JPH0554558B2 - - Google Patents

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JPH0554558B2
JPH0554558B2 JP62292626A JP29262687A JPH0554558B2 JP H0554558 B2 JPH0554558 B2 JP H0554558B2 JP 62292626 A JP62292626 A JP 62292626A JP 29262687 A JP29262687 A JP 29262687A JP H0554558 B2 JPH0554558 B2 JP H0554558B2
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Japan
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ladder
canopy
sliding
fixed
opening
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Naoto Akai
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、天井裏空間と居室空間とを連通すべ
く天井に開設された出入口に取付られる梯子であ
つて、天井取付用の梯子収納枠体の居室側開口面
を閉塞すべく開閉自在となつた天蓋上に固定され
た伸長自在の梯子組体を、天蓋を開放することに
より居室側へ下降させて伸長させるようにした天
井用梯子装置に関するものである。
(従来の技術) この種の天井用梯子装置は、平面矩形であつて
上面及び下面を開口させた梯子収納枠体と、該梯
子収納枠体の下面の開口部を開閉するように一端
部を開閉中心として前記梯子収納枠体に支持させ
た天蓋と、該天蓋の上面に、該天蓋の自由端方向
へ伸長すべく折畳まれかつ前記梯子収納枠体内へ
収納されるように装着された梯子組体からなり、
前記天蓋の自由端部の両側を、天蓋の開放開始時
に天蓋と梯子組体の自重による天蓋開放回動力よ
りも、これとは逆に引張りばねにより付与される
天蓋閉塞回動力が大きく、天蓋の開放過程で両回
動力が平衡した後、天蓋開放回動力が天蓋閉塞回
動力よりも大きくなるようにした吊持手段で梯子
収納枠体に吊持させた構成とし、比較的小さな操
作力により天蓋の開閉ができるようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) ところが上記構成の天井用梯子装置では、天蓋
の開閉時に、操作者が操作力を加えなければなら
ない欠点がある。
しかも、天蓋開放回動力と天蓋閉塞回動力とが
平衡する天蓋の開放角度を小さく設定すると、天
蓋を開放する際に、僅かな引き下げ力の付与によ
つて平衡する開放角度まで天蓋を開くことができ
るけれども、平衡位置から最大開放角度までは、
天蓋開放回動力と慣性力によつて勢いよく開放さ
れて、天蓋の回動中心部を損傷したり、操作者に
衝突する恐れがある等の不都合を招来するととも
に、梯子を収納する場合には、最大開放角度から
回動力の平衡する角度まで戻すのに上方向の大き
な力を加える必要が生じ、作業性を悪くする。
また、前記とは逆に、天蓋開放回動力と天蓋閉
塞回動力とが平衡する天蓋の開放角度を大きく設
定すると、天蓋を開放する際に、大きな引き下げ
力を付与しなければならないと共に、収納時には
天蓋が勢いよく天井に衝突する欠点がある。
本発明は上記従来の欠点に鑑み為されたもので
あつて、人為的な開閉操作力を加えることなく小
さな電動開閉駆動力によつて安全かつ円滑に天蓋
の開閉ができ、しかも、安定状態において梯子の
伸長、折畳の作業ができるところの天井用梯子装
置を提供することを目的としている。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための天井用梯子装置は、
対向するそれぞれ一対の端板と側板により平面形
状を矩形として上、下面を開口させた梯子収納枠
体と、この梯子収納枠体内に収納されるものであ
つて、固定踏板が段設されかつ、固定梯子上を摺
動して伸縮するようになつた摺動梯子の一端に固
定踏板の段設された折梯子が折畳自在に連設さ
れ、前記固定梯子には、前記摺動梯子の摺動伸長
時に起立して固定踏板の段設延長上に踏板が段設
されるように起伏自在の起伏踏板を設けた梯子組
体と、この梯子組体の固定梯子が固定され、前記
摺動梯子を摺動方向に牽引できる電動牽引手段が
具備されかつ前記梯子収納枠体の下面の開口面を
閉塞する天蓋とから構成し、この天蓋を、梯子組
体の伸長方向の反対側に設けた水平な回動中心軸
を中心として回動するように前記梯子収納枠体の
両側板内面に開閉自在に枢着するとともに、該枢
着部の回りに常に天蓋を閉塞する方向の回動力を
付与する閉塞回動力付与手段を具備させ、かつ天
蓋の開閉自由端側両側と、これに対応する梯子収
納枠体の両側板内面とを、屈曲可能であつて天蓋
の開き角度を規制する屈折リンクで連結するとと
もに、天蓋の回動中心寄りの固定梯子の端部と前
記屈折リンクの屈曲部とを天蓋開閉用レバーで屈
折自在に連結し、該天蓋開閉用レバーと固定梯子
との連結部は、摺動梯子の摺動に追従して摺動方
向に移動するとともに、天蓋の所定開き角度にお
いて追従が解除されるように係合したことを特徴
としている。
(発明の作用) 上記構成された本発明の天井用梯子装置は、天
蓋を開いて梯子組体を伸長設置する場合と、伸長
設置された梯子組体を収納する場合に、電動牽引
手段が操作される。
まず、梯子組体を伸長設置すべく電動牽引手段
を操作すると、梯子収納枠体内に収納状態にある
梯子組体の摺動梯子に伸長方向への牽引力が作用
して、摺動梯子が固定梯子上を伸長方向へ摺動す
るようになると同時に、固定梯子に係合して摺動
梯子の摺動に追従する天蓋開閉用レバーにより、
天蓋には枢着部を回動中心として開こうとする力
が作用するようになり、かつ、摺動梯子の伸長方
向への摺動により、固定梯子に支持された起伏自
在の起伏踏板を起立させるようになる。
従つて、摺動梯子が伸長方向へ摺動するにつれ
て、順次起伏踏板を起立させるとともに、閉塞回
動力付与手段による天蓋を閉塞する方向の回動力
に打勝つて天蓋が開放される。
そして、開放角度が屈折リンクで拘束されるま
で天蓋が開放された時点において、天蓋開閉用レ
バーの追従が解除され、その後は、摺動梯子のみ
が伸長方向へ摺動し、所定の位置まで伸長した時
点で電動牽引手段の駆動が停止する。この時点に
おいて、摺動梯子の伸長方向端部に折畳自在に連
設された折梯子を伸長する。
次に伸長設置された梯子組体を収納する場合、
まず、折梯子を折畳んで摺動梯子に重ねた後、電
動牽引手段を操作すると、前記とは逆の牽引力が
摺動梯子に作用して、摺動梯子が短縮する方向へ
摺動し、起立状態の起伏踏板を順次伏倒するよう
になるとともに、所定の位置まで短縮された時点
において、天蓋開閉用レバーが摺動梯子の短縮方
向の移動に追従するようになる。
この天蓋開閉用レバーの短縮方向への追従移動
によつて、屈折リンクの屈折部分を引つ張るよう
になる。これによつて、回動中心を支点とする天
蓋閉塞回動力が作用するようになり、閉塞回動力
付与手段により常に作用している閉塞回動力との
共同で天蓋が閉じ、天蓋に固定された梯子組体は
梯子収納枠体内へ収納されるようになる。
(実施例) 本発明に係る天井用梯子装置の実施例を図面に
基づいて説明する。
第1図は本発明の天井用梯子装置の一部を破断
して示した概略分解図、第2図は梯子収納枠体部
分の平面図、第3図は天蓋部分の平面図である。
これら第1図乃至第3図に示したように、本発
明の天井用梯子装置は、梯子収納枠体3と、この
梯子収納枠体内に収納される梯子組体4と、この
梯子組体4が固定され、かつ前記梯子収納枠体3
の下面の開口部を一端部の水平な回動中心軸周り
に回動して開閉する天蓋5とからなる。
そして、梯子収納枠体3は、対向するそれぞれ
一対の端板1,1と側板2,2により平面形状を
矩形として上面及び下面を開口させたものであつ
て、側板2,2の一端部下方に回動中心用受孔6
を穿設するとともに、下面の開口部の内縁部には
天蓋5の上方回動を阻止する閉止縁7が突設さ
れ、側板2,2の他端部寄り内面には、閉塞回動
力付与手段となるガススプリング8の他端を枢着
支持するスプリング支持ブラケツト9と、屈折リ
ンク10の上腕11の端部を枢着する上腕枢着金
具12と、梯子組体4の回動端部を支持するロツ
ク受金具13が固定されている。
このロツク受金具13は、案内傾斜面13aと
水平支持面13bとを具備している。
また前記屈折リンク10は、第1図、第2図に
示すように、上腕11と下腕14とがピン10a
で屈折自在に連結されており、この屈折部分の下
方に、支軸15に支持された係合用ローラ16を
一端に有する天蓋開閉用レバー17の他端部がピ
ン10bで連結されている。
天蓋5は、第1図、第3図、第4図に示すよう
に、前記梯子収納枠体3の下面開口部を閉塞する
大きさとし、前記側板2,2の回動中心用受孔6
に対応する一端部位置上に、回動中心孔18が穿
設されかつその上方に前記ガススプリング8の一
端を枢着するようにした支持金具19を固定し、
該回動中心孔18と前記回動中心受孔6とに回動
中心軸Aを通して枢着することにより、梯子収納
枠体3に対し開閉自在となつている。
そしてこの天蓋5の開閉自由端側両側には、屈
折リンク10の下腕14を枢着する下腕枢着金具
20が固定され、回動中心側端部の両側には、最
上段固定踏板21を架設支持した踏板架設腕22
が、また該踏板架設腕22の間には、電動牽引手
段の駆動源である正逆回転モータ23がそれぞれ
固定されている。
また前記ガススプリング8の一端を支持するよ
うにした支持金具19は、ガススプリング8の一
端を枢着するスライダ19aが取付いており、こ
のスライダ19aをネジ棒19bにより移動させ
ることによりガススプリング8の力の作用位置を
回動中心軸Aより上方へ変化調整させ得るように
なつている。
さらに第4図に示すように前記踏板架設腕22
には、水平方向の牽引用軸24が架設され、両端
には牽引用ドラム25が軸着されており、正逆回
転モータ23による回転が歯車26,27を介し
て伝達されるようになつている。
梯子組体4は、第1図、第3図、第6図乃至第
8図に示すように、固定踏板28aが段設され、
かつ固定梯子29上を摺動して伸縮するようにな
つた摺動梯子30の一端に固定踏板28bの段設
された折梯子31が折畳自在に連設されており、
固定梯子29を構成する摺動基枠32に固定され
た固定用金具33で、伸長方向が天蓋5の開閉自
由端方向となるように天蓋5に固定されている。
そして、摺動梯子30と折梯子31とは、第1
図に示すように、それぞれの端部に固定された連
設用金具60,61の相互を連結ピン62で結合
し、連設用金具61に突設した掛けピン63に連
設用金具60に枢着した掛け金64を掛けて真直
状態を維持するようになつている。
また前記固定梯子29と摺動梯子30との摺動
構造は、第6図、第8図に示すように、固定梯子
29の両側の摺動基枠32の外面上縁部に沿つて
固定された断面C型の基礎レール34と、摺動梯
子30の手摺枠35の下縁に沿つて限定された断
面C型の摺動用レール36とを、各レール34,
36のC型の溝内で転動するスライドローラ37
を有するスライドカバー38で握持するようにな
つている。
また第7図、第8図に示すように、固定梯子2
9の摺動基枠32,32の間には、摺動梯子30
の摺動伸長時に起立して固定踏板28aの段設延
長上に踏板が段設されるように起伏自在の起伏踏
板39が設けられている。
この起伏踏板39は、当腕40と支持腕41と
でL型に形成した回動支腕42の支持腕41に固
定されており、回動支腕42は伏倒時に当腕40
が摺動基枠32の上縁から突出するように、摺動
基枠32の内面に固定された支持ブラケツト43
にピン44で枢着されている。
そして、摺動基枠32上を摺動する摺動梯子3
0の手摺枠35の内面には、摺動時に前記回動支
腕42の当腕40に当たる起伏操作用ピン45が
水平方向に突設されている。
また摺動基礎枠32の内面両端部には、牽引ワ
イヤ用転子46が取付き(第6図、第7図参照)、
摺動梯子30の手摺枠35の一端部内面には、ワ
イヤ止めピン47a,47bを突設したピン固定
金具48が固定されており、第5図に示すよう
に、正逆回転モータ23により回転する牽引用ド
ラム25に巻かれた牽引用ワイヤ49は、その一
端を牽引用ワイヤ転子46に掛け回してワイヤ止
めピン47bに固定するとともに、他端をワイヤ
止めピン47aに固定することにより掛けられて
いる。
さらに摺動梯子30の一端外側には、第1図、
第6図に示すように、天蓋開閉用レバー17を摺
動梯子30の摺動に追従して摺動方向に移動させ
るための追従手段Bが設けられている。
この追従手段Bは、手摺枠35の外側に固定さ
れた支持金具50に、先端部にガイド斜面51a
を有するフツク51を形成した掛け金具52と、
該掛け金具52を揺動させる掛け爪53及び接当
端54aを形成したカム板54とを同軸で枢着
し、カム板54の接当端54aを枢着位置下方に
維持するために、カム板54の後端と支持金具5
0とをスプリング55で連結した構成となつてお
り、掛け金具52のフツク51は、基礎レール3
4内に配設された係合用ローラ16と天蓋開閉用
レバー17の一端とを結合する支軸15に掛かつ
ている。そして、基礎レール34の一端部には、
摺動梯子30の短縮時に掛け金具52のガイド斜
面51aが乗り上げて、支軸15からフツク51
の掛かりを解除するようにした解除金具56が固
定され、また固定梯子29の摺動基枠32の外面
であつて前記カム板54の移動ライン上に、天蓋
5が最大に開放された位置でカム板54の接当端
54aに当る解除ピン57が突設されている。
尚、第1図、第6図における摺動梯子30の手
摺枠35の外面に水平に突設したロツク用軸58
は、梯子組体4が梯子収納枠体3内に収まつた際
に、ロツク受金具13の案内傾斜面13aの横と
なるように設けられたものである。
次に上記実施例に係る天井用梯子装置の結合を
要約説明する。
まず、梯子収納枠体3と天蓋5は、梯子収納枠
体3の回動中心受孔6に、梯子組体4を固定した
天蓋5の回動中心孔18を合致させ、これに回動
中心軸Aを通して枢着することにより開閉自在と
なつている。
そして、側板2,2の内面には、天蓋5に回動
中心軸Aを回動中心として閉塞させる方向の回動
力を常に作用させるガススプリング8の他端が枢
着支持され、ガススプリング8の他端は、回動中
心軸Aを支持すべく天蓋5に固定された支持金具
19に枢着されている。
また、上腕11と下腕14とをピン10aで屈
折自在に連結した屈折リンク10の上腕11の自
由端部を側板2,2の内面に枢着するとともに、
屈折リンク10の下腕14の自由端部を、天蓋5
の開閉自由端側両側に固定した下腕枢着金具20
に枢着し、この屈折リンク10の屈折部分の下方
に枢着した天蓋開閉用レバー17の自由端部の係
合用ローラ16が、梯子組体4の固定梯子29に
固定されている基礎レール34内に係合されてい
る。
さらに、天蓋5に固定された正逆回転モータ2
3により駆動される牽引用ドラム25に巻かれた
牽引用ワイヤ49の両端は、固定梯子29の摺動
基枠32に支持された牽引ワイヤ用転子46に掛
け回されて摺動梯子30に固定されている。
次に上記構成された天井用梯子装置の作動を、
第9図乃至第12図に基づいて説明する。
まず第9図は天蓋5に固定された梯子組体4が
梯子収納枠体3内に収納されロツクされた状態
(二点鎖線の位置)である。
この状態においては、梯子組体4と天蓋5の自
重による回動中心軸Aの回りの天蓋開放回動力
と、該天蓋開放回動力よりも僅かに小さいガスス
プリング8による逆方向の回動力、即ち天蓋閉塞
回動力とが作用しているが、梯子組体4の摺動梯
子30の外側に突設したロツク用軸58が、梯子
収納枠体3の側板2,2内面に設けたロツク受金
具13の水平支持面上13aに係合支持されて、
収納状態を安定的に維持するようになつている。
このとき、二つ折れ状態に屈折した屈折リンク
10の屈折部分に枢着されている天蓋開閉用レバ
ー17に支軸15を介して支持されている係合用
ローラ16は、固定梯子29の摺動基枠32に固
定されている基礎レール34の回動中心側端部に
おいて係合しているが、摺動梯子30に装備させ
た追従手段Bの掛け金具52は、基礎レール34
の始端部に固定した解除金具56により押し上げ
られて、天蓋開閉用レバー17の支軸15との係
合が解除された状態にある。
この状態において、開放用操作スイツチ(図示
せず)を押して正逆転モータ23を駆動すると、
これにより牽引される牽引用ワイヤ49により摺
動梯子30は摺動を開始する。
この摺動の当初においてロツク用軸58がロツ
ク受金具13の水平支持面13aから案内傾斜面
13bに至つた段階で、追従手段Bの掛け金具5
2が天蓋開閉用レバー17の支軸15と係合する
(第9図中実線で示す状態)と同時に、回動中心
軸Aを回動中心として天蓋5の開放が開始され、
天蓋5の開放と摺動梯子30の摺動による伸長が
並行して行われ(第10図参照)、また、摺動梯
子30の伸長方向への摺動に伴なつて、摺動梯子
30の手摺枠内面に突設した起伏操作用ピン45
が、固定梯子29の摺動基枠32の間に設けた起
伏踏板39の当腕40に接当され、起伏踏板39
の重心の移動と相俟つて起伏踏板39を起立させ
るようになるのである(第7図参照)。
この段階では、常に作用するガススプリング8
による天蓋閉塞回動力よりも大きい自重による天
蓋開放回動力によつて回動しようとする天蓋5
を、摺動梯子30の摺動に追従する天蓋開閉用レ
バー17より屈折状態が拘束される屈折リンク1
0による天蓋吊持力で支持する状態となる。
このため、摺動梯子30の摺動伸長に従つて屈
折リンク10の屈折部が伸び、これが真直となつ
た状態で最大開放角度に天蓋5は開放される(第
11図参照)。
そして天蓋5が最大開放角度に開放される直前
に、摺動基枠32の外側に突設した解除ピン57
が、追従手段Bのカム板54に接当する。
この接当により掛け金具52が回動して、天蓋
開閉用レバー17の支軸15から掛け金具52の
フツク51が外れ、摺動用梯子30は所定の位置
まで継続して摺動し、伸長摺動停止用リミツトス
イツチ(図示せず)が作動した段階で開放用操作
スイツチがオフとなつて正逆回転モータ23が停
止し、摺動梯子30の摺動が停止する。
その後、摺動梯子30の伸長側端部に連設され
て折畳まれている折梯子31を起して伸ばすこと
により、折梯子31の固定踏板28bと摺動梯子
30の固定踏板28aと固定梯子29の起伏踏板
39が、天蓋5の開放状態における傾斜線と平行
した一直線上となつて梯子の設置が完了する(第
12図参照)。
そして設置された梯子を収納する場合は、前記
配設設置とは逆の動きにより行われる。
即ち、まず折梯子31を摺動梯子30上に折重
した後、収納用操作スイツチ(図示せず)を操作
して正逆回転モータ23を反転駆動させると、牽
引用ワイヤ49により摺動梯子30が短縮方向に
牽引され、これが固定梯子29に沿つて摺動し上
昇する。
この摺動上昇過程において、追従手段Bのカム
板54が解除ピン57に接当されると同時に、掛
け金具52の先端のガイド斜面51aが、天蓋開
閉用レバー17の支軸15に接当する。
この場合、カム板54はスプリング55に抗し
て単独回動するから、摺動梯子30は前記解除ピ
ン57の存在に関係なく上昇し、掛け金具52の
フツク51部が天蓋開閉用レバー17の支軸15
に係合するようになる。
そして、掛け金具52のフツク51部が天蓋開
閉用レバー17の支軸15に係合したことによつ
て、天蓋開閉用レバー17の支軸15部が摺動梯
子30の摺動に追従し、真直状態にある屈折リン
ク10の屈折部が徐々に屈折されて、天蓋5に閉
塞方向の回動力が作用し、摺動梯子30の短縮方
向摺動と天蓋5の閉塞方向回動が同時に進行する
ようになる。
その後、天蓋5の閉塞方向回動と摺動梯子30
の短縮方向摺動により、ロツク用軸58がロツク
受金具13の水平支持面13aから案内傾斜面1
3b上に至つた段階で、追従手段Bの掛け金具5
2のガイド斜面51aが解除金具56上に乗上げ
て、掛け金具52と天蓋開閉用レバー17の支軸
15との係合が解除される。
そしてさらに摺動梯子30が短縮方向に摺動し
て、ロツク用軸58がロツク受金具13の水平支
持面13bに至つた時点で、短縮摺動停止用リミ
ツトスイツチ(図示せず)が作動して、閉塞用操
作スイツチがオフとなり、正逆回転モータ23が
停止し、摺動組体4の梯子収納枠体3への収納
と、天蓋5による梯子収納枠体3の下面開口部の
閉塞が完了する。
尚、上記実施例においては、電動牽引手段とし
て、正逆回転モータ23とこれにより駆動される
牽引用ドラム25及び牽引用ワイヤ49を使用し
たが、これに限定されるものではなく、歯車と歯
付ベルト、VプーリーとVベルト、スプロケツト
とチエーン等の巻掛電動手段の屈撓部材の一部を
摺動梯子の一部に固定するようにした構成したも
のでもよい。
また閉塞回動力付与手段として、引つ張りバネ
を使用することもできる。
さらに起伏踏板39は、個々に起伏させるので
はなく、摺動梯子30の伸張方向摺動の終端位置
において作動させ、連動して起伏するようにして
もよい。
さらにまた、ロツク用軸58とロツク受金具1
3によるロツク装置は、バネと電磁力を利用によ
り出没するロツクピンをロツク孔に係合させるよ
うにしたものとすることもできる。
また第12図に二点鎖線で示したように、折梯
子31に伸縮調節自在の支持脚65を折畳自在に
枢着し、折梯子31上に体重による荷重を支持す
るようにして、連設金具60,61と連結ピン6
3による連設部分の破損を防止するようにする場
合もある。
(発明の効果) 以上説明した本発明に係る天井用梯子装置によ
れば、回動中心軸を支点に開閉自在となつた天蓋
に、天蓋を閉塞する方向の閉塞回動力を常に作用
させるようにするとともに、折梯子を連設した摺
動梯子を固定梯子上に摺動させるようにし、この
摺動梯子を電動牽引手段で牽引摺動させ、かつ、
梯子組体を固定した天蓋の開閉を、電動牽引手段
により制御するようにし、天蓋の開閉と同時に梯
子組体の伸長を行わせるようにしたから、極めて
小能力で小型の駆動モータにより、短時間で安全
かつ円滑に梯子装置の開閉ができるようになると
ともに、開放、閉塞用操作スイツチの操作と折梯
子の折畳といつた簡単な作業により、天井用梯子
の配設と収納が達成される。
このため、従来のように、最大開放角度にまで
天蓋が開く際に、勢いよく開放されて天蓋の回動
中心部を損傷したり、操作者に衝突する恐れがあ
る等の不都合を招来することなく、また、梯子を
収納する場合においても、天蓋が勢いよく天井に
衝突するといつた欠点が解消される。
また、折梯子の伸長、折畳作業を、低い位置に
おいて行うことができるので、その作業性は著し
く良好となり、さらに、摺動梯子の伸長方向端部
に、手動で折畳する折梯子を連設しているので、
梯子の摺動は幼児の手の届かない一定の高さ以上
において行なわれ、幼児等の手が摺動部分に挟ま
れたり、伸長する梯子と床との間に挟まれる等の
危険がなく、安全に梯子の配設、収納ができるよ
うになる。
さらに固定梯子に起伏自在の起伏踏板を設け、
折梯子の固定踏板と摺動梯子の固定踏板と固定梯
子の起伏踏板が、天蓋の開放状態における傾斜線
と平行した一直線上となるようにしたから、段違
いが形成されず、安全に昇降ができるところの天
井用梯子装置とすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る天井用梯子装置
の分解状態を示す概略図、第2図は梯子組体と天
蓋部分を省略した梯子収納枠体の平面分解図、第
3図は天蓋部分の概略平面図、第4図は梯子組体
を天蓋に固定した場合の回動中心側からの側面
図、第5図は牽引用ワイヤの掛け合せ状態を示す
説明図、第6図は摺動梯子の摺動構成と天蓋開閉
用レバーの追従構成を示す部分図、第7図は起伏
踏板の構成を示す部分断面図、第8図は第7図に
おける矢印方向からの部分側面図、第9図乃至第
12図は天蓋及び梯子組体の開閉及び伸縮の状態
を示す変化状態図、第12図は梯子装置の伸長状
態図である。 A……回動中心軸、B……追従手段、1……端
板、2……側板、3……梯子収納枠体、4……梯
子組体、5……天蓋、8……ガススプリング、1
0……屈折リンク、11……上腕、14……下
腕、16……係合用ローラ、17……天蓋開閉用
レバー、19……支持金具、20……下腕枢着金
具、23……正逆回転モータ、25……牽引用ド
ラム、29……固定梯子、28a,28b……固
定踏板、30……摺動梯子、31……折梯子、3
2……摺動基枠、34……基礎レール、36……
摺動用レール、38……スライドカバー、39…
…起伏踏板、45……起伏操作用ピン、46……
牽引ワイヤ用転子、47……ワイヤ止めピン、4
9……牽引用ワイヤ、52……掛け金具、54…
…カム板、56……解除金具、57……解除ピ
ン。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 対向するそれぞれ一対の端板1,1と側板
    2,2により平面形状が矩形で、上、下面を開口
    させた梯子収納枠体3と、この梯子収納枠体3内
    に収納される梯子であつて、固定踏板28aが段
    設されかつ固定梯子29上を摺動して伸縮するよ
    うになつた摺動梯子30の一端に固定踏板28b
    の段設された折梯子31が折畳自在に連設され、
    前記固定梯子29には、前記摺動梯子30の摺動
    伸長時に起立して前記それぞれの固定踏板28
    a,28bの段設延長上に踏板が段設されるよう
    に起状自在の起伏踏板39を設けた梯子組体4
    と、この梯子組体4の固定梯子29が固定され、
    また前記摺動梯子30を摺動方向に牽引できる電
    動牽引手段が具備され、かつ前記梯子収納枠体3
    の下面の開口面を閉塞する天蓋5とからなり、こ
    の天蓋5を、梯子組体4の伸長方向の反対側に設
    けた水平な回動中心軸Aを中心として回動するよ
    うに前記梯子収納枠体3の両側板内面に開閉自在
    に枢着するとともに、該枢着部の回りに常に天蓋
    5を閉塞する方向の回動力を付与する閉塞回動力
    付与手段を具備させ、かつ天蓋5の開閉自由端側
    両側と、これに対応する梯子収納枠体3の両側板
    内面とを、屈曲可能であつて天蓋5の開き角度を
    規制する屈折リンク10で連結するとともに、天
    蓋5の回動中心寄りの固定梯子29の端部と前記
    屈折リンク10の屈曲部とを天蓋開閉用レバー1
    7で屈折自在に連結し、該天蓋開閉用レバー17
    と固定梯子29との連結部は、摺動梯子30の摺
    動に追従して摺動方向に移動するとともに天蓋5
    の所定開き角度において追従が解除されるように
    した追従手段Bにより係合したことを特徴とする
    天井用梯子装置。 2 電動牽引手段は、正逆回転モータ23により
    駆動される牽引用ドラム25に巻き掛けられた牽
    引用ワイヤ49の一端を、摺動基礎枠32の内面
    両端部を取付けた牽引ワイヤ用転子46に掛け回
    して、摺動梯子30の手摺枠35の一端部内面に
    突設したワイヤ止めピン47aに固定するととも
    に、牽引用ワイヤ49の他端を、前記ワイヤ止め
    ピン47aに隣接して突設したワイヤ止めピン4
    7bに固定した構成である特許請求の範囲第1項
    記載の天井用梯子装置。
JP62292626A 1987-11-18 1987-11-18 天井用梯子装置 Granted JPH01244097A (ja)

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