JPH0555167B2 - - Google Patents
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- JPH0555167B2 JPH0555167B2 JP1074703A JP7470389A JPH0555167B2 JP H0555167 B2 JPH0555167 B2 JP H0555167B2 JP 1074703 A JP1074703 A JP 1074703A JP 7470389 A JP7470389 A JP 7470389A JP H0555167 B2 JPH0555167 B2 JP H0555167B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- frame
- sealing material
- medium
- sandwiched
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は、複式フイルタープレスに関するも
のである。
のである。
[従来の技術]
従来、濾板と濾枠とが交互に配置される複式フ
イルタープレスにおいて、濾材は濾材の端部を外
気に触れる状態で濾板と濾枠とで挟着されてい
る。又原液の濾過が終了後にフイルタープレス内
で殺菌洗浄する場合には殺菌液は原液で濾過する
状態でもつて、即ち原液に替えて殺菌液を供給し
てフイルタープレス内の殺菌を行なつていた。
イルタープレスにおいて、濾材は濾材の端部を外
気に触れる状態で濾板と濾枠とで挟着されてい
る。又原液の濾過が終了後にフイルタープレス内
で殺菌洗浄する場合には殺菌液は原液で濾過する
状態でもつて、即ち原液に替えて殺菌液を供給し
てフイルタープレス内の殺菌を行なつていた。
[発明が解決しようとする課題]
しかしながら、ビール業界等において従来の複
式フイルタープレスを使用する場合、次のような
問題点がある。
式フイルタープレスを使用する場合、次のような
問題点がある。
まず、濾材の端部が外気と触れているため、外
気に存在する種々の菌が濾材を伝つて濾室内に入
り、原液あるいは濾過液に混入し、濾過液の品質
を劣化させる問題点がある。これを防ぐために、
例えば、濾材(濾布)の外周縁部にゴム材製額縁
状シール枠を設けるようにしたものが開示されて
いる(実公昭45−9263号公報)が、濾材は目詰ま
り等により劣化し易く、比較的頻繁に交換する必
要があるから、その構造を簡素化し、ランニング
コストの低減を計ることが要請されている。
気に存在する種々の菌が濾材を伝つて濾室内に入
り、原液あるいは濾過液に混入し、濾過液の品質
を劣化させる問題点がある。これを防ぐために、
例えば、濾材(濾布)の外周縁部にゴム材製額縁
状シール枠を設けるようにしたものが開示されて
いる(実公昭45−9263号公報)が、濾材は目詰ま
り等により劣化し易く、比較的頻繁に交換する必
要があるから、その構造を簡素化し、ランニング
コストの低減を計ることが要請されている。
次にフイルタープレス内を殺菌洗浄する場合に
おいて、殺菌液は原液を濾過する通路内において
のみ殺菌ができるのであつて、フイルタープレス
内の全面において殺菌することは不可能であつ
た。その為、殺菌効果は不十分であり、濾過液の
品質を劣化させる問題点がある。又、濾過後に濾
材上に付着した濾滓を濾板と濾枠を開くことなく
洗浄除去することは構造上不可能であつた。
おいて、殺菌液は原液を濾過する通路内において
のみ殺菌ができるのであつて、フイルタープレス
内の全面において殺菌することは不可能であつ
た。その為、殺菌効果は不十分であり、濾過液の
品質を劣化させる問題点がある。又、濾過後に濾
材上に付着した濾滓を濾板と濾枠を開くことなく
洗浄除去することは構造上不可能であつた。
そこで、本発明はかかる不都合を解消する複式
フイルタープレスを提供するものである。
フイルタープレスを提供するものである。
[課題を解決するための手段]
上記の課題を解決するため、本発明は次のよう
に構成する。
に構成する。
すなわち、交互に配置された濾板と濾枠とで濾
材を挟着する形式の複式フイルタープレスにおい
て、前記濾板と濾枠との間には前記濾材を囲む位
置にシール材を配設する一方、前記濾板には、前
記濾材を折り曲げて濾板両面の濾過床を覆うた
め、その濾過床の外縁に沿つて延び、前記濾材を
挿通させるとともにその濾材の折り曲げ部を掛止
可能な貫通孔を設けて成ることを要旨とするもの
である。
材を挟着する形式の複式フイルタープレスにおい
て、前記濾板と濾枠との間には前記濾材を囲む位
置にシール材を配設する一方、前記濾板には、前
記濾材を折り曲げて濾板両面の濾過床を覆うた
め、その濾過床の外縁に沿つて延び、前記濾材を
挿通させるとともにその濾材の折り曲げ部を掛止
可能な貫通孔を設けて成ることを要旨とするもの
である。
又、交互に配置された濾板と濾枠とで濾材を挟
着する形式の複式フイルタープレスにおいて、同
一の圧縮力あるいは引張力において前記濾枠の外
周縁で濾枠と濾板とで挟着されるシール材の変位
量が原液通路及び濾液通路の周縁で同濾枠と濾板
とで挟着されるシール材の変位量より大きいもの
を使用して成ることを要旨とする。
着する形式の複式フイルタープレスにおいて、同
一の圧縮力あるいは引張力において前記濾枠の外
周縁で濾枠と濾板とで挟着されるシール材の変位
量が原液通路及び濾液通路の周縁で同濾枠と濾板
とで挟着されるシール材の変位量より大きいもの
を使用して成ることを要旨とする。
更には、上記におけるシール材の少なくとも一
方をバツグで形成することを要旨とする複式フイ
ルタープレスである。
方をバツグで形成することを要旨とする複式フイ
ルタープレスである。
[作用]
上記の構成に基づく作用について説明する。濾
材を濾板に設置するときには、濾板の貫通孔に濾
材を挿通させて二つ折りにし、濾板両面の濾過床
を一枚の瀘材にて覆つた状態とし、その折り曲げ
部を貫通孔の周縁に掛止させる。さらに、濾板と
濾枠との間にはシール材を取付ける。こうして、
濾板と濾枠とで挟着される濾材はシール材にてシ
ールされ、濾材の端部と外気との接触が遮断され
る。なお、濾材を濾板から取り外すときには、濾
材を片側に引つ張つて抜き取る。
材を濾板に設置するときには、濾板の貫通孔に濾
材を挿通させて二つ折りにし、濾板両面の濾過床
を一枚の瀘材にて覆つた状態とし、その折り曲げ
部を貫通孔の周縁に掛止させる。さらに、濾板と
濾枠との間にはシール材を取付ける。こうして、
濾板と濾枠とで挟着される濾材はシール材にてシ
ールされ、濾材の端部と外気との接触が遮断され
る。なお、濾材を濾板から取り外すときには、濾
材を片側に引つ張つて抜き取る。
又、同じ圧縮力あるいは引張力に対して濾枠の
外周縁で濾枠と濾板とで挟着されるシール材の変
位量が原液通路及び濾液通路の周縁で濾枠と濾板
とで挟着されるシール材の変位量より大きいもの
を使用する。フイルター内を殺菌する場合にはこ
のことを利用して、濾板と濾枠とを締付ける力を
緩めることにより、濾枠と外周縁で濾枠と濾板と
で挟着されるシール材のシールは完全のままであ
るが原液通路及び濾液通路のシールは不完全とな
り、この箇所を通つて殺菌液は流れ、フイルター
内に殺菌液で充満することができフイルター内の
殺菌ができるとともに濾材の両面の洗浄ができ
る。
外周縁で濾枠と濾板とで挟着されるシール材の変
位量が原液通路及び濾液通路の周縁で濾枠と濾板
とで挟着されるシール材の変位量より大きいもの
を使用する。フイルター内を殺菌する場合にはこ
のことを利用して、濾板と濾枠とを締付ける力を
緩めることにより、濾枠と外周縁で濾枠と濾板と
で挟着されるシール材のシールは完全のままであ
るが原液通路及び濾液通路のシールは不完全とな
り、この箇所を通つて殺菌液は流れ、フイルター
内に殺菌液で充満することができフイルター内の
殺菌ができるとともに濾材の両面の洗浄ができ
る。
又、シール材としてバツグを使用する場合にお
いても、濾枠の外周縁で濾枠と濾板とで挟着され
るシール材のシール性を保持して原液通路及び濾
液通路の周縁に用いられるバツグの圧力を減ずる
ことにより上記と同様の作用をなす。
いても、濾枠の外周縁で濾枠と濾板とで挟着され
るシール材のシール性を保持して原液通路及び濾
液通路の周縁に用いられるバツグの圧力を減ずる
ことにより上記と同様の作用をなす。
[実施例]
本発明の実施例を図面に基づいて説明する。こ
の明細書において、前後及び左右は濾板及び濾枠
の移動方向を基準とし、従つて前とは第1図左
側、後とは同右側をいい、左とは同図図面紙葉の
表側、右側とは同裏側をいうものとする。
の明細書において、前後及び左右は濾板及び濾枠
の移動方向を基準とし、従つて前とは第1図左
側、後とは同右側をいい、左とは同図図面紙葉の
表側、右側とは同裏側をいうものとする。
(第1実施例)
第1図はフイルタープレスの一部切欠き部分側
面図であり、第2図は濾板1の拡大正面図、第3
図は濾枠2の拡大正面図である。
面図であり、第2図は濾板1の拡大正面図、第3
図は濾枠2の拡大正面図である。
フイルタープレスは第2図及び第3図に示すよ
うに、正面からみて方形の角部にR形状の凸部を
形成してなる濾板1と同濾枠2とが相互間に濾材
3を介して交互に配置されている。なお瀘材とし
て濾布、濾紙あるいは金網等を用いる。この濾材
3は後述するように1枚の濾材3を濾枠2に貫設
された孔38に挿通され折り曲げられている。濾
板1の前後両面には濾過面4,4が形成され、全
ての濾板1と濾枠2とがシール材30及びシール
材31を挟着しフアーストヘツド6側に締付けら
れた状態において各濾枠2とこれの両側の濾板
1,1とによつて内部に濾過室5が形成されてい
る。なお、80は後述する原液通路22に挿通す
るノズルであり、81は濾液通路に挿通するノズ
ル、82は孔36に83は孔35に挿通するノズ
ルである。
うに、正面からみて方形の角部にR形状の凸部を
形成してなる濾板1と同濾枠2とが相互間に濾材
3を介して交互に配置されている。なお瀘材とし
て濾布、濾紙あるいは金網等を用いる。この濾材
3は後述するように1枚の濾材3を濾枠2に貫設
された孔38に挿通され折り曲げられている。濾
板1の前後両面には濾過面4,4が形成され、全
ての濾板1と濾枠2とがシール材30及びシール
材31を挟着しフアーストヘツド6側に締付けら
れた状態において各濾枠2とこれの両側の濾板
1,1とによつて内部に濾過室5が形成されてい
る。なお、80は後述する原液通路22に挿通す
るノズルであり、81は濾液通路に挿通するノズ
ル、82は孔36に83は孔35に挿通するノズ
ルである。
第2図に示すように、各濾板1の上縁部左右両
側の角部に濾板1の前後に開口した濾液通路1
1,11がそれぞれあけられ、かつこれらの濾液
通路11,11と濾過室5内とを連結する濾液通
路孔13,13があけられている。また濾板1の
下縁部左右両側の角部に濾板1の前後に開口した
原液通路12,12があけられている。この濾板
1の中央には方形状に濾過床37が形成され、こ
の濾過床37の上部外縁に沿つて濾材3を挿通す
る貫通孔38が設けられている。濾材3はこの貫
通孔38を挿通し、濾板1の両側、すなわち前後
面を覆つて濾過面4,4が形成され、従来のよう
に濾材3の端部が外気と接触することはない。そ
のため、外気に存在する菌が濾材3を伝つて濾過
室5に入ることがなく原液あるいは濾過液に混入
することがない。又、濾過室5内等を殺菌洗浄等
するため濾液通路11,11の上部には孔35,
35、原液通路12,12の下部にも同様の孔3
6,36があけられている。又、濾板の左右には
支持棒70,70上に載置するリブ71,71が
形成されている。
側の角部に濾板1の前後に開口した濾液通路1
1,11がそれぞれあけられ、かつこれらの濾液
通路11,11と濾過室5内とを連結する濾液通
路孔13,13があけられている。また濾板1の
下縁部左右両側の角部に濾板1の前後に開口した
原液通路12,12があけられている。この濾板
1の中央には方形状に濾過床37が形成され、こ
の濾過床37の上部外縁に沿つて濾材3を挿通す
る貫通孔38が設けられている。濾材3はこの貫
通孔38を挿通し、濾板1の両側、すなわち前後
面を覆つて濾過面4,4が形成され、従来のよう
に濾材3の端部が外気と接触することはない。そ
のため、外気に存在する菌が濾材3を伝つて濾過
室5に入ることがなく原液あるいは濾過液に混入
することがない。又、濾過室5内等を殺菌洗浄等
するため濾液通路11,11の上部には孔35,
35、原液通路12,12の下部にも同様の孔3
6,36があけられている。又、濾板の左右には
支持棒70,70上に載置するリブ71,71が
形成されている。
一方、第3図に示すように、濾枠2の上縁部左
右両側の角部に濾枠2の前後に開口した濾液通路
21,21がそれぞれあけられている。又、濾枠
2の下縁部左右両側の角部には濾枠2の前後に開
口した原液通路22,22がそれぞれあけられ、
かつこれらの原液通路22,22と濾過室5とを
連絡する原液導入孔23,23があけられてい
る。又濾枠2には濾板1に設けられた孔35,3
5及び36,36に対応する孔35a,35a及
び孔36a,36aがそれぞれ濾枠2の前後に開
口して設けられている。濾枠2の中央には濾過面
4を形成するため方形の孔40が貫設されてお
り、この孔40の外周縁は濾材3を圧着する凸部
41が形成されている。
右両側の角部に濾枠2の前後に開口した濾液通路
21,21がそれぞれあけられている。又、濾枠
2の下縁部左右両側の角部には濾枠2の前後に開
口した原液通路22,22がそれぞれあけられ、
かつこれらの原液通路22,22と濾過室5とを
連絡する原液導入孔23,23があけられてい
る。又濾枠2には濾板1に設けられた孔35,3
5及び36,36に対応する孔35a,35a及
び孔36a,36aがそれぞれ濾枠2の前後に開
口して設けられている。濾枠2の中央には濾過面
4を形成するため方形の孔40が貫設されてお
り、この孔40の外周縁は濾材3を圧着する凸部
41が形成されている。
又、濾枠2の外周縁にはシール材30を嵌合し
て取付けるため断面台形状の凹部43が形成さ
れ、濾過室5内のケーキを取出すとき、濾板1と
濾枠2を相互に所定の間隔で開いてもシール材3
0が落下しない構造になつている。
て取付けるため断面台形状の凹部43が形成さ
れ、濾過室5内のケーキを取出すとき、濾板1と
濾枠2を相互に所定の間隔で開いてもシール材3
0が落下しない構造になつている。
又、原液通路22,22及び濾液通路21,2
1をそれぞれ形成するため、各通路の外周縁には
同様に断面台形状の凹部44が形成されており、
その凹部44にシール材31を嵌合して取付けら
れている。このようにシール材31を取付けるの
はシール材30と同様に濾板1等を所定の間隔に
開いたとき落下しないためである。又、濾枠の左
右には支持棒70,70に載置するリブ73,7
3が形成されている。
1をそれぞれ形成するため、各通路の外周縁には
同様に断面台形状の凹部44が形成されており、
その凹部44にシール材31を嵌合して取付けら
れている。このようにシール材31を取付けるの
はシール材30と同様に濾板1等を所定の間隔に
開いたとき落下しないためである。又、濾枠の左
右には支持棒70,70に載置するリブ73,7
3が形成されている。
なお、シール材30及びシール材31はいずれ
も合成ゴム等の弾性体であり、シール材30の変
位量はシール材31の変位量より大きい。即ち、
同じ圧縮力あるいは引張力を加えた場合、シール
材30とシール材31はともに変形するがシール
材30の変位量の方が大きい。その結果、濾板1
と濾枠2とを交互に配置され、フアーストヘツド
6側に締付ける力によつてシール材30とシール
材31との部分のシールが完全であつたり不完全
であつたりする。
も合成ゴム等の弾性体であり、シール材30の変
位量はシール材31の変位量より大きい。即ち、
同じ圧縮力あるいは引張力を加えた場合、シール
材30とシール材31はともに変形するがシール
材30の変位量の方が大きい。その結果、濾板1
と濾枠2とを交互に配置され、フアーストヘツド
6側に締付ける力によつてシール材30とシール
材31との部分のシールが完全であつたり不完全
であつたりする。
上記の構成に基づく作用について第1図及び第
4図に基づいて説明する。第1図は原液を濾過し
ている状態の図であつて、シール材30及びシー
ル材31は濾板1及び濾枠2で挟着され、シール
材30及びシール材31によつて完全にシールさ
れフアーストヘツド6側に締付けられた状態であ
る。この状態において、原液は第1図に示す矢印
に従つて濾過される。即ち、ノズル80から入つ
た原液は原液通路22,22と濾過室5とを連絡
する原液導入孔23,23を通り、濾過室5へ導
かれる。濾過室5内の原液は濾材3で濾過され、
濾過液は濾過通路孔13,13を通つて濾液通路
11,11に導かれてノズル81より図示しない
タンク等に貯蔵される。
4図に基づいて説明する。第1図は原液を濾過し
ている状態の図であつて、シール材30及びシー
ル材31は濾板1及び濾枠2で挟着され、シール
材30及びシール材31によつて完全にシールさ
れフアーストヘツド6側に締付けられた状態であ
る。この状態において、原液は第1図に示す矢印
に従つて濾過される。即ち、ノズル80から入つ
た原液は原液通路22,22と濾過室5とを連絡
する原液導入孔23,23を通り、濾過室5へ導
かれる。濾過室5内の原液は濾材3で濾過され、
濾過液は濾過通路孔13,13を通つて濾液通路
11,11に導かれてノズル81より図示しない
タンク等に貯蔵される。
次にこのように原液を濾過した後、フイルター
内を殺菌するため殺菌液をフイルター内へ供給す
る操作について説明する。
内を殺菌するため殺菌液をフイルター内へ供給す
る操作について説明する。
まず、濾板1と濾枠2とをフアーストヘツド6
側に締付けている締付力を第4図に示す状態とな
るように緩める。そのことによつて、同じ締付力
に対してシール材30の変位量はシール材31の
変位量より大きいため、シール材30で濾板1と
濾枠2は密閉状態を保持しているがシール材31
の位置での濾板1と濾枠2とは隙間が生じる。ま
た、濾材3を挟着している濾板1と濾枠2との間
にも隙間が生ずる。
側に締付けている締付力を第4図に示す状態とな
るように緩める。そのことによつて、同じ締付力
に対してシール材30の変位量はシール材31の
変位量より大きいため、シール材30で濾板1と
濾枠2は密閉状態を保持しているがシール材31
の位置での濾板1と濾枠2とは隙間が生じる。ま
た、濾材3を挟着している濾板1と濾枠2との間
にも隙間が生ずる。
そこで、図示しないポンプで送液される殺菌液
はノズル82から供給され濾板1に形成されてい
る孔36、及び濾枠2に形成されている孔36a
を通つて第4図に示す矢印に従つてフイルター内
の濾過室5や原液が通過しない濾板1と濾枠2と
で形成される空間50等、フイルター内の全ての
箇所を充満し、フイルター内の全ての箇所を殺菌
することができるとともに濾板1と濾枠2を開く
ことなく、即ちシール材30によつて濾板1と濾
枠2のシール性を保持して濾材3の両面の洗浄を
行なうことができる。
はノズル82から供給され濾板1に形成されてい
る孔36、及び濾枠2に形成されている孔36a
を通つて第4図に示す矢印に従つてフイルター内
の濾過室5や原液が通過しない濾板1と濾枠2と
で形成される空間50等、フイルター内の全ての
箇所を充満し、フイルター内の全ての箇所を殺菌
することができるとともに濾板1と濾枠2を開く
ことなく、即ちシール材30によつて濾板1と濾
枠2のシール性を保持して濾材3の両面の洗浄を
行なうことができる。
なお殺菌液の入出口としてノズル82及びノズ
ル83を使用した場合について説明したが、これ
らのノズルを使用せず原液通路12,22に挿通
しているノズル80及び濾液通路13,21に挿
通しているノズル81を使用して殺菌してもよい
ことは言うまでもない。
ル83を使用した場合について説明したが、これ
らのノズルを使用せず原液通路12,22に挿通
しているノズル80及び濾液通路13,21に挿
通しているノズル81を使用して殺菌してもよい
ことは言うまでもない。
(第2実施例)
次に、弾性シール材30及び31の替わりに断
面形状がシール材30及び31とほぼ同形のバツ
グ60,61とした場合について第5図に従つて
説明する。第5図は第1図における部分図であ
る。バツグ60及びバツグ61は合成ゴム等の弾
性体で形成されており、このバツク60を膨脹さ
せるため、バツグ60内へ空気あるいは液体の圧
力体を導入するためのチユーブ62が取付けられ
ている。又、バツグ61も同様に濾枠2内を挿通
してチユーブ63が取付けられている。
面形状がシール材30及び31とほぼ同形のバツ
グ60,61とした場合について第5図に従つて
説明する。第5図は第1図における部分図であ
る。バツグ60及びバツグ61は合成ゴム等の弾
性体で形成されており、このバツク60を膨脹さ
せるため、バツグ60内へ空気あるいは液体の圧
力体を導入するためのチユーブ62が取付けられ
ている。又、バツグ61も同様に濾枠2内を挿通
してチユーブ63が取付けられている。
次にこの構成に基づく作用について説明する
と、交互に配置された濾板1と濾枠2とを所定の
間隔に配置した後、チユーブ62及びチユーブ6
3を介して空気あるいは液体の圧力体をバツグ6
0及びバツグ61内へ導く。この導入された圧力
体の圧力によつてバツグ60及びバツグ61は膨
脹し、バツグ60及びバツグ61はシール材の役
目を果すのである。従つてバツグ60への圧力体
の圧力とバツグ61への圧力体の圧力を選定する
ことによつてバツグ60とバツグ61の部分のシ
ール効果を完全としたり不完全とすることができ
る。
と、交互に配置された濾板1と濾枠2とを所定の
間隔に配置した後、チユーブ62及びチユーブ6
3を介して空気あるいは液体の圧力体をバツグ6
0及びバツグ61内へ導く。この導入された圧力
体の圧力によつてバツグ60及びバツグ61は膨
脹し、バツグ60及びバツグ61はシール材の役
目を果すのである。従つてバツグ60への圧力体
の圧力とバツグ61への圧力体の圧力を選定する
ことによつてバツグ60とバツグ61の部分のシ
ール効果を完全としたり不完全とすることができ
る。
原液を濾過する場合にはバツグ60とバツグ6
1で完全にシールするように圧力体の圧力を選定
して行なう。一方、洗浄する場合にはバツグ60
で濾板1と濾枠2のシール性を保持し、バツグ6
1のシールを不完全にして行なう。即ち、バツグ
60への圧力体の圧力を増加しながら濾板1と濾
枠2との締付力を緩め、一方バツグ61の圧力体
の圧力を減ずる。このことによつて、第1実施例
での第4図の状態となりフイルター内の全ての箇
所に殺菌液は充満してフイルター内の全ての箇所
の殺菌をすることができるとともに濾板1と濾枠
2を開くことなく、即ちバツグ60によつて濾板
1と濾枠2のシール性を保持して濾材3の両面の
洗浄を行なうことができる。なお、上記で説明し
た事項以外の原液を濾過する場合及び殺菌する場
合の手順等はシール材を弾性体とした第1実施例
で説明したのと同様である。また、フイルター内
の殺菌箇所によつては交互に配置された濾板1と
濾枠2とをフアーストヘツド6側へ締付ける力を
緩める動作をしなくて、単にバツグ60へ導入す
る圧力体の圧力を減ずればよく操作の面において
容易である。なお本実施例のシール材は両方とも
バツグを使用しているが、第1実施例の合成ゴム
等の弾性体との組合わせでもよい。
1で完全にシールするように圧力体の圧力を選定
して行なう。一方、洗浄する場合にはバツグ60
で濾板1と濾枠2のシール性を保持し、バツグ6
1のシールを不完全にして行なう。即ち、バツグ
60への圧力体の圧力を増加しながら濾板1と濾
枠2との締付力を緩め、一方バツグ61の圧力体
の圧力を減ずる。このことによつて、第1実施例
での第4図の状態となりフイルター内の全ての箇
所に殺菌液は充満してフイルター内の全ての箇所
の殺菌をすることができるとともに濾板1と濾枠
2を開くことなく、即ちバツグ60によつて濾板
1と濾枠2のシール性を保持して濾材3の両面の
洗浄を行なうことができる。なお、上記で説明し
た事項以外の原液を濾過する場合及び殺菌する場
合の手順等はシール材を弾性体とした第1実施例
で説明したのと同様である。また、フイルター内
の殺菌箇所によつては交互に配置された濾板1と
濾枠2とをフアーストヘツド6側へ締付ける力を
緩める動作をしなくて、単にバツグ60へ導入す
る圧力体の圧力を減ずればよく操作の面において
容易である。なお本実施例のシール材は両方とも
バツグを使用しているが、第1実施例の合成ゴム
等の弾性体との組合わせでもよい。
[発明の効果]
本発明の請求項第1項によれば、濾板と濾枠と
で挟着されている濾材はシール材に囲まれてお
り、濾材の端部が外気に触れることがないから、
外気からの菌の進入を防止することができる。ま
た、濾板に貫設された孔に濾材を挿通させて折り
曲げることで濾材の設置が済むため、濾材の交換
が極めて簡単である。また、一枚物の濾材が濾板
両面の過床を覆い、しかも取付具等を備えていな
いという簡素な構造であるから滓等が付着し難
く、かつ濾布の洗浄及び殺菌処理が容易になる。
従つて、交換部品としての濾材を安価に提供で
き、複式フイルタープレスのランニングコストを
低減させることができる。
で挟着されている濾材はシール材に囲まれてお
り、濾材の端部が外気に触れることがないから、
外気からの菌の進入を防止することができる。ま
た、濾板に貫設された孔に濾材を挿通させて折り
曲げることで濾材の設置が済むため、濾材の交換
が極めて簡単である。また、一枚物の濾材が濾板
両面の過床を覆い、しかも取付具等を備えていな
いという簡素な構造であるから滓等が付着し難
く、かつ濾布の洗浄及び殺菌処理が容易になる。
従つて、交換部品としての濾材を安価に提供で
き、複式フイルタープレスのランニングコストを
低減させることができる。
請求項第2項によれば濾枠の外周縁に使用する
シール材と原液通路及び濾枠通路のシール材の同
一の圧縮力あるいは引張り力による変位量を異に
する弾性体としている。このためフイルターを殺
菌する場合、濾板及び濾枠を締付けている締付力
を緩めることにより原液通路及び濾液通路のシー
ルは不完全となり、又濾材の挟着部も緩められて
かかる隙間を通つて殺菌液は流れるため殺菌液で
フイルター内を充満することができ、フイルター
内の全域を殺菌することができるとともに濾板と
濾材とを開くことなく濾材の両面の洗浄をするこ
とができる。
シール材と原液通路及び濾枠通路のシール材の同
一の圧縮力あるいは引張り力による変位量を異に
する弾性体としている。このためフイルターを殺
菌する場合、濾板及び濾枠を締付けている締付力
を緩めることにより原液通路及び濾液通路のシー
ルは不完全となり、又濾材の挟着部も緩められて
かかる隙間を通つて殺菌液は流れるため殺菌液で
フイルター内を充満することができ、フイルター
内の全域を殺菌することができるとともに濾板と
濾材とを開くことなく濾材の両面の洗浄をするこ
とができる。
請求項第3項によればバツグ内の圧力を制御す
ることにより請求項第2項記載の発明と同じ効果
を得ることができる。
ることにより請求項第2項記載の発明と同じ効果
を得ることができる。
第1図〜第4図はこの発明の第1実施例を示す
もので、第1図は複式フイルタープレスの一部切
欠き部分左側面図、第2図は濾板の拡大正面図、
第3図は濾枠の拡大正面図である。第4図は殺菌
液で殺菌している状態図、第5図は第2実施例を
示すもので複式フイルタープレスの一部を示す側
面図である。 1……濾板、2……濾枠、3……濾材、5……
濾過室、11,21……濾液通路、12,22…
…原液通路、30,31……シール材、60,6
1……バツグ、37……濾過床、38……貫通
孔。
もので、第1図は複式フイルタープレスの一部切
欠き部分左側面図、第2図は濾板の拡大正面図、
第3図は濾枠の拡大正面図である。第4図は殺菌
液で殺菌している状態図、第5図は第2実施例を
示すもので複式フイルタープレスの一部を示す側
面図である。 1……濾板、2……濾枠、3……濾材、5……
濾過室、11,21……濾液通路、12,22…
…原液通路、30,31……シール材、60,6
1……バツグ、37……濾過床、38……貫通
孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 交互に配置された濾板と濾枠とで濾材を挟着
する形式の複式フイルタープレスにおいて、前記
濾板と濾枠との間には前記濾材を囲む位置にシー
ル材を配設する一方、前記濾板には、前記濾材を
折り曲げて濾板両面の濾過床を覆うため、その濾
過床の外縁に沿つて延び、前記濾材を挿通させる
とともにその濾材の折り曲げ部を掛止可能な貫通
孔を設けて成ることを特徴とする複式フイルター
プレス。 2 交互に配置された濾板と濾枠とで濾材を挟着
する形式の複式フイルタープレスにおいて、同一
の圧縮力あるいは引張力において前記濾枠の外周
縁で濾枠と濾板とで挟着されるシール材の変位量
が原液通路及び濾液通路の周縁で同濾枠と濾板と
で挟着されるシール材の変位量より大きいものを
使用して成ることを特徴とする複式フイルタープ
レス。 3 請求項第2項におけるシール材の少なくとも
一方をバツグで形成することを特徴とする複式フ
イルタープレス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1074703A JPH02253805A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 複式フィルタープレス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1074703A JPH02253805A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 複式フィルタープレス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02253805A JPH02253805A (ja) | 1990-10-12 |
| JPH0555167B2 true JPH0555167B2 (ja) | 1993-08-16 |
Family
ID=13554855
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1074703A Granted JPH02253805A (ja) | 1989-03-27 | 1989-03-27 | 複式フィルタープレス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH02253805A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0566766B1 (en) * | 1992-04-23 | 1995-08-09 | Sapporo Breweries, Ltd. | Beer filtering device |
| DE102004039275A1 (de) * | 2004-08-13 | 2006-02-23 | E. Begerow Gmbh & Co | Filtervorrichtung und Verfahren zum Betreiben der Filtervorrichtung |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS459263Y1 (ja) * | 1967-01-10 | 1970-04-30 |
-
1989
- 1989-03-27 JP JP1074703A patent/JPH02253805A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02253805A (ja) | 1990-10-12 |
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