JPH0555197U - 電子楽器 - Google Patents

電子楽器

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JPH0555197U
JPH0555197U JP113291U JP11329191U JPH0555197U JP H0555197 U JPH0555197 U JP H0555197U JP 113291 U JP113291 U JP 113291U JP 11329191 U JP11329191 U JP 11329191U JP H0555197 U JPH0555197 U JP H0555197U
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JP
Japan
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initial clear
signal
sound source
initial
electronic musical
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Application number
JP113291U
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English (en)
Inventor
悟志 宮田
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 CPUなどを含む制御側と音源側の両者のイ
ニシャルクリアを常に適正に行ない、安定したイニシャ
ルクリアおよびその後の通常の動作が保証される電子楽
器を提供することを目的とする。 【構成】 制御側でイニシャルクリア信号を受けたとき
から所定の時間が経過した後にイニシャルクリア解除信
号を音源側に向けて送出するようにする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、音源のイニシャルクリアおよびイニシャルクリア解除を適正に行 なうことができる電子楽器に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の電子楽器では、全体の高機能化にともない、各回路部分をそれぞれ独立 した集積回路などで構成することが多い。独立した各回路部分はそれぞれ独立し た機能を果たすようになっている。例えば、大きくCPU側と音源側に回路を分 けて構成し、全体の動作制御(特に音源への発音指示など)はCPU側に、CP Uからの指示を受けて行なわれる発音処理は音源側に役割分担させる電子楽器が ある。
【0003】 このような電子楽器では、電源投入時(あるいは電源投入した後でのリセット 時)に、CPU側と音源側の両方をイニシャルクリアしなければならない。イニ シャルクリアとは、電子楽器を電子楽器としての通常の動作を行なう状態に設定 するための初期設定の動作をいう。イニシャルクリアは、ハードウエア的なリセ ットのほかに、音色をデフォルト値に設定するなどの動作も含む。
【0004】 図4(a)は、従来の電子楽器におけるイニシャルクリア(IC)信号生成回 路を示す。図4(b)は、図4(a)の回路における各信号のタイムチャートを 示す。この図において、電源投入されVCCが立上がるとインバータ42にはCR 回路41のC値およびR値により規定される時定数で立上がる入力信号が入力す る。したがって、インバータ42は電源投入以前は「0」でVCCの立上がり時点 (電源オン)で所定値に至り徐々に「0」に至る信号を出力する。このインバー タ42の出力信号をアンプ43で整形して図4(b)に示すイニシャルクリア信 号ICのパルスを出力する。
【0005】 一方、インバータ42の出力信号はCR回路44を介して所定時間遅延せられ た後、アンプ45で整形されて出力される。これが、図4(b)に示すイニシャ ルクリア解除信号ICKとなる。このようにアナログ回路を用いてイニシャルク リア信号ICとイニシャルクリア解除信号ICKを生成し、後者を遅延させて、 その遅延時間の間(図4(b)の付番46の区間)にCPUおよび音源のイニシ ャルクリアを行なっていた。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上述のようなイニシャルクリアの方式では、イニシャルクリアの時間はCR回 路44における遅延時間で決定される。ところが、アナログ回路で実現している ため、この遅延時間にはばらつきがある。CPUのイニシャルクリアと音源のイ ニシャルクリアとでは、通常音源のイニシャルクリアのほうが時間がかかる。し たがって、音源のイニシャルクリアが終了しないうちにイニシャルクリア解除信 号が送出されることがあり、動作が不安定となることがあるという問題点があっ た。
【0007】 この考案は、上述の従来例における問題点に鑑み、CPUなどを含む制御側と 音源側の両者のイニシャルクリアを常に適正に行ない、安定したイニシャルクリ アおよびその後の通常の動作が保証される電子楽器を提供することを目的とする 。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため、この考案に係る電子楽器は、イニシャルクリア信号 を受けて自己のイニシャルクリアを行ない、かつイニシャルクリア解除信号を受 けて自己の通常動作を可能にするとともに、通常動作時は楽音の発音指示を受け て楽音を発生する楽音形成手段と、同じくイニシャルクリア信号を受けて自己の イニシャルクリアを行なうとともに、前記楽音形成手段に発音指示を与える制御 手段とを備え、前記制御手段は、イニシャルクリア信号を受けた時点から所定時 間の後にイニシャルクリア解除信号を前記楽音形成手段に向けて送出することを 特徴とする。
【0009】 イニシャルクリア信号は、電源のオン/オフスイッチやリセットスイッチから 直接作成してもよいし、特にこれらのスイッチのオン/オフを検出してイニシャ ルクリア信号を生成する手段を設けてもよい。また、電源の供給を行なう電源供 給手段からの信号入力に基づいてイニシャルクリア信号を発生するようにしても よい。
【0010】
【作用】
制御手段は、イニシャルクリア信号を受けた時点から所定時間の後に楽音形成 手段へのイニシャルクリア解除信号を生成出力する。制御手段においてはかなり 正確に時間を測定することができるので、イニシャルクリア解除信号を生成出力 するまでの時間は、正確に制御できる。したがって、楽音形成手段におけるイニ シャルクリアの処理が適正に終了する程度の時間を確保した後、イニシャルクリ ア解除信号が楽音形成手段へ入力するようにできる。
【0011】
【実施例】
以下、図面を用いてこの考案の実施例を説明する。 図1は、この考案の一実施例に係る電子楽器の全体のブロック構成を示す。こ の電子楽器は、制御部1、スイッチ2、スイッチイベント検出回路3、鍵盤4、 キーイベント検出回路5、プログラムメモリ(ROM)6、ポート7、音源8、 サウンドシステム9、およびバスライン17を備えている。
【0012】 制御部1は、この電子楽器の全体の動作を制御するとともに音源8に対して楽 音の発音を指示する。制御部1は、時間を測定するためのタイマ11、タイマ1 1の時間測定結果信号に基づいてタイマ割込信号を生成出力する割込コントロー ラ12、中央処理装置(CPU)13、および種々のレジスタなどに用いるRA M14を有する。CPU13が実行するプログラムは、プログラムメモリ6に格 納されている。
【0013】 スイッチ2は、電源のオン/オフスイッチや音色選択のためのスイッチなどで ある。これらのスイッチについてのイベントは、スイッチイベント検出回路3に よって検出される。スイッチイベント検出回路3は、スイッチ2のイベント検出 結果をバスライン17を介してCPU13に送出する。CPU13はスイッチ2 のイベントに応じて、例えば音色の選択であれば所定の音色パラメータを音源8 に送出する処理などを行なう。
【0014】 鍵盤4の各鍵(キー)についてのイベントは、キーイベント検出回路5で検出 される。キーイベント検出回路5は、キーイベント検出結果をバスライン17を 介してCPU13に送出する。CPU13は、そのキーイベント検出結果に応じ て、発音指示を音源8に送出する処理などを行なう。
【0015】 ポート7はリセット信号RESETを入力して「0」または「1」を保持する 。また、ポート7はCPU13から書換えることもできる。ポート7が保持して いる値は、イニシャルクリア信号ICとして音源8に入力する。また、ポート7 が保持している値をインバータ15で反転した値は、イニシャルクリア解除信号 ICKとして音源8に入力する。リセット信号RESETは、電源がオンされた とき発生される1パルスの信号である。リセット信号RESETの発生回路は従 来より周知の回路を用いればよい。
【0016】 音源8は、イニシャルクリア信号ICが「0」から「1」に立上がったとき、 内部のイニシャルクリアを実行する。このイニシャルクリアは、内部のレジスタ の初期化などの処理である。音源8は、イニシャルクリア解除信号ICKが「0 」から「1」に立上がると、それ以降は通常の音源としての動作例えばCPU1 3からの指示に基づく楽音発音処理などを行なう。サウンドシステム9は、音源 8からの指示に基づき実際に楽音を放音する。
【0017】 図2は、この電子楽器の音源8の詳細なブロック構成を示す。音源8は、RA M16のほか、位相発生回路(PG)21、アドレス発生回路(ADR)22、 波形メモリ(WM)23、エンベロープジェネレータ(EG)24、掛け算器2 5、累算器(ACC)26、AND回路27、インバータ28、およびディジタ ル/アナログ変換器(DAC)29を備えている。
【0018】 RAM16は、CPU13から送出されたキーオンパルスKONP、キーオフ パルスKOFP、キーコード(音高)KCおよびベロシティ(音量)VELを記 憶可能な領域を複数有し、このRAM16に記憶された各データを所定タイミン グで順次読出して音源8の所定の回路に供給することにより、楽音信号を生成す る。位相発生回路21は、キーオンパルスKONPおよびキーコードKCに応じ て波形メモリ23の読出し位相情報を形成しアドレス発生回路22に出力する。 アドレス発生回路22は、所定のスタートアドレスに位相発生回路21からの位 相情報を順次累算し、波形メモリ23の読出しアドレスを生成する。その読出し アドレスで波形メモリ23がアクセスされ、所定の音高の波形データが出力され る。
【0019】 エンベロープジェネレータ24は、キーオンパルスKONP、キーオフパルス KOFP、キーコードKCおよびベロシティVELに応じて所定のエンベロープ 波形を生成出力する。掛け算器25は、波形メモリ23からの波形データにエン ベロープジェネレータ24からのエンベロープ波形を掛けて、エンベロープが付 与された波形データを出力する。この実施例の電子楽器は複数の発音チャンネル を有し、各チャンネルの処理は時分割で行なわれるようになっている。時分割で 順次掛け算器25から出力される各チャンネルの波形データは、累算器26で累 算される。
【0020】 累算後の楽音波形データは、AND回路27を介してディジタル/アナログ変 換器29に入力し、ディジタル/アナログ変換されて、後段のサウンドシステム 9に入力する。これにより、所定の楽音が放音される。
【0021】 ポート7からのイニシャルクリア信号ICおよびイニシャルクリア解除信号I CKは、位相発生回路21、アドレス発生回路22、エンベロープジェネレータ 24、および累算器26に入力する。これらの各回路21,22,24,26は 、イニシャルクリア信号ICが「0」から「1」に立上がったとき、自己のイニ シャルクリアを実行する。また、イニシャルクリア解除信号ICKが「0」から 「1」に立上がると、それ以降は通常の動作を行なうようになっている。
【0022】 さらに、イニシャルクリア信号ICはインバータ28により反転されてAND 回路27に入力する。AND回路27には、もう1つの入力として累算器26か らの楽音波形データが入力している。したがって、イニシャルクリア信号ICが 「1」のときは、イニシャルクリアの処理が行なわれているとしてAND回路2 7が閉じられ、楽音波形データは後段のディジタル/アナログ変換器29に入力 しない。一方、イニシャルクリア信号ICが「0」のときは、イニシャルクリア の処理が終了したとしてAND回路27が開き、楽音波形データは後段のディジ タル/アナログ変換器29に入力するようになっている。これはイニシャルクリ アの処理時の誤動作を防止するためである。
【0023】 次に、図3のフローチャートを参照して、図1および図2の電子楽器の電源投 入からの動作を説明する。この電子楽器で電源が投入されると、前述したように リセット信号RESET(図1)が生成されCPU13およびポート7に入力す る。CPU13は、これによりリセット(イニシャルクリア)される。ポート7 は入力したリセット信号RESETを保持し続ける。すなわちポート7は「1」 を保持し続ける。
【0024】 このポート7からの信号「1」は、イニシャルクリア信号ICとして音源8に 入力する。また、ポート7からの信号「1」は、インバータ15で反転され「0 」となって、イニシャルクリア解除信号ICKとして音源8に入力する。図2の 音源8では、イニシャルクリア信号ICが「1」、イニシャルクリア解除信号I CKが「0」であるので、イニシャルクリアの実行すなわち各回路21,22, 24,26の初期設定などを開始する。
【0025】 このときイニシャルクリア信号ICは「1」であるので、インバータ28でこ れを反転した「0」がAND回路27に入力し、AND回路27は閉じられる。 したがって、楽音波形データがディジタル/アナログ変換器29に入力すること はなく、イニシャルクリアが適正に行なわれる前に誤動作(誤発音)することが 防止される。
【0026】 CPU13はイニシャルクリア後、図3のフローチャートにしたがって処理を 進める。まず、音源8のRAM16やRAM14のレジスタの初期設定などを行 なう(ステップS1)。次に、CPU13は他の回路の初期設定を指示する(ス テップS2)。そして、タイマ11により電源オンからの時間を計測し所定時間 が経過するまで待つ(ステップS2)。この所定時間は、上述した音源8および 他の回路のイニシャルクリアが終了する程度の時間としておく。これにより、こ の所定時間経過後は音源8を含めて各部のイニシャルクリアが終了していること が保証される。
【0027】 次に、CPU13はポート7に「0」を出力する。ポート7は、以後「0」を 保持する。これにより、ポート7からイニシャルクリア信号ICとして「0」が 出力される。また、これを反転した「1」が、イニシャルクリア解除信号ICK として出力される。音源8では、イニシャルクリア信号ICが「0」、イニシャ ルクリア解除信号ICKが「1」となるので、以後は音源としての通常の動作が 実行されるようになる。
【0028】 なお、このときイニシャルクリア信号ICは「0」であるので、インバータ2 8でこれを反転した「1」がAND回路27に入力し、AND回路27は開く。 したがって、楽音波形データがディジタル/アナログ変換器29に入力するよう になる。
【0029】 次に、キーイベント処理でキーイベントを検出して楽音発生を行なう処理をし (ステップS5)、その他の処理(ステップS6)を行なって、ステップS5に 戻る。以後はステップS5、S6を繰返す。ステップS5、S6が繰返されてい るときは、イニシャルクリア信号ICが「0」、イニシャルクリア解除信号IC Kが「1」となっており、音源8は音源としての通常動作を行なう。 なお、上記の実施例では波形メモリ読出し方式の音源を有する電子楽器に本考 案を適用した例を説明したが、これに限ることはない。本考案は、CPUなどを 含む制御部と楽音形成を行なう音源部とを有する電子楽器であれば、どのような 方式のものにでも適用可能である。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、イニシャルクリア解除信号を制御部 の制御のもとで発生させて楽音形成手段に入力するようにしているので、安定し たイニシャルクリアの動作が保証され、電源投入時やリセット時の動作およびそ の後の通常の動作が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案の一実施例に係る電子楽器のブロッ
ク構成図
【図2】 実施例の電子楽器の音源の詳細なブロック構
成図
【図3】 実施例の電子楽器のCPUの処理フローチャ
ート図
【図4】 従来のイニシャルクリア信号生成回路図およ
び信号図
【符号の説明】
1…制御部、2…スイッチ、3…スイッチイベント検
出回路、4…鍵盤、5…キーイベント検出回路、6…プ
ログラムメモリ(ROM)、7…ポート、8…音源、9
…サウンドシステム、11…タイマ、12…割込コント
ローラ、13…中央処理装置(CPU)、14,16…
RAM、15…インバータ、17…バスライン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 イニシャルクリア信号を受けて自己のイ
    ニシャルクリアを行ない、かつイニシャルクリア解除信
    号を受けて自己の通常動作を可能にするとともに、通常
    動作時は楽音の発音指示を受けて楽音を発生する楽音形
    成手段と、 同じくイニシャルクリア信号を受けて自己のイニシャル
    クリアを行なうとともに、前記楽音形成手段に発音指示
    を与える制御手段とを備え、 前記制御手段は、イニシャルクリア信号を受けた時点か
    ら所定時間の後にイニシャルクリア解除信号を前記楽音
    形成手段に向けて送出することを特徴とする電子楽器。
JP113291U 1991-12-28 1991-12-28 電子楽器 Pending JPH0555197U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5872224A (ja) * 1981-10-27 1983-04-30 Nec Home Electronics Ltd マイクロプロセツサシステムにおける初期誤動作防止回路
JPS62148997A (ja) * 1985-12-23 1987-07-02 ヤマハ株式会社 電子楽器の鍵及び操作子の状態情報処理方法

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