JPH0554818A - カラーブラウン管用シヤドウグリル - Google Patents

カラーブラウン管用シヤドウグリル

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JPH0554818A
JPH0554818A JP21084891A JP21084891A JPH0554818A JP H0554818 A JPH0554818 A JP H0554818A JP 21084891 A JP21084891 A JP 21084891A JP 21084891 A JP21084891 A JP 21084891A JP H0554818 A JPH0554818 A JP H0554818A
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JP
Japan
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grill
wire
shadow
panel
tension
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Pending
Application number
JP21084891A
Other languages
English (en)
Inventor
Mutsumi Hattori
睦 服部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 グリル線の振動を短時間に減衰して、露光作
業が良好な状態でおこなえるカラーブラウン管用シャド
ウグリルを提供すること。 【構成】 陰極線管で用いるシャドウグリル21のグリ
ル線23の架張力を、グリル線一本当り200グラム以
上になるように構成したものである。 【効果】 グリル線の張力が200グラム以上であるの
で、機械的な衝撃によるグリル線の振動減衰時間を短く
でき、露光時に、品位のよい蛍光体ストライプを形成す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、金属薄板に化学的エ
ッチングにより、垂直方向に縞状のスリット孔を多数、
形成したシャドウグリル(アパチャーグリルともいう)
を色選別手段として用い、このシャドウグリルを介して
パネル内面に、露光光源からの光を照射して多数の蛍光
体ストライプを形成するためのカラーブラウン管用シャ
ドウグリルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、アパチャーグリル方式の
陰極線管においては、色選別手段として、アパチャーグ
リル(シャドウグリル)が用いられているが、このシャ
ドウグリルは金属薄板に化学的エッチングにより垂直方
向に縞状のスリット孔を多数、形成したものであり、こ
のシャドウグリルはフレームに溶接された状態で支持さ
れている。
【0003】そして、陰極線管のパネル内面に所定の蛍
光体ストライプを形成する場合に、色選別手段としてシ
ャドウグリルを用い、パネル面に対して所定の位置に上
記シャドウグリルを配し、露光光源からの光をシャドウ
グリルのスリット孔からパネル内面に照射している。
【0004】なお、このシャドウグリルに多数のスリッ
ト孔を形成したことにより、これらのスリット孔に挟み
こまれるようにして多数のグリル線が設けられるので、
これらグリル線の機械的な振動や変形を防止するため
に、従来から複数のダンパ線が用いられている。
【0005】そして、その上述の蛍光体ストライプの形
成に際しても、従来、パネルにシャドウグリルを取り付
ける際に生じるグリル線の機械的振動や変形を防止し、
また、グリル線の振動を短時間に減衰させるために、パ
ネル内面への蛍光体ストライプの形成工程前にダンパ線
を一括して組み立てるようにしている。
【0006】しかし、この場合、ダンパ線の影となる部
分においては、蛍光体ストライプが形成されないか、あ
るいはその部分だけ蛍光体ストライプが薄くなってしま
うので、再生画像に悪影響を及ぼすという不都合があ
る。
【0007】そして、上記不都合を解消する手段とし
て、パネル面への蛍光体ストライプの形成工程の後に、
ダンパ線を一括して取り付ける方法が考えれらる。
【0008】ところが、上記の場合にも、パネルにシャ
ドウグリルを取り付けた後、パネルを露光装置の所定位
置に設置する際に、シャドウグリルに機械的応力が加わ
り、グリル線に機械的振動や変形が生じる。このため、
パネルを露光装置に配置したのち、ただちに、露光をお
こなうと、蛍光体ストライプが乱れて形成されるという
不都合がある。
【0009】また、上記不都合を解消するために、グリ
ル線の振動が完全に消滅してから、上記露光をおこなう
ことも考えられるが、ダンパ線の架張前であれば、上記
振動がほぼ完全に消滅するまでには長時間を要すること
から、パネルの製造を流れ作業でおこなえず、実際的な
方法とはいえない。
【0010】さらに、上記不都合を解決するため、特公
昭59−52505号には、つぎのような手段が開示さ
れている。すなわち、シャドウグリルの所定位置に、
グリル線の弦振動を実効的に防止しうる、少なくとも一
本のダンパ線を架張し、ついで、このダンパ線の架張
されたシャドウグリルを色選別電極として用い、複数回
の蛍光体ストライプ形成工程を繰り返すことによって、
複数種類の蛍光体ストライプをパネル内面に形成したの
ち、上記の工程において架張したダンパ線以外の残
りのダンパ線を上記シャドウグリルに架張することによ
り、ダンパ線の射影による露光時の悪影響を最小限にと
どめようというものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記手段によ
っても、複数本のダンパ線が架張されている場合に比べ
ると、ダンパ線の射影による蛍光体ストライプの形成に
与える悪影響をある程度、軽減できる利点はあるが、少
なくとも一本のダンパ線は蛍光体ストライプの形成前に
は取り付けられている以上、ダンパ線の射影による影響
を完全に回避しうるものではなかった。
【0012】この発明は上記の課題を解決するためにな
されたものであって、蛍光体ストライプの形成前のシャ
ドウグリルにダンパ線を架張しないことで、ダンパ線の
射影による悪影響を完全になくし、良好な状態で露光作
業をおこなうことができるカラーブラウン管用シャドウ
グリルを提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明によるカラーブウラン管用シャドウグリル
は、シャドウグリルのグリル線に加わる架張力を、グリ
ル線一本当り200グラム以上となるように設定して構
成したことを特徴としている。
【0014】
【作用】上記構成によるカラーブラウン管用シャドウグ
リルによれば、グリル線一本当りの架張力が200グラ
ム以上となるように設定してあるので、このシャドウグ
リルをパネルに取り付けたのち、このシャドウグリルを
露光装置内に設置した際の衝撃により、たとえ、グリル
線が振動しても、この振動を、グリル線が保有する架張
力により、実用上差し支えない範囲まで短時間ですみや
かに減衰させることができるので、品位の良い蛍光体ス
トライプをパネル内面に形成でき、露光作業が良好な状
態でおこなえる。
【0015】
【実施例】以下、この発明の一実施例について説明す
る。図1はこの発明の一実施例によるカラーブラウン管
用シャドウグリルを示す平面図であり、とくに、23イ
ンチ型のカラーブラウン管へ適応できるものとして例示
したものである。
【0016】同図において、21は、たとえば、厚み
0.1mmの金属薄板により形成されるシャドウグリル
であり、22は、この金属薄板に化学的エッチング手法
により多数、形成された幅65μmのスリット孔で、画
面全域にわたってほぼ300mm前後の長さで形成され
ている。なお、23は上記各スリット孔22間に挟み込
まれるようにして形成されたグリル線であって、シャド
ウグリル21を下記手順でフレームの所定部位に溶接し
たのちに、グリル線一本当り200グラム以上の架張力
を保持するように設定されるものである。
【0017】また、図2はこの発明の一実施例によるシ
ャドウグリルを構成するフレームの斜視図で、同図にお
いて、フレーム枠片1aおよび1bは相対向して設けら
れ、断面形状がL字状になるように形成されており、各
々の寸法は、たとえば、gは20mm、hは20mm、
iは5mmであり、長さL1 は450mmで、クロムモ
リブデン鋼などの耐熱鋼材で構成されている。
【0018】また、腕部1cおよび1bは、長方形の断
面形状をなし、各々の寸法は、たとえば、jは15m
m、kは15mm、L2 は350mmであり、上記フレ
ーム枠片1aおよび1bと同様、耐熱鋼材で構成されて
いる。
【0019】このフレーム枠片1aおよび1b、腕部1
cおよび1dには、パネルに埋め込まれたピンと係合
し、パネル内面とグリルの距離を正しく保つためのフレ
ーム保持部材であるスプリング(図示せず)が取り付け
られており、これらのスプリングには、ピンとほぼ同心
円の孔が設けられている。
【0020】つぎに、図2で示すように、フレームのベ
ッセル点近傍2a,2b,2cおよび2dに、100k
g前後の荷重Fを、相対するフレーム枠片1a,1b方
向に加えると、このフレーム枠片1a、1bは、図3で
示すたわみ量分布となり、この状態で、従来と同じ方法
により、シャドウグリル21をフレーム枠片1a,1b
上に溶接してのち、フレームに加えた上記荷重Fを取り
去ることにより、グリル線23に所定の架張力を与え
る。
【0021】上記のようにして、図6に示すようなシャ
ドウグリル21を製作する。このとき、フレームに加え
る架張力の量と位置を変えることにより、グリル線の架
張力量、分布を適宜、変えることができる。
【0022】つぎに、上記構成の動作について説明す
る。上記したフレームに溶接されたシャドウグリルのグ
リル線の架張力は、グリル線一本当り200グラム以上
に設定してあるので、このシャドウグリルをパネルに装
着したのちの露光作業にあたって、シャドウグリルを組
み込んだパネルを露光装置内に設置する際の機械的衝撃
により、たとえば、上記グリル線が振動したとしても、
この振動の減衰時間はきわめて短く、露光作業に実質的
な支障をきたすおそれがない。したがって、良好な状態
で露光作業がおこなえる。
【0023】ここで、パネル内面にブラックストライプ
を形成する場合の工程について説明する。まず、図7で
示すように、パネル24内面に重クロム酸アンモニウム
を混入して増感したポリビニールピロリドンを塗布して
ポリビニールピロリドン層25を形成する。
【0024】そして、図8で示すように、ダンパ線が架
張されていないシャドウグリル21を、そのグリル線2
3側と、パネル内面24とが対向するように配置し、図
示しないスプリングの孔とピンを係合させる。
【0025】このように、パネル内面24に対向してシ
ャドウグリル21が取り付けられた状態にて、それぞれ
の色に対応する電子銃から発した電子ビームがパネル内
面24に射突する位置に、シャドウグリル21側に設け
られた露光光源より発したそれぞれの電子ビーム軌道に
対応した紫外線31,32,33が、パネル内面24を
照射するように紫外線光路を各色毎に制御して露光をお
こない、ポリビニルピロリドン層25を架橋させて水不
溶性膜41,42,43を形成する。
【0026】そして、シャドウグリル21をパネル内面
24から取り外した後、パネル内面24を水洗して、架
橋されていない部分にあるポリビニルピロリドン層25
を洗い落とし、水不溶性膜41,42,43を現像して
残す(図9を参照)。
【0027】つぎに、バインダが混入されたグラファイ
トをスラリー法によって、上記水不溶性膜41,42,
43を覆うように塗布し、乾燥固化させてグラファイト
層45をパネル内面24に形成する(図10を参照)。
【0028】さらに、パネル内面24上のグラファイト
層45の上面を覆うように、過酸化水溶液を流し込み、
架橋されているポリビニルピロリドンの水不溶性膜4
1,42,43を分解し除去することにより、水不溶性
膜41,42,43の上部に塗布されたグラファイト膜
を同時に除去する。このような手順を経て、ブラックス
トライプの膜が形成される。
【0029】上記した手順において、シャドウグリルが
装着されたパネルの、露光装置への移動と配置は、一般
に自動的におこなわれる。このパネルを露光装置に移動
配置するに際しては、生産性の面より、移動配置動作を
遅くおこなうことはできないので、パネルおよびシャド
ウグリルになんらかの衝撃が加わる。この衝撃力により
グリル線23が露光中に振動して、ブラックストライプ
の品位が低下することは上述のとおりである。
【0030】この発明では、グリル線23の架張力を変
化させることにより、振動減衰時間が変化することに注
目し、種々の実験をおこなったが、その実験結果は図4
および図5に示すとおりである。図4は振動減衰特性図
を示しており、架張力375グラムの振動減衰特性の測
定結果の一例を示し、横軸に時間(秒)、縦軸に振幅量
を示している。
【0031】また、図5はグリル線の架張力を種々に変
えた場合の振動減衰特性を測定した実験結果を示し、と
くに、グリル線の架張力が88グラムである場合の振動
減衰特性を曲線Aで、同じくグリル線の架張力が200
グラムである場合の振動減衰特性を曲線Bで、さらに、
グリル線の架張力が375グラムである場合の振動減衰
特性を曲線Cで示している。なお、上記したグリル線の
架張力を種々に変えた場合の振動半減時間は下表に示す
とおりである。
【0032】
【表1】
【0033】通常は、パネルが露光装置に装着固定され
てから、露光を開始するまでに要する時間は、約1秒間
ぐらい経過後であるので、上記の表の結果および図5で
示す振動減衰特性図から明らかなように、グリル線の架
張力を200グラム以上に保持していれば、露光作業に
なんらの支障もないことが理解できる。
【0034】上記実施例で例示されるように、この発明
では、カラーブラウン管用シャドウグリルのグリル線の
架張力を200グラム以上に設定したので、グリル線の
振動が短時間に減衰され、蛍光体ストライプの形成に際
し、良好な露光作業がおこなえるのみならず、蛍光体ス
トライプの形成前にダンパ線がないために、このダンパ
線の射影による悪影響を受けないので、品位の良い蛍光
体ストライプが形成できるという利点がある。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によるカ
ラーブラウン管用シャドウグリルによれば、グリル線の
架張力を200グラム以上となるように設定してあるの
で、グリル線の振動減衰時間を短くでき、シャドウグリ
ルを組み込んだパネルを、露光装置に配置する際に生じ
る機械的衝撃によるグリル線の振動を早く減衰すること
ができる。また、蛍光体ストライプの形成工程前には、
ダンパ線を架張していないので、ダンパ線の射影による
悪影響を完全に回避できる。したがって、露光作業をき
わめて良好な状態でおこなえるので、品位のよい蛍光体
ストライプを形成することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるカラーブラウン管用
シャドウグリルを説明するための平面図である。
【図2】この発明の一実施例によるシャドウグリルを構
成するフレームを示す斜視図である。
【図3】フレームにシャドウグリルを溶接するときのた
わみ量分布を示す図である。
【図4】グリル線の振動減衰特性を測定した実験結果を
示す図である。
【図5】グリル線の架張力を種々に変えた場合の振動減
衰特性の曲線を示す図である。
【図6】この発明の一実施例によるシャドウグリルの側
面図である。
【図7】パネル内面にポリビニルピロリドン層を形成し
た断面図である。
【図8】露光時のシャドウグリルとパネル内面のポリビ
ニルピロリドン層と紫外線照射方向の関係を表す断面図
である。
【図9】露光後、水洗してパネル内面に残留したスリッ
ト状のポリビニルピロリドン層を示す断面図である。
【図10】パネル内面のポリビニルピロリドン層を覆う
ように形成したグラファイト層を示す断面図である。
【符号の説明】
21 シャドウグリル 22 スリット孔 23 グリル線 24 パネル内面

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金属薄板に化学的エッチングにより垂直
    方向に縞状のスリット孔を多数、形成し、これらの各ス
    リット孔に挟み込まれるようにして形成された多数のグ
    リル線を備えたカラーブラウン管用シャドウグリルにお
    いて、上記各グリル線の架張力を、グリル線一本当り2
    00グラム以上に設定したことを特徴とするカラーブラ
    ウン管用シャドウグリル。
JP21084891A 1991-08-22 1991-08-22 カラーブラウン管用シヤドウグリル Pending JPH0554818A (ja)

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JP21084891A JPH0554818A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 カラーブラウン管用シヤドウグリル

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JP21084891A JPH0554818A (ja) 1991-08-22 1991-08-22 カラーブラウン管用シヤドウグリル

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JPH0554818A true JPH0554818A (ja) 1993-03-05

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002075769A1 (en) * 2001-03-19 2002-09-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Color cathode-ray tube

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002075769A1 (en) * 2001-03-19 2002-09-26 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Color cathode-ray tube
US6825601B2 (en) 2001-03-19 2004-11-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Color cathode-ray tube

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