JPH0556395B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0556395B2 JPH0556395B2 JP59129839A JP12983984A JPH0556395B2 JP H0556395 B2 JPH0556395 B2 JP H0556395B2 JP 59129839 A JP59129839 A JP 59129839A JP 12983984 A JP12983984 A JP 12983984A JP H0556395 B2 JPH0556395 B2 JP H0556395B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat storage
- container
- storage material
- mmhg
- latent heat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/14—Thermal energy storage
Description
産業上の利用分野
本発明は、身体の局所暖房器等に用いられる蓄
熱エレメントに関するものである。 従来例の構成とその問題点 従来、潜熱蓄熱材を柔軟な容器中に密封して用
いる場合、固体あるいは液状の潜熱蓄熱材を容器
中に充填した後、大気圧下で容器の口を封止して
いた。この封入方法では、潜熱蓄熱材が顆粒状の
場合には、通常の方法で充填したのでは、容器の
体積の33%以上は空気を一緒に封入することにな
る。しかも、加熱されると容器内の空気は膨張
し、その割合はさらにふえる。ところで蓄熱エレ
メント内に空気の部分が存在すると、蓄熱時、外
から空気層を介して蓄熱材に熱が伝えられること
になるので、空気層が存在しない場合に比べて熱
が伝わりにくくなり、蓄熱終了までの時間が長く
なつてしまう。また当然の事であるが、蓄熱エレ
メント中に蓄熱材と同時に空気が封入されている
と、蓄熱エレメントの単位体積当りの蓄熱密度が
小さくなる。また、潜熱蓄熱材を液状にして柔軟
な容器中に密封する場合には、空気の含有量を少
なくして容器を密封しようとすると、融着層を互
いに合わせるので、液が融着部分まで上つてき
て、それらの面に付着するので、うまく密封でき
なくなる。また一見うまく密封できたかに見えて
も、ちよつと外圧をかけると融着層は、はずれて
しまう。それで融着を確実にしようとすると、か
なりの量の空気を同時に容器中に封入することは
やむをえず、そのため当然、顆粒状の潜熱蓄熱材
を封入した蓄熱エレメントと同様、蓄熱特性は悪
くなり、しかも蓄熱密度が低くなる。 発明の目的 本発明は、内部にほとんど空気が存在しないの
で、蓄熱特性が良好で、しかも蓄熱密度の高い蓄
熱エレメントを提供しようとするものである。 発明の構成 本発明の特徴とする所は、潜熱蓄熱材を500mm
Hg以下の減圧下で少なくとも一層のアルミニウ
ム箔層を含むラミネートフイルムで作製した柔軟
な容器中に密封することにあり、望ましくは、密
封時の気圧が1mmHgから200mmHgにある場合で
あり、さらに、また容器中に大量に潜熱蓄熱材を
封入する必要のある場合には、潜熱蓄熱材を加圧
装置を用いたり、一度融解した後、凝固させたり
して成形体とした状態で容器を密封すればよい。 実施例の説明 実施例 1 潜熱蓄熱材としては、酢酸ナトリウム3水塩に
過冷却防止材として2重量パーセントのピロリン
酸ナトリウムを添加した系を用い、容器材料とし
ては、外側から、12μmのポリエステル層、15μ
mの延伸ナイロン層、9μmのアルミニウム箔層、
80μmのポリエチレン層の4層よりなるラミネー
トフイルムを用いた、このラミネートフイルムの
場合、融着層は最内層のポリエチレン層である。
このラミネートフイルムを2枚合わせて、必要な
部分を熱融着し、内部の大きさが40mm×60mmの容
器をつくつた。この容器に、顆粒状の潜熱蓄熱材
を8g充填して、下記第1表で示したような種々
の気圧下で密封した。
熱エレメントに関するものである。 従来例の構成とその問題点 従来、潜熱蓄熱材を柔軟な容器中に密封して用
いる場合、固体あるいは液状の潜熱蓄熱材を容器
中に充填した後、大気圧下で容器の口を封止して
いた。この封入方法では、潜熱蓄熱材が顆粒状の
場合には、通常の方法で充填したのでは、容器の
体積の33%以上は空気を一緒に封入することにな
る。しかも、加熱されると容器内の空気は膨張
し、その割合はさらにふえる。ところで蓄熱エレ
メント内に空気の部分が存在すると、蓄熱時、外
から空気層を介して蓄熱材に熱が伝えられること
になるので、空気層が存在しない場合に比べて熱
が伝わりにくくなり、蓄熱終了までの時間が長く
なつてしまう。また当然の事であるが、蓄熱エレ
メント中に蓄熱材と同時に空気が封入されている
と、蓄熱エレメントの単位体積当りの蓄熱密度が
小さくなる。また、潜熱蓄熱材を液状にして柔軟
な容器中に密封する場合には、空気の含有量を少
なくして容器を密封しようとすると、融着層を互
いに合わせるので、液が融着部分まで上つてき
て、それらの面に付着するので、うまく密封でき
なくなる。また一見うまく密封できたかに見えて
も、ちよつと外圧をかけると融着層は、はずれて
しまう。それで融着を確実にしようとすると、か
なりの量の空気を同時に容器中に封入することは
やむをえず、そのため当然、顆粒状の潜熱蓄熱材
を封入した蓄熱エレメントと同様、蓄熱特性は悪
くなり、しかも蓄熱密度が低くなる。 発明の目的 本発明は、内部にほとんど空気が存在しないの
で、蓄熱特性が良好で、しかも蓄熱密度の高い蓄
熱エレメントを提供しようとするものである。 発明の構成 本発明の特徴とする所は、潜熱蓄熱材を500mm
Hg以下の減圧下で少なくとも一層のアルミニウ
ム箔層を含むラミネートフイルムで作製した柔軟
な容器中に密封することにあり、望ましくは、密
封時の気圧が1mmHgから200mmHgにある場合で
あり、さらに、また容器中に大量に潜熱蓄熱材を
封入する必要のある場合には、潜熱蓄熱材を加圧
装置を用いたり、一度融解した後、凝固させたり
して成形体とした状態で容器を密封すればよい。 実施例の説明 実施例 1 潜熱蓄熱材としては、酢酸ナトリウム3水塩に
過冷却防止材として2重量パーセントのピロリン
酸ナトリウムを添加した系を用い、容器材料とし
ては、外側から、12μmのポリエステル層、15μ
mの延伸ナイロン層、9μmのアルミニウム箔層、
80μmのポリエチレン層の4層よりなるラミネー
トフイルムを用いた、このラミネートフイルムの
場合、融着層は最内層のポリエチレン層である。
このラミネートフイルムを2枚合わせて、必要な
部分を熱融着し、内部の大きさが40mm×60mmの容
器をつくつた。この容器に、顆粒状の潜熱蓄熱材
を8g充填して、下記第1表で示したような種々
の気圧下で密封した。
【表】
このようにしてつくつた蓄熱エレメントを水平
に置き、その上に70℃に温度制御されているヒー
ター内蔵の熱板を置き、熱電対を用いて容器下部
の温度を測定した。試料2の温度変化の様子を図
に示した。この図の縦軸は容器下部の温度であ
り、横軸は熱板をのせてからの経過時間である。
そして蓄熱完了に必要な時間の目安としては、容
器下部の温度が転移温度を越えて60℃に達するま
での経過時間を用いた。この時を図では矢印で示
した。このようにして求めた蓄熱完了に必要な時
間を第1表に密封時の気圧とともに示した。 この表を見ると、密封時の気圧が100mmHg以下
の場合は蓄熱完了に必要な時間はすべて、15分で
あつた。300mmHgの時には、17分必要であり若干
長くなる。そして758mmHg(大気圧)の場合には、
蓄熱完了までに27分もかかり、100mmHg以下の圧
力下で密封した蓄熱エレメントと比較して、80%
も長くなつている。 ところで、減圧にするためには、真空ポンプが
必要であり、真空度を上げるためには長時間吸引
することが必要である。1mmHg程度の真空度の
場合には通常のロータリーポンプで十分であり、
それ以上真空度を上げるためには、非常に長くロ
ータリーポンプで吸引するか、他の真空ポンプと
併用しなければならない。そうすると当然、蓄熱
エレメントのコストは高くなり実用的ではなくな
る。それで実用的な観点から1mmHg以上の圧力
下で密封するのが適当であると考えられる。それ
で、結局望ましい圧力範囲としては1mmHgから
200mmHgの範囲である。 実施例 2 潜熱蓄熱材と容器は、実施例1と同様の材料を
用いた。潜熱蓄熱材を70℃まで加熱して酢酸ナト
リウム3水塩をすべて融解した。この融液を12g
容器中に充填した。この後冷却して融液をすべて
凝固させた。この状態で実施例1と同様の測定を
行つたところ、1.0mmHgの圧力下で密封した試料
については、蓄熱完了までに必要な時間は22分で
あつた。同様の材料を、大気圧下で密封した試料
では、蓄熱完了までに必要な時間は43分もかかつ
た。 発明の効果 以上実施例で示したように、本発明の蓄熱エレ
メントは、潜熱蓄熱材を500mmHg以下の減圧下
で、少なくとも一層のアルミニウム箔層を含むラ
ミネートフイルムで作製した柔軟な容器中に密封
するため、内部空気を含まず、しかもアルミニウ
ム箔層が存在するため、外部からの熱伝達特性が
きわめてよく、しかも、蓄熱密度の非常に高いも
のとなつている。 したがつて本発明の蓄熱エレメントは、身体の
局所暖房器等の蓄熱を利用する各種方面に応用可
能なものである。
に置き、その上に70℃に温度制御されているヒー
ター内蔵の熱板を置き、熱電対を用いて容器下部
の温度を測定した。試料2の温度変化の様子を図
に示した。この図の縦軸は容器下部の温度であ
り、横軸は熱板をのせてからの経過時間である。
そして蓄熱完了に必要な時間の目安としては、容
器下部の温度が転移温度を越えて60℃に達するま
での経過時間を用いた。この時を図では矢印で示
した。このようにして求めた蓄熱完了に必要な時
間を第1表に密封時の気圧とともに示した。 この表を見ると、密封時の気圧が100mmHg以下
の場合は蓄熱完了に必要な時間はすべて、15分で
あつた。300mmHgの時には、17分必要であり若干
長くなる。そして758mmHg(大気圧)の場合には、
蓄熱完了までに27分もかかり、100mmHg以下の圧
力下で密封した蓄熱エレメントと比較して、80%
も長くなつている。 ところで、減圧にするためには、真空ポンプが
必要であり、真空度を上げるためには長時間吸引
することが必要である。1mmHg程度の真空度の
場合には通常のロータリーポンプで十分であり、
それ以上真空度を上げるためには、非常に長くロ
ータリーポンプで吸引するか、他の真空ポンプと
併用しなければならない。そうすると当然、蓄熱
エレメントのコストは高くなり実用的ではなくな
る。それで実用的な観点から1mmHg以上の圧力
下で密封するのが適当であると考えられる。それ
で、結局望ましい圧力範囲としては1mmHgから
200mmHgの範囲である。 実施例 2 潜熱蓄熱材と容器は、実施例1と同様の材料を
用いた。潜熱蓄熱材を70℃まで加熱して酢酸ナト
リウム3水塩をすべて融解した。この融液を12g
容器中に充填した。この後冷却して融液をすべて
凝固させた。この状態で実施例1と同様の測定を
行つたところ、1.0mmHgの圧力下で密封した試料
については、蓄熱完了までに必要な時間は22分で
あつた。同様の材料を、大気圧下で密封した試料
では、蓄熱完了までに必要な時間は43分もかかつ
た。 発明の効果 以上実施例で示したように、本発明の蓄熱エレ
メントは、潜熱蓄熱材を500mmHg以下の減圧下
で、少なくとも一層のアルミニウム箔層を含むラ
ミネートフイルムで作製した柔軟な容器中に密封
するため、内部空気を含まず、しかもアルミニウ
ム箔層が存在するため、外部からの熱伝達特性が
きわめてよく、しかも、蓄熱密度の非常に高いも
のとなつている。 したがつて本発明の蓄熱エレメントは、身体の
局所暖房器等の蓄熱を利用する各種方面に応用可
能なものである。
図は本発明にかかる蓄熱エレメントの蓄熱特性
を示した図である。
を示した図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 潜熱蓄熱材を、500mmHg以下の減圧下で、少
なくとも一層のアルミニウム箔層を含むラミネー
トフイルムで形成した柔軟な容器中に密封した蓄
熱エレメント。 2 潜熱蓄熱材を容器中に密封する時の気圧が、
1mmHgから200mmHgの範囲にある特許請求の範
囲第1項記載の蓄熱エレメント。 3 潜熱蓄熱材が成形体である特許請求の範囲第
1項記載の蓄熱エレメント。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59129839A JPS619485A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 蓄熱エレメント |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59129839A JPS619485A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 蓄熱エレメント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS619485A JPS619485A (ja) | 1986-01-17 |
| JPH0556395B2 true JPH0556395B2 (ja) | 1993-08-19 |
Family
ID=15019506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59129839A Granted JPS619485A (ja) | 1984-06-22 | 1984-06-22 | 蓄熱エレメント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS619485A (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6456917A (en) * | 1987-08-08 | 1989-03-03 | Kunito Taguma | Cylinder mechanism for gasoline engine |
| JPH02140951U (ja) * | 1989-04-25 | 1990-11-26 | ||
| JP4876954B2 (ja) * | 2007-02-14 | 2012-02-15 | パナソニック株式会社 | 蓄熱装置 |
| JP4816537B2 (ja) * | 2007-03-28 | 2011-11-16 | パナソニック株式会社 | 蓄熱装置 |
| JP2009097746A (ja) * | 2007-10-15 | 2009-05-07 | Panasonic Corp | 蓄熱装置 |
| JP2009229026A (ja) * | 2008-03-25 | 2009-10-08 | Panasonic Corp | 蓄熱手段 |
| JP5607456B2 (ja) * | 2010-08-23 | 2014-10-15 | トヨタ自動車株式会社 | 潜熱蓄熱体 |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4077390A (en) * | 1976-08-02 | 1978-03-07 | Marc F. Fiedler | Reusable heat pack containing supercooled solution and means for activating same |
| JPS5629914A (en) * | 1979-08-18 | 1981-03-25 | Iseki Agricult Mach | Binder on sedge harvester |
| JPS56103273A (en) * | 1980-01-18 | 1981-08-18 | Ajinomoto Co Inc | Novel regenerative material and regenerating device using it |
| JPS5735292A (en) * | 1980-08-12 | 1982-02-25 | Mitsubishi Electric Corp | Manufacture of heat accumulation vessel |
| JPH0318490Y2 (ja) * | 1981-06-19 | 1991-04-18 | ||
| JPS57210292A (en) * | 1981-06-22 | 1982-12-23 | Hiroyuki Morita | Heat accumulating element |
| JPS5889679A (ja) * | 1981-11-24 | 1983-05-28 | Nitto Boseki Co Ltd | 潜熱蓄熱体組成物 |
-
1984
- 1984-06-22 JP JP59129839A patent/JPS619485A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS619485A (ja) | 1986-01-17 |
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| JPH0210099Y2 (ja) |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |