JPH0556516U - 車両用空調装置のエバポレータの着脱構造 - Google Patents

車両用空調装置のエバポレータの着脱構造

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JPH0556516U
JPH0556516U JP11337791U JP11337791U JPH0556516U JP H0556516 U JPH0556516 U JP H0556516U JP 11337791 U JP11337791 U JP 11337791U JP 11337791 U JP11337791 U JP 11337791U JP H0556516 U JPH0556516 U JP H0556516U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 容易にエバポレータの着脱ができ、メンテナ
ンス等の高効率化を図るものである。 【構成】 エバポレータ14を収納するクーリングケー
ス6a内部の空間にエバポレータ装着空間18に連続し
てエバポレータ着脱空間20を設けると共に、該エバポ
レータ着脱空間20に対応するクーリングケース6a及
び車両パネル4の前方側にエバポレータ14を車両2前
方から着脱可能にする開閉自在のカバー(シールカバー
25,車両防水用カバー35)を有する開口部23,3
7を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両用空調装置のエバポレータの着脱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種の車両用空調装置は、車室内側から車両に組付けられるように なっている。かかる構造の車両用空調装置においては、内部に配されるエバポレ ータをメンテナンスする場合に、該エバポレータを収納するクーリングケース自 体を車両用空調装置から取り外し、また装着しなければならなかった。そのため 、メンテナンス等をなす場合において、非常に多くの時間を費やし、ユーザ側か ら批判があった。
【0003】 かかる問題に対処するために、エバポレータを収納するクーリングケースの所 定位置に該エバポレータを着脱可能にする開口部を設けたものが、例えば実開昭 60─156009号公報に開示されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、実際に車両用空調装置を組付けた場合には、該車両用空調装置 の周囲にワイパー等のリンク機構が介在するため、該リンク機構がエバポレータ 着脱用の開口部に位置する場合には、このリンク機構が支障となってエバポレー タを取外し装着することができないという問題点があった。
【0005】 また、上記先行技術は、エバポレータを取外し装着する作業空間が車室という 非常に狭い空間であるから、作業性が悪いという不具合を有していた。
【0006】 そこで、この考案は上記問題点に鑑み、容易にエバポレータの着脱ができ、メ ンテナンス等の高効率化を図った車両用空調装置のエバポレータの着脱構造を提 供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、この考案に係る車両用空調装置のエバポレータの 着脱構造は、エバポレータを収納するクーリングケース内部の空間にエバポレー タ装着空間に連続してエバポレータ着脱空間を設けると共に、該エバポレータ着 脱空間に対応するクーリングケース及び車両パネルの前方側に前記エバポレータ を車両前方から着脱可能にする開閉自在のカバーを有する開口部を設けたもので ある。
【0008】
【作用】
したがって、支障部材(リンク機構等)を回避する位置に設けたエバポレータ 着脱空間から所定位置に設けた開口部を介してエバポレータの取外し装着がなさ れるので、エバポレータ着脱に際する支障がなく、容易に取外し装着が可能とな る。また、車両の前方からエバポレータを装脱するものであるから、作業性が向 上され、もって上記課題が解決される。
【0009】
【実施例】
以下、この考案の実施例を図面により説明する。
【0010】 図1乃至図5において、大型の車両(トラック等)に車両用空調装置を搭載し た一例が示されており、該車両用空調装置1は、車両2のキャブ3の前方の車両 パネル4の後方であって、車室内に臨む位置に搭載され、ブロアユニット5とク ーリングユニット6とエアミックスユニット7とを連結して基本的に構成されて いる。
【0011】 上記車両パネル4の前方には、車両のボディの一部となる開閉自在のカバー8 が設けられ、該カバー8を開位置に設定することで車両用空調装置1のメンテナ ンス等が行えるようになっている。なお、9は空気導入用の導入孔である。
【0012】 ブロアユニット5は、車両パネル4に開口4aに整合の外気吸入口10と内気 吸入口(図示せず)とをブロアケース5aに有し、内外気切替ドア11で選択し た吸入口からの空気をモータ12で駆動されるファン13で下流側に送風するよ うになっている。
【0013】 クーリングユニット6は、クーリングケース6aにエバポレータ14を収納し て基本的に構成され、このエバポレータ14には、膨張弁15と冷媒の供給排出 をする出入口パイプ16,17が接続されている。このクーリングケース6a内 部の空間には、エバポレータ装着空間18が形成され、該エバポレータ装着空間 18には、エバポレータ14が配設されるようになっている。このエバポレータ 装着空間18は、図4において、エバポレータ14が配設されている部位がエバ ポレータ装着空間18であると共に、このエバポレータ装着空間18に連続する 下方の位置には、エバポレータ着脱空間20が形成されている。
【0014】 エバポレータ着脱空間20は、クーリングケース6aからエバポレータ14を 着脱可能にするためのもので、例えばクーリングケース6aの下方に凹部21を 突出形成し、該凹部21で形成される空間と前記エバポレータ装着空間18の一 部を共有して構成されるものである(図4において、シール用スペーサ22を外 してエバポレータ14を下方に移動した部位がエバポレータ着脱空間20である )。これらエバポレータ装着空間18及びエバポレータ着脱空間20は、ほぼエ バポレータ14と同様の大きさに設定されている。なお、39はドレン水排出孔 である。
【0015】 すなわち、このエバポレータ14は、クーリングケース6aに収納(配設)さ れる場合には、該エバポレータ14の下方にシール用スペーサ22を介在してエ バポレータ装着空間18に配設位置され、メンテナンス等を行なう場合にあって は、シール用スペーサ22を外してエバポレータ14を下方に移動し、エバポレ ータ着脱空間20に位置させて該エバポレータ14を下記する開口部23から取 外し装着が自在にされるようになっているものである。なお、このエバポレータ 着脱空間20は、開口部23からのエバポレータ14の取外し装着が可能なよう に、図示しないワイパー等のリンク機構を回避する位置に形成されている。
【0016】 開口部23は、エバポレータ着脱空間20に位置させたエバポレータ14を車 両前方から取外し装着可能とするもので、該エバポレータ着脱空間20に対応す るクーリングユニット6の前方に形成されている。この開口部23には、4個の タッピングスクリュー24で螺合される開閉自在のシールカバー25が取外し可 能に固定されるようになっている。
【0017】 そしてこのシールカバー25の略中央には、出入口パイプ16,17の継手2 6,27を外部に出すための継手孔28,29が穿設されている。この継手26 ,27は、継手孔28,29及び該継手孔28,29の周囲に形成されたシール 挿入部30内に挿入される配管シール部材31,32の配管挿入孔33,34を 介して、下記する車両防水用カバー35の配管口36から車両パネル4の前方側 に突出されるようになっている。尚、継手26,27は、冷媒配管41,42に 結合されている。
【0018】 車両防水用カバー35は、上記開口部23に対応する車両パネル4の位置に開 口された開口部37を塞ぐためのもので、4個のボルト38で車両パネル4に螺 合されるようになっている。この開口部37は、開口部23と略同一の形状に形 成され、この開口部23及び開口部37を介して前記エバポレータ14が車両前 方から装脱できるようになっている。
【0019】 エアミックスユニット7は、ヒータケース7a内に収納のヒータコア40とエ アミックスドア(図示せず)とを有して基本的に構成され、エアミックスドアの 開度の調整により、上記エバポレータ14で冷却された空気をヒータコア40を 通過して加熱するものと、ヒータコア40をバイパスさせるものとに分け、該分 流した空気を後方の混合部で混合して温調し、該温調した空気を図示しない各吹 出口から車室内に送風するものである。
【0020】 上記構成の下に、車両用空調装置1が車両2に搭載され、エバポレータ14の 着脱は、下記する手順にて行うことができる。
【0021】 エバポレータ14は、通常は下方にシール用スペーサ22を介在してエバポレ ータ装着空間18に配設位置される。このエバポレータ装着空間18にある場合 には、図示しないワイパー等のリンク機構が支障となって着脱することができな い。しかしながら、この車両用空調装置1にあっては、エバポレータ14をエバ ポレータ着脱空間20に移動することで、開口部23及び開口部37を介してエ バポレータ14を車両前方から装脱することができる。
【0022】 すなわち、エバポレータ14の下方にあるシール用スペーサ22を取り外すと 、該エバポレータ14は図4の2点鎖線の位置に移動してエバポレータ着脱空間 20に移動位置する。この状態にあっては、取外し装着に係る支障となるものが ないから、開口部23及び開口部37を介して容易にエバポレータ14を車両前 方から取り出すことができるものである。
【0023】 したがって、エバポレータ14をエバポレータ着脱空間20に移動することで 容易に該エバポレータ14の着脱を行うことができると共に、その着脱を車両の 前方を介してなすものであるから、作業性及び作業効率が良く、メンテナンス等 を効率良く行うことができる。
【0024】 なお、この実施例においては、エバポレータ着脱空間20をエバポレータ装着 空間18の下方に設けた例を示したが、障害物を避けるに要する部位であれば、 適宜にその設定が可能である。例えば、エバポレータ着脱空間20をエバポレー タ装着空間18の下流側下方に形成しても良い。この場合には、当該部にドレン 機構を持たせると、ドレン用の防水機構が不要となる利点を有する。
【0025】
【考案の効果】 以上述べたように、この考案によれば、障害物を回避する位置に設けたエバポ レータ着脱空間から開口部を介してエバポレータの取外し装着がなされるので、 エバポレータ着脱に際する支障がなく、容易に取外し装着が可能となる。また、 車両の前方からエバポレータを装脱するものであるから、作業性が向上され、メ ンテナンス等を高効率で行うことができるという効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】車両用空調装置の車両への搭載例を示す車両正
面側からの図である。
【図2】車両用空調装置の車両への搭載例を示す平面図
である。
【図3】クーリングユニット等の分解斜視図である。
【図4】クーリングケース内へのエバポレータの設置状
態を示す図である。
【図5】クーリングユニットからエバポレータを取り外
した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 車両用空調装置 2 車両 4 車両パネル 5 ブロアユニット 5a ブロアケース 6 クーリングユニット 6a クーリングケース 7 エアミックスユニット 8 ドア 14 エバポレータ 18 エバポレータ装着空間 20 エバポレータ着脱空間 23,37 開口部 25 シールカバー 35 車両防水用カバー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エバポレータを収納するクーリングケー
    ス内部の空間にエバポレータ装着空間に連続してエバポ
    レータ着脱空間を設けると共に、該エバポレータ着脱空
    間に対応するクーリングケース及び車両パネルの前方側
    に前記エバポレータを車両前方から着脱可能にする開閉
    自在のカバーを有する開口部を設けたことを特徴とする
    車両用空調装置のエバポレータの着脱構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE112015002503B4 (de) 2014-05-27 2022-08-25 Sanden Holdings Corporation Fahrzeugklimaanlagenvorrichtung

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58110319A (ja) * 1981-12-24 1983-06-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 車両用空気調和装置
JPS60156009U (ja) * 1984-03-28 1985-10-17 三菱重工業株式会社 車両用空調装置

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