JPH055832B2 - - Google Patents

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JPH055832B2
JPH055832B2 JP63058068A JP5806888A JPH055832B2 JP H055832 B2 JPH055832 B2 JP H055832B2 JP 63058068 A JP63058068 A JP 63058068A JP 5806888 A JP5806888 A JP 5806888A JP H055832 B2 JPH055832 B2 JP H055832B2
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JP
Japan
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group
substituent
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acceptable salt
salt
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Application number
JP63058068A
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English (en)
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JPS6456675A (en
Inventor
Ikuo Iijima
Masakatsu Oozeki
Kunito Okumura
Masanori Inamasu
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Tanabe Pharma Corp
Original Assignee
Tanabe Seiyaku Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tanabe Seiyaku Co Ltd filed Critical Tanabe Seiyaku Co Ltd
Priority to JP63058068A priority Critical patent/JPS6456675A/ja
Publication of JPS6456675A publication Critical patent/JPS6456675A/ja
Publication of JPH055832B2 publication Critical patent/JPH055832B2/ja
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  • Thiazole And Isothizaole Compounds (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)
  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野) 本発明は糖尿病治療薬として有用な新規ベンゾ
オキサゾール誘導体及びその合成中間体に関す
る。 (従来技術) 従来より糖尿病治療薬として種々のビグアナイ
ド系化合物およびスルホニルウレア系化合物が用
いられている。しかしながら、ビグアナイド系化
合物には乳酸アシドーシス、スルホニルウレア系
化合物には重篤な低血糖という副作用があり、こ
のような欠点のない新しい糖尿病治療薬の開発が
望まれている。 (発明の構成及び効果) 本発明は一般式 (但し、Rは置換基を有することもあるフエニル
基、ナフチル基、シクロアルキル基、1,3−チ
アゾール−4−イル基、1,3−オキサゾール−
4−イル基、ピリジル基、ベンゾオキサゾリル
基、チエニル基、キノリル基またはベンゾフラニ
ル基、Alkは単結合手、低級アルケニレン基、低
級アルキニレン基または置換基を有することもあ
る低級アルキレン基、点線は当該部位の結合が二
重結合であつてもよく、2,4−ジオキソチアゾ
リジン−5−イル(もしくはイリデン)メチル基
はベンゾオキサゾール環の5位もしくは6位に結
合していることを表す。) で示されるベンゾオキサゾール誘導体又はその塩
に関する。 本発明の目的化合物()及びその塩はいずれ
も新規化合物であり、また、優れたインシユリン
感受性増強作用を有し、糖尿病治療薬として有用
な医薬化合物である。 本発明の化合物の具体例
としては、一般式()においてRがフエニル
基、ナフチル基、シクロヘキシル基、1,3−チ
アゾール−4−イル基、1,3−オキサゾール−
4−イル基、ピリジン基、ベンゾオキサゾリル
基、チエニル基、キノリル基またはベンゾフラニ
ル基(但し、これらの基は(低級アルコキシ)カ
ルボニル基、低級アルコキシ基、低級アルキル
基、トリハロゲノ低級アルキル基、低級アルキル
チオ基、低級アルキルスルフイニル基、低級アル
キルスルホニル基、フエニル基、フエノキシ基、
フエニル基置換低級アルコキシ基、水酸基、ハロ
ゲン原子、ニトロ基、アミノ基、低級アルカノイ
ルアミノ基、ジ(低級アルキル)アミノ基、シク
ロアルキル基、ピロリジノ基、ピペリジノ基、モ
ルホリノ基及びピロリル基から選ばれる置換基で
置換されていてもよい)であり、Alkは単結合
手、直鎖もしくは分岐低級アルキレン基、低級ア
ルケニレン基または低級アルキニレン基(但し、
低級アルキレン基は水酸基、酸素原子、フエニル
基もしくはシクロアルキル基で置換されていても
よい)である化合物があげられる。 また、上記具体例において、薬効上好ましい化
合物はRは1〜3個の前記置換基を有すること
もあるフエニル基;低級アルコキシ基、低級ア
ルキル基、ハロゲン原子またはニトロ基で置換さ
れていてもよいナフチル基;低級アルキル基で
置換されていてもよいシクロヘキシル基もしくは
ピリジル基;低級アルキル基、低級アルキルチ
オ基、シクロアルキル基及びフエニル基から選ば
れる1〜2個の置換基を有する1,3−チアゾー
ル−4−イル基もしくは1,3−オキサゾール−
4−イル基;フエニル基で置換されていてもよ
いベンゾオキサゾリル基;チエニル基;キノ
リル基またはベンゾフラニル基の化合物であ
る。 薬効上より好ましい化合物はRは低級アルコ
キシ基、低級アルキル基、トリハロゲノ低級アル
キル基、低級アルキルチオ基、低級アルキルスル
フイニル基、低級アルキルスルホニル基、フエニ
ル基、ハロゲン原子、ニトロ基、ピロリジノ基、
ピペリジノ基、モルホリノ基、ピロリル基及びジ
(低級アルキル)アミノ基から選ばれる1〜3個
の基で置換されていてもよいフエニル基;低級
アルコキシ基、低級アルキル基、ハロゲン原子ま
たはニトロ基で置換されていてもよいナフチル
基;低級アルキル基で置換されていてもよいピ
リジル基または低級アルキル基、低級アルキル
チオ基、シクロアルキル基及びフエニル基から選
ばれる1〜2個の基で置換されている1,3−チ
アゾール−4−イル基もしくは1,3−オシサゾ
ール−4−イル基の化合物である。 本発明において好ましい薬効を奏する他の化合
物としては、Alkが直鎖もしくは分岐低級アルキ
レン基であるか及び/または2,4−ジオキソチ
アゾリジン−5−イル(もしくはイリデン)メチ
ル基がベンゾオキサゾール環の5位もしくは6
位、とりわけ5位に結合している化合物があげら
れる。 また、本発明のベンゾオキサゾール誘導体に
は、低級アルコキシ基、低級アルキル基、低級ア
ルカノイル基、低級アルキレン基、低級アルケニ
レン基、低級アルキニレン基の炭素数が6以下で
あるものが含まれているが、とりわけ炭素数が4
以下であるものが好ましく、またシクロアルキル
基の炭素数が3〜9、とりわけ4〜7であるもの
が好ましい。 本発明のベンゾオキサゾール誘導体()にお
いて、2,4−ジオキソチアゾリジンがメチレン
基を介してベンゾオキサゾール環と結合する化合
物(点線部位の結合が単結合である化合物)は
2,4−ジオキソチアゾリジン環5位の不斉炭素
原子に基づく2種の光学異性体もしくはその混合
物を含むものであり、一方、2,4−ジオキソチ
アゾリジンが−CH=基を介してベンゾオキサゾ
ール環に結合する化合物(点線部位の結合が二重
結合を形成する化合物)は2種の幾何異性体もし
くはその混合物、のいずれをもその範囲に含むも
のである。 本発明によれば、目的化合物()は、 (1) 一般式 (但し、R1は水酸基、低級アルコキシ基また
は反応性残基、Yは酸素原子又はイミノ基を表
し、R及びAlkは前記と同一意味を有する。) で示される化合物又はその塩と一般式 (但し、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−
イル(もしくはイリデン)メチル基はフエノー
ルの4位もしくは5位に結合していることを表
し、他の記号は前記と同一意味を有する。) で示されるジオキソチアゾリジン化合物又はそ
の塩とを縮合反応させるか、 (2) 一般式 (但し、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−
イル(もしくはイリデン)メチル基はフエノー
ルの4位もしくは5位に結合していることを表
し、他の記号は前記と同一意味を有する。) で示されるアミド化合物又はその塩を脱水反応
に付すか、又は (3) 一般式 (但し、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−
イル(もしくはイリデン)メチル基はフエノー
ルの4位もしくは5位に結合していることを表
し、他の記号は前記と同一意味を有する。) で示されるアゾメチン化合物又はその塩の脱水
素反応により製することができる。 また目的化合物の内、一般式 (但し、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−
イリデンメチル基にはベンゾオキサゾール環の
5位もしくは6位に結合していることを表し、
他の記号は前記と同一意味を有する。) で示されるオレフイン化合物は (但し、ホルミル基はベンゾオキサゾール環の
5位もしくは6位に結合していることを表し、
他の記号は前記と同一意味を有する。) で示されるアルデヒドロ化合物またはその塩と
2,4−ジオキソチアゾリジンまたはその塩と
を反応させて製することもできる。 一方、目的化合物の内、一般式 (但し、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−
イルメチル基はベンゾオキサゾール環の5位も
しくは6位に結合していることを表し、他の記
号は前記と同一意味を有する。) で示される化合物は一般式 (但し、2−イミノ−4−オキソチアゾリジン
−5−イルメチル基はベンゾオキサゾール環の
5位もしくは6位に結合していることを表し、
他の記号は前記と同一意味を有する。) で示されるイミン化合物又はその塩を加水分解す
るか、または上記生成物(−b)またはその塩
を還元して製することもできる。 上記反応に際し、基Yが酸素原子である原料化
合物()及び原料化合物()〜()と
()、化合物(−b)及び2,4−ジオキソチ
アゾリジンの塩としては、例えば、鉱酸塩、アル
カリ金属塩、アルカリ土類金属塩などを用いるの
が好ましく、また基Yがイミノ基(=NH)であ
る原料化合物()及び原料化合物()の塩と
しては、例えば鉱酸塩を用いるのが好ましい。 原料化合物()又はその塩とジオキソチアゾ
リジン化合物()又はその塩との縮合反応は、
例えば、基Yが酸素原子である原料化合物()
を用いる場合は、縮合剤の存在下もしくは非存在
下で好適に実施することができ、溶媒中でも又は
無溶媒でも実施することができる。反応性残基と
しては例えばハロゲン原子があげられる。縮合剤
としてはポリリン酸トリメチルシリルエステル、
ポリリン酸エチルエステル等を適宜用いることが
できる。一方、基Yがイミノ基(=NH)である
化合物()を用いる場合は縮合剤の非存在下で
好適に実施することができる。 アミド化合物()又はその塩の脱水反応は脱
水剤または酸の存在下もしくは非存在下、好適に
実施することができる。脱水剤または酸として
は、例えば、塩化ホスホリル、塩化チオニル、ポ
リリン酸トリメチルシリルエステル、ポリリン酸
エチルエステルあるいはp−トルエンスルホン酸
等を適宜用いることができる。 アゾメチン化合物()又はその塩の脱水素反
応は脱水素剤の存在下に実施することができる。
脱水素剤としては、それ自体公知のものをいずれ
も用いることができ、例えば四酢酸鉛、過酸化ニ
ツケル等を好適に用いることができる。 アルデヒド化合物()またはその塩と2,4
−ジオキソチアゾリジンまたはその塩との反応は
塩基の存在下または非存在下で好適に実施するこ
とができる。塩基としては、例えば、ピペリジ
ン、ピリジン、トリ低級アルキルアミン、水素化
ナトリウム、ナトリウムメチラート、ナトリウム
エチラート、リチウムジイソプロピルアミド等を
用いることができる。 またイミン化合物()又はその塩の加水分解
は適当な溶媒中、酸処理等の常法で実施すること
ができる。 一方、オレフイン化合物(−b)またはその
塩の還元反応は溶媒中、触媒の存在下、水素気流
中で好適に実施することができる。触媒としては
例えばパラジウム−カーボン、パラジウム、酸化
白金、ラネーニツケルなどをいずれも用いること
ができる。 上記の縮合、脱水、脱水素、加水分解及び還元
反応は、例えばジオキサン、テトラヒドロフラ
ン、ジクロロ低級アルカン、低級アルカノール、
ベンゼン類、酢酸、エチレングリコールエーテル
類等の溶媒中、または無溶媒でかつ室温〜加熱条
件下で好適に実施することができる。 なお、本発明の目的化合物()において、
Alkが水酸基置換低級アルキレン基である化合物
はAlkが酸素原子置換低級アルキレン基である対
応目的化合物()を還元して製することもで
き、また、Rが低級アルキルチオフエニル基であ
る目的化合物()は酸化してRが低級アルキル
スルフイニルフエニル基もしくは低級アルキルス
ルホニルフエニル基である目的化合物とすること
もでき、更に、Rがベンジルオキシフエニル基で
ある目的化合物()は脱ベンジル化してRがヒ
ドロキシフエニル基である目的化合物とすること
もできる。 本発明の目的化合物()又はその塩は、前述
の如く、インシユリン感受性増強作用に基づく優
れた血糖降下作用を有し、糖尿病の治療、予防、
特にインシユリン非依存型糖尿病の患者の治療に
有用な医薬化合物である。本発明の目的化合物
()のかかる治療効果は、細胞のインシユリン
感受性を高めることによるものと考えられ、正常
動物にはほとんど影響を及ぼさないという従来の
糖尿病治療剤にない特長を有する。さらに本発明
の目的化合物()は毒性も低く、例えば、5−
〔(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イル)メ
チル〕−2−〔(2−フエニルチアゾール−4−イ
ル)メチル〕ベンゾオキサゾールのCMC懸濁液
をマウスに経口投与(投与量100mg/Kg)後72時
間観察したが、死亡例は認められなかつた。 また本発明の目的化合物()は遊離の形で
も、又その塩の形のいずれでも医薬用途に用いる
ことができる。医薬用途に用いる場合、塩は薬理
的に許容しうる塩であるのが好ましく、このよう
な塩としては例えばナトリウム塩、カリウム塩の
如きアルカリ金属塩、カルシウム塩、マグネシウ
ム塩の如きアルカリ土類金属塩もしくは塩酸塩、
硫酸塩の如き酸、塩基との塩をあげることができ
る。 目的化合物()又はその塩は経口的にも非経
口的にも投与することができ、経口もしくは非経
口投与に適した賦形剤と混合し、医薬製剤として
用いることができる。当該医薬製剤は錠剤、カプ
セル剤、座剤の如き固形製剤であつてもよく、溶
液、けん濁液剤、乳液剤の如き液体製剤であつて
もよい。更に、非経口的に投与する場合には、注
射剤の形でも用いることができる。 本発明の化合物()もしくはその薬理的に許
容しうる塩の投与量は、投与方法、患者の年齢、
体重及び状態によつても異なるが、通常、1日当
たり約0.005〜100mg/Kgとりわけ0.01〜10mg/Kg
程度とするのが好ましい。 本発明の原料化合物()〜()は、いずれ
も新規化合物であり、このうち、式;
【式】 で示される基がメチレン基であるジオキソチアゾ
リジン化合物()は一般式 (但し、2−イミノ−4−オキソチアゾリジン−
5−イルメチル基はフエノールの3位もしくは4
位に結合していることを表す。) で示される化合物を加水分解後、濃硝酸でニトロ
化したのち、さらに還元して製することができ
る。一方、式;
【式】で示される基がメチン 基であるジオキソチアゾリジン化合物()は4
−ヒドロキシ−3−ニトロベンズアルデヒドもし
くは3−ヒドロキシ−4−ニトロベンズアルデヒ
ドと2,4−ジオキソチアゾリジンとをピペリジ
ンの存在下に縮合反応させ、ついでこれを還元し
て製造することができる。また、アミド化合物
()は、ジオキソチアゾリジン化合物()と
化合物()とを目的物()を製造する場合に
比しより緩和な条件下に例えば、ジシクロヘキシ
ルカルボジイミドの如き縮合剤の存在下)に反応
させて製造することができる。アゾメチン化合物
()は一般式 R−Alk−CHO (但し、記号は前記と同一意味を有する。) で示されるアルデヒド化合物とジオキソチアゾリ
ジン化合物()とを縮合反応させて製すること
ができる。アルデヒド化合物()は一般式 (但し、ホルミル基はフエノールの4位もしくは
5位に結合していることを表し、他の記号は前記
と同一意味を有する。) で示されるフエノール化合物の脱水反応により製
することができ、さらに、イミノ化合物()又
はその塩は一般式 (但し、アミノ基はベンゾオキサゾール環の5位
もしくは6位に結合していることを表し、他の記
号は前記と同一意味を有する。) で示されるアニリン化合物を、ハロゲン下水素酸
の存在下ジアゾ化後、銅触媒の存在化、アクリル
酸メチルエステルと反応させ、さらに例えば酢酸
ナトリウムの如き塩基の存在下チオウレアと反応
させて製造することができる。 実施例 KK−Ayマウス(東京実験動物1.5−11ケ月令)
を粉末飼料(CE−2、日本クレア)で4日間予
備飼育した後、体重と血糖値を測定した。体重、
血糖値と月令がバランスがとれるように1群4匹
に分けて効力試験に供した。 被検化合物を粉末飼料(CE−2、日本クレア)
に0.5mg混合し、当該マウスに自由に摂取させた。
5日後に尾部先端より採血し、血糖値をグルコー
ス・オキシダーゼ法により測定した。 血糖値より下式にて低下率を算出した。 (1−薬物投与群の血糖値/薬物非投与の血糖値)
×100 結果は下記第1表記載の通りである。
【表】 実施例 1 (1) 5−アミノ−5−フエニルベンゾオキサゾー
ル4.87g、濃塩酸6ml及びアセトン50mlの混合
物に氷冷下、亜硝酸ナトリウム1.76gの水溶液
5mlを滴下する。同温で10分間撹拌し、更にア
クリル酸メチルエステル12.1gを加え、40℃に
加温しながら酸化第一銅150mgを徐々に加える。
窒素気体の発生が終わつた後、35℃に20分加温
し、反応液を水で希釈し酢酸エチルで抽出す
る。抽出液を水洗、乾燥後溶媒を留去し、残査
をシリカゲルカラムクロマトグラフイー(溶
媒:クロロホルム)で精製することにより、3
−(2−フエニルベンゾオキサゾール−5−イ
ル)−2−クロロプロピオン酸メチルエステル
5.13gを淡褐色油状物とし得る。 IRνNeat nax(cm-1):1740 (2) 本品5.13g、チオウレア2.30g、酢酸ナトリ
ウム1.50g及びエチレングリコールモノメチル
エーテル35mlの混合物を100℃に8時間加熱す
る。反応液から溶媒を留去し、残査に水及びn
−ヘキサンを加え、析出晶をろ取し、洗浄後乾
燥することにより、5−〔(2−イミノ−4−オ
キソチアゾリジン−5−イル)メチル〕−2−
フエニルベンゾオキサゾール4.35gを無色粉末
として得る。 M.p.281〜283℃(分解) (3) 本品3.18gをエチレングリコールモノメチル
エーテル50mlに溶解し、トルエンスルホン酸・
1水和物2.05g及び水6mlを加えて1時間45分
還流する。反応液から溶媒を留去し、残査に水
を加えて酢酸エチル抽出し、洗浄、乾燥後溶媒
を留去する。残査をシリカゲルカラムクロマト
グラフイー〔溶媒:クロロホルム−メタノール
(20:1)〕で精製することにより、5−〔(2,
4−ジオキソチアゾリジン−5−イル)メチ
ル〕−2−フエニルベンゾオキサゾール1.83g
を得る。 M.p.192〜194℃ Mass(m/e):324(M+) IRνNujol nax(cm-1):3180、1745、1680 実施例 2〜4 対応原料化合物を実施例1と同様に処理するこ
とにより、下記第2表記載化合物を得る。
【表】 実施例 5 (1) 5−(3−アミノ−4−ヒドロキシベンジル)
−2,4−ジオキソチアゾリジン3.10g、N,
N−ジメチルアニリン3.63g、テトラヒドロフ
ラン25ml及びジメチルホルムアミド5mlの混合
物に2−フエニル−4−チアゾール酢酸クロリ
ド2.30gのテトラヒドロフラン10ml溶液を0℃
で滴下し、室温で20分間撹拌する。反応後、水
に注ぎ、酢酸エチル抽出し、洗浄、乾燥後溶媒
を留去する。残査を酢酸エチルから結晶化する
ことによりN−〔5−(2,4−ジオキソチアゾ
リジン−5−イル)メチル−5−ヒドロキシフ
エニル〕−2−フエニルチアゾール−4−アセ
タミド3.35gを得る。 収率76% M.p.227〜229℃(分解) IRνNujol nax(cm-1):1740、1690、1670 Mass(m/e):439(M+)、202 (2) 本品1.5gと五酸化リン3.2g、ヘキサメチル
ジシロキサン6.6ml及び1,2−ジクロロエタ
ン12.5mlより調製したポリリン酸トリメチルシ
リルエステル溶液の混合物を100℃で30分間加
熱する。反応後、氷水に注ぎ、酢酸エチル抽出
し、乾燥後、溶媒を留去する。残査をメタノー
ルより再結晶することにより5−〔(2,4−ジ
オキソチアゾリジン−5−イル)メチル〕−2
−〔(2−フエニル−1,3−チアゾール−4−
イル)メチル〕ベンゾオキサゾール880mgを得
る。 収率61% M.p.86〜89℃ IRνNujol nax(cm-1):1750、1690 Mass(m/e):421(M+)、305 実施例 6 (1) 2−フエニル−4−オキサゾール酢酸2.03
g、5−(3−アミノ−4−ヒドロキシベンジ
ル)−2,4−ジオキソチアゾリジン2.38gジ
シクロヘキシルカルボジイミド2.06g、ジメチ
ルホルムアミド2ml及びテトラヒドロフラン20
mlの混合物を室温で18時間撹拌する。反応後、
不溶物を除いて氷水に注ぎ、酢酸エチル抽出
し、水洗、乾燥後、溶媒を留去する。残査をシ
リカゲルカラムクロマト(溶媒;クロロホル
ム:メタノール=10:1)にて精製し、酢酸エ
チルから結晶化することによりN−〔5−(2,
4−ジオキソチアゾリジン−5−イル)メチル
−2−ヒドロキシフエニル〕−2−フエニルオ
キサゾール−4−アセタミド2.83gを得る。 収率67% M.p.197.5〜199.5℃ IRνNujol nax(cm-1):1740、1690、1670 Mass(m/e):423(M+)、186 (2) 本品635mgを230℃で40分間加熱する。冷却後
シリカゲルカラムクロマト(溶媒;クロロホル
ム:メタノール=10:1)にて精製し、アセト
ニトリルより再結晶することにより5−〔(2,
4−ジオキソチアゾリジン−5−イル)メチ
ル〕−2−〔(2−フエニル−1,3−オキサゾ
ール−4−イル)メチル〕ベンゾオキサゾール
383mgを得る。 収率63% M.p.174〜177.5℃ IRνNujol nax(cm-1):1730、1710、 Mass(m/e):405(M+)、289 実施例 7〜30 対応原料化合物を実施例5−(1)及び(2)または6
−(1)及び(2)と同様に処理して下記第3表記載の化
合物を得る。
【表】
【表】
【表】
【表】 実施例 31 五酸化リン4.0g及びヘキサメチルジシロキサ
ン10ml、1,2−ジクロロベンゼン20mlの混合物
を5分間加熱還流してポリリン酸トリメチルシリ
ルエステル溶液を調製する。ついで2−フエニル
−5−メチル−4−オキサゾール酢酸1.52g及び
5−(3−アミノ−4−ヒドロキシベンジル)−
2,4−ジオキソチアゾリジン2.17gを加えて、
150℃で2時間加熱する。反応後氷水に注ぎ、酢
酸エチル抽出し、水洗、乾燥後溶媒を留去する。
残査をシリカゲルカラムクロマト(溶媒;クロロ
ホルム:メタノール=100:1)にて精製し、酢
酸エチル−n−ヘキサン混液から再結晶すること
により5−〔(2,4−ジオキソチアゾリジン−5
−イル)メチル〕−2−〔(2−フエニル−5−メ
チル−1,3−オキサゾール−4−イル)メチ
ル〕ベンゾオキサゾール1.99gを得る。 収率68% M.p.175〜178℃ IRνNujol nax(cm-1):1745、1700、1640 Mass(m/e):419(M+)、348、303 実施例 32〜72 対応原料化合物を実施例31と同様に処理して下
記第4表記載の化合物を得る。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】 実施例 73 5−(3−アミノ−4−ヒドロキシベンジル)−
2,4−ジオキソチアゾリジン500mg、2−フエ
ニル−4−ホルミルチアゾール405mg及びエタノ
ール30mlを20分間加熱還流し、反応後溶媒を留去
し粗製の4−(2,4−ジオキソチアゾリジン−
5−イル)メチル−2−〔(2−フエニルチアゾー
ル−4−イル)メチリデン〕アミノフエノール
840mgを得る。続いて本品をベンゼン40mlに溶解
し、四酢酸鉛1.26gを加え、室温で15分間撹拌
後、溶媒を留去する。酢酸エチル及び水を加え、
酢酸エチル層を水洗、乾燥後、溶媒を留去する。
シリカゲルカラムクロマト(溶媒;クロロホル
ム:メタノール=100:1)にて精製し、メタノ
ールから結晶化することにより5−〔(2,4−ジ
オキソチアゾリジン−5−イル)メチル〕−2−
(2−フエニル−1,3−チアゾール−4−イル)
ベンゾオキサゾール400mgを得る。 M.p.、IRは実施例8のそれと一致した。 実施例 74 (1) N−(5−アミノ−2−ヒドロキシフエニル)
−2−(4−クロロフエニル)アセタミド9.47
gを実施例1−(1)〜(3)と同様に処理することに
より、N−〔5−(2、4−ジオキソチアゾリジ
ン−5−イル)メチル−2−ヒドロキシフエニ
ル〕−2−(4−クロロフエニル)アセタミド
5.64gを淡黄色粉末として得る。 M.p.207〜209℃ IRνNujol nax(cm-1):1750、1720 Mass(m/e):392、390(M+) (2) 上記(1)の生成物5.64gを220℃に50分間加熱
し、冷却後シリカゲルカラムクロマトグラフイ
ー〔溶媒:クロロホルム−メタノール(50:
1)〕で精製し、エーテルから再結晶すること
により、5−〔(2,4−ジオキソチアゾリジン
−5−イル)メチル〕−2−(4−クロロベンジ
ル)ベンゾオキサゾール4.0gを得る。 M.p.169.5〜170.5℃ Mass(m/e):374、372(M+) IRνNujol nax(cm-1):1750、1690 実施例 75 N−(5−アミノ−2−ヒドロキシフエニル)−
4−ヒドロキシ−3、5−ジ(tert−ブチル)ベ
ンズアミドを実施例74と同様に処理することによ
り、5−〔(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−
イル)メチル〕−2−〔4−ヒドロキシ−3、5−
ジ(tert−ブチル)フエニル〕ベンゾオキサゾー
ルを得る。 M.p.213〜216℃ Mass(m/e):452(M+) IRνNujol nax(cm-1):1750、1700 実施例 76 N−(4−アミノ−2−ヒドロキシフエニル)−
2−(4−クロロフエニル)アセタミドを実施例
74と同様に処理することにより、6−〔(2,4−
ジオキソチアゾリジン−5−イル)メチル〕−2
−〔4−クロロベンジル〕ベンゾオキサゾールを
得る。 M.p.219.5〜220.5℃ Mass(m/e):374、372(M+) IRνNujol nax(cm-1):1745、1695 実施例 77 5−〔(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イ
ル)メチル〕−2−(4−ニトロベンジル)ベンゾ
オキサゾール3.48gをテトラヒドロフラン70ml及
びメタノール70mlの混液に溶解し、10%パラジウ
ム−炭素2.5gを加え、常圧水素中で還元反応に
付す。反応液より下溶物をろ去し、ろ液を濃縮後
シリカゲルカラムクロマトグラフイー〔(溶媒:
クロロホルム−メタノール(20:1)〕で精製し、
酢酸エチルから再結晶することにより、5−
〔(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イル)メ
チル〕−2−(4−アミノベンジル)ベンゾオキサ
ゾール1.86gを得る。 M.p.180〜183℃ Mass(m/e):353(M+) IRνNujol nax(cm-1):1735、1700 実施例 78 5−〔(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イ
ル)メチル〕−2−(4−アミノベンジル)ベンゾ
オキサゾール0.99g、無水酢酸2ml及びピリジン
10mlの混合物を室温で一夜撹拌後、10%塩酸を加
え、酢酸エチルで抽出し、水洗、乾燥後溶媒を留
去する。残査を酢酸エチルから再結晶することに
より、5−〔(2,4−ジオキソチアゾリジン−5
−イル)メチル〕−2−(4−アセタミドベンジ
ル)ベンゾオキサゾール0.56gを得る。 M.p.233〜236℃ Mass(m/e):395(M+) IRνNujol nax(cm-1):1745、1690 実施例 79 5−〔(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イ
ル)メチル〕−2−(4−メチルチオベンジル)ベ
ンゾオキサゾール1.0g、80%m−クロロ過安息
香酸0.58g及び塩化メチレン25mlの混合物を室温
で10分間撹拌する。溶媒を留去し、酢酸エチルを
加えて、洗浄、乾燥後溶媒を留去し、シリカゲル
カラムクロマト(溶媒;クロロホルム:メタノー
ル=20:1)にて精製し5−〔(2,4−ジオキソ
チアゾリジン−5−イル)メチル〕−2−(4−メ
チルスルフイニルベンジル)ベンゾオキサゾール
0.67gを無色泡状物として得る。 収率64% Mass(m/e):400(M+) IRνNujol nax(cm-1):1750、1690 実施例 80 5−〔(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イ
ル)メチル〕−2−(4−メチルチオベンジル)ベ
ンゾオキサゾール1.2g、80%m−クロロ過安息
香酸2.1g及び塩化メチレン30mlの混合物を室温
で20分間撹拌する。実施例79と同様の処理をした
のち、テトラヒドロフラン−n−ヘキサン混液か
ら再結晶して5−〔(2,4−ジオキソチアゾリジ
ン−5−イル)メチル〕−2−(4−メチルスルホ
ニルベンジル)ベンゾオキサゾール1.2gを無色
粉末として得る。 収率69% M.p.168〜169℃ 実施例 81 5−〔(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イ
ル)メチル〕−2−(ベンゾイル)ベンゾオキサゾ
ール1.3gをメタノール(30ml)−テトラヒドロフ
ラン(6ml)混液に溶解し、水素化ホウ素ナトリ
ウム0.14gを加えて、室温で5分間撹拌する。水
を加えて酢酸エチル抽出し、溶媒を留去する。残
査をエーテルから結晶化することにより5−
〔(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イル)メ
チル〕−2−(α−ヒドロキシベンジル)ベンゾオ
キサゾール0.64gを無色結晶として得る。 M.p.210〜212℃(分解) 実施例 82 5−〔(2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イ
ル)メチル〕−2−(4−ベンジルオキシベンジ
ル)ベンゾオキサゾール0.95g、25%臭化水素酢
酸溶液10ml及び酢酸10mlの混合物を室温で一晩か
くはんする。反応液に酢酸エチル及び水を加え、
酢酸エチル層を水洗、乾燥後、溶媒を留去する。
残渣をn−ヘキサンで結晶化し、さらに酢酸エチ
ル−n−ヘキサン混液から再結晶して5−〔(2,
4−ジオキソチアゾリジン−5−イル)メチル〕
−2−(4−ヒドロキシベンジル)ベンゾオキサ
ゾール0.42gを無色針状晶として得る。 収率55% M.p.201〜204℃ 実施例 83 (1) 4−(N,N−ジメチルアミノ)フエニル酢
酸及び塩化オキサリルから調製した4−(N,
N−ジメチルアミノ)フエニル酢酸クロリドと
5−(3−アミノ−4−ヒドロキシベンジル)−
2,4ジオキソチアゾリジンとを実施例5−(1)
と同様に処理してN−〔5−(2,4−ジオキソ
チアゾリジン−5−イル)メチル−2−ヒドロ
キシフエニル〕−2−(4−ジメチルアミノフエ
ニル)アセタミドを得る。 M.p.215.5−217.5℃ (2) N−〔5−(2,4−ジオキソチアゾリジン−
5−イル)メチル−2−ヒドロキシフエニル〕
−2−(4−ジメチルアミノフエニル)アセタ
ミド6.0g、p−トルエンスルホン酸一水和物
0.3g及びジエチルアニリン35mlの混合物を1.5
時間加熱還流する。冷却後、析出晶をろ取し、
洗浄後、テトラヒドロフラン−メタノール混液
から再結晶して5−〔(2,4−ジオキソチアゾ
リジン−5−イル)メチル〕−2−(4−ジメチ
ルアミノベンジル)ベンゾオキサゾール4.9g
を得る。 収率78% M.p.217〜218℃ 参考例 1 (1) 2−アミノ−4−ニトロフエノール6.16gと
ベンズアルデヒド4.77gをエタノール中で還流
する。反応液を濃縮後冷却して2−ベンジリデ
ンアミノ−4−ニトロフエノールの結晶をろ取
する。本品のベンゼン懸濁液に四酢酸鉛15.5g
を加えて撹拌する。反応後不溶物をろ去し、ろ
液を洗浄、濃縮する。残査をシリカゲルカラム
で精製後、エタノールから再結晶して5−ニト
ロ−2−フエニルベンゾオキサゾール5.08gを
得る。 M.p.169〜171.5℃ (2) 上記生成物8.85gの酢酸溶液に10%パラジウ
ム−炭素3gを加え、常圧水素中で還元反応に
付す。不溶物をろ去し、ろ液を濃縮後残査をク
ロロホルム−n−ヘキサンから再結晶して5−
アミノ−2−フエニルベンゾオキサゾール7.02
gを得る。 M.p.150.5〜153℃ 参考例 2 (1) 2−アミノ−4−ニトロフエノール14.7g及
びN,N−ジメチルアニリン12.1gのテトラヒ
ドロフラン溶液に(1−メチルシクロヘキシ
ル)カルボニルクロリド16.0gを氷冷下で滴下
し、室温で撹拌する。反応液に10%塩酸を加え
て結晶をろ取し、該結晶をチオニルクロリド
260mlに加え、還流する。未反応のチオニルク
ロリドを留去し、残査をシリカゲルカラムで精
製して2−(1−メチルシクロヘキシル)−5−
ニトロベンゾオキサゾール21.7gを得る。 M.p.57〜59℃ (2) 上記生成物を参考例1−(2)と同様に処理して
5−アミノ−2−(1−メチルシクロヘキシル)
ベンゾオキサゾールを無色油状物として得る。 Mass(m/e):230(M+) 参考例 3及び4 対応原料化合物を参考例1又は2と同様に処理
して下記化合物を得る。
【表】 参考例 5 (1) 4−クロロフエニル酢酸8.55g及びチオニル
クロリド35mlの混合物を加熱する。反応後、未
反応のチオニルクロリドを留去する。残査を2
−アミノ−4−ニトロフエノール7.70g、N,
N−ジメチルアニリン6.65gのテトラヒドロフ
ラン溶液に加え、室温で撹拌後、溶媒を留去
し、残査に希塩酸を加えて結晶をろ取すること
により、N−(5−ニトロ−2−ヒドロキシフ
エニル)−2−(4−クロロフエニル)アセタミ
ド14.2gを得る。 M.p.250〜252℃(分解) (2) 本品13.93gと塩化第一スズのエタノール−
酢酸エチル懸濁液を加熱する。反応後、溶媒を
留去し、残査を水酸化ナトリウムで中和して酢
酸エチル抽出する。抽出液から溶媒を留去し、
残査を酢酸エチルから再結晶してN−(5−ア
ミノ−2−ヒドロキシフエニル)−2−(4−ク
ロロフエニル)アセタミド9.86gを得る。 M.p.164〜167℃ 参考例 6 4−ヒドロキシ−3,5−ジ(tert−ブチル)
安息香酸及び2−アミノ−4−ニトロフエノール
を参考例5−(1)及び参考例1−(2)と同様に処理し
てN−(5−アミノ−2−ヒドロキシフエニル)−
4−ヒドロキシ−3,5−ジ(tert−ブチル)ベ
ンズアミドを得る。 M.p.222〜225℃(分解) 参考例 7 (1) 4−アミノフエノールを実施例1−(1)〜(3)と
同様に処理して5−(4−ヒドロキシベンジル)
−2,4−ジオキソチアゾリジンを得る。 M.p.157〜158.5℃ (2) 本品5.19gを氷冷下70%硝酸50mlに加え、5
分間撹拌後、氷水に注ぎ、酢酸エチル抽出す
る。抽出液を水洗、乾燥後、溶媒を留去し、残
査を酢酸エチル−n−ヘキサンから再結晶する
ことにより5−(4−ヒドロキシ−3−ニトロ
ベンジル)−2,4−ジオキソチアゾリジン
4.85gを得る。 収率78% M.p.141〜143.5℃ (3) 本品1.0gのジメチルホルムアミド溶液に10
%パラジウム−炭素、4M次亜リン酸ナトリウ
ム水溶液及び水を加え、室温で撹拌する。反応
後、不溶物をろ去し、ろ液に水を加え、酢酸エ
チル抽出する。抽出液から溶媒を留去し、残査
をイソプロピルアルコールから再結晶して5−
(3−アミノ−4−ヒドロキシベンジル)−2,
4−ジオキソチアゾリジン755mlを得る。 M.p.215〜217.5℃(分解) 参考例 8 (1) 4−ヒドロキシ−3−ニトロベンズアルデヒ
ド18.0g、2,4−ジオキソチアゾリジン
12.74g、ピペリジン2.2ml及びジオキサン180
mlの混合物を13時間加熱還流する。冷却後、水
100ml及び10%塩酸10mlを加え、析出物をろ取
し、乾燥後、テトラヒドロフラン−n−ヘキサ
ン混液から再結晶することにより5−(4−ヒ
ドロキシ−3−ヒトロベンジリデン)−2,4
−ジオキソチアゾリジン14.82gを得る。 収率25% M.p.256.5〜258℃ (2) 本品12.85gを参考例7−(3)と同様に処理後、
反応ろ液を水に注ぎ、析出晶をろ取して5−
(3−アミノ−4−ヒドロキシベンジリデン)−
2,4−ジオキソチアゾリジン10.86gを得る。 収率95% M.p.260.5〜261.5℃(分解) 参考例 9 (1) L−4−ヒドロキシ−3−ニトロフエニルア
ラニン13.3g、臭化カリウム35g及び3N−硫
酸170mlの混合物を氷令し、該溶液に亜硝酸ナ
トリウム4.95gの水溶液10mlを30分間かけて滴
下する。同温で10分間かくはん後、酢酸エチル
抽出し、水洗、乾燥後溶媒を留去して、2−ブ
ロモ−3−(4−ヒドロキシ−3−ニトロフエ
ニル)プロピオン酸15.2gを茶褐色固体として
得る。 (2) 本品15.1g、チオ尿素6.14g、酢酸ナトリウ
ム5.51g及びエタノール150mlの混合物を3時
間加熱還流する。溶媒を留去し、水を加えて析
出物をろ取したのち、洗浄、乾燥することによ
り5−(4−ヒドロキシ−3−ニトロベンジル)
−2−イミノ−4−オキソチアゾリジン12.2g
を黄色粉末として得る。 M.p.221〜223℃(分解) (3) 本品12.1g、濃塩酸15.6ml、エチレングリコ
ールモノメチルエーテル125ml及び水12.5mlの
混合物を4時間加熱還流する。濃縮後、酢酸エ
チル抽出し、水洗、乾燥後溶媒を留去し、酢酸
エチル−n−ヘキサン混液から再結晶して5−
(4−ヒドロキシ−3−ニトロベンジル)−2,
4−ジオキソチアゾリジン10.4gを黄色粉末と
して得る。 M.p.141〜143.5℃ (4) 本品10.3gをテトラヒドロフラン−メタノー
ル(1:1)混液170mlに溶解し、10%パラジ
ウム−カーボン2.5gを加えて水素雰囲気下接
触還元する。触媒を濾去し、濃縮する。残渣に
イソプロピルアルコールを加えて5−(3−ア
ミノ−4−ヒドロキシベンジル)2,4−ジオ
キソチアゾリジン8.77gを淡黄色粉末として得
る。 M.p.215〜217.5℃

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 一般式 (但し、Rは置換基を有することもあるフエニル
    基、ナフチル基、シクロアルキル基、1,3−チ
    アゾール−4−イル基、1,3−オキサゾール−
    4−イル基、ピリジル基、ベンゾオキサゾリル
    基、チエニル基、キノリル基またはベンゾフラニ
    ル基、Alkは単結合手、低級アルケニレン基、低
    級アルキニレン基または置換基を有することもあ
    る低級アルキレン基、点線は当該部位の結合が二
    重結合であつてもよく、2,4−ジオキソチアゾ
    リジン−5−イル(もしくはイリデン)メチル基
    はベンゾオキサゾール環の5位もしくは6位に結
    合していることを表す。) で示されるベンゾオキサゾール誘導体又はその薬
    理的に許容しうる塩。 2 Rが低級アルコキシ基、低級アルキル基、
    トリハロゲノ低級アルキル基、低級アルキルチオ
    基、低級アルキルスルフイニル基、低級アルキル
    スルホニル基、フエニル基、ハロゲン原子、ニト
    ロ基、ピロリジノ基、ピペリジノ基、モルホリノ
    基、ピロリル基及びジ(低級アルキル)アミノ基
    から選ばれる1〜3個の基で置換されていてもよ
    いフエニル基;低級アルコキシ基、低級アルキ
    ル基、ハロゲン原子またはニトロ基で置換されて
    いてもよいナフチル基;低級アルキル基で置換
    されていてもよいピリジル基または低級アルキ
    ル基、低級アルキルチオ基、シクロアルキル基及
    びフエニル基から選ばれる1〜2個の基で置換さ
    れている1,3−チアゾール−4−イル基もしく
    は1,3−オキサゾール−4−イル基である請求
    項1記載のベンゾオキサゾール誘導体またはその
    薬理的に許容しうる塩。 3 Rが低級アルコキシ基置換フエニル基、ジ
    (低級アルキル)アミノ基置換フエニル基または
    ナフチル基であり、Alkが直鎖低級アルキレン基
    であり、式【式】で示される基がメチレン基 である請求項2記載のベンゾオキサゾール誘導体
    またはその薬理的に許容しうる塩。 4 一般式 (但し、点線は当該部位の結合が二重結合であつ
    てもよく、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−
    イル(もしくはイリデン)メチル基はフエノール
    の4位もしくは5位に結合していることを表す。) で示される化合物又はその塩。 5 一般式 (但し、Rは置換基を有することもあるフエニル
    基、ナフチル基、シクロアルキル基、1,3−チ
    アゾール−4−イル基、1,3−オキサゾール−
    4−イル基、ピリジル基、ベンゾオキサゾリル
    基、チエニル基、キノリル基またはベンゾフラニ
    ル基、Alkは単結合手、低級アルケニレン基、低
    級アルキニレン基または置換基を有することもあ
    る低級アルキレン基、R1は水酸基、低級アルコ
    キシ基または反応性残基、Yは酸素原子又はイミ
    ノ基を表す。) で示される化合物又はその塩と一般式 (但し、点線は当該部位の結合が二重結合であつ
    てもよく、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−
    イル(もしくはイリデン)メチル基はフエノール
    の4位もしくは5位に結合していることを表す。) で示されるジオキソチアゾリジン化合物又はその
    塩とを縮合反応させ、所望により、生成物を薬理
    的に許容しうる塩とすることを特徴とする一般式 (但し、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イ
    ル(もしくはイリデン)メチル基はベンゾオキサ
    ゾール環の5位もしくは6位に結合していること
    を表し、他の記号は前記と同一意味を有する。) で示されるベンゾオキサゾール誘導体又はその薬
    理的に許容しうる塩の製法。 6 一般式 (但し、Rは置換基を有することもあるフエニル
    基、ナフチル基、シクロアルキル基、1,3−チ
    アゾール−4−イル基、1,3−オキサゾール−
    4−イル基、ピリジル基、ベンゾオキサゾリル
    基、チエニル基、キノリル基またはベンゾフラニ
    ル基、Alkは単結合手、低級アルケニレン基、低
    級アルキニレン基または置換基を有することもあ
    る低級アルキレン基、点線は当該部位の結合が二
    重結合であつてもよく、2,4−ジオキソチアゾ
    リジン−5−イル(もしくはイリデン)メチル基
    はフエノールの4位もしくは5位に結合している
    ことを表す。) で示されるアミド化合物又はその塩を脱水反応に
    付し所望により、生成物を薬理的に許容しうる塩
    とすることを特徴とする一般式 (但し、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イ
    ル(もしくはイリデン)メチル基はベンゾオキサ
    ゾール環の5位もしくは6位に結合していること
    を表し、他の記号は前記と同一意味を有する。) で示されるベンゾオキサゾール誘導体又はその薬
    理的に許容しうる塩の製法。 7 一般式 (但し、Rは置換基を有することもあるフエニル
    基、ナフチル基、シクロアルキル基、1,3−チ
    アゾール−4−イル基、1,3−オキサゾール−
    4−イル基、ピリジル基、ベンゾオキサゾリル
    基、チエニル基、キノリル基またはベンゾフラニ
    ル基、Alkは単結合手、低級アルケニレン基、低
    級アルキニレン基または置換基を有することもあ
    る低級アルキレン基、点線は当該部位の結合が二
    重結合であつてもよく、2,4−ジオキソチアゾ
    リジン−5−イル(もしくはイリデン)メチル基
    はフエノールの4位もしくは5位に結合している
    ことを表す。) で示されるアゾメチン化合物又はその塩を脱水素
    反応に付し、所望により、生成物を薬理的に許容
    しうる塩とすることを特徴とする一般式 (但し、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イ
    ル(もしくはイリデン)メチル基はベンゾオキサ
    ゾール環の5位もしくは6位に結合していること
    を表し、他の記号は前記と同一意味を有する。) で示されるベンゾオキサゾール誘導体又はその薬
    理的に許容しうる塩の製法。 8 一般式 (但し、Rは置換基を有することもあるフエニル
    基、ナフチル基、シクロアルキル基、1,3−チ
    アゾール−4−イル基、1,3−オキサゾール−
    4−イル基、ピリジル基、ベンゾオキサゾリル
    基、チエニル基、キノリル基またはベンゾフラニ
    ル基、Alkは単結合手、低級アルケニレン基、低
    級アルキニレン基または置換基を有することもあ
    る低級アルキレン基を表し、ホルミル基はベンゾ
    オキサゾール環の5位もしくは6位に結合してい
    ることを表す。) で示されるアルデヒド化合物またはその塩と2,
    4−ジオキソチウアゾリジンまたはその塩とを反
    応させ、所望により、生成物を薬理的に許容しう
    る塩とすることを特徴とする一般式 (但し、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イ
    リデンメチル基はベンゾオキサゾール環の5位も
    しくは6位に結合していることを表し、他の記号
    は前記と同一意味を有する。) で示されるベンゾオキサゾール誘導体又はその薬
    理的に許容しうる塩の製法。 9 一般式 (但し、Rは置換基を有することもあるフエニル
    基、ナフチル基、シクロアルキル基、1,3−チ
    アゾール−4−イル基、1,3−オキサゾール−
    4−イル基、ピリジル基、ベンゾオキサゾリル
    基、チエニル基、キノリル基またはベンゾフラニ
    ル基、Alkは単結合手、低級アルケニレン基、低
    級アルキニレン基または置換基を有することもあ
    る低級アルキレン基を表し、2−イミノ−4−オ
    キソチアゾリジン−5−イルメチル基はベンゾオ
    キサゾール環の5位もしくは6位に結合している
    ことを表す。) で示されるイミン化合物又はその塩を加水分解
    し、所望により、生成物を薬理的に許容しうる塩
    とすることを特徴とする一般式 (但し、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イ
    ルメチル基はベンゾオキサゾール環の5位もしく
    は6位に結合していることを表し、他の記号は前
    記と同一意味を有する。) で示されるベンゾオキサゾール誘導体又はその薬
    理的に許容しうる塩の製法。 10 一般式 (但し、Rは置換基を有することもあるフエニル
    基、ナフチル基、シクロアルキル基、1,3−チ
    アゾール−4−イル基、1,3−オキサゾール−
    4−イル基、ピリジル基、ベンゾオキサゾリル
    基、チエニル基、キノリル基またはベンゾフラニ
    ル基、Alkは単結合手、低級アルケニレン基、低
    級アルキニレン基または置換基を有することもあ
    る低級アルキレン基、2,4−ジオキソチアゾリ
    ジン−5−イリデンメチル基はベンゾオキサゾー
    ル環の5位もしくは6位に結合していることを表
    す。) で示される化合物またはその塩を還元し、所望に
    より、生成物を薬理的に許容しうる塩とすること
    を特徴とする一般式 (但し、2,4−ジオキソチアゾリジン−5−イ
    ルメチル基はベンゾオキサゾール環の5位もしく
    は6位に結合していることを表し、他の記号は前
    記と同一意味を有する。) で示されるベンゾオキサゾール誘導体又はその薬
    理的に許容しうる塩の製法。
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