JPH0554592B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0554592B2 JPH0554592B2 JP59276007A JP27600784A JPH0554592B2 JP H0554592 B2 JPH0554592 B2 JP H0554592B2 JP 59276007 A JP59276007 A JP 59276007A JP 27600784 A JP27600784 A JP 27600784A JP H0554592 B2 JPH0554592 B2 JP H0554592B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ptfe
- diaphragm
- boss
- valve
- stud
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16J—PISTONS; CYLINDERS; SEALINGS
- F16J3/00—Diaphragms; Bellows; Bellows pistons
- F16J3/02—Diaphragms
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Reciprocating Pumps (AREA)
- Diaphragms And Bellows (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、ダイヤフラムおよびその製法に関
し、さらに詳しくはダイヤフラムポンプあるいは
ダイヤフラム弁に用いられるダイヤフラムおよび
その製法に関する。
し、さらに詳しくはダイヤフラムポンプあるいは
ダイヤフラム弁に用いられるダイヤフラムおよび
その製法に関する。
発明の技術的背景ならびにその問題点
ダイヤフラムポンプあるいはダイヤフラム弁に
おいては、空気圧によつてダイヤフラムを変位駆
動させることによつて、流体移動を制御してい
る。このようなダイヤフラムポンプあるいはダイ
ヤフラム弁に用いられるダイヤフラムは、一般
に、円周部をのぞいて中央部が円弧状に湾曲され
たポリテトラフルオロエチレン(以下PTFEとい
うことがある)製弁膜と、この弁膜のほぼ中心部
に設けられた、金属製スタツドが先端部に設けら
れたPTFE製ボスとからなり、前記弁膜は前記ボ
スに固定されていた。
おいては、空気圧によつてダイヤフラムを変位駆
動させることによつて、流体移動を制御してい
る。このようなダイヤフラムポンプあるいはダイ
ヤフラム弁に用いられるダイヤフラムは、一般
に、円周部をのぞいて中央部が円弧状に湾曲され
たポリテトラフルオロエチレン(以下PTFEとい
うことがある)製弁膜と、この弁膜のほぼ中心部
に設けられた、金属製スタツドが先端部に設けら
れたPTFE製ボスとからなり、前記弁膜は前記ボ
スに固定されていた。
ところで上記のようなダイヤフラムは、従来以
下のような方法によつて製造されてきた。まず、
第1の方法では、円周部を除いて円弧状に湾曲さ
れた弁膜形成用中空部と、この中空部の中心部に
ボススペースが設けられた金型を準備し、この金
型のボススペースに金属製スタツドを載置すると
ともに、前記ボススペースを含めた金型内部に、
PTFEモールデイングパウダーを充填して加圧に
より予備成形し、得られた予備成型物を金型から
取り出すことなく327℃以上の温度で焼成し、次
いで高温状態に保つたまま金型を加圧して成形す
ると同時に金型を急冷してダイヤフラムを製造し
ていた。ところが、この第1の方法では、金型内
の狭い弁膜成形用中空部にPTFE粉末を均一に充
填することは極めて困難であつて、このため
PTFE粉末の充填むらが生じ、得られるダイヤフ
ラムの強度に部分的なばらつきが生じるという重
大な問題点があつた。
下のような方法によつて製造されてきた。まず、
第1の方法では、円周部を除いて円弧状に湾曲さ
れた弁膜形成用中空部と、この中空部の中心部に
ボススペースが設けられた金型を準備し、この金
型のボススペースに金属製スタツドを載置すると
ともに、前記ボススペースを含めた金型内部に、
PTFEモールデイングパウダーを充填して加圧に
より予備成形し、得られた予備成型物を金型から
取り出すことなく327℃以上の温度で焼成し、次
いで高温状態に保つたまま金型を加圧して成形す
ると同時に金型を急冷してダイヤフラムを製造し
ていた。ところが、この第1の方法では、金型内
の狭い弁膜成形用中空部にPTFE粉末を均一に充
填することは極めて困難であつて、このため
PTFE粉末の充填むらが生じ、得られるダイヤフ
ラムの強度に部分的なばらつきが生じるという重
大な問題点があつた。
また第2の方法では、円周部および中央部とと
もに平板状であつて、弁膜形成用中空部と、この
中空部の中央部に設けられたボススペースとを有
する金型を準備し、この金型のボススペースに金
属製スタツドを載置するとともに、前記ボススペ
ースを含めた金型内部にPTFEモールデイングパ
ウダーを充填して加圧により予備成形し、得られ
た予備形成物を金型から取出して327℃以上の温
度に予備焼成する。ついで再度327℃以上の温度
に加熱してゲル状態とした後急冷し、得られたダ
イヤフラムを327℃未満の温度で加熱しながら、
弁膜の円周部を除いて円弧状に湾曲付けを行つて
ダイヤフラムを製造していた。ところがこの方法
でも、第1の方法と同様に、金型内の狭いスペー
スにPTFE粉末を均一に充填することは難かし
く、PTFE粉末の充填むらが生じ、したがつて得
られるダイヤフラムの強度に部分的なばらつきが
生ずるという重大が問題点があつた。
もに平板状であつて、弁膜形成用中空部と、この
中空部の中央部に設けられたボススペースとを有
する金型を準備し、この金型のボススペースに金
属製スタツドを載置するとともに、前記ボススペ
ースを含めた金型内部にPTFEモールデイングパ
ウダーを充填して加圧により予備成形し、得られ
た予備形成物を金型から取出して327℃以上の温
度に予備焼成する。ついで再度327℃以上の温度
に加熱してゲル状態とした後急冷し、得られたダ
イヤフラムを327℃未満の温度で加熱しながら、
弁膜の円周部を除いて円弧状に湾曲付けを行つて
ダイヤフラムを製造していた。ところがこの方法
でも、第1の方法と同様に、金型内の狭いスペー
スにPTFE粉末を均一に充填することは難かし
く、PTFE粉末の充填むらが生じ、したがつて得
られるダイヤフラムの強度に部分的なばらつきが
生ずるという重大が問題点があつた。
さらに第3の方法では、PTFEモールデイング
パウダーを100〜300Kg/cm2の圧力下で予備成形
し、得られた予備成型物を327℃以上の温度に焼
成して円筒状成形品を調製し、次いでこの円筒状
成形品を切削して膜状とする。この膜状PTFEを
327℃未満の温度に加熱した後急冷し、次いて327
℃未満の温度に加熱しながら周縁部を除いて円弧
状に湾曲付けを行うとともに膜状物の中央に、金
属製スタツドを有するPTFE製ボスを結合してダ
イヤフラムを製造していた。ところがこの方法で
は、得られたダイヤフラムの強度に方向性が認め
られ、ある方向では強度が著しく弱くなり、そこ
から破壊が生ずるという問題点があるとともに、
ボス部とダイヤフラムとの間の接合性が劣るため
シール性に問題が生じていた。
パウダーを100〜300Kg/cm2の圧力下で予備成形
し、得られた予備成型物を327℃以上の温度に焼
成して円筒状成形品を調製し、次いでこの円筒状
成形品を切削して膜状とする。この膜状PTFEを
327℃未満の温度に加熱した後急冷し、次いて327
℃未満の温度に加熱しながら周縁部を除いて円弧
状に湾曲付けを行うとともに膜状物の中央に、金
属製スタツドを有するPTFE製ボスを結合してダ
イヤフラムを製造していた。ところがこの方法で
は、得られたダイヤフラムの強度に方向性が認め
られ、ある方向では強度が著しく弱くなり、そこ
から破壊が生ずるという問題点があるとともに、
ボス部とダイヤフラムとの間の接合性が劣るため
シール性に問題が生じていた。
ところでスタツド部は、ダイヤフラムによつて
制御される流体と直接には接触せず、ダイヤフラ
ムを変位駆動させるための圧縮空気と接触するの
みであるため、かならずしも金属製スタツドの使
用が忌み嫌われるわけではないが、たとえば半導
体製造産業のように、ダイヤフラムによつて制御
される流体の汚染を極度に嫌う業界では、金属製
スタツドの使用は好ましいことではなかつた。
制御される流体と直接には接触せず、ダイヤフラ
ムを変位駆動させるための圧縮空気と接触するの
みであるため、かならずしも金属製スタツドの使
用が忌み嫌われるわけではないが、たとえば半導
体製造産業のように、ダイヤフラムによつて制御
される流体の汚染を極度に嫌う業界では、金属製
スタツドの使用は好ましいことではなかつた。
また、PTFEモールデイングパウダーから得ら
れるPTFE膜は、曲げこわさ特性の点でも、
PTFEフアインパウダーから得られるPTFE膜を
比較して劣るため、もしPTFEフアインパウダー
から得られるPTFE膜をダイヤフラムに用いるこ
とができるならば多くの利点が得られる。
れるPTFE膜は、曲げこわさ特性の点でも、
PTFEフアインパウダーから得られるPTFE膜を
比較して劣るため、もしPTFEフアインパウダー
から得られるPTFE膜をダイヤフラムに用いるこ
とができるならば多くの利点が得られる。
発明の目的
本発明は上記のような従来技術に伴う問題点を
解決しようとするものであつて、以下のような目
的を有する。
解決しようとするものであつて、以下のような目
的を有する。
(a) ダイヤフラム弁膜の強度に方向性がなくしか
も強度のむらのなく、したがつて耐久性に優れ
かつ機械的強度の大きいダイヤフラムを提供す
ること。
も強度のむらのなく、したがつて耐久性に優れ
かつ機械的強度の大きいダイヤフラムを提供す
ること。
(b) スタツド部を含めてすべてPTFE製とするこ
とができ、したがつてダイヤフラムによつて制
御される流体の汚染が認められず、しかもシー
ル性に優れたダイヤフラムを提供すること。
とができ、したがつてダイヤフラムによつて制
御される流体の汚染が認められず、しかもシー
ル性に優れたダイヤフラムを提供すること。
(c) PTFEモールデイングパウターから得られる
膜体よりも優れた曲げこわさ特性を有する
PTFE膜体を備えたダイヤフラムを提供するこ
と。
膜体よりも優れた曲げこわさ特性を有する
PTFE膜体を備えたダイヤフラムを提供するこ
と。
発明の概要
本発明に係るダイヤフラムは、PTFEフアイン
パウダーから得られ2軸方向に圧延されたPTFE
製弁膜と、先端部にスタツドが設けられたPTFE
製ボスとからなり、前記PTFE製弁膜は円周部を
除いて円弧状に湾曲されているとともに前記弁膜
と前記ボス基端部とは弁膜の中心部に熱溶融性フ
ツ素樹脂を介して一体に融着されていることを特
徴としている。
パウダーから得られ2軸方向に圧延されたPTFE
製弁膜と、先端部にスタツドが設けられたPTFE
製ボスとからなり、前記PTFE製弁膜は円周部を
除いて円弧状に湾曲されているとともに前記弁膜
と前記ボス基端部とは弁膜の中心部に熱溶融性フ
ツ素樹脂を介して一体に融着されていることを特
徴としている。
また本発明に係るダイヤフラムの製造方法は、
(i) 未焼結のPTFEフアインパウダーと液状潤滑
剤とからなる混和物を、2軸方向に圧延して膜
状とし、得られた膜体から液状潤滑剤を除去す
るとともに327℃以上の温度に焼成して急冷す
る工程と、 (ii) 得られた弁膜の中心部に、先端部にスタツド
が設けられたPTFE製ボスを、熱溶融性フツ素
樹脂を介して加熱して融着する工程と、 (iii) 前記弁膜を、前記熱溶融性フツ素樹脂の融点
以下の温度に加熱して、弁膜の周縁部を除いて
弁膜を円弧状に湾曲させる工程とを含むことを
特徴としている。
剤とからなる混和物を、2軸方向に圧延して膜
状とし、得られた膜体から液状潤滑剤を除去す
るとともに327℃以上の温度に焼成して急冷す
る工程と、 (ii) 得られた弁膜の中心部に、先端部にスタツド
が設けられたPTFE製ボスを、熱溶融性フツ素
樹脂を介して加熱して融着する工程と、 (iii) 前記弁膜を、前記熱溶融性フツ素樹脂の融点
以下の温度に加熱して、弁膜の周縁部を除いて
弁膜を円弧状に湾曲させる工程とを含むことを
特徴としている。
発明の具体的説明
以下本発明を図面に示す実施例により説明す
る。
る。
本発明に係るダイヤフラム1は、第1図に断面
図が示されるように、PTFEフアインパウダーか
ら得られ2軸方向に圧延されたPTFE製弁膜2
と、先端部にスタツド5が設けられたPTFE製ボ
ス3とからなつている。このPTFE製弁膜2は、
周縁部4を除いて円弧状に湾曲されている。また
PTFE製ボス3は、一般にその先端部に、ダイヤ
フラムをダイヤフラムポンプ本体あるいはダイヤ
フラム弁本体(図示せず)に取り付けるためのス
タツド5が設けられている。
図が示されるように、PTFEフアインパウダーか
ら得られ2軸方向に圧延されたPTFE製弁膜2
と、先端部にスタツド5が設けられたPTFE製ボ
ス3とからなつている。このPTFE製弁膜2は、
周縁部4を除いて円弧状に湾曲されている。また
PTFE製ボス3は、一般にその先端部に、ダイヤ
フラムをダイヤフラムポンプ本体あるいはダイヤ
フラム弁本体(図示せず)に取り付けるためのス
タツド5が設けられている。
このスタツド5は、第1図に示すように、ボス
3と同様にPTFE製ボスと一体に成形されている
ものであつてもよい。また第2図に示すように、
金属製であつてもよいが、この場合にはスタツド
5の基部はPTFE製ボス3内に埋設された構造と
なつている。
3と同様にPTFE製ボスと一体に成形されている
ものであつてもよい。また第2図に示すように、
金属製であつてもよいが、この場合にはスタツド
5の基部はPTFE製ボス3内に埋設された構造と
なつている。
スタツド5は、上記のように、ダイヤフラムを
ポンプ本体あるいは弁本体に取り付けるためのも
のであつて、このスタツド5はダイヤフラムによ
つて制御される流体と直接には接触せず、ダイヤ
フラムを変位駆動させるための圧縮空気としか直
接には接触しないため、第2図に示すような金属
製スタツド5の使用も可能である。
ポンプ本体あるいは弁本体に取り付けるためのも
のであつて、このスタツド5はダイヤフラムによ
つて制御される流体と直接には接触せず、ダイヤ
フラムを変位駆動させるための圧縮空気としか直
接には接触しないため、第2図に示すような金属
製スタツド5の使用も可能である。
このPTFE製弁膜2とPTFE製ボス3とは、こ
の弁膜2の中心部にて、熱溶融性フツ素樹脂6を
介しての融着により一体化されている。この熱溶
融性フツ素樹脂としては、テトラフロオロエチレ
ンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共
重合体であるPFA、テトラフロオロエチレンと
ヘキサフルオロプロピレンとの共重合体である
FEP、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオ
ロプロピレンとパーフルオロアルキルビニルエー
テルとの共重合体であるEPEなどが用いられる。
の弁膜2の中心部にて、熱溶融性フツ素樹脂6を
介しての融着により一体化されている。この熱溶
融性フツ素樹脂としては、テトラフロオロエチレ
ンとパーフルオロアルキルビニルエーテルとの共
重合体であるPFA、テトラフロオロエチレンと
ヘキサフルオロプロピレンとの共重合体である
FEP、テトラフルオロエチレンとヘキサフルオ
ロプロピレンとパーフルオロアルキルビニルエー
テルとの共重合体であるEPEなどが用いられる。
次に本発明に係るダイヤフラムの製造方法につ
いて説明する。
いて説明する。
まず、未焼結のPTFEフアインパウダーと、ソ
ルベルトオイル、ナフサなどの液状潤滑剤とから
なる混和物を予備成形した後、押出機などによつ
て、たとえば丸棒状の押出形成品を準備する。こ
の際PTFEフアインパウダー100重量部に対して、
液状潤滑剤は10〜35重量部好ましくは20〜30重量
部で配合されている。なお液状潤滑剤としては、
従来液状潤滑剤として公知のものが広く用いられ
うる。
ルベルトオイル、ナフサなどの液状潤滑剤とから
なる混和物を予備成形した後、押出機などによつ
て、たとえば丸棒状の押出形成品を準備する。こ
の際PTFEフアインパウダー100重量部に対して、
液状潤滑剤は10〜35重量部好ましくは20〜30重量
部で配合されている。なお液状潤滑剤としては、
従来液状潤滑剤として公知のものが広く用いられ
うる。
次に得られた押出成形品を2軸方向に圧延して
膜状とする。この操作は、具体的には、丸棒状の
押出成形品を所定の長さに切断し、これを押出方
向と直角方向に圧延し、次いでこれと直角方向に
圧延し、必要に応じてこの操作を複数回繰り返し
て所定の厚さにまで圧延することにより行なう。
なお、PTFEフアインパウダーと液状潤滑剤とか
らなる混和物を押出成形せずに直接2軸方向に圧
延して膜状としてもよい。
膜状とする。この操作は、具体的には、丸棒状の
押出成形品を所定の長さに切断し、これを押出方
向と直角方向に圧延し、次いでこれと直角方向に
圧延し、必要に応じてこの操作を複数回繰り返し
て所定の厚さにまで圧延することにより行なう。
なお、PTFEフアインパウダーと液状潤滑剤とか
らなる混和物を押出成形せずに直接2軸方向に圧
延して膜状としてもよい。
このようにして得られたPTFE膜体を100〜300
℃程度に加熱して液状潤滑剤を揮発させた後327
℃以上の温度に電気炉などで焼成し、次いで焼成
された膜体を水中に浸漬するかあるいは空気中に
放置するなどして急冷して、PTFE弁膜を得る。
このような膜体の製造方法自体はデユポン社の
HS−10法として既知である。なお液状潤滑剤の
除去は、加熱すれば達成できるため、PTFE膜体
の焼成工程の一部として行つてもよい。
℃程度に加熱して液状潤滑剤を揮発させた後327
℃以上の温度に電気炉などで焼成し、次いで焼成
された膜体を水中に浸漬するかあるいは空気中に
放置するなどして急冷して、PTFE弁膜を得る。
このような膜体の製造方法自体はデユポン社の
HS−10法として既知である。なお液状潤滑剤の
除去は、加熱すれば達成できるため、PTFE膜体
の焼成工程の一部として行つてもよい。
次に上記のようにして得られたPTFE弁膜と、
先端部にスタツドが設けられたPTFE製ボスと
を、熱溶融性フツ素樹脂を介して加熱して融着す
る。この際加熱温度は、熱溶融性フツ素樹脂の溶
融温度以上であることが必要である。この操作は
より具体的には、第3図に示すようにPTFE製ボ
ス3に径大部7と径小部8とを形成し、一方
PTFE弁膜の中心部に径小部の径に相当する円形
開口を形成し、このPTFE弁膜の開口部をボス3
の径小部に嵌込こむ。次に径大部上に位置する
PTFE弁膜上にPTFE製の押え体9を乗せる。こ
の際PTFE弁膜2とボス3との間、PTFE弁膜2
と押え体9との間に、そして好ましくはボス3と
押え体9との間に、前記の熱溶融性フツ素樹脂を
介在させる。このような状態にて、PTFE製弁膜
と、PTFE製ボスと、PTFE製押え体とを加熱圧
着させて一体化する。
先端部にスタツドが設けられたPTFE製ボスと
を、熱溶融性フツ素樹脂を介して加熱して融着す
る。この際加熱温度は、熱溶融性フツ素樹脂の溶
融温度以上であることが必要である。この操作は
より具体的には、第3図に示すようにPTFE製ボ
ス3に径大部7と径小部8とを形成し、一方
PTFE弁膜の中心部に径小部の径に相当する円形
開口を形成し、このPTFE弁膜の開口部をボス3
の径小部に嵌込こむ。次に径大部上に位置する
PTFE弁膜上にPTFE製の押え体9を乗せる。こ
の際PTFE弁膜2とボス3との間、PTFE弁膜2
と押え体9との間に、そして好ましくはボス3と
押え体9との間に、前記の熱溶融性フツ素樹脂を
介在させる。このような状態にて、PTFE製弁膜
と、PTFE製ボスと、PTFE製押え体とを加熱圧
着させて一体化する。
また、PTFE製ボスの先端部に金属製スタツド
を設けた構造のボス製造する場合には、予め、ボ
ス成形用金型内にPTFE樹脂粉末を充填するとと
もに、金属製スタツドの基部をボス形成金型内に
埋設して、加圧圧縮した後焼成すればよい。
を設けた構造のボス製造する場合には、予め、ボ
ス成形用金型内にPTFE樹脂粉末を充填するとと
もに、金属製スタツドの基部をボス形成金型内に
埋設して、加圧圧縮した後焼成すればよい。
上記のようにして、弁膜とボスとを一体化させ
た後に、弁膜を熱溶融性フツ素樹脂の融点以下の
温度に加熱して、弁膜の周縁部を除いて円弧状に
湾曲させる。
た後に、弁膜を熱溶融性フツ素樹脂の融点以下の
温度に加熱して、弁膜の周縁部を除いて円弧状に
湾曲させる。
このようにして得られたダイヤフラムは、ダイ
ヤフラムポンプ本体あるいはダイヤフラム弁本体
に、ボス部の先端に設けられたスタツドにより取
付けられて、実用に供される。
ヤフラムポンプ本体あるいはダイヤフラム弁本体
に、ボス部の先端に設けられたスタツドにより取
付けられて、実用に供される。
発明の効果
本発明に係るダイヤフラム弁膜は、PTFEフア
インパウダーから得られ2軸方向に圧延されてい
るため、弁膜の強度に方向性がなくしかも強度む
らがなく、耐久性および機械的強度に優れてお
り、その上しなやかで、優れた曲げこわさ特性を
も有している。
インパウダーから得られ2軸方向に圧延されてい
るため、弁膜の強度に方向性がなくしかも強度む
らがなく、耐久性および機械的強度に優れてお
り、その上しなやかで、優れた曲げこわさ特性を
も有している。
また、本発明に係るダイヤフラムはスタツド部
を含めてすべてPTFE製とすることができ、した
がつてダイヤフラムによつて制御される流体が汚
染されることがなく、しかも耐食性に優れてい
る。
を含めてすべてPTFE製とすることができ、した
がつてダイヤフラムによつて制御される流体が汚
染されることがなく、しかも耐食性に優れてい
る。
より具体的に示すならば、本発明に係るダイヤ
フラム弁膜は、引張強度は350〜400Kgf/cm2であ
り、伸張率は350%にも達し、降伏値が180Kgf/
cm2にも達する。なお比較のために示せば、前述の
第1の方法で得られるダイヤフラム弁膜は引張強
度は300Kgf/cm2であり、伸張率は300%であり、
降伏値は100Kg/cm2である。
フラム弁膜は、引張強度は350〜400Kgf/cm2であ
り、伸張率は350%にも達し、降伏値が180Kgf/
cm2にも達する。なお比較のために示せば、前述の
第1の方法で得られるダイヤフラム弁膜は引張強
度は300Kgf/cm2であり、伸張率は300%であり、
降伏値は100Kg/cm2である。
第1図および第2図は本発明に係るダイヤフラ
ムの断面図であり、第3図は本発明に係るダイヤ
フラムの製造工程でのPTFE製弁膜をPTFE製ボ
スとの融着工程を示す図である。 1…ダイヤフラム、2…PTFE製弁膜、3…
PTFE製ボス。
ムの断面図であり、第3図は本発明に係るダイヤ
フラムの製造工程でのPTFE製弁膜をPTFE製ボ
スとの融着工程を示す図である。 1…ダイヤフラム、2…PTFE製弁膜、3…
PTFE製ボス。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 ポリテトラフルオロエチレンフアインパウダ
ーから得られ2軸方向に圧延されたポリテトラフ
ルオロエチレン製弁膜と、先端部にスタツドが設
けられたポリテトラフルオロエチレン製ボスとか
らなり、前記弁膜は円周部を除いて円弧状に湾曲
されているとともに、前記弁膜と前記ボスとは中
心部にて熱溶融性フツ素樹脂を介して一体に融着
されていることを特徴とするダイアフラム。 2 (i) 未焼結のポリテトラフルオロエチレンフ
アインパウダーと液状潤滑剤とからなる混和物
を2軸方向に圧延して膜状とし、得られた膜体
から液状潤滑剤を除去し、次いで327℃以上の
温度で焼成した後、急冷する工程と、 (ii) 得られた弁膜の中心部に、先端部にスタツド
が設けられたポリテトラフルオロエチレン製ボ
スを、熱溶融性フツ素樹脂を介して加熱融着す
る工程と、 (iii) 前記弁膜を、周縁部を除いて円弧状に湾曲さ
せる工程とを含むことを特徴とするダイヤフラ
ムの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27600784A JPS61160666A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | ダイアフラムおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27600784A JPS61160666A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | ダイアフラムおよびその製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61160666A JPS61160666A (ja) | 1986-07-21 |
| JPH0554592B2 true JPH0554592B2 (ja) | 1993-08-12 |
Family
ID=17563477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27600784A Granted JPS61160666A (ja) | 1984-12-29 | 1984-12-29 | ダイアフラムおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61160666A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6477776A (en) * | 1987-06-03 | 1989-03-23 | Nippon Pillar Packing | Air-driven pump submerged in liquid |
| DE4136805A1 (de) * | 1991-11-08 | 1993-05-13 | Almatec Tech Innovationen Gmbh | Doppelmembranpumpe |
| US6230609B1 (en) * | 1999-06-03 | 2001-05-15 | Norton Performance Plastics Corporation | Fluoropolymer diaphragm with integral attachment device |
| DE102004002079A1 (de) * | 2004-01-15 | 2005-08-11 | Knf Flodos Ag | Membranpumpe |
| JP5262590B2 (ja) * | 2008-11-06 | 2013-08-14 | Jsr株式会社 | 樹脂組成物溶液の製造方法、及び製造装置 |
| DE102011080139A1 (de) | 2011-07-29 | 2013-01-31 | GEMÜ Gebr. Müller Apparatebau GmbH & Co. KG | Membranventil |
| US9366346B2 (en) | 2014-02-28 | 2016-06-14 | Itt Manufacturing Enterprises Llc. | Valve having at least one hourglass studs for coupling to diaphragm and compressor/spindle components |
| JP6602553B2 (ja) * | 2015-04-30 | 2019-11-06 | Ckd株式会社 | ダイアフラム、流体制御装置、及びダイアフラムの製造方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6059139B2 (ja) * | 1983-08-08 | 1985-12-24 | 日本バルカ−工業株式会社 | 四ふつ化エチレン樹脂製包みガスケツトの製造方法 |
-
1984
- 1984-12-29 JP JP27600784A patent/JPS61160666A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61160666A (ja) | 1986-07-21 |
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