JPH0556246A - フアクシミリ装置およびフアクシミリメールシステム - Google Patents

フアクシミリ装置およびフアクシミリメールシステム

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JPH0556246A
JPH0556246A JP3211213A JP21121391A JPH0556246A JP H0556246 A JPH0556246 A JP H0556246A JP 3211213 A JP3211213 A JP 3211213A JP 21121391 A JP21121391 A JP 21121391A JP H0556246 A JPH0556246 A JP H0556246A
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JP3211213A
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Tadaaki Sakashita
忠秋 坂下
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、ファクシミリ装置およびファクシミ
リメールシステムに関し、宛先毎に伝送路上の人工衛星
ルートを自動的に判別し、判別した伝送路毎にエコーの
影響を測定して補正条件を格納し、その測定した宛先へ
のファクシミリ通信に際して補正条件を自動設定してエ
コー対策を実行することを目的とする。 【構成】操作部8から送信宛先ファクシミリ端末の電話
番号が入力されると、CPU2は、入力された電話番号
を解析して伝送路上に人工衛星ルートが設定された相手
先かどうかとエコー対策が必要かどうかを判別する。エ
コー対策が必要ないときは、従来通りのCCITT勧告
のT.30に基づくG3通信プロトコルによる送信処理
を実行し、エコー対策が必要なときは、RAM4に書き
込まれた当該宛先地域の信号伝達遅延データを参照し、
エコーの影響を補正する補正条件を加えてT.30に基
づくG3通信プロトコルによる送信処理を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はファクシミリ装置および
ファクシミリメールシステムに関し、特に、伝送路上に
人工衛星ルート等が設定されたときに発生するエコーの
キャンセル機能を有するファクシミリ装置およびファク
シミリメールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ通信においては、送信宛
先、特に海外の宛先とのファクシミリ通信に際して伝送
路上に人工衛星ルートが設定されることがある。人工衛
星ルートが設定されると、ファクシミリ端末内の通信制
御部において伝送路に応じて設定される信号伝達特性と
のマッチングがとれず、送信信号の一部が受信側に流れ
てエコーが発生する。
【0003】このエコー対策としては、従来、ファクシ
ミリ装置を設置する際にサービスマンがあらかじめユー
ザーの使用内容を調査して人工衛星ルート等が設定され
た特定海外とのファクシミリ通信を行う場合は、その特
定地域に対するエコー対策用の信号伝達特性を考慮した
条件設定を行っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のエコー対策を設定するファクシミリ装置にあ
っては、人工衛星ルート等が設定された特定海外とのフ
ァクシミリ通信を行う場合は、その特定地域に対するエ
コー対策用の信号伝達特性を考慮した条件設定を行うこ
としかできなかったため、異なる海外地域や通常の人工
衛星ルートが設定されていない伝送路に設置されたファ
クシミリ端末へのファクシミリ通信に際しては、条件設
定された信号伝達特性とのマッチングがとれず、エコー
が発生するという問題が発生していた。そのためユーザ
ーの送信宛先の地域が変更される度にサービスマンが信
号伝達特性の条件再設定に出向かなければならず、サー
ビスマンに対する負担が大きかった。
【0005】また、複数の地域へのファクシミリ通信を
必要とするユーザーでは、いちいち条件設定を変更する
ことが大変であるため、特定地域毎にファクシミリ装置
を設置することが必要となり、ユーザーのファクシミリ
装置の設置コストを上昇させるといった問題もあった。
そこで本発明は、宛先毎に伝送路上の人工衛星ルートを
自動的に判別し、判別した伝送路毎にエコーの影響を測
定して補正条件を格納し、その測定した宛先へのファク
シミリ通信に際して補正条件を自動設定してエコー対策
を実行するファクシミリ装置及びファクシミリメールシ
ステムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
伝送路上に人工衛星等によるルートが設定される宛先フ
ァクシミリ端末との間でファクシミリ通信を実行するフ
ァクシミリ装置において、前記宛先ファクシミリ端末の
電話番号を解析し、伝送路上に人工衛星ルート等が設定
されているかどうかを判別するルート判別手段と、ルー
ト判別手段により伝送路上に人工衛星ルート等が設定さ
れていると判別したとき、ファクシミリ通信プロトコル
を変更して該伝送路におけるエコー発生による信号の反
射時間を測定する所定のテスト信号の送・受信処理を実
行する通信手段と、該テスト信号の送・受信時間に基づ
いて該伝送路上の信号反射特性を測定する反射特性測定
手段と、該宛先地域毎に測定した信号反射特性を宛先地
域毎の反射特性データとして格納する記憶手段と、を設
け、伝送路上に人工衛星ルート等が設定された宛先地域
毎にエコー発生による信号の反射特性を測定するととも
に、該測定結果を宛先地域毎の反射特性データとして格
納することを特徴とし、請求項2記載の発明は、請求項
1記載の発明において、前記記憶手段に格納された宛先
地域毎の反射特性データに基づいて該信号反射をキャン
セルする所定の補正条件を設定する補正手段を設け、人
工衛星ルート等が設定された宛先地域へのファクシミリ
通信に際して該当する信号反射特性を前記記憶手段から
読み出し、該信号反射をキャンセルする補正条件を設定
してファクシミリ通信を実行することを特徴とし、請求
項3記載の発明は、それぞれ回線を収容する複数の通信
制御部を備え、該通信制御部毎に回線を介してファクシ
ミリ端末が接続され、該回線に接続されたファクシミリ
端末からのサービス要求に対して該ファクシミリ端末か
らの電文を受信して画像メモリに蓄積し、所定の宛先に
転送等の種々のサービスを提供するファクシミリメール
システムにおいて、前記各通信制御部に、前記各収容回
線に接続される送信先ファクシミリ端末の電話番号を解
析し、伝送路上に人工衛星ルート等が設定されているか
どうかを判別するルート判別手段と、ルート判別手段に
より伝送路上に人工衛星ルート等が設定されていると判
別したとき、該送信先ファクシミリ端末との間のファク
シミリ通信プロトコルを変更して該伝送路におけるエコ
ー発生による信号の反射時間を測定する所定のテスト信
号の送・受信処理を実行する通信手段と、該テスト信号
の送・受信時間に基づいて該伝送路上の信号反射特性を
測定する反射特性測定手段と、を設けるとともに、該各
通信制御部で測定した信号反射特性を送信先地域毎の反
射特性データとして格納する記憶手段と、記憶手段に格
納された宛先地域毎の反射特性データに基づいて該信号
反射をキャンセルする所定の補正条件を設定する補正手
段を設け、人工衛星ルート等が設定された送信サービス
地域へのファクシミリ通信に際して該当する信号反射特
性を該記憶手段から読み出し、該信号反射をキャンセル
する補正条件を通信制御部毎に設定してファクシミリ通
信サービスを実行することを特徴としている。
【0007】
【作用】請求項1記載の発明では、伝送路上に人工衛星
等によるルートが設定される宛先ファクシミリ端末との
間でファクシミリ通信を実行するファクシミリ装置にお
いて、宛先ファクシミリ端末の電話番号が解析されて伝
送路上に人工衛星ルート等が設定されているかどうかを
判別され、伝送路上に人工衛星ルート等が設定されてい
ると判別したとき、ファクシミリ通信プロトコルを変更
して該伝送路におけるエコー発生による信号の反射時間
を測定する所定のテスト信号の送・受信処理が実行さ
れ、該テスト信号の送・受信時間に基づいて該伝送路上
の信号反射特性が測定されるとともに、該宛先地域毎に
測定した信号反射特性が宛先地域毎の反射特性データと
して格納され、請求項2記載の発明では、人工衛星ルー
ト等が設定された宛先地域へのファクシミリ通信に際し
て該当する信号反射特性が読み出され、該信号反射をキ
ャンセルする補正条件が設定されてファクシミリ通信が
実行される。
【0008】したがって、ファクシミリ装置の使用内容
や設置状況によらず自動的にエコー対策の必要な伝送路
を判別できるとともに、複雑な補正条件の設定作業を必
要とすることなく複数の地域に対して最適なエコー対策
を実施してファクシミリ通信を実行することができる。
請求項3記載の発明では、それぞれ回線を収容する複数
の通信制御部を備え、該通信制御部毎に回線を介してフ
ァクシミリ端末が接続され、該回線に接続されたファク
シミリ端末からのサービス要求に対して該ファクシミリ
端末からの電文を受信して画像メモリに蓄積し、所定の
宛先に転送等の種々のサービスを提供するファクシミリ
メールシステムにおいて、各通信制御部に、各収容回線
に接続される送信先ファクシミリ端末の電話番号が解析
されて伝送路上に人工衛星ルート等が設定されているか
どうかが判別され、伝送路上に人工衛星ルート等が設定
されていると判別したとき、該送信先ファクシミリ端末
との間のファクシミリ通信プロトコルを変更して該伝送
路におけるエコー発生による信号の反射時間を測定する
所定のテスト信号の送・受信処理が実行され、該テスト
信号の送・受信時間に基づいて該伝送路上の信号反射特
性が測定されるとともに、該各通信制御部で測定した信
号反射特性が送信先地域毎の反射特性データとして格納
され、人工衛星ルート等が設定された宛先地域へのファ
クシミリ通信に際して該当する信号反射特性が読み出さ
れ、該信号反射をキャンセルする補正条件が設定されて
ファクシミリ通信サービスが実行される。
【0009】したがって、ファクシミリメールシステム
内の通信制御部毎にエコー情報を格納してエコー対策情
報を設定格納することができ、エコー対策機能を持たな
いファクシミリ端末からでもファクシミリメールシステ
ムにアクセスすることで人工衛星ルートを利用した国際
ファクシミリ通信サービスを受けることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて具体的に説
明する。図1〜図5は、請求項1、2記載のファクシミ
リ装置の一実施例を示す図である。図1は、ファクシミ
リ装置1のブロック図であり、ファクシミリ装置1は、
CPU2、ROM3、RAM4、シリアルコントローラ
5、モデム6、NCU7及び操作部8等より構成されて
いる。
【0011】CPU(Central Processing Unit)(ルー
ト判別手段、反射特性測定手段、補正手段)2は、RO
M3内に格納されたプログラムに従って各部を制御して
ファクシミリ装置1としてのシーケンスを実行するとと
もに、本願各発明のエコー対策通信処理を実行する。R
OM(Read Only Memory)3は、ファクシミリ装置1と
しての基本プログラムや本願各発明のエコー対策通信処
理プログラム等を格納する。
【0012】RAM(Random Access Memory)(記憶手
段)4は、後述する本発明のエコー対策通信処理を実行
する際に送・受信されるディレイタイムを測定するエコ
ー調査ビットを含むフレームデータがパラレルデータと
して格納されるメモリエリアを形成する。シリアルコン
トローラ5は、送信処理の際にRAM4に格納されたパ
ラレルデータをフレーム化してモデム6に送出するとと
もに、受信処理の際にモデム6から入力されるシリアル
データをパラレルデータに変換してRAM4に格納す
る。
【0013】モデム6は、送信信号の変調を行い、ま
た、受信信号の復調を行う。NCU(通信手段)7は、
電話回線が接続されており、電話回線からの発呼に対し
て自動着呼し、また、電話回線への自動発呼処理を行う
とともに、CPU2の制御により本発明のエコー対策通
信処理を行う。操作部8は、テンキーやスタートキー等
の各種操作キーを備えるとともに、ディスプレイ(例え
ば、液晶ディスプレイ)を備え、操作キーからは、送信
操作等の各種命令が入力され、ディスプレイには、操作
キーから入力された命令内容やファクシミリ装置からオ
ペレータに通知する各種情報が表示される。
【0014】次に、作用を説明する。本実施例では、宛
先ファクシミリ端末の電話番号から伝送路上に人工衛星
ルートが設定されているかどうかが自動判別され、人工
衛星ルートが設定されている宛先に対してエコーによる
ディレイタイムを測定する所定の調査ビットを含むNS
S信号(非標準機能設定信号)(テスト信号)の送・受
信処理が実行されてディレイタイムが測定されるととも
に、その宛先地域毎にディレイタイムデータがRAM4
に格納される。また、RAM4に格納されたディレイタ
イムデータに基づいてエコー対策としてその宛先地域毎
に補正条件を設定して通信処理が実行される。以下、デ
ィレイタイム測定処理について図2示す人工衛星ルート
が設定されたファクシミリ通信の場合について説明す
る。
【0015】図2では、ファクシミリ端末11がファクシ
ミリ端末12との間のエコー発生によるディレイタイム測
定処理を実行するものとする。図2において、13、14
は、公衆回線網、15は、人工衛星である。図3は、ファ
クシミリ端末11がファクシミリ端末12に対してエコー発
生によるディレイタイム測定処理を実行する際の通信プ
ロトコルを示しており、本実施例ではG3ファクシミリ
通信を実行するものとする。
【0016】図3において、まず、ファクシミリ端末11
からファクシミリ端末12に対して発呼に際してファクシ
ミリ端末12の電話番号が解析されて人工衛星ルートが設
定されていることが判別された後、ファクシミリ端末12
からNSF信号(非標準機能識別信号)とDIS信号
(ディジタル識別信号)がファクシミリ端末11に送信さ
れ、NSF信号によってファクシミリ端末11に対してエ
コー調査が許可される。このときエコーが発生し、ファ
クシミリ端末12から送信されたNSF信号とDIS信号
による反射信号としてNSF´信号とDIS´信号が反
射される。
【0017】ファクシミリ端末11では、ファクシミリ端
末12から送出されたNSF信号によりエコー調査が許可
されると、NSS信号(非標準機能設定信号)に含まれ
るエコー調査用ビットがオンされてファクシミリ端末12
に送出される。エコーがない場合は、自ら送出したNS
S信号がファクシミリ端末11で受信されることはない
が、エコーが発生する場合は、図3に示すように、t´
時間遅れてNSS´信号が受信され、このときの受信時
間t´がファクシミリ端末11で測定される。さらに、同
様にエコー調査ビットを含むNSS信号の送出が繰り返
されてNSS″信号の受信時間t″が測定され、先の受
信時間t´と今回の受信時間t″の平均からエコー発生
による信号の伝達遅延時間データがRAM4に書き込ま
れる。
【0018】次いで、ファクシミリ端末11からDCN信
号(回線切断命令信号)が送出されて通信処理が終了さ
れる。図3で送信されるエコー調査ビットを含むNSF
信号、DIS信号等のデータフレームは、送信の場合
は、RAM4に書き込まれた情報がシリアルコントロー
ラ5にパラレル(8ビット)データとして渡され、シリ
アルコントローラ5でフレーム化された後、モデム6及
びNCU7を介して送出される。受信時は、その逆でN
CU7、モデム6及びシリアルコントローラ5の順にデ
ータフレームが渡されてシリアルデータからパラレルデ
ータに変換されてRAM4に格納される。
【0019】なお、エコーの有無を調査するタイマ設定
値及びエコー発生有の場合のNSS信号を再送する時間
のタイマ設定値Δtは、通常の通信プロトコルより長い
15秒程度とし、CPU2で制御される。以上のエコー調
査の通信処理を宛先ファクシミリ端末の地域毎に繰り返
し実行することにより、宛先地域毎のエコー発生の有無
とエコー発生に伴う信号伝達遅延時間データ(信号反射
特性データ)がファクシミリ端末11のRAM4に格納さ
れる。
【0020】次に、送信処理について図4のフローチャ
ートに基づいて説明する。図2において、ファクシミリ
端末11を送信側、ファクシミリ端末12を受信側として説
明する。ファクシミリ端末11の操作部8から送信宛先と
してファクシミリ端末12の電話番号が入力されると、C
PU2は、入力された電話番号を解析して伝送路上に人
工衛星ルートが設定された相手先かどうかを判別すると
ともに、エコー対策が必要かどうかを判別する(ステッ
プS1、S2)。人工衛星ルートが設定されずエコー対
策が必要ないときは、従来通りのCCITT(国際電信
電話諮問委員会)勧告のT.30に基づくG3通信プロ
トコルによる送信処理を実行し(ステップS3)、エコ
ー対策が必要なときは、RAM4に書き込まれた当該宛
先地域の信号伝達遅延データを参照し、エコーの影響を
補正する補正条件を加えてT.30に基づくG3通信プ
ロトコルによる送信処理を実行する(ステップS4)。
【0021】次に、上記ファクシミリ端末11の送信処理
に対するファクシミリ端末12における受信処理について
図5のフローチャートに基づいて説明する。ファクシミ
リ端末11からの着呼及び操作部8における操作により送
信処理か受信処理かを判別し(ステップP1)、受信処
理のときは、ファクシミリ端末11から送信されてきたT
SI信号(送信端末識別信号)により相手先電話番号を
解析し(ステップP2)、あるいは、送信処理のとき
は、送出するCSI信号(被呼端末識別信号)により電
話番号を解析して人工衛星ルートが設定されたエコー対
策が必要な相手先かどうかを判別する(ステップP3、
P4)。
【0022】人工衛星ルートが設定されずエコー対策が
必要ないときは、従来通りのCCITT勧告のT.30
に基づくG3通信プロトコルによる送・受信処理を実行
し(ステップP5)、エコー対策が必要なときは、RA
M4に書き込まれた当該宛先地域の信号伝達遅延データ
を参照し、エコーの影響を補正する補正条件を加えて
T.30に基づくG3通信プロトコルによる送・受信処
理を実行する(ステップP6)。
【0023】なお、受信側のファクシミリ端末12におい
て、相手先の電話番号から人工衛星ルートが設定された
か否かの判別を行うため、TSI信号とCSI信号に
は、電話番号情報を入れて送・受信する必要がある。し
たがって、ファクシミリ装置1の使用内容や設置状況に
よらず自動的にエコー対策の必要な伝送路を判別できる
とともに、サービスマンによる複雑な補正条件の設定作
業を必要とすることなく複数の地域に対して最適なエコ
ー対策を実施してファクシミリ通信を実行することがで
きる。
【0024】図6〜8は、請求項3記載の発明を適用し
たファクシミリメールシステムの一実施例を示す図であ
る。図6は、上記図2の公衆回線網13に本実施例のファ
クシミリメールシステム16を接続したものであり、ファ
クシミリメールシステム16は、図7にそのブロック図を
示すように、NCPU21、ディスク制御部22、23、フロ
ッピィディスク装置24、ハードディスク装置25、26、ホ
ストインターフェース27及びファクシミリコントロール
ユニットFCU1〜FCUn等を備えている。
【0025】NCPU21は、内部メモリあるいはフロッ
ピィディスク装置24またはハードディスク装置25、26に
格納されているプログラムに従ってファクシミリメール
システム16の各部を制御、特に、画像データのフロッピ
ィディスク装置24やハードディスク装置25、26への書き
込みおよび読み取り、さらには、各ファクシミリコント
ロールユニットFCU1〜FCUnの制御等を行ない、ファクシ
ミリメールシステム16としてのシーケンスを実行する。
ファクシミリメールシステム16は、代行通信機能、一斉
同報機能、親展通信機能、時刻指定送信機能、掲示板サ
ービス機能、私書箱機能、列信機能等の各種通信サービ
スを有しており、NCPU21は、これらの各機能(通信
サービス)の実行、制御を各ファクシミリコントロール
ユニットFCU1〜FCUnを制御して行なわせるとともに、本
発明のエコー対策通信処理を実行させる。
【0026】ディスク制御部22及びディスク制御部23
は、フロッピィディスク装置24及びハードディスク装置
25、26の駆動制御を行ない、フロッピィディスク装置24
およびハードディスク装置25、26にはファクシミリメー
ルシステム16としての基本プログラムや各種データ、特
に、通信端末から送信されてきた電文やホスト装置から
送られてきた電文等を蓄積する。
【0027】ホストインターフェース27にはホスト装
置、例えば、コンピュータ装置等が接続され、ホストイ
ンターフェース27は、ホスト装置との間の通信制御を実
行する。このホストインターフェース27に接続されるの
はコンピュータ装置等のホスト装置に限定されるもので
はなく、例えば、他のファクシミリメール装置等であっ
てもよい。また、このホストインターフェース27として
は、ホスト装置とファクシミリメールシステム16とを直
接接続するDMAC(ダイレクト・メモリ・アクセスコ
ントローラ)や回線を介してホスト装置とファクシミリ
メールシステム16とを接続する通信制御部等が利用され
る。
【0028】ファクシミリコントロールユニットFCU1〜
FCUnは、収納回線の数だけ設けられており、各ファクシ
ミリコントロールユニットFCU1〜FCUnは、そのファクシ
ミリコントロールユニットFCU1について図8に示すよう
に、メインファクシミリコントロールユニットMFCU1 及
びサブファクシミリコントロールユニットSFCU1 から構
成されている。
【0029】図8に示すミリコントロールユニットMFCU
1 及びサブファクシミリコントロールユニットSFCU1 に
おいて上記図1に示したファクシミリ装置1と同一構成
部分には、同一番号を符して説明を省略する。ファクシ
ミリメールシステム16では、ファクシミリコントロール
ユニットFCU1〜FCUn毎に収容回線に接続されるファクシ
ミリ端末から指定される送信サービス宛先地域に人工衛
星ルートが設定されていると、上記図3に示したNSS
信号等によるディレイタイム測定処理が実行されてファ
クシミリコントロールユニットFCU1〜FCUn毎にエコー信
号伝達遅延時間が測定されてデータが格納され、これら
地域毎の信号伝達遅延時間データがNCPU21により管
理され、エコー対策機能を備えていないファクシミリ端
末から通信サービス依頼があった場合に、格納された信
号伝達遅延時間データを参照してエコー対策が考慮され
た通信処理が実行される。
【0030】したがって、ファクシミリメールシステム
16内のファクシミリコントロールユニットFCU1〜FCUn毎
にエコー情報を格納してエコー対策情報を設定格納する
ことができ、エコー対策機能を持たないファクシミリ端
末からでもファクシミリメールシステム16にアクセスす
ることで人工衛星ルートを利用した国際ファクシミリ通
信サービスを受けることができる。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、伝送路上
に人工衛星等によるルートが設定される宛先ファクシミ
リ端末との間でファクシミリ通信を実行するファクシミ
リ装置において、宛先ファクシミリ端末の電話番号を解
析して伝送路上に人工衛星ルート等が設定されているか
どうかを判別し、伝送路上に人工衛星ルート等が設定さ
れていると判別したとき、ファクシミリ通信プロトコル
を変更して該伝送路におけるエコー発生による信号の反
射時間を測定する所定のテスト信号の送・受信処理を実
行し、該テスト信号の送・受信時間に基づいて該伝送路
上の信号反射特性を測定するとともに、該宛先地域毎に
測定した信号反射特性を宛先地域毎の反射特性データと
して格納し、請求項2記載の発明によれば、人工衛星ル
ート等が設定された宛先地域へのファクシミリ通信に際
して該当する信号反射特性を読み出し、該信号反射をキ
ャンセルする補正条件を設定してファクシミリ通信を実
行しているので、ファクシミリ装置の使用内容や設置状
況によらず自動的にエコー対策の必要な伝送路を判別で
きるとともに、複雑な補正条件の設定作業を必要とする
ことなく複数の地域に対して最適なエコー対策を実施し
てファクシミリ通信を実行することができる。
【0032】請求項3記載の発明によれば、それぞれ回
線を収容する複数の通信制御部を備え、該通信制御部毎
に回線を介してファクシミリ端末が接続され、該回線に
接続されたファクシミリ端末からのサービス要求に対し
て該ファクシミリ端末からの電文を受信して画像メモリ
に蓄積し、所定の宛先に転送等の種々のサービスを提供
するファクシミリメールシステムにおいて、各通信制御
部に、各収容回線に接続される送信先ファクシミリ端末
の電話番号を解析して伝送路上に人工衛星ルート等が設
定されているかどうかを判別し、伝送路上に人工衛星ル
ート等が設定されていると判別したとき、該送信先ファ
クシミリ端末との間のファクシミリ通信プロトコルを変
更して該伝送路におけるエコー発生による信号の反射時
間を測定する所定のテスト信号の送・受信処理を実行
し、該テスト信号の送・受信時間に基づいて該伝送路上
の信号反射特性を測定するとともに、該各通信制御部で
測定した信号反射特性を送信先地域毎の反射特性データ
として格納し、人工衛星ルート等が設定された宛先地域
へのファクシミリ通信に際して該当する信号反射特性を
読み出し、該信号反射をキャンセルする補正条件を設定
してファクシミリ通信サービスを実行しているので、フ
ァクシミリメールシステム内の通信制御部毎にエコー情
報を格納してエコー対策情報を設定格納することがで
き、エコー対策機能を持たないファクシミリ端末からで
もファクシミリメールシステムにアクセスすることで人
工衛星ルートを利用した国際ファクシミリ通信サービス
を受けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1、2記載の発明によるファクシミリ装
置のブロック図。
【図2】図1のファクシミリ装置を接続した通信ネット
ワークの構成図。
【図3】請求項1記載の発明によるエコー調査のための
通信処理の通信プロトコルフロー図。
【図4】請求項2記載の発明によるエコー対策送信処理
のフローチャート。
【図5】請求項2記載の発明によるエコー対策受信処理
のフローチャート。
【図6】請求項3記載の発明のファクシミリメールシス
テムを接続した通信ネットワークの構成図。
【図7】図6のファクシミリメールシステムのブロック
図。
【図8】図7のファクシミリコントロールユニットのブ
ロック図。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 シリアルコントローラ 6 モデム 7 NCU 8 操作部 11、12 ファクシミリ端末 13、14 公衆回線網 15 人工衛星 16 ファクシミリメールシステム 21 NCPU FCU1〜FCUn ファクシミリコントロールユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送路上に人工衛星等によるルートが設定
    される宛先ファクシミリ端末との間でファクシミリ通信
    を実行するファクシミリ装置において、 前記宛先ファクシミリ端末の電話番号を解析し、伝送路
    上に人工衛星ルート等が設定されているかどうかを判別
    するルート判別手段と、 ルート判別手段により伝送路上に人工衛星ルート等が設
    定されていると判別したとき、ファクシミリ通信プロト
    コルを変更して該伝送路におけるエコー発生による信号
    の反射時間を測定する所定のテスト信号の送・受信処理
    を実行する通信手段と、 該テスト信号の送・受信時間に基づいて該伝送路上の信
    号反射特性を測定する反射特性測定手段と、 該宛先地域毎に測定した信号反射特性を宛先地域毎の反
    射特性データとして格納する記憶手段と、 を設け、伝送路上に人工衛星ルート等が設定された宛先
    地域毎にエコー発生による信号の反射特性を測定すると
    ともに、該測定結果を宛先地域毎の反射特性データとし
    て格納することを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の発明において、 前記記憶手段に格納された宛先地域毎の反射特性データ
    に基づいて該信号反射をキャンセルする所定の補正条件
    を設定する補正手段を設け、人工衛星ルート等が設定さ
    れた宛先地域へのファクシミリ通信に際して該当する信
    号反射特性を前記記憶手段から読み出し、該信号反射を
    キャンセルする補正条件を設定してファクシミリ通信を
    実行することを特徴とするファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】それぞれ回線を収容する複数の通信制御部
    を備え、該通信制御部毎に回線を介してファクシミリ端
    末が接続され、該回線に接続されたファクシミリ端末か
    らのサービス要求に対して該ファクシミリ端末からの電
    文を受信して画像メモリに蓄積し、所定の宛先に転送等
    の種々のサービスを提供するファクシミリメールシステ
    ムにおいて、 前記各通信制御部に、 前記各収容回線に接続される送信先ファクシミリ端末の
    電話番号を解析し、伝送路上に人工衛星ルート等が設定
    されているかどうかを判別するルート判別手段と、 ルート判別手段により伝送路上に人工衛星ルート等が設
    定されていると判別したとき、該送信先ファクシミリ端
    末との間のファクシミリ通信プロトコルを変更して該伝
    送路におけるエコー発生による信号の反射時間を測定す
    る所定のテスト信号の送・受信処理を実行する通信手段
    と、 該テスト信号の送・受信時間に基づいて該伝送路上の信
    号反射特性を測定する反射特性測定手段と、 を設けるとともに、 該各通信制御部で測定した信号反射特性を送信先地域毎
    の反射特性データとして格納する記憶手段と、 記憶手段に格納された宛先地域毎の反射特性データに基
    づいて該信号反射をキャンセルする所定の補正条件を設
    定する補正手段を設け、人工衛星ルート等が設定された
    送信サービス地域へのファクシミリ通信に際して該当す
    る信号反射特性を該記憶手段から読み出し、該信号反射
    をキャンセルする補正条件を通信制御部毎に設定してフ
    ァクシミリ通信サービスを実行することを特徴とするフ
    ァクシミリメールシステム。
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