JPH0556712U - Abs/tcsモジュレータ - Google Patents
Abs/tcsモジュレータInfo
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- JPH0556712U JPH0556712U JP414492U JP414492U JPH0556712U JP H0556712 U JPH0556712 U JP H0556712U JP 414492 U JP414492 U JP 414492U JP 414492 U JP414492 U JP 414492U JP H0556712 U JPH0556712 U JP H0556712U
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- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 34
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims abstract description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 2
- 230000000881 depressing effect Effects 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アンチスキッド用液圧ポンプが駆動中にトラ
クションコントール用液圧ポンプの液通路をオープン回
路とし、トラクションコントール用液圧ポンプからの吐
出液が循環するようにして、トラクションコントール用
液圧ポンプがキャビテーションを発生することを防止す
る。 【構成】 切換弁10はマスタシリンダMに液圧が発生
しない状態では図に示すようにバルブ22によって流路
27、28とを遮断している。マスタシリンダMに液圧
が発生するとピストン21が右方に移動し、バルブ22
を押して流路27、28とを連通する。アンチスキッド
制御時には切換弁10は開となっているため、アンチス
キッド用液圧ポンプ5と同時にTCSポンプ9が駆動さ
れても、TCSポンプ9からの吐出液は再びTCSポン
プ9の吸入口に還流するオープン回路となり、TCSポ
ンプ9を無負荷状態で運転することができる。
クションコントール用液圧ポンプの液通路をオープン回
路とし、トラクションコントール用液圧ポンプからの吐
出液が循環するようにして、トラクションコントール用
液圧ポンプがキャビテーションを発生することを防止す
る。 【構成】 切換弁10はマスタシリンダMに液圧が発生
しない状態では図に示すようにバルブ22によって流路
27、28とを遮断している。マスタシリンダMに液圧
が発生するとピストン21が右方に移動し、バルブ22
を押して流路27、28とを連通する。アンチスキッド
制御時には切換弁10は開となっているため、アンチス
キッド用液圧ポンプ5と同時にTCSポンプ9が駆動さ
れても、TCSポンプ9からの吐出液は再びTCSポン
プ9の吸入口に還流するオープン回路となり、TCSポ
ンプ9を無負荷状態で運転することができる。
Description
【0001】
本考案は、車両の制動時車輪のロックを防止するように車輪の制動力を最適に 制御することができるようにするとともに、車両の発進時に車輪の駆動スリップ を防止すべく車輪に適当な制動力を与えることができるようにしたABS/TC Sモジュレータに関するものである。
【0002】
近年、運転者の運転操作を容易にし、発進、加速性および操縦安定性を向上さ せることを目的として、制動時の車輪のロック現象を回避するスキッド制御(A BS)と車両の急発進時や急加速時等に生じる駆動輪の過大なスリップを回避す るトラクションコントロール(TCS)との機能を有するABS/TCSモジュ レータの開発が積極的に行われている。この種のABS/TCSモジュレータに ついては特開平2ー231256号公報に記載されたもの等が知られている。
【0003】 図4に基づいて特開平2ー231256号公報に記載されたブレーキ装置の概 略構成を説明すると、ブレーキ装置はマスターシリンダM、ブースタ100、パ イロット式開閉弁101、102、3位置切換弁103、リザーバ104、ポン プ105、106、前記両ポンプを駆動するモータ108、制御回路ECUおよ びこれらの弁や機器を接続する液路等から構成されている。
【0004】 このブレーキ装置の作動を簡単に説明すると、 (1)通常ブレーキ時は各切換弁は図に示す状態となっている。このため、ブレ ーキペダルの踏み込みによってマスターシリンダM内に液圧が発生すると、マス タシリンダで発生したブレーキ液圧はマスターシリンダMの吐出ポートからパイ ロット式開閉弁102、3位置切換弁103を介してブレーキシリンダに供給さ れ、ブレーキが働く。
【0005】 (2)ブレーキ作動中にスキッドが発生すると(アンチスキッド制御時)、EC Uからの信号により、3位置切換弁103が図示の状態から切換えられるととも にモータ108が駆動され液圧ポンプ105が作動する。ブレーキシリンダ10 7からリザーバ104に流入したブレーキ液は液圧ポンプ105によってマスタ シリンダMに還流される。各車輪のスキッド状態に応じて、3位置切換弁103 がECUからの信号によって切換えられながらブレーキ力保持、弛め、及び込め が繰り返され、アンチスキッド制御が行なわれる。なお、この時トラクションコ ントール用液圧ポンプ106もモータ108によって作動されるが、マスタシリ ンダで発生した液圧によってパイロット式開閉弁101は閉じているので、液圧 ポンプ106へのブレーキ液の供給は行われず、ポンプ106は加圧作用をしな い。
【0006】 (3)車両発進時に駆動輪にスリップが発生すると(トラクションコントロール 時)、ECUからの信号によって液圧ポンプ106が作動し、ブレーキ液が吐出 されると、この時の液圧でパイロット式開閉弁102が閉じる。これと同時に液 圧ポンプ106によって加圧されたブレーキ液が3位置切換弁103を介してブ レーキシリンダに供給され、車輪に制動力を付与する。この状態で3位置切換弁 103をECUからの信号で切換えることにより、各駆動輪のスリップ状態に応 じて、ブレーキ力保持、弛め、及び込めが繰り返され、トラクションコントロー ルが行なわれる。なお、この時アンチスキッド用液圧ポンプ105もモータ10 8によって作動されるが、ポンプ105は加圧作用をしない。 以上のようにして、駆動輪のロック傾向や発進時の車輪のスリップが制御され 、車両は安定した状態での車両の減速または停止あるいはスムーズな発進ができ る。
【0007】
しかしながら、上記のABS/TCSモジュレータはトラクションコントロー ル用のポンプ106とアンチスキッドブレーキ用のポンプ105が一つのモータ 108によって駆動されるようになっているため、トラクションコントロール時 あるいはアンチスキッドブレーキシステム時には、他方のポンプにはブレーキ液 の供給が行われない状態となっている。この結果、無負荷状態のポンプにはブレ ーキ液が閉じ込められた状態となり、ポンプ室内に真空室が生じまたそれが急激 に消滅する状態を繰り返すことになって所謂キャビテーション状態が発生し、異 音の原因となる。 また、キャビテーションの発生を防止するために、ポンプの吸い込み側にバル ブを設けることも考えられるが、こうしたバルブは一般に配管の径よりも小さい 内径となっているためこの部分でブレーキ液が絞られ、今度は逆にポンプ作動時 の吸い込み性が悪化するという問題を生じる。
【0008】
そこで本考案は、アンチスキッドブレーキ用ポンプとトラクションコントロー ル用のポンプが同一のモータで駆動されるようにしたABS/TCSモジュレー タにおいて、アンチスキッド用液圧ポンプが駆動中にトラクションコントール用 液圧ポンプの液通路をオープン回路とし、トラクションコントール用液圧ポンプ からの吐出液が循環するようにして、前述したキャビテーションの発生を防止で きるABS/TCSモジュレータを得ることを目的とするものであり、さらに、 従来のカットバルブと加圧ピストンとを一体化し、カットバルブもマスタシリン ダからの液圧によって作動するようにして、コストの易いABS/TCSモジュ レータを得ることを目的とする。
【0009】
このため、本考案は、アンチスキッド用液圧回路と、前記回路中に備えられア ンチスキッド制御時にホイールシリンダからの排出液を汲み出す作用をするアン チスキッド用液圧ポンプと、トラクションコントロール用液圧回路と、前記トラ クションコントロール中に備えられトラクションコントロール時のみ所定液圧を 蓄圧した低圧アキュムレータからブレーキ液を吸引しさらに吐出圧によって前記 アンチスキッド用液圧回路を介してホイールシリンダにブレーキ液圧を作用させ ることができるトラクションコントロール用液圧ポンプと、前記各ポンプを駆動 するための共通のモータとを有するABS/TCSモジュレータにおいて、前記 トラクションコントール用液圧ポンプの吸引路と吐出路とを連通する回路中にマ スタシリンダからの液圧によって前記回路を開とする切換弁を設けたことを特徴 とするものであり、
【0010】 さらに、上記ABS/TCSモジュレータにおいてアンチスキッド用液圧回路 とトラクションコントール用液圧回路とを連通する液路中に非トラクションコン トール時にはマスタシリンダとホールドバルブとを連通し、トラクションコント ール時にはマスタシリンダとホールドバルブとの連通を断つとともにトラクショ ンコントール用液圧ポンプからの吐出圧によって液圧を発生する加圧ピストン兼 用カットバルブを設けたことを特徴とするものであり、これを課題解決の手段と するものである。
【0011】
切換弁10はマスタシリンダMに液圧が発生しない状態では図に示すようにバ ルブ22によって流路27、28とを遮断している。マスタシリンダMに液圧が 発生するとピストン21が右方に移動し、バルブ22を押して流路27、28と を連通する。アンチスキッド制御時には切換弁10は開となっているため、アン チスキッド用液圧ポンプ5と同時にTCSポンプ9が駆動されても、TCSポン プ9からの吐出液は再びTCSポンプ9の吸入口に還流するオープン回路となり 、TCSポンプ9を無負荷状態で運転することができる。
【0012】
以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。 図1は本考案の実施例に係るABS/TCSモジュレータを駆動輪の液圧回路 に組み込んだ液圧配管図である。そして、これらの液圧回路中に設けられている 各バルブは図示しない公知の電子制御装置によってコントロールされるようにな っている。
【0013】 図において、Mはマスタシリンダ、1はカットバルブ、2はホールドバルブ、 3はディケイバルブ、4はリザーバであり、これらはマスタシリンダMからリザ ーバ4に至るまで駆動輪それぞれ毎に直列に接続されている。ホールドバルブ2 とディケイバルブ3との間の管路には、駆動輪に設けられているブレーキBのホ イルシリンダが接続されており、さらにディケイバルブ3とリザーバ4との間の 管路にはアンチスキッド用液圧ポンプ5の吸入ポートが接続されている。また、 アンチスキッド用液圧ポンプ5の吐出ポートは、カットバルブ1とホールドバル ブ2との間の管路に逆止弁6を介して接続されている。アンチスキッド用液圧ポ ンプ5は後述するTCSポンプ9とともに共通のモータ12によって駆動される 構成となっている。
【0014】 カットバルブ1とホールドバルブ2との間の管路には後述するTCSユニット を構成する加圧ピストン7が接続されている。TCSユニットは加圧ピストン7 と低圧アキュムレータ8とTCSポンプ9と切換弁10とリリーフバルブ11と から構成されている。加圧ピストン7とTCSポンプ9とアキュムレータ8とは 直列に接続してあり、このTCSポンプ9に並列に、切換弁10とリリーフバル ブ11とが接続してある。切換弁10はアンチスキッド制御時に、TCSポンプ 9が無負荷状態のオープン回路で駆動されるように設けられている。
【0015】 切換弁10の構成を図2に基づいて説明する。 切換弁10はバルブ本体内に収容されたピストン21、バルブ22、スプリン グ23、24から構成されており、ピストン21とバルブ本体とによって液室2 5を形成している。液室25はマスタシリンダMに連通されている。ピストン2 1は弁開ロッド26を有しており、このロッド26に対応してバルブ22が設け られ、ピストンがスプリング23の付勢力に抗して図中右方に移動することによ ってバルブ22を右方に移動し流路27、28を連通することができるようにな っている。
【0016】 したがって、この切換弁10ではマスタシリンダMに液圧が発生しない状態で は図に示すようにバルブ22によって流路27、28とは遮断されており、マス タシリンダMに液圧が発生するとピストン21が右方に移動し、バルブ22を押 して流路27、28とを連通する。このため、アンチスキッド制御時にアンチス キッド用液圧ポンプ5と同時にTCSポンプ9が駆動されても、TCSポンプ9 からの吐出液は再びTCSポンプ9の吸入口に還流するオープン回路となり、無 負荷状態での運転となる。
【0017】 また、前記加圧ピストン7はトラクションコントロール時にTCSポンプ9か らの吐出ブレーキ液圧の作用により、アンチスキッド用液圧回路にブレーキ液を 供給するためのものであり、シリンダ室内を2室に区画して形成してある。一方 の区画は液路を介してTCSポンプの吐出ポートに接続され、他方の区画は液路 を介してアンチスキッド用液圧回路のカットバルブ1とホールドバルブ2との間 に接続されている。前記他方の区画内には加圧ピストン9を常時は図中左方に押 圧している加圧スプリング71が配置してある。また、低圧アキュムレータ8は 非トラクションコントロール時に加圧ピストン7内のブレーキ液をアキュムレー タ内に蓄圧しておくためのものであり、低圧アキュムレータ内にはピストンを図 中左方に付勢するアキュムレータスプリング81が配置されている。
【0018】 そして、加圧ピストン内の加圧スプリング71とアキュムレータ内のアキュム レータスプリング81とのばね荷重は加圧スプリング71の方がアキュムレータ スプリング81より大きく設定してある。したがって、このTCSユニットの液 圧回路では、非トラクションコントロール時には加圧ピストン7は図に示すよう に加圧スプリング71によって図中左方に押圧されており、加圧ピストン内のブ レーキ液はアキュムレータスプリング81に抗してアキュムレータピストン82 を図中右方に押圧しながらアキュムレータ室内に蓄圧されている。また、このと き加圧ピストン7のアンチスキッド用油圧回路側の区画内にはアンチスキッド用 回路と連通してブレーキ液が充満している。
【0019】 TCSポンプ9はトラクションコントロール時にモータによって作動されるも のであり、前記切換弁10が閉になると回路中に液圧を発生させる。また、TC Sポンプは、ABS作動時アンチスキッド用液圧ポンプ5と連動して駆動される が、前記切換弁10の開放維持によりブレーキ液をアキュムレータ8→TCSポ ンプ9→切換弁10→アキュムレータ8と循環させ回路中に圧力を発生させない 。
【0020】 つづいて、上記の構成を有するABS/TCSモジュレータの作動の説明をす る。 (1)通常ブレーキ時 通常ブレーキ時は各切換弁は図に示す状態となっている。ブレーキペダルの踏 み込みによってマスターシリンダM内に液圧が発生し、ここで発生したブレーキ 液圧はマスターシリンダMの吐出ポートからカットバルブ1、ホールドバルブ2 を介してブレーキシリンダに供給され、ブレーキが働く。
【0021】 (2)アンチスキッド制御時 制動中に、図示しない車輪速度センサで車輪のスキッド検知されると、電子制 御回路は、車輪のスキッド状態に応じてホールドバルブ2とディケイバルブ3と アンチスキッド用液圧ポンプ5とを制御する。ブレーキ保持の信号が出力される とホールドバルブ2が閉じてマスターシリンダとホイルシリンダとの液路は遮断 されホイルシリンダのブレーキ液圧は保持される。また、図示しない電子制御装 置からブレーキ緩め信号が出力されるとホールドバルブ2が閉じてマスターシリ ンダとホイルシリンダとの液路を遮断すると同時にディケイバルブ3が開いてホ イルシリンダとリザーバとの液路を連通しホイルシリンダのブレーキ液がリザー バ4に排出されブレーキはゆるめられる。
【0022】 そして、リザーバ4に排出されたブレーキ液は、液圧制御が開始されると同時 に作動するアンチスキッド液圧ポンプ5により、マスターシリンダMに還流され る。各ホイルシリンダの液圧制御は各車輪の状態に応じてそれぞれ独立して行わ れる。なお、この時、アンチスキッド用液圧ポンプ5とともにTCSポンプ9も モータ12によって駆動されるが、TCSポンプ9はその回路中の切換弁10が マスタシリンダからの液圧によって流路16、17を連通しているため無負荷状 態の駆動となっている。
【0023】 (2)トラクション制御 車両の発進時、急発進により駆動輪がエンジンの駆動トルクが大きすぎて所定 値より大きなスリップを生じたことを図示しない車輪速度センサが検知すると、 公知の電子制御装置にその信号が入力される。
【0024】 電子制御回路は、車輪のスリップ状態に応じてホールドバルブ2とディケイバ ルブ3とアンチスキッド用液圧ポンプ5とを制御する。いま、電子制御装置から 駆動スリップの制御信号が出力されるとカットバルブ1が励磁されてマスターシ リンダMとホールドバルブ2との連通を断つ。一方、切換弁10はマスタシリン ダからの液圧が作用しないため加圧ピストン7とアキュムレータ8とを非連通状 態に維持する。これと同時にTCSポンプ9が作動を開始し、TCSポンプ9は アキュムレータ8からブレーキ液を吸引する。
【0025】 この時TCSポンプ9にはアキュムレータからの圧力の高いブレーキ液(例え ば1〜10Kg/cm2 )を吸引するためポンプ効率が良くなる。TCSポンプ 9から吐出されたブレーキ液は加圧ピストン7に供給され、加圧ピストン7を加 圧スプリング71に抗して右方へ移動する。加圧ピストン7の右方への移動によ り、加圧ピストン内のブレーキ液がホールドバルブ2を介してブレーキシリンダ に供給される。これにより、駆動輪にブレーキがかけられ駆動スリップが減少す る。また、このスリップ制御中に電子制御装置によって、ホールドバルブ2、デ ィケイバルブ3のそれぞれが制御され、各駆動輪のスリップ状態に応じて、ブレ ーキ力保持、弛め、及び込めが繰り返される。
【0026】 以上のようにして、駆動スリップを最適状態に制御することができる。そして 、駆動スリップが殆ど無くなると電子制御装置はこれを検知しTCSポンプ9の 駆動を停止するとともにカットバルブ1を図示状態に切り換える。 このようにして、本発明では、アンチスキッド制御が実行されている間、TC Sポンプ9は切換弁10を介したオープン回路によって無負荷運転となるめ、従 来のようなキャビテーションの発生を防止することがきる。
【0027】 つぎに、本考案の第2実施例を図3を参照して説明する。 第1実施例中のカットバルブ1はトラクション制御が開始されるとECUからの 信号で流路を切り換える電磁弁で構成されていたが、本実施例では、前記第1実 施例中のカットバルブ1と加圧ピストン7とを一体とし液圧によってカットバル ブを作動できるようにした点に特徴がある。 加圧ピストン兼用カットバルブ30は、バルブ本体内に収容されたピストン3 1、バルブ32、スプリング37から構成されており、ピストン31とバルブ本 体とによって液室33、36を形成している。液室33はバルブ32、流路34 を介してマスタシリンダMに連通されているとともに流路35を介してホールド バルブ2に連通されている。また、液室36はTCSポンプ9の吐出口に連通さ れている。ピストン31はバルブ32をその軸方向に所定距離移動自在に保持し ているとともにスプリング37によって図中左方に押圧され図の状態で流路34 と液室33とを連通している。
【0028】 したがって、この加圧ピストン兼用カットバルブ30では非トラクション制御 時には、TCSポンプ9からの液圧が発生しないためピストン31は図示の状態 をとり、マスタシリンダMで発生した液圧は流路34→バルブ32→液室33→ 流路35を経てブレーキシリンダに供給される。 一方、トラクション制御時にはTCSポンプ9で発生した液圧によってピスト ン31が右方に移動し、バルブ32もバネ38によって右方に移動し流路34と 液室33との連通を断つ。そしてTCSポンプ9によって発生した液圧によって ピストン31はさらに右方へ移動し、液室33内で発生した液圧はホールドバル ブ2を介してブレーキシリンダに供給される。これにより、駆動輪のスリップを 制御する。 上記のように、この実施例ではカットバルブと加圧ピストンとを一体に構成す るとともにカットバルブをも液圧で制御できるようにしたため、従来のような電 磁式の弁を使用する必要がなくコストを大幅に低減することができる。
【0029】
以上詳細に述べた如く本考案によれば、アンチスキッド制御が実行されている 間、TCSポンプはオープン回路によって無負荷運転となるめ、従来のようなキ ャビテーションの発生を防止することがきる。さらに、カットバルブも液圧で制 御できるため、従来のような電磁式の弁を使用する必要がなくコストを低減する ことができる。このため、きわめて安全性に優れかつコストの易いABS/TC Sモジュレータを得ることができた。
【図1】本考案の第1実施例に係るABS/TCSモジ
ュレータを駆動輪の液圧回路に組み込んだ液圧配管図で
ある。
ュレータを駆動輪の液圧回路に組み込んだ液圧配管図で
ある。
【図2】ABS/TCSモジュレータ内に配置する切換
弁の構造図である。
弁の構造図である。
【図3】本考案の第2実施例に係るABS/TCSモジ
ュレータを駆動輪の液圧回路に組み込んだ液圧配管図で
ある。
ュレータを駆動輪の液圧回路に組み込んだ液圧配管図で
ある。
【図4】従来のABS/TCSモジュレータを駆動輪の
液圧回路に組み込んだ液圧配管図である。
液圧回路に組み込んだ液圧配管図である。
1 カットバルブ 2 ホールドバルブ 3 ディケイバルブ 4 リザーバ 5 アンチスキッド用液圧ポンプ 7 加圧ピストン 8 アキュムレータ 9 TCSポンプ 10 切換弁 11 リリーフバルブ 12 モータ 30 加圧ピストン兼用カットバルブ
Claims (2)
- 【請求項1】 アンチスキッド用液圧回路と、前記回路
中に備えられアンチスキッド制御時にホイールシリンダ
からの排出液を汲み出す作用をするアンチスキッド用液
圧ポンプと、トラクションコントロール用液圧回路と、
前記トラクションコントロール中に備えられトラクショ
ンコントロール時のみ所定液圧を蓄圧した低圧アキュム
レータからブレーキ液を吸引しさらに吐出圧によって前
記アンチスキッド用液圧回路を介してホイールシリンダ
にブレーキ液圧を作用させることができるトラクション
コントロール用液圧ポンプと、前記各ポンプを駆動する
ための共通のモータとを有するABS/TCSモジュレ
ータにおいて、前記トラクションコントール用液圧ポン
プの吸引路と吐出路とを連通する回路中にマスタシリン
ダからの液圧によって前記回路を開とする切換弁を設け
たことを特徴とするABS/TCSモジュレータ。 - 【請求項2】 アンチスキッド用液圧回路と、前記回路
中に備えられアンチスキッド制御時にホイールシリンダ
からの排出液を汲み出す作用をするアンチスキッド用液
圧ポンプと、トラクションコントロール用液圧回路と、
前記トラクションコントロール中に備えられトラクショ
ンコントロール時のみ所定液圧を蓄圧した低圧アキュム
レータからブレーキ液を吸引しさらに吐出圧によって前
記アンチスキッド用液圧回路を介してホイールシリンダ
にブレーキ液圧を作用させることができるトラクション
コントロール用液圧ポンプと、前記各ポンプを駆動する
ための共通のモータとを有するABS/TCSモジュレ
ータにおいて、前記アンチスキッド用液圧回路と前記ト
ラクションコントール用液圧回路とを連通する液路中に
非トラクションコントール時にはマスタシリンダとホー
ルドバルブとを連通し、トラクションコントール時には
マスタシリンダとホールドバルブとの連通を断つととも
にトラクションコントール用液圧ポンプからの吐出圧に
よって液圧を発生する加圧ピストン兼用カットバルブを
設け、さらに前記トラクションコントール用液圧ポンプ
の吸引路と吐出路とを連通する回路中にマスタシリンダ
からの液圧によって前記回路を開とする切換弁を設けた
ことを特徴とするABS/TCSモジュレータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992004144U JP2561218Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | Abs/tcsモジュレータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992004144U JP2561218Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | Abs/tcsモジュレータ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0556712U true JPH0556712U (ja) | 1993-07-27 |
| JP2561218Y2 JP2561218Y2 (ja) | 1998-01-28 |
Family
ID=11576588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992004144U Expired - Lifetime JP2561218Y2 (ja) | 1992-01-10 | 1992-01-10 | Abs/tcsモジュレータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2561218Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006248460A (ja) * | 2005-03-14 | 2006-09-21 | Mazda Motor Corp | 駆動力制御装置 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62129604A (ja) * | 1985-11-28 | 1987-06-11 | 三菱重工業株式会社 | 停止中のボイラの保温方法 |
| JP3035862U (ja) * | 1996-09-17 | 1997-04-04 | 昭二 澤田 | 冷暖房用衣服 |
-
1992
- 1992-01-10 JP JP1992004144U patent/JP2561218Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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| JP2561218Y2 (ja) | 1998-01-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19970930 |