JPH0557948B2 - - Google Patents
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- JPH0557948B2 JPH0557948B2 JP25644085A JP25644085A JPH0557948B2 JP H0557948 B2 JPH0557948 B2 JP H0557948B2 JP 25644085 A JP25644085 A JP 25644085A JP 25644085 A JP25644085 A JP 25644085A JP H0557948 B2 JPH0557948 B2 JP H0557948B2
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- rear wheel
- vehicle
- steering angle
- wheel steering
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 14
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- 230000008569 process Effects 0.000 description 7
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- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D7/00—Steering linkage; Stub axles or their mountings
- B62D7/06—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins
- B62D7/14—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering
- B62D7/148—Steering linkage; Stub axles or their mountings for individually-pivoted wheels, e.g. on king-pins the pivotal axes being situated in more than one plane transverse to the longitudinal centre line of the vehicle, e.g. all-wheel steering provided with safety devices
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
Description
本発明は、前後輪操舵車の後輪転舵制御装置に
係り、特に、後輪転舵角の前輪操舵角に対する比
(舵角比)を車速に応じて制御するようにした前
後輪操舵車の後輪転舵制御装置の改良に関する。
係り、特に、後輪転舵角の前輪操舵角に対する比
(舵角比)を車速に応じて制御するようにした前
後輪操舵車の後輪転舵制御装置の改良に関する。
従来、前後輪操舵車の後輪転舵制御装置は、例
えば特開昭59−81272号公報及び特開昭59−81273
号公報に開示されるように、所定の車速値を境
に、車両が同車速値より低速にて走行していると
きに、舵角比を後輪転舵角が前輪操舵角に対し逆
相になる値に設定し、又、車両が所定の車速値よ
り高速にて走行しているとき、舵角比を後輪転舵
角が前輪操舵角に対し同相になる値に設定するよ
うにしたものが提案されている。 この後輪転舵制御装置によれば低速走行時に、
車両の回転半径を小さくすることができ、車両の
小回り性能を向上することができる。又、中高速
走行時に、車両の回転半径を大きくして車両のレ
ーンチエンジを迅速且つ容易に行うことができ
る。 しかしながら、上記従来の装置において、車速
検出部が故障した場合、車両の高速走行中に操舵
ハンドルの操作に伴なつて前輪が転舵されると、
後輪が前輪に対し逆相に転舵される可能性があ
る。このような場合に、高速走行中の車両の後輪
が前輪に対し逆相に転舵されると、車両の回転半
径が小さくなり、車両の巻込み現象(スピン)が
発生し易くなり、車両の操縦安定性が著しく悪化
するという問題点を有する。 一方、本出願人は、実願昭59−50195号(実開
昭60−161673号参照)において、後輪舵角が前輪
の操舵操作に適正に連動しないとき、後輪を、後
輪が転舵されることのない中立状態に保持するこ
とのできる後輪の操舵規制装置を提案している。 しかしながら、上記提案にあつても、車速セン
サの異常に対しては作動することがなく、高速走
行中に後輪が逆相に転舵されると、前述したよう
に、車両の回転半径が小さくなり、車両の巻込み
現象が発生するという問題点を有する。 このような問題点を解決すべく、特開昭60−
78870号公報には、エンジン回転数が高く、且つ、
変速機のギヤが、ニユートラルレンジ又はパーキ
ングレンジ以外の走行レンジであるにも拘らず、
車速センサにより車速=0が検出された時には、
車速センサの故障と判断し、後輪転舵角を零に維
持して、前輪のみが転舵される二輪操舵すること
が記載されている。 又、本出願人が提案した、実開昭60−148171号
公報には、ブレーキペダルが踏み込まれてブレー
キスイツチが閉じた時に、舵角比を固定して、後
輪の舵角を一定に保持することが記載されてい
る。
えば特開昭59−81272号公報及び特開昭59−81273
号公報に開示されるように、所定の車速値を境
に、車両が同車速値より低速にて走行していると
きに、舵角比を後輪転舵角が前輪操舵角に対し逆
相になる値に設定し、又、車両が所定の車速値よ
り高速にて走行しているとき、舵角比を後輪転舵
角が前輪操舵角に対し同相になる値に設定するよ
うにしたものが提案されている。 この後輪転舵制御装置によれば低速走行時に、
車両の回転半径を小さくすることができ、車両の
小回り性能を向上することができる。又、中高速
走行時に、車両の回転半径を大きくして車両のレ
ーンチエンジを迅速且つ容易に行うことができ
る。 しかしながら、上記従来の装置において、車速
検出部が故障した場合、車両の高速走行中に操舵
ハンドルの操作に伴なつて前輪が転舵されると、
後輪が前輪に対し逆相に転舵される可能性があ
る。このような場合に、高速走行中の車両の後輪
が前輪に対し逆相に転舵されると、車両の回転半
径が小さくなり、車両の巻込み現象(スピン)が
発生し易くなり、車両の操縦安定性が著しく悪化
するという問題点を有する。 一方、本出願人は、実願昭59−50195号(実開
昭60−161673号参照)において、後輪舵角が前輪
の操舵操作に適正に連動しないとき、後輪を、後
輪が転舵されることのない中立状態に保持するこ
とのできる後輪の操舵規制装置を提案している。 しかしながら、上記提案にあつても、車速セン
サの異常に対しては作動することがなく、高速走
行中に後輪が逆相に転舵されると、前述したよう
に、車両の回転半径が小さくなり、車両の巻込み
現象が発生するという問題点を有する。 このような問題点を解決すべく、特開昭60−
78870号公報には、エンジン回転数が高く、且つ、
変速機のギヤが、ニユートラルレンジ又はパーキ
ングレンジ以外の走行レンジであるにも拘らず、
車速センサにより車速=0が検出された時には、
車速センサの故障と判断し、後輪転舵角を零に維
持して、前輪のみが転舵される二輪操舵すること
が記載されている。 又、本出願人が提案した、実開昭60−148171号
公報には、ブレーキペダルが踏み込まれてブレー
キスイツチが閉じた時に、舵角比を固定して、後
輪の舵角を一定に保持することが記載されてい
る。
しかしながら、特開昭60−78870号の方法によ
り車速センサの故障を検出するものにおいては、
制動に伴なつて車輪のロツクが生じた場合であつ
ても、車速センサの故障と誤判定してしまうとい
う問題点があつた。 又、実開昭60−148171号においては、車速に応
じた舵角比制御を行いたい緩制動時であつても、
舵角比が固定されてしまい、操縦安定性が悪化す
るという問題点があつた。 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくな
されたもので、車速検出手段が正常であるにも係
わらず、車輪ロツクにより異常と誤検出してしま
い、後輪を不必要に故障処置後の舵角に転舵し
て、車両の操縦安定性を低下させることのない前
後輪操舵車の後輪転舵制御装置を提供することを
目的とする。
り車速センサの故障を検出するものにおいては、
制動に伴なつて車輪のロツクが生じた場合であつ
ても、車速センサの故障と誤判定してしまうとい
う問題点があつた。 又、実開昭60−148171号においては、車速に応
じた舵角比制御を行いたい緩制動時であつても、
舵角比が固定されてしまい、操縦安定性が悪化す
るという問題点があつた。 本発明は、前記従来の問題点を解消するべくな
されたもので、車速検出手段が正常であるにも係
わらず、車輪ロツクにより異常と誤検出してしま
い、後輪を不必要に故障処置後の舵角に転舵し
て、車両の操縦安定性を低下させることのない前
後輪操舵車の後輪転舵制御装置を提供することを
目的とする。
本発明は、後輪転舵角の前輪操舵角に対する比
を車速に応じて制御するようにした前後輪操舵車
の後輪転舵制御装置において、第1図にその要旨
を示す如く、車速を検出する車速検出手段1と、
前記検出車速に応じて、後輪転舵角の前輪操舵角
に対する舵角比を決定する舵角比決定手段2と、
車両が走行中であることを判定する走行判定手段
3を有し、車両が走行中である時、前記車速検出
手段1の異常を検出する異常判定手段4と、前記
車速検出手段1の異常が検出された時、車速に基
づく転舵比制御を停止する転舵比制御停止手段5
と、車両の制動装置が作動していることを検出す
る制動状態検出手段6とを備えると共に、前記制
動状態検出手段6により制動装置の作動が検出さ
れる場合には、前記異常走行手段4による車速検
出手段1の異常判定を禁止することにより、前記
目的を達成したものである。 又、本発明の実施態様は、前記走行判定手段
を、トランスミツシヨンのシフト位置検出手段及
びパーキング判定手段により構成するようにした
ものである。 又、前記転舵比制御停止手段が、後輪を中立位
置で固定する中立固定手段であるようにしたもの
である。 又、前記制動状態検出手段が、ブレーキスイツ
チであるようにしたものである。 又、前記車速検出手段の異常の検出を、車速検
出手段の出力値が零であることにより検出するよ
うにしたものである。
を車速に応じて制御するようにした前後輪操舵車
の後輪転舵制御装置において、第1図にその要旨
を示す如く、車速を検出する車速検出手段1と、
前記検出車速に応じて、後輪転舵角の前輪操舵角
に対する舵角比を決定する舵角比決定手段2と、
車両が走行中であることを判定する走行判定手段
3を有し、車両が走行中である時、前記車速検出
手段1の異常を検出する異常判定手段4と、前記
車速検出手段1の異常が検出された時、車速に基
づく転舵比制御を停止する転舵比制御停止手段5
と、車両の制動装置が作動していることを検出す
る制動状態検出手段6とを備えると共に、前記制
動状態検出手段6により制動装置の作動が検出さ
れる場合には、前記異常走行手段4による車速検
出手段1の異常判定を禁止することにより、前記
目的を達成したものである。 又、本発明の実施態様は、前記走行判定手段
を、トランスミツシヨンのシフト位置検出手段及
びパーキング判定手段により構成するようにした
ものである。 又、前記転舵比制御停止手段が、後輪を中立位
置で固定する中立固定手段であるようにしたもの
である。 又、前記制動状態検出手段が、ブレーキスイツ
チであるようにしたものである。 又、前記車速検出手段の異常の検出を、車速検
出手段の出力値が零であることにより検出するよ
うにしたものである。
本発明においては、車速検出手段が車速零を検
出したときに、車速零の出力が正常か否かを判定
し、車速検出手段の異常と判定したときは舵角比
を零に設定するようにしている。これにより、車
速検出手段の故障に起因して、車両の高速走行中
に後輪が逆相に転舵されるのを防止することがで
きる。従つて、高速走行中に車両の回転半径が小
さくなることを防止することができ、これにより
車両の巻込み現象を防止することができる。 又、制動時には、異常判定を禁止したので、車
速検出手段が正常であるにも係わらず、車輪ロツ
クにより異常と誤検出してしまい、後輪を不必要
に故障処置後の舵角に転舵して、車両の操縦安定
性を低下させることがない。
出したときに、車速零の出力が正常か否かを判定
し、車速検出手段の異常と判定したときは舵角比
を零に設定するようにしている。これにより、車
速検出手段の故障に起因して、車両の高速走行中
に後輪が逆相に転舵されるのを防止することがで
きる。従つて、高速走行中に車両の回転半径が小
さくなることを防止することができ、これにより
車両の巻込み現象を防止することができる。 又、制動時には、異常判定を禁止したので、車
速検出手段が正常であるにも係わらず、車輪ロツ
クにより異常と誤検出してしまい、後輪を不必要
に故障処置後の舵角に転舵して、車両の操縦安定
性を低下させることがない。
以下、図面を参照して本発明が採用された前後
輪操舵車の後輪転舵制御装置の実施例を詳細に説
明する。 第2図は、本発明の適用対策である車両の前輪
操舵機構20と、後輪転舵機構30と、この後輪
転舵機構30を制御する電気制御装置40を示し
ている。 前記前輪操舵機構20は、ラツクアンドピニオ
ン機構21と、この機構21のラツク部に連結さ
れた左右一対のリレーロツド22a,22bとを
備えている。前記ラツクアンドピニオン機構21
は、そのピニオン部にて操舵軸23を介して操舵
ハンドル24に連結されており、操舵ハンドル2
4の回転運動をリレーロツド22a,22bの往
複運動に変換している。前記左右リレーロツド2
2a,22bは図示しない左右タイロツド及び左
右ナツクルアーム25a,25bを介して左右前
輪26a,26bに各々連結されており、この左
右リレーロツド22a,22bにより左右前輪2
6a,26bは転舵される。 前記後輪転舵機構30は、前輪26a,26b
の操舵に連動して後輪31a,31bを転舵する
ための揺動レバー32と、この揺動レバー32の
可動支点32aを変移させるためのリニアアクチ
ユエータ33と、左右後輪31a,31bを連動
させるリレーロツド34を備えている。 前記揺動レバー32は、左ナツクルアーム25
aに連結された前側連結ロツド35を枢着した固
定点32bと、後側連結ロツド36を枢着した固
定点32cとを備え、可動支点32aが固定点3
2bと固定点32cとの間にある場合には、固定
点32cを固定点32bと逆方向に変位させる。
又、可動支点32aが固定点32cに対し固定点
32bと反対側にある場合には、固定点32cを
固定点32bと同方向に変位させる。更に可動支
点32aが固定点32c上にある場合には、固定
点32cを変位させない。以上のようにして、可
動支点32aの位置により舵角比を設定するよう
にしている。 前記リニアアクチユエータ33は、可動支点3
2aに連結したアクチユエータロツド33aを備
え、このアクチユエータロツド33aを車体横方
向に移動することにより、可動支点32aを同方
向に変位させるようにしている。 前記リレーロツド34は、左右後輪31a,3
1bを左右タイロツド(図示しない)及び左右ナ
ツクルアーム37a,37bを介して各々連結す
るものである。前記左ナツクルアーム37aには
後側連結ロツド36が連結され、揺動レバー32
の揺動により後輪31a,31bを転舵するよう
にしている。 前記電気制御装置40は、車速Vを検出する車
速センサ41と、パーキングブレーキの作動状態
を検出するパーキングブレーキスイツチ(以下
PKBスイツチと称する)42と、フツトブレー
キの作動状態を検出するブレーキスイツチ43
と、シフトレバーのニユートラルを検出するニユ
ートラルスイツチ44と、これら車速センサ4
1、PKBスイツチ42、ブレーキスイツチ43
及びニユートラルスイツチ44に基づき目標舵角
比Kを算出して、前記揺動レバー32により設定
されている設定舵角比Ksを検出する位置センサ
45との協働により、揺動レバー32の設定舵角
比Ksが目標舵角比Kに等しくなるようにリニア
アクチユエータ33を制御するマイクロコンピユ
ータ46とを備えている。 前記車速センサ41は、変速機の出力軸の回転
をピツクアツプして車速Vに比例した周波数のピ
ツクアツプ信号を発生するよう構成されている。
この車速センサ41からのピツクアツプ信号は波
形整形器41aにより矩形波信号に変換されてマ
イクロコンピユータ46に供給される。 前記PKBスイツチ42は、パーキングブレー
キが不作動状態で開成、パーキングブレーキが作
動状態で閉成の信号をマイクロコンピユータ46
に供給する。 前記ブレーキスイツチ43は、ブレーキペダル
に取付けられたストツプランプスイツチで構成さ
れている。このブレーキスイツチ43は、ブレー
キが不作動状態で開成、ブレーキが作動状態で閉
成の信号をマイクロコンピユータ46に供給す
る。 前記ニユートラルスイツチ44は、シフトレバ
ーがニユートラル位置以外の位置にあるとき開
成、シフトレバーがニユートラル位置にあるとき
閉成の信号をマイクロコンピユータ46に供給す
る。 前記位置センサ45は、リニアアクチユエータ
ロツド33aの移動位置、即ち可動支点32aの
現位置を検出して設定舵角比Ksを表すアナログ
信号を発生するように構成されている。この位置
センサ43のアナログ信号は、A/D変換器43
aによりデジタル信号に変換されて設定舵角比
Ksとしてマイクロコンピユータ46に供給され
る。 前記マイクロコンピユータ46は、前出第1図
における舵角比決定手段2、走行判定手段3、異
常判定手段4、及び転舵比制御停止手段5を構成
するものであり、第3図に示すフローチヤートに
対応するプログラム及び目標舵角比Kを算出する
ためのパラメータを記憶する読み出し専用メモリ
(以下ROMと称する)46aと、前記プログラ
ムを実行する中央処理装置(CPU)46bと、
プログラムの実行に必要な変数を一時的に記憶す
る書込み可能メモリ(RAM)46cと、前記各
センサ41,45及び各スイツチ42,43,4
4の各信号を入力する入出力インターフエイス
(I/O)46dと、前記ROM46a、CPU4
6b、RAM46c及びI/O46dをを共通に
接続するバス46eとから構成される。前記I/
O46dには、マイクロコンピユータ46から出
力されるデジタル信号をアナログ信号に変換し
て、リニアアクチユエータ33を駆動制御するデ
ジタルアナログ変換器(D/A変換器)33bが
接続されている。 以上のように構成された車両用後輪転舵制御装
置の動作を第3図のフローチヤートを用いて説明
する。 車両を始動させるために、図示しないイグニツ
シヨンスイツチを閉成すると、CPU46bは、
ステツプ100においてプログラムの実行を開始し、
ステツプ102において、各種変数及びフラグを初
期値零に設定し、且つ後述する警告ランプ47を
消灯しておく。このステツプ102において、零に
設定される各種変数及びフラグは、検出車速を表
す変数である車速Vと、前記揺動レバー32によ
り設定されるべき舵角比を表す変数である目標舵
角比Kと、前記揺動レバー32により現在設定さ
れている舵角比を表す変数である設定舵角比Ks
と、値が零にて正常を表し、値が1にて故障を表
す車速センサ故障フラグKFLGとがある。 次に、プログラムはステツプ104に進み、この
ステツプ104において、車速センサ41から波形
整形器41aを介して供給される車速信号に基づ
き車速Vを算出し、この車速VをRAM46cに
記憶する。 次に、ステツプ106に進み、このステツプ106に
て、CPU46bは、前出ステツプ104にて算出さ
れた車速Vが零か否かを判定する。このステツプ
106において、否と判定される場合、即ち車速V
が零でない、つまり車速センサが正常であると判
断される時には、ステツプ108に進む。 このステツプ108において、前記検出車速Vに
対する目標舵角比Kを、ROM46aに記憶した
パラメータに基づき、第4図に示される舵角比特
性に応じて算出して、RAM46cに記憶する。
この結果、第4図に示す如く、目標舵角比Kは、
車速Vが大きくなるに従つて、その絶対値が大き
な負の値から、その絶対値が大きな正の値に連続
して変化する値に設定され、又、車速Vが所定値
Voに等しい時は零に設定される。なお、舵角比
が負とは後輪が前輪に対して逆相に転舵されるこ
とを、舵角比が正とは後輪が前輪に対し同相に転
舵されることを、舵角比が零とは後輪が転舵され
ないことをそれぞれ意味する。 前出ステツプ108における目標舵角比Kの算出
後、プログラムはステツプ110に進み、このステ
ツプ110にて、CPU46bは、位置センサ45か
らA/D変換器45aを介して供給される設定舵
角比Ksを読み込む。次に、ステツプ112に進み、
このステツプ112にて、CPU46bは設定舵角比
Ksが目標舵角比Kに等しいか否かを判定する。 このステツプ112において、否と判定される場
合、即ち設定舵角比Ksが目標舵角比Kに等しく
ないと判断される場合には、プログラムはステツ
プ114に進み、このステツプ114にて、目標舵角比
Kと設定舵角比Ksとの差を表すデジタル信号を
D/A変換器33bに出力する。このD/A変換
器33bは、このデジタル信号をアナログ信号に
変換して上記差に対応した大きさの駆動制御信号
をリニアアクチユエータ33に出力する。リニア
アクチユエータ33は、アクチユエータロツド3
3aを介して可動支点32aを、前記揺動レバー
32が目標舵角比Kを設定する方向に変位させ
る。 次に、プログラムはステツプ110に戻り、CPU
46bは設定舵角比Ksが目標舵角比Kに等しく
なるまで、ステツプ110〜114の循環処理を続け
る。 このステツプ110〜114の循環処理により、設定
舵角比Ksが目標舵角比Kに等しくなると、CPU
46bはステツプ112にて、正と判定して、プロ
グラムをステツプ116に進める。このステツプ116
にて、CPU46bは、目標舵角比Kと設定舵角
比Ksとの差即ち零を表すデジタル信号をD/A
変換器33bに出力する。これにより、このD/
A変換器33bは、リニアアクチユエータ33へ
の駆動制御信号の出力を停止し、リニアアクチユ
エータ33による可動支点32aの変位が停止さ
れる。 このステツプ116の処理後、プログラムはステ
ツプ118に進み、このステツプ118において、車速
センサ故障フラグKFLGが1か否かが判定され
る。このステツプ118において否と判定される場
合、即ち車速センサ41が正常であると判断され
る場合には、プログラムはステツプ104に戻り、
CPU46bはステツプ104〜118の循環処理を続
け、舵角比Kが第4図に示すような舵角比特性に
基づいて設定される。 このような状態において、操舵ハンドル24の
左方向(又は右方向)の回動に応じて左右前輪2
6a,26bが左方向(又は右方向)に操舵され
ると、この操舵力は、左ナツクルアーム25a、
前側連結ロツド35、揺動レバー32、後側連結
ロツド36、左ナツクルアーム37a、リレーロ
ツド34及び右ナツクルアーム37bに伝達され
る。これにより、左右後輪31a,31bは揺動
レバー32により設定されている舵角比に応じて
転舵される。 このとき、車速Vが所定値Voより小さければ、
舵角比は車速Vが大きくなるに従つてその絶対値
が小さくなる負の値に設定されるので、左右後輪
31a,31bは右方向(又は左方向)即ち左右
前輪26a,26bに対し逆相に転舵され、その
転舵角は車速Vが大きくなるに従つて小さくな
る。 又、車速Vが所定値Voに等しければ、舵角比
はに設定されているので、左右後輪31a,31
bは転舵されない。 又、車速Vが所定値Voより大きければ、舵角
比は車速Vが大きくなるに従つてその絶対値が大
きくなる正の値に設定されるので、左右後輪31
a,31bは左方向(又は右方向)即ち左右前輪
26a,26bに対し同相に転舵され、その転舵
角は車速Vが大きくなるに従つて大きくなる。 一方、前出ステツプ106において正と判定され
る場合には、即ち車速が零と判断される場合に
は、プログラムはステツプ120に進み、このステ
ツプ120においてPKBスイツチ42がONか否か
が判定される。このステツプ120において正と判
定される場合、即ちパーキングブレーキが作動状
態であると判断された場合には、ステツプ108に
戻る。 又、前出ステツプ120において、否と判定され
る場合、即ちパーキングブレーキが不作動状態で
あると判断される場合には、プログラムはステツ
プ122に進み、このステツプ122において、ブレー
キスイツチ43がONか否かが判定される。この
ステツプ122において正と判定される場合、即ち
フツトブレーキが作動状態であると判断される場
合には、プログラムはステツプ108に戻る。 又、前出ステツプ122において否と判定される
場合、即ちフツトブレーキが不作動状態であると
判断される場合には、プログラムはステツプ124
に進む。このステツプ124において、ニユートラ
ルスイツチ44がONか否かが判定される。この
ステツプ124において正と判定される場合、即ち
シフトレバーがニユートラル位置にあると判断さ
れる場合には、ステツプ108に戻る。 又、前出ステツプ124において、否と判定され
る場合、即ちシフトレバーがニユートラル位置に
ないと判断される場合には、プログラムはステツ
プ126に進む。 以上のようなステツプ106、120〜124のプログ
ラムの処理により、車速Vが零で、ブレーキが不
作動状態で、且つシフトレバーがニユートラル以
外であるときは、車速センサ41の故障と判断さ
れる。 次に、プログラムはステツプ126に進み、この
ステツプ126において目標舵角比Kを零として、
この舵角比をRAM46cに記憶する。 次に、ステツプ128に進み、このステツプ128に
おいて、車速センサ故障フラグKFLGを1に設定
し、RAM46cに記憶する。このステツプ128
の処理後、プログラムはステツプ110に戻り、ス
テツプ110以下の処理を行い、舵角比を零とする。
舵角比を零に設定後は、プログラムはステツプ
118に進み、車速センサ故障フラグKFLGが1か
否かが判定される。 このステツプ118において、正と判定される場
合、即ち車速センサが故障と判断される場合に
は、プログラムはステツプ130に進み、このステ
ツプ130において、車速センサ41の故障を知ら
せる警告ランプ47を点灯させる。次に、プログ
ラムはステツプ132に進み、このステツプ132にお
いて後輪転舵制御は停止される。 上記のような動作説明からも理解できる通り、
本実施例によれば、車速センサ41が正常である
場合には、舵角比Kは第4図に示される舵角比特
性に基づいて決定され、車速Vが増加するに従つ
て負から正に連続的に変化し、車両の回転半径は
車速Vの増加に応じて大きくなる。従つて、車速
Vの増加に伴つて大きくなり且つ車両の回転半径
の減少に伴つて大きくなる車両のスリツプ角が一
定値以上にならず、これにより、車両の操縦安定
性は良好に保たれた上で、低速時の車両の小回り
性能が充分に発揮される。 一方、車速センサ41が故障した場合には、常
時車速零と検出するようになるため、高速走行時
に舵角比が逆相に設定され、この状態でハンドル
操作をすると、車両の巻込み現象が発生し易くな
るが、車速センサ41の故障時に舵角比Kを常時
零と設定することにより、高速走行時の車両の操
縦安定性を確保することができる。 なお、前記実施例において、後輪転舵機構30
は、揺動レバー32と、この揺動レバー32の可
動支点32aを変移させるリニアアクチユエータ
33と、左右後輪31a,31bを連動させるリ
レーロツド34とを備えたものとされたが、本発
明はこれに限定されることなく、後輪転舵機構
は、リニアアクチユエータ33により可動支点3
2aが変位される揺動レバー32に替えて、左右
後輪31a,31bを連動させる左右リレーロツ
ド34を直接駆動するリニアアクチユエータ(図
示しない)を設けたものとしてもよい。
輪操舵車の後輪転舵制御装置の実施例を詳細に説
明する。 第2図は、本発明の適用対策である車両の前輪
操舵機構20と、後輪転舵機構30と、この後輪
転舵機構30を制御する電気制御装置40を示し
ている。 前記前輪操舵機構20は、ラツクアンドピニオ
ン機構21と、この機構21のラツク部に連結さ
れた左右一対のリレーロツド22a,22bとを
備えている。前記ラツクアンドピニオン機構21
は、そのピニオン部にて操舵軸23を介して操舵
ハンドル24に連結されており、操舵ハンドル2
4の回転運動をリレーロツド22a,22bの往
複運動に変換している。前記左右リレーロツド2
2a,22bは図示しない左右タイロツド及び左
右ナツクルアーム25a,25bを介して左右前
輪26a,26bに各々連結されており、この左
右リレーロツド22a,22bにより左右前輪2
6a,26bは転舵される。 前記後輪転舵機構30は、前輪26a,26b
の操舵に連動して後輪31a,31bを転舵する
ための揺動レバー32と、この揺動レバー32の
可動支点32aを変移させるためのリニアアクチ
ユエータ33と、左右後輪31a,31bを連動
させるリレーロツド34を備えている。 前記揺動レバー32は、左ナツクルアーム25
aに連結された前側連結ロツド35を枢着した固
定点32bと、後側連結ロツド36を枢着した固
定点32cとを備え、可動支点32aが固定点3
2bと固定点32cとの間にある場合には、固定
点32cを固定点32bと逆方向に変位させる。
又、可動支点32aが固定点32cに対し固定点
32bと反対側にある場合には、固定点32cを
固定点32bと同方向に変位させる。更に可動支
点32aが固定点32c上にある場合には、固定
点32cを変位させない。以上のようにして、可
動支点32aの位置により舵角比を設定するよう
にしている。 前記リニアアクチユエータ33は、可動支点3
2aに連結したアクチユエータロツド33aを備
え、このアクチユエータロツド33aを車体横方
向に移動することにより、可動支点32aを同方
向に変位させるようにしている。 前記リレーロツド34は、左右後輪31a,3
1bを左右タイロツド(図示しない)及び左右ナ
ツクルアーム37a,37bを介して各々連結す
るものである。前記左ナツクルアーム37aには
後側連結ロツド36が連結され、揺動レバー32
の揺動により後輪31a,31bを転舵するよう
にしている。 前記電気制御装置40は、車速Vを検出する車
速センサ41と、パーキングブレーキの作動状態
を検出するパーキングブレーキスイツチ(以下
PKBスイツチと称する)42と、フツトブレー
キの作動状態を検出するブレーキスイツチ43
と、シフトレバーのニユートラルを検出するニユ
ートラルスイツチ44と、これら車速センサ4
1、PKBスイツチ42、ブレーキスイツチ43
及びニユートラルスイツチ44に基づき目標舵角
比Kを算出して、前記揺動レバー32により設定
されている設定舵角比Ksを検出する位置センサ
45との協働により、揺動レバー32の設定舵角
比Ksが目標舵角比Kに等しくなるようにリニア
アクチユエータ33を制御するマイクロコンピユ
ータ46とを備えている。 前記車速センサ41は、変速機の出力軸の回転
をピツクアツプして車速Vに比例した周波数のピ
ツクアツプ信号を発生するよう構成されている。
この車速センサ41からのピツクアツプ信号は波
形整形器41aにより矩形波信号に変換されてマ
イクロコンピユータ46に供給される。 前記PKBスイツチ42は、パーキングブレー
キが不作動状態で開成、パーキングブレーキが作
動状態で閉成の信号をマイクロコンピユータ46
に供給する。 前記ブレーキスイツチ43は、ブレーキペダル
に取付けられたストツプランプスイツチで構成さ
れている。このブレーキスイツチ43は、ブレー
キが不作動状態で開成、ブレーキが作動状態で閉
成の信号をマイクロコンピユータ46に供給す
る。 前記ニユートラルスイツチ44は、シフトレバ
ーがニユートラル位置以外の位置にあるとき開
成、シフトレバーがニユートラル位置にあるとき
閉成の信号をマイクロコンピユータ46に供給す
る。 前記位置センサ45は、リニアアクチユエータ
ロツド33aの移動位置、即ち可動支点32aの
現位置を検出して設定舵角比Ksを表すアナログ
信号を発生するように構成されている。この位置
センサ43のアナログ信号は、A/D変換器43
aによりデジタル信号に変換されて設定舵角比
Ksとしてマイクロコンピユータ46に供給され
る。 前記マイクロコンピユータ46は、前出第1図
における舵角比決定手段2、走行判定手段3、異
常判定手段4、及び転舵比制御停止手段5を構成
するものであり、第3図に示すフローチヤートに
対応するプログラム及び目標舵角比Kを算出する
ためのパラメータを記憶する読み出し専用メモリ
(以下ROMと称する)46aと、前記プログラ
ムを実行する中央処理装置(CPU)46bと、
プログラムの実行に必要な変数を一時的に記憶す
る書込み可能メモリ(RAM)46cと、前記各
センサ41,45及び各スイツチ42,43,4
4の各信号を入力する入出力インターフエイス
(I/O)46dと、前記ROM46a、CPU4
6b、RAM46c及びI/O46dをを共通に
接続するバス46eとから構成される。前記I/
O46dには、マイクロコンピユータ46から出
力されるデジタル信号をアナログ信号に変換し
て、リニアアクチユエータ33を駆動制御するデ
ジタルアナログ変換器(D/A変換器)33bが
接続されている。 以上のように構成された車両用後輪転舵制御装
置の動作を第3図のフローチヤートを用いて説明
する。 車両を始動させるために、図示しないイグニツ
シヨンスイツチを閉成すると、CPU46bは、
ステツプ100においてプログラムの実行を開始し、
ステツプ102において、各種変数及びフラグを初
期値零に設定し、且つ後述する警告ランプ47を
消灯しておく。このステツプ102において、零に
設定される各種変数及びフラグは、検出車速を表
す変数である車速Vと、前記揺動レバー32によ
り設定されるべき舵角比を表す変数である目標舵
角比Kと、前記揺動レバー32により現在設定さ
れている舵角比を表す変数である設定舵角比Ks
と、値が零にて正常を表し、値が1にて故障を表
す車速センサ故障フラグKFLGとがある。 次に、プログラムはステツプ104に進み、この
ステツプ104において、車速センサ41から波形
整形器41aを介して供給される車速信号に基づ
き車速Vを算出し、この車速VをRAM46cに
記憶する。 次に、ステツプ106に進み、このステツプ106に
て、CPU46bは、前出ステツプ104にて算出さ
れた車速Vが零か否かを判定する。このステツプ
106において、否と判定される場合、即ち車速V
が零でない、つまり車速センサが正常であると判
断される時には、ステツプ108に進む。 このステツプ108において、前記検出車速Vに
対する目標舵角比Kを、ROM46aに記憶した
パラメータに基づき、第4図に示される舵角比特
性に応じて算出して、RAM46cに記憶する。
この結果、第4図に示す如く、目標舵角比Kは、
車速Vが大きくなるに従つて、その絶対値が大き
な負の値から、その絶対値が大きな正の値に連続
して変化する値に設定され、又、車速Vが所定値
Voに等しい時は零に設定される。なお、舵角比
が負とは後輪が前輪に対して逆相に転舵されるこ
とを、舵角比が正とは後輪が前輪に対し同相に転
舵されることを、舵角比が零とは後輪が転舵され
ないことをそれぞれ意味する。 前出ステツプ108における目標舵角比Kの算出
後、プログラムはステツプ110に進み、このステ
ツプ110にて、CPU46bは、位置センサ45か
らA/D変換器45aを介して供給される設定舵
角比Ksを読み込む。次に、ステツプ112に進み、
このステツプ112にて、CPU46bは設定舵角比
Ksが目標舵角比Kに等しいか否かを判定する。 このステツプ112において、否と判定される場
合、即ち設定舵角比Ksが目標舵角比Kに等しく
ないと判断される場合には、プログラムはステツ
プ114に進み、このステツプ114にて、目標舵角比
Kと設定舵角比Ksとの差を表すデジタル信号を
D/A変換器33bに出力する。このD/A変換
器33bは、このデジタル信号をアナログ信号に
変換して上記差に対応した大きさの駆動制御信号
をリニアアクチユエータ33に出力する。リニア
アクチユエータ33は、アクチユエータロツド3
3aを介して可動支点32aを、前記揺動レバー
32が目標舵角比Kを設定する方向に変位させ
る。 次に、プログラムはステツプ110に戻り、CPU
46bは設定舵角比Ksが目標舵角比Kに等しく
なるまで、ステツプ110〜114の循環処理を続け
る。 このステツプ110〜114の循環処理により、設定
舵角比Ksが目標舵角比Kに等しくなると、CPU
46bはステツプ112にて、正と判定して、プロ
グラムをステツプ116に進める。このステツプ116
にて、CPU46bは、目標舵角比Kと設定舵角
比Ksとの差即ち零を表すデジタル信号をD/A
変換器33bに出力する。これにより、このD/
A変換器33bは、リニアアクチユエータ33へ
の駆動制御信号の出力を停止し、リニアアクチユ
エータ33による可動支点32aの変位が停止さ
れる。 このステツプ116の処理後、プログラムはステ
ツプ118に進み、このステツプ118において、車速
センサ故障フラグKFLGが1か否かが判定され
る。このステツプ118において否と判定される場
合、即ち車速センサ41が正常であると判断され
る場合には、プログラムはステツプ104に戻り、
CPU46bはステツプ104〜118の循環処理を続
け、舵角比Kが第4図に示すような舵角比特性に
基づいて設定される。 このような状態において、操舵ハンドル24の
左方向(又は右方向)の回動に応じて左右前輪2
6a,26bが左方向(又は右方向)に操舵され
ると、この操舵力は、左ナツクルアーム25a、
前側連結ロツド35、揺動レバー32、後側連結
ロツド36、左ナツクルアーム37a、リレーロ
ツド34及び右ナツクルアーム37bに伝達され
る。これにより、左右後輪31a,31bは揺動
レバー32により設定されている舵角比に応じて
転舵される。 このとき、車速Vが所定値Voより小さければ、
舵角比は車速Vが大きくなるに従つてその絶対値
が小さくなる負の値に設定されるので、左右後輪
31a,31bは右方向(又は左方向)即ち左右
前輪26a,26bに対し逆相に転舵され、その
転舵角は車速Vが大きくなるに従つて小さくな
る。 又、車速Vが所定値Voに等しければ、舵角比
はに設定されているので、左右後輪31a,31
bは転舵されない。 又、車速Vが所定値Voより大きければ、舵角
比は車速Vが大きくなるに従つてその絶対値が大
きくなる正の値に設定されるので、左右後輪31
a,31bは左方向(又は右方向)即ち左右前輪
26a,26bに対し同相に転舵され、その転舵
角は車速Vが大きくなるに従つて大きくなる。 一方、前出ステツプ106において正と判定され
る場合には、即ち車速が零と判断される場合に
は、プログラムはステツプ120に進み、このステ
ツプ120においてPKBスイツチ42がONか否か
が判定される。このステツプ120において正と判
定される場合、即ちパーキングブレーキが作動状
態であると判断された場合には、ステツプ108に
戻る。 又、前出ステツプ120において、否と判定され
る場合、即ちパーキングブレーキが不作動状態で
あると判断される場合には、プログラムはステツ
プ122に進み、このステツプ122において、ブレー
キスイツチ43がONか否かが判定される。この
ステツプ122において正と判定される場合、即ち
フツトブレーキが作動状態であると判断される場
合には、プログラムはステツプ108に戻る。 又、前出ステツプ122において否と判定される
場合、即ちフツトブレーキが不作動状態であると
判断される場合には、プログラムはステツプ124
に進む。このステツプ124において、ニユートラ
ルスイツチ44がONか否かが判定される。この
ステツプ124において正と判定される場合、即ち
シフトレバーがニユートラル位置にあると判断さ
れる場合には、ステツプ108に戻る。 又、前出ステツプ124において、否と判定され
る場合、即ちシフトレバーがニユートラル位置に
ないと判断される場合には、プログラムはステツ
プ126に進む。 以上のようなステツプ106、120〜124のプログ
ラムの処理により、車速Vが零で、ブレーキが不
作動状態で、且つシフトレバーがニユートラル以
外であるときは、車速センサ41の故障と判断さ
れる。 次に、プログラムはステツプ126に進み、この
ステツプ126において目標舵角比Kを零として、
この舵角比をRAM46cに記憶する。 次に、ステツプ128に進み、このステツプ128に
おいて、車速センサ故障フラグKFLGを1に設定
し、RAM46cに記憶する。このステツプ128
の処理後、プログラムはステツプ110に戻り、ス
テツプ110以下の処理を行い、舵角比を零とする。
舵角比を零に設定後は、プログラムはステツプ
118に進み、車速センサ故障フラグKFLGが1か
否かが判定される。 このステツプ118において、正と判定される場
合、即ち車速センサが故障と判断される場合に
は、プログラムはステツプ130に進み、このステ
ツプ130において、車速センサ41の故障を知ら
せる警告ランプ47を点灯させる。次に、プログ
ラムはステツプ132に進み、このステツプ132にお
いて後輪転舵制御は停止される。 上記のような動作説明からも理解できる通り、
本実施例によれば、車速センサ41が正常である
場合には、舵角比Kは第4図に示される舵角比特
性に基づいて決定され、車速Vが増加するに従つ
て負から正に連続的に変化し、車両の回転半径は
車速Vの増加に応じて大きくなる。従つて、車速
Vの増加に伴つて大きくなり且つ車両の回転半径
の減少に伴つて大きくなる車両のスリツプ角が一
定値以上にならず、これにより、車両の操縦安定
性は良好に保たれた上で、低速時の車両の小回り
性能が充分に発揮される。 一方、車速センサ41が故障した場合には、常
時車速零と検出するようになるため、高速走行時
に舵角比が逆相に設定され、この状態でハンドル
操作をすると、車両の巻込み現象が発生し易くな
るが、車速センサ41の故障時に舵角比Kを常時
零と設定することにより、高速走行時の車両の操
縦安定性を確保することができる。 なお、前記実施例において、後輪転舵機構30
は、揺動レバー32と、この揺動レバー32の可
動支点32aを変移させるリニアアクチユエータ
33と、左右後輪31a,31bを連動させるリ
レーロツド34とを備えたものとされたが、本発
明はこれに限定されることなく、後輪転舵機構
は、リニアアクチユエータ33により可動支点3
2aが変位される揺動レバー32に替えて、左右
後輪31a,31bを連動させる左右リレーロツ
ド34を直接駆動するリニアアクチユエータ(図
示しない)を設けたものとしてもよい。
以上説明した通り、本発明によれば、車速検出
手段が正常であるにも係わらず、車輪ロツクによ
り異常と誤検出してしまい、後輪を不必要に故障
処置後の舵角に転舵して、車両の操縦安定性を低
下させることがないという優れた効果を有する。
手段が正常であるにも係わらず、車輪ロツクによ
り異常と誤検出してしまい、後輪を不必要に故障
処置後の舵角に転舵して、車両の操縦安定性を低
下させることがないという優れた効果を有する。
第1図は、本発明に係る前後輪操舵車の後輪転
舵制御装置の要旨構成を示すブロツク線図、第2
図は、本発明に係る前後輪操舵車の後輪転舵制御
装置の実施例における前輪操舵機構、後輪転舵機
構及び電気制御装置を示す、一部ブロツク線図を
含む平面図、第3図は、同実施例におけるマイク
ロコンピユータの作用を示す流れ図、第4図は、
同実施例における車速に対する舵角比の一例を示
す線図である。 20……前輪操舵機構、21……ラツクアンド
ピニオン機構、22a,22b,34……リレー
ロツド、24……操舵ハンドル、26a,26b
……前輪、30……後輪転舵機構、31a,31
b……後輪、32……揺動レバー、33……リニ
アアクチユエータ、40…電…気制御装置、41
……車速センサ、42……パーキングブレーキス
イツチ(PKBスイツチ)、43……ブレーキスイ
ツチ、44……ニユートラルスイツチ、45……
位置センサ、46……マイクロコンピユータ。
舵制御装置の要旨構成を示すブロツク線図、第2
図は、本発明に係る前後輪操舵車の後輪転舵制御
装置の実施例における前輪操舵機構、後輪転舵機
構及び電気制御装置を示す、一部ブロツク線図を
含む平面図、第3図は、同実施例におけるマイク
ロコンピユータの作用を示す流れ図、第4図は、
同実施例における車速に対する舵角比の一例を示
す線図である。 20……前輪操舵機構、21……ラツクアンド
ピニオン機構、22a,22b,34……リレー
ロツド、24……操舵ハンドル、26a,26b
……前輪、30……後輪転舵機構、31a,31
b……後輪、32……揺動レバー、33……リニ
アアクチユエータ、40…電…気制御装置、41
……車速センサ、42……パーキングブレーキス
イツチ(PKBスイツチ)、43……ブレーキスイ
ツチ、44……ニユートラルスイツチ、45……
位置センサ、46……マイクロコンピユータ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 後輪転舵角の前輪操舵角に対する比を車速に
応じて制御するようにした前後輪操舵車の後輪転
舵制御装置において、 車速を検出する車速検出手段と、 前記検出車速に応じて、後輪転舵角の前輪操舵
角に対する舵角比を決定する舵角比決定手段と、 車両が走行中であることを判定する走行判定手
段を有し、車両が走行中である時、前記車速検出
手段の異常を検出する異常判定手段と、 前記車速検出手段の異常が検出された時、車速
に基づく転舵比制御を停止する転舵比制御停止手
段と、 車両の制動装置が作動していることを検出する
制動状態検出手段とを備えると共に、 前記制動状態検出手段により制動装置の作動が
検出される場合には、前記異常判定手段による車
速検出手段の異常判定を禁止したことを特徴とす
る前後輪操舵車の後輪転舵制御装置。 2 前記走行判定手段が、トランスミツシヨンの
シフト位置検出手段及びパーキング判定手段によ
り構成されていることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の前後輪操舵車の後輪転舵制御装
置。 3 前記転舵比制御停止手段が、後輪を中立位置
で固定する中立固定手段であることを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載の前後輪操舵車の後輪
転舵制御装置。 4 前記制動状態検出手段が、ブレーキスイツチ
であることを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の前後輪操舵車の後輪転舵制御装置。 5 前記車速検出手段の異常の検出が、車速検出
手段の出力値が零であることにより検出すること
を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の前後輪
操舵車の後輪転舵制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25644085A JPS62116356A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 前後輪操舵車の後輪転舵制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25644085A JPS62116356A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 前後輪操舵車の後輪転舵制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62116356A JPS62116356A (ja) | 1987-05-27 |
| JPH0557948B2 true JPH0557948B2 (ja) | 1993-08-25 |
Family
ID=17292685
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25644085A Granted JPS62116356A (ja) | 1985-11-15 | 1985-11-15 | 前後輪操舵車の後輪転舵制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS62116356A (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2600721B2 (ja) * | 1987-10-30 | 1997-04-16 | いすゞ自動車株式会社 | 四輪操舵車両の舵角比制御装置 |
| JP2607562B2 (ja) * | 1987-12-01 | 1997-05-07 | マツダ株式会社 | 車両の後輪操舵装置 |
| JPH01148669A (ja) * | 1987-12-07 | 1989-06-12 | Mazda Motor Corp | 車両の後輪操舵装置 |
| JP2824838B2 (ja) * | 1987-12-10 | 1998-11-18 | スズキ株式会社 | 自動車の四輪操舵装置 |
-
1985
- 1985-11-15 JP JP25644085A patent/JPS62116356A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62116356A (ja) | 1987-05-27 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |