JPH0554536U - 高周波焼入用冷却装置 - Google Patents

高周波焼入用冷却装置

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JPH0554536U
JPH0554536U JP113413U JP11341391U JPH0554536U JP H0554536 U JPH0554536 U JP H0554536U JP 113413 U JP113413 U JP 113413U JP 11341391 U JP11341391 U JP 11341391U JP H0554536 U JPH0554536 U JP H0554536U
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nozzle holes
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昇 塚本
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富士電子工業株式会社
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P10/25Process efficiency

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷却効率を上げることにより焼入液の噴出量
を減らし、ポンプを小型化できる。ノズル孔の数を減ら
し、ジャケットの製作を容易にする。 【構成】 円柱状ワークWに両側からジャケット10を
対向させる。ジャケット10のワーク対向面12の中央
線上にノズル孔12aを設ける。中央線を挟んだ対称位
置にノズル孔12bを設ける。ノズル孔12bの中心を
中央線の側に傾斜させる。ノズル孔12a,12bから
円柱状ワークWに噴射される焼入液が円柱状ワークWを
越えない。焼入液の相互干渉による無効液の発生が抑え
られ、冷却効率が上がる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ドライブシャフト等の円柱状ワークの高周波焼入に使用されて、円 柱状ワークの加熱された表面に焼入液を吹き付ける高周波焼入用冷却装置に関す る。
【0002】
【従来の技術】
ドライブシャフト等の円柱状ワークの高周波焼入では、円柱状ワークが水平に 支持され、その表層部が全長、全周にわたって誘導加熱される。円柱状ワークの 表層部が所定の焼入温度に達すると、図5に示すように、円柱状ワークWの表面 を急冷するべく、左右一対のジャケット30に焼入液が導入される。ジャケット 30は、角筒状で、その一側面が円柱状ワークWに側方から全長にわたって対向 している。ジャケット30の対向面には、図6に示すように、多数のノズル孔3 1が全面にわたって均一な密度で千鳥状に開設されている。そして、各ノズル孔 31の中心は、ジャケット30のワーク対向面に直交している。
【0003】 このようなジャケット30を使用した冷却では、多数のノズル孔31から焼入 液が、円柱状ワークWに向けて平行流の状態で噴出されて、ワーク周面の上部か ら下部までの広い範囲を冷却し、液が飛び交い、あたかも冷却効率が良いように 思われる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、円柱状ワークWの上部および下部に衝突する焼入液は、ワーク 周面に対する衝突角が小さいために、衝突後に円柱状ワークWを越える。更に、 円柱状ワークWに衝突しないで円柱状ワークWを越える焼入液も生じる。そのた め、円柱状ワークWの両側から噴出される焼入液が、円柱状ワークWの周囲で互 いに干渉し合い、冷却に寄与しない所謂無効液が多量に発生し、更に有効液の邪 魔をし、冷却効率を低下させる。従って、必要以上に焼入液が必要になり、ポン プ容量の増加を招く。また、冷却効率の低さを補うためにノズル孔が多くなり、 ジャケットの製作コスト増加を招く。
【0005】 本考案はかかる事情に鑑みて創案されたものであり、冷却効率の高い高周波焼 入用冷却装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案にかかる高周波焼入用冷却装置は、高周波焼入すべき円柱状ワーク周面 の周方向一部に、円柱状ワークのほぼ全長にわたって対向され、内部に焼入液が 導入されるジャケットと、該ジャケットのワーク対向面に開設され、前記円柱状 ワークの中心軸に平行なワーク対向面上の中央線を挟んでそれぞれが内側へ傾斜 した多数のノズル孔とを具備することを特徴としている。
【0007】
【実施例】
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。図1は本考案の一実施例を示 す高周波焼入用冷却装置の縦断面図、図2は図1のA−A線矢視図、図3は図2 のB−B線矢視図である。
【0008】 高周波焼入用冷却装置は、円柱状ワークWの焼入に使用される。円柱状ワーク Wは、例えばドライブシャフトで、軸方向に直角な段差部wを中間部に有し、図 示されない支持機構により水平に支持されて周方向に回転される。
【0009】 冷却装置は、円柱状ワークWに側方から全長にわたって対向される角筒状のジ ャケット10を具備している。ジャケット10は、ワーク側と反ワーク側とに二 分された2ピース構造とされ、上下面に取り付けた所謂パチン錠11,11によ り両ピースが結合されている。
【0010】 ジャケット10のワーク対向面12には、多数のノズル孔12a,12b,1 2cが開設されている。ノズル孔12aは、円柱状ワークWの中心軸に平行なワ ーク対向面上の中央線L−L上に等間隔で配列されている。ノズル孔12aの中 心は、ワーク対向面12に直交している。ノズル孔12bは、中央線L−Lを挟 んで対称な両縁部に等間隔で配列されている。上段のノズル孔12bの中心は、 円柱状ワークWの中心軸を向くように、中央線L−Lに直角な面内で下方に傾斜 している。同様に、下段のノズル孔12bの中心は、円柱状ワークWの中心軸を 向くように、中央線L−Lに直角な面内で上方に傾斜している。ノズル孔12c は、中央線L−Lの方向の一部分に中央線L−Lを挟んで2列に設けられている 。ノズル孔12cの中心は、円柱状ワークWの段差部wと交差するように、中央 線L−Lに直角な面に対して傾斜している。
【0011】 ジャケット10の内部には、均圧板20が設けられている。均圧板20は、ワ ーク対向面12に平行な姿勢で、反ワーク側のピースに取り付けられている。均 圧板20には、多数の丸孔21が全面にわたって均一な密度で千鳥状に開設され ている。均圧板20の後方には、ジャケット10内に焼入液を導入する導入孔1 3が開設されている。
【0012】 円柱状ワークWの冷却は、所定の間隔をあけて配設された一対のジャケット1 0,10の間で行われる。円柱状ワークWの表層部が、全周全長にわたって焼入 温度に加熱されると、円柱状ワークWを周方向に回転させた状態で、ジャケット 10の内部に導入孔13から焼入液が導入される。ジャケット10内に導入され た焼入液は、均圧板20を通過してノズル孔12a,12b,12cから一斉に 噴出される。
【0013】 ノズル孔12aから噴出された焼入液は、円柱状ワークWの真横に衝突するの で、衝突後の焼入液が円柱状ワークWを越えることはない。ノズル孔12bから 噴出された焼入液は、ノズル孔12bの中心が円柱状ワークWの中心軸を向いて いるので、円柱状ワークWの周面のやや上部および下部に衝突し、しかも、その 周面の接線に対して直角に当たる。従って、ノズル孔12bから噴出される焼入 液も、円柱状ワークWを越えない。そのため、両側の冷却ジャケットから噴出さ れる焼入液が相互に干渉せず、無効液の発生が抑えられる。その結果、冷却効率 が上がり、焼入液の噴射量を少なくでき、ノズル孔の数も少なくできる。
【0014】 また、ノズル孔12cは、その中心がワーク対向面12上の中央線L−Lに直 角な面に対して傾斜して、円柱状ワークWの段差部wに向いている。そのため、 段差部wが円柱状ワークWの中心軸に直角であるにもかかわらず、十分な量の焼 入液が衝突し、他の部分と同様に焼入される。
【0015】 図4は他のワーク対向面を示す。ワーク対向面12上の中央線L−Lを挟んで ノズル孔12aが2列に設けられており、その各外側にノズル孔12cが設けら れている。そして、中央線L−Lから離れた位置にノズル孔12bが設けられて いる。中央線L−Lの方向の液量均一化を図るためと、ノズル孔の加工を容易に するために、ノズル孔12a,12aおよびノズル孔12b,12bは千鳥状に 配列され、ノズル孔12c,12cも中央線L−Lの方向に若干偏位して設けら れている。
【0016】
【考案の効果】
以上に説明したように、本考案にかかる高周波焼入用冷却装置は、ジャケット のワーク対向面に開設される多数のノズル孔を、円柱状ワークの中心軸に平行な ワーク対向面上の中央線を挟んでそれぞれが内側へ傾斜した構成としたので、ノ ズル孔から噴出される焼入液が円柱状ワークを越えるのを防ぎ、焼入液の相互干 渉による無効液の発生を抑える。そのため、冷却効率が上がり、焼入液を少なく できることから、ポンプの小型化等が可能になる。また、ノズル孔を少なくでき ることから、加工コストの節減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す高周波焼入用冷却装置
の縦断面図である。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】図2のB−B線矢視図である。
【図4】他のワーク対向面を示す立面図である。
【図5】従来のジャケットによる冷却を示す模式図であ
る。
【図6】従来のジャケットのワーク対向面を示す立面図
である。
【符号の説明】
10 ジャケット 12 ワーク対向面 12a,12b,12c ノズル孔 13 導入孔 20 均圧板 W 円柱状ワーク

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高周波焼入すべき円柱状ワーク周面の周
    方向一部に、円柱状ワークのほぼ全長にわたって対向さ
    れ、内部に焼入液が導入されるジャケットと、該ジャケ
    ットのワーク対向面に開設され、前記円柱状ワークの中
    心軸に平行なワーク対向面上の中央線を挟んでそれぞれ
    が内側へ傾斜した多数のノズル孔とを具備することを特
    徴とする高周波焼入用ジャケット。
  2. 【請求項2】 前記ワーク対向面に、その面上の中央線
    に直交する面に対して傾斜したノズル孔を開設したこと
    を特徴とする請求項1に記載の高周波焼入用冷却装置。
JP1991113413U 1991-12-26 1991-12-26 高周波焼入用冷却装置 Expired - Lifetime JP2528940Y2 (ja)

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