JPH0558066A - 感熱転写記録媒体 - Google Patents

感熱転写記録媒体

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JPH0558066A
JPH0558066A JP3254782A JP25478291A JPH0558066A JP H0558066 A JPH0558066 A JP H0558066A JP 3254782 A JP3254782 A JP 3254782A JP 25478291 A JP25478291 A JP 25478291A JP H0558066 A JPH0558066 A JP H0558066A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 感熱転写記録媒体を用いて、ラベル紙或いは
タグ紙に対して種々のキャラクター、特にバーコードを
印字する際に、任意の印字方向に対して高感度で鮮明な
印字が得られるようにする。 【構成】 基材1、プライマー層2、感熱転写性インキ
層3を順次積層して感熱転写性記録媒体を製造する際
に、プライマー層2の主成分として少なくとも10重量
%のポリエステルを使用する。特に、ポリエステルの平
均分子量が7000以下であるものが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ラベル紙或いはタグ
紙に対して種々のキャラクター、特にバーコドパターン
を印字する際に、任意の印字方向に対しても高感度で鮮
明な印字を可能とする感熱転写記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】感熱転写記録媒体を用いた転写方法は種
々の分野で広く使用されており、一般的な記録紙へ画像
情報や文字情報を転写する場合の他に、物流、アパレ
ル、ラベル業界においては、梱包材料や貼着用ラベル等
に物流管理情報や商品管理情報としてバ−コ−ドを付す
る場合にも使用されている。
【0003】従来、ポリエステルフィルム等の基材と感
熱転写性インク層とからなる感熱転写記録媒体をバーコ
ード等を印字するために使用する場合、その転写性改善
のために、基材と感熱転写性インク層との間に、ワック
スを主体とするプライマー層を設けることが提案されて
いる(特開昭63−378390号公報、同61−20
6695号公報、同62−242585号公報、特開平
1−278390号公報、同1ー278389号公報、
同1−247193号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ワック
スを主体として形成されたプライマー層を有する従来の
感熱転写記録媒体を用いてサーマルラインヘッドプリン
ターでバーコードパターンを印字する場合、図2(a)
に示すようにプリンターの印字方向(図中、矢印)に平
行なパラレル方向のパターンを印字したときには鮮明な
印字が可能であるが、図2(b)に示すように、プリン
ターの印字方向(図中、矢印)に垂直なシリアル方向の
パターンを印字したときには、感熱転写インキ層の面状
剥離や所謂バー幅太りの現象が発生し、結果的に黒バー
の幅と黒バー間の幅(スペース)とが意図した幅、即ち
図2(a)に示すようなパターン幅に印字できず、バー
コードの誤読が発生するという問題があった。
【0005】このような問題は、次ぎのようにして生じ
ていた。即ち、サーマルラインヘッドへの発熱印加電圧
信号を切った後もそのサーマルヘッドには相当の熱量が
残存するために、感熱転写記録媒体の感熱転写インキ層
は半溶融状態ないしは転写時の溶融状態に近い状態とな
っている。そのため、感熱転写インキ層の転写紙に対す
る接着力は感熱転写記録媒体のプライマー層に対する接
着力より大きくなる。そこで、図2(b)に示したよう
に、プリンターの印字方向にシリアル方向のパターンを
印字するときには、プリンターの紙送りにより転写紙と
感熱転写記録媒体とが引き剥がされると、感熱転写イン
キ層が半溶融状態の場合には、図3(a)に示すよう
に、本来の印字部分である黒バー31に加えて端部がギ
ザギザの面状剥離部分32が形成され(図中、矢印はプ
リンターの印字方向を表している)、また、感熱転写イ
ンキ層が転写時の溶融状態に近い状態の場合には、図3
(b)に示すようにバー幅太り部分34が形成され、い
ずれも実際の印字幅は本来の黒バー31と異なるものと
なる。
【0006】この発明は以上のような従来技術の問題点
を解決しようとするものであり、ラベル紙或いはタグ紙
に対して種々のキャラクター、特にバーコードを印字す
る際に、任意の印字方向に対しても高感度で鮮明な印字
が可能となる感熱転写記録媒体を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、基材、プライマー層、感熱転写性イ
ンキ層を順次積層してなる感熱転写性記録媒体におい
て、該プライマー層が少なくとも10重量%のポリエス
テル樹脂を含有することを特徴とする感熱転写記録媒体
を提供する。
【0008】即ち、この発明の感熱転写記録媒体は、ワ
ックスを主体として形成されていた従来のプライマー層
に代えて、ポリエステル樹脂を主体とするプライマー層
を使用することを特徴とする。
【0009】以下、この発明の感熱転写記録媒体を図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0010】図1は、この発明の感熱転写記録媒体の断
面図である。この発明の感熱転写記録媒体においては、
基材1、プライマー層2、感熱転写インキ層3が順次積
層されている。更に、必要に応じて基材1のプライマー
層2が形成されていない面に、耐熱滑性層4が積層され
ている。
【0011】この発明の感熱転写記録媒体のプライマー
層2は、感熱転写性インク層3が低エネルギ−で転写す
るように感熱転写性インク層3に転写性を付与すると共
に、その転写が均一になされ、また面状剥離やバー幅太
りを防止し、鮮明な印字が得られるようにするために設
けられる。このプライマー層2に使用するポリエステル
としては、常温から感熱転写インキ層3が半溶融状態乃
至転写時の溶融状態に近い状態になる温度までは良好な
接着力を示し、かつ転写時の温度では接着性が相対的に
低下するものを使用する。これにより、前述したような
感熱転写インキ層3の面状剥離やバー幅太りの現象を防
止でき、感熱転写インキ層3が転写紙に鮮明に転写され
るようなる。
【0012】このようなポリエステルとしては、アジピ
ン酸、セバシン酸等の脂肪族二塩基酸やフタル酸、イソ
フタル酸等の芳香族二塩基酸とエチレングリコール、ネ
オペンチルグリコール等のジアルコールとの重縮合物を
使用することができるが、中でも平均分子量が7000
以下のものが好ましい。これは、平均分子量が7000
より大きい場合には転写性が低下するからである。
【0013】この発明において、プライマー層はこのよ
うなポリエステルを少なくとも10重量%、好ましくは
20重量%以上含有する。10重量%未満となると、面
状剥離やバー幅太りの防止が困難となる。また、プライ
マー層の厚みは、一般には0.05〜2.0μm、好ま
しくは0.2〜1.0μmである。
【0014】なお、この発明の感熱転写記録媒体のプラ
イマー層2には、前述のポリエステルに加えて転写性を
向上させるために必要に応じて、ワックスを添加しても
よい。ワックスとしては、カルバナワックス、モンタン
ワックス、酸化ワックス、キャンデリワックス、マイク
ロクリスタリンワックス、ライスワックス等の融点が5
0〜150℃のワックスを使用することができる。更
に、エチレン/酢酸ビニルコポリマー、テルペン樹脂、
ロジン、スチレン樹脂等の熱可塑性樹脂を配合してもよ
い。
【0015】この発明の感熱転写記録媒体の基材1とし
ては、感熱転写記録媒体の基材として一般に使用されて
いるポリエステルフィルム、ポリイミドフィルム、ポリ
カ−ボネ−トフィルム等のフィルムシ−トあるいはコン
デンサ−ペ−パ−等を使用することができる。
【0016】また、感熱転写インキ層3としては、従来
より感熱転写記録媒体に使用されている熱溶融型の感熱
転写インキを層状にしたものを使用することができる。
例えば、カルバナワックス、モンタンワックス、酸化ワ
ックス、キャンデリワックス、マイクロクリスタリンワ
ックス、ライスワックス等の融点が50〜150℃のワ
ックス、エチレン/酢酸ビニルコポリマー、テルペン樹
脂、ロジン、スチレン樹脂等の熱可塑性樹脂、カーボン
ブラック、有機顔料、無機顔料、染料等の着色材、及び
シリカ、マイカ、シリコン樹脂等の充填剤を均一に混合
したインキを使用することができる。
【0017】必要に応じて基材1の片面に設ける耐熱滑
性層4は、スティッキングを防止し、感熱転写記録媒体
がスムーズに走行できるようにするものであり、シリコ
ーン樹脂、フッ素樹脂、アクリル−シリコーン樹脂、ニ
トロセルロース樹脂等の耐熱性に優れた樹脂、あるいは
これらの樹脂にシリコーンオイル、フッ素パウダー等の
滑剤を添加したものからなる。
【0018】以上説明したようなこの発明の感熱転写記
録媒体は、常法に従って製造できる。例えば、基材1の
片面に耐熱滑性層用の組成物をグラビアコーターを用い
て塗布し乾燥して耐熱滑性層4を形成し、基材1の他方
の面にグラビアコーターを用いてプライマー層用の組成
物を塗布し乾燥してプライマー層2を形成し、更にその
上に感熱転写インキをグラビアコーターを用いて塗布し
乾燥して感熱転写インキ層3を形成することにより製造
できる。
【0019】
【作用】この発明の感熱転写記録媒体は、基材1と感熱
転写インキ層3との間に、常温から感熱転写インキ層3
が半溶融状態乃至転写時の溶融状態に近い状態になる温
度までは良好な接着力を示すポリエステルを主成分とす
るプライマー層を設けているので、バーコードパターン
を任意の方向に印字した場合でも感熱転写インキ層3の
面状剥離やバー幅太りの現象を防止することを可能とす
る。更に、このようなポリエステルを少なくとも10重
量%含有するプライマー層2は転写時の温度では接着性
が相対的に低下するので、感熱転写インキ層3が転写紙
に鮮明に転写することを可能とする。
【0020】
【実施例】以下、この発明を実施例により具体的に説明
するが、これらの実施例に限定されるものではない。
【0021】実施例1 厚さ4.8μmのポリエステルフィルムの片面に、XA
−9700(商品名、平均分子量1800のポリエステ
ル、ユニチカ株式会社製)の約10重量%MEK溶液を
乾燥厚が0.5μmになるように、ワイヤーバーを用い
て塗布し、110℃で乾燥して、プライマー層を形成し
た。
【0022】このプライマー層上に、パラフィンワック
ス(融点75℃、日本セイロウ株式会社製)40重量
部、カルナバワックス(融点81℃、東洋ペトロライト
株式会社製)40重量部、エチレン−酢酸ビニル共重合
体(KA−31、住友化学株式会社製)10重量部、カ
ーボンブラック(MA−100、三菱化成株式会社製)
10重量部及びトルエン100重量部の混合物を70℃
に加温して溶解したものを、乾燥厚で3μmになるよう
にワイヤーバーを用いて塗布乾燥することにより感熱転
写インキ層を形成した。
【0023】このようにして得られた感熱転写記録媒体
で、サーマルラインヘッドを有するプリンター(B−3
0、TEC株式会社製)を用い、ドット密度7.6do
t/mm、印字速度50.4mm/秒という条件で、バ
ーコードパターンの一種であるCode39パターンを
転写紙上でシリアル方向に印字した。なお、印字エネル
ギーは、Code39のパターンをパラレル方向に印字
した場合にバーコードパターンの規格値からの偏差が0
μmとなるエネルギーとした。
【0024】得られたバーコードパターンについて、バ
ー幅の規格値からの偏差、バー幅太り、面状剥離、転写
性及び感熱転写記録媒体としての総合評価を以下の様に
評価した。得られた結果を表1に示す。 (a)バー幅の規格値からの偏差 印字したCode39をバーコード検証機を用いて、黒
バー及びスペースのそれぞれの規格幅からの偏差を測定
し、得られた値を平均することによりバー幅の規格値か
ら偏差とした。この数値が0となるのが理想的な印字と
いえる。なお、Code39で3:9dotの場合、許
容可能な規格値からの偏差の大きさは136μmと計算
でき、これ以上に偏差が大きくなるとバーコードの誤読
が生じたり読取りが不可能となる。 (b)バー幅太り バーコードパターンの上から粘着テープ(セロテープ、
ニチバン製)を貼付け、転写紙の表面をはぎ取らず、面
上剥離の部分だけをはぎ取るように転写紙と粘着テープ
とを剥離し、剥離後の黒バーとスペースそれぞれの規格
幅からの偏差をバーコード検証機を用いて測定し、得ら
れた値の平均値をバー幅太り値とした。この数値が小さ
いほど好ましい印字結果といえる。 (c)面状剥離 面状剥離の程度は、以下の式に従って算出した。
【0025】(面状剥離値)=(バー幅の規格値からの
偏差値)−(バー幅太り値) この数値が小さい程好ましい印字結果といえる。 (d)転写性 バーコードパターンの転写状態を目視にて観察した。表
中、転写状態が非常に良好な場合を◎、良好な場合を
○、はりつき気味の場合を△、はりついた場合をXで表
わす。 (e)総合評価 表中、バーコードの誤読や読取り不能が生じる可能性が
なく、しかも転写性が良好な場合を○、そうでない場合
をXで表わす。
【0026】表1から明らかなように、この実施例の感
熱転写記録媒体を使用して印字したバーコードは、バー
幅の規格値からの偏差が許容範囲内に収まり、しかも転
写性も優れていた。
【0027】実施例2 プライマー層を形成するための組成物として、XA−9
700(商品名、平均分子量1800のポリエステル、
ユニチカ株式会社製)とカルナバワックスとの重量比が
1:1のMEK溶液を用いる以外は実施例1を繰り返し
て感熱転写記録媒体を得た。得られた感熱転写記録媒体
を用いて、実施例1と同様にバーコードパターンを印字
し評価した。その結果を表1に示す。
【0028】表1から明らかなように、この実施例の感
熱転写記録媒体を使用して印字したバーコードは、バー
幅の規格値からの偏差が許容範囲内に収まり、しかも転
写性も優れていた。
【0029】実施例3 プライマー層を形成するための組成物として、XA−9
700(商品名、平均分子量1800のポリエステル、
ユニチカ株式会社製)とカルナバワックスとの重量比が
3:7のMEK溶液を用いる以外は実施例1を繰り返し
て感熱転写記録媒体を得た。得られた感熱転写記録媒体
を用いて、実施例1と同様にバーコードパターンを印字
し評価した。その結果を表1に示す。
【0030】表1から明らかなように、この実施例の感
熱転写記録媒体を使用して印字したバーコードは、バー
幅の規格値からの偏差が許容範囲内に収まり、しかも転
写性も優れていた。
【0031】実施例4 プライマー層を形成するための組成物として、XA−9
700(商品名、平均分子量1800のポリエステル、
ユニチカ株式会社製)とカルナバワックスとの重量比が
2:8のMEK溶液を用いる以外は実施例1を繰り返し
て感熱転写記録媒体を得た。得られた感熱転写記録媒体
を用いて、実施例1と同様にバーコードパターンを印字
し評価した。その結果を表1に示す。
【0032】表1から明らかなように、この実施例の感
熱転写記録媒体を使用して印字したバーコードは、バー
幅の規格値からの偏差が許容範囲内に収まり、しかも転
写性も優れていた。
【0033】実施例5 プライマー層を形成するための組成物として、XA−3
300(商品名、平均分子量7000のポリエステル、
ユニチカ株式会社製)の10重量%MEK溶液を用いる
以外は実施例1を繰り返して感熱転写記録媒体を得た。
得られた感熱転写記録媒体を用いて、実施例1と同様に
バーコードパターンを印字し評価した。その結果を表1
に示す。
【0034】表1から明らかなように、この実施例の感
熱転写記録媒体を使用して印字したバーコードは、バー
幅の規格値からの偏差が許容範囲内に収まり、しかも転
写性も優れていた。
【0035】比較例1 プライマー層を用いることなく、感熱転写インキ層を基
材としてのポリエステルフィルム上に形成する以外は実
施例1を繰り返して感熱転写記録媒体を得た。得られた
感熱転写記録媒体を用いて、実施例1と同様にバーコー
ドパターンを印字し評価した。その結果を表1に示す。
【0036】表1から明らかなように、この比較例の感
熱転写記録媒体を使用して印字したバーコードは、転写
性については満足できるものであるが、バー幅の規格値
からの偏差が許容範囲内を超えていた。
【0037】比較例2 プライマー層を形成するための組成物として、カルナバ
ワックスのMEK分散物を用いる以外は実施例1を繰り
返して感熱転写記録媒体を得た。得られた感熱転写記録
媒体を用いて、実施例1と同様にバーコードパターンを
印字し評価した。その結果を表1に示す。
【0038】表1から明らかなように、この比較例の感
熱転写記録媒体を使用して印字したバーコードは、転写
性については満足できるものであるが、バー幅の規格値
からの偏差が許容範囲内を超えていた。
【0039】比較例3 プライマー層を形成するための組成物として、UE32
00(商品名、平均分子量15000のポリエステル、
ユニチカ株式会社製)の10重量%MEK溶液を用いる
以外は実施例1を繰り返して感熱転写記録媒体を得た。
得られた感熱転写記録媒体を用いて、実施例1と同様に
バーコードパターンを印字し評価した。その結果を表1
に示す。
【0040】表1から明らかなように、この比較例の感
熱転写記録媒体を使用して印字したバーコードは、バー
幅の規格値からの偏差が許容範囲内を超えており、しか
も転写性も不良であった。
【0041】比較例4 プライマー層を形成するための組成物として、UE−3
200(商品名、平均分子量15000のポリエステ
ル、ユニチカ株式会社製)とカルナバワックスとの重量
比が1:1のMEK溶液を用いる以外は実施例1を繰り
返して感熱転写記録媒体を得た。得られた感熱転写記録
媒体を用いて、実施例1と同様にバーコードパターンを
印字し評価した。その結果を表1に示す。
【0042】表1から明らかなように、この比較例の感
熱転写記録媒体を使用して印字したバーコードは、転写
性については満足できるものであるが、バー幅の規格値
からの偏差が許容範囲内を超えていた。
【0043】比較例5 プライマー層を形成するための組成物として、ト−マイ
ド#90(商品名、平均分子量2300のポリアミド、
富士化成工業株式会社製)の10重量%(トルエン/I
PA)溶液を用いる以外は実施例1を繰り返して感熱転
写記録媒体を得た。得られた感熱転写記録媒体を用い
て、実施例1と同様にバーコードパターンを印字し評価
した。その結果を表1に示す。
【0044】表1から明らかなように、この比較例の感
熱転写記録媒体を使用して印字したバーコードは、バー
幅の規格値からの偏差が許容範囲内を超えており、しか
も転写性も不良であった。
【0045】比較例6 プライマー層を形成するための組成物として、ト−マイ
ド#397(商品名、平均分子量3400のポリアミ
ド、富士化成工業株式会社製)の10重量%(トルエン
/IPA)溶液を用いる以外は実施例1を繰り返して感
熱転写記録媒体を得た。得られた感熱転写記録媒体を用
いて、実施例1と同様にバーコードパターンを印字し評
価した。その結果を表1に示す。
【0046】表1から明らかなように、この比較例の感
熱転写記録媒体を使用して印字したバーコードは、バー
幅の規格値からの偏差が許容範囲内を超えており、しか
も転写性も不良であった。
【0047】
【表1】 バー幅の規格値か バー幅太り 面状剥離 転写性 総合評価 らの偏差(μm) (μm) (μm) 実施例1 +110 +99 +11 ○ ○ 2 +120 +107 +13 ◎ ○ 3 +120 +114 +6 ◎ ○ 4 +120 +108 +12 ◎ ○ 5 +110 +108 +2 ○ ○ 比較例1 +140 +118 +22 ○ X 2 +150 +121 +29 ◎ X 3 +160 +112 +48 △ X 4 +160 +127 +33 ○ X 5 +130 +110 +20 △ X 6 +120 +110 +10 X X
【0048】
【発明の効果】この発明の感熱転写記録媒体によれば、
ラベル紙或いはタグ紙に対して種々のキャラクター、特
にバーコードを印字する際に、任意の印字方向に対して
もバー幅の規格値からの偏差が許容範囲に収まり、しか
も高感度で鮮明な印字ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の感熱転写記録媒体の一態様を示す断
面図である。
【図2】バーコードパターンを印字する際に、シリアル
方向とパラレル方向とで印字した場合の説明図である。
【図3】バーコードパターンの面状剥離バー幅太りの様
子の説明図である。
【符号の説明】
1 基材シ−ト 2 プライマー層層 3 感熱転写インキ層 4 耐熱滑性層

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材、プライマー層、感熱転写性インキ
    層を順次積層してなる感熱転写性記録媒体において、該
    プライマー層が少なくとも10重量%のポリエステルを
    含有することを特徴とする感熱転写記録媒体。
  2. 【請求項2】 該ポリエステルの平均分子量が7000
    以下である請求項1記載の感熱転写記録媒体。
JP3254782A 1991-09-04 1991-09-04 感熱転写記録媒体 Expired - Lifetime JP2867761B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH091949A (ja) * 1995-06-23 1997-01-07 Diafoil Co Ltd 感熱転写用インクリボン
JP2000043425A (ja) * 1999-08-09 2000-02-15 Sony Chem Corp 熱転写記録媒体

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JPS641971U (ja) * 1987-06-22 1989-01-09
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