JPH0558433B2 - - Google Patents
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- JPH0558433B2 JPH0558433B2 JP60226405A JP22640585A JPH0558433B2 JP H0558433 B2 JPH0558433 B2 JP H0558433B2 JP 60226405 A JP60226405 A JP 60226405A JP 22640585 A JP22640585 A JP 22640585A JP H0558433 B2 JPH0558433 B2 JP H0558433B2
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- JP
- Japan
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- acid
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- chloroform
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
発明の目的
本発明は循環器系疾患の治療剤として有用であ
る新規なナフタレンススルホンアミド誘導体、及
びその薬理学的に許容しうる酸付加塩に関するも
のである。
る新規なナフタレンススルホンアミド誘導体、及
びその薬理学的に許容しうる酸付加塩に関するも
のである。
発明の構成
即ち、本発明は一般式()
(式中、nは2又は3の整数を、Xは水素原子又
はハロゲン原子を表わす。) で示されるナフタレンスルホンアミド誘導体、及
びその薬理学的に許容しうる酸付加塩に関するも
のである。
はハロゲン原子を表わす。) で示されるナフタレンスルホンアミド誘導体、及
びその薬理学的に許容しうる酸付加塩に関するも
のである。
本発明の前記一般式()中、Xで示されるハ
ロゲン原子としては、たとえば、塩素、フツ素、
臭素、ヨウ素原子等が挙げられる。
ロゲン原子としては、たとえば、塩素、フツ素、
臭素、ヨウ素原子等が挙げられる。
本発明の前記一般式()で示される化合物
は、所望に応じて薬理学的に許容しうる酸付加塩
に変換することも、又は生成した酸付加塩から塩
基を遊離させることもできる。
は、所望に応じて薬理学的に許容しうる酸付加塩
に変換することも、又は生成した酸付加塩から塩
基を遊離させることもできる。
本発明の前記一般式()で示される化合物の
薬理学的に許容しうる酸付加塩としては、たとえ
ば、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、硫
酸、燐酸等の鉱酸塩、あるいは、酢酸、マレイン
酸、フマール酸、クエン酸、シユウ酸、酒石酸等
の有機酸塩が挙げられる。
薬理学的に許容しうる酸付加塩としては、たとえ
ば、塩酸、臭化水素酸、ヨウ化水素酸、硝酸、硫
酸、燐酸等の鉱酸塩、あるいは、酢酸、マレイン
酸、フマール酸、クエン酸、シユウ酸、酒石酸等
の有機酸塩が挙げられる。
本発明の前記一般式()で示される新規なナ
フタレンスルホンアミド誘導体は、以下の様にし
て製造することができる。
フタレンスルホンアミド誘導体は、以下の様にし
て製造することができる。
即ち、本発明に係わる前記一般式()で示さ
れる化合物は、次の一般式() (式中、Xは前述と同意義を、Aはハロゲン原子
を表わす。) で示されるスルホン酸ハロゲニド誘導体と、次の
一般式() (式中、nは前述と同意義を表わす。) で示されるアミン誘導体とを、溶媒下で反応させ
ることにより製造することができる。
れる化合物は、次の一般式() (式中、Xは前述と同意義を、Aはハロゲン原子
を表わす。) で示されるスルホン酸ハロゲニド誘導体と、次の
一般式() (式中、nは前述と同意義を表わす。) で示されるアミン誘導体とを、溶媒下で反応させ
ることにより製造することができる。
本発明の方法の特に好ましい実施態様は、前記
一般式()で示されるスルホン酸ハロゲニド誘
導体1当量に対して、前記一般式()で示され
るアミン誘導体を3〜5当量を用いて有機溶媒中
反応せしめることである。
一般式()で示されるスルホン酸ハロゲニド誘
導体1当量に対して、前記一般式()で示され
るアミン誘導体を3〜5当量を用いて有機溶媒中
反応せしめることである。
本発明の方法において使用される溶媒として
は、反応を阻害しない限りいかなるものでもよ
く、たとえば、クロロホルム、ベンゼン、トルエ
ン、ジオキサン、ヘキサン等が挙げられる。
は、反応を阻害しない限りいかなるものでもよ
く、たとえば、クロロホルム、ベンゼン、トルエ
ン、ジオキサン、ヘキサン等が挙げられる。
又、反応は0°から使用される溶媒の加熱還流温
度の範囲で行われる。
度の範囲で行われる。
発明の効果
この様にして製造される前記一般式()で示
される新規なナフタレンスルホンアミド誘導体、
及びその薬理学的に許容しうる酸付加塩は、優れ
た平滑筋弛緩作用、血流増加作用を有し、血管拡
張剤、血圧降下剤、脳循環改善剤、狭心症治療
剤、脳心血管系の血栓症の予防及び治療剤として
極めて有用である。
される新規なナフタレンスルホンアミド誘導体、
及びその薬理学的に許容しうる酸付加塩は、優れ
た平滑筋弛緩作用、血流増加作用を有し、血管拡
張剤、血圧降下剤、脳循環改善剤、狭心症治療
剤、脳心血管系の血栓症の予防及び治療剤として
極めて有用である。
本発明の化合物の薬理作用の1例として、実施
例1で示される化合物の優れた作用を、以下に記
載する。
例1で示される化合物の優れた作用を、以下に記
載する。
a ミオシン軽鎖キナーゼに対する作用
ニワトリ砂胃平滑筋ミオシン軽鎖を基質とし
て、[γ−32P]ATPから基質蛋白への放射性
リン酸の取り込み量を計測することにより酸素
活性を測定した。反応溶液は全量200μlとし、
その組成は25mM Tris−HCl(PH7.0)、10m
M MgCl2、40μgミオシン軽鎖(ニワトリ砂
胃平滑筋からミオシンを調整し、更にグアニジ
ン変成させて調整した。)、200μM CaCl2、80n
gカルモデユリン(ウシの脳から調整した。)、
ミオシン軽鎖キナーゼ(ニワトリ砂胃平滑筋か
ら調整した。)、及び種々の濃度の薬物とした。
反応は30°にて行い、100μM[γ−32P]
ATP20μl添加により開始し、20%TCA0.5ml加
えて停止させた。反応停止後5%TCA 3mlと
1mg/mlアルブミン溶液を0.1ml加えて遠心し、
酸不溶性蛋白を試験管底に固定した。更に上清
を除き5%TCA3mlを加え遠心する。操作を2
〜3回繰り返した。沈殿蛋白質を1N−NaOH
2mlで溶解し、約10mlを含むバイヤルに入れて
Cherenkov効果を利用して液体シンチレーシヨ
ンカウンターで測定する。カルシウム存在下の
活性を100、カルシウム非存在下の活性を0と
した。反応溶液に薬物を加えた場合の活性から
50%阻害を与える薬物の濃度をIC50とした。
て、[γ−32P]ATPから基質蛋白への放射性
リン酸の取り込み量を計測することにより酸素
活性を測定した。反応溶液は全量200μlとし、
その組成は25mM Tris−HCl(PH7.0)、10m
M MgCl2、40μgミオシン軽鎖(ニワトリ砂
胃平滑筋からミオシンを調整し、更にグアニジ
ン変成させて調整した。)、200μM CaCl2、80n
gカルモデユリン(ウシの脳から調整した。)、
ミオシン軽鎖キナーゼ(ニワトリ砂胃平滑筋か
ら調整した。)、及び種々の濃度の薬物とした。
反応は30°にて行い、100μM[γ−32P]
ATP20μl添加により開始し、20%TCA0.5ml加
えて停止させた。反応停止後5%TCA 3mlと
1mg/mlアルブミン溶液を0.1ml加えて遠心し、
酸不溶性蛋白を試験管底に固定した。更に上清
を除き5%TCA3mlを加え遠心する。操作を2
〜3回繰り返した。沈殿蛋白質を1N−NaOH
2mlで溶解し、約10mlを含むバイヤルに入れて
Cherenkov効果を利用して液体シンチレーシヨ
ンカウンターで測定する。カルシウム存在下の
活性を100、カルシウム非存在下の活性を0と
した。反応溶液に薬物を加えた場合の活性から
50%阻害を与える薬物の濃度をIC50とした。
(結果)本願発明化合物 実施例1
IC50=6.8μM
b Ca2+PDE/basal PDE(Ca2+−dependent
phosphodiesterase)に対する作用 Ca2+依存性PDEはcAMP(またはcGMP)か
ら5′−AMP(または5′−GMP)になる反応を触
媒する酵素であり活性の測定には反応生成物で
ある5′−AMP(5′−GMP)を定量する方法をと
つた。Ca2+依存性PDEはcAMPとcGMPの両
者を分解することが出来るが、cGMPに対する
Kmの方が低いためcGMPを基質として用いた方
が、低濃度で最大反応速度を得ることが出来
る。
phosphodiesterase)に対する作用 Ca2+依存性PDEはcAMP(またはcGMP)か
ら5′−AMP(または5′−GMP)になる反応を触
媒する酵素であり活性の測定には反応生成物で
ある5′−AMP(5′−GMP)を定量する方法をと
つた。Ca2+依存性PDEはcAMPとcGMPの両
者を分解することが出来るが、cGMPに対する
Kmの方が低いためcGMPを基質として用いた方
が、低濃度で最大反応速度を得ることが出来
る。
酸素活性測定反応液の組成は、0.4M Tris
HCl(PH8.0)50μl、50mM MgCl250μl、1m
M CaCl2(または10mM EGTA)50μl、1
mg/mlウシ血清アルブミン50μl、Ca2+PDE(ラ
ツト脳から調整した。)、カルモデユリン200n
g(ウシ脳から調整した。)及び薬物を加えて
450μlとした。そこに4μM[3H]−cGMP
(2.5μCi/ml)50μl添加により反応を開始した。
通常30°で15分間インキユベートし、沸騰水溶
液中で3〜5分間加熱し、反応を停止させ、氷
水中で冷却した。ここで生成した[3H]−
GMPを[3H]−グアノシンに分解するための
操作に入る。反応液に5−ヌクレオチダーゼ
(Snake venum)を加え再び30°、10分間イン
キユベートした。これですべての酵素反応を終
了し、反応液を陽イオン交換樹脂(BioRad社
AG50x4、200〜400メツシユ)カラムに添加
し、生成した[3H]−グアノシンを吸着させ
た。反応液(550μl)に水約2mlを加え、その
ままカラムに注ぎ込み、さらに少量の水で試験
管を洗い、洗液もカラムに注ぐ。約20mlの水で
カラム洗浄後、樹脂に吸着している[3H]−グ
アノシンを3N−NH4OH1.5mlで溶出し、溶出
液は直接バイヤルびんに受ける。次にバイヤル
びんに受けた溶出液に乳化シンチレーシヨン液
を加え、放射活性を測定した。Ca2+存在下の
酵素活性を100とし、EGTA存在下の酵素活性
を0とした。50%阻害を与える薬の濃度をIC50
とした。
HCl(PH8.0)50μl、50mM MgCl250μl、1m
M CaCl2(または10mM EGTA)50μl、1
mg/mlウシ血清アルブミン50μl、Ca2+PDE(ラ
ツト脳から調整した。)、カルモデユリン200n
g(ウシ脳から調整した。)及び薬物を加えて
450μlとした。そこに4μM[3H]−cGMP
(2.5μCi/ml)50μl添加により反応を開始した。
通常30°で15分間インキユベートし、沸騰水溶
液中で3〜5分間加熱し、反応を停止させ、氷
水中で冷却した。ここで生成した[3H]−
GMPを[3H]−グアノシンに分解するための
操作に入る。反応液に5−ヌクレオチダーゼ
(Snake venum)を加え再び30°、10分間イン
キユベートした。これですべての酵素反応を終
了し、反応液を陽イオン交換樹脂(BioRad社
AG50x4、200〜400メツシユ)カラムに添加
し、生成した[3H]−グアノシンを吸着させ
た。反応液(550μl)に水約2mlを加え、その
ままカラムに注ぎ込み、さらに少量の水で試験
管を洗い、洗液もカラムに注ぐ。約20mlの水で
カラム洗浄後、樹脂に吸着している[3H]−グ
アノシンを3N−NH4OH1.5mlで溶出し、溶出
液は直接バイヤルびんに受ける。次にバイヤル
びんに受けた溶出液に乳化シンチレーシヨン液
を加え、放射活性を測定した。Ca2+存在下の
酵素活性を100とし、EGTA存在下の酵素活性
を0とした。50%阻害を与える薬の濃度をIC50
とした。
(結果)本願発明化合物 実施例1
IC50=66μM
basal PDEの活性測定の場合は、上記と同
一酵素のEGTA存在下の酵素活性を測定する。
この場合EGTA存在下の酵素活性を100とし、
酵素非存在下の活性を0とする。反応溶液に薬
物を加えた場合の活性から阻害%を求めた。通
常EGTA存在下の酵素活性は低いので、
Ca2+PDE測定の場合の約5倍量の酵素量で測
定する。
一酵素のEGTA存在下の酵素活性を測定する。
この場合EGTA存在下の酵素活性を100とし、
酵素非存在下の活性を0とする。反応溶液に薬
物を加えた場合の活性から阻害%を求めた。通
常EGTA存在下の酵素活性は低いので、
Ca2+PDE測定の場合の約5倍量の酵素量で測
定する。
(結果)本願発明化合物 実施例1
=9.1%(9.1%(100μM)
c cAMP/cGMP−PDE(cyclic AMP/cyclic
GMP2phos phodiesterase)に対する作用 0.4μM[8−3H]cAMPまたはcGMP
(100000cpm)、5mM MgCl2、0.1mg/ml牛
血清アルブミン、1mMEGTA、50mM
Tris−HCl(PH8.0)、cAMP又はcGMP−PDE
(ヒト血小板から調整した。)及び薬物を含み全
量を0.5mlとした組織で反応させた。30°で15分
間インキユベート後、沸騰水浴中で3〜5分間
加熱して反応を止めた。ここで基質である[8
−3H]cAMPあるいはcGMPはPDEにより
5′−[8−3H]−AMPあるいは5′−[8−3H]−
GMPに加水分解される。更に1mg/ml5′−ヌ
クレオチダーゼ(Crotalus atrox、シグマ社、
Snake venum)を50μl反応液中に加え、30°で
10分間インキユベートすると、最終的に[8−
3H]アデノシンあるいはグアノシンを得るこ
とができる。これらのヌクレオシドと未反応の
基質を陽イオン交換樹脂(Bio Rad AG
50x4、200−400メツシユ)カラムに添加し、
生成された[8−3H]アデノシンあるいはグ
アノシンのみを吸着させた。反応液(0.55ml)
に水約2mlを加えそのままカラムに注ぎ込みさ
らに少量の水で試験管を洗い、洗い液もカラム
に注いだ。約20mlの水でカラムを洗浄後樹脂に
吸着している[8−3H]−アデノシンあるいは
グアノシンを3N−NH4OH1.5mlで溶出し、溶
出液はバイアルびんに受けた。これに8mlの乳
化シンチレーシヨン液を加え、放射活性を測定
した。薬物の阻害は、酵素存在下の活性を100
とし、酵素非存在下の活性を0とした場合の薬
物存在下の活性から阻害%を測定した。また、
50%阻害を得る薬物の濃度をIC50とした。
GMP2phos phodiesterase)に対する作用 0.4μM[8−3H]cAMPまたはcGMP
(100000cpm)、5mM MgCl2、0.1mg/ml牛
血清アルブミン、1mMEGTA、50mM
Tris−HCl(PH8.0)、cAMP又はcGMP−PDE
(ヒト血小板から調整した。)及び薬物を含み全
量を0.5mlとした組織で反応させた。30°で15分
間インキユベート後、沸騰水浴中で3〜5分間
加熱して反応を止めた。ここで基質である[8
−3H]cAMPあるいはcGMPはPDEにより
5′−[8−3H]−AMPあるいは5′−[8−3H]−
GMPに加水分解される。更に1mg/ml5′−ヌ
クレオチダーゼ(Crotalus atrox、シグマ社、
Snake venum)を50μl反応液中に加え、30°で
10分間インキユベートすると、最終的に[8−
3H]アデノシンあるいはグアノシンを得るこ
とができる。これらのヌクレオシドと未反応の
基質を陽イオン交換樹脂(Bio Rad AG
50x4、200−400メツシユ)カラムに添加し、
生成された[8−3H]アデノシンあるいはグ
アノシンのみを吸着させた。反応液(0.55ml)
に水約2mlを加えそのままカラムに注ぎ込みさ
らに少量の水で試験管を洗い、洗い液もカラム
に注いだ。約20mlの水でカラムを洗浄後樹脂に
吸着している[8−3H]−アデノシンあるいは
グアノシンを3N−NH4OH1.5mlで溶出し、溶
出液はバイアルびんに受けた。これに8mlの乳
化シンチレーシヨン液を加え、放射活性を測定
した。薬物の阻害は、酵素存在下の活性を100
とし、酵素非存在下の活性を0とした場合の薬
物存在下の活性から阻害%を測定した。また、
50%阻害を得る薬物の濃度をIC50とした。
(結果)本願発明化合物 実施例1
cAMP 阻害%=36.6%(100μM)
cGMP IC50=90μM
d Cキナーゼに対する作用
[γ−32P]ATPの放射性リン酸の基質
(Histones)への取り込みを計測して酵素
活性を測定した。その組成は25mM Tris−
HCl(PH7.0)、10mM MgCl2、1mM
CaCl2、40μg Histone s、50μgホスフ
アチジルセリン、10μM 2−メルカプトエタ
ノール、Cキナーゼ(家兎脳より調整する。)、
及び薬物とした。反応は30°にて行い、100μM
[γ−32P]ATP20μl添加により開始し、20%
TCA 0.5mlを加えて停止させた。反応停止後
5%TCA3mlと1mg/mlアルブミン溶液を0.1
ml加えて遠心し、酸不溶性蛋白を試験管底に固
定した。上清を除き5%TCA3mlを加えて遠心
した。この操作を2〜3回繰り返した後、沈殿
蛋白質を1N−NaOH2mlで溶解し約10mlを含む
バイアルに入れてCherenkov効果を利用して液
体シンチレーシヨンカウンターで測定した。ホ
スフアチジルセリン存在下の活性を100、ホス
フアチジルセリン非存在下の活性を0とした。
反応液に薬物を加えた場合の活性から阻害%を
測定した。
(Histones)への取り込みを計測して酵素
活性を測定した。その組成は25mM Tris−
HCl(PH7.0)、10mM MgCl2、1mM
CaCl2、40μg Histone s、50μgホスフ
アチジルセリン、10μM 2−メルカプトエタ
ノール、Cキナーゼ(家兎脳より調整する。)、
及び薬物とした。反応は30°にて行い、100μM
[γ−32P]ATP20μl添加により開始し、20%
TCA 0.5mlを加えて停止させた。反応停止後
5%TCA3mlと1mg/mlアルブミン溶液を0.1
ml加えて遠心し、酸不溶性蛋白を試験管底に固
定した。上清を除き5%TCA3mlを加えて遠心
した。この操作を2〜3回繰り返した後、沈殿
蛋白質を1N−NaOH2mlで溶解し約10mlを含む
バイアルに入れてCherenkov効果を利用して液
体シンチレーシヨンカウンターで測定した。ホ
スフアチジルセリン存在下の活性を100、ホス
フアチジルセリン非存在下の活性を0とした。
反応液に薬物を加えた場合の活性から阻害%を
測定した。
(結果)本願発明化合物 実施例1
阻害%=45.3%(100μM)
e Aキナーゼに対する作用
Histone H2Bを基質とし、[γ−32P]ATP
から基質蛋白質への放射性リン酸の取り込み量
を計測することにより酵素活性を測定した。反
応溶液は全量200mlとし、その組成は25mM
Tris−HCl(PH7.0)、10mM Mg acetate、2
mM EGTA、40μgHistone H2B、Aキナー
ゼ(家兎骨格筋から調整する。)、1μM cyclic
AMP、及び薬物とした。反応は30°にて行い、
100μM[γ−32P]ATP20μl添加により開始し、
20%TCA 0.5mlを加えて停止させた。反応停
止後5%TCA3mlと1mg/mlアルブミン溶液を
0.1ml加えて遠心し、酸不溶性蛋白を試験管底
に固定した。上清を除き5%TCA3mlを加えて
遠心した。この操作を2〜3回繰り返した後、
沈殿蛋白質を1N−NaOH2mlで溶解し約10mlを
含むバイアルに入れてCherenkov効果を利用し
て液体シンチレーシヨンカウンターで測定し
た。cAMP存在下の活性を100、cAMP非存在
下の活性を0とした。反応液に薬物を加えた場
合の活性から、50%阻害を与える薬物の濃度を
IC50とした。
から基質蛋白質への放射性リン酸の取り込み量
を計測することにより酵素活性を測定した。反
応溶液は全量200mlとし、その組成は25mM
Tris−HCl(PH7.0)、10mM Mg acetate、2
mM EGTA、40μgHistone H2B、Aキナー
ゼ(家兎骨格筋から調整する。)、1μM cyclic
AMP、及び薬物とした。反応は30°にて行い、
100μM[γ−32P]ATP20μl添加により開始し、
20%TCA 0.5mlを加えて停止させた。反応停
止後5%TCA3mlと1mg/mlアルブミン溶液を
0.1ml加えて遠心し、酸不溶性蛋白を試験管底
に固定した。上清を除き5%TCA3mlを加えて
遠心した。この操作を2〜3回繰り返した後、
沈殿蛋白質を1N−NaOH2mlで溶解し約10mlを
含むバイアルに入れてCherenkov効果を利用し
て液体シンチレーシヨンカウンターで測定し
た。cAMP存在下の活性を100、cAMP非存在
下の活性を0とした。反応液に薬物を加えた場
合の活性から、50%阻害を与える薬物の濃度を
IC50とした。
(結果)本願発明化合物 実施例1
IC50=85μM
f 血管平滑筋に対する作用
体重1.9〜2.8Kgのウサギを放血致死させ開腹
し上腸間膜動脈(外径2.0−3.0mm)を摘出し
た。摘出した血管は常法に従いラセン状に切開
し、巾1.5〜2.5mm、長さ20〜30mmの標本とし
た。ラセン状条片標本は37±0.5°に保温された
内容量20ml Krebs−Henseleit液中に予め2
g−0.5gの張力を負荷して懸垂した。これら
の栄養液は常に37±5°に保温し、95%酸素5%
二酸化炭素混合ガスで通気した。標本の下端は
固定し、上端は日本光電製のF−Dトランスデ
ユーサー(SB−1T)に連結し等尺性張力変化
を記録した。標本は実験を始める前少なくとも
60分間は栄養液中に懸垂し、この期間栄養液は
15分毎に交換し、実験に供した。
し上腸間膜動脈(外径2.0−3.0mm)を摘出し
た。摘出した血管は常法に従いラセン状に切開
し、巾1.5〜2.5mm、長さ20〜30mmの標本とし
た。ラセン状条片標本は37±0.5°に保温された
内容量20ml Krebs−Henseleit液中に予め2
g−0.5gの張力を負荷して懸垂した。これら
の栄養液は常に37±5°に保温し、95%酸素5%
二酸化炭素混合ガスで通気した。標本の下端は
固定し、上端は日本光電製のF−Dトランスデ
ユーサー(SB−1T)に連結し等尺性張力変化
を記録した。標本は実験を始める前少なくとも
60分間は栄養液中に懸垂し、この期間栄養液は
15分毎に交換し、実験に供した。
血管平滑筋弛緩作用は、ラセン状条片標本を
予め20mM KClで収縮させ一定の張力を保つ
た後、目的の薬物を累積的に投与した。弛緩作
用はKClによる収縮張力を100%として表し、
ED50は50%弛緩される薬物の濃度で表示した。
予め20mM KClで収縮させ一定の張力を保つ
た後、目的の薬物を累積的に投与した。弛緩作
用はKClによる収縮張力を100%として表し、
ED50は50%弛緩される薬物の濃度で表示した。
(結果)本願発明化合物 実施例1
ED50=6.1μM
g 血小板凝集に対する作用
健康人より採血し、1/10Volの0.38%クエ
ン酸ナトリウムを加え、直ちに混和後700xg
10分間の遠心操作にて多血小板血(PRP)を
得、別のプラスチツクチユーブに移した。
PRPに1/6Vol ACD液(用時調製)を加え、
1500xg10分間の遠心を行い、得られた血小板
ペレツトをmodified HEPES Tyrode溶液
(145mM NaCl、5mM KCl、0.5mM
MgSO4、1mM NaH2PO4、5mM
Glucose、10mM HEPES、PH7.4)に浮遊さ
せた。更に1500xg、5分間の遠心操作にて得
られた血小板ペレツトを同様にmodified
HEPES Tyrode溶液に浮遊させ、洗浄血小板
浮遊液として、実験に供した。
ン酸ナトリウムを加え、直ちに混和後700xg
10分間の遠心操作にて多血小板血(PRP)を
得、別のプラスチツクチユーブに移した。
PRPに1/6Vol ACD液(用時調製)を加え、
1500xg10分間の遠心を行い、得られた血小板
ペレツトをmodified HEPES Tyrode溶液
(145mM NaCl、5mM KCl、0.5mM
MgSO4、1mM NaH2PO4、5mM
Glucose、10mM HEPES、PH7.4)に浮遊さ
せた。更に1500xg、5分間の遠心操作にて得
られた血小板ペレツトを同様にmodified
HEPES Tyrode溶液に浮遊させ、洗浄血小板
浮遊液として、実験に供した。
血小板凝集反応の測定は、PRPまたは血小
板浮遊液に凝集誘導物質を加えてかき混ぜて、
凝集によつて生ずる濁度の変化を光電池で検知
して経時的に自記記録するものである。270μl
の洗浄血小板にsalineに溶かした各濃度の薬物
30μlを加え、1分間37°にて予備加温した。そ
の後、Horm社(ウマアキレス腱由来)コラー
ゲン100μg/mMの溶液を3〜6μl加え、凝集反
応を惹起し、吸光度の経時的変化を記録した。
対照として、その薬物の溶けている溶媒を用い
コラーゲンによる最大凝集を与える吸光度を
100とし、コラーゲン添加前の吸光度を0とす
る。次いで、薬物を加え、その時のコラーゲン
による最大凝集を与える吸光度から阻害%を測
定した。
板浮遊液に凝集誘導物質を加えてかき混ぜて、
凝集によつて生ずる濁度の変化を光電池で検知
して経時的に自記記録するものである。270μl
の洗浄血小板にsalineに溶かした各濃度の薬物
30μlを加え、1分間37°にて予備加温した。そ
の後、Horm社(ウマアキレス腱由来)コラー
ゲン100μg/mMの溶液を3〜6μl加え、凝集反
応を惹起し、吸光度の経時的変化を記録した。
対照として、その薬物の溶けている溶媒を用い
コラーゲンによる最大凝集を与える吸光度を
100とし、コラーゲン添加前の吸光度を0とす
る。次いで、薬物を加え、その時のコラーゲン
による最大凝集を与える吸光度から阻害%を測
定した。
(結果)本願発明化合物 実施例1
阻害%=41.2%(100μM)
以下、本発明を実施例によつて説明する。
実施例 1
1−(5−クロルナフタレン−1−スルホニル)
−1H−ヘキサヒドロ−1,4−ジアゼピン
ホモピペラジン1.92gのクロロホルム20ml溶液中
に、攪拌下、5−クロル−1−ナフタレンスルホ
ニルクロリド1.00gのクロロホルム10ml溶液を滴
下後、室温にて24時間攪拌する。反応混合物に水
を加え、クロロホルム層を分取する。クロロホル
ムを留去し、残渣に塩酸水溶液を加え酢酸エチル
にて洗浄する。水層は炭酸カリウムにてアルカリ
性となし、クロロホルム抽出する。クロロホルム
層は水洗後、脱水する。溶媒を留去して、褐色油
状物1.37gを得る。常法に従い、塩酸塩となす。
メタノールより再結晶して、融点198〜200°の無
色プリズム晶1.00gを得る。
−1H−ヘキサヒドロ−1,4−ジアゼピン
ホモピペラジン1.92gのクロロホルム20ml溶液中
に、攪拌下、5−クロル−1−ナフタレンスルホ
ニルクロリド1.00gのクロロホルム10ml溶液を滴
下後、室温にて24時間攪拌する。反応混合物に水
を加え、クロロホルム層を分取する。クロロホル
ムを留去し、残渣に塩酸水溶液を加え酢酸エチル
にて洗浄する。水層は炭酸カリウムにてアルカリ
性となし、クロロホルム抽出する。クロロホルム
層は水洗後、脱水する。溶媒を留去して、褐色油
状物1.37gを得る。常法に従い、塩酸塩となす。
メタノールより再結晶して、融点198〜200°の無
色プリズム晶1.00gを得る。
元素分析値
C15H17ClN2O2S・HCl・1/2H2O
理論値 C 48.65;H 5.17;N 7.57
実験値 C 48.49;H 5.42;N 7.55
実施例 2
1−(5−クロルナフタレン−1−スルホニル)
ピペラジン・塩酸塩 ピペラジン・6水和物2.10gのクロロホルム50
ml溶液中に、氷冷下、5−クロル−1−ナフタレ
ンスルホニルクロリド2.10gのクロロホルム20ml
溶液を滴下後、室温にて30分間攪拌する。反応液
を濃縮し、得られた残渣を塩酸水溶液に溶解し、
酢酸エチルにて洗浄する。水層は炭酸カリウムに
てアルカリ性とした後、酢酸エチル抽出する。酢
酸エチル層は脱水後、溶媒を留去する。得られた
残渣をクロロホルムに溶解し、エタノール性塩酸
を加え、析出結晶をろ取して、淡黄色結晶2.00g
を得る。メタノールより再結晶して、融点216〜
218°の淡黄色結晶を得る。
ピペラジン・塩酸塩 ピペラジン・6水和物2.10gのクロロホルム50
ml溶液中に、氷冷下、5−クロル−1−ナフタレ
ンスルホニルクロリド2.10gのクロロホルム20ml
溶液を滴下後、室温にて30分間攪拌する。反応液
を濃縮し、得られた残渣を塩酸水溶液に溶解し、
酢酸エチルにて洗浄する。水層は炭酸カリウムに
てアルカリ性とした後、酢酸エチル抽出する。酢
酸エチル層は脱水後、溶媒を留去する。得られた
残渣をクロロホルムに溶解し、エタノール性塩酸
を加え、析出結晶をろ取して、淡黄色結晶2.00g
を得る。メタノールより再結晶して、融点216〜
218°の淡黄色結晶を得る。
元素分析値
C14H15ClN2O2S・HCl
理論値 C 48.42;H 4.64;N 8.07
実験値 C 48.12;H 4.95;N 7.81
実施例 3
1−(5−ブロモナフタレン−1−スルホニル)
−1H−ヘキサヒドロ−1,4−ジアゼピン・
塩酸塩 ホモピペラジン3.30gのクロロホルム10ml溶液
中に、氷冷攪拌下、5−ブロモ−1−ナフタレン
スルホニルクロリド2.50gのクロロホルム20ml溶
液を滴下後、室温にて30分間攪拌する。以下、実
施例2と同様に処理して、淡黄色結晶2.60gを得
る。メタノールより再結晶して、融点196〜200°
の淡黄色結晶を得る。
−1H−ヘキサヒドロ−1,4−ジアゼピン・
塩酸塩 ホモピペラジン3.30gのクロロホルム10ml溶液
中に、氷冷攪拌下、5−ブロモ−1−ナフタレン
スルホニルクロリド2.50gのクロロホルム20ml溶
液を滴下後、室温にて30分間攪拌する。以下、実
施例2と同様に処理して、淡黄色結晶2.60gを得
る。メタノールより再結晶して、融点196〜200°
の淡黄色結晶を得る。
元素分析値
C15H17BrN2O2S・HCl
理論値 C 44.40;H 4.47;N 6.90
実験値 C 44.10;H 4.71;N 6.56
実施例 4
1−(5−ヨードナフタレン−1−スルホニル)
−1H−ヘキサヒドロ−1,4−ジアゼピン・
塩酸塩 5−ヨード−1−ナフタレンスルホン酸・カリ
ウム塩5.00gと五塩化リン10.00gを50°にて1時
間加熱攪拌する。反応液を氷水に注ぎ、ベンゼン
抽出する。ベンゼン層は乾燥後、溶媒を留去し、
5−ヨード−1−ナフタレンスルホニルクロリド
を淡黄色結晶として3.00g得る。次にホモピペラ
ジン3.40gのクロロホルム10ml溶液に、氷冷攪拌
下、得られたスルホニルクロリド3.00gのクロロ
ホルム20ml溶液を滴下後、室温にて30分間攪拌す
る。以下、実施例2と同様に処理して、淡褐色結
晶2.60gを得る。メタノール、水及びエーテルの
混液より再結晶して、融点246〜248°6の褐色針状
晶を得る。
−1H−ヘキサヒドロ−1,4−ジアゼピン・
塩酸塩 5−ヨード−1−ナフタレンスルホン酸・カリ
ウム塩5.00gと五塩化リン10.00gを50°にて1時
間加熱攪拌する。反応液を氷水に注ぎ、ベンゼン
抽出する。ベンゼン層は乾燥後、溶媒を留去し、
5−ヨード−1−ナフタレンスルホニルクロリド
を淡黄色結晶として3.00g得る。次にホモピペラ
ジン3.40gのクロロホルム10ml溶液に、氷冷攪拌
下、得られたスルホニルクロリド3.00gのクロロ
ホルム20ml溶液を滴下後、室温にて30分間攪拌す
る。以下、実施例2と同様に処理して、淡褐色結
晶2.60gを得る。メタノール、水及びエーテルの
混液より再結晶して、融点246〜248°6の褐色針状
晶を得る。
元素分析値
C15H17IN2O2S・HCl
理論値 C 39.79;H 4.01;N 6.19
実験値 C 39.74;H 4.28;N 5.96
実施例 5
1−(6−クロルナフタレン−1−スルホニル)
−1H−ヘキサヒドロ−1,4−ジアゼピン ホモピペラジン2.00gのクロロホルム10ml溶液
に、氷冷攪拌下、6−クロル−1−ナフタレンス
ルホニルクロリド1.40gのクロロホルム20ml溶液
を滴下後、室温にて30分間攪拌する。以下、実施
例2と同様に処理し、得られた残渣をカラムクロ
マトグラフイー(担体:シリカゲル;留出溶媒:
クロロホルム→クロロホルム:メタノール=9:
1)で精製し、無色結晶0.90gを得る。常法によ
り、塩酸塩となす。メタノールより再結晶して、
融点234〜235°の無色針状晶を得る。
−1H−ヘキサヒドロ−1,4−ジアゼピン ホモピペラジン2.00gのクロロホルム10ml溶液
に、氷冷攪拌下、6−クロル−1−ナフタレンス
ルホニルクロリド1.40gのクロロホルム20ml溶液
を滴下後、室温にて30分間攪拌する。以下、実施
例2と同様に処理し、得られた残渣をカラムクロ
マトグラフイー(担体:シリカゲル;留出溶媒:
クロロホルム→クロロホルム:メタノール=9:
1)で精製し、無色結晶0.90gを得る。常法によ
り、塩酸塩となす。メタノールより再結晶して、
融点234〜235°の無色針状晶を得る。
元素分析値
C15H17ClN2O2S・HCl
理論値 C 49.87;H 5.02;N 7.75
実験値 C 49.81;H 5.25;N 7.45
参考例 1
6−ブロモ−1−ナフタレンスルホン酸・カリ
ウム塩 6−アミノ−1−ナフタレンスルホン酸5.00g
の水30ml懸濁液に、室温攪拌下、炭酸ナトリウム
1.30gを加え、スルホン酸を全て溶解する。続い
て、反応液に47%臭化水素酸7mlを加えた後、氷
冷し、内温0〜5°で亜硝酸ナトリウム1.70gの水
12ml溶液を除々に滴下する。滴下後、反応液を室
温にて30分間攪拌する。析出結晶をろ取し、あら
かじめ、0°以下に冷却した臭化第一銅3.54gの47
%臭化水素酸43ml溶液中に、攪拌下、除々に加え
る。加後、反応液を室温で30分間、次いで80°で
30分間攪拌後、氷冷する。析出結晶をろ取し、水
50mlに溶解する。50%水酸化カリウム水溶液を加
え、析出結晶をろ取して、淡褐色結晶2.39gを得
る。水より再結晶して、融点300°以上の淡褐色結
晶を得る。
ウム塩 6−アミノ−1−ナフタレンスルホン酸5.00g
の水30ml懸濁液に、室温攪拌下、炭酸ナトリウム
1.30gを加え、スルホン酸を全て溶解する。続い
て、反応液に47%臭化水素酸7mlを加えた後、氷
冷し、内温0〜5°で亜硝酸ナトリウム1.70gの水
12ml溶液を除々に滴下する。滴下後、反応液を室
温にて30分間攪拌する。析出結晶をろ取し、あら
かじめ、0°以下に冷却した臭化第一銅3.54gの47
%臭化水素酸43ml溶液中に、攪拌下、除々に加え
る。加後、反応液を室温で30分間、次いで80°で
30分間攪拌後、氷冷する。析出結晶をろ取し、水
50mlに溶解する。50%水酸化カリウム水溶液を加
え、析出結晶をろ取して、淡褐色結晶2.39gを得
る。水より再結晶して、融点300°以上の淡褐色結
晶を得る。
実施例 6
1−(6−ブロモナフタレン−1−スルホニル)
−1H−ヘキサヒドロ−1,4−ジアゼピン 6−ブロモ−1−ナフタレンスルホン酸・カリ
ウム塩2.00gと五塩化リン4.00gを60°にて1時間
加熱攪拌する。反応液を氷水に注ぎ、ベンゼン抽
出する。ベンゼン層は乾燥後、溶媒を留去し、ス
ルホニルクロリド体を褐色油状物質として1.80g
得る。次にホモピペラジン2.50gのクロロホルム
10ml溶液に、氷冷攪拌下、得られたスルホニルク
ロリド1.80gのクロロホルム20ml溶液を滴下後、
室温にて30分間攪拌する。以下、実施例5と同様
に処理して、黄色油状物質1.30gを得る。常法に
より、塩酸塩となす。メタノールより再結晶し
て、融点239〜241°(分解)の無色針状晶を得る。
−1H−ヘキサヒドロ−1,4−ジアゼピン 6−ブロモ−1−ナフタレンスルホン酸・カリ
ウム塩2.00gと五塩化リン4.00gを60°にて1時間
加熱攪拌する。反応液を氷水に注ぎ、ベンゼン抽
出する。ベンゼン層は乾燥後、溶媒を留去し、ス
ルホニルクロリド体を褐色油状物質として1.80g
得る。次にホモピペラジン2.50gのクロロホルム
10ml溶液に、氷冷攪拌下、得られたスルホニルク
ロリド1.80gのクロロホルム20ml溶液を滴下後、
室温にて30分間攪拌する。以下、実施例5と同様
に処理して、黄色油状物質1.30gを得る。常法に
より、塩酸塩となす。メタノールより再結晶し
て、融点239〜241°(分解)の無色針状晶を得る。
元素分析値
C15H17BrN2O2S・HCl
理論値 C 44.40;H 4.47;N 6.90
実験値 C 44.16;H 4.69;N 6.61
参考例 2
6−ヨード−1−ナフタレンスルホン酸・カリ
ウム塩 6−アミノ−1−ナフタレンスルホン酸5.00g
の水30ml懸濁液に、室温攪拌下、炭酸ナトリウム
1.30gを加え、スルホン酸を全て溶解する。続い
て、反応液に濃塩酸7mlを加え、内温0〜5°で亜
硝酸ナトリウム1.70gの水12ml溶液を除々に滴下
する。滴下後、反応液を室温にて30分間攪拌す
る。次いで氷冷下、ヨウ化カリウム4.12gの水6
ml溶液を加え、室温にて30分間、その後内温80°
で30分間攪拌する。反応混合物に氷冷下、亜硫酸
水素ナトリウム4.27gを加え、室温で10分間攪拌
して、析出結晶をろ取する。析出結晶を水に溶解
し、50%水酸化カリウム水溶液を加え、析出結晶
をろ取し、淡赤色結晶1.30gを得る。水より再結
晶して、融点300°以上の淡赤色結晶を得る。
ウム塩 6−アミノ−1−ナフタレンスルホン酸5.00g
の水30ml懸濁液に、室温攪拌下、炭酸ナトリウム
1.30gを加え、スルホン酸を全て溶解する。続い
て、反応液に濃塩酸7mlを加え、内温0〜5°で亜
硝酸ナトリウム1.70gの水12ml溶液を除々に滴下
する。滴下後、反応液を室温にて30分間攪拌す
る。次いで氷冷下、ヨウ化カリウム4.12gの水6
ml溶液を加え、室温にて30分間、その後内温80°
で30分間攪拌する。反応混合物に氷冷下、亜硫酸
水素ナトリウム4.27gを加え、室温で10分間攪拌
して、析出結晶をろ取する。析出結晶を水に溶解
し、50%水酸化カリウム水溶液を加え、析出結晶
をろ取し、淡赤色結晶1.30gを得る。水より再結
晶して、融点300°以上の淡赤色結晶を得る。
実施例 7
1−(6−ヨードナフタレン−1−スルホニル)
−1H−ヘキサヒドロ−1,4−ジアゼピン 6−ヨード−1−ナフタレンスルホン酸・カリ
ウム塩1.10g、五塩化リン3.00g及びホモピペラ
ジン1.60gを用いて、実施例6と同様に処理し
て、無色結晶0.60gを得る。エタノールより再結
晶して、融点129〜130°の淡黄色結晶を得る。
−1H−ヘキサヒドロ−1,4−ジアゼピン 6−ヨード−1−ナフタレンスルホン酸・カリ
ウム塩1.10g、五塩化リン3.00g及びホモピペラ
ジン1.60gを用いて、実施例6と同様に処理し
て、無色結晶0.60gを得る。エタノールより再結
晶して、融点129〜130°の淡黄色結晶を得る。
元素分析値
C15H17IN2O2S
理論値 C 43.28;H 4.12;N 6.73
実験値 C 43.43;H 4.29;N 6.12
実施例 8
1−(ナフタレン−1−スルホニル)−1H−ヘ
キサヒドロ−1,4−ジアゼピン・塩酸塩 ホモピペラジン5.50gのクロロホルム10ml溶液
に、氷冷攪拌下、α−ナフタリンスルホニウムク
ロリド2.50gのクロロホルム20ml溶液を滴下後、
室温にて30分間攪拌する。以下、実施例2と同様
にして処理して、無色結晶3.10gを得る。エタノ
ールより再結晶して、融点203〜205°の無色針状
晶を得る。
キサヒドロ−1,4−ジアゼピン・塩酸塩 ホモピペラジン5.50gのクロロホルム10ml溶液
に、氷冷攪拌下、α−ナフタリンスルホニウムク
ロリド2.50gのクロロホルム20ml溶液を滴下後、
室温にて30分間攪拌する。以下、実施例2と同様
にして処理して、無色結晶3.10gを得る。エタノ
ールより再結晶して、融点203〜205°の無色針状
晶を得る。
元素分析値
C15H18N2O2S・HCl
理論値 C 55.12;H 5.86;N 8.57
実験値 C 55.21;H 5.86;N 8.37
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 一般式 (式中、nは2又は3の整数を、Xは水素原子又
はハロゲン原子を表わす。) で示されるナフタレンスルホンアミド誘導体、及
びその薬理学的に許容しうる酸付加塩。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60226405A JPS6287581A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | ナフタレンスルホンアミド誘導体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP60226405A JPS6287581A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | ナフタレンスルホンアミド誘導体 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6287581A JPS6287581A (ja) | 1987-04-22 |
| JPH0558433B2 true JPH0558433B2 (ja) | 1993-08-26 |
Family
ID=16844601
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP60226405A Granted JPS6287581A (ja) | 1985-10-11 | 1985-10-11 | ナフタレンスルホンアミド誘導体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6287581A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024052378A (ja) * | 2022-09-30 | 2024-04-11 | ポーラ化成工業株式会社 | スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)を増加させる菌量増加工程を含む、美容方法 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5245034A (en) * | 1988-12-26 | 1993-09-14 | Kiroyoshi Hidaka | Compound having vessel smooth muscle relaxation activity |
| WO2000003746A2 (en) * | 1998-07-14 | 2000-01-27 | The Brigham And Women's Hospital, Inc. | Upregulation of type iii endothelial cell nitric oxide synthase by agents that disrupt actin cytoskeletal organization |
| GB0809898D0 (en) * | 2008-06-02 | 2008-07-09 | Univ Ghent | Methods and compositions in the treatment of coronaviruses |
| FR3008698B1 (fr) * | 2013-07-18 | 2016-10-28 | Neuroptis Biotech | Procede pour la production d'un actif pharmaceutique |
-
1985
- 1985-10-11 JP JP60226405A patent/JPS6287581A/ja active Granted
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2024052378A (ja) * | 2022-09-30 | 2024-04-11 | ポーラ化成工業株式会社 | スタフィロコッカス・ホミニス(Staphylococcus hominis)を増加させる菌量増加工程を含む、美容方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6287581A (ja) | 1987-04-22 |
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