JPH0555109B2 - - Google Patents

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JPH0555109B2
JPH0555109B2 JP23692586A JP23692586A JPH0555109B2 JP H0555109 B2 JPH0555109 B2 JP H0555109B2 JP 23692586 A JP23692586 A JP 23692586A JP 23692586 A JP23692586 A JP 23692586A JP H0555109 B2 JPH0555109 B2 JP H0555109B2
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JP
Japan
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sepiolite
carrier
enzyme
present
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Prior art date
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Expired - Lifetime
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JP23692586A
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English (en)
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JPS6391083A (ja
Inventor
Takeshi Majima
Mitsuo Kawase
Yasuko Terauchi
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NGK Insulators Ltd
Original Assignee
NGK Insulators Ltd
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  • Immobilizing And Processing Of Enzymes And Microorganisms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は生化学反応を触媒する蛋白質である酵
素を固定して工業用生産プロセスに利用するため
に用いられる酵素固定用担体の製造法に関するも
のである。
(従来の技術) 酵素を利用した生体反応を工業的に行わせるた
めには酵素を多糖類や合成高分子に吸着させた
り、ゲルで包括して固定化する方法が一般的であ
る。しかしながらこれらの担体はは有機材料であ
るため機械的強度が低い傾向にあり、スケールア
ツプに適さない欠点がある。従つて機械的強度が
高く、また滅殺菌のための熱や化学薬品に強いセ
ラミツク表面に酵素を固定化することが好まし
い。ところがセラミツクの範疇に属するものでも
ムライ質やコーデイライト質のものはその比表面
積が1m2/g前後であるために固定できる酵素量
が少ない欠点がある。またシリカ質の多孔質ガラ
スビーズも酵素固定用担体として知られている
が、比表面積が75m2/gと比較的大きい利点を有
する反面、製造工程が複雑で極めて高価なもので
あるという欠点があつた。
そこで最近ではケイ酸マグネシウム質のセピオ
ライトをこの種の担体として用いる試みがなされ
ている。このためにはセピオライト原石中から比
面積を低下させる原因となる不純物を除去して高
純度のセピオライト原料を用いる必要があるが、
一般にセピオライト原石中にはドロマイト等の炭
酸塩鉱物が多量に混在しているため、従来はセピ
オライト原石から不純物の多い部分を除去したう
え更に精製を行わねばならず、セピオライト原石
中有効に利用できる部分の比率は極めて低くな
り、経済的に他の担体と競合できないという問題
があつた。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明は上記したような従来の問題点を点を解
決して、100m2/g前後の大きい比表面積を有して
従来よりも多量の酵素を固定することができる酵
素固定用担体を、従来は廃棄されていた不純物の
多いセピオライト原石から製造することができる
酵素固定用担体の製造法を目的として完成された
ものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は強熱減量16%以上、CaO 5%以上を
含むセピオライト原石を粉砕、篩分けして一定粒
度としたうえ800〜1000℃の温度範囲内で熱処理
し、メタセピオライト又はプロトエンスタタイト
としたことを特徴とするものである。
本発明において用いられるセピオライト原石は
繊維性を持つたケイ酸マグネシウムの塊であり、
外観はコルク状、レザー状、塊状等の種々の形態
を取るが、その結晶構造はタルクの小片をレンガ
積みにしたような独特の構造である。このような
セピオライト原石は多数の細孔を有するものであ
り、細孔径分布を調べると10Åと200Å付近にピ
ークを持つことが分かる。10Å付近の細孔は上記
した結晶構造によるものであり、200Å付近の細
孔は繊維径よるものであると考えられている。セ
ピオライト原石は主としてスペイン、トルコ、中
国、韓国などから産出されるのであるが、前述し
たとおりセピオライト原石中には多量のドロマイ
ト(CaCO3・MgCO3)等の炭酸塩鉱物が含まれ
ているのが常であり、これらの不純物含有率は化
学組成を分析する際には強熱減量及びCaO含有率
として表れる。本発明においては従来は廃棄され
ていた、強熱減量16%以上、CaO 5%以上のド
ロマイト等の含有率の高いセピオライト原石が用
いられる。
本発明ではこのような強熱減量及びCaOの多い
セピオライト原石を粉砕し、好ましくは30〜200
メツシユに篩分けして一定粒度に整粒したうえで
水を加えることなく炭酸塩鉱物の熱分解温度より
高温800〜1000℃の温度範囲内で熱処理を行う。
このような熱処理によりセピオライトは結晶水を
失つてセラミツク化し、メタセピオライト又はプ
ロトエンスタタイト化した状態に移行するが、こ
の相の結晶学的構造等ついては現在のところ十分
には解明されていない。しかしこの熱処理によつ
てセピオライトの結晶構造に変化を生じ、細孔径
分布が変動することが本発明者等によつて確認さ
れた。即ち、第1図に示すように、不純物の多い
セピオライト原石は生のままでは破線のとおり細
孔径が300Å以下の細孔をブロードに持つ細孔径
分布を示すが、500℃程度の低温で熱処理したも
のは200〜400Åによりり大きいピークを持つ細孔
径分布を示し、更にに本発明のように900℃前後
で熱処理を行えば実線で示すとおり400Å付近に
シヤープで大きいピークを持つ細孔径分布を示
す。
このような細孔径分布の変動は、本発明者の推
定によれば、セピオライトの繊維構造中に多量に
混在しているドロマイト等が熱分解しててCO2
スを生じ、このCO2ガスがセピオライトの繊維を
押し拡げることが原因で生ずるものである。しか
し1000℃を越える温度で熱処理するとピークク値
が低下するのは、いわゆる焼きしまりが発生し始
めるためと考えられる。なお熱処理時間は約1時
間で十分であり、セピオライト原石に比較しては
るかに高強度の担体が得られる。
このようにして得られたメタセピオライト又は
プロトエンスタタイトは酵素を固定するに適した
孔径200Å以上の細孔を十分に備えているので酵
素の固定用担体として好適なものであり、第2図
に示すように横軸にセピオライトの熱処理時間を
取り、縦軸に担体1g当りに固定されたインベル
ターゼの量を酵素活性単位(ユニツト)で表した
数値を取つたグラフにおいいては、本発明のよう
に800〜1000℃で熱処理を施した場合に最も大き
い固定化量が得られることがわかる。ここで熱処
理温度が800℃未満であると十分な結晶構造の変
化が起こらないために酵素固定に適した細孔径分
布が得られず、また熱処理温度が1000℃を越えた
場合にはいわゆる焼きしまりが生じて細孔の減少
が生ずるため、やはり酵素固定化量が減少するも
のと考えられる。更に、セピオライト原石中の強
熱減量が16%未満またはCaO含有量が5%未満の
ものはドロマイトのような炭酸塩鉱物の混在量が
少ないために上述したような細孔径分布の変動が
十分に生じないうえ、従来から不純物含有率の少
ないものとして有効に利用されて高価なものであ
るので、廃棄物の有効利用を目的とする本発明に
は不適当なものである。
(実施例) 次に本発明の好ましい実施例を示す。
強熱減量23%、CaO9.8%を含有するスペイン
産のセピオライト原石を破砕機により粉砕し、篩
分けして平均粒度が80〜100メツシユの粒状体と
したうえ、電気炉に入れ空気中で900℃1時間の
熱処理を行つた。得られた担体の細孔径分布を累
積気孔率を微分する方法により測定したところ、
細孔径が400Åにピークを持ち比表面積は100m2/
gであつた。このメタセピオライト質の担体を10
%のガンマーアミノプロピルトリエトキシシラン
によりシラン化し、アセトンで洗浄し一晩風乾し
たうえ1%グルタルアルデヒド水溶液で3時間処
理し、1%インベルターゼノ酢酸バツフアー(PH
4.0)中に浸漬して1時間保持し、更にバツフア
ーで洗浄して担体上にインベルターゼを固定化し
た。次に担体上に固定化されたインベルターゼ活
性を測定するために以下の操作を行つた。
先ず1%サツカロースを含む酢酸バツフアー30
mlを30℃で恒温にした後上記の担体を浸漬し、ス
ターラーで撹拌しつつ100mlずつサンプリングし、
0.1NのNa2CO3の一定量を加えて反応を完全に止
めた。ついで生成物であるグルコースを和光純薬
のグルコースBテスト法により定量し、単位時間
あたりのグルコース生成量を算出した。その結果
を1分間あたり1μモルのグルコースを生成する
酵素活性量を1ユニツトとして表すと、290ユニ
ツト/gであり従来のコーデイライト質の担体で
は10ユニツト/g、ムライト質の担体では3ユニ
ツト/g、コーニング社の酵素固定化用アルミナ
ビーズの担体では160ユニツト/gであつたのに
対して極めて大きい値が得られた。
(発明の効果) 本発明は以上の説明からも明らかなように、不
純物の含有量が多いため従来は廃棄されていた極
めて安価なセピオライト原石を利用して比表面積
が大きく、酵素を固定化するに適した200Å以上
の細孔を持ち、従来のコーデイライト、ムライト
等よりもはるかに多量の酵素を固定化でき、また
高価なガラスビーズやセラミツクビーズに比較し
ても同等又はそれ以上の酵素を固定化できる酵素
固定用担体を得ることに成功したものである。よ
つて本発明は従来の問題点を解消したものとし
て、産業の発展に寄与するところは極めて大きい
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の酵素固定用担体の細孔径分布
を示すグラフ、第2図はセピオライトの熱処理温
度とインベルターゼ固定化量との関係を示すグラ
フである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 強熱減量16%以上、CaO 5%以上を含むセ
    ピオライト原石を粉砕、篩分けして一定粒度とし
    たうえ800〜1000℃の温度範囲内で熱処理し、メ
    タセピオライト又はプロトエンスタタイトとした
    ことを特徴とする酵素固定用担体の製造法。
JP23692586A 1986-10-03 1986-10-03 酵素固定用担体の製造法 Granted JPS6391083A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23692586A JPS6391083A (ja) 1986-10-03 1986-10-03 酵素固定用担体の製造法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23692586A JPS6391083A (ja) 1986-10-03 1986-10-03 酵素固定用担体の製造法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6391083A JPS6391083A (ja) 1988-04-21
JPH0555109B2 true JPH0555109B2 (ja) 1993-08-16

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ID=17007783

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JP23692586A Granted JPS6391083A (ja) 1986-10-03 1986-10-03 酵素固定用担体の製造法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0695929B2 (ja) * 1988-05-25 1994-11-30 日本碍子株式会社 酵素固定化バイオリアクター

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JPS6391083A (ja) 1988-04-21

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