JPH0556620B2 - - Google Patents
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- JPH0556620B2 JPH0556620B2 JP13037185A JP13037185A JPH0556620B2 JP H0556620 B2 JPH0556620 B2 JP H0556620B2 JP 13037185 A JP13037185 A JP 13037185A JP 13037185 A JP13037185 A JP 13037185A JP H0556620 B2 JPH0556620 B2 JP H0556620B2
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- fluorescent lamp
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Landscapes
- Discharge Lamp (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は電球螢光ランプ装置等に使用される
曲管形螢光ランプに関し、詳しくは管外径(バル
ブ外径)が10数mmと小さい曲管形螢光ランプに関
する。
曲管形螢光ランプに関し、詳しくは管外径(バル
ブ外径)が10数mmと小さい曲管形螢光ランプに関
する。
従来の技術
交流電源に対する接続手段のE形口金を具えた
外囲器に曲管形螢光ランプとその点灯手段を収納
した電球螢光ランプ装置は同じE形口金を有する
白熱電球と同様に手軽に利用でき、而にも同一明
るさの白熱電球に比べ消費電力が格段に少なく長
寿命であり、更に白熱電球と互換性もあることか
ら、商店、事務所、一般家庭等で賞用されてい
る。
外囲器に曲管形螢光ランプとその点灯手段を収納
した電球螢光ランプ装置は同じE形口金を有する
白熱電球と同様に手軽に利用でき、而にも同一明
るさの白熱電球に比べ消費電力が格段に少なく長
寿命であり、更に白熱電球と互換性もあることか
ら、商店、事務所、一般家庭等で賞用されてい
る。
この電球形螢光ランプ装置に用いるられ曲管形
螢光ランプはU形のものと、このU形のものを更
にU形に曲成したダブルU形のものが一般的であ
り、またこの曲管形螢光ランプの管外径は10〜20
mmと小さいものが一般的である。このような細い
曲管形螢光ランプの一例を第6図及び第7図を参
照して以下説明すると、1はダブルU形のバル
ブ、2はバルブ1内周面に塗着された螢光膜、
3,3はバルブ1の両端部に封止されたステムで
ある。ステム3,3には2本一対の支柱線4,4
…が貫通封止され、支柱線4,4…の各一対の内
側端部にはフイラメント5,5が溶接され、この
フイラメント5,5の中央部にエミツタ物質6,
6が塗着される。エミツタ物質6,6はバルブ1
にステム3,3を封止した後の排気工程でフイラ
メント5,5に通電して熱分解されて電子放射性
が付与される。
螢光ランプはU形のものと、このU形のものを更
にU形に曲成したダブルU形のものが一般的であ
り、またこの曲管形螢光ランプの管外径は10〜20
mmと小さいものが一般的である。このような細い
曲管形螢光ランプの一例を第6図及び第7図を参
照して以下説明すると、1はダブルU形のバル
ブ、2はバルブ1内周面に塗着された螢光膜、
3,3はバルブ1の両端部に封止されたステムで
ある。ステム3,3には2本一対の支柱線4,4
…が貫通封止され、支柱線4,4…の各一対の内
側端部にはフイラメント5,5が溶接され、この
フイラメント5,5の中央部にエミツタ物質6,
6が塗着される。エミツタ物質6,6はバルブ1
にステム3,3を封止した後の排気工程でフイラ
メント5,5に通電して熱分解されて電子放射性
が付与される。
この曲管形螢光ランプはバルブ外径が約13〜15
mmと小さくて、点灯時のランプ電流は約120〜250
mAである。またフイラメント5,5は次の第8
図に示すダブルコイル型フイラメント5a、又は
第11図に示すトリプルコイル型フイラメント5
bのいずれかが使用されている。
mmと小さくて、点灯時のランプ電流は約120〜250
mAである。またフイラメント5,5は次の第8
図に示すダブルコイル型フイラメント5a、又は
第11図に示すトリプルコイル型フイラメント5
bのいずれかが使用されている。
第8図のダブルコイル型フイラメント5aは第
9図と第10図に示す工程で製作される。先ず第
9図に示すようにタングステン線7aをモリブデ
ン又は鉄製の丸棒状芯材8に巻回して1次コイル
9aを作成する。次にこの芯材8入りの1次コイ
ル9aを第10図に示すように丸棒状のスチール
ピン10に巻回して2次コイル11aを作成す
る。この後、スチールピン10から2次コイル1
1aを抜いて、1次コイル9aの中の芯材8を酸
で溶解させて除去すればダブルコイル型フイラメ
ント5aが得られる。
9図と第10図に示す工程で製作される。先ず第
9図に示すようにタングステン線7aをモリブデ
ン又は鉄製の丸棒状芯材8に巻回して1次コイル
9aを作成する。次にこの芯材8入りの1次コイ
ル9aを第10図に示すように丸棒状のスチール
ピン10に巻回して2次コイル11aを作成す
る。この後、スチールピン10から2次コイル1
1aを抜いて、1次コイル9aの中の芯材8を酸
で溶解させて除去すればダブルコイル型フイラメ
ント5aが得られる。
このダブルコイル型フイラメント5aのタング
ステン線7aの線径は約0.04mm、1次コイル9a
の外径D1は約0.3mm、1次コイル9aの1mm当り
の巻数は約8.46回、2次コイル11aの外径D2は
約2.0mmである。
ステン線7aの線径は約0.04mm、1次コイル9a
の外径D1は約0.3mm、1次コイル9aの1mm当り
の巻数は約8.46回、2次コイル11aの外径D2は
約2.0mmである。
第11図及び第12図のトリプルコイル型フイ
ラメント5bは第13図乃至第15図に示す工程
で製作される。先ず第13図に示すようにタング
ステン線7bをモリブデン又は鉄製の丸棒状第1
の芯材12とこの第1の芯材12より線径の小さ
いタングステン製芯線13を重ねたものに巻回し
て1次コイル9bを作成する。次に第13図の1
次コイル9bを第14図に示すようにモリブテン
又は鉄製の丸棒状第2の芯材14に巻回して2次
コイル11bを作成する。更にこの第14図の2
次コイル11bを第15図に示すように丸棒状ス
チールピン15に巻回して3次コイル16bを作
成する。次に3次コイル16bからスチールピン
15を抜いて、3次コイル16bの中のモリブデ
ン又は鉄の各芯材12,14を酸で溶解して除去
すれば、1次コイル9bの中に芯線13のあるト
リプルコイル型フイラメント5bが得られる。
ラメント5bは第13図乃至第15図に示す工程
で製作される。先ず第13図に示すようにタング
ステン線7bをモリブデン又は鉄製の丸棒状第1
の芯材12とこの第1の芯材12より線径の小さ
いタングステン製芯線13を重ねたものに巻回し
て1次コイル9bを作成する。次に第13図の1
次コイル9bを第14図に示すようにモリブテン
又は鉄製の丸棒状第2の芯材14に巻回して2次
コイル11bを作成する。更にこの第14図の2
次コイル11bを第15図に示すように丸棒状ス
チールピン15に巻回して3次コイル16bを作
成する。次に3次コイル16bからスチールピン
15を抜いて、3次コイル16bの中のモリブデ
ン又は鉄の各芯材12,14を酸で溶解して除去
すれば、1次コイル9bの中に芯線13のあるト
リプルコイル型フイラメント5bが得られる。
このトリプルコイル型フイラメント5bのタン
グステン線7bの線径は約0.02mm、芯線13の芯
径に約0.05mm、2次コイル11bの外径D3は約
0.5mm、2次コイル11bの1mm当りの巻数は約
4.72回、3次コイル16bの外径D4は約2.0mmで
ある。
グステン線7bの線径は約0.02mm、芯線13の芯
径に約0.05mm、2次コイル11bの外径D3は約
0.5mm、2次コイル11bの1mm当りの巻数は約
4.72回、3次コイル16bの外径D4は約2.0mmで
ある。
発明が解決しようとする問題点
ところで、バルブ外径が10数mmと小さく、ラン
プ電流が約120〜150mAの曲管形螢光ランプおけ
るフイラメントは全長がフイラメント両端がバル
ブ内周面に当らないように短く(約9mmまで)制
限され、従つてフイラメントのエミツタ物質が塗
着されるボデイ部の全長、例えば前述ダブルコイ
ル型フイラメント5aにおいては2次コイル11
a部分の全長L1、前述トリプルコイル型フイラ
メント5bにおいては3次コイル16bの部分の
全長L2が長く設計できず、この全長は約3mm程
度までである。
プ電流が約120〜150mAの曲管形螢光ランプおけ
るフイラメントは全長がフイラメント両端がバル
ブ内周面に当らないように短く(約9mmまで)制
限され、従つてフイラメントのエミツタ物質が塗
着されるボデイ部の全長、例えば前述ダブルコイ
ル型フイラメント5aにおいては2次コイル11
a部分の全長L1、前述トリプルコイル型フイラ
メント5bにおいては3次コイル16bの部分の
全長L2が長く設計できず、この全長は約3mm程
度までである。
そのため、ダブルコイル型フイラメント5aに
おいては2次コイル9aのボデイ部をエミツタ物
質が十分な量だけ安定して塗着されるよう設計す
ることが難しい。またこのボデイ部にエミツタ物
質を必要量だけ塗布する作業も難しく、仮にボデ
イ部にエミツタ物質を必要量塗布しても、このエ
ミツタ物質をバルブ内の排気工程で熱分解するま
でにエミツタ物質の一部がボデイ部より落下し
て、結果的にダブルコイル型フイラメント5aの
ボデイ部に塗着されたエミツタ物質が不足する傾
向にあつて、ダブルコイル型フイラメント5aを
用いた曲管形螢光ランプの長寿命化が極めて難し
かつた。
おいては2次コイル9aのボデイ部をエミツタ物
質が十分な量だけ安定して塗着されるよう設計す
ることが難しい。またこのボデイ部にエミツタ物
質を必要量だけ塗布する作業も難しく、仮にボデ
イ部にエミツタ物質を必要量塗布しても、このエ
ミツタ物質をバルブ内の排気工程で熱分解するま
でにエミツタ物質の一部がボデイ部より落下し
て、結果的にダブルコイル型フイラメント5aの
ボデイ部に塗着されたエミツタ物質が不足する傾
向にあつて、ダブルコイル型フイラメント5aを
用いた曲管形螢光ランプの長寿命化が極めて難し
かつた。
またトリプルコイル型フイラメント5bの場合
は、ボデイ部の全長が短くても1次コイル9bの
中に芯線13が通り、この芯線13がエミツタ物
質保持能力を倍加させるので、ボデイ部に塗着さ
れるエミツタ物質の量が不足するといつた問題は
ない。しかし、トリプルコイル型フイラメント5
bは1次コイル9bにタングステンの芯線13を
通している分だけフイラメント抵抗値が小さく、
例えば電流を流さない時の冷抵抗値は約5Ωと小
さくて、ランプ始動特性を悪くする原因になつて
いた。
は、ボデイ部の全長が短くても1次コイル9bの
中に芯線13が通り、この芯線13がエミツタ物
質保持能力を倍加させるので、ボデイ部に塗着さ
れるエミツタ物質の量が不足するといつた問題は
ない。しかし、トリプルコイル型フイラメント5
bは1次コイル9bにタングステンの芯線13を
通している分だけフイラメント抵抗値が小さく、
例えば電流を流さない時の冷抵抗値は約5Ωと小
さくて、ランプ始動特性を悪くする原因になつて
いた。
即ち、螢光ランプを例えばグロースタータ方式
で点灯させる場合を考えると、螢光ランプの点灯
回路の電源スイツチを閉じるとグロースタータが
動作して螢光ランプのフイラメントに予熱電流が
流れ、これによりフイラメントの支柱線間の端子
電圧がバルブ内の絶縁破壊電圧を超えてフイラメ
ント端子間の放電(エンドグロー)が起こつてバ
ルブ内が電離されて点灯し易くなり、次にグロー
スタータが切れた時のキツク電圧で螢光ランプが
点灯する。ところが管外径の小さい曲管形螢光ラ
ンプのフイラメントに上記トリプルコイル型フイ
ラメント5bを使用して120〜250mAの少ないラ
ンプ電流で点灯させるとなると、上記フイラメン
ト5bの冷抵抗が小さいので予熱電流を流しても
フイラメント温度が十分に上らず、そのためエン
ドブローが起こり難くて、電源スイツチを閉じて
から螢光ランプが点灯するまでに時間がかかり、
悪くすると点灯しないことがあつた。そこで、ト
リプルコイル型フイラメント5bにおいてはその
設計をランプ点灯が確実に且つランプ点灯時間が
短くなるように行つているが、この設計が極めて
難しく、またフイラメント5bは最良に設計され
製作されても、これを使つた曲管形螢光ランプの
点灯時間は良くて5〜8秒と未だ長いのが現状で
ある。
で点灯させる場合を考えると、螢光ランプの点灯
回路の電源スイツチを閉じるとグロースタータが
動作して螢光ランプのフイラメントに予熱電流が
流れ、これによりフイラメントの支柱線間の端子
電圧がバルブ内の絶縁破壊電圧を超えてフイラメ
ント端子間の放電(エンドグロー)が起こつてバ
ルブ内が電離されて点灯し易くなり、次にグロー
スタータが切れた時のキツク電圧で螢光ランプが
点灯する。ところが管外径の小さい曲管形螢光ラ
ンプのフイラメントに上記トリプルコイル型フイ
ラメント5bを使用して120〜250mAの少ないラ
ンプ電流で点灯させるとなると、上記フイラメン
ト5bの冷抵抗が小さいので予熱電流を流しても
フイラメント温度が十分に上らず、そのためエン
ドブローが起こり難くて、電源スイツチを閉じて
から螢光ランプが点灯するまでに時間がかかり、
悪くすると点灯しないことがあつた。そこで、ト
リプルコイル型フイラメント5bにおいてはその
設計をランプ点灯が確実に且つランプ点灯時間が
短くなるように行つているが、この設計が極めて
難しく、またフイラメント5bは最良に設計され
製作されても、これを使つた曲管形螢光ランプの
点灯時間は良くて5〜8秒と未だ長いのが現状で
ある。
それ故に、本発明の目的は管外径が小さくラン
プ電流が120〜250mAの曲管形螢光ランプの始動
特性を改善し、長寿命化を図ることである。
プ電流が120〜250mAの曲管形螢光ランプの始動
特性を改善し、長寿命化を図ることである。
問題点を解決するための手段
本発明の上記目的を達成する技術的手段は、曲
管形螢光ランプにおける電極フイラメントに線径
が0.030〜0.050mmのタングステン線の3次巻コイ
ル構造で、その1次コイルは空芯コイルで、2次
コイルは1mm当りの巻数が2.75〜5.12回であるも
のを使用することである。
管形螢光ランプにおける電極フイラメントに線径
が0.030〜0.050mmのタングステン線の3次巻コイ
ル構造で、その1次コイルは空芯コイルで、2次
コイルは1mm当りの巻数が2.75〜5.12回であるも
のを使用することである。
作 用
上記本発明使用のフイラメントはダブルコイル
型フイラメントを3次巻きしたもの、或いはトリ
プルコイル型フイラメントから1次コイルの芯線
を除いたものと同様な構造のものであり、従つて
このフイラメントのボデイ部でのエミツタ物質保
持能力はダブルコイル型フイラメントより数段優
れ、且つ冷抵抗はトリプルコイル型フイラメント
より数倍大きく設計することが容易になり、上記
目的が達成される。
型フイラメントを3次巻きしたもの、或いはトリ
プルコイル型フイラメントから1次コイルの芯線
を除いたものと同様な構造のものであり、従つて
このフイラメントのボデイ部でのエミツタ物質保
持能力はダブルコイル型フイラメントより数段優
れ、且つ冷抵抗はトリプルコイル型フイラメント
より数倍大きく設計することが容易になり、上記
目的が達成される。
実施例
本発明の曲管形螢光ランプで使用するフイラメ
ントの構造例及びその製造例を第1詰乃至第5図
に基づき以下説明する。
ントの構造例及びその製造例を第1詰乃至第5図
に基づき以下説明する。
第1図及び第2図のフイラメント17において
18はタングステン線、19はタングステン線1
8を1次巻きした1次コイル、20は1次コイル
19を1次巻きした2次コイル、21は2次コイ
ル20を1次巻きした3次コイルである。1次、
2次、3次コイル19,20,21は各々空芯コ
イルで、このようなフイラメント17はブロツク
コイルと通称されている。
18はタングステン線、19はタングステン線1
8を1次巻きした1次コイル、20は1次コイル
19を1次巻きした2次コイル、21は2次コイ
ル20を1次巻きした3次コイルである。1次、
2次、3次コイル19,20,21は各々空芯コ
イルで、このようなフイラメント17はブロツク
コイルと通称されている。
このフイラメント17の製造工程を第3図乃至
第5図を参照して説明すると、先ず第3図に示す
ようにタングステン線18をモリブデン又は鉄製
の丸棒状第1の芯材22に巻回して1次コイル1
9を作成する。次に芯材入り1次コイル19を第
4図に示すようにモリブデン又は鉄製の丸棒状第
2の芯材23に巻回して第2コイル20を作成す
る。次に第4図の芯材入り第2コイル20を第5
図に示すようにスチールピン24に巻回して3次
コイル21を作成する。その後、スチールピン2
4から3次コイル21を抜き取り、3次コイル2
1に含まれている各芯材22,23を酸で溶解し
て除去すればブロツクコイル型フイラメント17
が得られる。
第5図を参照して説明すると、先ず第3図に示す
ようにタングステン線18をモリブデン又は鉄製
の丸棒状第1の芯材22に巻回して1次コイル1
9を作成する。次に芯材入り1次コイル19を第
4図に示すようにモリブデン又は鉄製の丸棒状第
2の芯材23に巻回して第2コイル20を作成す
る。次に第4図の芯材入り第2コイル20を第5
図に示すようにスチールピン24に巻回して3次
コイル21を作成する。その後、スチールピン2
4から3次コイル21を抜き取り、3次コイル2
1に含まれている各芯材22,23を酸で溶解し
て除去すればブロツクコイル型フイラメント17
が得られる。
ここでフイラメント17は管外径が10〜20mm、
例えば13〜15mmでランプ電流が120〜250mAの曲
管形螢光ランプに使用するものであつて、タング
ステン線18は線径が0.030〜0.050mmで好ましく
は0.035〜0.045mmの範囲のものを使用し、2次コ
イル20の1mm当りの巻数を2.75〜5.12回に設定
する。このようなフイラメント17のボデイ部
(3次コイル21)の全長L3を約3mm、2次コイ
ル20の外径D5とボデイ部の外径D6をトリプル
コイル型フイラメント5bの各外径D3、D4と同
程度に設計して、ボデイ部にエミツタ物質の塗布
を行うと、ボデイ部にはトリプルコイル型フイラ
メント5bのボデイ部と同様に簡単に必要量のエ
ミツタ物質が塗着される。またフイラメント17
はトリプルコイル型フイラメント5bからタング
ステンの芯線13を除いたものに似た構造のた
め、このフイラメント17の冷抵抗はトリプルコ
イル型フイラメント5bの冷抵抗より少なくとも
芯線13を除いた分以上に大きくなり、従つてこ
のフイラメント17を使つた曲管形螢光ランプの
始動特性が改善される。
例えば13〜15mmでランプ電流が120〜250mAの曲
管形螢光ランプに使用するものであつて、タング
ステン線18は線径が0.030〜0.050mmで好ましく
は0.035〜0.045mmの範囲のものを使用し、2次コ
イル20の1mm当りの巻数を2.75〜5.12回に設定
する。このようなフイラメント17のボデイ部
(3次コイル21)の全長L3を約3mm、2次コイ
ル20の外径D5とボデイ部の外径D6をトリプル
コイル型フイラメント5bの各外径D3、D4と同
程度に設計して、ボデイ部にエミツタ物質の塗布
を行うと、ボデイ部にはトリプルコイル型フイラ
メント5bのボデイ部と同様に簡単に必要量のエ
ミツタ物質が塗着される。またフイラメント17
はトリプルコイル型フイラメント5bからタング
ステンの芯線13を除いたものに似た構造のた
め、このフイラメント17の冷抵抗はトリプルコ
イル型フイラメント5bの冷抵抗より少なくとも
芯線13を除いた分以上に大きくなり、従つてこ
のフイラメント17を使つた曲管形螢光ランプの
始動特性が改善される。
尚、フイラメント17のタングステン線18の
線径0.030〜0.050mmの規制は次の理由による。即
ち、タングステン線18の線径を0.030mmより小
さくすると、フイラメント17の冷抵抗が大きく
なり過ぎ、且つタングステン線18の熱容量が小
さくなり過ぎ、従つてこのフイラメント17を使
つてランプ点灯させるとフイラメント温度が上昇
し過ぎて、フイラメント17のボデイ部一端にで
きる放電点(スポツト)でのタングステン線18
が蒸発し易くなつて、寿命が短くなる。逆にタン
グステン線18の線径が0.050mmを超えると、上
述と逆にフイラメント17の冷抵抗が小さくなり
過ぎ、タングステン線18の熱容量が大きくなり
過ぎて、ランプ点灯時にフイラメント温度が十分
に上らず、ランプ始動特性が悪くなる。
線径0.030〜0.050mmの規制は次の理由による。即
ち、タングステン線18の線径を0.030mmより小
さくすると、フイラメント17の冷抵抗が大きく
なり過ぎ、且つタングステン線18の熱容量が小
さくなり過ぎ、従つてこのフイラメント17を使
つてランプ点灯させるとフイラメント温度が上昇
し過ぎて、フイラメント17のボデイ部一端にで
きる放電点(スポツト)でのタングステン線18
が蒸発し易くなつて、寿命が短くなる。逆にタン
グステン線18の線径が0.050mmを超えると、上
述と逆にフイラメント17の冷抵抗が小さくなり
過ぎ、タングステン線18の熱容量が大きくなり
過ぎて、ランプ点灯時にフイラメント温度が十分
に上らず、ランプ始動特性が悪くなる。
またフイラメント17の2次コイル20の1mm
当りの巻数を2.75〜5.12回に制限した理由は次の
通りである。即ち、この巻数を2.75より少なくす
ると、2次コイル20の隙間が大きくなり過ぎて
エミツタ物質の保持能力が劣り、ボデイ部に必要
な量のエミツタ物質を塗着することが難しくなつ
て、ランプ寿命が短くなる恐れが多分にある。逆
に2次コイル20の1mm当りの巻数が5.12回を超
えると、2次コイル20の隙間が小さくなり過ぎ
て、2次コイル20の中にエミツタ物質が侵入し
難くなつて、結果的にエミツタ物質の保持能力が
劣り、ランプ寿命が短くなることがある。
当りの巻数を2.75〜5.12回に制限した理由は次の
通りである。即ち、この巻数を2.75より少なくす
ると、2次コイル20の隙間が大きくなり過ぎて
エミツタ物質の保持能力が劣り、ボデイ部に必要
な量のエミツタ物質を塗着することが難しくなつ
て、ランプ寿命が短くなる恐れが多分にある。逆
に2次コイル20の1mm当りの巻数が5.12回を超
えると、2次コイル20の隙間が小さくなり過ぎ
て、2次コイル20の中にエミツタ物質が侵入し
難くなつて、結果的にエミツタ物質の保持能力が
劣り、ランプ寿命が短くなることがある。
また、ランプ電流を120〜250mAに制限する理
由は次の通りである。即ち、ランプ電流を120m
Aより少なくすると、ランプ点灯時にフイラメン
トの一端に生成される放電点〔アークスポツト〕
の温度が充分に上昇しない。このため、陰極降下
電圧が大きくなり、フイラメントに対するイオン
衝撃が大きくなつて短寿命となる。逆に、ランプ
電流が250mAを越えると、ランプ電流に対する
タングステン線の熱容量が小さくなりすぎ、ラン
プ点灯時の放電点の温度が上昇しすぎる。このた
め、タングステン線及びエミツタが蒸発し易くな
り、短寿命となる。
由は次の通りである。即ち、ランプ電流を120m
Aより少なくすると、ランプ点灯時にフイラメン
トの一端に生成される放電点〔アークスポツト〕
の温度が充分に上昇しない。このため、陰極降下
電圧が大きくなり、フイラメントに対するイオン
衝撃が大きくなつて短寿命となる。逆に、ランプ
電流が250mAを越えると、ランプ電流に対する
タングステン線の熱容量が小さくなりすぎ、ラン
プ点灯時の放電点の温度が上昇しすぎる。このた
め、タングステン線及びエミツタが蒸発し易くな
り、短寿命となる。
次にフイラメント17の具体的寸法例を説明す
る。このフイラメント17を管外径が13〜15mmの
ランプ電流が140〜210mAの曲管形螢光ランプに
使用する場合は次の寸法が有効である。
る。このフイラメント17を管外径が13〜15mmの
ランプ電流が140〜210mAの曲管形螢光ランプに
使用する場合は次の寸法が有効である。
タングステン線18の線径=0.041mm
1次コイル19の内径D7=0.086mm
1次コイル19の外径D8=0.168mm
2次コイル20の内径D9=0.249mm
2次コイル20の外径D5=0.585mm
3次コイル21の内径D10=0.700mm
3次コイル21の外径D6=1.870mm
1次コイル19の1mm当りの巻数が13.78回
2次コイル20の1mm当りの巻数が3.94回
3次コイル21の1mm当りの巻数が7.09回
3次コイル21のボデイ部全長L3=2.8mm
この寸法のフイラメント17の両端間の全長を
9mmにして、第7図に示すステム3から延びる6
mm間隔の支柱線4,4に溶接してフイラメント1
7の冷抵抗値を測定すると約17Ωである。つまり
トリプルコイル型フイラメント5bの冷抵抗(約
5Ω)に比べ3倍強に冷抵抗が大きくなり、それ
だけランプ始動特性が向上することが分かる。
9mmにして、第7図に示すステム3から延びる6
mm間隔の支柱線4,4に溶接してフイラメント1
7の冷抵抗値を測定すると約17Ωである。つまり
トリプルコイル型フイラメント5bの冷抵抗(約
5Ω)に比べ3倍強に冷抵抗が大きくなり、それ
だけランプ始動特性が向上することが分かる。
実際、上記寸法のフイラメント17を使用した
曲管形螢光ランプを電源電圧220V、定格電流160
mA、予熱電流170〜180mAで点灯させたとこ
ろ、始動が確実で、点灯するまでに要する時間は
約3秒、長くて5秒であつた。またランプ点灯の
公称保障時間の6000時間点灯させても異常は認め
られず、本発明の有効性が実証された。
曲管形螢光ランプを電源電圧220V、定格電流160
mA、予熱電流170〜180mAで点灯させたとこ
ろ、始動が確実で、点灯するまでに要する時間は
約3秒、長くて5秒であつた。またランプ点灯の
公称保障時間の6000時間点灯させても異常は認め
られず、本発明の有効性が実証された。
発明の効果
本発明によれば、ランプ電流が120〜250mAの
曲管形螢光ランプの長寿命化が容易になり、また
フイラメントの冷抵抗が小さいので、ランプ始動
特性が向上して、商品価値大なる曲管形螢光ラン
プが提供できる。
曲管形螢光ランプの長寿命化が容易になり、また
フイラメントの冷抵抗が小さいので、ランプ始動
特性が向上して、商品価値大なる曲管形螢光ラン
プが提供できる。
第1図は本発明に係る螢光ランプで使用するフ
イラメントの正面図、第2図は第1図のA−A線
に沿う拡大断面図、第3図乃至第5図は第1図の
フイラメントの製作工程を説明するためのもの
で、第3図は1次コイル拡大正面図、第4図は2
次コイル拡大正面図、第5図は3次コイル正面図
である。第6図は曲管形螢光ランプの斜視図、第
7図は第6図の螢光ランプの部分拡大断面図であ
る。第8図は従来の曲管形螢光ランプ用フイラメ
ントの正面図、第9図及び第10図は第8図のフ
イラメントの製作工程を説明するための各正面図
である。第11図は他の従来の曲管形螢光ランプ
用フイラメントの正面図、第12図は第11図の
B−B線に沿う拡大断面図、第13図乃至第15
図は第11図のフイラメントの製作工程を説明す
るための各拡大正面図である。 17……フイラメント、18……タングステン
線、19……1次コイル、20……2次コイル、
21……3次コイル。
イラメントの正面図、第2図は第1図のA−A線
に沿う拡大断面図、第3図乃至第5図は第1図の
フイラメントの製作工程を説明するためのもの
で、第3図は1次コイル拡大正面図、第4図は2
次コイル拡大正面図、第5図は3次コイル正面図
である。第6図は曲管形螢光ランプの斜視図、第
7図は第6図の螢光ランプの部分拡大断面図であ
る。第8図は従来の曲管形螢光ランプ用フイラメ
ントの正面図、第9図及び第10図は第8図のフ
イラメントの製作工程を説明するための各正面図
である。第11図は他の従来の曲管形螢光ランプ
用フイラメントの正面図、第12図は第11図の
B−B線に沿う拡大断面図、第13図乃至第15
図は第11図のフイラメントの製作工程を説明す
るための各拡大正面図である。 17……フイラメント、18……タングステン
線、19……1次コイル、20……2次コイル、
21……3次コイル。
Claims (1)
- 1 バルブの両端に電極フイラメントを具え、か
つ、ランプ電流が120〜250mAの曲管形蛍光ラン
プであつて、電極フイラメントは線径が0.030〜
0.050mmのタングステン線の3次巻コイル構造で、
その1次コイルは空芯で、2次コイルは1mm当り
の巻数が2.75〜5.12回であることを特徴とする曲
管形蛍光ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13037185A JPS61288366A (ja) | 1985-06-15 | 1985-06-15 | 曲管形螢光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13037185A JPS61288366A (ja) | 1985-06-15 | 1985-06-15 | 曲管形螢光ランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61288366A JPS61288366A (ja) | 1986-12-18 |
| JPH0556620B2 true JPH0556620B2 (ja) | 1993-08-20 |
Family
ID=15032766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13037185A Granted JPS61288366A (ja) | 1985-06-15 | 1985-06-15 | 曲管形螢光ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61288366A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6477856A (en) * | 1987-09-18 | 1989-03-23 | Mitsubishi Electric Corp | Ring-form fluorescent lamp |
| US6809477B2 (en) * | 2002-02-21 | 2004-10-26 | General Electric Company | Fluorescent lamp electrode for instant start circuits |
| DE102013221570A1 (de) * | 2013-10-23 | 2015-05-07 | Osram Gmbh | Verfahren zum Herstellen einer Elektrodenwendel, Verfahren zum Herstellen einer Entladungslampe, Elektrodenwendel und Entladungslampe |
-
1985
- 1985-06-15 JP JP13037185A patent/JPS61288366A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61288366A (ja) | 1986-12-18 |
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