JPH0558211B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0558211B2 JPH0558211B2 JP19164185A JP19164185A JPH0558211B2 JP H0558211 B2 JPH0558211 B2 JP H0558211B2 JP 19164185 A JP19164185 A JP 19164185A JP 19164185 A JP19164185 A JP 19164185A JP H0558211 B2 JPH0558211 B2 JP H0558211B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum
- output
- klystron
- valve body
- waveguide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Details Of Valves (AREA)
- Particle Accelerators (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、真空電子ビーム管の一種であるク
ライストロン、すなわち空胴共振器によつてビー
ム中の電子に与えられた速度変調が密度変調に変
わり、他の空胴共振器を励振するようにしたもの
で、マイクロ波領域の増幅器として用いる大電力
クライストロン装置に関するものである。
ライストロン、すなわち空胴共振器によつてビー
ム中の電子に与えられた速度変調が密度変調に変
わり、他の空胴共振器を励振するようにしたもの
で、マイクロ波領域の増幅器として用いる大電力
クライストロン装置に関するものである。
第5図は従来の大電力クライストロン装置の正
面図、第6図は出力セラミツク窓部の拡大断面図
である。第5図において、1は電子ビームを発生
させる電子銃、2はマイクロ波電力を増幅する空
胴部、3は入力空胴、4は出力空胴、5は電子銃
1から出力された電子ビームを捕捉するコレクタ
部、6は出力マイクロ波を外部に導出する出力導
波管部、7はこの出力導波管部6の所定位置に設
けられた出力セラミツク窓部、8は出力導波管部
6内を真空状態に維持するためのイオンポンプで
ある。次に、第6図において、9は出力セラミツ
ク窓部7内において、ろう付により真空封止され
た金属円筒10に気密保持されたセラミツク板で
ある。
面図、第6図は出力セラミツク窓部の拡大断面図
である。第5図において、1は電子ビームを発生
させる電子銃、2はマイクロ波電力を増幅する空
胴部、3は入力空胴、4は出力空胴、5は電子銃
1から出力された電子ビームを捕捉するコレクタ
部、6は出力マイクロ波を外部に導出する出力導
波管部、7はこの出力導波管部6の所定位置に設
けられた出力セラミツク窓部、8は出力導波管部
6内を真空状態に維持するためのイオンポンプで
ある。次に、第6図において、9は出力セラミツ
ク窓部7内において、ろう付により真空封止され
た金属円筒10に気密保持されたセラミツク板で
ある。
従来の大電力クライストロン装置は上記のよう
に構成されているので、入力空胴3に供給された
マイクロ波電力は、電子銃1から放出された電子
ビームにより空胴部2内において順次増幅され、
出力空胴4において増幅されたマイクロ波電力が
発生する。次に、このマイクロ波出力は、出力空
胴4内に連通する出力導波管部6および出力セラ
ミツク窓部7を経て外部に取り出される。なお、
この負荷側の出力導波管部6内は高真空状態で使
用されており、出力セラミツク窓部7はクライス
トロン装置内を真空に維持しながらマイクロ波出
力を透過させるわけであるが、この出力セラミツ
ク窓部7にマイクロ波電力が透過すると、内部の
セラミツク円板9と、金属円筒10のろう付部か
ら発生する電子が、このマイクロ波電力の高電界
の影響を受けて加速され、セラミツク円板9に衝
突して二次電子放出あるいはチヤージアツプ現象
を発生させるため、この二次電子がセラミツク円
板9に衝突するいわゆるマルチパルタ作用によつ
てこのセラミツク円板9を加熱させる。しかも、
クライストロン装置の稼働時においては、このセ
ラミツク円板9の両面側が共に真空のため、上述
したマルチパルタ作用はセラミツク円板9の両面
において発生し必然的に透過電力の上限があり、
パルス出力において尖頭出力30MW、平均出力15
〜30kw程度に制限されている。
に構成されているので、入力空胴3に供給された
マイクロ波電力は、電子銃1から放出された電子
ビームにより空胴部2内において順次増幅され、
出力空胴4において増幅されたマイクロ波電力が
発生する。次に、このマイクロ波出力は、出力空
胴4内に連通する出力導波管部6および出力セラ
ミツク窓部7を経て外部に取り出される。なお、
この負荷側の出力導波管部6内は高真空状態で使
用されており、出力セラミツク窓部7はクライス
トロン装置内を真空に維持しながらマイクロ波出
力を透過させるわけであるが、この出力セラミツ
ク窓部7にマイクロ波電力が透過すると、内部の
セラミツク円板9と、金属円筒10のろう付部か
ら発生する電子が、このマイクロ波電力の高電界
の影響を受けて加速され、セラミツク円板9に衝
突して二次電子放出あるいはチヤージアツプ現象
を発生させるため、この二次電子がセラミツク円
板9に衝突するいわゆるマルチパルタ作用によつ
てこのセラミツク円板9を加熱させる。しかも、
クライストロン装置の稼働時においては、このセ
ラミツク円板9の両面側が共に真空のため、上述
したマルチパルタ作用はセラミツク円板9の両面
において発生し必然的に透過電力の上限があり、
パルス出力において尖頭出力30MW、平均出力15
〜30kw程度に制限されている。
上述した従来のクライストロン装置において
は、上述した理由によつて出力セラミツク窓部7
の透過電力に制限を受けるため、大電力クライス
トロン装置として使用することができない欠点が
ある。
は、上述した理由によつて出力セラミツク窓部7
の透過電力に制限を受けるため、大電力クライス
トロン装置として使用することができない欠点が
ある。
この発明はかかる点に着目してなされたもの
で、クライストロン装置の稼働時に従来のように
マルチパルタ作用によつて加熱されるセラミツク
円板を使用しないようにした大電力クライストロ
ン装置を提供するものである。
で、クライストロン装置の稼働時に従来のように
マルチパルタ作用によつて加熱されるセラミツク
円板を使用しないようにした大電力クライストロ
ン装置を提供するものである。
この発明にかかるクライストロン装置は、出力
導波管部に、従来の出力セラミツク窓部に代えて
導波管形の耐真空ゲートバルブを装備したもので
ある。
導波管部に、従来の出力セラミツク窓部に代えて
導波管形の耐真空ゲートバルブを装備したもので
ある。
この発明においては、クライストロン装置の不
使用時には、出力導波管部に装備した導波管形の
耐真空ゲートバルブを「閉」として管内真空を保
持し、クライストロン装備の使用時には耐真空ゲ
ートバルブを「開」としてマイクロ波出力を円滑
に負荷側に伝送し得るようにしたものである。
使用時には、出力導波管部に装備した導波管形の
耐真空ゲートバルブを「閉」として管内真空を保
持し、クライストロン装備の使用時には耐真空ゲ
ートバルブを「開」としてマイクロ波出力を円滑
に負荷側に伝送し得るようにしたものである。
第1図〜第4図は何れもこの発明の一実施例を
示すものであるが、上述した従来のもの(第5
図)と同一符号は同一構成部材につきその説明す
る。
示すものであるが、上述した従来のもの(第5
図)と同一符号は同一構成部材につきその説明す
る。
第1図はこの発明のクライストロン装置の正面
図、第2図はこの発明にかかる導波管形の耐真空
ゲートバルブの縦断面図、第3図は第2図の−
線における横断面図、第4図は耐真空ゲートバ
ルブの動作説明図である。第1図〜第3図におい
て、11は出力導波管部6の所定位置に装着され
た導波管形の耐真空ゲートバルブで、この耐真空
ゲートバルブ11は次の様に構成されている。
図、第2図はこの発明にかかる導波管形の耐真空
ゲートバルブの縦断面図、第3図は第2図の−
線における横断面図、第4図は耐真空ゲートバ
ルブの動作説明図である。第1図〜第3図におい
て、11は出力導波管部6の所定位置に装着され
た導波管形の耐真空ゲートバルブで、この耐真空
ゲートバルブ11は次の様に構成されている。
すなわち、第2図および第3図において、11
aは耐真空ゲートバルブ11内に形成されたスラ
イド溝で、このスライド溝11a内には所定位置
に長方形の透穴17を形成したバルブ本体12が
摺動自在に収容されており、このバルブ本体12
の一側に一体に取付けられた駆動ロツド15a
は、耐真空ゲートバルブ11の中空室11bを貫
通してたとえば油圧シリンダ等からなる駆動装置
15に連結されている。16は中空室11b内に
収容され出力導波管部6内と外部を気密にしや断
するための真空ベローズ13,13はスライド溝
11aとバルブ本体12との摺接面を気密に保持
するための真空封止用の金属ガスケツト、15b
は駆動ロツド15aに螺挿されたストツパ用ナツ
ト、14は耐真空ゲートバルブ11内に形成さ
れ、耐真空バルブ11に耐電力特性を与えるため
の1/4波長チヨークである。
aは耐真空ゲートバルブ11内に形成されたスラ
イド溝で、このスライド溝11a内には所定位置
に長方形の透穴17を形成したバルブ本体12が
摺動自在に収容されており、このバルブ本体12
の一側に一体に取付けられた駆動ロツド15a
は、耐真空ゲートバルブ11の中空室11bを貫
通してたとえば油圧シリンダ等からなる駆動装置
15に連結されている。16は中空室11b内に
収容され出力導波管部6内と外部を気密にしや断
するための真空ベローズ13,13はスライド溝
11aとバルブ本体12との摺接面を気密に保持
するための真空封止用の金属ガスケツト、15b
は駆動ロツド15aに螺挿されたストツパ用ナツ
ト、14は耐真空ゲートバルブ11内に形成さ
れ、耐真空バルブ11に耐電力特性を与えるため
の1/4波長チヨークである。
この発明のクライストロン装置は上記のように
構成されており、第2図はクライストロン装置の
不使用時に、バルブ本体12と金属ガスケツト1
3,13とによつて出力導波管部6内をしや断
し、クライストロン管内を真空に保持した「閉状
態」を示している。次に、第4図は、クライスト
ロン装置の使用時に駆動装置15により駆動ロツ
ド15aを介してバルブ本体12を移動させ、こ
のバルブ本体の透穴17を出力導波管部6内に対
応させた「開状態」を示しており、出力空胴4に
おいて発生したマイクロ波出力をバルブ本体12
の透穴17を通過させて負荷側に伝送する。ま
た、クライストロン装置が安定して動作するため
に、イオンポンプ8によつて1×10-7Torr以下
の管内真空度に保持するようになされている。
構成されており、第2図はクライストロン装置の
不使用時に、バルブ本体12と金属ガスケツト1
3,13とによつて出力導波管部6内をしや断
し、クライストロン管内を真空に保持した「閉状
態」を示している。次に、第4図は、クライスト
ロン装置の使用時に駆動装置15により駆動ロツ
ド15aを介してバルブ本体12を移動させ、こ
のバルブ本体の透穴17を出力導波管部6内に対
応させた「開状態」を示しており、出力空胴4に
おいて発生したマイクロ波出力をバルブ本体12
の透穴17を通過させて負荷側に伝送する。ま
た、クライストロン装置が安定して動作するため
に、イオンポンプ8によつて1×10-7Torr以下
の管内真空度に保持するようになされている。
なお、上述した一実施例においては、第3図に
示すように、方形導波管を使用した導波形の耐真
空ゲートバルブについて述べたが、円形導波管で
あつても同様の効果を奏することができる。ま
た、耐電力特性を向上させるために1/4波長チヨ
ークを複数段に形成してもよい。
示すように、方形導波管を使用した導波形の耐真
空ゲートバルブについて述べたが、円形導波管で
あつても同様の効果を奏することができる。ま
た、耐電力特性を向上させるために1/4波長チヨ
ークを複数段に形成してもよい。
以上述べたように、この発明によれば出力導波
管部に導波管形の真空ゲートバルブを装備するよ
うにしたので、従来の出力セラミツク窓部を用い
たもののように透過電力に制限を受けることがな
く、大電力用のクライストロン装置として極めて
有用である。
管部に導波管形の真空ゲートバルブを装備するよ
うにしたので、従来の出力セラミツク窓部を用い
たもののように透過電力に制限を受けることがな
く、大電力用のクライストロン装置として極めて
有用である。
第1図〜第4図はこの発明の一実施例を示すも
ので、第1図はこの発明にかかるクライストロン
装置の正面図、第2図は導波管形の耐真空ゲート
バルブを示す縦断面図、第3図は第2図の−
線における横断面図、第4図は耐真空ゲートバル
ブの動作説明図である。第5図は従来のクライス
トロン装置を示す正面図、第6図は従来の出力セ
ラミツク窓部の拡大断面図である。 図において、1は電子銃、2は空胴部、6は出
力導波管部、8はイオンポンプ、11aはスライ
ド溝、11は導波管形の耐真空ゲートバルブ、1
2はバルブ本体、13は金属ガスケツト、14は
1/4波長チヨーク、15は駆動装置である。なお、
図中同一符号は同一または相当部分を示す。
ので、第1図はこの発明にかかるクライストロン
装置の正面図、第2図は導波管形の耐真空ゲート
バルブを示す縦断面図、第3図は第2図の−
線における横断面図、第4図は耐真空ゲートバル
ブの動作説明図である。第5図は従来のクライス
トロン装置を示す正面図、第6図は従来の出力セ
ラミツク窓部の拡大断面図である。 図において、1は電子銃、2は空胴部、6は出
力導波管部、8はイオンポンプ、11aはスライ
ド溝、11は導波管形の耐真空ゲートバルブ、1
2はバルブ本体、13は金属ガスケツト、14は
1/4波長チヨーク、15は駆動装置である。なお、
図中同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 電子銃とコレクタ部との間に設けられた空胴
部内に連通する出力導波管部に、この出力導波管
部内を開閉するバルブ本体を有する導波管形の耐
真空ゲートバルブを設けたことを特徴とするクラ
イストロン装置。 2 出力導波管部内を開閉する透穴を有するバル
ブ本体を摺動自在に収容した耐真空ゲートバルブ
のスライド溝に連通して1/4波長チヨークを形成
したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
のクライストロン装置。 3 バルブ本体とスライド溝との摺接面に真空封
止用の金属ガスケツトを設けたことを特徴とする
特許請求の範囲第1項記載のクライストロン装
置。 4 バルブ本体は、油圧シリンダ等からなる駆動
装置によつて開閉操作するようにしたことを特徴
とする特許請求の範囲第1項記載のクライストロ
ン装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19164185A JPS6252832A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | クライストロン装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19164185A JPS6252832A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | クライストロン装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6252832A JPS6252832A (ja) | 1987-03-07 |
| JPH0558211B2 true JPH0558211B2 (ja) | 1993-08-26 |
Family
ID=16278033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19164185A Granted JPS6252832A (ja) | 1985-08-30 | 1985-08-30 | クライストロン装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6252832A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2612119B2 (ja) * | 1991-10-22 | 1997-05-21 | 三菱電機株式会社 | クライストロン |
| US9222583B2 (en) | 2011-04-08 | 2015-12-29 | Cameron International Corporation | Split gate valve |
-
1985
- 1985-08-30 JP JP19164185A patent/JPS6252832A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6252832A (ja) | 1987-03-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |