JPH055654U - 積み荷盗難防止機能を備えた貴重品手押し搬送台車 - Google Patents
積み荷盗難防止機能を備えた貴重品手押し搬送台車Info
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- JPH055654U JPH055654U JP6215791U JP6215791U JPH055654U JP H055654 U JPH055654 U JP H055654U JP 6215791 U JP6215791 U JP 6215791U JP 6215791 U JP6215791 U JP 6215791U JP H055654 U JPH055654 U JP H055654U
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Abstract
(57)【要約】
〔目的〕 重量の重い貴重品収納箱の搬送の利便性と、
搬送途上において該貴重品収納箱が盗難される危険性を
皆無とする貴重品手押し搬送台車を提供すること。 〔構成〕 積み荷積載台3と該積み荷積載台3の一端に
立設された盗難防止制御盤5と該盗難防止制御盤5上に
固設された手押し部7と前記積み荷積載台3下部の適宜
位置に所定間隔にて取付けられた複数の車輪9とかう構
成される貴重品手押し搬送台車1であって、積み荷積載
台3上面近傍に適宜間隔にて埋設された近接センサ−1
3と、該近接センサ−13と一時的に接続されている電
源15と、該電源15とともに前記近接センサ−13と
も一時的に接続されている警戒音発生ブザ−17と、キ
−式押しボタンスイッチ19とから構成される積み荷盗
難警告機構25と、連結手段29と連結手段収納箱43
とから構成される積み荷離脱防止機構37とを備えたも
のである。
搬送途上において該貴重品収納箱が盗難される危険性を
皆無とする貴重品手押し搬送台車を提供すること。 〔構成〕 積み荷積載台3と該積み荷積載台3の一端に
立設された盗難防止制御盤5と該盗難防止制御盤5上に
固設された手押し部7と前記積み荷積載台3下部の適宜
位置に所定間隔にて取付けられた複数の車輪9とかう構
成される貴重品手押し搬送台車1であって、積み荷積載
台3上面近傍に適宜間隔にて埋設された近接センサ−1
3と、該近接センサ−13と一時的に接続されている電
源15と、該電源15とともに前記近接センサ−13と
も一時的に接続されている警戒音発生ブザ−17と、キ
−式押しボタンスイッチ19とから構成される積み荷盗
難警告機構25と、連結手段29と連結手段収納箱43
とから構成される積み荷離脱防止機構37とを備えたも
のである。
Description
【0001】
本考案は、作業者が所定の届け先に向け手押し搬送台車を手押しして、貴重品
収納箱を搬送する段階において、該貴重品収納箱を盗難に係る事故から守る貴重
品手押し搬送台車に関する。
【0002】
高額の現金や宝石等の貴重品が収納され成人が手で持ち運ぶのに困難を覚える
ほどの重量となる貴重品収納箱は、従来、一般的に次のようにして特定の届け先
に搬送されている。まず、保管施設から前記したような貴重品を取り出した後、
該貴重品を前記貴重品収納箱に収納する。つぎに、該貴重品収納箱を自動車等の
輸送手段にて特定の届け先近くまで輸送する。ついで、前記貴重品収納箱を作業
者が前記自動車等の輸送手段から下ろすとともに、積み荷積載部と該積み荷積載
部の下側の適宜位置に取り付けられた複数の車輪と該積み荷積載部の一端に立設
された手押し部とから構成される手押し搬送台車の積み荷積載部上に積み込んだ
後、作業者は該手押し搬送台車を所定の貴重品届け先まで手で押して搬送するも
のである。
【0003】
しかしながら前記した従来の貴重品収納箱を搬送する方策は、単に重量の重い
貴重品収納箱を、相当距離手で持ち運ぶことの苦痛から作業者を開放することの
みを考慮したものであって、手押し搬送台車そのものには何らの盗難防止策が講
じられず、前記貴重品収納箱を盗難から守るのは作業者の注意力のみに頼るもの
である。
このため、多数の人や車が往来する雑踏のなかを、作業者が前期手押し搬送台
車を所定の届け先に向けて搬送する際に、ちょっとした作業者の隙をついて、前
記した雑踏に紛れた何人かによって前記貴重品収納箱が奪い去られる危険性が非
常に大きく、貴重品を搬送する業務においてネックとなっていた。
【0004】
本考案は前記した事情に鑑みて考案されたものであって、いかなる搬送環境下
での搬送作業であっても、また作業者の注意が散漫な状態での搬送作業となった
場合であっても、貴重品収納箱が盗難される危険性を皆無とする機能を備え、し
かも重量の重い貴重品収納箱を搬送するに便なる機能をも備えた貴重品手押し搬
送台車を提供することを目的とする。
【0005】
前記した目的を達成するため本考案が講じた解決手段は以下の如くである。
請求項(1)の考案においては、貴重品収納箱が持ち去られる前の段階で的確
な警告動作をする手段を設け、該手段の警告動作により作業者等が必要な盗難防
御動作がとれる時間的余裕を確保するものであって、積み荷と直接接触し、貴重
品手押し搬送台車を構成する積み荷積載台の上面近傍に、雑踏に紛れて何人かが
前記貴重品収納箱を持ち去ろうとして該貴重品収納箱を持ち上げることにより該
貴重品収納箱の底面が前記積み荷積載台の上面から離れたことを検知する検知手
段と、該検知手段の検知情報に基づいて持ち去ろうとした者に精神的な圧迫感を
付与すると同時に搬送作業者に注意を促す警戒音発生手段とからなる警告動作を
する機構を設ける。また、前記貴重品収納箱を前記手押し搬送台車に直接つなぎ
止め前記貴重品収納箱のみが前記貴重品手押し搬送台車から分離されて持ち去ら
れることを防止する機構を設けたものである。
具体的には、積み荷積載台と、該積み荷積載台の一端に立設された盗難防止制
御盤と、該盗難防止制御盤上に固設された手押し部と、前記積み荷積載台下部の
適宜位置に所所定間隔で取り付けられた複数の車輪とから構成される手押し搬送
台車を前提とする。そして前記積み荷積載台の上面近傍に適宜間隔にて埋設され
該積み荷積載台上に積載された積み荷が浮き上がって該積み荷積載台の上面から
離れたことを検知する複数のセンサ−と、前記盗難防止制御盤内に内蔵されるか
若しくは外部に設けられ前記複数のセンサ−の積み荷離脱検知情報により前記複
数のセンサ−と一時的に接続されている電源と、前期盗難制御盤内に内蔵される
か若しくは外部に設けられ前記複数のセンサ−の積み荷離脱検知情報により前記
電源と一時的に接続されると同時に前期複数のセンサ−とも一時的に接続され該
複数のセンサ−の積み荷離脱検知情報に応動して警戒音を発する発音体と、前期
盗難制御盤の表側若しくは裏側に設けられたキ−式押しボタンスイッチとから構
成される積み荷盗難警告機構と、前記盗難防止制御盤の近傍若しくは内部に設け
られた連結手段収納箱と、一端が積み荷の角部と連結可能な連結片に形成されて
いる一方、他端が前記連結手段収納箱の内壁若しくは前記盗難防止制御盤の表側
に固設可能な固定片に形成にされた連結手段とから構成される積み荷離脱防止機
構とを備え、上記両機構を的確に動作させることにより、積み荷盗難防止機能を
具備せしめる貴重品手押し搬送台車としたものである。
【0006】
請求項(2)の考案においては、上段に積み込まれた貴重品収納箱が一定以上
の力で引張られた場合に警戒音を発するとともに、上段に積み込まれた貴重品収
納箱のみが手押し搬送台車から分離されて持ち去られることを防止する機能を前
記積み荷離脱防止機構に付与なさしめ、前記積み荷積載台上に、複数の貴重品収
納箱が積み込まれた場合であっても、該複数の貴重品収納箱のいずれも何人かに
より持ち去られる危険性を皆無となしたものである。
具体的には、請求項(1)の考案に係る貴重品手押し搬送台車を前提とし、請
求項(1)記載の積み荷離脱防止機構が、盗難防止制御盤の近傍もしくは内部に
配設された連結手段収納箱と、該連結手段収納箱の配設位置近傍の前期盗難防止
制御盤上に取り付けられ、一端に抜き差し可能となしてアラ−ムピンが装着され
た離脱警告手段と、一端が積み荷の角部と連結可能な連結片に形成されている一
方、他端が前記連結手段収納箱の内壁もしくは前期盗難防止制御盤の表側に固定
可能な固定片に形成され、さらに該固定片と前記連結片間で分岐されるとともに
先端部が前記アラ−ムピンと連結された分岐連結片に形成される連結手段とから
構成される、積み荷盗難防止機能を備えた貴重品手押し搬送台車としたものであ
る。
【0007】
前期構成による本考案の作用は、以下の如くである。
請求項(1)の考案の構成により、キ−式押しボタンスイッチをOFF側に操
作して前記複数のセンサ−の検知動作を停止なさしめた状態で、積み荷積載台上
に貴重品収納箱を積み込むとともに該貴重品収納箱の角部を連結手段を構成する
連結片と連結する。その後、前記キ−式押しボタンスイッチをON側に操作して
前記複数のセンサ−の検知動作を復帰なさしめた状態で作業者は貴重品手押し搬
送台車を押しながら所定の届け先に向け移動する。この際に、僅かなすきをつい
て何人かが前期貴重品収納箱を持ち去るべく該貴重品収納箱を持ち上げようとす
ると、該貴重品収納箱の底面と前記積み荷積載上面間に大きな隙間が生じる。
そして、該隙間が生じたことを前記複数のセンサ−が検知すると、前記した積
み荷盗難警告機構を構成する電源、発音体、複数のセンサ−は互いに一時的に接
続状態となるため前記発音体は警告音を発する。
かかる警告音により、前記貴重品収納箱を持ち去ろうとした者に対して精神的
圧迫感が作用する一方、作業者等には該貴重品収納箱が奪われようとしている旨
の注意が喚起されることとなる。さらに、貴重品収納箱の角部は、一端が貴重品
手押し搬送台車と直接連結されている連結手段と連結されており、前記貴重品手
押台車から分離して重量の重い貴重品収納箱のみを持ち去ることが阻止される。
【0008】
請求項(2)の考案の構成により、前記したと同様にして前記複数のセンサ−
の検知動作を停止なさしめた状態で、複数の貴重品収納箱を前記積み荷積載台上
に積み込むとともに最上段に積み込まれた貴重品収納箱の角部を前期連結手段を
構成する連結片と連結する。この後、前記したと同様にして前記複数のセンサ−
の検知動作を復帰なさしめた状態で、作業者は前記貴重品手押し搬送台車を押し
ながら所定の届け先に向け移動する。この際に、前記最上段に積み込まれた貴重
品収納箱が持ち去られようとして該貴重品収納箱に一定以上の引張力が作用する
と、当該引張力が前記連結手段を構成する前記分岐連結片と前記アラ−ムピンに
順次伝達されるため、該アラ−ムピンは前記離脱警告手段から抜かれる。このた
め、該離脱警告手段は積み荷離脱警告音を発する。
かかる積み荷離脱警告音により、前記最上段の貴重品収納箱を持ち去ろうとし
た者に対して精神的な圧迫感が作用される一方、作業者は勿論のこと前記貴重品
手押し搬送台車の周辺に居合わせた一般第三者にも該貴重品収納箱が奪われよう
としている旨の注意が喚起されることになる。
また、前記引張力は前記固定片にも伝達されるが、該固定片は前記盗難防止制
御盤若しくは前記連結手段収納箱の内壁から取り外されることがないので、前記
最上段に積み込まれた貴重品収納箱は、前記貴重品手押し搬送台車から分離して
持ち去られることが阻止される。
【0009】
次に図面を参照しながら、本考案の好適な実施例を説明する。
まず請求項(1)の考案の一実施例を説明する。図1は本実施例に係る貴重品手
押し搬送台車を斜め上方から見た場合を示し、図2は積み荷積載台に複数のセン
サ−が埋設された状態を斜め上方から見た場合を示し、図3は同じく埋設された
状態を前記積み荷積載台の一部を切断して示し、図4は連結手段の一端が貴重品
収納箱の角部と連結された状態、並びに他端が連結収納箱の底辺部に取り付けら
れた状態を示し、図5はキ−式押しボタンスイッチを盗難防止制御盤に取り付け
た状態を拡大して示し、図6は警戒音発生ブザ−を盗難防止制御盤に取り付けた
状態を拡大して示したものである。
図1に示すように、1は貴重品手押し搬送台車であって、上面3aに現金や宝
石等の貴重品が詰め込まれた貴重品収納箱2が積載される積み荷積載台3と、該
積み荷積載台3の左端に立設された長方形のパネル5aと該パネル5aの各端部
に所定間隔にて突設された突起部5cを凹溝5dに挿入する等により該パネル5
aと脱着可能となして接合されている断面形状が略逆コ字状の適宜厚さのカバ−
体5bとからなる盗難防止制御盤5と、上部が若干反パネル側に屈曲された逆U
字状のパイプ状に形成され該盗難防止制御盤5上に固設された手押し部7と、前
記積み荷積載台3の下部の適宜位置に所定間隔にて回転自在となして設けられた
複数の車輪9とから構成されている。
図2及び図3に示すように、前記積み荷積載台3は中空の箱体であって、前記
上面3aに至る適宜厚さの積み荷積載部8が下側には適宜厚さの車輪支持部10
が該車輪支持部10と前記積み荷積載部8間の略断面中央部には配線等を収容す
るセンサ−側空間部4がそれぞれ設けられる一方、上面3aには該センサ−空間
部4と連通なさしめ座部11aと連通穴部11bを有する断面形状がT字状のセ
ンサ−取り付け用穴11が六箇所穿設されている。
そして該センサ−取り付け用穴11それぞれに、近接センサ−13の頭部13
aを若干3aから沈下なしめると共に、配線が取り出されている足部13bを前
記センサ−側空間部4に臨ませた状態となして設けられている。
また、図1に示すように、前記盗難防止制御盤5にはカバ−体5bの底面5e
上に配線を介して前記近接センサ−13それぞれと必要に応じて一時的に接続さ
れてる電源15が設けられている。図1及び図6に示すように、前記パネル5a
の例えば右側上部5a1には、後部17aは、前記パネル5aと前記カバ−体5
b間に現出した空間部6に突出して前記電源15と必要に応じて一時的に接続さ
れているとともに前記近接センサ−13とも一時的に接続されている一方、前部
17bは、警戒音が広く拡散するよう前記パネル5aから若干突出なさしめて取
り付けられた発音体の一例である警戒音発生ブザ−17が設けられている。図1
及び図5に示すように、19はキ−式押しボタンスイッチであって、前記カバ−
体5bを取り外して端子側20を前記パネル5aの表側から挿入し、取り付けナ
ット21を締めつけて付け回り止め金具23を前記パネル5aの裏側面と当接な
さしめることにより前記パネル5aに取り付けられている。
そして、前記近接センサ−13と前記電源15と前記警戒音発生ブザ−17と
前記キ−式押しボタンスイッチ19とから積み荷盗難警告機構25が構成され、
貴重品収納箱2が前記積みに積載台3の上面3aから浮き上がって該貴重品収納
箱2の下面とに隙間が生じたことを前記近接センサ−13が検知すると前記警戒
音発生ブザ−17が動作するようなさしめてある。
図1に示すように、27は連結手段収納箱であって、上面のみ開口が設けられ
た直方体状の箱体に形成され、前記パネル5aの表側の適宜位置に取り付けられ
ている。
また、図1及び図4に示すように、29は連結手段であって、前記積み荷積載
台3に積み込まれた前記貴重品収納箱2の角部2aに脱着自在となして取り付け
られた引っかけ片28と引っかけ可能な鉤状の連結具31と、前記連結手段収納
箱27の下側側面に固設された固定片33と、一端が前記連結具31と接合され
る一方、他端が前記固定片33と接合されているクサリ35とから構成されてい
る。
そして、前記連結段収納箱27と前記連結手段29とから積み荷離脱防止機構
37が構成され、何人かよって持ち去られようとして前記貴重品収納箱が引っ張
られても該積み荷離脱防止機構37の動作により該貴重品収納箱2は貴重品手押
し搬送台車1から離脱することがない。
【0010】
つぎに本実施例の作用を説明する。
貴重品収納箱2を自動車等の輸送手段にて所定の届け先近くまで輸送する。つぎ
に、前記キ−式押しボタンスイッチ19をOFF側に操作して前記複数の近接セ
ンサ−13の検知動作を停止した状態で、前記貴重品収納箱2を自動車等の輸送
手段から下ろして前記積み荷積載台上3に積み込むとともに該貴重品収納箱2の
角部2aに設けられた引っかけ片28と前記鉤状の連結具31とを引っかけて連
結手段29と前記貴重品収納箱2とを連結することにより該貴重品収納箱2と前
記貴重品手押し搬送台車1とを連結手段29を介して強固に連結する。ついで、
前記キ−式押しボタンスイッチ19をON側に操作して前記複数の近接センサ−
13の検知動作を復帰なさしめた状態で作業者は前記貴重品手押し搬送台車1の
手押し部7を押しながら所定の届け先に向け移動する。
かかる移動途上において、何人かが雑踏にまぎれ作業者の隙をついて、貴重品
収納箱2を奪うべく該貴重品収納箱2の手提げ部2bに手をかけて持ち上げると
該貴重品収納箱2の下面と積み荷積載台3の上面3a間に大きな隙間が生ずる。
すると、前記複数の近接センサ−13はこの隙間が生じたことを検知し、この
検知情報に基づく信号により前記積み荷盗難機構25全体が一時的に接続状態と
なる。すると前記警戒音発生ブザ−17は動作開始して警告音を発する。かかる
警告音により、貴重品収納箱2を奪おうとした者に対して精神的な圧迫感並びに
罪悪感を生起なさしめる一方、作業者は勿論のこと一般第三者に該貴重品収納箱
2が奪われようとしている旨の注意が喚起されることになる。
かかる状態となって、該貴重品収納箱2を奪おうとした者が、あわててさらに
該貴重品収納箱2を強引に持ち去ろうとして力いっぱい引っ張っても、前記積み
荷離脱防止機構37を構成する前記連結手段29を介して前記貴重品収納箱2と
前記貴重品手押し搬送台車1とが強固に連結されているので、該貴重品収納箱2
のみを該貴重品手押し搬送台車1から切り離して持ち去ることは出来ないのであ
る。
【0011】
つぎに、請求項(2)の考案の一実施例を説明する。
図7は本実施例に係る貴重品手押し搬送台車を斜め上方から見た場合を示し、
図8は本実施例に係る貴重品手押し搬送台車に備えられる積み荷離脱防止機構と
、該積み荷離脱防止機構が取り付けられた状態を示したものである。
図7に示すように、本実施例に係る貴重品手押し搬送台車39は請求項(1)
の考案の一実施例である前記した貴重品手押し搬送台車1を前提としたものであ
って、該貴重品手押し搬送台車1とは積み荷離脱防止機構の構成が異なるのみで
ある。
図8に示すように、41は本実施例に係る積み荷離脱防止機構であって、次の
ように構成された連結手段収納箱43と、該連結手段収納箱内に収納可能な連結
手段45と、該連結手段45に一定以上の引張力が作用された場合に警告音を発
する離脱警告手段47から構成されている。
該連結手段収納箱43は、上面が開口されるとともに前記パネル5aと対面す
る側の上面に固定片用穴49が穿設された直方体状の箱体に形成されている。
前記離脱警告手段は47は、前記連結手段収納箱43取り付け位置より若干上
方の前記盗難防止制御盤5上に取り付けられた離脱警告本体51と、該離脱警告
本体51の若干上側位置に嵌め込まれた警告音発音部53と、前記離脱警告本体
51の下端位置に抜き差し可能となして装着されたアラ−ムピン55とから構成
されている。また、前記連結手段45は前記積み荷積載台3上に積み込まれた二
個の貴重品収納箱2のうち上段に積み込まれた貴重品収納箱2の角部2aに脱着
可能となして取り付けられた前記引っかけ片28と引っかけ可能な鉤状の連結具
31と、前記固定片用穴49に遊嵌され前記盗難防止制御盤5上に固定された固
定片57と、一端が該固定片57と接続されている一方、他端が前記連結具31
と接続されているクサリ35と、一端が前記アラ−ムピン55と連結される一方
、他端が前記クサリ35の適宜位置と連結された分岐クサリ59とから構成され
ている。そして、前記離脱警告手段47は、一定以上の引張力が前記連結手段4
1に作用すると、当該引張力が分岐クサリ部59を介して前記アラ−ムピン55
に伝達される。すると当該引張力により該アラ−ムピン55は前記離脱警告本体
51から引き抜かれると同時に、積み荷離脱警告音を発するようなさしめてある
。
【0012】
つぎに本実施例の作用を説明する。
請求項(1)の考案の一実施例の作用にて詳述したと同様にして、複数の近接
センサ−13の検知動作を停止なさしめた状態で、二個の貴重品収納箱2を積み
荷積載台3に積み重ねた状態で積み込んだ後、最上段に積み込まれた貴重品収納
箱2の角部2aに取り付けられた引っかけ片28に前記連結手段45を構成する
連結具31引っかける。この後、前記複数の近接センサ−13の検知動作を復帰
なさしめた状態で、作業者は前記貴重品手押し搬送台車39の手押し部7を押し
ながら所定の届け先に向け移動する。かかる移動途上において、作業者の隙をつ
いて何人かが前記貴重品収納箱2を奪うべく上段の該貴重品収納箱2の手提げ部
2bを持ち上げると引張力が生起され、該引張力は引っかけ片28、連結具31
、クサリ35を順次伝達された後、該引張力の一部は前記分岐クサリ部59に残
余は前記固定片57に伝達される。
すると、前記分岐クサリ部59は前記アラ−ムピン55を引張るので該アラ−
ムピン55は前記離脱警告本体51から引き抜かれるため前記警告音発音部53
は離脱警告音を発する。かかる離脱警告音により、最上段の貴重品収納箱2を奪
おうとしたものに対し精神的な圧迫感並びに罪悪感が生起される一方、作業者等
に対し該最上段の貴重品収納箱2が奪われようとしている旨の注意が喚起される
。
一方、残余の引張力が作用される前記固定片57は、前記盗難防止制御盤5に
固定して取り付けられており、外れることがない。このため、前記最上段の貴重
品収納箱2は該貴重品収納箱2を奪うための引張力が作用されても前記貴重品手
押し搬送台車39から分離されない。
叙述した諸作用が同時に連携して発揮される結果、前記最上段の貴重品収納箱
2は奪われることなく、所定の届け先に届けられる。
【0013】
本考案は叙述のように構成されているので、つぎのような優れた効果を発揮す
るものである。
請求項(1)の考案の構成により、現金等が収納された貴重品収納箱が持ち去
られる前の段階で警戒音が発せられ、貴重品収納箱を持ち去ろうとした者に焦り
と罪悪感を生起させて強力な犯罪抑止力が働く。また、作業者には勿論のこと貴
重品手押し搬送台車周辺に居る一般第三者に貴重品収納箱が持ち去られようとし
ている旨の注意が喚起され、しかも貴重品収納箱と貴重品手押し搬送台車とは容
易には分離しえない構造となしてあるので、貴重品収納箱が奪われる前の段階で
貴重品収納箱が奪い去られないよう有効な対抗措置を早期に講ずる時間的余裕を
得ることが出来る。上記二点から前記貴重品収納箱が持ち去られる危険性は皆無
となった。
請求項(2)の考案の構成により、積み荷積載台に積み込まれる貴重品収納箱
のうち最上段の貴重品収納箱を持ち去ろうとして一定以上の引張力が作用された
場合に警告音が発せられるとともに当該最上段の貴重品収納箱を前記貴重品手押
し搬送台車から分離できない構造としたことから、該貴重品手押し搬送台車によ
り複数の貴重品収納箱を搬送する場合であっても、貴重品収納箱を持ち去られる
危険性が皆無となるとともに、より一層初期の段階で貴重品収納箱が奪われるこ
とを防止するに必要な対抗措置を講ずることがてきる。
【図1】請求項(1)の考案の一実施例に係る貴重品手
押し搬送台車を示した斜視図である。
押し搬送台車を示した斜視図である。
【図2】積み荷積載台に複数のセンサ−が埋設された状
態を示した斜視図である。
態を示した斜視図である。
【図3】同じく複数のセンサ−を埋設した状態を示した
一部省略断面図である。
一部省略断面図である。
【図4】請求項(1)の考案の一実施例に係る貴重品手
押し搬送台車に備えられる積み荷離脱防止機構を示した
斜視図である。
押し搬送台車に備えられる積み荷離脱防止機構を示した
斜視図である。
【図5】キ−式押しボタンスイッチを盗難防止制御盤に
取付けた状態を示した一部省略斜視図である。
取付けた状態を示した一部省略斜視図である。
【図6】警戒音発生ブザ−を盗難防止制御盤に取付けた
状態を示した一部省略斜視図である。
状態を示した一部省略斜視図である。
【図7】請求項(2)の考案の一実施例に係る貴重品手
押し搬送台車を示した斜視図である。
押し搬送台車を示した斜視図である。
【図8】請求項(2)の考案の一実施例に係る貴重品手
押し搬送台車に備えられる積み荷離脱防止機構並びに該
積み荷離脱防止機構の取り付けの状態を示した一部省略
斜視図である。
押し搬送台車に備えられる積み荷離脱防止機構並びに該
積み荷離脱防止機構の取り付けの状態を示した一部省略
斜視図である。
1 貴重品手押し搬送台車(請求項(1))
2 貴重品収納箱
3 積み荷積載台
13 近接センサ−
15 電源
17 警戒音発生ブザ−
19 キ−式押しボタンスイッチ
25 積み荷盗難警告機構
37 積み荷離脱防止機構(請求項(1))
39 貴重品手押し搬送台車(請求項(2))
41 積み荷離脱防止機構(請求項(2))
47 離脱警告機構
55 アラ−ムピン
59 分岐クサリ部
Claims (2)
- 【請求項1】 積み荷積載台と、該積み荷積載台の一端
に立設された盗難防止制御盤と、該盗難防止制御盤上に
固設された手押し部と、前記積み荷積載台下部の適宜位
置に所定間隔にて取り付けられた複数の車輪とから構成
される手押し搬送台車において、 前記積み荷積載台の
上面近傍に適宜間隔にて埋設され該積み荷積載台上に積
載された積み荷が浮き上がって該積み荷積載台の上面か
ら離れたことを検知する複数のセンサ−と、前記盗難防
止制御盤内に内蔵されるか若しくは外部に設けられ前記
複数のセンサ−の積み荷離脱検知情報により該複数のセ
ンサ−と一時的に接続される電源と、前記盗難防止制御
盤内に内蔵されるか若しくは外部に設けられ前記複数の
センサ−の積み荷離脱検知情報により前記電源と一時的
に接続されると同時に前記複数のセンサ−とも一時的に
接続され該複数のセンサ−の積み荷離脱検知情報に応動
して警戒音を発する発音体と、前記盗難防止制御盤の表
側若しくは裏側に設けられたキ−式押しボタンスイッチ
とから構成される積み荷盗難警告機構と、 前記盗難防止制御盤の近傍に若しくは内部に設けられた
連結手段収納箱と、一端が積み荷の角部と連結可能な連
結片に形成されている一方、他端が前記連結手段収納箱
の内壁若しくは前記盗難防止制御盤の表側に固設可能な
固定片に形成される連結手段とから構成される積み荷離
脱防止機構と、 を備えていることを特徴とする盗難防止機能を備えた貴
重品手押し搬送台車。 - 【請求項2】 請求項(1)記載の積み荷離脱防止機構
が、盗難防止制御盤の近傍若しくは内部に配設された連
結手段収納箱と、該連結手段収納箱の配設位置近傍の前
記盗難防止制御盤上に取付けられ、一端に抜き差し可能
となしてアラ−ムピンが装着された離脱警告手段と、一
端が積み荷の角部と連結可能な連結片に形成されている
一方、他端が前記連結手段収納箱の内壁若しくは前記盗
難防止制御盤の表側に固定可能な固定片に形成され、さ
らに該固定片と前記連結片間で分岐されるとともに先端
部が前記アラ−ムピンと連結された分岐連結片に形成さ
れる連結手段とから構成されていることを特徴とする請
求項(1)記載の盗難防止機能を備えた貴重品手押し搬
送台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6215791U JPH055654U (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 積み荷盗難防止機能を備えた貴重品手押し搬送台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6215791U JPH055654U (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 積み荷盗難防止機能を備えた貴重品手押し搬送台車 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH055654U true JPH055654U (ja) | 1993-01-26 |
Family
ID=13192000
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6215791U Pending JPH055654U (ja) | 1991-07-10 | 1991-07-10 | 積み荷盗難防止機能を備えた貴重品手押し搬送台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH055654U (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60102973U (ja) * | 1983-12-20 | 1985-07-13 | 石川 明治 | 溝付き金属パイプペン先 |
-
1991
- 1991-07-10 JP JP6215791U patent/JPH055654U/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60102973U (ja) * | 1983-12-20 | 1985-07-13 | 石川 明治 | 溝付き金属パイプペン先 |
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