JPH0554909B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0554909B2
JPH0554909B2 JP60292768A JP29276885A JPH0554909B2 JP H0554909 B2 JPH0554909 B2 JP H0554909B2 JP 60292768 A JP60292768 A JP 60292768A JP 29276885 A JP29276885 A JP 29276885A JP H0554909 B2 JPH0554909 B2 JP H0554909B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
image
section
ultrasonic
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60292768A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62153749A (ja
Inventor
Hiroaki Sumya
Sadahiko Ozaki
Toshimasa Tomota
Fumihide Sato
Kenji Kusano
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP60292768A priority Critical patent/JPS62153749A/ja
Priority to DE19863644363 priority patent/DE3644363A1/de
Priority to US06/946,481 priority patent/US4841489A/en
Publication of JPS62153749A publication Critical patent/JPS62153749A/ja
Publication of JPH0554909B2 publication Critical patent/JPH0554909B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は超音波もしくは電磁波による物体映
像化装置に関するものであり、特に、例えば、あ
る所定の金属材料中の欠陥を検出して、当該欠陥
像を高い解像度をもつて実時間で表示することの
できる超音波非破壊検査のための、または、ある
地表面の状況を上空から電磁波を用いて表示でき
る合成開口レーダのための、超音波もしくは電磁
波による物体映像化装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば、超音波非破壊検査等で用いられている
手法はエコーパルス法と呼ばれるものであつて、
検査される対象物体に対する超音波ビームを絞つ
て当該対象物体上の所要の一点からの空間情報
を、前記超音波ビームの送信から受信までに要す
る伝播時間より測定し、前記超音波ビームの送受
信用の超音波送受信子を電子的もしくは機械的に
順次走査し、物体像を点情報の集まりとして映像
化して表示するようにされている。
このような手法のための装置は、装置自体とし
ては簡易なものであるけれども、超音波送受信子
の走査方向(方位)分解能が、使用される超音波
ビームの絞り込みの度合いがどの程度であるかに
依存しており、すなわち、前記超音波ビームの広
がり自体が方位分解能を規定するものであつて、
こゝに、前記超音波ビームの広がりは対象物体ま
での距離に比例するものであることから、方位分
解能は対象物体までの距離が大きくなるにつれて
劣化していく性質をもつことになる。このことか
ら、従来のこの種の手法は、例えば原子力プラン
トや火力プラントのような各種のプラント類の配
管溶接部における構造材の健全性や余命について
的確な評価をするための前記構造材中の欠陥の状
態の定量化の要求には、必ずしも充分に対応でき
るものではない。
これに対して、合成開口法と呼ばれる手法によ
る超音波非破壊検査は、前記パルスエコー法によ
る超音波非破壊検査における難点を除去しようと
するものであつて、方位分解能の向上とともに対
象物体までの距離の如何に拘らず一定の方位分解
能が得られるというものである。このことについ
て、第9図および第10図を用いて説明する。先
ず、第9図において、1は超音波送受信子であつ
て開口dを有するものであり、2は超音波送受信
子1から送波された超音波ビームであつてビーム
広がり角βを有するものであり、3は映像化の対
象物体であつて、ここでは点状物体にされてい
る。4は超音波送受信子1と対象物体3との間に
介在する伝播媒質であり、5は超音波送受信子1
の走査線(画)である。こゝで、送波超音波の周
波数は、伝播媒質中の音速はCにされ、また、
超音波ビーム2が対象物体3を見込む範囲の長さ
はLにされている。そして、対象物体3はX−Z
平面において(Xo,Zo)に位置し、超音波送受
信子1は走査線5上を超音波を送受しつつ走査さ
れるものであり、その位置は(x,o)であるも
のとする。次に、第10図は、第9図におけるい
くつかの走査点(送受信点)における対象物体3
の超音波ビームの反射による超音波送受信子1の
受信信号を送信時点からの時間に関して図示され
たものである。ここで、超音波受信信号の送信時
点から受信時点までの時間t、すなわち位相遅れ
は、 t(x)=2/C√(−)22……(1) で与えられる。この(1)式で与えられる位相遅れ履
歴は、第10図において二点鎖線で示されるよう
に双曲線状となる。この第10図において、走査
方向で長さLの範囲内において受信された受信信
号をコヒーレント加算することによつて、双曲線
状の位相遅れ履歴線上に分散されている対象物体
からの反射による信号強度を対応物点上に圧縮す
ることができる。このことは、第9図における走
査線5上の各走査点が超音波ビーム2の広がりに
依存して見かけ上の長さLを有する超音波送受信
子の開口を順次占有形成していくこと、すなわち
開口Lの超音波送受信子で対象物体を照射してい
くことと物理的には等価である。そして、この長
さLが合成開口長と呼ばれるものであり、このこ
とを用いて対象物体を映像化させる手法が合成開
口法と呼ばれるものである。
こゝで、方位分解能δxは、超音波波長がλで
あるときには、 δx=λ/LZo ……(2) となるが、開口Lは、超音波ビームの広がりλ/d と対象物体3までの距離Zoとから、 L=λ/dZo ……(3) となることから、(3)式で定まるLを(2)式に代入す
ることにより、方位分解能δxは、 δx=d ……(4) となる。上記合成開口法における方位分解能δx
は、(4)式から判明されるように、対象物体3まで
の距離Zoに依存することなく、超音波送受信子
1の開口d程度で一定であるようにされる。
この合成開口法による対象物体映像化法を、例
えば第9図におけるX−Z平面を対象にして実施
しようとする場合について、第11図を用いて説
明する。第11図において、合成開口長Lの範囲
の全走査点における受信信号群を用いて再生され
る領域は#1映像化領域内の直線l上の各点であ
り、この直線l上のある所定の点Kを再生するた
めに必要な受信信号群は図中の二点鎖線で示した
双曲線上の受信信号の値である。このときの合成
開口長Lは、X−Z平面で映像化しようとするZ
方向の最も距離の大きい位置に対応して定義され
たものである。なお、直線lは合成開口長Lに相
当する#1映像化領域の範囲の中線をなすもので
ある。また、前記双曲線が定義される範囲は、図
中に点線で示されるような、超音波送受信子の超
音波ビームの広がりで定まるものである。すなわ
ち、走査方向に対して合成開口長Lの領域を映像
化するためには、合成開口長Lの2倍の長さの走
査範囲の全走査点の受信信号群が必要となる。図
中、#1映像化領域を映像化するために必要とさ
れるものは#1走査範囲における全受信信号群で
あり、#2映像化領域を映像化するために必要な
ものは#2走査範囲における全受信信号群であ
る。
このような合成開口法によつて、対象物体にお
ける広範囲の領域を映像化しようとするときに
は、映像化のための双曲線状に示される位相遅れ
履歴線はZ方向に対して関数形が異なるために、
各走査点における受信信号を一旦A/D変換し
て、一方向が走査点に対応し、他の一方向が時間
に対応する2次元構成のメモリに取り込み、映像
化の対象にされる点に対応した位相遅れ履歴線に
依存して定まる各走査点における受信信号の中の
所要のものを順次に選択してくり返し加算がなさ
れる。そして、このような演算処理は映像化の対
象とされる全ての点についてくり返し実行される
ことになる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記されたような従来のやり方によると、映像
化の対象物体における多くの点から送受信子に反
射される受信信号のものを順次に選択して繰り返
し加算が行なわれるものであり、このような繰り
返し加算のためのデータは所定のメモリに一時的
に格納されているものであることから、例えば原
子力プラントの配管部のような広範囲の領域を映
像化しようとするためには、極めて容量の大きい
メモリが必要になるとともに、映像化のために相
当に長い時間がとられてしまうという問題点があ
つた。
この発明は、上記のような問題点を解決するた
めになされたものであつて、使用されるメモリの
容量を節約するとともに、映像化、すなわち画像
再生処理に要する時間が著しく短縮され、実時間
使用が可能な物体映像化装置を提供することを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明に係る超音波もしくは電磁波による物
体映像化装置は、合成開口法に基づき対象物体を
映像化する際に、超音波もしくは電磁波送受信系
を機械的もしくは電子的に走査して前記対象物体
に対して空間的な広がりのある超音波もしくは電
磁波ビームを送信し、前記対象物体からの反射波
を受信しながら、前記送信から前記受信までに必
要な信号伝播時間と音速(光速)とから定まる距
離を半径として走査点位置を中心とする円弧上で
前記ビームの広がりの範囲内で定義される領域に
受信信号を均等の強度をもつて分散させることを
各走査点で逐次行ない、空間内の同一位置におけ
る前記分散された値を逐次加算していくようにさ
れる物体映像化装置において、前記受信信号をあ
る所定のサンプリング時間で離散化してデジタル
値を得るA/D変換部と、前記得られた離散化デ
ジタル値をある1単位の受信データ分格納する
A/Dラインメモリ部と、像再生演算を行なう際
に再生過程の画像データを読み書きする画像メモ
リ部と、前記走査点位置からの等距離線分布をテ
ーブル化した等距離線テーブルと、前記等距離線
テーブルにより指定されたアドレスの画像データ
と前記受信データとを加算する累算部と、前記累
算結果を画像メモリ部に書き込むためのゲート部
と、累算演算終了後に画像メモリ部内の画像デー
タを1ライン分シフトするためのラツチゲート部
と、像再生処理が終了したラインを出力する線画
像メモリ部と、上記線画像を逐次入力し、スクロ
ール表示する画像表示部とを備えたものである。
「作用」 この発明によれば、送信された超音波(電磁
波)ビームが対象物体に反射して受信されるまで
の信号伝播時間と音速(光速)とで定まる距離を
半径とし、走査点を中心とする円弧上のある所定
の領域内でその強度が均等になるように受信信号
を走査点毎に分散させ、この分散された値を走査
点毎に等距離線テーブルの内容に対応される画像
データと逐次加算し、このようにして像再生処理
の終了したデータが1ライン分毎に逐次に出力・
表示される。
〔実施例〕
この発明の実施例装置の説明に先立ち、第7図
および第8図を参照しながら、この発明による装
置についての特徴点を説明しておく。
この発明による装置の特徴は、第9図における
Z方向の線上で画像再生するための合成開口内の
受信信号群に対する位相履歴線を用いることにあ
るのではなく、各走査点での受信信号列におい
て、ある所定の受信信号をその送信から受信まで
に要する時間と音速とから定まる等距離線上で均
等に分散させ、これにより、合成開口範囲内で送
受信系が走査を終了した時点で対象物体像を再生
させることに特徴があり、当該受信信号を上記等
距離線上で均等に分散させるときに、ある所定の
1走査点に対する受信信号列のサンプリング数に
対応した等距離線群をあらかじめ算出しておい
て、これをテーブル化して等距離線テーブルと
し、このテーブルを参照することによつて行なう
ものであり、上記等距離線テーブルは全ての走査
点に対する受信信号列を均等分散させるときに共
通に使用できるものである。このことを第7図お
よび第8図を参照して、さらに説明する。先ず、
第7図において、走査点(x,o)における受信
信号列の送信から受信までに要する時間がtであ
るようなサンプリング値は、伝播媒質4中の1/2 ctなる距離の点状物体で反射されてから受信され
たものであると考えられ、上記点状物体の存在す
る空間位置は、上記走査点(x,o)を中心とし
て1/2CTなる半径の円弧上にあることになる。そ して、このような円弧を等距離線として定義する
と、かゝる等距離線は、第7図において点線で示
されているような、超音波ビーム2の範囲内での
み定義されるものである。そして、合成開口長L
から定まる走査範囲内の各々の走査点について、
上記と同様にして等距離線を考えていくと、この
第7図から明らかなように、各々の等距離線は空
間内で点状物体が真に存在する位置で交点を形成
するようにされる。すなわち、ある所定の合成開
口範囲内の各走査点での受信信号列を全て上記受
信時間に対応した等距離線に均等に分布していく
と、点状物体が真に存在する位置に受信信号値が
累算されていき、最終的には、上記点状物体の像
が画像再生されることになる。このとき、受信信
号列を受信時間に対応した等距離線を各走査点の
全てについてテーブル化させて保有することは、
使用されるテーブル用メモリに必要な容量が極め
て膨大となり、このようなことを実施するのは困
難である。そのため、ここでは、ある1個の走査
点に対する等距離線群だけについてのテーブルを
参照し、全ての走査点の受信信号を均等に分散す
るようにされている。このことについては、第8
図を参照しながら説明する。この第8図におい
て、画像化対象線1を画像再生する場合は、合成
開口範囲1内の受信信号群に対して図中に示され
ている等距離線テーブルを用いて受信信号を均等
に分布することを順次くり返していくことによ
り、合成開口範囲1の走査が終了した時点で所要
の線像が形成されることになる。なお、ここでの
合成開口範囲とは、画像再生しようとする走査点
より最も距離が離れた位置に対応したものとして
定義されている。次に、画像化対象線2を画像再
生する場合は、合成開口範囲2の受信信号群に対
して、同様に、画像化対象線1を画像再生したと
きと全く同じ等距離線テーブルを用いて画像再生
をすることができる。そして、このような処理操
作を順次くり返していくことにより、線画像の集
まりとしての二次元画像が逐次に再生されてゆく
ことになる。このとき、例えば、合成開口範囲1
および合成開口範囲2の各走査点の受信信号列を
均等分布して画像化対象線1および画像化対象線
2を再生しようとする場合に、両者間で相違する
ことは、走査点1と走査点2の受信信号列を均等
分散するか、あるいはしないかだけのことであ
る。すなわち、この発明による装置の特徴は、超
音波送受信子を逐次走査して超音波を送受し、受
信信号をA/D変換し、これを等距離線テーブル
を参照して均等に分散させ、累算格納するための
2次元メモリ(以下画像メモリ部と称す)を有
し、かつ、この画像メモリ部に受信信号を累算格
納する時点で、画像メモリ部内の全データを1走
査点の対応分だけラインシフトした後に上記等距
離線テーブルを用いて現に対象としている受信信
号列の均等分布、累算格納処理を行うことから上
記画像メモリ部は1個の合成開口長範囲だけで均
等に分布された信号を累算格納するための2次元
メモリでよく、上記等距離線テーブルを共通に使
用することができるという点にあるものである。
このようなとき、画像メモリ部からラインシフト
によつていわば押し出されてくるラインデータが
再生されて、所要の線画像がえられることにな
る。また、走査点対応ラインは画像メモリ部の行
方向の中心ラインとなつている。上記のような処
理操作を各々の走査点毎に逐次くり返すことによ
つてえられる線画像を出力表示していくことで、
線画像の集まりとしての所要の2次元画像が逐次
更新されながらえられていくことになる。
第1図は、この発明の実施例を説明するための
機能ブロツク図であり、1は超音波送受信子、6
は被検材であり、超音波送受信子1によつてその
内部欠陥を映像化しようとするものである。7は
パルス発生部であつて、超音波送受信子1にスパ
イク状のパルス電圧を印加し、この超音波送受信
子1より所定の超音波信号を被検材6中へ送波せ
しめるためのものである。8は受信増幅部であつ
て、超音波送受信子1からの超音波受信信号を増
幅するためのものである。9はA/D変換部であ
つて、受信増幅部8で所定のレベルに増幅された
超音波受信信号をA/D変換して、ある所定の連
続信号をある定められたサンプリング時間で離散
化するためのものである。10は送受タイミング
制御部であつて、パルス発生部7より超音波送受
信子1にパルス電圧を印加するタイミング信号を
発生し、また、A/D変換部9が受信増幅部8よ
りの増幅された超音波受信信号のA/D変換操作
を開始する時点を制御するタイミング信号を発生
するためのものである、11は測定系制御部であ
つて、送受タイミング制御部10に所要のタイミ
ング信号を発生させるための制御信号と、超音波
送受信子1を被検材6の表面上で走査させるため
の制御信号とを発生し、さらに、超音波送受信子
1が超音波信号を送受した時点での位置情報を超
音波送受信子1の走査駆動部エンコーダ等を介し
て取り込むタイミングを制御するためのものであ
る。12は走査駆動部であつて、測定系制御部1
1からの走査制御信号により超音波送受信子1を
走査させるためのものである。13は画像再生処
理部であつて、A/D変換部9によつてえられた
離散的なデジタル値を各走査点での測定毎に順次
格納し、等距離線テーブル14を参照しながら順
次に画像再生処理する画像メモリ部等から成るも
の、14は等距離線テーブルであつて、A/D変
換部9によつて離散化された受信信号列を、後述
される画像メモリ部に対して、その送信から受信
までに要する時間で定まる円弧によつて表わされ
る等距離線に従つて所定のアドレスに累算・格納
するための、アドレステーブル構成をもつもの、
15は画像表示部であつて、画像再生された線画
像を逐次ラインシフトしながら表示することによ
つて、連続的に画像領域が更新されていく形式で
所要の平面画像を表示するためのものである。
次に、第2図には、上記画像処理部13の詳細
なブロツク構成図が示されている。この第2図に
おいて、16はA/D変換部9でえられる離散的
なデジタル値を順次格納するA/Dラインメモリ
部であり、A/D変換部9と連携して各走査点で
の受信データを一時格納するようにされる。17
はゲート部であつて、A/Dラインメモリ部16
に格納されたデータを累算部18に順次入力する
ときに介在されるものであり、所要の累算が行な
われている間は、データを保持するようにされ
る。18は累算部であつて、ゲート部17を通し
て入力された受信データと等距離線テーブル14
により指定された画像メモリ部21のアドレス上
の像データに累算するためのものであり、この累
算演算は、ゲート部20が開いてから入力される
トリガ信号に従つて行なわれる。19はゲート部
であつて、累算部18の出力を画像メモリ部21
に書き込むときのデータを保持するためのもの、
20はゲート部であつて、等距離線テーブル14
により指定された画像メモリ部21のアドレス上
のデータを保持するためのものである。21は累
算結果を格納する画像メモリ部であつて、等距離
線テーブル14により指定されたアドレスの画像
データが読み出され、この画像データと受信デー
タとが累算部18で累算され、ゲート部19を通
して再び同じアドレスに書き込まれるものであ
る。このような操作が全受信データについて行な
われてから、ラツチゲート部22を介して1ライ
ン分のシフトが行なわれ、像再生演算の終了した
ライン(図中、最上位ライン)のデータが線画像
メモリ部23に入力され図中、最下位ラインにデ
ータ“0”がセツトされる。22はラツチゲート
部であつて、画像メモリ部21のラインシフトと
同時に合成開口長分のデータの均等分布が終了し
たライン(i=0)のデータを線画像メモリ部2
3に入力するためのものであり、図中i行目のデ
ータがラツチされ、次いでゲートを開いて(i−
1)行目に転送され、これを列回数繰り返すこと
により1ライン分のデータが同時にシフトされ、
かつ線画像メモリ23へデータが転送されて、図
中、最下位ラインにデータ“0”がセツトされ
る。23は線画像メモリ部であつて、画像メモリ
部21上で合成開口長分の均等分布処理が終わつ
て像再生が完了したライン(i=0)の再生像
を、ラツチゲート部22を介して順次出力されて
くる線画像として格納するためのものである。2
4は上記された画像再生処理を制御するための画
像再生制御部であり、等距離線テーブル14にあ
らかじめ格納されているアドレス情報に従つて画
像メモリ部21上のデータを読み出し、ゲート部
20のタイミングをコントロールし、累算部18
によりA/Dラインメモリ部16より読み出した
受信データと累算を行なわせ、ゲート部19を介
して画像メモリ部21の同じアドレスに格納させ
る。このような処理を受信データ分だけ行なつて
から、ラツチゲート部22をコントロールして画
像メモリ部21のデータを1ライン分だけシフト
するとともに線画像メモリ部23に再生像を入力
させるタイミングをコントロールする。
この第2図において、累算部18、ゲート部1
9,20、ラツチゲート部22はそれぞれの要素
を並列にしたものであるが、その個数は画像メモ
リ部21の行数(i)に等しくされており、これは合
成開口長範囲での走査点の数Lに等しいことは明
らかである。
こゝで上記第2図に示されている画像メモリ部
21および等距離線テーブル14の構成を、被検
材6が円筒形状の配管である場合を例にして、第
3図を参照しながら説明する。この第3図におい
て、いま、配管外半径がRo、配管内半径がRiで
あり、超音波送受信子は配管外壁面上をその円周
方向で走査されているものとする。このとき、走
査されている超音波送受信子の開口がD、配管材
中の音速がC、送信されている超音波の中心周波
数が、配管内壁面上の任意の点に対する合成開
口長がL、この合成開口長Lを見込む配管中心に
おける角度がα、超音波送受信子の超音波ビーム
の広がり角がθwであるものとすると、上記超音
波の波長λは λ=C/f ……(5) であることから、超音波ビームの広がり角θwは θw=λ/D …(6) となる。合成開口長Lは、角度αを用いて L=Ro・α ……(7) となり、このときの角度αは で与えられる。ある所定の1走査点に対応した受
信信号列において、n番目のデイジタルサンプリ
ング値の送信から受信までの時間がto、サンプリ
ング時間が△tRであるものとすると、 to=(n−1)△tR ……(9) であり、この時間toに対する等距離線の距離Znは Zn=1/2to・C ……(10) となる。このとき、距離Znである等距離線が定
義される範囲を第2図の配管中心での角度θmax Zo
考えると、この角度θmax Zoは、 で与えられる。したがつて、距離Znなる等距離
線上に受信信号列の中のn番目のデイジタルサン
プリング値を均等に分布せしめる場合の等距離線
定義範囲を第2図に示されている画像メモリ部2
1の行方向の中心行を基準とした角度θzoで考え
ると、これは、 |θzo|θmax Zo ……(12) となる。第2図における画像化対象線分上で配管
内壁面上の点を超音波ビームが見込み得るのが、
等距離線端点、すなわち、図中で画像化対象線分
をその中心とする合成開口長Lの端部とこの点と
の距離Zmax Zo=Ro−Riを伝播してくる超音波信号
までを受信信号列とし、このZmax Zo=Ro−Riなる
等距離線を考えなければ図中の画像化対象線分の
全てを画像再生することはできない。こゝに、
Zmax Zo=Ro−Riは次式で与えられる。
したがつて、第2図に示されている画像メモリ
部14(M×Nフレームメモリ構成)の容量につ
いて、必要な行数Mおよび列数Nはそれぞれ次式
で与えられる。
M=〔L/Ro・△θ〕 ガウス記号+1 ……(14) N=〔2・ZmaxZo=Ro−Ri/C・△tR+0.5〕 ガウス記号+1
……(15) ただし、△θは超音波受信信号の走査ピツチの
配管中心での角度ピツチとしている。ここで、あ
る所定の1走査点に対して(10)式で与えられる距離
Znなる等距離線に対応して受信信号列を第2図
の画像メモリ部21に均等に分布させる場合のア
ドレス群(i,J)についてその求め方を第4図
に基づいて説明する。この第4図は、前記第2図
に示されている等距離線テーブル14の内容を示
すものであり、この等距離線テーブル14に従つ
て第2図における画像メモリ部21へ受信信号列
を均等に分布させていくことができる。いま、上
記画像メモリ部21のi行目について考えると、
このときの第2図における配管中心での角度θi
は、(14)式でのMを用いて θi=(M+1/2−i)△θ ……(16) となるが、このθiは(12)式の制限を受けることか
ら、距離Znを対象とするiの定義範囲は(11)式、
(12)式、(14)式、(16)式より次式で与えられる。
imin o=M+1/2−〔θmaxZo/△θ〕 ガウス記号 ……(17) imax o=(M+1)−imin o ……(18) このとき、Jアドレスは J=〔2{Ro−Ro cosθi+√Zn2−Ro2sin
2θi}/C・△tR+0.5〕 ガウス記号+1 ……(19) で与えられる。このような方法によつて決まる
(i,J)アドレスの組み合わせの求め方の処理
フロー図は第5図に示されている。この第5図に
示されている処理フローにしたがつて、あらかじ
め(i,J)アドレスの組み合わせを計算してお
き、第2図における等距離線テーブル14に所要
のアドレステーブルとして書き込み格納しておけ
ばよいことになる。
以上のように、あらかじめ所定の演算で求めら
れた(i,J)アドレスを第2図に示した等距離
線テーブル14に格納し、この等距離線テーブル
14を参照しながら画像再生処理を行なう動作に
ついて、前記第2図および第6図を用いて説明す
る。この第6図は、第2図における装置のタイミ
ングチヤート図である。いま、合成開口長範囲内
での超音波送受信子の走査回数がLであるものと
すると、Lを超えるまでは、えられる線画像は無
意味のものであり、第6図には、走査回数がLを
超えてn回目の送受信が行なわれる場合について
例示されている。n回目の超音波の送受信が行な
われ、受信信号はA/D変換部9によりデジタル
値に変換されて、A/Dラインメモリ部16に格
納される。このA/Dラインメモリ部16に格納
されたデータは送信開始時刻から一定の時間遅れ
をもつて一定のサンプリング時間でサンプリング
されたデータであり、このデータを順次ゲート部
17を通して累算部18に入力する。いま、k番
目のA/Dデータが累算部18に入力されている
ものとすると、このk番目のデータに対応する等
距離線テーブル14のアドレス(i,j)を画像
メモリ部21に送り、このアドレスでアクセスさ
れた画像データがゲート部20を介して累算部1
8に入力され、所要の累算が行なわれる。この累
算結果は、ゲート部19を介して画像メモリ部2
1の同じアドレスに書き込まれる。このような操
作を、A/Dラインメモリ部16に格納されてい
る受信データの全てに対して行なうことにより、
像再生処理は完了する。次に、画像メモリ部21
の各行(i)のデータをラツチゲート部22を介して
1ライン分シフトし、第2図における最上位のラ
イン上のデータは線画像メモリ部23に入力さ
れ、最下位のライン上のデータは“0”となる。
このような操作が終了すると、n回目の送受信に
対する処理は全て完了し、次にn+1回目の送受
信が行なわれることになり、これをくり返すこと
により無限領域の像再生が実現できる。
なお、上記実施例装置は、送信超音波が超音波
パルス波の場合について説明されたが、この送信
超音波が、例えば、線型周波数変調を与えられた
信号(いわゆるチヤープ信号)であるときには、
第1図のパルス発生部7に代えてチヤープ信号発
生部を用い、受信増幅部8とA/D変換部9との
間に相関器を設けて、チヤープ信号発生部からの
チヤープ信号を参照波として受信増幅部8の出力
信号との相互相関をとるようにすることで、上記
実施例と同様の効果が期待される。
また、上記実施例装置は、超音波送受信子が機
械的に走査される場合について説明されたが、こ
れに限らず、アレイ構成から成る超音波送受信子
を電子的に走査する場合についても、第1図の超
音波送受信子1の後段に適当な電子リレー部を設
けるとともに、測定系制御部11に上記電子リレ
ー部のリレー切換制御機能を付加することもでき
る。また、第2図の画像メモリ部21は、M×N
の容量のフレームメモリ構成のものとしたが、こ
れに限らず、その容量が対象物体に対して必要最
大である構成とし、画像再生の際に使用する画像
メモリ部21の対象領域が左下詰めM×N領域で
あるようにし、また、出力画像再生ラインがM+
1ラインのデータであるようにすれば、所望の構
成のものにすることができる。
さらに、上記実施例装置は、超音波による物体
映像化装置について説明されたが、これに限ら
ず、電磁波による場合の、例えば、パルスレーダ
による物体またはその表面の映像化装置としても
同様の効果を奏するものである。
〔発明の効果〕
以上説明されたように、この発明に係る超音波
もしくは電磁波による物体映像化装置は、合成開
口法に基づき対象物体を映像化する際に、超音波
(電磁波)送受信系を機械的(電子的)に走査し
て前記対象物体に対して空間的な広がりのある超
音波(電磁波)ビームを送信し、前記対象物体か
らの反射波を受信しながら、前記送信から前記受
信までに必要な信号伝播時間と音速(光速)とか
ら定まる距離を半径として走査点位置を中心とす
る円弧上で前記ビームの広がりの範囲内で定義さ
れる領域に受信信号を均等の強度をもつて分散さ
せることを各走査点で逐次行ない、空間内の同一
位置における前記分散された値を逐次加算してい
くようにされる物体映像化装置において、前記受
信信号をある所定のサンプリング時間で離散化し
てデジタル値を得るA/D変換部と、前記得られ
た離散化デジタル値をある1単位の受信データ分
格納するA/Dラインメモリ部と、像再生演算を
行なう際に再生過程の画像データを読み書きする
画像メモリ部と、前記走査点位置からの等距離線
分布をテーブル化した等距離線テーブルと、前記
等距離線テーブルにより指定されたアドレスの画
像データと前記受信データとを加算する累算部
と、前記累算結果を画像メモリ部に書き込むため
のゲート部と、累算演算終了後に画像メモリ部内
の画像データを1ライン分シフトするためのラツ
チゲート部と、像再生処理が終了したラインを出
力する線画像メモリ部と、上記線画像を逐次入力
し、スクロール表示する画像表示部とを備えた構
成にされていることから、方位分解能のすぐれた
合成開口法に基づいて対象物体を映像化するとき
に、必要なメモリの容量の節減およびその有効利
用が図られるとともに、画像再生処理に要する時
間が大幅に短縮される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明による実施例装置の機能ブ
ロツク図、第2図は、上記実施例装置における画
像再生処理部の詳細ブロツク図、第3図は、上記
実施例装置における等距離テーブルおよび画像メ
モリ部に関する説明図、第4図は、上記等距離線
テーブルの具体的な求め方についての説明図、第
5図は、上記等距離線テーブルを求めるときの演
算処理フロー図、第6図は、上記実施例装置の動
作手順を示すタイムチヤート図、第7図は、この
発明の装置に適用される像再生方法の原理的説明
図、第8図は、この発明における像再生のときの
画像化領域と等距離線テーブルとの間の関係説明
図、第9図は、合成開口法による物体映像化方法
の一般的な説明図、第10図は、第9図の方法に
おける超音波送受信子の位相履歴の説明図、第1
1図は、第9図の方法の実施に関する説明図であ
る。 1は超音波送受信子、2は超音波ビーム、3は
映像化対象物点、4は伝播媒質、5は走査面
(線)、6は被検材、7はパルス発生部、8は受信
増幅部、9はA/D変換部、10は送受タイミン
グ制御部、11は測定系制御部、12は走査駆動
部、13は画像再生処理部、14は等距離線テー
ブル、15は画像表示部、16はA/Dラインメ
モリ部、17,19,20はゲート部、19は累
算部、21は画像メモリ部、22はラツチゲート
部、23は線画像メモリ部、24は画像再生制御
部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 合成開口法に基づき超音波もしくは電磁波を
    用いて対象物体を映像化する際に、超音波もしく
    は電磁波送受信系を機械的もしくは電子的に走査
    して前記対象物体に対して空間的な広がりのある
    超音波もしくは電磁波ビームを送信し、前記対象
    物体からの反射波を受信しながら、前記送信から
    前記受信までに必要な信号伝播時間と音速もしく
    は光速とから定まる距離を半径として走査点位置
    を中心とする円弧上で超音波もしくは電磁波ビー
    ムの広がりの範囲内で定義される領域に受信信号
    を均等の強度をもつて分散させることを各走査点
    で逐次行ない、空間内の同一位置における前記分
    散された値を逐次加算していくようにされる物体
    映像化装置において、前記受信信号をある所定の
    サンプリング時間で離散化してデジタル値を得る
    A/D変換部と、前記得られた離散化デジタル値
    をある1単位の受信データ分格納するA/Dライ
    ンメモリ部と、像再生演算を行なう際に再生過程
    の画像データを読み書きする画像メモリ部と、前
    記走査点位置からの等距離線分布をテーブル化し
    た等距離線テーブルと、前記等距離線テーブルに
    より指定されたアドレスの画像データと前記受信
    データとを加算する累算部と、前記累算結果を画
    像メモリ部に書き込むためのゲート部と、累算演
    算終了後に画像メモリ部内の画像データを1ライ
    ン分シフトするためのラツチゲート部と、像再生
    処理が終了したラインを出力する線画像メモリ部
    と、上記線画像を逐次入力し、スクロール表示す
    る画像表示部とを備えた超音波もしくは電磁波に
    よる物体映像化装置。
JP60292768A 1985-12-27 1985-12-27 超音波もしくは電磁波による物体映像化装置 Granted JPS62153749A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60292768A JPS62153749A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 超音波もしくは電磁波による物体映像化装置
DE19863644363 DE3644363A1 (de) 1985-12-27 1986-12-24 System zum abbilden eines objektes mit ultraschall- oder elektromagnetischen wellen
US06/946,481 US4841489A (en) 1985-12-27 1986-12-24 Method of imaging an object by ultrasonic or electromagnetic waves

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60292768A JPS62153749A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 超音波もしくは電磁波による物体映像化装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62153749A JPS62153749A (ja) 1987-07-08
JPH0554909B2 true JPH0554909B2 (ja) 1993-08-13

Family

ID=17786087

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60292768A Granted JPS62153749A (ja) 1985-12-27 1985-12-27 超音波もしくは電磁波による物体映像化装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62153749A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN117092470B (zh) * 2023-10-16 2024-01-19 江苏创大电气有限公司 一种应用于配电箱的电火花检测方法及系统

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62153749A (ja) 1987-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5428999A (en) Method and apparatus for acoustic examination using time reversal
US9958420B2 (en) Synthetic data collection method for full matrix capture using an ultrasound array
GB2023824A (en) Method and apparatus for ultrasonically measuring concentrations of stress
JPS627856B2 (ja)
Busse et al. Review and discussion of the development of synthetic aperture focusing technique for ultrasonic testing (SAFT-UT)
US6023660A (en) Method and device for the processing of signals representative of waves reflected or transmitted by a voluminal structure with a view to exploring and analyzing said structure
Schmitz et al. Synthetic Aperture Focussing Technique: state of the art
JP2002345815A (ja) 3次元超音波撮像システム
JPH0554909B2 (ja)
JPH0584461B2 (ja)
JPH0554908B2 (ja)
JPH0584462B2 (ja)
JPH0572980B2 (ja)
JPH0364831B2 (ja)
JPS59197854A (ja) 超音波探傷装置
JPH0579142B2 (ja)
JPS63295961A (ja) 超音波もしくは電磁波による物体映像化方法
JPH0644038B2 (ja) 物体映像化装置
JPH0572981B2 (ja)
JPH0527080A (ja) 超音波信号処理装置
JPS6258103A (ja) 超音波探傷法
JP3034732B2 (ja) 金属薄板内部欠陥の2次元画像表示方法および装置
JPH01318951A (ja) 超音波もしくは電磁波による物体映像化装置
KR100543736B1 (ko) 초음파 영상 표시 방법
JPH11295277A (ja) 超音波探傷結果の映像表示方法及びその映像表示装置