JPH0554535U - 等速ジョイントの内面焼入装置 - Google Patents

等速ジョイントの内面焼入装置

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JPH0554535U
JPH0554535U JP110755U JP11075591U JPH0554535U JP H0554535 U JPH0554535 U JP H0554535U JP 110755 U JP110755 U JP 110755U JP 11075591 U JP11075591 U JP 11075591U JP H0554535 U JPH0554535 U JP H0554535U
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JP
Japan
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constant velocity
velocity joint
cooling liquid
heating coil
liquid injection
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JP110755U
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Inventor
昇 塚本
Original Assignee
富士電子工業株式会社
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    • Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00—Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25—Process efficiency

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 等速ジョイントの内面51の高周波焼入にお
いて、内面51に十分な冷却液Lを供給して不完全焼入の
発生を防止する。 【構成】 水平なワーク載置板40の開孔43の周辺に載置
された等速ジョイント50の内面焼入装置において、等速
ジョイント50の内面51を加熱する加熱コイル10と、加熱
コイル10の中央部分にほぼ垂直に配設された冷却液噴射
管30と、冷却液噴射口31の先端に設けた冷却液噴射口31
と、冷却液噴射口31を残して加熱コイル10と冷却液噴射
管30とを封止し且つ等速ジョイント50の内面51の形状に
対応するように形成された絶縁物16と、絶縁物16の下端
に接触して設けられた蓋15とを有する加熱コイル体100
を備え、且つ、蓋15は、加熱コイル体100 が等速ジョイ
ント50の内部に挿入されたときに、開孔43と開孔43の周
辺のワーク載置板40との下方を覆い且つワーク載置板40
と蓋15との距離G が、冷却液噴射口31から等速ジョイン
ト50の内部に噴射された冷却液Lが等速ジョイント50の
内面51と絶縁物16との間に充満されるように選定されて
いる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車等の走行系に用いられる等速ジョイントの内面焼入装置に関 する。
【0002】
【従来の技術】
以下、図面を参照して従来の技術を説明する。図5と6はそれぞれ等速ジョイ ントの従来の内面焼入装置に用いられる第1例と第2例の高周波加熱コイル(以 下単に加熱コイルと記す) および冷却液噴射管の斜視図である。
【0003】 自動車等の走行系に用いられる等速ジョイントは、その機能上、等速ジョイン トの内面に形成された転送面に焼入が必要である。この焼入のために、図5に示 す加熱コイル10と冷却液噴射管30が用いられる。
【0004】 等速ジョイントの内部に挿入されて転送面を加熱する第1例の加熱コイル10は 、1対の電源導体12と、両端がこれら電源導体12に接続されたスパイラル状の加 熱導体11とを備えている。冷却液噴射管30は、加熱導体11の中央部分を貫通する ように垂直に配設されており、先端に冷却液噴射口31が設けられている。
【0005】 加熱コイル10と冷却液噴射管30とは、一体となって、等速ジョイントの内部に 挿入されてから、所定時間加熱コイル10に高周波電流を通電後、冷却液噴射管30 の冷却液噴射口31から冷却液を噴射すると、噴射された冷却液が等速ジョイント の内面を冷却して転送面に焼入が行われる。
【0006】 第2例の加熱コイル20は、いわゆるトリポート型の等速ジョイントの内面を焼 入する際に使用される加熱コイルであって、1対の電源導体24と、転送面を加熱 する6個の垂直な加熱導体21と、これら加熱導体21を順次直列に接続する水平な 3個の接続導体22と、水平な2個の接続導体23とを備えている。この加熱コイル 20も、冷却液噴射管30と一体となって等速ジョイントの内部に挿入され、転送面 に硬化層を形成することができる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような加熱コイルと冷却液噴射管を用いて等速ジョイント の内面に焼入を行う場合には以下のような問題があった。即ち、加熱コイルの隣 り合う導体間には隙間があり、また、加熱コイルと冷却液噴射管との間にも隙間 があるので、冷却液噴射口から噴射された冷却液のかなりの部分は、前記隙間に 入って行くから、等速ジョイントの加熱された内面に十分な冷却液を供給するこ とができなかった。その結果、等速ジョイントの内面を完全に焼入することが困 難であった。
【0008】 本考案は上記事情に鑑みて創案されたものであって、等速ジョイントの内面の 高周波焼入において、内面に十分な冷却液を供給して不完全焼入の発生を防止す ることができる等速ジョイントの内面焼入装置を提供することを目的としている 。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本考案の内面焼入装置は、水平なワーク載置板の 開孔周辺に載置された等速ジョイントの内面焼入装置において、前記開孔から等 速ジョイントの内部に挿入されて等速ジョイントの内面を加熱する高周波加熱コ イルと、この高周波加熱コイルの中央部分にほぼ垂直に配設された冷却液噴射管 と、この冷却液噴射管の先端に設けた冷却液噴射口と、この冷却液噴射口を残し て前記高周波加熱コイルと冷却液噴射管とを封止し且つ等速ジョイントの内面形 状に対応するように形成された絶縁物と、前記絶縁物の下端に接触して設けられ た蓋とを有する加熱コイル体を備え、且つ、前記蓋は、前記加熱コイル体が等速 ジョイントの内部に挿入されたときに、前記開孔と開孔周辺のワーク載置板との 下方を覆い且つワーク載置板と蓋との距離が、冷却液噴射口から等速ジョイント の内部に噴射された冷却液が等速ジョイントの内面と前記絶縁物との間に充満さ れるように選定されている。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1と2は第1の実施例を 説明するための図面であって、図1は縦断面説明図、図2は加熱コイル体の斜視 図である。図3は第2の実施例の加熱コイル体の斜視図であり、図4は第3の実 施例の縦断面説明図である。なお、従来の技術で説明したものと同等のものには 同一の符号を付して説明する。
【0011】 第1の実施例の等速ジョイントの内面焼入装置は、軸52を上方に配置した図1 に示す等速ジョイント50の内面51を焼入する装置であって、図1と2に示すよう に、図5で説明した加熱コイル10および冷却液噴射管30に加えて、蓋15と絶縁物 16とを設けた加熱コイル体100 を備えている。蓋15には、加熱コイル10の電源導 体12と冷却液噴射管30とが貫通固定されている。そして、絶縁物16は、加熱コイ ル10と冷却液噴射管30とを、冷却液噴射口31を除いて封止しており、下部は蓋15 の上面に密接している。
【0012】 この絶縁物16は、加熱コイル10の導体同士の隙間、加熱コイル10と冷却液噴射 管30との間のスペース、蓋15と加熱コイル10との間のスペース、および蓋15と冷 却液噴射管30との間のスペースに、例えばガラスラミネートの多数の小片を挿入 し、これら小片同士を例えばアラルダイトで接着すると共に、絶縁物16の表面が 等速ジョイント50の内面51の形状に対応した形状になるように前記小片を配設し ており、この絶縁物16の内面51に対向している表面にも一様にアラルダイトが塗 布されている。
【0013】 図1において、40は水平に配設された金属製のワーク載置板であって、このワ ーク載置板40に設けた円形の開孔43の径は、この開孔43から加熱コイル体100 の 蓋15を除く部分が等速ジョイント50の内部に挿入できるように、絶縁物16の径よ り大きくしてある。開孔43の周辺には、等速ジョイント50の下端が載置される絶 縁性のスペーサ41が数個取り付けられている。なお、ワーク載置板40は、等速ジ ョイント50の加熱時、コンセントリングの役目(即ち、等速ジョイント50の下端 部分の過熱を防止する役目) をする。
【0014】 前記蓋15は、その径が開孔43の径より大きく選定されているので、加熱コイル 体100 が等速ジョイント50の内部に挿入されて内面51に接近対向したときに、蓋 15が開孔43と開孔43の周辺のワーク載置板40との下方を覆うように、且つワーク 載置板40の下面と蓋15の上面との間に所定の間隔G が得られるように、加熱コイ ル10に対する蓋15の位置が設定されている。
【0015】 次に、第1の実施例の動作を説明する。まず、等速ジョイント50をワーク載置 板40のスペーサ41上に載置した後、加熱コイル体100 をワーク載置板40の開孔43 を経由して等速ジョイント50の内部に挿入してから、電源導体12を介して加熱コ イル10に高周波電流を所定時間通電する。この後、冷却液噴射管30の先端の冷却 液噴射口31から冷却液Lを等速ジョイント50の内部に噴射する。
【0016】 噴射された冷却液Lは、符号を付さない矢印の方向に流れて焼入装置外へ落下 する。即ち、噴射された冷却液Lは、加熱コイル体100 の絶縁物16と等速ジョイ ント50の内面51の間を流れてこの内面51を冷却してから、開孔43と絶縁物16との 間およびワーク載置板40の下面と蓋15の上面の間を通過して落下する。この際、 前記距離G は、噴射された冷却液Lが、等速ジョイント50の内面51と加熱コイル 体100 の絶縁物16との間のスペースに充満するように予め選定してあるので、等 速ジョイント50の内面は一様に且つ十分に冷却される。
【0017】 次いで第2の実施例について説明する。この実施例の焼入装置の加熱コイル体 200 は、図3に示すように、図6で説明した加熱コイル20と冷却液噴射管30に加 えて、第1の実施例の蓋15および絶縁物16とそれぞれ同様な蓋25および絶縁物26 とを備えている。従って、第2の実施例の焼入装置も、加熱コイル体200 を、ト リポート型の等速ジョイントの内部に挿入し、3対の加熱導体21をそれぞれ転走 面に対向するように配置して転走面を加熱することによって、第1の実施例の焼 入装置と同様な効果をえることができる。
【0018】 前記実施例においては、等速ジョイントが軸52を備え、内面51の上部が閉鎖さ れている場合であったが、図4に示す等速ジョイント50A のように、内面51の上 部が開放されている筒状のものがある。このような等速ジョイント50A の内面51 を焼入するときには、同図に示すように、等速ジョイント50A の上端を、ほぼ傘 状の押さえ治具60で押さえた状態で、等速ジョイント50と同様に内面51の焼入を 行うことができる。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の等速ジョイントの内面焼入装置は、水平なワー ク載置板の開孔周辺に載置された等速ジョイントの内面焼入装置において、前記 開孔から等速ジョイントの内部に挿入されて等速ジョイントの内面を加熱する高 周波加熱コイルと、この高周波加熱コイルの中央部分にほぼ垂直に配設された冷 却液噴射管と、この冷却液噴射管の先端に設けた冷却液噴射口と、この冷却液噴 射口を残して前記高周波加熱コイルと冷却液噴射管とを封止し且つ等速ジョイン トの内面形状に対応するように形成された絶縁物と、前記絶縁物の下端に接触し て設けられた蓋とを有する加熱コイル体を備え、且つ、前記蓋は、前記加熱コイ ル体が等速ジョイントの内部に挿入されたときに、前記開孔と開孔周辺のワーク 載置板との下方を覆い且つワーク載置板と蓋との距離が、冷却液噴射口から等速 ジョイントの内部に噴射された冷却液が等速ジョイントの内面と前記絶縁物との 間に充満されるように選定されている。
【0020】 従って、本考案の等速ジョイントの内面焼入装置によって等速ジョイントの内 面を焼入したときには、加熱された内面が完全に冷却されて不完全焼入の発生を 防止し所期の硬化層を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例の縦断説明図である。
【図2】本考案の第1の実施例の加熱コイル体の斜視図
である。
【図3】本考案の第2の実施例の加熱コイル体の斜視図
である。
【図4】本考案の第3の実施例の縦断説明図である。
【図5】等速ジョイントの従来の内面焼入装置に用いら
れる第1例の加熱コイルと冷却液噴射管の斜視図であ
る。
【図6】等速ジョイントの従来の内面焼入装置に用いら
れる第2例の加熱コイルと冷却液噴射管の斜視図であ
る。
【符号の説明】
10、20 加熱コイル 15、25 蓋 16、26 絶縁物 30 冷却液噴射管 31 冷却液噴射口 40 ワーク載置板 43 開孔 50 等速ジョイント 51 内面 G 間隔 L 冷却液

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水平なワーク載置板の開孔周辺に載置さ
    れた等速ジョイントの内面焼入装置において、前記開孔
    から等速ジョイントの内部に挿入されて等速ジョイント
    の内面を加熱する高周波加熱コイルと、この高周波加熱
    コイルの中央部分にほぼ垂直に配設された冷却液噴射管
    と、この冷却液噴射管の先端に設けた冷却液噴射口と、
    この冷却液噴射口を残して前記高周波加熱コイルと冷却
    液噴射管とを封止し且つ等速ジョイントの内面形状に対
    応するように形成された絶縁物と、前記絶縁物の下端に
    接触して設けられた蓋とを有する加熱コイル体を備え、
    且つ、前記蓋は、前記加熱コイル体が等速ジョイントの
    内部に挿入されたときに、前記開孔と開孔周辺のワーク
    載置板との下方を覆い且つワーク載置板と蓋との距離
    が、冷却液噴射口から等速ジョイントの内部に噴射され
    た冷却液が等速ジョイントの内面と前記絶縁物との間に
    充満されるように選定されていることを特徴とする等速
    ジョイントの内面焼入装置。
JP110755U 1991-12-17 1991-12-17 等速ジョイントの内面焼入装置 Pending JPH0554535U (ja)

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