JPH0555501A - 高密度情報記録媒体及びそれを用いた記録装置 - Google Patents

高密度情報記録媒体及びそれを用いた記録装置

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JPH0555501A
JPH0555501A JP3199086A JP19908691A JPH0555501A JP H0555501 A JPH0555501 A JP H0555501A JP 3199086 A JP3199086 A JP 3199086A JP 19908691 A JP19908691 A JP 19908691A JP H0555501 A JPH0555501 A JP H0555501A
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JP3199086A
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Inventor
Toshiyuki Yoshimura
俊之 吉村
Shigeru Kakumoto
繁 角本
Shinji Okazaki
信次 岡崎
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は高密度情報記録媒体及びそれを用いた
記録装置に関し、記録密度を向上させる方法を提供する
ことにある。 【構成】入力紙面1から光学的データ読み取り装置2に
おいて読み取られた入力データの色、形状、地図データ
では等高線等により分類し、加工基板6上の記録媒体中
での高さが異なるように記録することによって達成され
る。 【効果】大容量に情報を記録し、検索解析を容易にする
ことができる。特に地図情報に関して、高精度な大容量
情報記録が可能となる効果がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は情報の各々が記録媒体中
での位置及び高さが異なるように記録された高密度情報
記録媒体およびその製造方法、複製方法、記録方法、読
み取り方法並びに該媒体を用いた記録装置や記録情報の
読み取り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、文書等を記録保存する際に、
マイクロフィルム等を用いて保管場所の縮小化が図られ
てきた。例えば、通常のマイクロフィルムの場合ではA
4版(縦約297ミリメートル、横約210ミリメート
ル)の大きさの文書が約1センチメートルに縮小されて
記録される。文書内容の再生は、マイクロフィルムの内
容を拡大することで可能となる。これにより、文書保管
の面積が600分の1以下となり、記録物収納効率が向
上した。しかし、記録案件の増加に伴い本方法では不十
分となった。そこで、公知の光ディスク、磁気ディスク
及び光磁気ディスク等の高密度情報蓄積方法が提案され
てきた。例えば光ディスクでは、記録媒体に細く収束し
たレーザ光線を照射して、記録媒体にピットと呼ばれる
小孔を熱的に形成して情報を記録する。一方、記録され
た情報の読み取りには、記録媒体に情報記録時と同様
に、細く収束したレーザ光線を照射して記録媒体からの
反射光を検出することで、記録情報を読み取るという方
法を用いている。ピットを縮小化することで記録密度を
向上でき、約1μm程度の大きさのピットが実現してお
り、情報の蓄積量の拡大がなされた。また、磁気ディス
ク及び光磁気ディスクでは、情報の記録、読み取りに磁
気または光が用いられており、光ディスクと同様に情報
記録単位の縮小化によって、情報の蓄積量の拡大がなさ
れた。
【0003】光ディスクの場合に情報量の拡大のため
に、ピットの深さを変えて同一基盤上に異なる二系列の
情報を記録する方法が、例えば特開昭63−25792
1に記載のように提案されている。
【0004】また情報の記録に電子線を用いる方法も提
案されている。例えば、特開平2−195638に記載
のように、試料を透過した電子線を蓄積螢光体シートと
呼ばれる2次元センサに照射して、試料の構造内容等を
記録する方法である。記録された情報の読み取りには、
光照射あるいは加熱により上記2次元センサから光を放
出させることで実行する。これによって、電子顕微鏡像
の高感度記録が可能となった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来技
術の内、光ディスク、磁気ディスク及び光磁気ディスク
では、情報の記録最小単位を縮小化する際、約0.5μ
m程度以下にすることが困難という問題がある。また、
情報の記録の際、記録の状態が二値(1と0)であり、
かつ、情報は記録媒体上に連続的に配置されるために、
情報の記録密度の向上に制約があるという問題がある。
上記の光ディスクの場合の公知例においても、基本的に
二値の情報記録に留まっている。また、上記の従来技術
の電子顕微鏡像の高感度記録の場合、2次元センサに記
録される像が試料の拡大像であることから、情報の記録
密度の向上に適さないという問題がある。
【0006】本発明の目的は、従来技術と比較して、情
報を高密度に記録する装置、そして記録された情報の読
み取り装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、粒子線を
用いて情報の各々が記録媒体中での位置並びに高さが異
なるように高精度に制御されて記録されること、そして
上記の情報が記録された記録媒体に、情報記録時に用い
たものと同じ若しくは異なる粒子線を照射した際に発生
する信号を検出することで、記録された情報を読み取る
ことを達成することにより実現する。
【0008】
【作用】情報の記録、及び読み取りに関して、以下特に
電子線を用いた場合を例にして説明する。
【0009】半導体製造において、パターンを形成する
工程を一般に「リソグラフィ」と称する。加工基板上
に、レジストと呼ばれる有機あるいは無機の材料をスピ
ンコート等の方法で塗布する。その後に、紫外線または
電子線またはX線またはイオン線等のエネルギー線(以
下、総称して粒子線と呼ぶ)を照射して、所望のパター
ンの潜像をレジスト中に形成する。照射後、レジストが
塗布されたままの基板を、現像液中に浸すことによりパ
ターンが形成される。ここで、上記パターンの潜像部が
現像液に対して溶解しやすくなるものを「ポジ型」と称
し、逆に上記パターンの潜像部が現像液に対して溶解し
にくくなるものを「ネガ型」と称している。この様に、
粒子線の照射によるレジスト中の潜像形成、現像という
一連の処理を行うリソグラフィ工程により、加工基板上
に所望のパターンを形成することができる。
【0010】潜像形成の際に電子線を用いる方法を、
「電子線リソグラフィ」と称する。同方法で微細なパタ
ーンを形成する場合、一般に電子線源から放出する電子
線を収束レンズを用いることにより、細く収束させてレ
ジストに照射する。これによって、微細なレジストパタ
ーンを得ることができる。例えば、ジャパニーズ ジャ
ーナル オブ アプライド フィズィックス 第24巻
L809ページ 1985年(Jpn. J. Appl. Phys.
24, L809 (1985).)に記載されているように、有機材料
ポリメチルメタクリレート(略称PMMA)を用いて、
8ナノメータ(1ミクロンメータ=1000ナノメー
タ)の微細なレジストパターンがシリコンの基板上に形
成された。形成するパターンのデータを電子線描画装置
の偏向回路に与えることによって、装置が許容する限り
任意の微細形状を形成することが可能である。
【0011】また、上述したレジストは現像の際に条件
を一定に保てば、現像後の残膜厚は照射された電子線量
により一意に決まる。即ち、現像後の残膜厚を予め想定
し、その為に必要な照射量を設定することができ、各パ
ターンデータごとに照射量を振り分けておくことが可能
であり、残膜厚を高精度に制御することができる。例え
ば、地図情報を記録する際に等高線ごとに照射量を設定
しておくことによって、実際の高さを記録することがで
きる。また、入力データの形状、色に対応して照射量を
設定することにより、形状や色とレジストパターンの高
さを対応させることが可能となる。その他に音の高さ、
ベクトルの方向、スカラー量の大きさ等をレジストパタ
ーンの高さを対応させることができる。パターンの高さ
をn段階に分割して制御して形成すると情報量はn倍と
なる。
【0012】従来、文字情報の認識で光学的に読み取る
場合、一例として1ミリメータあたり8本の走査線を用
いている。即ち、125ミクロンメータの最小単位(ピ
クセル)によって文字が認識される。つまり、125ミ
クロンメータのドット(丸)の最小単位を用いること
で、任意の文字及び図形を表現することができることに
なる。
【0013】上述のように、電子線リソグラフィを用い
た場合、パターンを微細化することが可能であり、例え
ば100ナノメータのドットを形成することが容易にで
きる。即ち、上記のピクセルを100ナノメータの大き
さにすることが可能となる。このため、紙面上の文字ま
たは図形情報を光学的方法等で読み込み、その後に同文
字情報を縮小したデータを電子線描画装置の偏向回路に
与えることによって、加工基板上に微細レジストパター
ンを形成することが可能となる。例えばA4版の文書ま
たは図形情報の場合、ピクセルが1250分の1になり
各辺が1250分の1に相当することから、縦約240
ミクロンメータ、横約170ミクロンメータの領域(面
積約4万平方ミクロンメータ)に収納することが可能と
なる。ここで、加工基板として直径4インチ(約100
ミリメータ)のシリコン基板を用い、同基板全面(面積
約80億平方ミクロンメータ)を利用すると約20万ペ
ージ分の情報を記録することができる。
【0014】ここではピクセルの大きさを100ナノメ
ータとしたが、それ以下にすることにより、記録情報量
をさらに拡大することができる。例えば、ピクセルの大
きさを10ナノメータとすることで、記録情報量は10
0倍となりA4版約2000万ページ分の記録が可能と
なる。この記録情報量は光ディスク、磁気ディスク及び
光磁気ディスクの1000倍以上に相当する。このピク
セル微細化による情報蓄積大容量化に加えて、上述の高
さの制御を付加することによって、情報蓄積量を飛躍的
に増大させることができる。
【0015】一般に、電子線描画装置ではビームの位置
精度を10nm程度とすることが可能である。このた
め、記録媒体中での情報の位置及び高さを高精度に制御
することができる。このため、例えば地図情報を蓄積す
る場合、極めて高精度に情報が記録される。
【0016】一方、高密度に情報が記録された加工基板
上のデータを読み取る際には、走査型電子顕微鏡を用い
ることにより行う。加工基板上に再び電子線を照射し
て、その際基板から発生する二次電子を半導体検出機で
検出し、その信号を図形処理することにより表面の凹凸
形状を観察できる。そこで再生必要な箇所の位置に電子
線を照射することにより、所望のデータの読み取りがで
きる。ここでは、表面の三次元形状の再生が可能である
ために、加工基板上の情報を正確に読み取り、また図形
処理を用いれば読み取ったデータから入力データの正確
な再生が可能となる。一般に面内及び高さ方向の分解能
は数nmとすることができるため、形成パターンの識別
を小誤差で行なうことが可能である。
【0017】ここで、本発明の基本となる記録媒体中で
の高さを変えての情報の記録方法について図2から図6
を用いて説明する。図2はある一定現像条件下でのネガ
型電子線レジストの感度特性を示す。横軸は電子線照射
量、縦軸は残膜厚を示す。この特性は現像条件が一定で
あれば常に一定となるものである。例えば、D1という
照射量が与えられた場合、レジストの残膜厚はT1で一
意に決まる。同様にD2、D3という照射量が与えられれ
ば、レジストの残膜厚はT2、T3が一意に決まる。図3
から図6は本方法を用いた情報の蓄積方法を説明するも
のである。図3中の基板100上にはネガ型電子線レジ
スト101が塗布されている。ここに電子線102が照
射される。ここで電子線照射量はD1、D2、D3(D1
2<D3)であるとすると、現像後の断面形状は図4の
ように電子線照射量に対応したものが得られる。このよ
うに記録媒体中での高さを変えての情報の蓄積方法が可
能となる。ここで、このレジストパターンをマスクとし
てドライエッチングを行えば、基板100とネガ型電子
線レジスト101のエッチング耐性の差を利用して、図
5のように加工でき記録の保持安定性が向上する。また
加工後にコーティング材103を施すことにより図6に
示す形状が得られ、記録媒体表面の保護が可能となる。
【0018】また上記の方法はポジ型電子線レジストに
おいても適用できる。図7はポジ型電子線レジストの感
度特性を示す。横軸は電子線照射量、縦軸は残膜厚を示
す。この特性は図2と同様、現像条件が一定であれば常
に一定となるものである。例えば、D4という照射量が
与えられた場合、レジストの残膜厚はT4で一意に決ま
る。同様にD5、D6という照射量が与えられれば、レジ
ストの残膜厚はT5、T6が一意に決まる。図8中の基板
104上にはポジ型電子線レジスト105が塗布されて
いる。ここに電子線106が照射される。ここで電子線
照射量はD4、D5、D6(D4<D5<D6)であるとする
と、現像後の断面形状は図9のように電子線照射量に対
応したものが得られる。このように記録媒体中での高さ
を変えての情報の記録が可能となる。ここで、このレジ
ストパターンをマスクとしてドライエッチングを行え
ば、基板104とポジ型電子線レジスト105のエッチ
ング耐性の差を利用して、図10のように加工でき記録
の保持安定性が向上する。また加工後にコーティング材
107を施すことにより図11に示す形状が得られ、記
録媒体表面の保護が可能となる。
【0019】このように、情報記録に当たって深さ又は
高さを有する凹凸を情報に対応させることで記録密度を
大きく向上させることができる。
【0020】これまでは、特に通常の半導体プロセスに
用いられる装置を中心に述べたが、電子線の発生源とし
て、例えば第36回応用物理関係連合講演会講演番号2
p−K−11(予稿集第585ページ)または第50回
応用物理学会学術講演会講演番号28p−K−9(予稿
集第484ページ)に述べられているような、微細な電
界放射エミッタを用いれば、システム全体の小型化を図
ることができる。これらは辞書情報、地図情報、病状診
断情報、法律情報、人名情報等の蓄積及び読み取りに用
いられ、大容量の情報を簡便に取り扱うことができる。
また、外部からの情報を取得して、大容量の情報と照合
し車等の自動制御系等にも用いることができる。
【0021】形成された記録媒体は、通常の光ディスク
等で用いられているスタンパにより複製し、大量に製作
することもできる。
【0022】また、記録情報の読みだし方法としては、
電子線の他に光、荷電粒子、X線、ガンマ線あるいは走
査型トンネル電子顕微鏡を用いることで凹凸形状を読み
だすことができる。
【0023】
【実施例】以下、実施例にて本発明を詳細に説明する。
【0024】〔実施例1〕本実施例では、凹凸情報を形
成するために特に情報の記録及び読み取りに電子線を用
いる場合について図1を用いて説明する。
【0025】まず、高密度情報の記録方法について述べ
る。記録すべき入力データを有する入力紙面1を図1に
示すように公知の光学的データ読み取り装置2にかけ、
入力データを読み取る。読み取られた入力データはデー
タ変換器3を通じて、電子線描画装置に類似した書き込
み装置4の制御計算機5に入力可能なデジタルデータに
変換される。このデータ変換段階においては、デジタル
データは描画すべき加工基板6上でのパターンの位置や
描画照射量等を含むものである。即ち、入力データの文
字や図形の形状や色によって識別し、加工基板6上での
電子線照射量等を任意に割り当てることができる。例え
ば、入力データ中の青色のパターンには5μC/cm2
を割当て、赤色のパターンには15μC/cm2を割当
て、黒色のパターンには30μC/cm2の電子線照射
量を割当てることができる。また、加工基板6上での実
寸法及びパターンの位置については任意に選択でき、そ
れらの情報は加工基板6上の一定の部分に記録されて、
情報の読み取り時に用いられる。また、情報の加工、修
正に関してはデータ変換器3に対話式で行うことができ
る。
【0026】書き込み装置4は図1に示すように次のよ
うな構成からなっている。電子線7は電子銃8から放射
され、少なくとも1つの収束レンズ9、対物レンズ1
0、偏光器11を通じ、細く収束されて加工基板6上に
照射される。ここで加工基板6は可動のステージ12上
に設置され、偏向器11の偏向可能領域外の部分にも電
子線が照射できるように、適宜加工基板6を移動する機
構となっている。書き込み装置4の鏡体13内はイオン
ポンプ等の高真空ポンプにより高真空に保たれており、
描画前の加工基板6を蓄える描画前ストッカ14を備え
た試料交換室17とはバルブ15で隔絶されている。こ
こでは加工基板6として、4インチのシリコンウェハに
ネガ型電子線レジスト(例えばRD−2000N、日立
化成製、登録商標)を0.1ミクロンメータの厚さに塗
布したものを用いる。ただし、ウェハの大きさ、レジス
トの膜厚はこれらに限るものではない。描画前ストッカ
14に加工基板6を装填する際は、試料交換室17の真
空度を一旦大気圧にまで低下させた後に行い、装填後に
再び真空度を上昇させる。このために鏡体13内は常に
高真空が維持される。試料交換室17の真空度が十分に
上昇した後、加工基板6は描画前ストッカ14から搬送
ベルト16を介してステージ12上に移動する。その
後、制御計算機5から偏光器11、ステージ12に指令
が送られて、加工基板6上の所望の位置にパターンが描
画される。電子線7の加速電圧は大きい方が望ましく例
えば30kVの加速電圧で加速されて加工基板6上に照
射される。上述のように、青色のパターンには5μC/
cm2を割当て、赤色のパターンには15μC/cm2
割当て、黒色のパターンには30μC/cm2を割当て
られていたために、加工基板6上には入力データに応じ
た照射がなされることになる。そしてパターンの最小照
射領域は装置の電子線収束性能に依存するが、例えば
0.1μmで大量のデータの照射が行われる。描画終了
後に加工基板6は搬送ベルト18を介して試料交換室1
9に送られる。ここでも、鏡体13と試料交換室19は
バルブ20によって隔絶されており、加工基板6を取り
出すために試料交換室19を大気圧にしても、鏡体13
内は常に高真空が維持される構造となっている。ここで
描画位置の正確な位置決定のために、加工基板6上に通
常の半導体製造工程で用いられる合わせマークを形成し
ておき、これを電子線で読み取ることによって描画位置
の正確な決定を行なってもよい。
【0027】描画が終了した加工基板6は、搬送ベルト
21を介して現像機22に送られる。試料交換室19と
現像機22の間にもバルブ23が設置されて、試料交換
室19と外部を隔絶している。現像機22内部では、現
像前あるい現像後にホットプレート等により加工基板6
を加熱する機構、通常の現像液を滴下し現像操作を行う
機構、水洗により加工基板6を洗浄する機構、遠心分離
等による加工基板6の乾燥及び大気から隔絶して窒素等
を充填する現像雰囲気の制御機構等が備わり、一連の現
像処理を行うことができる。現像液としては例えばアル
カリ系の通常の現像液を用い、30秒の現像、30秒の
水洗、30秒の遠心分離乾燥によりパターンを形成し
た。形成後のパターンの高さは電子線照射量に応じた高
さとなった。以上により、加工基板6上に最小寸法0.
1μmの記録すべき情報の蓄積ができた。上記の処理は
自動的に制御される機構となっている。現像が終了した
加工基板6は搬送ベルト24を介して、描画後ストッカ
25に送られ保管される。
【0028】ここでは、電子線照射量を入力パターンの
色によって割り当てたが、その他に、速度、風向等のベ
クトルの方向と大きさ、あるいは形状、音の高さ、温
度、深さ、高度等のスカラー量の大きさ等によって割り
当ててもよい。即ち、情報の種類を次元数で分類する
と、一次元情報、二次元情報、三次元情報ということが
できる。一次元情報には上記のように光や音等の波動の
波長や周波数や振幅、地図情報である山の高さや海の深
さが含まれる。二次元情報には文字、絵、等高線を含め
た地図、写真、本、ドキュメント、イメージが含まれ
る。三次元情報には地図上の道路の立体交差や風速、水
流の流速等の三次元ベクトル量が含まれる。
【0029】一般に電子線描画装置での電子線走査にお
いては、電子線の位置精度が非常に高いために特に地図
情報の取扱において効果が高い。
【0030】また、記録される情報の内容としては、デ
ジタル信号及びアナログ信号のどちらでもよい。即ち、
レジストの残膜厚は任意に選択できることから、デジタ
ル信号に対しては特定の値のみを取るように指定すれば
良く、アナログ信号に対しては連続量を指定させればよ
い。
【0031】ここで、現像の終了した加工基板6をその
まま次の処理に進めてもよいが、表面を金等の金属薄膜
の蒸着膜や公知の有機樹脂等の薄膜で覆い、表面を保護
することをしてもよい。
【0032】次に加工基板上6に蓄積された情報の読み
取りを行う方法について述べる。図1に示すように、走
査型電子顕微鏡に類似した読み取り装置50は次のよう
な構成からなっている。電子線51は電子銃52から放
射され、少なくとも1つの収束レンズ53、対物レンズ
54、偏向器55を通じ、細く収束されて加工基板6上
に照射される。ここで加工基板6は可動のステージ56
上に設置され、偏向器55の偏向可能領域外の部分にも
電子線が照射できるように、適宜加工基板6を移動する
機構となっている。読み取り装置50の鏡体57内はイ
オンポンプ等の高真空ポンプにより高真空に保たれてお
り、読み取り前の加工基板6を蓄えるストッカ58を備
えた試料交換室60とはバルブ59で隔絶されている。
ストッカ58に加工基板6を装填する際は、試料交換室
60の真空度を一旦大気圧にまで低下させた後に行い、
装填後に再び真空度を上昇させる。このために鏡体57
内は常に高真空が維持される。試料交換室60の真空度
が十分に上昇した後、加工基板6はストッカ58から搬
送ベルト61を介してステージ56上に移動する。電子
線51は例えば1kVの加速電圧で加工基板6に照射さ
れる。ここで電子線51の照射領域の設定、ステージ5
6の制御等は制御計算機62によって行われる。加工基
板6上に電子線51が照射されると、加工基板6表面か
ら二次電子線または反射電子線63が発生する。これを
半導体検出器64で検出する。この二次電子線または反
射電子線63は表面の凹凸形状によって発生量が異なる
ため、検出信号を画像処理装置を備えた情報検索解析装
置65を介して処理しモニタ66上に投影することによ
って、加工基板6表面の構造を正確に再生することがで
きる。ここで照射領域の設定には、情報記録時に加工基
板6上の一定部分に書き込まれた位置情報を読み取るこ
とによって行う。これにより、ステージ56の移動及び
電子線51の偏向領域の設定が行われる。
【0033】このように、粒子線を用いて情報を記録媒
体に高密度に蓄積する高密度情報記録及び高密度情報の
読み取りを行うことができた。
【0034】ここで画像処理装置を備えた情報検索解析
装置65では加工基板6上の構造を反映して、高さが異
なる部分には異なる色を着色指定することができるため
入力データの忠実な再現ができ、プリンタ67から出力
紙面68を出力することによって入力データの再生が可
能である。また読み取り装置50での観察倍率を任意に
選ぶことができることから、任意の倍率の記録形状の再
現ができる。
【0035】〔実施例2〕実施例1では加工基板上のレ
ジストパターンの高さを変える情報の記録方法について
述べたが、レジストパターンをエッチングマスクとして
用いて、加工基板にパターンを転写することもできる。
図12と図13はその方法について述べたものである。
図12は現像後の断面形状を示す。基板150上にネガ
型電子線レジスト151のパターンが形成されている。
この構造を例えばCCl4プラズマ中においてドライエ
ッチングを施す。ここでネガ型電子線レジストとして、
例えばRD−2000N(日立化成製、登録商標)を用
いた。ネガ型電子線レジストRD−2000Nとシリコ
ンのドライエッチング選択比は1対5であるため、シリ
コンエッチング加工中にもネガ型電子線レジストがエッ
チング加工される。このため、図13に示すように加工
基板150に段差が形成された。
【0036】ここで、現像の終了した加工基板6をその
まま次の処理に進めてもよいが、表面を金等の金属薄膜
の蒸着膜や公知の有機樹脂等の薄膜で覆い、表面を保護
する膜を形成することをしてもよい。このようにして、
情報の記録を行なうことができた。
【0037】上記の実施例1、実施例2では加工基板6
として4インチのシリコンウェハにネガ型電子線レジス
トを塗布したものを用いたが、情報は基板を構成する絶
縁体、半導体、導電体の少なくとも一つに記録されてい
ればよい。即ち、基板材料と情報記録部分はこれらの組
合せ又は同一のものである。絶縁体としてはレジスト、
プラスチック等の有機樹脂及び塗布性のものを含めたガ
ラスの少なくとも一つを含めばよい。シリコンウェハの
代わりにシリコンウェハ上に酸化膜あるいは窒化膜等を
成長させたものでもよい。半導体としてはシリコンと同
じくIV族半導体のゲルマニウム及びそれらの化合物、G
aAs等のIII−V族半導体及びそれらの化合物、Zn
Se等のII−VI族半導体及びそれらの化合物の少なくと
も一つを含めばよい。また導電体としてはアルミニウ
ム、ステンレス等の金属基板であればよい。これらの形
状は円形に限らず矩形でも良く、書き込み装置4に装填
可能なものであればよい。
【0038】また、上記の実施例1、実施例2では、ネ
ガ型電子線レジストの場合について述べたが、ポジ型電
子線レジストについても同様のことが適用できるのは言
うまでもない。ポジ型電子線レジストとして、例えばR
E−5000P(日立化成製、登録商標)を用いればよ
い。
【0039】また、上記の実施例1、実施例2では電子
線の場合のみについて述べたが、情報の記録及び読み取
りについて同様のことがX線または可視光または紫外線
またはイオン線等の荷電粒子またはガンマ線についても
適用できることも言うまでもない。
【0040】上記の実施例1、実施例2では情報は基板
表面の所定の複数領域に多段階の深さ又は高さを有する
凹凸を形成し、それぞれの深さ又は高さは独立して所定
の情報と一対一に対応しており、しかもそれらの基板上
での位置はランダムに配置することができる。このため
光ディスク等のように、記録媒体中での情報の位置に制
限はなく任意の位置に情報を記録することができる。
【0041】上述の内容からわかるように、本実施例で
説明した情報の形態は読み取りのみ(ROM、リードオ
ンリメモリ)である。
【0042】上述の記載では、記録媒体はウェハ形状の
ままの形態を取っていたが、形状はこれに限られないこ
とは言うまでもなく、情報の記録及び読み取り時に各々
の装置に装填可能であれば任意の形状を取ることができ
る。例えば、カードに組み込んだ形状、ペンダントに組
み込んだ形状があげられる。あるいは基板の形状そのも
のがカード又はペンダント状となっているものでもよ
い。
【0043】〔実施例3〕実施例1及び実施例2におい
て、情報は基板表面の所定の複数領域に多段階の深さ又
は高さを有する凹凸を形成し、それぞれの深さ又は高さ
は独立して所定の情報と一対一に対応しており、しかも
それらの基板上での位置はランダムに配置することがで
きる方式について説明した。全く同様な考え方は基板表
面の所定の複数領域にn段階(nは3以上)の深さ又は
高さを有する凹凸を含み、それぞれの凹凸の深さ又は高
さは独立してn値の所定情報と一対一に対応しているよ
うな状況にも適用できる。本実施例と実施例1及び実施
例2との差は、情報の記録位置が特にランダムである必
要はなく、光ディスクや磁気ディスク及び光磁気ディス
クについても適用できる点にある。記録された情報はラ
ンダムアクセス可能なものである。
【0044】〔実施例4〕本実施例では他の情報の記録
方法及び製造方法について説明する。
【0045】上述のように、基板若しくは基板及び基板
上に形成された材料を含めた基板表面を、多段階に深さ
又は高さが独立して所定情報と一対一に対応するように
加工することができる。ここで段階数は任意であるが、
3段階以上であることが望ましい。
【0046】方法としては化学的加工法及び機械的加工
法があげられる。化学的加工法とは上述のように、基板
表面上に設置されたエネルギー線に対して感応性を有す
る材料に、情報に対応したエネルギー線の照射を行な
い、同材料を現像又はその現像後にエッチングして凹凸
を形成する方法である。ここでエッチングは同材料のみ
を加工しても良く、あるいは基板にまで進行させて凹凸
形状を基板に転写してもよい。また基板上にエッチング
特性の異なる膜を多層状に形成することで、凹凸形状を
顕著にさせて読み取りが容易になるようにすることもで
きる。感応性を有する材料としては、レジストあるいは
感光性を有する塗布型ガラス(SOG、スピンオングラ
ス)があげられる。材料特性としては、感度特性の非飽
和領域若しくは飽和領域を用いる。ここで飽和領域とは
感度特性の中で例えば電子線の場合、電子線照射量が大
きく特性変化が消失した領域を指す。ネガ型では図2に
示すように残膜厚が塗布膜厚に対して100%となった
領域、ポジ型では図7に示すように残膜厚が塗布膜厚に
対して0%となった領域である。非飽和領域とは、それ
以外の部分を指す。ここでエネルギー線としては、電子
線の他に光、イオン線等の荷電粒子、X線あるいはガン
マ線を用いる。
【0047】一方、機械的加工法とは基板表面を直接的
に加工する方法を指す。例えば、走査型トンネル電子顕
微鏡を用い、探針に印加する電圧をパルス的に大きくす
ることによって表面原子を剥ぎ取ったり、環境雰囲気中
の浮遊物質を付加することが可能であることが知られて
いる。本方法を用いることにより、原子レベルで表面段
差を形成することができ、同一地点においてパルスの印
加回数を調整することによって、基板表面の深さ又は高
さを変化させることができた。また集束イオン線を用い
ることでも、基板表面をエッチングすることあるいは基
板表面に物質を付加することが可能であることが知られ
ている。本方法を用いることにより、照射イオン量を調
整することで基板表面の深さ又は高さを変化させること
ができた。
【0048】〔実施例5〕本実施例では他の情報の読み
取り方法について説明する。
【0049】上述のように、基板表面の所定の複数領域
に形成された多段階の深さ又は高さを有する凹凸を含
み、これら凹凸の深さ又は高さを独立して所定情報と一
対一に対応させて、かつランダムに基板表面に配置され
ている記憶媒体の情報や、基板表面の所定の複数領域に
形成されたn段階(nは3以上)の深さ又は高さを有す
る凹凸を含み、これら凹凸の深さ又は高さを独立してn
値の所定情報と一対一に対応させている記録媒体の情報
を電子線を用いて読み取ることができた。ここで電子線
の他に光、イオン線等の荷電粒子、X線あるいはガンマ
線を用いることもできた。
【0050】実施例4において基板表面の凹凸を走査型
トンネル電子顕微鏡を用いて形成することについて述べ
た。この場合凹凸は原子サイズのものであるために、検
出に当たり超高分解能の走査型電子顕微鏡を用いてもよ
いが、情報記録時と同様に走査型トンネル電子顕微鏡を
用いて表面の凹凸を検出することができた。絶縁体材料
については走査型トンネル電子顕微鏡の感度が不十分で
あるために、原子間力顕微鏡を用いることによって明確
な読み取り信号を得ることができた。
【0051】〔実施例6〕本実施例では上記実施例1か
ら実施例3において記述した記憶媒体を複製する方法に
ついて説明する。
【0052】基板表面の所定の複数領域に形成された多
段階の深さ又は高さを有する凹凸を含み、これら凹凸の
深さ又は高さを独立して所定情報と一対一に対応させ
て、かつランダムに情報が基板表面に配置されている記
録媒体や、基板表面の所定の複数領域に形成されたn段
階(nは3以上)の深さ又は高さを有する凹凸を含み、
これら凹凸の深さ又は高さを独立してn値の所定情報と
一対一に対応させている記憶媒体を形成するには、上述
のように複雑な手順を踏まえる必要がある。
【0053】そこで同一の内容の記憶媒体を大量に製作
するに当たっては、別の方式を取る必要がある。記憶媒
体の原版が形成された際、これを通常の光ディスクで用
いられているスタンパに挿入することによって、大量の
同一品を複製することが可能となった。
【0054】〔実施例7〕上記実施例1から実施例5に
おいては、主に情報の蓄積及び読み取り方法について記
述した。以下では本発明を用いたシステムについて記述
する。
【0055】図14は情報記録後の加工基板200であ
る。ここでは格子の一つが入力情報の単位に相当する。
これをそのまま用いてもよいが、図15に示すように切
り出して小単位のチップ201にする、または切り出し
たチップ201の1個あるいは複数個を有機樹脂等で作
られた小片にはめこんでカード202とすることで持ち
運び及び保管に簡便なようにすることができる。あるい
はペンダントにはめこんでもよい。そして、これらのチ
ップ201またはカード202を実施例1で述べた読み
取り装置に装着することにより、記録情報を読み取るこ
とができる。ここで、記録領域が小規模になり、電子線
51の偏向領域内に領域を限定することもできるため
に、ステージ56を省くことができる。また、微細な電
界放射エミッタを用いれば、読み取り装置全体の小型化
を図ることができる。このため、ハンディタイプのター
ミナルとして用いることができる。
【0056】以下では情報の記録後に加工基板200を
切り出してカード202とし、読み取り装置に着脱可能
とした例について記述する。しかし、加工基板200そ
のまままたはチップ201あるいはペンダント形状の場
合についても同様であることは言うまでもない。
【0057】カード202内には、辞書情報、地図情
報、病状診断情報、法律情報、人名情報等が蓄積されて
おり、図16に示すように利用者はそれを読み取り装置
203に装着して情報を入力する。入力された情報は情
報検索解析装置204にて解析される。情報検索解析装
置204には音声認識入出力装置205またはアンテナ
等の外部情報入力装置206を装着でき、情報の検索解
析を容易にする。また情報検索解析装置204にはモニ
タ207が装着され必要な情報を取得することができ、
またプリンタ208を用いて書面にすることもできる。
これにより、大容量の情報を簡易に保管、読み取り可能
となった。
【0058】また、情報検索解析装置204は駆動系
(図示せず)に接続することもでき、検索解析した情報
に基づいて車等の駆動制御をすることもできた。
【0059】〔実施例8〕図17に示すように、地図情
報が記録されたカード300を、自動車301に装備さ
れた読み取り装置302に装着する。モニタ303上に
は図18に示すように地図情報が再生される。ここで自
動車301にはアンテナ304が装備されており、現在
位置及び現在の混雑状況の情報を受信している。これに
より、モニタ303上には現在の走行位置及び混雑状況
が映しだされ、今後の最適経路を運転者305自身が選
択できる。また、自動車301に装備された、情報検索
解析装置306により、目的地をライトペン等で入力し
て最適経路を出力させることもできる。また、駆動系に
接続することで自動運転も実現できた。以上のようにし
て、自動車のナビゲーションシステムを実現できた。
【0060】〔実施例9〕図19に示すように、地図情
報が記録されたカード400を、車椅子401に装備さ
れた読み取り装置402に装着する。モニタ403上に
は図20に示すように地図情報が再生される。ここで車
椅子401にはアンテナ404が装備されており、現在
位置の情報を受信している。これにより、モニタ403
上には現在の走行位置が映しだされ、今後の最適経路を
利用者405自身が選択できる。また、車椅子401に
装備された情報検索解析装置406により、ライトペン
等で目的地を入力して最適経路を出力させることもでき
る。また、車椅子401にはモータを内蔵することもで
き、自動搬送が可能とすることもできる。このようにし
て、車椅子の安全走行システムを実現できた。
【0061】〔実施例10〕図21に示すように、地図
情報が記録されたカード500を、杖501に装備され
た読み取り装置502に装着する。ここで杖501には
アンテナ503が装備されており、現在位置の情報を受
信している。位置情報は音声認識入出力装置504か
ら、イアフォン505を介して利用者506に伝えられ
る。また利用者506は、目的地をマイクロフォン50
7を介して音声認識入出力装置504に与える。その情
報は情報検索解析装置508により判断され、読み取り
装置502から得られた地図情報と照合されて最適経路
が選択される。その結果は再び音声認識入出力装置50
4から、イアフォン505を介して利用者506に伝え
られる。ここでは、常にアンテナ503より得られる現
在位置情報を参照しながら、利用者506に移動方向の
指示が与えられる。このようにして、視覚の不自由な人
々の安全歩行システムを実現できた。
【0062】上記の実施例では、読み取りの際に必要な
情報として、電波、ライトペン、音声のデータが用いら
れていたが、その他にキーボード、手書き文字、他の装
置からの通信データを用いても同様な効果が得られるこ
とは言うまでもない。また、読み取り情報の出力データ
として、モニタ、音声、プリンタに出力された絵や文
字、駆動系への命令信号のデータが用いられていたが、
その他に電波、他の装置への電送信号、磁気や光または
光磁気ディスク等の記録装置への書き込み信号、本発明
に用いられた新たな入力パターンデータを用いても同様
な効果が得られることは言うまでもない。
【0063】
【発明の効果】以上のように、本発明では粒子線を用い
て情報を高密度に記録する高密度情報記録媒体及びそれ
を用いた記録装置において、上記情報が記録媒体中での
位置並びに高さが異なるように記録されるために、従来
法に比較して高密度に情報を記録することが可能であ
り、大容量の情報を扱う点に関して優れている。また、
上記の記録が高精度に行なえるため、特に地図情報等の
記録及び読み取り方法としての効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す構成図である。
【図2】ネガ型電子線レジストの感度特性である。
【図3】情報蓄積方法の説明図−1である。
【図4】情報蓄積方法の説明図−2である。
【図5】情報蓄積方法の説明図−3である。
【図6】情報蓄積方法の説明図−4である。
【図7】ポジ型電子線レジストの感度特性である。
【図8】情報蓄積方法の説明図−5である。
【図9】情報蓄積方法の説明図−6である。
【図10】情報蓄積方法の説明図−7である。
【図11】情報蓄積方法の説明図−8である。
【図12】ドライエッチングを用いた情報蓄積方法の説
明図−1である。
【図13】ドライエッチングを用いた情報蓄積方法の説
明図−2である。
【図14】情報蓄積後の加工基板である。
【図15】チップまたはカードである。
【図16】情報蓄積後の読み取り方法である。
【図17】自動車のナビゲーションシステムの説明図で
ある。
【図18】地図情報の再生図である。
【図19】車椅子の安全走行システムの説明図である。
【図20】地図情報の再生図である。
【図21】視覚の不自由な人々の安全歩行システムの説
明図である。
【符号の説明】
1…入力紙面、2…光学的データ読み取り装置、3…デ
ータ変換器、4…書き込み装置、5…制御計算機、6…
加工基板、7…電子線、8…電子銃、9…収束レンズ、
10…対物レンズ、11…偏向器、12…ステージ、1
3…鏡体、14…描画前ストッカ、15、20、23…
バルブ、16、18、21、24…搬送ベルト、17、
19…試料交換室、22…現像機、25…描画後ストッ
カ、50…読み取り装置、51…電子線、52…電子
銃、53…収束レンズ、54…対物レンズ、55…偏向
器、56…ステージ、57…鏡体、58…ストッカ、5
9…バルブ、60…試料交換室、61…搬送ベルト、6
2…制御計算機、63…二次電子線または反射電子線、
64…半導体検出器、65…画像処理装置を備えた情報
検索解析装置、66…モニタ、67…プリンタ、68…
出力紙面、100、104…基板、101…ネガ型電子
線レジスト、102、106…電子線、103、107
…コーティング材、105…ポジ型電子線レジスト、1
50…基板、151…ネガ型電子線レジスト、200…
加工基板、201…チップ、202…カード、203…
読み取り装置、204…情報検索解析装置、205…音
声認識入出力装置、206…外部情報入力装置、207
…モニタ、208…プリンタ、300…カード、301
…自動車、302…読み取り装置、303…モニタ、3
04…アンテナ、305…利用者、306…情報検索解
析装置、400…カード、401…車椅子、402…読
み取り装置、403…モニタ、404…アンテナ、40
5…利用者、406…情報検索解析装置、500…カー
ド、501…杖、502…読み取り装置、503…アン
テナ、504…音声認識入出力装置、505…イアフォ
ン、506…利用者、507…マイクロフォン、508
…情報検索解析装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G11B 9/10 Z 9075−5D A 9075−5D G11C 13/00 Z 2116−5L H01L 27/10 451 8728−4M // H01J 37/305 9172−5E

Claims (60)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板表面の所定の複数領域に形成された多
    段階の深さ又は高さを有する凹凸を含み、該凹凸の深さ
    又は高さを独立して所定情報と一対一に対応し、該情報
    はランダムに該基板表面に配置されていることを特徴と
    する高密度情報記録媒体。
  2. 【請求項2】該情報の形態がROMであることを特徴と
    する請求項1記載の高密度情報記録媒体。
  3. 【請求項3】該情報は一次元情報であることを特徴とす
    る請求項1乃至2の何れかに記載の高密度情報記録媒
    体。
  4. 【請求項4】該一次元情報は光や音等の波動の波長や周
    波数や振幅、山の高さや海の深さで示される地形上の高
    さであることを特徴とする請求項3記載の高密度情報記
    録媒体。
  5. 【請求項5】該情報は二次元情報であることを特徴とす
    る請求項1乃至2の何れかに記載の高密度情報記録媒
    体。
  6. 【請求項6】該二次元情報は文字、絵、地図、写真、
    本、ドキュメント、イメージであることを特徴とする請
    求項5記載の高密度情報記録媒体。
  7. 【請求項7】該情報は三次元情報であることを特徴とす
    る請求項1乃至2の何れかに記載の高密度情報記録媒
    体。
  8. 【請求項8】該三次元情報は道路の立体交差を含む立体
    地図、風速または水流の流速の情報であることを特徴と
    する請求項7記載の高密度情報記録媒体。
  9. 【請求項9】該情報はデジタル信号であることを特徴と
    する請求項1乃至8の何れかに記載の高密度情報記録媒
    体。
  10. 【請求項10】該情報はアナログ信号であることを特徴
    とする請求項1乃至8の何れかに記載の高密度情報記録
    媒体。
  11. 【請求項11】該情報は絶縁体、半導体及び導電体の少
    なくとも一つに記録されていることを特徴とする請求項
    1乃至10の何れかに記載の高密度情報記録媒体。
  12. 【請求項12】該絶縁体はレジスト、プラスチック等の
    有機樹脂及びガラスの少なくとも一つを含むことを特徴
    とする請求項11記載の高密度情報記録媒体。
  13. 【請求項13】該半導体はIV族半導体、III−V族化合
    物半導体及びII−VI族化合物半導体の少なくとも一つを
    含むことを特徴とする請求項11記載の高密度情報記録
    媒体。
  14. 【請求項14】該IV族半導体はシリコン、ゲルマニウム
    及びそれらの化合物の少なくとも一つを含むことを特徴
    とする請求項13記載の高密度情報記録媒体。
  15. 【請求項15】該導電体は金属であることを特徴とする
    請求項11記載の高密度情報記録媒体。
  16. 【請求項16】該金属はアルミニウム又はステンレスの
    少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項15記載
    の高密度情報記録媒体。
  17. 【請求項17】該基板は絶縁体、半導体及び導電体の少
    なくとも一つであることを特徴とする請求項1乃至16
    の何れかに記載の高密度情報記録媒体。
  18. 【請求項18】該高密度情報記録媒体の表面は保護膜で
    覆われていることを特徴とする請求項1乃至17の何れ
    かに記載の高密度情報記録媒体。
  19. 【請求項19】該高密度情報記録媒体はカード、ペンダ
    ント又は円盤上であることを特徴とする請求項1乃至1
    8の何れかに記載の高密度情報記録媒体。
  20. 【請求項20】請求項1乃至19の何れかに記載の高密
    度情報記録媒体を用いることを特徴とする記録装置。
  21. 【請求項21】基板表面の所定の複数領域に形成された
    n段階(nは3以上)の深さ又は高さを有する凹凸を含
    み、該凹凸の深さ又は高さは独立してn値の所定情報と
    一対一に対応していることを特徴とする高密度情報記録
    媒体。
  22. 【請求項22】該情報はランダムアクセスされることを
    特徴とする請求項21記載の高密度情報記録媒体。
  23. 【請求項23】該情報の形態がROMであることを特徴
    とする請求項21又は22記載の高密度情報記録媒体。
  24. 【請求項24】該情報は一次元情報であることを特徴と
    する請求項21乃至23の何れかに記載の高密度情報記
    録媒体。
  25. 【請求項25】該一次元情報は光や音等の波動の波長や
    周波数や振幅、山の高さや海の深さで示される地形上の
    高さであることを特徴とする請求項24記載の高密度情
    報記録媒体。
  26. 【請求項26】該情報は二次元情報であることを特徴と
    する請求項21乃至23の何れかに記載の高密度情報記
    録媒体。
  27. 【請求項27】該二次元情報は文字、絵、地図、写真、
    本、ドキュメント、イメージであることを特徴とする請
    求項26記載の高密度情報記録媒体。
  28. 【請求項28】該情報は三次元情報であることを特徴と
    する請求項21乃至23の何れかに記載の高密度情報記
    録媒体。
  29. 【請求項29】該三次元情報は道路の立体交差を含む立
    体地図、風速または水流の流速の情報であることを特徴
    とする請求項28記載の高密度情報記録媒体。
  30. 【請求項30】該情報はデジタル信号であることを特徴
    とする請求項21乃至29の何れかに記載の高密度情報
    記録媒体。
  31. 【請求項31】該情報はアナログ信号であることを特徴
    とする請求項21乃至29の何れかに記載の高密度情報
    記録媒体。
  32. 【請求項32】該情報は絶縁体、半導体及び導電体の少
    なくとも一つに記録されていることを特徴とする請求項
    21乃至31の何れかに記載の高密度情報記録媒体。
  33. 【請求項33】該絶縁体はレジスト、プラスチック等の
    有機樹脂及びガラスの少なくとも一つを含むことを特徴
    とする請求項32記載の高密度情報記録媒体。
  34. 【請求項34】該半導体はIV族半導体、III−V族化合
    物半導体及びII−VI族化合物半導体の少なくとも一つを
    含むことを特徴とする請求項32記載の高密度情報記録
    媒体。
  35. 【請求項35】該IV族半導体はシリコン、ゲルマニウム
    及びそれらの化合物の少なくとも一つを含むことを特徴
    とする請求項34記載の高密度情報記録媒体。
  36. 【請求項36】該導電体は金属であることを特徴とする
    請求項32記載の高密度情報記録媒体。
  37. 【請求項37】該金属はアルミニウム又はステンレスの
    少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項15記載
    の高密度情報記録媒体。
  38. 【請求項38】該基板は絶縁体、半導体及び導電体の少
    なくとも一つであることを特徴とする請求項21乃至3
    7の何れかに記載の高密度情報記録媒体。
  39. 【請求項39】該高密度情報記録媒体の表面は保護膜で
    覆われていることを特徴とする請求項21乃至38の何
    れかに記載の高密度情報記録媒体。
  40. 【請求項40】該高密度情報記録媒体はカード、ペンダ
    ント又は円盤上であることを特徴とする請求項21乃至
    39の何れかに記載の高密度情報記録媒体。
  41. 【請求項41】請求項21乃至40の何れかに記載の高
    密度情報記録媒体を用いることを特徴とする記録装置。
  42. 【請求項42】基板表面の所定の複数領域に形成された
    多段階の深さ又は高さを有する凹凸を含み、該凹凸の深
    さ又は高さを独立して所定情報と一対一に対応し、該基
    板はカード又はペンダント形状であることを特徴とする
    高密度情報記録媒体。
  43. 【請求項43】基板表面をn段階(nは3以上)の深さ
    又は高さが独立してn値の所定情報と一対一に対応する
    ように加工することを特徴とする記録方法。
  44. 【請求項44】該加工は該基板表面上に設置されたエネ
    ルギー線に対して感応性を有する材料に、情報に対応し
    たエネルギー線の照射を行ない、該材料を現像又は該材
    料の現像後にエッチングして凹凸を形成することを特徴
    とする請求項43記載の記録方法。
  45. 【請求項45】該照射は該材料の感応特性が照射量に対
    して非飽和領域若しくは飽和領域を用いることを特徴と
    する請求項44記載の記録方法。
  46. 【請求項46】該材料はレジストあるいは感光性を有す
    る塗布型ガラスであることを特徴とする請求項44又は
    45記載の記録方法。
  47. 【請求項47】該エネルギー線は光、電子線、荷電粒
    子、X線、ガンマ線の何れかであることを特徴とする請
    求項44乃至46の何れかに記載の記録方法。
  48. 【請求項48】該凹凸は該基板上に転写されることによ
    り形成されることを特徴とする請求項44乃至47の何
    れかに記載の記録方法。
  49. 【請求項49】該加工はエッチング特性の異なる多層膜
    を情報に対応してエッチングして、凹凸を形成すること
    を特徴とする請求項43記載の記録方法。
  50. 【請求項50】基板表面をn段階(nは3以上)の深さ
    又は高さが独立してn値の所定情報と一対一に対応する
    ように、化学的加工をすることを特徴とする高密度情報
    記録媒体の製造方法。
  51. 【請求項51】該化学的加工は光、電子線、荷電粒子、
    X線又はガンマ線を用いることを特徴とする請求項50
    記載の高密度情報記録媒体の製造方法。
  52. 【請求項52】基板表面をn段階(nは3以上)の深さ
    又は高さが独立してn値の所定情報と一対一に対応する
    ように、機械的加工をすることを特徴とする高密度情報
    記録媒体の製造方法。
  53. 【請求項53】該機械的加工は走査型トンネル電子顕微
    鏡又は集束イオン線を用いることを特徴とする請求項5
    2記載の高密度情報記録媒体の製造方法。
  54. 【請求項54】基板表面の所定の複数領域に形成された
    多段階の深さ又は高さを有する凹凸を含み、該凹凸の深
    さ又は高さを独立して所定情報と一対一に対応し、ラン
    ダムに該基板表面に配置されている記録媒体の情報を、
    光、電子線、荷電粒子、X線又はガンマ線を用いて読み
    取ることを特徴とする記録読み取り方法。
  55. 【請求項55】基板表面の所定の複数領域に形成された
    n段階(nは3以上)の深さ又は高さを有する凹凸を含
    み、該凹凸の深さ又は高さは独立してn値の所定情報と
    一対一に対応している記録媒体の情報を、光、電子線、
    荷電粒子、X線又はガンマ線を用いて読み取ることを特
    徴とする記録読み取り方法。
  56. 【請求項56】基板表面の所定の複数領域に形成された
    多段階の深さ又は高さを有する凹凸を含み、該凹凸の深
    さ又は高さを独立して所定情報と一対一に対応し、ラン
    ダムに該基板表面に配置されている記録媒体の情報を、
    走査型トンネル電子顕微鏡あるいは原子間力顕微鏡を用
    いて読み取ることを特徴とする記録読み取り方法。
  57. 【請求項57】基板表面の所定の複数領域に形成された
    n段階(nは3以上)の深さ又は高さを有する凹凸を含
    み、該凹凸の深さ又は高さは独立してn値の所定情報と
    一対一に対応している記録媒体の情報を、走査型トンネ
    ル電子顕微鏡あるいは原子間力顕微鏡を用いて読み取る
    ことを特徴とする記録読み取り方法。
  58. 【請求項58】基板表面の所定の複数領域に形成された
    多段階の深さ又は高さを有する凹凸を含み、該凹凸の深
    さ又は高さを独立して所定情報と一対一に対応し、ラン
    ダムに該基板表面に配置されている記録媒体を、スタン
    パを用いて複製することを特徴とする記録媒体の複製方
    法。
  59. 【請求項59】基板表面の所定の複数領域に形成された
    n段階(nは3以上)の深さ又は高さを有する凹凸を含
    み、該凹凸の深さ又は高さは独立してn値の所定情報と
    一対一に対応している記録媒体を、スタンパを用いて複
    製することを特徴とする記録媒体の複製方法。
  60. 【請求項60】記録媒体に高密度に記録された高密度情
    報の読み取り装置において、情報読み取り装置本体、及
    び読み取られる情報が記録された上記情報読み取り装置
    に着脱可能な情報記録部、及び読み取り情報を処理する
    情報検索解析装置、及び読み取りに必要な情報を入力す
    るための情報入力装置、及び読み取り情報の出力を行な
    う情報出力装置からなることを特徴とする高密度情報の
    読み取り装置。
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