JPH0555131B2 - - Google Patents

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JPH0555131B2
JPH0555131B2 JP2234664A JP23466490A JPH0555131B2 JP H0555131 B2 JPH0555131 B2 JP H0555131B2 JP 2234664 A JP2234664 A JP 2234664A JP 23466490 A JP23466490 A JP 23466490A JP H0555131 B2 JPH0555131 B2 JP H0555131B2
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grid
collimator
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Kureguro Sheido Kaaru
Oogasuchin Makufuooru Jeemusu
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General Electric Co
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Publication of JPH0555131B2 publication Critical patent/JPH0555131B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、医学用X線システムに関し、更に詳
しくは、X線乳房撮影用の改良された方法および
装置に関する。
発明の背景 乳房撮影装置は、女性の乳房をX線で検査して
癌または他の腫瘍を検出するために使用される。
このような装置の典型的なものが第1図に示され
ている。一般に、この装置はオペレータ制御ユニ
ツトおよびX線発生器部分20を有している。こ
の部分20はこの装置用の電子的制御装置および
X線源用の電源を有している。機械部分22は
時々C字状アーム組立体と称される部分で、フイ
ルムテーブル24、上側圧縮板26およびX線源
28を有する。C字状アーム組立体は異なる角度
からの画像を得るために水平軸30の周りで回転
することできる。放射線シールド32は部分20
に隣接するオペレータ制御領域をフイルムテーブ
ル24に隣接する患者領域から隔離している。C
字状アーム22は高さの異なる患者に対応するた
めに第1図に示す位置において垂直方向に調節可
能である。テーブル24は画像を記録するために
標準のX線フイルムカセツトを受け入れることが
できる。
乳房撮影検査を行うには、患者の乳房をフイル
ムテーブル24の上に置き、圧縮板26で圧縮す
る。この圧縮は、均一なX線画像密度特性を得る
のに必要な乳房のほぼ均一な密度すなわち厚さを
得るために必要である。換言すると、従来の固定
X線露出技術は一般に乳房が均一な厚さを持つて
いる場合、十分な画像品質すなわちコントラスト
を得ることできる。このような圧縮行為はしばし
ば患者に苦痛を与える。
更に、従来の乳房撮影法は各検査毎に単一の
kVpおよびフイルタを手動で選択する必要があ
る。これはよく見ても目標物の一部分のみに対し
て適切な露出、コントラストおよび放射線量が得
られるにすぎない。
他の欠点は、従来の乳房撮影法がコリメータの
鉛ブレードを手動で調節することを必要とするこ
とであり、この手動調節は2つ問題を有する。1
つの問題は鉛ブレードが皮膚の線に余り近づいた
場合に発生するものであり、この場合背景画像の
露出が良好な表示のためには適切でなくなる。他
の問題はブレードが広く開いたままの状態の場合
に発生するものであり、この場合にはしばしば強
い放射線によつて画像をぼやけさせる散乱が生じ
る。
更に他の欠点は、従来の乳房撮影法においては
単一のX線露出検出器を手動で設定することであ
る。この単一の検出器の設定におけるエラーは露
出を不適正にする。
更に他の欠点は、従来の乳房撮影法においては
フイルムの相反性(reciproity)により、選択し
た技術要因が長い露出時間を有する場合、患者の
放射線量が増大することである。
別の欠点は、従来の乳房撮影法においては金属
またはプラスチツクの〓間グリツドを使用するこ
とである。このようなグリツドは高エネルギのX
線を必要とし、この結果患者の放射線量が増大
し、散乱阻止が制限される。
強制的な圧縮による従来の乳房撮影検査に関連
する不快さに加えて、別の欠点は十分なコントラ
ストを得るのに比較的高いX線放射線量が必要な
ことである。X線強度はフイルムテーブルに設け
られたセンサによつて設定できる。このセンサは
入射するX線に応答し、センサの位置において所
望の露出を設定するようにX線露出時間を調節す
る。このようなセンサは一般に患者の胸壁に隣接
して設置される。これはこの領域が乳房の最も厚
い領域であるからである。胸壁近くで十分な画像
コントラストを得るためのX線強度レベルは通常
他の領域で必要なレベルよりも非常に高いので、
乳首に向かうに従つてフイルムが露出過剰にな
り、画像品質が悪化する。
本発明の目的は、従来の上記および他の欠点を
克服した乳房撮影装置を提供することにある。
発明の要約 本発明は、走査均等化手順を使用してX線乳房
撮影画像を得る方法および装置を提供する。X線
乳房撮影装置は選択された放射強度のX線ビーム
を発生する制御可能なX線源を備えている。X線
源はX線管内の点放射源を通過する予め設定され
た軸線の周りに回転または傾動できるように取り
付けられている。発生されたX線ビームは、X線
源を回転させることによつて目標物全体を走査す
ることができる扇状の形に平行化される。検出手
段が目標物領域の下側に設けられ、目標物領域の
複数のほぼ等しい区分の各々の中の検出位置にお
ける放射線強度を感知するようになつている。目
標物の複数の区分の各々に当たる放射線の強度を
表す信号が発生され、放射線強度が最も低い区分
が制御区分として利用される。この制御区分に当
たる放射線強度を表す信号を利用してX線源の
kVpおよびMaを制御し、所望の画像コントラス
トを得るに十分なレベルに制御区分の強度を調節
する。検出器からの出力信号は走査過程の間、連
続的に監視され、全画像走査を通じて所望のレベ
ルに画像コントラストおよび露出を維持するよう
にX線源の出力が調整される。
本発明は、更にX線ビームの自動平行化機能を
備えており、このために放射している目標物の外
側の放射線を減衰させる手段を有している。ま
た、この減衰手段は検出器によつて受信される信
号によつて制御される。一形態においては、検出
器の信号を監視して、制御区分における放射線強
度の所定の係数倍よりも大きな放射線強度を受信
した区分を識別する。所定の値よりも大きな放射
線強度を有する区分がある場合、これらの区分に
向かう放射線を減衰させるように移動可能なコリ
メータが位置決めされる。この手順は目標物の外
側の領域におけるX線フイルムの露出を低減する
ことによつて目標物の皮膚ラインの表示を改良す
る。また、コリメータはフイルム照明装置の眩光
を最小にするように目標物の外側の画像密度を最
良にする。
X線ビームの走査に関連して、前側コリメータ
が設けられており、このコリメータは該コリメー
タをX線ビーム通路内に維持するようにX線ビー
ムの走査と同期して動かされる。また、目標物の
下側に設けられている後側コリメータがX線ビー
ムの走査と同期して動かされる。後側コリメータ
はX線フイルムカセツトの上方に設けられ、コリ
メータの両側には散乱放射線を阻止するようにX
線不透過性のベルトが取り付けられており、この
ためフイルムの露出は目標物を通過する軸線上の
放射線のみによつてなされる。好適形態におい
て、後側コリメータは複数の空気〓間グリツド要
素を有する矩形グリツドで構成され、これは更に
散乱放射線の阻止を改善するように作用する。後
側コリメータは空気〓間グリツド要素によつて生
ずるグリツド線を除去するためにX線ビームの走
査方向に対して横方向に往復運動させる。
更に、本発明は、検査する特定の患者にとつて
最良のkVpおよびフイルタを自動的に選択する機
能を有している。これは目標物の全領域にわたつ
て予め選択された画像コントラストを設定するよ
うにkVpおよびフイルタ作用を連続して自動的に
選択する装置を有している。X線源用のkVpおよ
びMaを連続的に調節することを加えて、本装置
は更に患者に対するX線放射線量を最小にしなが
らコントラストを最大にする所望のフイルタを設
定する。フイルタの選択は前の知識に基づいてお
り、選択されたkVpの関数として選択される。本
装置は、選択したフイルタをX線ビーム内に自動
的に挿入する。
更に、本発明は患者に対する放射線量、画像コ
ントラストおよび画像露出量を、特定の撮像用検
出器にとつて所望の値に自動的かつ連続的に制御
する方法および装置を提供する。本装置の特徴は
次の通りである。
1 走査用X線フアンビーム、 2 走査方向に配向された多重並列検出器、 3 最小露出値を連続的に選択する手段、 4 所望の露出およびコントラストを得るように
kVpおよびMaを自動的かつ連続的に変更する
手段、 5 コントラストを最大にし、かつ患者に対する
放射線量を最小にするようにX線フイルタを自
動的に変更する手段。
本発明を更に良く理解するためには、添付図面
に関連する次の詳細な説明を参照されたい。
好適実施例の詳細な説明 第1図は従来の乳房撮影装置の斜視図である。
第2図はこの装置の種々の機能構成要素を示す構
成図である。ここで行う説明においては、これら
の構成要素は全ての電子的に制御される乳房撮影
装置に共通であるので、簡単に説明する。一般
に、乳房撮影装置は、X線管を除いて、電力分配
および電源障害検出組立体32から供給される低
電圧、例えば直流24ボルト(VDC)で作動する。
組立体32は電源組立体34からの電力を受け取
る。また、電源組立体34は交流220ボルト
(VAC)または他の適当な電源に接続され、乳房
撮影装置用の必要な直流電圧を発生するための適
当な変圧器、整流器および調整回路を有してい
る。
装置の動作は80C31の様なホストプロセツサ
(マイクロコンピユータ)36の制御の下にある。
プロセツサ36はバリアン(Varian)発生器3
8と、C字状アーム組立体22内のX線センサお
よびアーム駆動装置とのインタフエースを有して
いる。また、プロセツサ36はフイラメント制御
を含むX線源の閉ループ制御を行うとともに、X
線センサに応答する。バリアン発生器38はX線
源用の高電圧を発生する。乳房撮影装置の全体的
動作はプロセツサ36と通信を行う表示コントロ
ーラおよびオペレータインタフエース40を介し
て指令される。
従来の乳房撮影装置の動作においては、オペレ
ータは予め選択されたkVp(X線管のアノード電
圧)、予め選択されたMa(X線管の電流)および
バツクアツプ露出時間を設定する。露出が開始す
ると、X線強度がフイルムテーブル24において
感知される。その感知信号が積分され、積分値が
使用されている特定のフイルム様の所定の値に達
すると、X線の露出は終了する。そして、露出は
センサの領域内においてのみ制御される。この結
果、乳房の薄い領域、すなわち密度の低い領域は
画像品質が悪いものになる。従つて、フイルムテ
ーブル24と圧縮板26との間に乳房を締め付け
るようなかなり苦痛を与える圧縮を使用する必要
があつた。
本発明は複数の新規な機能を実施することによ
つて従来の乳房撮影装置の多くの欠点を克服す
る。各機能は従来装置に対して意味のある改良を
行うものであるが、これらの機能を組み合わせる
ことによつて乳房撮影画像を得る実質的に新規な
装置および方法が提供される。主要な個々の機能
は次の通りである。
1 X線源の実質的に「点」放射源への変換およ
び焦点はずれ放射の除去。
2 検査する患者からの散乱放射線を低減するよ
うに、走査方向に比較的薄い断面を有する走査
用X線ビームを使用した撮像。
3 目標物の縁部における強度を低減することに
よつて目標物の縁部に沿つた皮膚線を観察でき
るようにX線ビームを目標物領域に制限する自
動コリメート板。
4 X線一次透過率を改良して患者のX線放射線
量を低減するために目標物領域とX線フイルム
との間に配設された空気〓間グリツド。
5 グリツド線を除去するためにグリツドの走行
の各最端部においてX線露出を遮断しながら空
気〓間グリツドを往復運動させること。
6 グリツド領域の外側の散乱X線を阻止するた
めに走査用グリツドと同時に動かすX線不透過
性ベルト。
7 複数の小さな領域の各々におけるX線強度を
検出するためにフイルムテーブルの下に設けら
れた多重素子型X線検出器。このX線検出器は
乳房を圧縮するという要求条件を除去するよう
に走査中のX線強度を連続的に調整する制御装
置に接続する。
8 X線の集束方向を走査用グリツドに維持し
て、露出時間を減少し、かつX線管の負荷を改
良するために走査中のX線管の位置を角度的に
変えること。
9 患者の厚さに応じて最適なX線フイルム作用
を行う可変フイルタ。
上述した主要な特徴の各々は既存の乳房撮影装
置を改良するものであり、これらの組合せは乳房
撮影用の新規な方法および装置を提供するもので
ある。これらの特徴および他の特徴に付いて以下
に個別に説明する。
A 走査装置: 患者の面からは、本発明の走査均等化乳房撮
影装置の更に重要な利点は患者の乳房を圧縮す
ることなくX線画像を得ることができることで
ある。医者の面からは、画像品質の改良および
X線放射線量の低減に利点がある。これらの利
点は目標物領域の一部のみを常に撮像するよう
にX線ビームを走査させることによつて少なく
とも部分的に達成される。第3図を参照する
と、本走査装置の一実施例の構成図が示されて
いる。X線管50がフイルムテーブル24上に
位置決めされ、X線ビーム52がテーブル24
上の目標物領域54に向けられている。ビーム
52はX軸方向の狭い扇状ビームにコリメート
されている。コリメートは主に前側コリメータ
58の前側スロツト56により達成される。ス
リツト56を通過した後、ビームは目標物60
に向けられ、後側スロツト、即ちグリツド62
に当たる。グリツド62はフイルムテーブル2
4内で目標物60の下側に位置決めされている
フイルムカセツト64上への散乱放射線の到達
を減らしている。目標物64全体の画像を得る
ことが望ましいので、フアンビーム52を目標
物60の全領域にわたつて走査させることが必
要である。この走査機能は装置内の多くの構成
要素の同時動作を必要とする。
ビームの初期動作は回転アノード68上の焦
点スポツト66の周りでX線管50を傾斜また
は旋回させることによつて達成される。X線管
50の旋回と同時に、前側コリメータ58はX
線ビーム52の主焦点方向をスリツト56に揃
えるように動かされなけらばならない。同時
に、グリツド62もまたビーム52と揃うよう
に動かされなければならない。図示の実施例に
おいては、X線管50、コリメータ58および
グリツド62の各々の移動動作はそれぞれ直流
(DC)モータ70,72および74で制御され
る。X線管50の旋回はベルトおよびギア装置
によつて制御され、ここでモータ70のシヤフ
ト78に接続された駆動ギア76が回転されて
ベルト80を動かし、これにより、X線管50
に固定されたスレーブギア82を駆動する。エ
ンコーダ84がギア76の正確な位置、従つて
X線管50の旋回角度に関する瞬時フイードバ
ツク情報を発生する。モータ70およびエンコ
ーダ84の両方はモータコントローラ86に接
続され、モータコントローラ84は電力増幅器
88を介してモータ70に電力を供給し、ライ
ン90を介してエンコーダ84から符号化され
た位置情報を受信する。モータコントローラ8
6はマイクロプロセツサをベースとした時間/
速度コントローラ72の制御の下にあり、この
コントローラ72は出力信号をモータコントロ
ーラに供給して、ビーム52の走査動作を指令
する。
コントローラ92は信号をモータコントロー
ラ86に供給して、X線管50の動作と前側コ
リメータ58およびグリツド62の動作とを調
和させるように対応する速度でモータ70,7
2および74の各々を駆動する。コントローラ
86は信号を電力増幅器94を介してモータ7
2に供給するとともに、電力増幅器96を介し
てモータ74に供給する。エンコーダ98がモ
ータ72に接続されていて、モータ72のシヤ
フト100の位置を表すフイードバツク信号を
モータコントローラ86に供給する。モータの
シヤフト100はラツクおよびピニオン駆動装
置の接続されており、ピニオンギア102は前
側コリメータ58に固定されたラツクギア10
4と噛合している。ギア102の回転は図示の
X線軸の方向に沿つて水平平面内でコリメータ
58を駆動するように作用する。
また、モータ74はエンコーダ106を有
し、このエンコーダ106はモータのシヤフト
108の角度位置を示すフイードバツク情報を
モータコントローラ86に供給する。図示の実
施例においては、グリツド62は駆動ベルト1
10に連結されており、この駆動ベルト110
はモータシヤフト108に連結されたローラ1
12によつて駆動される。ローラ112の駆動
回転によつてベルト110がX線方向に水平に
移動する。エンコーダ106はグリツド66の
位置を表すフイードバツク信号をモータコント
ローラ86に供給する。モータコントローラ8
6はモータ70,72および74の各々の閉ル
ープ制御を同時に実行して、X線管50、前側
コリメータ58およびグリツド62を同時に駆
動する。この様にして、目標物60の領域にわ
たるX線ビーム52の走査動作が達成される。
前側スリツトを調節することによりグリツドよ
りもわずかに狭い扇状ビームを形成できるの
で、X線管、前側スリツトおよびグリツドの同
期は必ずしも正確である必要はない。
第3図においては、フイルムテーブル24内
のフイルムカセツト64の下側に位置決めされ
たX線強度センサまたは検出器114が示され
ていることに注意されたい。X線検出器114
は目標物領域を通つて検出器に達成するX線放
射強度を表す信号を発生する。扇状ビームの幅
が約1インチの場合、X線検出器はビーム強度
をほぼ1インチの増分で調節するのに有効であ
る。この構成は従来の装置に対して意味のある
改良を行つているものであるが、検出器に対す
る目標物の正確な位置決めに対する必要性を除
去するように1インチ幅の増分の各々を複数の
個々のチヤンネルに分割することが更に好まし
い。例えば、走査方向に伸びている単一の検出
器の場合、目標物60はX線フアンビーム走査
方向に沿つて最大減衰領域が常にX線検出器の
上にあるように位置決めされなければならな
い。即ち、乳房の最も厚い部分が検出器の中心
に揃うようにしなければならない。単一の検出
器を複数の並列な検出器によつて置き換える
と、オペレータによる目標物の正確な位置決
め、すなわち中心合わせ操作を除去することが
できる。第4図を参照すると、従来の単一の検
出器はストリツプ状検出器の配列116で置き
換えせれ、このストリツプ状検出器の各々はコ
ントローラ118に接続されている。このコン
トローラ118は配列116内の検出器の各々
に当たるX線強度を対応する電気制御信号に変
換する。配列116内の検出器の数は用途に応
じて変えられる。配列は上記のように検出器要
素で構成してもよいし、または線形電離箱また
は他の適当なX線検出装置で構成してもよい。
好適実施例においては、12個のストリツプ状検
出器が12インチ幅のフイルムカセツト用に適当
であることがわかつた。配列内の各要素は、コ
リメートされた1インチの厚さのX線ビームに
よつて走査されたとき、目標物の1インチ×1
インチ(1平方インチ)の領域を表す。目標物
領域内において、コントローラ118はX線管
のkVpおよびコリメータブレードを制御する出
力信号を発生する。X線管のkVpはkVpおよび
Maの間の予め選択された関係に基づいてX線
管のMaを設定する。1インチ×1インチの領
域は好ましいものと考えられる。これはそれよ
り更に小さな領域にすると目標物領域内の大き
な包襄または他の異常な部分を見失うことにな
るからである。領域を横切る各走査ビームで、
即ちビームの走査方向に直角な各走査ビーム
で、強度の12個の読み取り値が12個の検出器に
よつて供給される。コントローラ118は12個
の読み取り値の内の最も低い読み取り値を最も
高密度の目標物領域に対応するものとして選択
し、この読み取り値をX線管50のkVpを制御
するのに使用する。従つて、12個の検出器を持
つ装置は最も高密度の目標物領域に適したコン
トラストを形成するようにX線エネルギの強度
を設定する。強度レベルすなわちkVp露出は走
査にわたつて均一なフイルム濃度を得るように
調節されるので、目標物を均一な密度に圧縮す
る必要はもはやない。本願に適切な多重要素検
出器についての詳細な説明が1989年6月5日出
願の米国特許出願第361988号明細書に記載され
ている。
X線ビームの走査によつて得られる改良およ
び走査の間のX線強度を連続的に調節すること
によつて得られる改良に加えて、本発明は走査
の端における強度を低減することによつて目標
物領域に沿つた皮膚ラインの観察を改良する。
こ改良は可動スライド板によつて得られ、この
可動スライド板は走査の間に目標物の皮膚ライ
ンを追跡する自動コリメータとして作用する。
この自動コリメータは好ましくは第4図におい
て120で示すテーパを付けたアルミニユーム
のコリメータブレードであり、第5図および第
6図に更に詳細に示されている。コリメータ1
20は個々に制御可能な左および右の三角形状
減衰器120Lおよび120Rを有し、この
各々はDCモータ126および128から対応
するラツクおよびピニオンギヤ124からなる
装置によつて駆動される。側部コリメータ板1
20すなわち減衰器は本質的に皮膚ラインにお
ける目標物領域に対してビームの強度を徐々に
低減している。これらの板の制御はコントロー
ラ118(第4図)によつて達成される。配列
116内の各検出器がサンプリングされたと
き、最も低い検出器信号を使用して、X線強度
を制御する。残りの信号はそれぞれ最も低い信
号と比較され、その比較結果の比が予め選択し
た値を超えた場合、減衰器板はより高いX線強
度を有する検出器に当たる放射線を遮るように
駆動される。X線強度レベルは目標物領域の外
側の領域において最も高いので、減衰器は本質
的に目標物の縁部を追跡する。適当に調節され
ていると、減衰器板120の縁部はコリメータ
58の矩形のコリメート用スリツト56の中央
において目標物の縁部、すなわち皮膚ラインと
交差する。目標物の外側の領域における放射線
を低減することによつて目標物領域に対するコ
ントラストを改良する。第5図および第6図に
示すように、コリメータブレード120の両方
は患者の皮膚ラインに対してビームを成形する
ように角度が付けられ且つテーパが付けられて
いる。テーパは異なる寸法の複数の板を積み重
ねることによつて図示の形に付けることがで
き、この段状のテーパは板120の目標物の縁
部の所に形成されるようにする。第7A図はX
線扇形ビーム強度の別の漸時的変化を作るよう
にコリメータ板120を積み重ねたものの端面
図を示している。最大のブレードの厚さを選択
して、各ブレードを2つの方向にテーパ付ける
ことによつて所望の生のビームのフイルム濃度
を形成する。これは露出が高くなりそうな走査
の初めにおいて厚くなり、露出が低くなりそう
な走査の終わりにおいて薄くなるフイルタを構
成している。これは目標物の皮膚ラインにおい
て並びにその外側において所望のフイルム濃度
を形成している。
また、コリメータブレードは扇状ビームの
幅、すなわち走査方向に対して角度が付けられ
ていることに注意されたい。これは目標物、フ
イルムおよび検出器に達するX線強度の付加的
な変化を与える。第7B図、第7C図および第
7D図はブレードの2方向のテーパの様子を示
す1つのコリメータブレードの平面図、右側縁
部を示す図、および前側縁部を示す図である。
本発明の走査用X線ビームから得られる別の
利点は、走査が一定速度で行われる場合、目標
物の全ての領域にわたつて同じ露出時間が生じ
ることである。この一定露出時間はフイルムの
反則性の不良による放射線線量の増大を除去す
る。これは強度制御によつて目標物の全領域に
わたつて一定のX線強度を、所望の画像コント
ラストに相応する所定の値に連続的に維持して
いからである。
所望の形状のビームを得るとともに、目標物
領域にわたつてビームを走査させるという上述
した特徴に加えて、X線管内のX線ウインドウ
に隣接して別のコリメータを追加することによ
つてビーム形成を改良することができることが
更にわかつた。特に、第8A図および第8B図
を参照すると、ライン130で示す焦点を外れ
たX線ビームがX線管50のアノード68から
発生され、焦点を外れた放射線をいくらか有す
る。この焦点を外れた放射線は画像品質に悪影
響を与える。焦点を外れた放射線を除去するこ
とによつてX線ビームによつて発生される画像
品質を改良することができる。本発明者は小さ
な孔のあいた減衰器132を一体的にX線管ウ
インドウ136に隣接してX線ビーム内に挿入
することによつて焦点を外れた放射線を有効に
除去できることを見出した。この減衰器136
はX線管の焦点スポツトに非常に近接して、例
えば約1インチの位置に位置決めされ、小さな
開口部138を有し、この開口部を通して放射
線が通過することができる。X線管ウインドウ
136は典型的にはベリリウム材であり、減衰
器132は鉛のようなX線を減衰させる材料で
形成される。これは目標物領域全体を同時に照
明しなければならない装置では実行できない。
また、扇状ビーム走査装置に関連する旋回型の
X線管および小さなスリツト開口部は目標角度
が小さいアノードを使用することを可能とし、
これはX線管の負荷を改良する。
B 可動の空気〓間グリツド: 以上説明した本発明は、静止したX線フイル
ムの隣接する領域を比較的短期間に順次露出す
る可動スリツトを使用することによりX線乳房
撮影画像を得る改良された手順を提供する。こ
の装置はフイルムおよび目標物領域の後方に設
けられたX線放射線量センサまたは検出器の配
列を使用して、X線管のkVpおよび一対の横方
向のコリメータブレードの位置の両方を連続的
に調整する。この両方を使用することによつて
最適なX線フイルム露出線量特性が得られる。
この制御方法の1つの主な利点は、X線乳房撮
影手順の間に従来の固定X線露出技術を使用し
た場合に良好の診断のために要求される比較的
均一なX線密度特性を得るのに必要であつた患
者の乳房の組織をやや平坦で均一な厚さに圧縮
するというしばしば苦痛を伴う操作の必要性を
最小にし、可能な場合には除去することであ
る。この開示した装置の他の主要な利点は、従
来のX線装置を使用して形成されるX線乳房撮
影写真に等価なX線乳房撮影写真を作るのに必
要な患者に対するX線放射量を低減することで
ある。他の主要な利点は、フイルムに達する散
乱X線を低減することによつて画像品質を改良
することである。
第3図において説明したグリツド62は散乱
X線すなわち2次X線を除去または最小にす
る。これは1次X線を低減することなく走査方
向の散乱を低減する狭い扇状ビームおよびX線
不透過性のベルトの結果として達成されるもの
であり、空気散在グリツドは1次X線を減衰さ
せることなく走査方向に直角な方向の分散を低
減する。このようなグリツドの性質によつてグ
リツドの隔壁(ライン)がはつきりした線とし
て見えるよりもむしろフイルムの領域にわたつ
てぼやけるように、グリツドを露出の間に動か
すことが好ましい。この種のグリツドを設ける
ことは知られていたことであり、このようなグ
リツドは典型的にはバツキイ(Bucky)グリツ
ドと称される。乳房撮影用途に使用されていた
従来のグリツドは、X線ビームが単一の露出で
目標物領域全体を覆うように設計されていたの
で、目標物領域全体にわたる比較的大きなグリ
ツドであつたことが理解されよう。これらのグ
リツドの隔壁すなわちグリツド要素はプラスチ
ツクまたは他の適当な材料により間隔をあけて
設けられており、これらの材料はグリツド要素
の間すなわち隙間に埋められてグリツドを構造
的に支持していた。この種のグリツド構造の欠
点は〓間を埋める材料のX線吸収特性である。
グリツドは目標物とフイルムとの間に設けられ
るので、吸収特性はフイルムに到達する放射線
の量に影響を与えるが、目標物領域を通過する
放射線の強度を低減しない。この結果、所望の
フイルム画像を得るために、患者は必要なX線
量よりも高い放射線が照射されることになる。
本発明の主な利点の1つは、グリツド要素間
の〓間材料を空気としたグリツドを構成できる
ことである。この形態においては目標物領域と
フイルムカセツトとの間のX線ビームの実質的
減衰はない。この形態のグリツドは、後側スリ
ツトが狭い寸法(約1インチ)であるので各隔
壁の長さが短くて済むことから、本発明で構成
され得るものである。従つて、隔壁は極めて薄
く作られ、別個の支持体を使用することなく、
全グリツド領域にわたつて均一な間隔を維持す
ることができる。
X線露出の間にグリツドの往復運動を制御し
て行うことは知られているが、このような往復
運動は従来ではグリツドの走査動作と組み合わ
せられていなかつた。グリツドを往復運動させ
る1つの方法は、往復運動用カムバー142内
に第9A図−第9D図に140で示すような曲
がりくねつたスロツトを設けることである。グ
リツド62の少なくとも一端144にローラ1
46を設け、このローラをスロツト140内に
ぴつたりと嵌合し、グリツドが走査動作で駆動
されているとき、グリツドは曲がりくねつとス
ロツト140によつて往復運動する。第9A図
では、グリツド62およびカムバー142が始
動位置で示されている。グリツドは均一な露出
を得るためにX線源を作動する前に往復運動が
開始されていなければならない。従つて、第1
のステツプでは、カムバー142を起動して矢
印148で示すように前進動作させて、グリツ
ド62を矢印149で示す方向に動かし始める
ことである。第9B図および第9C図はグリツ
ドを前進動作すなわち走査動作させることな
く、カムバーの動きによつて如何にグリツド6
2が往復運動を行うかを示している。第9C図
で示す位置から始めて、カムバー142が動き
を停止し、グリツド62が走査動作で駆動され
る。これによりローラ146がスロツト140
を追従し、グリツドが往復運動を継続する。X
線源はグリツドが第9C図の位置に到達したと
きに起動され、走査動作を開始するカムバー1
42は、カムバーとグリツドの両方が第9A図
で示す位置に戻る走査の終わりまで第9D図の
位置に留まつている。
上述した機構は、X線乳房撮影法におけるグ
ツド線のアーテイフアクトをを最小にするのに
必要なグリツドの移動の本質的に瞬時の反転と
組み合わさつた走査動作の関数として注意深く
定められて調整されたグリツド動作の利点を提
供しているものである。しかしながら、このグ
リツドの動作は純粋な機構的手段で達成されて
おり、グリツドの動きが曲がりくねつたスロツ
ト内で逆転するときに摩耗したり故障を生じた
りすることがある。
第10図はグリツド62の前進動作すなわち
走査動作とグリツドの往復運動すなわちバツキ
動作との両方を行う電気式駆動モータを利用し
たグリツド駆動機構の好適な形態を示してい
る。この実施例においては、グリツド62は延
長アーム150を有し、この延長アーム150
には垂下部材152が取り付けられ、この部材
152の端部にはローラ154が取り付けられ
ている。このローラ154は棒状部材158の
スロツト156内をすべるようになつている。
棒状部材158の各端部は対応するギア付ラツ
ク160,162に取り付けられている。逆転
駆動モータ164は第1および第2のピニオン
ギア168および170に連結されているシヤ
フト166を駆動する。ピニオンギア168,
170の各々はラツク162および160の対
応するものに係合している。モータ164が往
復運動のために駆動されると、ラツク160お
よび162に接続されている部材158が往復
運動して、グリツド62が往復運動する。走査
駆動モータ74はベルト172を駆動し、ベル
ト172はグリツドを走査動作するように動か
す。グリツド62はホルダ174内に支持され
ており、ホルダ174はグリツドを走査方向に
駆動しながらグリツド62の往復運動を可能に
する。モータ164は第3図のモータコントロ
ーラに接続され、モータ74のような制御形態
で駆動される。
第10図の電子的に具体化された発明におい
てさえもグリツドが往復動作の方向を逆転する
のに有限の時間を必要とすることを理解された
い。更に、グリツド線を効果的に除去するため
に、グリツドの往復運動は均一な速度を維持し
なければならない。この均一な速度の要求条件
はグリツドの動く方向を逆転する必要性と一致
しないので、グリツド速度の変化から発生する
グリツド線を除去するために付加的な装置の変
更を行つた。特に、X線ビームの露出がグリツ
ドの逆転動作と同期して変調される。例えば、
扇状ビームが1スリツト幅を進行する度毎にグ
リツドの反転動作が発生し、露出が逆転動作の
際にオフされる場合には、逆転時のグリツド線
は除去される。典型的にはグリツドの逆転動作
は扇状ビーム露出の10%以下を占める。従つ
て、露出の減少は10%以下である。しかしなが
ら、X線強度を50%低減することによつてグリ
ツド線を十分に減らすことができ、全体の露出
の低減は5%以下であることがわかつた。露出
の低減は、チヨツパホイールを使用することに
よつて、またはより好ましくはX線管のkVpを
変調することによつて扇状ビームの走査と同期
される。このような方法および装置が1989年6
月2日出願の米国特許出願第361989号明細書に
開示されている。
グリツド動きの逆転に関連してX線エネルギ
を同期または変調させる1つの方法は、リミツ
トスイツチを設けることである。このリミツト
スイツチの1つがラツク162に隣接して17
6で示されており、スイツチの1つはラツク1
62の走行動作の各端において作動される。ラ
ツク162との接触によるようなリミツトスイ
ツチの作動によつて発生される信号はプロセツ
サ36(第2図)に結合して、方向の転換毎に
kVpを低減させることができる。リミツトスイ
ツチは方向転換位置を検出する受け入れ可能な
方法であるが、繰り返し接触するために機械的
調節を必要とする。機械的接触を避ける別の方
法は本技術分野で周知の赤外線リミツトスイツ
チを設けることである。スイツチ176は赤外
線(IR)リミツトスイツチとして示されてい
る。このようなスイツチは通常C形ホルダを使
用し、IRビームがC形ホルダの対向するアー
ム間のギヤツプを通過するようになつている。
対象物がギヤツプの間に入つてビームが遮断さ
れると検出信号が発生される。ホルダはギヤツ
プ内にラツク162の端部を受け入れるように
構成されたり、または延長部がIRビームを遮
断するようにラツク162に取り付けられる。
グリツドの往復運動に対する代りの方法は、
グリツドの個々の要素を傾斜させ、すなわち角
度を付けて、フイルムカセツト上の全ての点が
同じ継続時間にわたつて隔壁の影通過および〓
間による露出を受けるように設計することであ
る。次に第11A図−第11D図を参照する
と、グリツド内に位置決めされる隔壁180の
構成が第11A図に示されている。第11B図
は走査の方向に沿つてのみ(すなわち隔壁18
0を第10図で説明したように往復運動させな
いで)隔壁を動かした場合に、X線ビーム18
4でX線感知フイルム182上を走査した結果
を示している。複数の隔壁の影186がグリツ
ドの下のフイルム182上に見られる。個々の
隔壁180を第11C図で示すように走行方向
に対してある角度で傾斜させている場合、フイ
ルム182の各部分は同じ量の隔壁の影にさら
され、その結果のフイルムはコントラストが低
くなるが、個々の影は見られない。第11D図
は傾斜した隔壁を用いて走査した結果を示して
いる。フイルム上の各点が同じ方向の隔壁の影
の通過および〓間による露出を受けるように走
査する条件は第11D図に示すようにtan-1
(S/D)に等しい角度αで隔壁を設けること
であることに注意されたい。ここでSは隔壁間
の水平方向の距離であり、DはX線ビームの幅
である。この構成は各点がビーム通過の間にN
個の隔壁の影を受けるようにtan-1(N*S/
D)の角度で隔壁を有する条件まで拡張するこ
とができる。Nが増大するに従つて、第11D
図において点線に沿つて発生する隔壁間のアー
テイフアクトに対する可能性は低減する。しか
しながら、走査の距離が長くなると、焦点スポ
ツトはグリツドの焦点ラインと揃わなくなり、
この結果、散乱を低減するグリツド効率が低減
する。曲がりくねつたカム(第9図)は最初の
グリツド振動のみに対して角度付けられてい
る。
ビーム走査方式においては、比較的大きな寸
法にわたつて走査が行われ、グリツドが厚い、
即ち高グリツド比である場合、走査ビームが比
較的狭いグリツドに入射する角度によつて走査
の両端においてX線ビームの減衰が発生するこ
とを理解されたい。本発明で考えられている比
較的短い走査の場合には、走査の両端における
減衰が重大であるとは考えられない。また、扇
状ビームはグリツドの幅よりもわずかに狭くす
ることができる。しかしながら、走査の両端に
おける減衰問題を克服する1つの方法は、グリ
ツドを走査用X線ビームよりもわずかに広く
し、またグリツドが目標物領域を横切つて動く
に従つてグリツドを回転させて、グリツドをX
線ビームにほぼ直角な平面に維持することであ
る。第12図は本発明の一実施例を示してい
る。動作はグリツド62の一方の側のギアボツ
クス188で制御される。このギアボツクス1
88はその側部に取り付けられている駆動モー
タ190によつて駆動される。この回転はグリ
ツドが常に画像面および焦点スポツトと焦点が
合つていることを補償している。グリツド62
は本質的に第10図に示すものと同じである
が、グリツドホルダ174がギアボツクス18
8によつて傾斜され、すなわち角度が付けられ
るように変更されている。この実施例において
は、ギアボツクス188はベルト172に固定
され、ホルダ174に対するその駆動機能は走
査用ビームの方向の最端部から走行するに従つ
てホルダ角度を徐々に傾斜すなわち変えていく
ようになつていることに注意されたい。第13
図はグリツド62の傾斜した効果を誇張して示
す図である。
C 散乱X線の減衰: 特にX線画像の品質およびコントラストを改
良するために、X線フイルムカセツトの入口に
おいて主X線ビームを可能な最も小さな領域に
コリメートするのみならず、患者とX線源また
はX線管との間のコリメートのマツチング
(matching)をとることが重要なことである。
このようなコリメーシヨンおよびマツチングは
主X線ビームによつて撮像していない組織から
発する散乱放射線を最小にするように作用す
る。このような散乱放射線は主ビームによつて
露出されているX線フイルム上に当たつて、か
ぶりを生じさせる。本発明においては、X線ビ
ームを目標物に対して走査し、コリメータ5
8,120およびグリツド60を使用してX線
フイルムに入る散乱放射線の存在の最小にす
る。しかしながら、目標物60に入射し、目標
物60内における衝突によつてそらされたX線
はグリツド領域の外側にそらそれて、フイルム
にかぶりを生じさせることがある。本発明はグ
リツド62のまわりに減衰器を設けることによ
つてグリツド領域の外側のX線を処理する。こ
のような減衰器に必要な特性の1つはグリツド
がフイルムテーブル24の縁部に位置している
ときに本質的にスペースを取らないことであ
る。すなわち、グリツドが乳房撮影手順の間に
患者の胸壁に隣接また当たつて位置決めされた
とき、減衰手段は本質的にスペースを必要とせ
ず、胸壁に隣接した目標物の完全な画像を得る
ことができるようにしなければならない。同様
に、走査ビームの走行の両端において、減衰手
段は全走査領域に害を与えないことが望まし
い。
本発明によれば、減衰手段は、X線減衰用の
鉛または酸化鉛の粒子を均一に埋め込まれた薄
いゴムまたはプラステイツクの膜からなる広い
可撓性のベルトとして構成されている。ここで
第14図を参照すると、グリツド組立体および
本発明による鉛シヤツタベルト192を組み込
んだフイルムテーブル24の一実施例が示され
ている。明確にするため、テーブル24の外側
ケースは示されていないが、これらのケースは
第1図に示すような装置に見られるものと同じ
である。ベルト192は好ましくはマイラー
(Mylar)プラステイツクの薄いシートを使用
して引き裂きや伸びに対して強化した合成織布
を使用することにより強化されている。マイラ
ープラステイツク強化材は圧力感知粘着コーテ
イングによつて鉛のベルトに適用し得る。上述
したように、後側スリツトすなわちグリツド6
2は第10図に示すようなギア駆動モータ上の
対応するプーリーと共に可撓性のはめ歯型駆動
テープ装置を使用してモータで駆動される。第
14図を参照すると、鉛の減衰ベルト192の
両端はグリツドのフレーム174の先端部およ
び後端部に固定され、ベルトはグリツドと同時
に動くようになつている。ベルトは連続的であ
り、フイルムカセツト領域および検出器配列組
立体の下で循環するようになつている。目標物
によつて散乱されてグリツド62の外側に落ち
るX線はベルト192に当たつて、本質的には
192で吸収される。従つて、ベルト192は
散乱放射線の有効な減衰器である。
D 可変フイルタ乳房撮影法: 乳房撮影手順の間の患者に対する放射線量を
最小にしながら、コントラストを最大にするた
めの最適なkVpおよびフイルタが存在すること
は知られている。小さな患者から中位の大きさ
の患者の場合、モリブデンのターゲツトおよび
モリブデンのフイルタを持つX線管を使用して
28ないし32kVpの範囲のX線電圧で良好な結果
がしばしば得られる。しかしながら、この構成
はより高い密度の患者を透過するために一層高
いX線管電圧を使用する場合には適切でない。
30ないし40kVpの範囲の電圧の場合、モリブデ
ンのフイルタをより高い原子番号のフイルタに
置き換えることが望ましい。銀で形成されたフ
イルタは20乃至25keVのエネルギ範囲の放射線
を透過しながら、コントラストを減らす硬い放
射線を濾波するので、この銀で形成されたフイ
ルタがときどき使用される。従来の乳房撮影法
においては、kVpフイルタを1回選択すること
が要求されている。そして、露出はたつた1つ
の患者透過に対して最適化されている。本発明
の均等化スリツト走査乳房撮影法においては、
患者透過値が走査の間に連続的に検出され、適
切なフイルタの選択が可能である。
第3図を再び参照すると、X線管50から発
生されたX線を濾波するためにX線管の下側に
位置決めされたフイルタ194が示されてい
る。本発明においては、X線管のkvpを設定す
るのに使用される検出器114からの出力信号
はフイルタ194を制御して、X線管のkVpの
関数としてフイルタの位置を変更する。フイル
タは従来説明したようにラツクおよびピニオン
構成を使用してモータで駆動されるものであつ
てもよいし、またはkVpが特定の設定点の上に
あるかまたは下にあるかに従つて選択される2
つの別のフイルタであつてもよい。連続フイル
タは、円盤の種々の部分をX線ビーム52の中
に回転させることにより変更することができる
異なる材料で構成することができる。更に詳し
くは、回転可能な円盤は異なる所定のX線減衰
特性を有する異なる材料から形成された複数を
弧状部分で構成される。この円盤はX線ビーム
内の所定の位置に設けられ、円盤は選択的に回
転駆動されて、ビームを選択的に減衰させるた
めに弧状部分の選択した1つがビーム内に設定
される。この種の円盤またはホイールを使用す
ることは、例えばカラーホイールとして知られ
ているようにテレビジヨンのような他の分野で
も知られている。
E 制御装置: 従来の乳房撮影装置の一般的な制御装置につ
いては第2図において既に説明した。本発明に
特有な制御装置については第15図−第18図
を参照して以下に説明する。まず第15図を参
照すると、本発明で使用される全体的な制御装
置の機能ブロツク図が示されている。この制御
装置はタンデイ(Tandy)4000パーソナルコ
ンピユータのような汎用コンピユータ190を
中心として実施される。このコンピユータ19
0に関連してキーボード192およびモニタ1
94が設けられている。これらの3つの要素は
互いに周知の一般的パーソナルコンピユータシ
ステムを構成している。コンピユータ190は
アナログ電圧制御回路を有し、この回路はコン
ピユータで使用されるデイジタル信号を、X線
管198に電力を供給するX線電源ユニツト1
96を制御するための適当なアナログ制御信号
に変換する。電源ユニツト196およびX線管
198の両方は現在手に入れることができる乳
房撮影装置に通常使用されている市販の装置で
ある。X線管198の前方には第8図の円盤1
32の開口部138として前に示したX線管の
開口部が位置付けられている。X線管から開口
部を通つて多重チヤンネル検出器114に至る
経路においては、開口部に続く次の構成要素は
200で示す上述したフイルタであり、これは
平均X線エネルギを変更するように調節するこ
ができる。フイルタ200の下側には第5図で
説明した左および右のコリメータ120があ
る。次に前側スリツトすなわち扇状ビームのコ
リメータ58がある。このコリメータ58の下
側には、第10図で詳細に説明した組み合わせ
られた後側スリツトおよびグリツド62があ
る。グリツド62の下側にはX線フイルムを有
するフイルムカセツト64が位置付けられてい
る。複数の間隔をあけたX線センサからなる検
出器114がフイルムカセツト64の下側に設
けられ、このセンサの各々は対応する前置増幅
器202に接続され、検出器に当たるX線の放
射強度を表す出力信号を供給する。この前置増
幅器202からの信号はアナログ−デイジタル
(A/D)変換器204に供給され、このA/
D変換器からコンピユータ190のIOポート
に接続される。
また、コンピユータ190は駆動信号をデイ
ジタル信号プロセツサ206に供給する。この
デイジタル信号プロセツサ206はデイジタル
信号を適当な駆動信号に変換し、コリメータ1
20、フイルタ200および後側スリツトおよ
びグリツド62に接続されたモータを制御す
る。また、プロセツサ206はモータの位置を
表すモータエンコーダからの情報を受取り、こ
れらの信号を適当なデイジタル信号に変換し、
コンピユータ190のIOポートに供給する。
モータエンコーダおよび増幅器208で示すブ
ロツク形式で示されている。モータエンコーダ
の各々は212で示すようなモータに接続され
た210で示すようなエンコーダを有する。モ
ータ212は電力増幅器214を介してプロセ
ツサ206から駆動される。電源216はプラ
スおよびマイナス24ボルトの電力を電力増幅器
および装置の他の処理ユニツトに分配する。別
の電源218が多重チヤンネル検出器114用
に設けられている。
第16図は第14図の装置で使用される露出
制御および左コリメータブレード制御部の詳細
な機能ブロツク図である。左コリメータブレー
ド120を制御するために、A/D変換器20
4は機能的に2つの別々のA/D変換器204
Aおよび204Bよりなると考えられる。検出
器114は左半分および右半分に分けられる。
7−12で示すセンサ要素は検出器の左半分の
ものと考えられ、センサ要素1−6は右半分の
ものである。実際の分割点は最小信号または
kVp制御信号要素として自動的に決定される。
センサ7−12の各々はA/D変換器204B
に供給される信号を発生する。基準信号は通常
コリメータブレードの全厚さを通過した放射線
を受ける検出器チヤンネル12からのものであ
る。変換器204Bはこれらの信号から左端部
信号および最大左信号を選択する。変換器20
4Aは目標物の最も高密度の領域を少なくとも
カバーするように選択された所定数のセンサか
ら信号を受信する。例えば、センサ3−9から
の信号がサンプリングされて、変換器204A
は最小振幅信号を出力するセンサを示す出力信
号を発生する。このセンサは目標物領域のその
部分が最大の減衰を有しているので、目標物領
域の最も厚い部分に関連している。この比較を
行うために比較回路206が設けられている。
比較回路206からの信号はどのセンサが最小
信号を出力しているかを示している。この情報
はコンピユータ190に供給され、ブロツク2
08で示す制御アルゴリズムで処理される。左
コリメータブレードの場合、制御アルゴリズム
は最大左チヤンネルの信号の強度に例えば1.2
のような所定の数を掛けて、この最大左信号の
積が基準信号より大きいかどうかを決定する。
最大左信号の積が基準信号より大きい場合、左
コリメータブレードは通常のプログラムされた
速度よりも大きな速度で動かされる。制御アル
ゴリズムは左コリメータの一定速度の閉成を予
想し、従つて計算は速度を増大するかどうか決
定するにすぎないことを理解されたい。制御ア
ルゴリズム208からの信号はモータ制御ブロ
ツク210に供給され、このモータ制御ブロツ
ク210は信号を電力増幅器212に供給し、
モータ214を駆動する。モータ214はラツ
クおよびピニオンギヤ装置を介して左コリメー
タ120に連結されている。モータの位置、従
つてコリメータ120の位置はエンコーダフイ
ードバツク信号としてモータ制御ブロツク21
0に供給される。比較器206からの信号をル
ツクアツプテーブル216に供給することによ
つて露出制御が得られる。このルツクアツプテ
ーブル216は組織の最大の厚さを表す出力信
号を第2のルツクアツプテーブル218に供給
する。このルツクアツプテーブル218は組織
の最大厚さ情報をD/A変換器220に供給す
るkVpおよびMaデータに変換するデータを有
している。D/A変換器220はデイジタル情
報を電力発生器196用の信号に変換する。ま
た、電力発生器196は適当な電力をX線管1
98に供給する。最後のkVp値を示すX線管か
らのフイードバツク信号は閉ループ制御用に発
生器196に供給されるとともに、比較器20
6から供給される最小信号情報と調整するため
にルツクアツプテーブル216に供給される。
右コリメータの制御は本質的に左コリメータの
制御と同じである。
第17図はX線フアンビーム内に設けられた
フイルタ200の制御の一方法を示している。
この図においては、ルツクアツプテーブル21
8から供給される新しいkVp情報はフイルタ選
択回路222に供給される。フイルタ選択回路
はkVp値からX線ビーム内に設けられる特定の
フイルタまたは減衰レベルを決定する。この情
報はモータ制御部224に供給され、このモー
タ制御部224はまた駆動信号を電力増幅器2
26を介してフイルタ200を駆動するモータ
228に供給する。従来の駆動機構と同様に、
モータ228は本技術分野で周知のラツクおよ
びピニオンギア装置を介してフイルタを駆動す
る閉ループ制御はモータ228の後に接続され
たエンコーダ230によつて行われ、フイード
バツク信号がモータ制御回路224に供給され
る。
次に、第18A図および第18B図を参照す
ると、発生器196のkVpおよびMa出力を制
御する制御ルーテインのフローチヤートが示さ
れている。最初、ブロツク232で示すよう
に、X線オペレータの従来の経験に基づいて特
定の変数が設定される。ブロツク232で選択
された起動kVpはブロツク234で示すように
装置によつて認識され、プロセツサはルツクア
ツプテーブル126で示されるように起動kVp
および最小検出器信号が与えられると患者の厚
さを決定する。これはブロツク236で示され
ている。患者の厚さが一度決定されると、ブロ
ツク328で示すように、次にアルゴリズムは
第16図において218で示した第2のルツク
アツプテーブルによりブロツク発生器用の適切
なkVpを決定する。初期kVpがブロツク240
で示すように設定されると、プロセツサはブロ
ツク242で示すようにオペレータが開始すべ
き露出を指示したかどうか判定するための試験
を行う。プロセツサはこのブロツクにおいて露
出指令を受信するまで試験を繰り返す。露出指
令が受信されると、前側スロツトすなわちコリ
メータ58がブロツク244で示すように起動
位置に駆動される。次いで、ブロツク246お
よび248で示すように、250ミリ秒の後、X
線管198が起動位置まで動かされる。次にブ
ロツク250および25にて示すように750ミ
リ秒の後、後側スロツトすなわちグリツトが起
動位置まで動かされる。これらの要素の各々は
既に初期位置にあるが、この部分のアルゴリズ
ムは各要素が走査の開始の前に適切に位置付け
られることを確実にするために必要である。各
要素が正しい位置に設定されると、露出が開始
され、プログラムは数を判定する。ブロツク2
54および256で示すように、50回を越えた
場合、データがプリンタに書き出される。書き
込み動作の直後、ブロツク258および260
で示すように、プログラムはコリメータを停止
し、全ての軸をその起動位置に戻し、ルーチン
を終了する。ルーチンが所定回数行われなかつ
た場合には、プログラムはブロツク262に進
み、オペレータの露出ボタンが解除されている
かどうか判定する。露出ボタンが解除されてい
る場合には、プログラムはブロツク258に進
む。そうでない場合には、プログラムはブロツ
ク264で示すように、第6図において説明し
た適切なkVpおよびMaを計算し続ける。ブロ
ツク266で示すように、検出聞からの信号の
各々は約0.2秒間積分され、それからリセツト
されて、データを収集し続ける。制御アルゴリ
ズムはブロツク268で示すループを有し、積
分時間が過ぎたかどうかを判定する。積分時間
の終わりにおいて、ブロツク270で示すよう
にタイマがオフされ、ブロツク272で示すよ
うに検出器が読み取られ、ブロツク274で示
すように検出器がリセツトされる。それから、
プログラムはチヤンネル2−10または3−9
の検出器チヤンネルのうちで最も小さい信号の
チヤンネルを決定し、このチヤンネルまたはセ
ンサをブロツク276で示すように制御チヤン
ネルとして設定する。検出器からの信号はブロ
ツク278で示すように例えば0.2から9.8ボル
トまでの所定の範囲内に制限される。検出器の
値が検定されると、コリメータの位置を制御す
るために、第16図で説明したようなコリメー
タの制御ルーチンが実施される。次いで、この
処理過程はブロツク254に戻されて、50回繰
り返し実施されたか判定されるまで続けられ
る。
コリメータ制御ルーチンは第19図に示され
ており、ブロツク282から始まる。このブロ
ツク282においては制御チヤンネルと端のチ
ヤンネルとの間の大きな検出器の値が識別され
る。それから、ブロツク284においても最も
大きな信号が外側チヤンネル(例えばチヤンネ
ル11)の値の1.2倍より大きいかどうか判定
され、大きい場合には、ブロツク286で示す
ようにコリメータの速度を5%増大する。1.2
倍より小さい場合には、ブロツク288で示す
ように制御チヤンネルとチヤンネル1との間の
最も大きな検出器の値が決定される。この処理
は最初は右側のコリメータについて行われ、そ
れから左側のコリメータについて行われること
に注意されたい。ルーチンは、ブロツク290
で示すように最も大きな信号が第1のチヤンネ
ルすなわちチヤンネル1の値の1.2倍より大き
いか判定し、大きい場合には、ブロツク292
で示すように左側コリメータの速度を5%増大
する。そこで、プログラムは終了し、第18A
図および第18B図で示すルーチンによつて次
に呼び出されるのを待つ。
本発明の特定の好ましい特徴のみを例示した
が、本技術分野に専門知識を有する者にとつては
多くの変更および変形を行うことができるであろ
う。従つて、特許請求の範囲は本発明の真の精神
および範囲内に入るこのような全ての変更および
変形を含むものであることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の乳房撮影装置の斜視図であ
る。第2図は、第1図の装置の簡略化した機能ブ
ロツク図である。第3図は、本発明の教示による
乳房撮影装置の一態様を示す簡略構成図である。
第4図は、多重素子X線検出器を示す第3図の装
置の一部の簡略構成図である。第5図および第6
図は、第3図の減衰器板および扇状ビームコリメ
ータをより詳しく示す平面図である。第7A図乃
至第7D図は、第6図の減衰器板を示す図であつ
て、第7A図は端面図、第7B図は一部の平面
図、第7C図は第7B図の線7C−7Cに沿つて
見た端面図、第7D図は第7B図の線7D−7D
に沿つて見た端面図である。第8A図および第8
B図は、X線源から焦点を外れた放射線を最小に
するコリメータを示す側面図および斜視図であ
る。第9A図乃至第9D図は走査用グリツドの往
復運動すなわちバツキイ動作を実施する1つの方
法を例示する部分側面図である。第10図は、X
線グリツドの走査および往復運動を実施する好ま
しい方法を示す斜視図である。第11A図乃至第
11D図は、それぞれバツキイ動作を行わないで
グリツド線を除去するためのグリツドの隔壁の構
成を説明するための斜視図、グリツト線の平面
図、隔壁の配列図およびその部分詳細図である。
第12図は、走査の最端部での減衰を減らすよう
にグリツドを傾斜させる装置を示す斜視図であ
る。第13図は、グリツドの傾斜の効果を誇張し
て示す側面図である。第14図は、散乱放射線を
阻止するX線不透過性のベルトの構成を示すよう
にケースを除いたフイルムテーブル組立体の斜視
図である。第15図は、本発明による乳房撮影装
置を制御する装置の機能ブロツク図である。第1
6図は、本発明の一態様による露出およびコリメ
ータ制御装置の機能ブロツク図である。第17図
は、本発明の一態様によるフイルタ制御方法を示
す機能ブロツク図である。第18A図および第1
8B図は、本発明の一形態における所望の画像コ
ントラストを達成するためにフアンビーム、kVp
およびMaを走査してコリメータブレードを調節
するプログラムを示すフローチヤートである。第
19図は、第18A図および第18B図のフロー
チヤートとともに使用されるコリメータ制御ルー
チンの一形態を示すフローチヤートである。 24……フイルムテーブル、50……X線管、
52……X線ビーム、54……目標物領域、56
……前側スロツト、58……前側コリメータ、6
0……目標物、62……グリツド、70,72,
74……モータ、86……モータコントローラ、
92……時間/速度コントローラ、114……X
線検出器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 選択された放射線強度のX線ビームを発生す
    る制御可能なX線源およびX線ビームの目標物領
    域を有するX線乳房撮影装置において、 予め選択された形状のX線ビームを前記目標物
    領域の一部に差し向ける送出手段と、 前記目標物領域のうちの複数のほぼ等しい区分
    の各々におけるX線ビームの放射線強度を検出す
    る検出手段と、 放射線強度が最も低い少なくとも1つの区分を
    識別する第1識別手段と、 前記識別された少なくとも1つの区分における
    放射線強度が所定の放射線強度になるように前記
    X線源を調節する調節手段と、 前記識別された少なくとも1つの区分における
    前記所定の放射線強度の所定のパーセントよりも
    大きな放射線強度を有する1つ以上の別の区分を
    識別する第2識別手段と、 前記識別された別の区分に差し向けられる放射
    線強度を減衰させる減衰手段とを有する前記X線
    乳房撮影装置。 2 前記目標物領域にわたつて前記予め選択され
    た形状のX線ビームを移動させる移動手段を更に
    含む請求項1記載のX線乳房撮影装置。 3 前記移動手段が更に、前記目標物の全領域に
    対して一定の露出時間を発生させるために一定速
    度で走査する走査手段を含む請求項2記載のX線
    乳房撮影装置。 4 前記移動を継続しながら前記検出手段、第1
    識別手段、調節手段および減衰手段を順次に繰り
    返し作動する手段を更に含む請求項2記載のX線
    乳房撮影装置。 5 前記装置が、更にコリメータを含み、前記送
    出手段が、前記コリメータを前記X線源に隣接し
    て、焦点のはずれた放射線を阻止する位置に位置
    決めする手段を含む請求項1記載のX線乳房撮影
    装置。 6 前記装置が更にコリメートを含み、前記送出
    手段が、前記コリメータをX線ビーム内に位置決
    めして、該スリツトによつてX線ビームを扇状に
    形成する手段を含む請求項1記載のX線乳房撮影
    装置。 7 前記装置が更に、各々前記X線源を中心とし
    た円の対応する半径上に揃えられた薄い板状部材
    からなる複数の空間〓間グリツド要素を有するグ
    リツドを含み、前記送出手段が、前記グリツド要
    素にX線ビームを通過させて、散乱放射線を低減
    する手段を含み、この手段が、X線ビームの移動
    方向に対して少なくとも略直角な方向に前記グリ
    ツドを往復運動させる手段と、前記グリツドが移
    動方向を変えるのに十分な時間の間、前記グリツ
    ドの往復運動の各端位置においてX線ビームを遮
    断する手段とを含む請求項2記載のX線乳房撮影
    装置。 8 前記検出手段が、複数のストリツプ状要素を
    持つ検出器と、前記目標物領域を通過した後の前
    記X線源からのX線を受ける位置に前記検出器を
    位置決めする手段と、前記検出器の各要素に当た
    るX線ビームのエネルギを表す前記検出器の各要
    素からの信号を感知する手段とを含む請求項1記
    載のX線乳房撮影装置。 9 前記第1識別手段が、X線放射強度を制御す
    るために前記感知された信号のうちの最も小さい
    信号を選択する手段を含む請求項8記載のX線乳
    房撮影装置。 10 前記X線乳房撮影装置が可変フイルタを有
    し、前記調節手段が、前記目標物領域におけるX
    線強度を最低X線強度に設定するように該可変フ
    イルタをX線ビーム内に位置決めする手段を含む
    請求項1記載のX線乳房撮影装置。 11 前記移動手段が、前記グリツドをほぼ一定
    速度で動かして、前記目標物領域にわたつて露出
    時間をほぼ均一にする手段を含む請求項7記載の
    X線乳房撮影装置。 12 前記調節手段が、前記X線源を作動するた
    めに前記所定の放射線強度レベルに対応する電圧
    値を選択し、かつ該選択された電圧値に応じて前
    記X線源の電流値を設定する手段を含む請求項1
    記載のX線乳房撮影装置。 13 予め選択されたX線放射強度のX線ビーム
    を発生する制御可能なX線源と、 前記ビームを扇状にコリメートするために前記
    X線ビームの通路に位置決められた第1のコリメ
    ータ手段と、 前記X線源に結合され、目標物領域にわたつて
    前記扇状ビームを走査させるために前記X線源を
    動かす手段と、 前記目標物領域を通つたX線を受けて、該X線
    の強度を表す信号を発生するように位置決めされ
    た検出手段であつて、一様に間隔をおいて配置さ
    れた複数の検出素子を有し、各検出素子が前記X
    線ビームの移動方向に対応する方向に伸びてお
    り、前記X線強度を表わす信号の各々が対応する
    1つの検出素子から発生される検出手段と、 最小のX線強度を表わす前記検出手段からの1
    つの信号に応答して、前記X線源を、前記走査用
    扇状X線ビームの各位置において前記目標物領域
    を通るX線放射強度が一定になるように制御する
    手段と、 を含むことを特徴とする乳房撮影装置。 14 前記X線源に隣接して位置決めされた第2
    のコリメータ手段を有し、該第2のコリメータ手
    段は比較的小さな開口部を貫通して形成した実質
    的にX線不透過性の部材よりなり、前記X線ビー
    ムは焦点を外れた放射線が前記実質的にX線不透
    過性の部材によつて減衰するように前記開口部に
    向けられている請求項13記載の乳房撮影装置。 15 前記第1のコリメータ手段は矩形スリツト
    を形成した実質的にX線不透過性の部材よりな
    り、該部材は前記X線ビームの通路内に位置決め
    されて、該ビームを扇状に形成する請求項13記
    載の乳房撮影装置。 16 複数の薄い板状部材からなる矩形の空気〓
    間グリツドを有し、前記部材の各々は前記X線源
    を中心とした円の対応する半径上に揃えて設けら
    れているとともに、該部材はそれらの間に空気の
    みが存在するように互いに間隔をあけて設けら
    れ、前記グリツドは前記目標物領域に隣接した前
    記扇状ビームの形状にほぼ一致している請求項1
    3記載の乳房撮影装置。 17 前記X線ビームの走査方向に直角な方向に
    前記グリツドを往復運動させる手段を有し、該手
    段は前記グリツドが移動の方向を変えるのに十分
    な時間の間、前記グリツドの往復運動の各端位置
    において前記X線ビームを遮断する手段を有して
    いる請求項16記載の乳房撮影装置。 18 回転軸を持つX線源から発生されたX線ビ
    ームを関連するコリメータによりコリメートとし
    て所定の目標物領域にわたつて走査するX線乳房
    撮影装置において、 前記X線源を前記目標物領域に対して所定の角
    度の向きまで回転させるX線源回転手段と、 前記目標物領域の一部分をX線ビームによつて
    照射するように前記X線源を作動するX線源作動
    手段と、 前記X線源を作動するのとほぼ同時に、前記回
    転軸を中心に前記X線源を回転させる動作を開始
    させる回転開始手段と、 X線ビームが前記目標物領域において所定の形
    状になるようにX線ビームを少なくととも1つの
    コリメータに通過させる手段と、 前記目標物領域のうちの照射される部分が一定
    の大きさを維持するように前記X線源の回転動作
    とほぼ同時に前記少なくとも1つのコリメータを
    動かすコリメータ移動手段と、 前記目標物領域のうちの複数のほぼ等しい区分
    の各々におけるX線ビームの放射強度を検出する
    検出手段と、 放射線強度が最も低い少なくとも1つの区分を
    識別する第1識別手段と、 前記識別された少なくとも1つの区分における
    放射線強度が所定の放射線強度になるように前記
    X線源を調節する調節手段と、 前記少なくとも1つの区分における前記所定の
    放射線強度の所定のパーセントよりも大きな放射
    線強度を有する1つ以上の別の区分を識別する第
    2識別手段と、 前記識別された別の区分に向けられる放射線の
    強度を減衰させる減衰手段と、 前記目標物領域がX線ビームによつて照射され
    た時に前記X線源の動作を停止させる手段とを含
    むX線乳房撮影装置。 19 前記X線源には電気モータが結合されてお
    り、前記X線源回転手段が、前記X線源を所定の
    角度の向きまで回転させるように前記電気モータ
    を一方向に作動する手段を含む請求項18記載の
    X線乳房撮影装置。 20 前記回転開始手段が、前記モータの作動を
    逆転して、前記X線源をほぼ一定の速度で前記回
    転軸を中心に回転駆動させる手段を含む請求項1
    9記載のX線乳房撮影装置。
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