JPH055670U - 二重ダツシユパネルの遮音構造 - Google Patents
二重ダツシユパネルの遮音構造Info
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- JPH055670U JPH055670U JP5292491U JP5292491U JPH055670U JP H055670 U JPH055670 U JP H055670U JP 5292491 U JP5292491 U JP 5292491U JP 5292491 U JP5292491 U JP 5292491U JP H055670 U JPH055670 U JP H055670U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 二重ダッシュパネルの遮音性の向上を図る。
【構成】 ダッシュパネル本体2に車室側から凹ませた
凹部2bを複数形成して各凹部の底面2b’をリンフォ
ース1に溶着し、リンフォースとダッシュパネル本体と
の間に遮音材3を介在させると共に各凹部2bに発泡剤
8を有する熱融着性のグロメット7を嵌合させ、更にダ
ッシュパネル本体の車室側にメルシート4を熱溶着させ
る。
凹部2bを複数形成して各凹部の底面2b’をリンフォ
ース1に溶着し、リンフォースとダッシュパネル本体と
の間に遮音材3を介在させると共に各凹部2bに発泡剤
8を有する熱融着性のグロメット7を嵌合させ、更にダ
ッシュパネル本体の車室側にメルシート4を熱溶着させ
る。
Description
【0001】
本考案は、遮音性を高めた二重ダッシュパネルの遮音構造に関する。
【0002】
車両は、走行性能だけでなく、車内における快適性が重要な要素であり、特に 静粛さと快適な温度環境は、長距離運転による疲労を軽減するためにも重要な要 素である。車体の振動特性に余り関係なく、直接車内に透過してくる騒音があり 、その主たるものはエンジン騒音である。エンジン騒音の車内への侵入箇所は、 ダッシュパネル及びフロントフロアが主である。このため、遮音対策としてダッ シュパネル、フロントフロア回りには各種の遮音、吸音材が使用されており、ま た、ダッシュパネルの貫通孔を極力少なくすることが重要である。
【0003】 遮音性の向上を目的として二重ダッシュパネル構造がある。これは、図4に示 すようにリンフォース1とダッシュパネル本体2との間に遮音材3が充填され、 更にダッシュパネル本体2の車室側にメルシート4が熱溶着されて二重ダッシュ パネル5が構成されている。尚、このメールシート4の上に更にパッド(図示せ ず)が取付られる。
【0004】
ところで、二重ダッシュパネル5は、ダッシュパネル本体2に凹部2aが複数 箇所設けられており、これらの凹部2aは、リンフォース1に対応して設けられ た凹部1aに夫々スポット溶接により溶着されている。そして、二重ダッシュパ ネル5は、溶着部分においてリンフォース1とダッシュパネル本体2との双方が 凹んでくびれた形状をなしている。このため、リンフォース1とダッシュパネル 本体2との溶着箇所には遮音材が介在されておらず、当該溶着箇所における遮音 性が他の部分に比して著しく低下するという問題がある。
【0005】 本考案は上述の点に鑑みてなされたもので、二重構造のダッシュパネルのリン フォースとダッシュパネル本体との溶着箇所における遮音性の低下を防止するよ うにした二重ダッシュパネルの構造を提供することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために本考案によれば、ダッシュパネル本体に車室側から 凹ませた凹部を複数形成して各凹部の底面をリンフォースに溶着し、前記リンフ ォースとダッシュパネル本体との間に遮音材を介在させると共に前記各凹部に発 泡剤を有する熱融着性のグロメットを嵌合させ、更に前記ダッシュパネル本体の 車室側にメルシートを熱溶着した構造としたものである。
【0007】
リンフォースにダッシュパネル本体を離隔させて溶着する凹部内に発泡剤を有 する熱融着性のグロメットを嵌合させ、当該ダッシュパネル本体の車室側にメル シートを配設して押え付ける。この状態で加熱してダッシュパネル本体にメルシ ートを熱溶着させる。このとき熱融着性グロメットもダッシュパネル本体に融着 し、且つ凹部内で発泡剤が発泡し当該凹部内に充満する。これにより二重ダッシ ュパネルの遮音性が向上してエンジン騒音が良好に遮断される。
【0008】
以下本考案の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。尚、図4と同一部材に は同一符合を付してある。 図1及び図2において二重ダッシュパネル6のダッシュパネル本体2には例え ば、縦長の凹部2bが所定の箇所に複数形成されており、各凹部2bは、リンフ ォース1側に当該リンフォース1と当該ダッシュパネル本体2との間に形成され る遮音層の厚さと同じ深さに設定されている。そして、ダッシュパネル本体2は 、リンフォース1と図2のように合わされ、各凹部2bの底面2b’が夫々スポ ット溶接により溶着されて二重構造とされている。リンフォース1とダッシュパ ネル本体2との間には遮音材3が介在され、ダッシュパネル本体2の各凹部2b 内には夫々グロメット7が嵌合されて発泡剤8が充填されている。そして、ダッ シュパネル本体2の車室側にはメルシート4が熱溶着されている。
【0009】 グロメット7は、図3に示すように頭部7aが、ダッシュパネル本体2の凹部 2bの開口端よりも僅かに大きな形状とされ、裏面には長手方向及び幅方向にリ ブ7b、7cが形成されている。これらのリブ7bと7cとは略中央において交 差して略十字状をなしている。そして、リブ7b、7cは、ダッシュパネル本体 2の凹部2bの深さよりも僅かに低く、且つリブ7b、7cは、夫々凹部2bの 長さ、幅よりも僅かに短く設定(図2)されている。かかる形状のグロメット7 は、熱融着部材により一体に形成されている。そして、このグロメット7の裏面 には発泡剤8が、十字状のリブ7b、7cを囲繞するように設けられている。
【0010】 リンフォース1とダッシュパネル2本体とが各凹部2bにおいてスポット溶接 により溶着され、且つこれらのリンフォース1とダッシュパネル本体2との間に 遮音材3が充填される。これによりこれら両者間に遮音層が形成される。更にダ ッシュパネル本体2の凹部2b内にグロメット7が嵌合される。この状態におい てグロメット7は、頭部7aの裏面周縁が凹部2bの開口端周縁に当接し、リブ 7b、7cが発泡剤8と共に当該凹部2b内に嵌合される。そして、ダッシュパ ネル本体2の車室側にメルシート4が取り付けられ、グロメット7は、頭部7a が当該メルシート4により押え付けられて前記凹部2bに嵌合された状態に保持 される。
【0011】 次いで、メルシート4が加熱されてダッシュパネル本体2に熱溶着される。こ のときグロメット7も加熱され、頭部7aがメルシート4に融着され、裏面周縁 がダッシュパネル2の凹部2bの開口端周縁に熱融着されると共に、発泡剤8が 発泡して当該凹部2b内に充満する。即ち、ダッシュパネル2の凹部2bに発泡 剤8が充填される。これによりリンフォース1とメルシート4との間に遮音層が 略均一に形成される。この結果、二重ダッシュパネル6の遮音性が大幅に向上し てエンジン騒音が有効に遮断される。
【0012】
以上説明したように本考案によれば、ダッシュパネル本体に車室側から凹ませ た凹部を複数形成して各凹部の底面をリンフォースに溶着し、前記リンフォース とダッシュパネル本体との間に遮音材を介在させると共に前記各凹部に発泡剤を 有する熱融着性のグロメットを嵌合させ、更に前記ダッシュパネル本体の車室側 にメルシートを熱溶着して遮音するようにしたので、二重構造のダッシュパネル の遮音性が大幅に向上し、車室内をより静粛にすることが可能となる。また、構 造も簡単である等の効果がある。
【図1】本考案を適用した二重ダッシュパネルの一実施
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図2】図1の矢線II−IIに沿う断面図である。
【図3】図2の熱融着性グロメットの一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図4】従来の二重ダッシュパネルのリンフォースとダ
ッシュパネル本体との溶着部の断面図である。
ッシュパネル本体との溶着部の断面図である。
1 リンフォース 2 ダッシュパネル本体 3 遮音材 4 メルシート 6 二重ダッシュパネル 7 熱融着性グロメット 8 発泡剤
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 ダッシュパネル本体に車室側から凹ませ
た凹部を複数形成して各凹部の底面をリンフォースに溶
着し、前記リンフォースとダッシュパネル本体との間に
遮音材を介在させると共に前記各凹部に発泡剤を有する
熱融着性のグロメットを嵌合させ、更に前記ダッシュパ
ネル本体の車室側にメルシートを熱溶着することを特徴
とする二重ダッシュパネルの遮音構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5292491U JP2532523Y2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 二重ダッシュパネルの遮音構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5292491U JP2532523Y2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 二重ダッシュパネルの遮音構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH055670U true JPH055670U (ja) | 1993-01-26 |
| JP2532523Y2 JP2532523Y2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=12928387
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5292491U Expired - Lifetime JP2532523Y2 (ja) | 1991-07-09 | 1991-07-09 | 二重ダッシュパネルの遮音構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2532523Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4523108Y1 (ja) * | 1969-06-24 | 1970-09-11 |
-
1991
- 1991-07-09 JP JP5292491U patent/JP2532523Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4523108Y1 (ja) * | 1969-06-24 | 1970-09-11 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2532523Y2 (ja) | 1997-04-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19961126 |