JPH0558281A - 磁気浮上鉄道用地上コイルの取付け構造 - Google Patents

磁気浮上鉄道用地上コイルの取付け構造

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JPH0558281A
JPH0558281A JP3215374A JP21537491A JPH0558281A JP H0558281 A JPH0558281 A JP H0558281A JP 3215374 A JP3215374 A JP 3215374A JP 21537491 A JP21537491 A JP 21537491A JP H0558281 A JPH0558281 A JP H0558281A
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JP
Japan
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mounting
ground coil
cylindrical fixing
stud bolt
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP3215374A
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English (en)
Inventor
Toru Saima
亨 齊間
Shozo Otsuka
省三 大塚
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明は、地上コイル3,4のモールド樹脂
絶縁体11の複数箇所に取付孔14A〜14Dを設けて
これらの各取付孔をおのおの軌道から突設したスタッド
ボルト16に嵌合し、取付孔14A〜14Dとスタッド
ボルト16との間に一対の断面くさび型の円筒状固定金
具20A,20Bを弾性体22を挟んで対向して配置
し、この一対の円筒状固定金具の間隔を狭めることによ
り前記弾性材をスタッドボルトの外表面と円筒状固定金
具と取付孔の内表面とに圧着させて固定する様にしたも
のである。 【効果】 工作性に優れた簡単な構成により、温度変化
に伴う熱膨張による応力発生を抑え、最初に取付けた正
規の位置からの位置ずれを少なくすることが可能にな
り、近くを通過する車両の乗り心地を害することがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は超電導磁気浮上式鉄道な
どの軌道に付設される地上コイルの取り付け構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】超電導磁気浮上鉄道では軌道の全長に渡
って地上コイルを固定しなければならず、その取付け精
度が、一般鉄道のレール敷設の場合と同様にその上を走
行する車両の乗り心地に重大な影響を与える。
【0003】ところで、軌道に付設する地上コイルは導
体を多数巻回してなるコイル本体をモールド樹脂絶縁体
で一体に覆った構成となっているので、地上コイルをボ
ルトとナットとで締め付け固定しようと思っても、経年
変化などによってモールド樹脂絶縁体がかれて寸法的に
マイナスになると締め付け力が緩んでしまう。この為車
両走行に伴い車両側電磁石と地上コイルとの間の作用力
が繰り返し加わると、地上コイルが簡単に動いてしまっ
て最初に取付けた正規の位置からずれてしまい、その近
くを通過する車両に対して乗り心地を害する加振源の原
因となる。
【0004】そこで、モールド樹脂絶縁体がかれて寸法
的にマイナルになっても地上コイルが軌道に対して動か
ないように完全に固定しようとすると、地上コイルと軌
道とは全く異質の材料を使用しているために、温度変化
があるとそれだけで長さの差が生じることになり、非常
に大きな力で押さえなければならなくなり、コイルのモ
ールド樹脂絶縁体が破壊してしまう可能性がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この為、特定の部分を
固定具により強固に固定して、他の部分に対しては熱膨
張を許す構造として特願平2−39016が提案されて
いる。この構造は地上コイルの位置づれが防止できると
いう点では優れた発明であるが、ボルト中央に樹脂注入
用の孔を設けて、この孔から樹脂注入を行うようにして
いるので、取付けボルトの加工が面倒であり、また、コ
スト的にも高価なものになってしまう。
【0006】地上コイルは軌道の全長に渡って付設しな
ければならないので、膨大な数の地上コイルが必要とな
る。したがって、出来るだけ工作性に優れた構造とする
ことが望まれている。
【0007】これより本発明は、工作性に優れた簡単な
構成により、温度変化に伴う熱膨張による応力発生を抑
え、最初に取付けた正規の位置からの位置ずれを少なく
することにより、近くを通過する車両の乗り心地を害す
ることのない地上コイルの取付け構造を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、地上コイルの
モールド樹脂絶縁体の複数箇所に取付孔を設け、これら
の各取付孔をおのおの軌道側壁から突設したスタッドボ
ルトに遊嵌させ、このスタットボルト外表面と取付孔内
側に一対の断面くさび型の円筒状固定金具を対向して配
置し、この円筒状固定金具と前記スタッドボルトと前記
取付孔との間に介在させる弾性材とを有し、前記ナット
により締付けて前記一対の円筒状固定金具の間隔を狭め
ることにより前記弾性材を前記スタッドボルトの外表面
と前記円筒状固定金具と取付孔の内表面とに圧着させて
固定するものである。
【0009】
【作用】工作性に優れた簡単な構成により、温度変化に
伴う熱膨張による応力発生を抑え、最初に取付けた正規
の位置からの位置ずれを少なくすることが可能になり、
近くを通過する車両の乗り心地を害することのない地上
コイルの取付け構造を実現できる。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例を図1乃至図7を用い
て説明する。
【0011】図5は軌道1の一部分の断面図で、その軌
道1のU字型コンクリート桁の立ち上がり側壁2に取付
けた軌道側コイル3,4および5と、この軌道1に沿っ
て走行する超電導磁気浮上車両6の台車側部に設けた超
電導磁石7との位置関係を示している。
【0012】この軌道側コイル3,4は前記軌道側壁2
内面に形成した凹溝2a内に内外二層に多数個づつ軌道
長手方向に配列して取付けた推進コイルである。また、
前記軌道側コイル5は軌道側壁2の内面に形成した凹溝
2b内に軌道長手方向に配列して取付けた浮上案内用コ
イルである。これら推進用の軌道側コイル3,4と浮上
案内用の軌道側コイル5と磁気浮上車6の台車側部の超
電導磁石7との組合わせでこの車両6が浮上案内されな
がら推進走行するようになっている。ここで、この実施
例では内外二層に配する推進用のコイル3の取付け構造
について述べるが、これ以外の浮上式案内用の軌道側コ
イル5の取付けにも適用可能である。
【0013】まず、内外二層に配する推進用の軌道側コ
イル3,4は互いに同一寸法形大の構造を成している。
すなわち、図6に示すように銅またはアルミニウム等の
導体を多数回巻回してなるコイル本体10と、このコイ
ル本体10の回りを一体に覆ったモールド樹脂絶縁体1
1の外側に導出したコイルブッシング12から電流を受
けてコイル本体10が磁気浮上車両6の推進に必要な電
磁力を発生する。また、この地上コイル3,4は軌道1
への取付けの為に図6に示すように横長ほぼ楕円形状の
モールド樹脂絶縁体11の両端上下部と内側中間上下部
とにボス部13を張り出し成形し、この各々のボス部1
3に上下4個づつ合計8個の取付け孔14A〜14Dを
設けている。これらの取付け孔は相互に同一高さで等間
隔に配列され、それぞれ軌道1の側壁2に配設されたス
タッドボルト16に僅かの間隙を持って遊嵌する孔径寸
法に形成されている。このように構成される地上コイル
3,4は図7に示すように内外2層に多数個づつそれぞ
れ軌道長手方向に、内層と外層がそれぞれ半ピツチづつ
ずれて配列されている。そして内外2層の地上コイル
3,4が図7に示すように相互に前半部と後半部で次々
と重合する状態となって、その両者相互の重合する前半
部の上下一対ずつ計4個の取付孔14A,14Bと後半
部の上下一対ずつ計4個の取付孔14C,14Dとが合
致し、そのまま図3に示すように共通の共通のスタッド
ボルト16に遊嵌して座金17とロックワッシャ18を
介してナット19により共締されて取付けられている。
この取付状態を一部拡大して図1示して説明する。な
お、図1は図7のA−A線部に相当する部分の締結構造
の拡大断面図である。
【0014】同図において、モールド樹脂絶縁体11の
地上コイル取付部位には中太の筒状をした金属製部材か
らなるブッシュ12が埋め込まれ、この内面が取付孔1
4A〜14Dとなる。取付ボルト16は軌道側壁2に埋
め込まれたインサート15にねじ込まれて固定され、推
進コイル3,4をワッシャ17、ロックワッシャ18、
ナット19で締め付け固定する様にしている。図中壁面
側の地上コイル4はこの取付ボルト16に対してスペー
サ21を介して遊嵌しており、また、もう一方の地上コ
イル3は、取付ボルト16と取付孔との間に一対の断面
くさび型の円筒状固定金具20A,20Bを対向して配
置するとともに、この円筒状固定金具と前記スタッドボ
ルトと前記取付孔との間にゴム等からなる弾性材22を
介在させて配置固定している。ここで、円筒状固定金具
16は図5にその斜視図を示す様に断面くさび型の円筒
形状で軸方向全長にわたってすり割23が設けられたる
とともに、途中までの長さの切込み24を有している。
つぎに上述した構成による固定方法について図2を参照
して説明する。
【0015】まず地上コイル3の取付孔14を取付ボル
ト16に嵌め込んだ後、円筒状固定金具20Bを取付孔
14と取付ボルト16との間に挿入し、次にゴム製の弾
性材22を挿入する。その後、円筒状固定金具20Aを
先に挿入している円筒状固定金具20Bと対向させて弾
性材を押さえ込むようにして挿入する。ここで取付ボル
ト16のねじ部にワッシャ17ロックワッシャ18を入
れた状態でナット9を締付け、円筒状固定金具20Aを
弾性材22と取付孔14との間に押し込んでゆく。ここ
で、円筒状固定金具20A,20Bの外形は地上コイル
の取付孔径より小さくできているが、ナット9を締付け
円筒状固定金具20Aを押込んで行くと弾性材22によ
り外側に押され、円筒状固定金具20A,20Bはすり
割りの部分が開いて行き、取付孔径と等しくなる。この
時、円筒状固定金具20A,20Bは切り込み24によ
って変形しながらほぼ完全に取付孔14に密着する。ま
た、弾性材22の内径は取付ボルト16の外径よりも少
し大きく製作されるがこの際に取付ボルト16の外周に
密着する。ここで取付ボルト16と取付孔14が偏心し
ている場合には隙間が小さくなっているほうでは弾性材
22は隙間が大きい方より早く取付ボルトに密着する
が、隙間の大きい方はまだ弾性材22の周囲に空間が残
っているので、偏心を矯正する方向に多少力を働かせる
が、ゴム自体としては力を受けて空間を満たすように円
周方向に流れて行く。
【0016】この様にして地上コイル3は一対の円筒状
固定金具20A,20Bと弾性材22を介して取付ボル
ト16に圧着固定するという簡単な構成により、圧着固
定した中心側の2ケ所に対しては温度変化に伴う熱膨張
が生じても取付位置が変わることはなく、またそれ以外
の取付位置が移動しようとした場合にはスペーサ21を
介して遊嵌させているので多少移動することが可能とな
るので、応力の発生を抑え、最初に取付けた正規の位置
からの位置ずれを少なくすることが可能となる。
【0017】上述した実施例においては二重に配置され
たコイルの一方をスペーサ21を介して遊嵌させ、他方
を円筒状固定金具20A,20Bと弾性材22を介して
取付ボルト16に圧着固定する様にしているが、2本の
地上コイルを別々に固定することは管理が困難な場合に
は、固定する箇所の距離をなるべく短く選択して、両方
ともスペーサで遊嵌、あるいは円筒状固定金具と弾性材
で固定としても良い。また、上述した実施例においては
円筒状固定金具20A,20Bの傾斜面を内側に設けて
弾性材22を取付ボルト16側に圧着させるように構成
したが、反対に円筒状固定金具20A,20Bの傾斜面
を外側に設けて弾性材22を取付孔14側に圧着させる
ように構成しても良い。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、工作性に優れた簡単な
構成により、温度変化に伴う熱膨張による応力発生を抑
え、最初に取付けた正規の位置からの位置ずれを少なく
することが可能になり、近くを通過する車両の乗り心地
を害することのない地上コイルの取付け構造を実現でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 地上コイルの側壁への締結構造の拡大断面図
【図2】 地上コイルの取付ボルトへの取付方法を説明
する断面図
【図3】 取付ボルトと取付孔との間の圧着状態を説明
する断面図
【図4】 円筒状固定金具の斜視図
【図5】 地上コイルと超電導コイルとの関係を示す部
分断面図
【図6】 地上コイル本体の正面図
【図7】 地上コイルの配置を示す正面図
【符号の説明】
1…軌道、 2…軌道側壁、 3,4…地
上コイル 10…地上コイル巻線、 11…モールド樹脂絶縁
体 12…筒状部材、 14A〜14D…地上コ
イル取付孔 20A,20B…円筒状固定金具、 21…スペ
ーサ 22…弾性材

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地上コイルのモールド樹脂絶縁体の複数
    箇所に取付孔を設け、これらの各取付孔をおのおの軌道
    から突設したスタッドボルトに嵌合してナットにより締
    付け固定する地上コイルの取付け構造において、 前記取付孔内に対向して配置される一対の断面くさび型
    の円筒状固定金具と、この円筒状固定金具と前記スタッ
    ドボルトと前記取付孔との間に介在させる弾性材とを有
    し、前記ナットにより締付けて前記一対の円筒状固定金
    具の間隔を狭めることにより前記弾性材を前記スタッド
    ボルトの外表面と前記円筒状固定金具と取付孔の内表面
    とに圧着させて固定することを特徴とする磁気浮上鉄道
    用地上コイルの取付け構造。
  2. 【請求項2】 前記円筒状固定金具は軸方向にスリット
    を設けてなることを特徴とする請求項1に記載の磁気浮
    上鉄道用地上コイルの取付け構造。
JP3215374A 1991-08-27 1991-08-27 磁気浮上鉄道用地上コイルの取付け構造 Pending JPH0558281A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105880529A (zh) * 2016-06-18 2016-08-24 无锡市翱宇特新科技发展有限公司 一种模具预埋套管的固定装置
CN114023523A (zh) * 2021-11-19 2022-02-08 中车长春轨道客车股份有限公司 线圈安装结构及超导悬浮客车系统
WO2023087387A1 (zh) * 2021-11-19 2023-05-25 中车长春轨道客车股份有限公司 线圈安装结构及超导悬浮客车系统

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