JPH0554656U - バケットの歯先加振装置 - Google Patents

バケットの歯先加振装置

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JPH0554656U
JPH0554656U JP10449591U JP10449591U JPH0554656U JP H0554656 U JPH0554656 U JP H0554656U JP 10449591 U JP10449591 U JP 10449591U JP 10449591 U JP10449591 U JP 10449591U JP H0554656 U JPH0554656 U JP H0554656U
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bucket
vibration
mounting plate
plate
teeth
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Withdrawn
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JP10449591U
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Inventor
勝介 粟野
徹郎 西脇
昭治郎 畠
則彦 藤村
Original Assignee
新キャタピラー三菱株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 振動エネルギのロスが少なく、大きな振動駆
動力を必要とせず、また震動による車両各部の消耗がな
く、キャブ内での乗心地、居住性を損ねない、バケット
の歯先加振装置を提供する。 【構成】 バケット10の底部であるボトムプレート1
1の先端部側に、リブ12と、カバー部材であるカバー
プレート13とガイドプレート14を設け、これらより
形成された空間部15内に、ティース21を備えた略方
形板状のティース取り付け板20を、バケット10の幅
方向(左右方向)にスライド可能で且つスライド方向一
端を弾性部材であるバネ22により支持した状態で複数
個並列に配置し、またボトムプレート11のティース取
り付け板20のスライド方向他端間に液圧振動発生装置
30を配置し、これによりティース取り付け板20のス
ライド方向他端に流体振動現象による液圧振動力を作用
し、ティース取り付け板20をバケット10の幅方向に
振動させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、油圧ショベル等のバケットの歯先加振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
バケットを振動させる油圧ショベルとして、例えば図4に示すものが知られて いる。この油圧ショベルは、バケット駆動シリンダ100と同軸に振動シリンダ 110を挿入配置し、該振動シリンダ110によりバケット本体120を加振さ せるようにしたものである。なお、図4中、符号130は上部旋回体、140は キャブ、150はブーム、160はアーム、170はリンク、180はロッド、 190は走行装置である。
【0003】 前記油圧ショベルによれば、振動シリンダ110によりバケット本体120を 加振させるため、掘削抵抗を軽減して掘削作業を効率良く行うことが出来る。そ して、バケット駆動シリンダ100と振動シリンダ110とを同軸に配置してい る点で力学的に有利である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記油圧ショベルは、バケット本体120全体を加振させるた め大きな振動エネルギを必要とし、またバケット駆動シリンダ100と同軸に設 けた振動シリンダ110によりバケット本体120を加振しているため、バケッ ト本体120のみならず、リンク170、ロッド180等にも振動が伝わり、振 動エネルギのロスがあり、大きな振動駆動力を必要とする欠点があった。また、 振動力がアーム160、ブーム150等のフロント構造を介して上部旋回体13 0に伝わり、振動エネルギ(加振エネルギ)が車体の振動に消費されることによ って車両各部の消耗を早めると共に、キャブ140内での乗心地、居住性が悪か った。
【0005】 従って、本考案の目的は、振動エネルギのロスが少なく、大きな振動駆動力を 必要とせず、また振動による車両各部の消耗が少なく、キャブ内での乗心地、居 住性を損ねない、バケットの歯先加振装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、バケットの底部先端に、該底部先端より突出するティースを備えた ティース取り付け板を、バケットの幅方向にスライド可能で且つスライド方向一 端を弾性部材により支持した状態で複数個並列に配置し、また前記バケットの底 部先端に液圧振動発生装置を配置し、該液圧振動発生装置により前記ティース取 り付け板のスライド方向他端に液圧振動力を作用し、前記ティース取り付け板を 前記バケットの幅方向に振動させるバケットの歯先加振装置を提供することによ り、前記目的を達成するものである。
【0007】 また、本考案は、前記目的を達成するため、前記バケットの底部先端にカバー 部材を設け、該カバー部材と前記バケットの先端底部との間の空間内に、前記テ ィース取り付け板と前記弾性部材と前記液圧振動発生装置とを配置したことを特 徴とするものである。
【0008】 さらに、本考案は、前記目的を達成するため、前記液圧振動発生装置を、ロッ クされたシリンダに強制的に外力を与えることにより流体圧振動現象を起こす動 力発生源から送られてくる流体により液圧振動力を付与するように構成したこと を特徴とするものである。
【0009】
【作用】
動力発生源から送られてくる流体により液圧振動発生装置を作動させると、テ ィース取り付け板は、該液圧振動発生装置と弾性部材との作用によりバケットの 幅方向に振動する。これにより、バケットの歯先であるティースが加振され、掘 削抵抗を軽減させることが出来る。
【0010】
【実施例】
以下、本考案のバケットの歯先加振装置の実施例を図面を参照して説明する。 なお、図1乃至図3は本考案のバケットの歯先加振装置の一実施例を示すもので 、図1は本実施例の歯先加振装置を装備した油圧ショベルのバケットの一部切欠 して示した平面図、図2は図1のII−II線矢視断面図、図3は動力発生源を 示す説明図である。
【0011】 本実施例のバケットの歯先加振装置は、図1及び図2に示すように、バケット 10の底部であるボトムプレート11の先端部側に、リブ12と、カバー部材で あるカバープレート13とガイドプレート14を設け、該ボトムプレート11、 該リブ12及び該カバープレート13により形成された空間部15内に、バケッ ト10の先端より突出する歯先であるティース21を2個有した略方形板状のテ ィース取り付け板20を、バケット10の幅方向(左右方向)にスライド可能で 且つスライド方向一端を弾性部材であるバネ22により支持した状態で2個並列 に配置し、また前記空間部15内の前記ティース取り付け板20のスライド方向 他端間に振動発生装置30を配置し、該振動発生装置30により前記ティース取 り付け板20のスライド方向他端に流体振動現象による力を作用し、前記ティー ス取り付け板20を前記バケット10の幅方向に振動させるように構成してある 。 前記ティース取り付け板20及び前記振動発生装置30は、前記リブ12、 前記ガイドプレート14及び前記ボトムプレート11の先端に設けたエンドプレ ート16により前記ボトムプレート11上に保持されている。
【0012】 前記バケット10の先端部側の左右側板17の内面には、それぞれプレートサ ポート18が設けられ、該プレートサポート18の凹部18a内には、前記ティ ース取り付け板20の一端部に設けた突起部23がスライド可能に嵌合し、且つ 前記バネ22が収容されている。
【0013】 前記振動発生装置30は、図3に示す動力発生源31から送られる圧油により 前記ティース取り付け板20を振動させるもので、該動力発生源31と油圧ライ ン32を介して接続されたポート33と、該ポート33から圧油が出入りする油 室34とを有している。油室34の左右側部には、前記ティース取り付け板20 の他端部に設けた突起部(インロー)24が図示しないオイルシールを介して挿 入されており、前記ポート33から出入りする圧油が該突起部24に作用するよ うにしてある。
【0014】 前記動力発生源31は、図3に示すように、シリンダロッド35とシリンダ3 6とを有し、該シリンダ36に油圧配管37aを介して設けたチェックバルブ3 7によりロック状態になるシリンダ装置38によって構成されており、前記シリ ンダロッド35を、油圧モータにより回転駆動される円板39によって高速直線 往復運動させたとき、前記シリンダ36内のピストン40側の油室36a内の圧 油が流体振動現象(液体振動現象)を起こし、この液体振動現象が前記油圧ライ ン32を介して前記振動発生装置30の油室34に伝わるようにしてある。
【0015】 なお、前記シリンダロッド35は、ガイド41により水平に支持され、そのロ ッドヘッド35aと回転可能に接合したバー42を介して前記円板39に連結さ れている。前記バー42は、ピンジョイント部43を介して前記円板39に接合 されている。前記油圧ライン32は、前記ボトムプレート11と前記一方の側板 17と油圧ラインカバー44とにより形成される断面三角形状の空間内を通って 前記バケット10の先端部側に導かれていると共に、該ボトムプレート11、該 側板17、該油圧ラインカバー44、前記リブ12及び前記カバープレート13 によりプロテクトされた状態で前記ポート33に接続されている。図3中、符号 36bはシリンダロッド35側の油室である。
【0016】 次に、以上のように構成されたバケット10の歯先加振装置の作用について説 明する。
【0017】 チェックバルブ37によりシリンダ36をロックした状態で、図示しない油圧 モータにより円板39を回転させると、この回転運動がバー42により直線運動 に変換され、シリンダロッド35が高速で直線往復運動をし、これによりシリン ダ36内のピストン40側の油室36aの圧油に液体振動現象が生じ、この液体 振動現象が、油圧ライン32、ポート33を介して振動発生装置30の油室34 に伝わる。このため、油室34内で同じ液体振動現象が起こり、油室34内の圧 油の振動(油室34の内圧)がティース取り付け板20の突起部24に作用し( 伝わり)、該内圧とバネ22との相乗作用で該ティース取り付け板20が左右方 向に振動し、ティース取り付け板20の各ティース21を同じ左右方向に振動さ せる。
【0018】 従って、地盤掘削時に、地盤掘削抵抗を軽減させ、掘削性能の向上を図ること ができる。
【0019】 このようにバケット10全体を振動させず、ティース取り付け板20とティー ス21(バケット10の歯先)のみを振動させるようにすると、地盤掘削抵抗を 軽減させための振動エネルギが有効に利用され、振動エネルギのロスがなく(エ ネルギ効率が良く)、大きな振動駆動力を必要としない。
【0020】 また、振動エネルギが、油圧ショベルのフロント構造を介して上部旋回体に伝 わらず、車両各部の損耗を早めることがなく、またキャブ内での乗心地、居住性 を損ねることもない。
【0021】 さらに、左右のティース取り付け板20間に振動発生装置30を配置し、該左 右のティース取り付け板20を、互いに離れ、接近するように振動させており、 振動に位相差があるため(逆相の振動であり)、左右のティース取り付け板20 の振動で共振を起こすおそれがなく、バケット10全体が振動することはない。 さらにまた、振動発生装置30の動力発生源31は、油圧モータで円板39を 回転させることで振動エネルギを発生させているので、地盤の状態に応じて振動 周波数を容易に変えることができる。
【0022】 なお、本考案のバケットの歯先加振装置は、前記実施例に示したものに限定さ れるものではない。例えば、振動発生装置をティース取り付け板のスライド方向 一端側に配置してもよい。また、ティース取り付け板の個数、ティースの個数は 2個に限られず、3個、4個以上であってもよい。
【0023】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のバケットの歯先加振装置は、振動エネルギのロ スが少なく、大きな振動駆動力を必要とせず、また振動による車両各部の消耗が 少なく、キャブ内での乗心地、居住性を損ねない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の歯先加振装置を装備した油圧ショベ
ルのバケットの一部切欠して示した平面図である。
【図2】図1のII−II線矢視断面図である。
【図3】動力発生源を示す説明図である。
【図4】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
10 バケット 11 ボトムプレート 13 カバープレート 14 ガイドプレート 15 空間 20 ティース取り付け板 21 ティース 22 弾性部材(バネ) 30 振動発生装置 31 動力発生源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 藤村 則彦 東京都千代田区丸の内二丁目5番1号 三 菱重工業株式会社内

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バケットの底部先端に、該底部先端より
    突出するティースを備えたティース取り付け板を、バケ
    ットの幅方向にスライド可能で且つスライド方向一端を
    弾性部材により支持した状態で複数個並列に配置し、ま
    た前記バケットの底部先端に液圧振動発生装置を配置
    し、該液圧振動発生装置により前記ティース取り付け板
    のスライド方向他端に液圧振動力を作用し、前記ティー
    ス取り付け板を前記バケットの幅方向に振動させること
    を特徴とするバケットの歯先加振装置。
  2. 【請求項2】 前記バケットの底部先端にカバー部材を
    設け、該カバー部材と前記バケットの先端底部との間の
    空間内に、前記ティース取り付け板と前記弾性部材と前
    記動力発生源とを配置したことを特徴とする、請求項1
    記載のバケットの歯先加振装置。
  3. 【請求項3】 前記液圧振動発生装置を、ロックされた
    シリンダに強制的に外力を与えることにより流体圧振動
    現象を起こす動力発生源から送られてくる流体により液
    圧振動力を付与するように構成したことを特徴とする、
    請求項1又は2記載のバケットの歯先加振装置。
JP10449591U 1991-12-18 1991-12-18 バケットの歯先加振装置 Withdrawn JPH0554656U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110468894A (zh) * 2019-08-29 2019-11-19 三一重机有限公司 变频振动铲斗和操控系统
FR3107288A1 (fr) * 2020-02-19 2021-08-20 Db Industries Brevet d’invention pour un dispositif de dents dynamiques pour bennes preneuses, poches de forage et godets sur engins de chantier

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CN110468894A (zh) * 2019-08-29 2019-11-19 三一重机有限公司 变频振动铲斗和操控系统
FR3107288A1 (fr) * 2020-02-19 2021-08-20 Db Industries Brevet d’invention pour un dispositif de dents dynamiques pour bennes preneuses, poches de forage et godets sur engins de chantier

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Effective date: 19960404