JPH055586B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH055586B2
JPH055586B2 JP60242498A JP24249885A JPH055586B2 JP H055586 B2 JPH055586 B2 JP H055586B2 JP 60242498 A JP60242498 A JP 60242498A JP 24249885 A JP24249885 A JP 24249885A JP H055586 B2 JPH055586 B2 JP H055586B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy
powder
metal
coating
cast iron
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP60242498A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62101392A (ja
Inventor
Minoru Kawasaki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP60242498A priority Critical patent/JPS62101392A/ja
Priority to AU64455/86A priority patent/AU6445586A/en
Priority to EP86308370A priority patent/EP0221752A3/en
Publication of JPS62101392A publication Critical patent/JPS62101392A/ja
Publication of JPH055586B2 publication Critical patent/JPH055586B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
    • C23C26/00Coating not provided for in groups C23C2/00 - C23C24/00
    • C23C26/02Coating not provided for in groups C23C2/00 - C23C24/00 applying molten material to the substrate
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K35/00Rods, electrodes, materials, or media, for use in soldering, welding, or cutting
    • B23K35/001Interlayers, transition pieces for metallurgical bonding of workpieces
    • B23K35/004Interlayers, transition pieces for metallurgical bonding of workpieces at least one of the workpieces being of a metal of the iron group

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Metallurgy (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Welding Or Cutting Using Electron Beams (AREA)
  • Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザ、TIGアーク、電子ビーム等
の所謂高密度エネルギ源を利用した盛金法に係
り、更に詳細には鋳鉄材料に対する盛金法に係
る。
従来の技術 鋳鉄材料の表面部の耐食性、耐熱製、耐摩耗性
などを向上させる一つの手段として、これらの性
質に優れた合金を鋳鉄材料の表面に盛金すること
をが有効であることが知られている。鋳鉄材料に
対する盛金に於ては、鋳鉄材料に対する溶接の場
合と同様、従来より一般に、鋳鉄母材が溶融し盛
金金属中にセメンタイトが晶出することに起因す
る割れの発生を防止すべく、盛金に先立つて鋳鉄
材料を予熱することが行われている。また盛金に
使用される溶接棒は、セメンタイトの晶出を抑え
ると共に溶着金属の基地がオーステナイトとなる
よう、高価なNi基の高炭素系の材料に選定され
ている。
発明が解決しようとする問題点 しかしかかる鋳鉄材料に対する盛金に於ては、
鋳鉄材料に含まれる黒鉛が盛金の際に燃焼するこ
とにより発生するCO又はCO2ガスが溶融層中に
捕捉され、盛金金属中にブローホールが発生し易
く、特に盛金金属層の表面に発生したブローホー
ルにより盛金金属層の耐摩耗性や耐熱性が悪影響
を受けるので、従来の盛金法によつては鋳鉄材料
の表面部の耐摩耗性や耐熱性を必ずしも良好に向
上させることができないという問題がある。
本願発明者は、鋳鉄材料に対する従来の盛金に
於ける上述の如き問題に鑑み、種々の実験的研究
を行つた結果、鋳鉄材料の盛金されるべき表面に
予めCu若しくはCu合金の被膜を形成し、その被
膜上に高密度ネエルギ源を熱源として盛金金属を
溶着させれば、鋳鉄材料に対し予熱を行わなくて
も割れやブローホールの発生を伴うことなく盛金
を行うことができ、しかも盛金金属層の形成に使
用される材料もNi基の合金に制限されず、鋳鉄
材料の表面部に必要とされる耐摩耗性、耐熱性、
耐食性等の特性に応じて任意の合金を使用し得る
ことを見出した。
本発明は、本願発明者が行つた実験的研究の結
果得られた知見に基き、鋳鉄材料に対し予熱を行
わなくても割れやブローホールの発生を伴なうこ
となく任意の組成の盛金金属層を形成し得る盛金
法を提供することを目的としている。
問題点を解決するための手段 上述の如き目的は、本発明によれば、鋳鉄材料
の盛金されるべき表面にCu若しくはCu合金の被
膜を形成し、しかる後前記被膜上に高密度エネル
ギ源を熱源として盛金金属を溶着させる盛金法に
よつて達成される。
発明の作用及び効果 本発明によれば、盛金に先立つて鋳鉄材料の盛
金されるべき表面にCu若しくはCu合金の被膜が
形成され、該被膜により鋳鉄母材に含まれる黒鉛
へ酸素が供給されることが阻止され、これにより
黒鉛が燃焼してCO又はCO2ガスが発生すること
が防止されるので、ブローホール等の欠陥を含ま
ない盛金金属層を形成することができる。
また本発明によれば、盛金に先立つて鋳鉄材料
の盛金されるべき表面にCu若しくはCu合金の被
膜が形成され、該被膜により鋳鉄母材表面のFe
及びCが溶融状態の盛金金属に直接曝されること
が阻止され、溶融状態の盛金金属中にセメンタイ
トが晶出することが防止されるので、かかるセメ
ンタイトの晶出に起因して盛金金属層が割れるこ
とが回避され、従つて盛金に際し鋳鉄材料を予熱
することを省略することができる。
本願発明者が行つた実験的研究の結果によれ
ば、Cu又はCu合金の被膜の厚さが薄すぎる場合
には、上述の如き作用が十分に発揮されず、逆に
被膜の厚さが大きすぎる場合には盛金に際し被膜
を構成するCu等が溶融状態の盛金金属中へ比較
的多量に溶け込み,盛金金属層の性質に悪影響を
及ぼすことがある。従つて本発明の一つの詳細な
特徴によれば、Cu若しくはCu合金の被膜の厚さ
は30〜500μ、好ましくは50〜200μとされる。
また本願発明者が行つた実験的研究の結果によ
れば、被膜の形成に使用されるCu合金はCu−Ni
合金、Cu−Sn合金、Cu−Al合金の如き任意の
Cu合金であつてよいが、そのCu含有量が比較的
低い値である場合には、被膜の上述の如き作用が
十分には発揮されなくなる。従つて本発明の他の
一つの詳細な特徴によれば、Cu合金のCu含有量
は80%以上100%未満とされる。
更に盛金に先立つて行われるCu若しくはCu合
金の被膜の形成はめつきやコリーンプロセス等に
て行われてもよいが、これらは何れもバツチ式に
行われる方法であり、鋳鉄材料の特定の表面にの
み被膜を形成することが困難な方法である。これ
に対し高密度エネルギ源を熱源としてCu若しく
はCu合金を鋳鉄材料の表面に溶着させることに
より被膜を形成すれば、盛金に先立つてインライ
ン式にCu若しくはCu合金の被膜を形成すること
ができ、また鋳鉄材料の特定の表面にのみ被膜を
形成することができるので、被膜形成のコスト及
び被膜形成に使用されるCu若しくはCu合金の使
用料を低減することができる。従つて本発明の更
に他の一つの詳細な特徴によれば、Cu若しくは
Cu合金の被膜は鋳鉄材料の盛金されるべき表面
に高密度エネルギ源を熱源としてCu若しくはCu
合金を溶着させることにより形成される。
また本発明の方法に於ては、高密度エネルギ源
を熱源として被膜上に溶着される盛金金属及び鋳
鉄材料の表面部、及び上述の如く高密度エネルギ
源を熱源としてCu若しくはC合金を溶着させる
ことにより形成される被膜及び鋳鉄材料の表面部
は主とてし鋳鉄材料による吸熱により急冷される
ことが好ましい。かかる方法によれば、溶着され
た盛金金属や鋳鉄材料の表面部等を冷却するため
の特別な冷却装置は不要であり、またこれらが急
冷されるので、結晶組織が微細な盛金金属層を形
成することができる。
また本発明の方法に於ては、高密度エネルギ源
を熱源として盛金金属又はCu若しくはCu合金を
溶着させる過程は不活性雰囲気中にて行われるこ
とが好ましい。かかる方法によれば、盛金金属等
が酸化されることに起因する不具合の発生を回避
することができる。この場合不活性雰囲気は溶接
の場合の如くフラツクスにて創成されてもよい
が、確実性、スラグ巻き込みの回避、及び作業性
等の点からアルゴン、ヘリウムの如き不活性ガス
雰囲気又は真空雰囲気であることが好ましい。
尚本発明の方法に於ける高密度エネルギ源はレ
ーザ、TIGアーク、電子ビームであつてよいが、
レーザは盛金金属の粉末や鋳鉄材料の電気抵抗が
比較的高い場合にも適用可能であり、また焦点調
整により盛金金属の粉末等に対する加熱範囲の大
きさを比較的容易に調整し得る点に於て他の高密
度エネルギ源よりも優れており、TIGアーク及び
電子ビームは盛金金属の粉末が溶融されるとその
溶融金属が電磁攪拌作用により攪拌される点に於
てレーザよりも優れている。また電子ビームの雰
囲気は一般に真空雰囲気でなければならないのに
対し、レーザ及びTIGアークの雰囲気は不活性ガ
ス雰囲気であつてよいので、所定の雰囲気を創成
し維持するに必要な装置や作業能率の点からはレ
ーザ及びTIGアークが好ましく、電子ビームは加
熱領域を非常に小さくし得るので、かかる特徴を
必要とする場合には他の高密度エネルギ源よりも
優れている。従つて本発明の方法の更に他の一つ
の詳細な特徴によれば、盛金金属の種類、形成さ
れるべき盛金金属層の形状、面積、厚さ等に応じ
て高密度エネルギ源としてレーザ、TIGアーク、
電子ビームが適宜使い分けられる。
また鋳鉄材料の表面にCu又はCu合金粉末を配
置し、またCu又はCu合金被膜上に盛金金属の粉
末を配置することは、鋳鉄材料の表面に粉末をた
だ単に層状に予め配置することにより行われても
よく、また高密度エネルギ源がレーザや電子ビー
ムである場合には高密度エネルギ源に対しその走
査方向前方の位置にて鋳鉄材料の表面に連続的に
粉末を送給することにより行われてもよいが、粉
末の飛散を防止しその歩留りを向上させるために
は、粉末の圧紛成形体を金属材料に配置したり、
鋳鉄材料の表面に溝を形成し該溝内にて粉末を圧
紛成形したり、粉末にP.V.A.(ポリビニルアルコ
ール)の水溶液やアクリルとシンナーとの混合液
の如き粘結剤を添加してペーストを形成し、該ペ
ーストをヘラ塗り法やチユーブ法にて鋳鉄材料の
表面に附着させることにより行われてもよい。但
しペーストが形成される場合には、ペーストはそ
れらが乾燥されることにより形成される粉末層の
表面が酸化されたり、粉末層の表面部に気孔など
が発生することがない温度範囲及び雰囲気中にて
十分に乾燥され、実質的に水分を含有しない状態
で高密度エネルギ源による加熱に付されることが
好ましい。
更に本明細書に於て全てのパーセンテージは特
に断わらない限り重量%である。
以下に添付の図を参照しつつ、本発明を実施例
に付いて詳細に説明する。
実施例 1 まずA型黒鉛を含むねずみ鋳鉄(3.2〜3.6%
C,1.5〜2.4%Si,0.5〜0.8%Mn,0.1%以下P,
0.15%以下S、残部実質的にFe)よりなり、70×
40×10mmの寸法を有する試験片を用意した。また
平均粒径50μのCu粉末を用意した。
次いで第1図に示されている如く、試験片1を
レーザガン2及び粉末供給ホツパ3の下方に配置
し、粉末供給ホツパ3内にCu粉末4を装入し、
レーザガン2の先端よりアルゴンを噴出させつつ
粉末供給ホツパ3の下端に接続された粉末送給管
5内へその上端よりアルゴンを導入し、これによ
り試験片1の70×40mmの表面1a上の中央にその
長手方向に沿つてCu粉末を連続的に送給し、そ
の状態にて試験片を図にて右方へ移動させること
により、試験片1上にCu粉末層6を形成しつつ
該Cu粉末層にレーザ7を照射し、下記の表1に
示された条件にてCu粉末をレーザにより局部的
に加熱してCu粉末を溶融させ、これにより第2
図に示されている如く、試験片の表面1aの中央
にその長手方向に沿つて幅5mm、長さ60mm、厚さ
0.2mmのCu被膜8を形成した。尚この場合溶融層
及び試験片の表面部は主として試験片の主要部に
よつて吸熱されることにより急冷された。
第3図はかくして形成されたCu被膜及び試験
片の長手方向の断面の金属組織を5倍にて示す光
学顕微鏡写真である。
表 1 レーザ出力 :2.0kw 出力モード :マルチモード ビーム形状 :直径7mmの円 レーザ走査速度 :200mm/min アルゴンの流量 :10/min 次いで第4図に示されている如く、ステライト
合金粉末(24%Cr,4%W,8%Ni,0.5%Si,
0.1%B,0.4%以下C、残部実質的にCo)9を他
の一つの粉末供給ホツパ10内へ装入し、該粉末
供給ホツパ及びレーザガン2の下方に常温にまで
冷却され表面にCu被膜8を有する試験片1を配
置し、レーザガン2の先端よりアルゴンを噴出さ
せつつ粉末供給ホツパ10の下端に接続された粉
末送給管11内へその上端よりアルゴンを導入
し、これによりCu被膜8上にステライト合金粉
末を連続的に送給し、その状態にて試験片を図に
て右方へ移動させることによりCu被膜8上にス
テライト合金粉末層12を形成しつつ該ステライ
ト合金粉末層にレーザ7を照射し、下記の表2に
示された条件にてステライト合金粉末をレーザに
より局部的に加熱してステライト合金粉末を溶融
させ、これにより第5図に示されている如く盛金
金属層13を形成した。尚この場合にも溶融層及
び試験片の表面部は主として試験片の主要部によ
つて吸熱されることにより急冷された。
表 2 レーザ出力 :1.5kw 出力モード :マルチモード ビーム形状 :直径7mmの円 レーザ走査速度 :100mm/min アルゴンの流量 :10/min また比較の目的で、試験片の表面にCu被膜が
形成されず、試験片の表面に直接盛金が行われた
点を除き、実施例1の場合と同一の条件にてステ
ライト合金よりなる盛金金属層を形成し(比較例
1)、また比較例1に於けるステライト合金粉末
の代わりに平均粒径40μのNi合金(0.07%C,
0.06%Si,0.08%Fe、残部実質的にNi)の粉末が
使用された点を除き、比較例1と同一の条件にて
盛金金属層を形成した(比較例2)。
第6図乃至第8図はそれぞれ実施例1、比較例
1及び2に於て形成された盛金金属層及び試験片
の長手方向に垂直な断面の金属組織を37.5倍にて
示す光学顕微鏡写真である。これらの図面より、
比較例1及び2に於ては盛金金属層中にブローホ
ール(盛金金属層中の黒い部分)が発生してお
り、特に比較例1に於ては盛金金属層の表面に割
れ(盛金金属層の表面よりその内部へ延在する黒
い楔状の部分)が発生しているのに対し、実施例
1に於て形成された盛金金属層に於ては割れやブ
ローホールの如き欠陥は実質的に発生していない
ことが解る。
実施例 2 Cu粉末の代わりに平均粒径40μのCu−Ni合金
粉末(15%Ni、残部実質的にCu)が使用され,
ステライト合金粉末の代わりに平均粒径40μのNi
合金粉末(14.4%Cr,5.5%Fe,4.8%Si,2.0%
W,0.6%B,0.3%C、残部実質的にNi)が使用
された点を除き実施例1の場合と同一の要領にて
盛金金属層を形成した。尚この場合Cu−Ni合金
被膜を形成するためのレーザ処理条件及びNi合
金よりなる盛金金属層を形成するためのレーザ処
理条件はそれぞれ下記の表3及び表4に示された
通りに設定された。
表 3 レーザ出力 :2.0kw 出力モード :マルチモード ビーム形状 :直径7mmの円 レーザ走査速度 :200mm/min アルゴンの流量 :10/min 表 4 レーザ出力 :1.5kw 出力モード :マルチモード ビーム形状 :直径7mmの円 レーザ走査速度 :100mm/min アルゴンの流量 :10/min 第9図は上述の如く形成された盛金金属層及び
試験片の長手方向に垂直な断面の金属組織を10倍
にて示す光学顕微鏡写真である。第9図に於て、
母材中の盛金金属層に近接した黒色の層状の部分
はCu−Ni合金被膜を形成する際に生じた第一の
熱影響部であり、この熱影響と盛金金属層との間
の明灰色の層状の部分はNi合金を盛金する際に
生じた第二の熱影響部であり、この熱影響部に隣
接する白色の層状の部分はCu−Ni合金被膜の部
分であり、この被膜上の部分が盛金金属としての
Ni合金の部分である。第9図により、この実施
例に於ても盛金金属層中にブローホールや割れ等
の欠陥は実質的に発生していないことが解る。
実施例 3 Cu粉末の代わりに平均粒径40μのCu−Sn合金
粉末(15%Sn、残部実質的にCu)が使用され、
ステライト合金粉末の代わりに平均粒径40μのNi
合金粉末(14.4%Cr,5.5%Fe,4.8%Si,2.0%
W,0.6%B,0.3%C、残部実質的にNi)が使用
された点を除き実施例1の場合と同一の要領にて
盛金金属層を形成した。尚この場合Cu合金被膜
を形成するためのレーザ処理条件及びNi合金よ
りなる盛金金属層を形成するためのレーザ処理条
件はそれぞれ下記の表5及び表6に示された通り
に設定された。
表 5 レーザ出力 :3kw 出力モード :マルチモード ビーム形状 :直径12mmの円 レーザ走査速度 :150mm/min アルゴンの流量 :10/min 表 6 レーザ出力 :3.5kw 出力モード :マルチモード ビーム形状 :直径12mmの円 レーザ走査速度 :150mm/min アルゴンの流量 :10/min 第10図は上述の如く形成された盛金金属層及
び試験片の長手方向に垂直な断面の金属組織を10
倍にて示す光学顕微鏡写真である。第10図に於
て、母材中の盛金金属層に近接した黒い層状の部
分はCu−Sn合金被膜を形成する際に生じた第一
の熱影響部であり、この熱影響部であり,この熱
影響部と盛金金属層との間の灰色の層状の部分は
Ni合金を盛金する際に生じた第二の熱影響部に
隣接する白い層状の部分はCu−Sn合金被膜の部
分であり、この被膜上の部分が盛金金属としての
Ni合金の部分である。第10図より、この実施
例に於ても盛金金属層中にブローホールや割れ等
の欠陥は実質的に発生していないことが解る。
以上に於ては本発明を三つの実施例について詳
細に説明したが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではなく、本発明の範囲内にて他の
種々の実施例が可能であることは当業者にとつて
明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
第1図は鋳鉄製の試験片の表面にCu被膜を形
成する要領を示す解図、第2図は試験片の表面に
形成されたCu被膜を示す斜視図、第3図は第2
図に示されたCu被膜及び試験片を長手方向に垂
直な断面の金属組織を5倍にて示す光学顕微鏡写
真、第4図は第2図に示されたCu被膜上に盛金
金属層を形成する要領を示す解図、第5図は試験
片の表面に形成された盛金金属層を示す斜視図、
第6図乃至第8図はそれぞれ実施例1、比較例1
及び2に於て形成された盛金金属層及び試験片の
長手方向に垂直な断面の金属組織を37.5倍にて示
す光学顕微鏡写真、第9図及び第10図はそれぞ
れ実施例2及び3に於て形成された盛金金属層及
び試験片の長手方向に垂直な断面を10倍にて示す
光学顕微鏡写真である。 1……試験片、1a……表面、2……レーザガ
ン、3……粉末供給ホツパ、4……Cu粉末、5
……粉末送給管、6……Cu粉末層、7……レー
ザ、8……Cu被膜、9……ステライト合金粉末、
10……粉末供給ホツパ、11……粉末送給管、
12……ステライト合金粉末層、13……盛金金
属層。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鋳鉄材料の盛金されるべき表面にCu若しく
    はCu合金の被膜を形成し、しかる後前記被膜上
    に高密度エネルギ源を熱源として盛金金属を溶着
    させる盛金法。 2 特許請求の範囲第1項の盛金法に於て、前記
    被膜の厚さは30〜500μであることを特徴とする
    盛金法。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項の盛金法に
    於て、前記Cu合金のCu含有量は80%以上100%未
    満であることを特徴とする盛金法。 4 特許請求の範囲第1項乃至第3項の何れかの
    盛金法に於て、前記被膜は前記表面に高密度エネ
    ルギ源を熱源としてCu若しくはCu合金を溶着さ
    せることにより形成されることを特徴とする盛金
    法。
JP60242498A 1985-10-29 1985-10-29 高密度エネルギ源を利用した鋳鉄材料に対する盛金法 Granted JPS62101392A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60242498A JPS62101392A (ja) 1985-10-29 1985-10-29 高密度エネルギ源を利用した鋳鉄材料に対する盛金法
AU64455/86A AU6445586A (en) 1985-10-29 1986-10-27 Iron-copper-metal composite
EP86308370A EP0221752A3 (en) 1985-10-29 1986-10-28 High energy padding method utilizing coating containing copper

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60242498A JPS62101392A (ja) 1985-10-29 1985-10-29 高密度エネルギ源を利用した鋳鉄材料に対する盛金法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62101392A JPS62101392A (ja) 1987-05-11
JPH055586B2 true JPH055586B2 (ja) 1993-01-22

Family

ID=17089982

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60242498A Granted JPS62101392A (ja) 1985-10-29 1985-10-29 高密度エネルギ源を利用した鋳鉄材料に対する盛金法

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP0221752A3 (ja)
JP (1) JPS62101392A (ja)
AU (1) AU6445586A (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2543086B2 (ja) * 1987-07-14 1996-10-16 松下電器産業株式会社 情報編集装置
JP2545084B2 (ja) * 1987-04-23 1996-10-16 松下電器産業株式会社 情報編集装置
US5132083A (en) * 1986-12-15 1992-07-21 Kabushiki Kaisha Komatsu Seisakusho Laser padding material and a laser padding method using the same
JPH02180691A (ja) * 1988-12-29 1990-07-13 Nippon Gijutsu Kaihatsu Center:Kk 活性水の製造方法並びに活性水製造用管路の形成方法
JP2678804B2 (ja) * 1990-04-06 1997-11-19 トヨタ自動車株式会社 鉄合金基材上に純Cu肉盛層を形成する方法
EP2853746B1 (en) 2006-03-03 2017-07-19 Daikin Industries, Ltd. Compressor and manufacturing method thereof
JP4802895B2 (ja) * 2006-07-05 2011-10-26 トヨタ自動車株式会社 鋳鉄部材の製造方法、鋳鉄部材、及び車両用エンジン
EP2236236A1 (de) 2009-04-03 2010-10-06 Siemens AG Verfahren zur Schweissherstellung eines grossdimensionierten Bauteils aus Sphäroguss unter Verwendung von auftraggeschweissten Puffermaterialien
US12397363B2 (en) 2011-03-31 2025-08-26 Norsk Titanium As Method and arrangement for building metallic objects by solid freeform fabrication
GB2489493B (en) * 2011-03-31 2013-03-13 Norsk Titanium Components As Method and arrangement for building metallic objects by solid freeform fabrication
FR2977177B1 (fr) * 2011-06-30 2014-04-04 Chpolansky Ets Procede de rechargement d'une piece
CN102430838A (zh) * 2011-09-13 2012-05-02 陕西理工学院 一种TiC-Mo2FeB2双硬质相熔覆层的制备方法
WO2013155591A1 (en) * 2012-04-16 2013-10-24 Magna International Inc. Process for laser-assisted tool build and repair
JP7144205B2 (ja) * 2018-06-15 2022-09-29 株式会社丸和技研 硬化肉盛の形成方法および、耐摩耗材、産業機器

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1035675A (en) * 1974-01-07 1978-08-01 Avco Everett Research Laboratory Formation of surface layer casings on articles

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62101392A (ja) 1987-05-11
EP0221752A2 (en) 1987-05-13
AU6445586A (en) 1987-04-30
EP0221752A3 (en) 1987-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2678804B2 (ja) 鉄合金基材上に純Cu肉盛層を形成する方法
JPH055586B2 (ja)
Lei et al. Microstructure and mechanical properties of welding–brazing of Ti/Al butt joints with laser melting deposition layer additive
JP2008522039A (ja) 耐クラック性を有する溶着可能なコバルト系合金
JPS61296976A (ja) 炭化物系セラミツク粒子分散金属複合層の形成方法
JP2621448B2 (ja) クラッディング法
Habibi et al. A Review on Aluminum Arc Welding and It’s Problems
US20230089614A1 (en) Welding electrode with functional coatings
JPH0455796B2 (ja)
JP2812772B2 (ja) レーザによる溶接方法
JPH0557480A (ja) Al基材料表面への肉盛溶接用複合ワイヤ
US3855447A (en) Weld additive for electric-arc deposit welding
JPS6238792A (ja) Co↓2レ−ザによる合金層の形成方法
JP2535652B2 (ja) レ―ザクラッディング・アロイング法
JPH0641039B2 (ja) プラズマアーク溶接法
JPH03238193A (ja) アルミニウム合金基材への硬化肉盛方法
JPH03248777A (ja) AlまたはAl合金表面の肉盛溶接方法
JP2589309B2 (ja) アルミニウム系部材の表面改質方法
Dwivedi Surface modification by developing coating and cladding
JP3140025B2 (ja) 高エネルギ密度熱源を用いた粒子分散アルミニウム合金の製造方法
JPH05148565A (ja) 高エネルギ密度熱源を用いた粒子分散マグネシウム合金の製造方法
Song et al. Influence of Melting Amount of TZM on the Microstructure and Properties of TZM/CoCrFeNiMo0. 2/Q235 Electron Beam Welded Joints: Song, T. Wang, and R. Wang
Vedani Welding
KR20250053934A (ko) 기능성 코팅을 구비한 용접 전극
JPH03226394A (ja) アルミニウム又はアルミニウム合金表面の肉盛溶接方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees