JPH0556379B2 - - Google Patents

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JPH0556379B2
JPH0556379B2 JP60122547A JP12254785A JPH0556379B2 JP H0556379 B2 JPH0556379 B2 JP H0556379B2 JP 60122547 A JP60122547 A JP 60122547A JP 12254785 A JP12254785 A JP 12254785A JP H0556379 B2 JPH0556379 B2 JP H0556379B2
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JP
Japan
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ionomer
copolymer
carboxylic acid
ionomer resin
parts
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JP60122547A
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Shiro Narasaki
Eisaku Hirasawa
Manabu Kawamoto
Hirohide Hamazaki
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Dow Mitsui Polychemicals Co Ltd
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Du Pont Mitsui Polychemicals Co Ltd
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、特定の脂肪族1級ジアミンを配合す
ることにより得られる改良された物性を有するア
イオノマー樹脂組成物の肉厚成形品に関する。本
発明に係る改良された物性を有するアイオノマー
樹脂組成物の肉厚成形品は、ゴルフボールの表皮
及び芯、スキー靴部品及び表面硬度、表面光沢に
優れる合成樹脂製光物モールのモールデイング部
分等に使用される。 〔従来の技術〕及び〔発明が解決しようとする問
題点〕 エチレン−α,β−不飽和カルボン酸共重合体
の金属イオン架橋体であるアイオノマー樹脂は、
その分子中に水素結合及び金属イオン結合を有す
るため、優れた透明性、強度、耐衝撃性、耐摩耗
性等を示す。したがつて多くの成形品用途、例え
ば自動車部品、スポーツ用品、建築用品、事務用
品等に使用されている。これらの用途の中、例え
ばゴルブボールの表皮、スキー靴、靴カウンター
材、スキー用風防眼鏡、ドライバー等工具類の
柄、筆箱等の用途に用いられる場合、アイオノマ
ー樹脂の比較的高い剛性が利点として利用されて
いる。しかし、例えばゴルフボールは飛距離との
関係で、スキー靴は軽量化(薄肉化)した場合の
形状保持性の関係で、靴カウンター材(靴芯材)
は靴の形状保持性及び復元性の関係で、光物モー
ルは強靭性の関係で、更に剛性、反撥弾性(リバ
ウンド性)の高いものが望まれている。 ゴルフボールカバー材の場合、米国特許第
3819768号に記載されているように亜鉛イオンタ
イプのアイオノマー樹脂とナトリウムイオンタイ
プのアイオノマー樹脂とのブレンドにより反撥弾
性を高める検討がなされているが、まだ不充分
で、さらに高弾性のものが要求されている。 また、アイオノマー樹脂は金属イオン架橋結合
を有するために低温での溶融粘度が高く、射出成
形において高流動性が要求される時など成形が難
しいことがあるので、他のポリオレフイン系樹脂
より高いメルトフローレートのアイオノマー樹脂
を使用することが必要になる。したがつてアイオ
ノマー樹脂は低メルトフローレートの他のポリオ
レフイン樹脂より機械強度、硬度等が優れている
ことが望まれる。 本発明はアイオノマー樹脂が本来有している各
種物性を損なうことなく、更に剛性、反撥弾性を
改良し優れた実用物性を有するゴルフボール表皮
及び芯、スキー靴、靴カウンター及びトウパフ
材、光物モール等の肉厚成形品を提供することを
目的とする。 〔問題点を解決するための手段〕 すなわち本発明は改良された物性を有するアイ
オノマー樹脂組成物の肉厚成形品に係り、この成
形品は、(a)エチレン−α,β−不飽和カルボン酸
系共重合体の2価金属イオン架橋体と、(b)脂肪族
炭化水素基と直結する1級または2級アミノ基を
2個以上有するアミン化合物とからなるアイオノ
マー樹脂組成物の肉厚成形品である。 本発明で用いられる(a)成分のエチレン−α,β
−不飽和カルボン酸系共重合体の2価イオン架橋
体のベース共重合体としては、エチレンと炭素数
3〜6の不飽和カルボン酸、例えばアクリル酸、
メタクリル酸、イタコン酸、フマル酸などの共重
合体が用いられ、この共重合体中には更にα,β
−不飽和カルボン酸エステル、ビニルエステル、
α−オレフイン等を、例えば不飽和カルボン酸エ
ステルの場合には約10モル%以下、好ましくは約
6モル%以下の割合で共重合させていてもよい。 これらの共重合体中のα,β−不飽和カルボン
酸の含有量は、一般に約0.5〜15モル%であり、
好ましくは約1〜8モル%である。約0.5モル%
以下の場合、ジアミン変性による高剛性、高反撥
弾性を持つた肉厚成形品が得られない。逆に15モ
ル%以上のものが用いられた場合は、得られた肉
厚成形品の融点が低くなり、成形品の実用面で問
題が生じる。 このベース共重合体は、メルトフローレート
0.1〜1000dg/minの範囲であり、好ましくは、
0.5〜200dg/minのものである。メルトフローレ
ートが0.1dg/min以下のベース共重合体を用い
ると得られた共重合体の流れ性が不良で押出成
形、射出成形加工等の材料として不適である。逆
にメルトフロ−レートが1000dg/min以上の共重
合体を用いると成形品の強度が低下する。 (a)成分のエチレン−α,β−不飽和カルボン酸
系共重合体の2価イオン架橋体における2価イオ
ンとしては、Zn 、Co 、Ni 、Cu 、Pb
およびMg 等の金属イオンが用いられる。エチ
レン−α,β−不飽和カルボン酸系共重合体のカ
ルボン酸量に対するこれら金属イオンのイオン化
度は、10〜90%である。 ここで、イオン化度とは、エチレン−α,β−
不飽和カルボン酸系共重合体中のカルボン酸成分
のうち、金属イオンにより架橋されている割合を
いう。イオン化度がこれ以下の場合には肉厚成形
品の剛性、反撥弾性等の改良効果が小さく、逆に
これ以上の場合にはアイオノマー樹脂組成物の流
れ性が不良となり、加工性が損なわれるようにな
る。 エチレン−α,β−不飽和カルボン酸系共重合
体の2価イオン架橋体は、前記ベース共重合体と
前記金属のギ酸塩、酢酸塩、硝酸塩、炭酸塩、炭
酸水素塩、酸化物、水酸化物、アルコキシド等の
化合物と反応させることによつて得られる。 本発明で用いられる(b)成分の脂肪酸炭化水素基
と直結する1級または2級アミノ基を2個以上有
するアミン化合物としては、1,3−ビスアミノ
メチルシクロヘキサン、1,2−ビスアミノメチ
ルシクロヘキサン、1,4−ビスアミノメチルシ
クロヘキサン、m−キシリレンジアミン、o−キ
シリレンジアミン、p−キシリレンジアミン、
α,ω−ビス−(3−アミノプロピル)ポリエチ
レングリコールエーテル、ジエチレントリアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、4,7,10−トリ
オキサートリデカン−1,13ジアミン、3,6,
9,12−テトラオキサ−テトラデカン−1,14−
ジアミン、6,9−ジメチル−4,7,10−トリ
オキサ−トリデカン−2,12−ジアミン、NH2
−CH2−CH2−CH2−O−CH2−CH2−(O−
CH2−CH2o−O−CH2−CH2−CH2−NH2、 NH2−CH2−CH2−O−CH2−CH2−O−CH2
CH2−O−CH2−CH2−O−CH2−CH2−NH2 などが挙げられる。 これら特定のアミン化合物は(a)成分共重合体中
のカルボン酸量に対して、一般に8〜100モル%
の量で用いられる。これ以下の使用量では目的と
する高剛性、高反撥弾性の肉厚成形品が得られな
い。逆にこれ以上の使用量では加えたアミンがブ
リードアウトするので好ましくない。 本発明に係るアイオノマー樹脂組成物は、前記
(a)、(b)の各成分を均一に溶融混練することにより
得られる。その溶融混練方法は特に限定がない
が、例えば共重合体と金属化合物との反応により
アイオノマー樹脂を形成させた後、アミン化合物
と溶融混練する方法、共重合体に金属化合物とア
ミン化合物とのアミン錯体塩を加え、溶融混練す
る方法、或いはこれら3成分を同時に溶融混練す
る方法など任意の方法によつて行うことができ
る。溶融混練は、形成されるアイオノマー樹脂の
融点以上の温度、一般には約100〜300℃、好まし
くは約150〜300℃の温度で、押出機、バンバリー
ミキサー、ロールなどを用いて行われる。また、
必要な場所には、酸化防止剤、耐候安定剤、滑
剤、粘着剤、増粘剤、着色剤等の各種添加剤、或
いはガラス繊維、タルク、炭酸カルシウム等の無
機充填材を任意に含有させることができる。 これらの樹脂組成物は、射出成形、ブロー成
形、シート成形、インフレーシヨン成形、チユー
ブ成形、パイプ成形、異形押出成形、回転成形等
の成形方法によつて目的の肉厚成形品にすること
ができる。 〔作用〕 本発明で用いられる樹脂組成物は、特定の多価
アミンが金属イオン架橋体の架橋構造の中間に介
在した構造をとり、その構造が金属イオン架橋共
重合体の機械物性改良に貢献しているものと推察
される。また、芳香核に直接アミノ基が結合して
いる芳香族アミンは配位力が弱く、機械物性の改
良効果に乏しいため、本発明においては脂肪族炭
化水素基と直結する1級または2級アミン化合物
を用いた。 したがつて、亜鉛、マグネシウムなどと並んで
アイオノマー樹脂の金属イオンとして用いられる
ナトリウムなどはアミン化合物を配置する性質が
ないので本発明を目的を達成できない。また、ア
ルキルアミンであつてもn−ヘキシルアミンのよ
うなモノアミン化合物では、金属イオン架橋体の
架橋構造の中間に介在した構造をとり得ず、むし
ろ可塑化効果のためベースアイオノマー樹脂の機
械物性を低下させる。 〔発明の効果〕 本発明の係るアイオノマー樹脂の肉厚成形品
は、優れた機械物性、特に高剛性、高反撥弾性を
有し、広い用途を有する肉厚成形品である。 〔実施例〕 次に実施例により本発明を説明する。 以下の実施例、比較例に示したアイオノマー及
びポリアミンは次のようなものである。 アイオノマー エチレン−メタクリル酸(モル
比94.5:5.5)共重合体の亜鉛イオン架橋体
(イオン化度60%)MFR0.7dg/min. アイオノマー エチレン−メタクリル酸(モル
比94.5:5.5)共重合体の亜鉛イオン架橋体
(イオン化度20%)MFR16dg/min. アイオノマー エチレン−メタクリル酸(モル
比94.5:5.5)共重合体のナトリウムイオン架
橋体(イオン化度60%)MFR10dg/min. ポリアミン 1,3−ビスアミノメチルシクロ
ヘキサン ポリアミン メタキシリレンジアミン ポリアミン α,ω−ビス−(3−アミノプロ
ピル)ポリエチレングリコールエーテル ポリアミン ジエチレントリアミン ポリアミン ヘキサメチレンジアミン また、以下の実施例、比較例における物性値は
次の方法によつて測定した。 メルトフローレート(MFR):JIS−K6760 温度190℃、荷重2160g 曲げ剛性率:ASTM−D−747準拠 220℃で射出成形し、150×80×2mmの角板を
打抜き、測定試片とし、これについて試験を行
つた。 引張衝撃強度:ASTM−D−1822準拠(23℃で
測定) 220℃で射出成形し、150×80×2mmの角板を
打抜き、測定試片とし、これについて試験を行
つた。 測定は流れ方向(タテ方向)及びこれと直角
方向(ヨコ方向)について行つた。 反撥弾性率:JIS−K−6301 22℃で射出成形した厚さ12.7mm、直径29.0mm
の直円柱形試片を用いて測定を行つた。 実施例 1 アイオノマー95重量部とポリアミン−5重
量部の混合物を、単軸スクリユー押出機(スクリ
ユー径30mm、L/D=32)を用い、溶融温度220
℃、スクリユー回転数45rpm、樹脂の平均滞留時
間約3分間の条件下で溶融混練した。 得られた配位イオン性共重合体のMFR、曲げ
剛性率、引張衝撃強度、反撥弾性率の測定を行
い、第1表に示した。 実施例 2 実施例1において、アイオノマー90重量部、
ポリアミン10重量部を用いて同様に行つた。 実施例 3 実施例1において、アイオノマー95重量部、
ポリアミン5重量部を用いて同様に行つた。 実施例 4 実施例1において、アイオノマー90重量部、
ポリアミン10重量部を用いて同様に行つた。 実施例 5 実施例1において、アイオノマー90重量部、
ポリアミン10重量部を用いて同様に行つた。 実施例 6 実施例1において、アイオノマー90重量部、
ポリアミン10重量部を用いて同様に行つた。 実施例 7 実施例1において、アイオノマー95重量部、
ポリアミン5重量部を用いて同様に行つた。 実施例 8 実施例1において、アイオノマー95重量部、
ポリアミン5重量部を用いて同様に行つた。 実施例 9 実施例1において、アイオノマー95重量部、
ポリアミン5重量部を用いた。ただしポリアミ
ンの添加は押出機ホツパー口より行つた。 比較例 1 実施例1において、ジアミン−を用いず、ア
イオノマー単味について同様の試験を行つた。 比較例 2 実施例5において、ジアミンを用いず、アイオ
ノマー単味について同様の試験を行つた。 比較例 3 米国特許第3819768号に記載され、ゴルフボー
ルの表皮として有効とされている亜鉛イオンタイ
プアイオノマーとナトリウムイオンタイプアイオ
ノマーとのブレンド品について物性測定を行つ
た。アイオノマー75重量部とアイオノマー25
重量部とを30mmφ押出機(L/D=32)を用いて
温度200℃スクリユー回転数45rpmで混練を行つ
た。得られた製品について同様の物性測定を行つ
た。 比較例 4 実施例1において、アイオノマー90重量部、
N,N′−ジ−β−ナフチル−p−フエニレンジ
アミン10重量部を用いて同様の試験を行つた。押
出機から出た樹脂は茶ないし紫色に着色し、光沢
が不良であつた。 以上の実施例、比較例の試験結果を第1表に示
した。
【表】
【表】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) エチレン−α,β−不飽和カルボン酸系
    共重合体の2価金属イオン架橋体と、 (b) 脂肪族炭化水素基と直結する1級または2級
    アミノ基を2個以上有するアミン化合物とから
    なるアイオノマー樹脂組成物の肉厚成形品。 2 エチレン−α,β−不飽和カルボン酸系共重
    合体の2価金属イオン架橋体として、イオン化度
    10〜90%のものを用いる特許請求の範囲第1項記
    載のアイオノマー樹脂組成物の肉厚成形品。 3 共重合体中のカルボン酸量に対して、8〜
    100モル%の脂肪族1級ジアミンが配合されてい
    る特許請求の範囲第1項または第2項記載のアイ
    オノマー樹脂組成物の肉厚成形品。
JP60122547A 1985-06-07 1985-06-07 アイオノマ−樹脂組成物の肉厚成形品 Granted JPS61281145A (ja)

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