-15 | Sakae Riken Kogyo Kk | 中空状エアスポイラーの製法 |
| JP3085238B2 (ja) * | 1997-04-08 | 2000-09-04 | 日本電気株式会社 | 通信システム |
-
1991
- 1991-12-20 JP JP11131391U patent/JPH0554171U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03187730A (ja) * | 1989-12-16 | 1991-08-15 | Sakae Riken Kogyo Kk | 中空状エアスポイラーの製法 |
| JP3085238B2 (ja) * | 1997-04-08 | 2000-09-04 | 日本電気株式会社 | 通信システム |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE102016102678B4 (de) * | 2016-02-16 | 2025-12-04 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Strömungsleitelement für ein Fahrzeug |
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