JPH0556722B2 - - Google Patents

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JPH0556722B2
JPH0556722B2 JP28259285A JP28259285A JPH0556722B2 JP H0556722 B2 JPH0556722 B2 JP H0556722B2 JP 28259285 A JP28259285 A JP 28259285A JP 28259285 A JP28259285 A JP 28259285A JP H0556722 B2 JPH0556722 B2 JP H0556722B2
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carpet
rug
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REITETSUKU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕 本発明は、所要の大きさに裁断仕上げられ置敷
使用されるセカンダリーカーペツト、アクセント
ラツグ、出入口マツト、自動車足踏マツト等の敷
物に関するものである。 〔従来の技術〕 壁際から壁際まで床全面にカーペツトを敷き詰
めた室内に、そのカーペツトの保護のため或は室
内装飾のために、その床面よりも小さい敷物が置
敷されることがある。 この種の置敷使用される敷物は、セカンダリー
カーペツト、アクセントラツグ、或は、マツトと
呼ばれるが、本発明では先に敷き詰めたカーペツ
トを“第一のカーペツト”とし、これに対応する
意味で“第二の敷物”と言うことにし、それには
表面保護のために電気カーペツトに被せるカバー
カーペツトも含むものとする。 この種第二の敷物は一般家庭の必需品ではない
が、自動車内装材としては必需品になつている。
何故なら、自動車床フレームの全面には第一のカ
ーペツトが強固に接着施行され、その上から座席
が螺子止めされてしつかり取り付けられている。
しかしスリツパ履きでの運転は禁止されているか
ら常時土足で踏まれ、従つて第一のカーペツトは
汚れ易く、他方、その敷替えは極めて困難である
からである。 通常かかる第二の敷物は、起伏の多い床面に馴
染むよう可撓で軽く作られており、常時足圧擦過
を受けてずれ移動し易い。 これを防ぐ方法として特公昭55−12251、特公
昭57−7729、実公昭59−11661、実公昭60−
24236、実公昭60−26693、特開昭56−130114、特
開昭58−132178、特開昭58−133211、特開昭59−
69006、特開昭60−176608等に開示された方法が
ある。 即ち従来法は、概して第二の敷物の裏面に、第
一のカーペツトの表面に食い込むように、摩擦係
数の大きいゴム質の突起を付けようと言うもので
ある。 〔発明が解決しようとする問題点〕 第一のカーペツトにはタフテツドカーペツト、
ウイルトンカーペツト、ニードルパンチングカー
ペツト等がある。しかし何れも表面に厚く毛羽立
つたパイルを有し、その上に置敷した第二の敷物
の上から踏圧を受けるとき、その第二の敷物に覆
われる第一のカーペツトの表面の直立していた毛
羽・パイルが一定方向に傾倒し、そのとき第二の
敷物はその傾倒方向に向けて僅かに移動する。 そして踏圧がなくなると傾倒していた第一のカ
ーペツトのパイルは弾性的に元の直立した状態に
戻る。 しかし毛羽・パイルは極めて可撓で、その繊維
は滑り易い表面となつており、又、第二の敷物は
小さく軽いものである。 それ故に第二の敷物の裏面と第一のカーペツト
のパイル先端の間で第二の敷物の自重に比例して
生じる摩擦力は微弱なものであり、従つて第一の
カーペツトのパイルの弾性的復元力によつては第
二の敷物は移動する前の元の位置に戻り難い。 このため従来、第二の敷物の裏面に凹凸や突起
を付け、それが第一のカーペツトの表面のパイル
層に食い込み、第二の敷物が第一カーペツトのパ
イル先端と常に一体的に移動するようにしようと
する前記種々の試みがなされたが十分満足できる
効果は得られていない。 〔発明の目的〕 そこで本発明は、単に置敷使用するとき恰も接
着剤で貼り合わせたかの如く第一のカーペツト表
面に密着し、使用中にずれ移動しない第二の敷物
を得ることを目的とする。 〔発明の構成〕 本発明に係る第二の敷物15は上記の目的を達
成するものであり、第二の敷物本体10の裏面
に、繊度100デニール以下の繊維12による高さ
5mm以下好ましくは0.5mm以上2mm以下の輪奈毛
13を1cm2当たり20個以上の密度で形成した有毛
布帛11が裏打されており、その輪奈毛13の繊
維12がゴム粘弾性を有する樹脂又は樹脂組成物
の皮膜14で被覆されていることを特徴とするも
のである。 即ち本発明の最も特徴とする点は、従来第二の
敷物の裏面に付けられた凹凸や突起を0.5〜2mm
の高さの輪奈毛13に変え、これを第二の敷物の
裏面に密植し、そして、その輪奈毛13の個々の
繊維12の表面をゴム粘弾性を有する樹脂又は樹
脂組成物で薄く塗膜した点にある。 輪奈毛13はタフテツド機、モケツト織機、編
機等でつくられるループパイル16によつて、或
は、平織布帛や不織布のループ状の起毛毛羽によ
つて形成することが出来る。 ここで留意すべきことは、本発明における輪奈
毛13は、太い糸条による輪奈(ループパイル1
6)を意味せず、又、朱子織組織の浮き糸の様に
単に布帛表面に浮き出た糸条を意味するものでは
ないと言うことである。 本発明における輪奈毛13について詳しく説明
すると、それは繊度20デニール以下の繊維12が
個々にループ状を成し、その中に囲まれた空隙1
7を形成しているものを意味し、従つて例えば数
十本のフイラメント12に成る総デニール20以上
の撚糸によるループパイル16は、ブラツシング
や起毛処理によつて繊維12間が分離される程度
に開毛されたものでなければ本発明に言う輪奈毛
に該当せず、又、平織編布帛や不織布の起毛品で
は、その布帛本体から浮き出た起毛毛羽繊維の根
元から根元までの浮き出し長さLが浮き出た高さ
Hの2倍以下(L≦2H)で少なくとも半円を描
く様に浮き出たものでなければ本発明に言う輪奈
毛としての用をなさない。 その様にループ状に突き出た輪奈毛13は少な
くとも1cm2当たり20個は必要であり、好ましくは
100個以上更に好ましくは1000個以上の密度をも
つて絡み合う程度に高密に形成させる。そのため
には輪奈毛13をフイラメント糸又は甘撚乃至無
撚紡績糸に成るループパイル16として形成する
とよく、好ましくは起毛処理しループパイル16
を構成する繊維12間を分離開毛し、その間に細
かい隙間が出来る様にするとよく、そのためには
捲縮加工した繊維を使用するとよい。 具体的に例示すると、繊度1〜20デニールで総
デニール50〜200のナイロンフイラメント糸をパ
イル糸とし600〜1000個/cm2の密度をもつてルー
プパイルを編成した起毛トリコツトは有毛布帛1
1として推奨される。 本発明に使用する樹脂又は樹脂組成物による皮
膜14のゴム粘弾性は、その皮膜14の組成樹脂
の柔軟度と摩擦係数によつて示され、JIS−K−
6301に示されるゴム硬さが90〔Hs〕以下で、平ら
な鉄鋼板面上での摩擦係数が0.5以上で、塑性変
形せず弾性変形する皮膜14の物性を意味し、ゴ
ム硬さが40〜80〔Hs〕で摩擦係数が0.7以上の樹
脂乃至樹脂組成物を使用すると概ね好結果が得ら
れる。 因に、ナイロンやポリエチレン等のゴム硬さは
略100〔Hs〕で摩擦係数は0.4以下(ナイロンでは
0.37、ポリエチレンでは0.27)である。 その様なゴム粘弾性を示す樹脂としては天然ゴ
ム、SBR、NBRをはじめとする合成ゴム及びエ
チレン・酢ビ共重合樹脂系やアクリル樹脂系、ポ
リウレタン樹脂系等の合成樹脂のエマルジヨン・
ラテツクス或は有機溶剤溶液が使用される。 これらの樹脂14で輪奈毛繊維12の表面を塗
膜するにはスプレー法、ロールコーター法、デイ
ツプ・ニツプ法等により全面均一に、又はドツト
プリント法や捺染プリント法により絵模様を描く
ように部分的にその樹脂溶液を布帛11に付与す
る。 かかる布帛11の処理は、第二の敷物の本体1
0に布帛11を張り合わせてから行つてもよいし
張り合わせる前に行つてもよい。 この場合留意すべきは、これらの樹脂溶液乃至
分散液を十分低粘に希釈調製し、そうすることに
よつて輪奈毛13の中の空隙17が閉じたり樹脂
で充填されてしまつたり輪奈毛同志が毛玉・塊状
に固まつてしまたりしないようにすることであ
る。 そのためには樹脂溶液乃至分散液を発泡させて
適用することは良策と言える。 〔発明の効果〕 本案第二の敷物15の裏面は、塑性変形ぜずゴ
ム硬さが90〔Hs〕以下で摩擦係数が0.5以上のゴ
ム粘弾性に優れた樹脂皮膜14で構成され、第一
のカーペツト19に対する摩擦係数も大きく、
又、その樹脂皮膜14が細かく突き出た輪奈毛繊
維12の表面に薄く形成され第二の敷物の裏面に
占める樹脂皮膜14の面積は遥かに大きく、従つ
て、毛羽立つた第一のカーペツト19のパイル繊
維の一本一本にも良く馴染み、その上、輪奈毛繊
維12はループ状を成すので形状が安定で輪奈毛
13の中の空隙17を常に弾性的に保持し、他
方、第一のカーペツト19の表面は先端の尖つた
細かい繊維のパイルであるため、輪奈毛13が第
一のカーペツト19のパイル繊維の先端に引つ掛
かり、このため第二の敷物と第一のカーペツトと
の密着度合乃至一体性は更に高まり、第一のカー
ペツトのパイルが第二の敷物の上からの踏圧を受
けて傾倒するときも踏圧が除かれ元の直立した状
態に弾性的に戻ときも、第二の敷物はこれと一体
的に変動し元の位置に戻り、以て第一のカーペツ
トの上に置敷された第二の敷物のずれ移動は効果
的に防止される。 そして第二の敷物15と第一のカーペツト19
とをずらそうとする外力が作用しても樹脂皮膜1
4に層間剥離や損傷が起きず、又、輪奈毛繊維1
2が補強芯の役目をなすので樹脂皮膜14の破断
脱離も起きず、而も、この輪奈毛繊維12は両端
がベースたる布帛本体11の内部の繊維に絡み合
つて深く根ざした輪奈毛13を形成しており、そ
の輪奈毛13が長さ2mm以下の微細なものである
から、外力を受けても抜き取られず弾性的にルー
プ形状を維持し、従つて取り外し頻繁に行われる
マツト15の洗濯にも強い耐久性を示し、この様
に本発明におけるずれ移動防止の機能は常に維持
される。 本発明第二の敷物15の裏面はゴム粘弾性に優
れた樹脂皮膜14で構成され、その樹脂皮膜14
の表面積は第二の敷物それ自体の面積に比して遥
かに大きく、従つて床板や畳等の平らな床面に置
敷してずれ移動し或は滑つたりしないと言うこと
は勿論である。 而も本発明の第二の敷物の裏面は輪奈毛繊維1
2の直立した緻密な多孔質構造を成し、床板や畳
等の吸湿性のある床材から水分を吸収し易く、同
じ多孔質構造の発泡ゴム・スポンジと異なり空隙
が真直ぐな縦長なものであるから吸収した水分を
放出し易い。そして特に床板や畳等の平らな床面
とは直立した輪奈毛13を介して点接触すること
になるので、それらの床面と第二の敷物の接触面
に水分が溜ることがなく、従つて本発明第二の敷
物は床材の腐食防止の面でも好都合であり、その
様に輪奈毛13が床面に直立し点接触する様にす
るうえでも、繊度1〜20デニールで総デニール50
〜200の弾性回復率の良いナイロンフイラメント
糸をパイル系とし、これを600〜1000個/cm2の密
度をもつて緻密にループパイルを編成した起毛ト
リコツトを有毛布帛11として使用することが推
奨される訳である。 以上の通り本発明に係る敷物は、表面がパイル
に覆われた第一のカーペツト置敷する第二の敷物
としても又通常のマツトとして置敷するときもず
れ動かず、特に、その裏面に面フアスナー(マジ
ツクテープ;登録商標)の雌型ループに相応する
輪奈毛13が介在するので、それに対応する鈎パ
イルに成る雄型面フアスナーを接着した床面に着
脱自在にそして強固に置敷施工することが出来、
而も、耐洗濯性と耐久性に優れているので出入り
の激しい出入口マツト乃至タイルカーペツトとし
て雄型面フアスナーと共に周縁を突き合わせて多
数置敷施工し汚れた部分のものを随時洗濯し或は
敷き換えるのに至便であり、又、輪奈毛13に成
る毛羽立つた裏面は透湿性を有するので和室に敷
いても畳の腐食をまねかず、而も、その様に毛羽
立つた裏面は手触りがよいので商品価値を高める
ことになる等、本発明に係る敷物は実用的で頗る
好都合である。 実施例 2.1デニール×36本(総デニール75デニール)
捲縮加工ナイロンフイラメント糸をパイル糸とし
た輪奈毛密度360個/cm2(パイル密度;タテ18
個/cm2、ヨコ20個/cm2)パイル長1.2mm、パイル
16の引き伸ばし長さ2.5mm、目付130g/m2に編
成した経編パイルニツト布帛11を起毛処理し、
各ループパイル16中のフイラメント12を輪奈
毛13に開毛し、粘度50c.p.sに調整した下記配
合表の樹脂組成物(樹脂は大日本インキ製、固形
分40%、乾燥ゴム硬さ48〔Hs〕)をスプレーにて
乾燥重量100g/m2塗工し、その樹脂組成物で各
輪奈毛繊維12に表面皮膜14を塗膜し、これを
第二の敷物本体(タフテツドカーペツト原反)1
0に裏打し裁断加工して第二の敷物15を作成し
た。 配合表 (重量部) ポリウレタンエマルジヨンF−505EL ……100 架橋剤 エポキシGR−5L(大日本インキ)
……15 浸透剤エマルゲン#106(花王アトラス)(ポリオ
キシエチレンラウリルエーテル) ……2 水 ……50.5 合計 167.5 実施例 実施例に使用した経編パイルニツト布帛11
に粘度50c.p.sに調整した下記配合表の樹脂組成
物(固形分40%、乾燥ゴム硬さ55〔Hs〕)をスプ
レーして乾燥重量100g/m2塗工し、その樹脂組
成物で各輪奈毛繊維12に表面皮膜14を塗膜
し、これを第二の敷物本体(タフテツドカーペツ
ト原反)10に裏打し裁断加工して第二の敷物1
5′を作成した。 配合表 (重量部) 天然ゴム・ラテツクス(濃度60%) ……167 硫黄(濃度50%) ……2 亜鉛華(濃度50%) ……4 ジエチルジカルバメイト亜鉛塩(濃度50%)
……4 スチレン化フエノール(濃度50%) ……4 オレイン酸カリ(濃度20%) ……10 水 ……81.5 合計 272.5 〔比較例〕 実施例に使用した樹脂組成物167.5重量部に
40メツシユのゴム粉砕粒を30重量部配合した樹脂
組成物(乾燥ゴム硬さ66〔Hs〕)を、実施例に
使用した経編パイルニツト布帛11の裏面(非パ
イル面)にドクターにより乾燥重量135g/m2
工しゴム粉砕粒の凹凸のある裏材をつくり、これ
を第二の敷物本体(タフテツドカーペツト原反)
10に裏打し裁断加工して比較試料を作成した。 〔ずれ止め効果試験〕 水平台18に、カツトパイルの第一のカーペツ
トと合板19を個々に貼り付け、実施例と実施
例と比較例及び未処理の経編パイルニツト布帛
(ブランク)の試料を幅5cm、長さ20cmに裁断し
て試験片20を作成し、それぞれ第一のカーペツ
ト及び合板19の上に載置し、それら試験片20
の片端側に底面が5cm角正方形の重り(重量1
Kg)を載せ、他端縁を幅5cmのクリツプ22で把
持して水平台18に平行に引つ張つてそれぞれの
摺動開始時の張力を測定した。 その結果、次表に示す通り本発明の実施例によ
る試験片が第一のカーペツトと合板の何れに対し
ても比較例よりも大きい張力を要した。
【表】 以上により本発明に係る敷物15が優れたずれ
止め効果を有することが確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る第二の敷物の拡
大断面図であり、第1図中の丸円内はその第二の
敷物の裏面部分を更に拡大して示している。 第2図は本発明において使用したずれ止め試験
装置の断面図である。 11……有毛布帛、12……繊維、13……輪
奈毛、14……皮膜、15……第二の敷物、16
……ループパイル、17……空隙、18……水平
台、19……カーペツト又は合板、20……試験
片、21……重り、22……クリツプ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (a) 敷物本体10の裏面に有毛布帛11が裏
    打されていること、 (b) その有毛布帛11は繊度100デニール以下の
    繊維12による高さ2mm以下の個々に別れた多
    数の輪奈毛13の密植形成されたものであるこ
    と、 (c) それらの輪奈毛13を構成する繊維12がゴ
    ム粘弾性を有する樹脂又は樹脂組成物の皮膜1
    4で被覆されていること、 (d) 樹脂又は樹脂組成物の皮膜14で被覆され繊
    維12が個々に別れて輪奈毛13を形成してい
    ること、 を特徴とする敷物15。
JP28259285A 1985-12-16 1985-12-16 敷物 Granted JPS62139606A (ja)

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