JPH055855A - 光走査装置 - Google Patents
光走査装置Info
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- JPH055855A JPH055855A JP15814491A JP15814491A JPH055855A JP H055855 A JPH055855 A JP H055855A JP 15814491 A JP15814491 A JP 15814491A JP 15814491 A JP15814491 A JP 15814491A JP H055855 A JPH055855 A JP H055855A
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- light
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ミラーの位置及び角度を変えることにより、
ノイズをなくして多方向の走査線を描くことが可能な光
走査装置を提供する。 【構成】 レーザ光源と、このレーザ光源から出射され
た光をビーム整形する整形光学系と、そのビーム整形さ
れたレーザ光を走査するホログラムディスクと、その走
査された走査光を反射、分離、集光するミラー光学系
と、その走査光をバーコードに照射しその反射光を検知
する光検知器とを備えた光走査装置において、ホログラ
ムディスク3へのレーザ光の入射方向に対して反対側に
回折し走査する走査光の回折角が互いに異なるように相
異なる空間周波数を有するホログラムA,Bを形成し、
この相異なる空間周波数を有するホログラムA,Bのう
ちの一方のホログラムAによる回折角度に対応した位置
にミラー8aを配設し、その他方のホログラムBによる
回折角度に対応した位置にミラー8bを配設した。
ノイズをなくして多方向の走査線を描くことが可能な光
走査装置を提供する。 【構成】 レーザ光源と、このレーザ光源から出射され
た光をビーム整形する整形光学系と、そのビーム整形さ
れたレーザ光を走査するホログラムディスクと、その走
査された走査光を反射、分離、集光するミラー光学系
と、その走査光をバーコードに照射しその反射光を検知
する光検知器とを備えた光走査装置において、ホログラ
ムディスク3へのレーザ光の入射方向に対して反対側に
回折し走査する走査光の回折角が互いに異なるように相
異なる空間周波数を有するホログラムA,Bを形成し、
この相異なる空間周波数を有するホログラムA,Bのう
ちの一方のホログラムAによる回折角度に対応した位置
にミラー8aを配設し、その他方のホログラムBによる
回折角度に対応した位置にミラー8bを配設した。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レーザバーコードリー
ダの光走査装置に関する。
ダの光走査装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来における光走査装置としては、その
第一の従来例として、図6に示すようなものがある。こ
れは、レーザ光源1と、このレーザ光源1から出射され
た光をビーム整形する整形光学系2と、そのビーム整形
されたレーザ光を走査するホログラムディスク3と、そ
の走査された走査光を反射、分離、集光するミラー光学
系4と、その走査光をバーコード面に照射しその反射光
を検知する光検知器5とに大別される。この場合、前記
整形光学系2は、2枚のビーム整形レンズ6と、光路を
変える偏向用のミラー7とよりなっている。また、前記
ホログラムディスク3には、複数枚のホログラム3aが
形成されている。さらに、前記ミラー光学系4は、前記
ホログラムディスク3の周囲に配設された複数枚のミラ
ー8と、穴開きミラー9と、集光レンズ10とよりなっ
ている。
第一の従来例として、図6に示すようなものがある。こ
れは、レーザ光源1と、このレーザ光源1から出射され
た光をビーム整形する整形光学系2と、そのビーム整形
されたレーザ光を走査するホログラムディスク3と、そ
の走査された走査光を反射、分離、集光するミラー光学
系4と、その走査光をバーコード面に照射しその反射光
を検知する光検知器5とに大別される。この場合、前記
整形光学系2は、2枚のビーム整形レンズ6と、光路を
変える偏向用のミラー7とよりなっている。また、前記
ホログラムディスク3には、複数枚のホログラム3aが
形成されている。さらに、前記ミラー光学系4は、前記
ホログラムディスク3の周囲に配設された複数枚のミラ
ー8と、穴開きミラー9と、集光レンズ10とよりなっ
ている。
【0003】このような構成において、レーザ光源1か
ら出射されたレーザ光は、ビーム整形レンズ6によりビ
ーム整形され、穴開きミラー9の中央の穴9aを通過し
てミラー7により反射されて回転するホログラムディス
ク3のホログラム3a面に垂直に入射する。そして、そ
のホログラム3aに入射したビームはその裏面側から回
折されて出射することにより走査光となり、その走査光
は周囲に配設されたミラー8により反射されることによ
り上方に向けて進んでいき、これにより互いに交差する
種々の方向の走査線11を描く。従って、その走査線1
1上に読取用のバーコード12を置くことによりその面
上を走査し、これにより情報の読取りが行われる。そし
て、バーコード12面からの反射光は、上述した経路と
逆方向の経路を辿っていき、再びホログラムディスク3
を通過してミラー7を介して、今度は穴開きミラー9の
ミラー面9bにより反射されて集光レンズ10により集
光され光検知器5に検出され、これにより前記バーコー
ド12の面に記載された情報の読取り解読を行うことが
可能となる。
ら出射されたレーザ光は、ビーム整形レンズ6によりビ
ーム整形され、穴開きミラー9の中央の穴9aを通過し
てミラー7により反射されて回転するホログラムディス
ク3のホログラム3a面に垂直に入射する。そして、そ
のホログラム3aに入射したビームはその裏面側から回
折されて出射することにより走査光となり、その走査光
は周囲に配設されたミラー8により反射されることによ
り上方に向けて進んでいき、これにより互いに交差する
種々の方向の走査線11を描く。従って、その走査線1
1上に読取用のバーコード12を置くことによりその面
上を走査し、これにより情報の読取りが行われる。そし
て、バーコード12面からの反射光は、上述した経路と
逆方向の経路を辿っていき、再びホログラムディスク3
を通過してミラー7を介して、今度は穴開きミラー9の
ミラー面9bにより反射されて集光レンズ10により集
光され光検知器5に検出され、これにより前記バーコー
ド12の面に記載された情報の読取り解読を行うことが
可能となる。
【0004】また、第二の従来例として、特開昭58−
1119号公報に開示されているものがある。これは、
複数枚のホログラムの形成されたホログラムディスクを
用いこれを回転させて走査線を発生させる点で、前述し
た第一の従来例の場合とほぼ同様な読取り原理とみなす
ことができる。この場合、ホログラム群内の各ホログラ
ムレンズを小さく偏芯させることにより、各方向の走査
線を複数の互いにほぼ平行なラスタ走査線として用いる
ことができる。
1119号公報に開示されているものがある。これは、
複数枚のホログラムの形成されたホログラムディスクを
用いこれを回転させて走査線を発生させる点で、前述し
た第一の従来例の場合とほぼ同様な読取り原理とみなす
ことができる。この場合、ホログラム群内の各ホログラ
ムレンズを小さく偏芯させることにより、各方向の走査
線を複数の互いにほぼ平行なラスタ走査線として用いる
ことができる。
【0005】さらに、第三の従来例として、特公昭56
−21132号公報に開示されているものがある。これ
は、前述した2つの従来例で用いたようなホログラムデ
ィスクは使用せず、円周上に配置した複数個の反射面を
有する固定鏡群と、この固定鏡群の円周の中心上で回転
し入射した光ビームをその固定鏡群に向けて反射する回
転鏡とより構成されおり、これにより互いに交差する多
方向の走査線を描くことができる。
−21132号公報に開示されているものがある。これ
は、前述した2つの従来例で用いたようなホログラムデ
ィスクは使用せず、円周上に配置した複数個の反射面を
有する固定鏡群と、この固定鏡群の円周の中心上で回転
し入射した光ビームをその固定鏡群に向けて反射する回
転鏡とより構成されおり、これにより互いに交差する多
方向の走査線を描くことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】第一の従来例の場合、
図5に示すように、ホログラムディスク3への垂直入射
ではその入射線に対称に2方向に回折光K(走査線)が
生じる。通常の走査方法の場合には種々の方向の走査線
は時系列的に次々に描かれていくため同時に2本以上の
走査線が存在するようなことはないが、しかし、この場
合には同時に2本の走査線Ka,Kbを描く危険性があ
る。図7(a)(b)は、そのような2本の走査線が光
検知器5に検出された場合の信号波形a,bの様子を示
すものである。このように同時に2本の走査線が存在し
た場合、光検知器5には互いに他方の走査線の物体から
の反射光も検出され図7(c)に示すように合成された
信号波形cになり、これにより2つの走査線の各信号は
互いに他の走査線による信号に対してノイズとなってし
まうという問題がある。
図5に示すように、ホログラムディスク3への垂直入射
ではその入射線に対称に2方向に回折光K(走査線)が
生じる。通常の走査方法の場合には種々の方向の走査線
は時系列的に次々に描かれていくため同時に2本以上の
走査線が存在するようなことはないが、しかし、この場
合には同時に2本の走査線Ka,Kbを描く危険性があ
る。図7(a)(b)は、そのような2本の走査線が光
検知器5に検出された場合の信号波形a,bの様子を示
すものである。このように同時に2本の走査線が存在し
た場合、光検知器5には互いに他方の走査線の物体から
の反射光も検出され図7(c)に示すように合成された
信号波形cになり、これにより2つの走査線の各信号は
互いに他の走査線による信号に対してノイズとなってし
まうという問題がある。
【0007】また、第二の従来例の場合、互いに交差す
る2方向の走査線についての例が述べられているが、ホ
ログラムディスクの周囲全体にミラーを配設した場合の
方法については言及されていない。一般に、バーコード
の読取り性能を向上させるためには、あらゆる方向の走
査線を発することが必要であり、そのためにはホログラ
ムディスクの周囲全体にミラーを配置する方が有利であ
るが、しかし、その場合についての問題の解決方法につ
いて記載されていない。
る2方向の走査線についての例が述べられているが、ホ
ログラムディスクの周囲全体にミラーを配設した場合の
方法については言及されていない。一般に、バーコード
の読取り性能を向上させるためには、あらゆる方向の走
査線を発することが必要であり、そのためにはホログラ
ムディスクの周囲全体にミラーを配置する方が有利であ
るが、しかし、その場合についての問題の解決方法につ
いて記載されていない。
【0008】さらに、第三の従来例の場合、ホログラム
ディスクの代わりに回転鏡が用いられているが、しか
し、この場合には非対称な形をしているため風による音
が発生したり、回転数を高くできないという問題があ
る。また、ホログラムディスクでは可能なラスタ走査や
焦点位置を変える走査はできない。さらに、広い面積を
風損などのために取ることができないために受光強度が
小さかったり、光学パス長さが長くなると受光強度が小
さくなるという問題がある。また、仮に、その回転鏡を
ポリゴンに変更したとすると、走査角が広くとれないた
めにあらゆる方向の走査線を描くことは難しくなり、も
し、描くとすればポリゴンよりはなれた地点で走査線を
分割する必要があり、光学系全体が大型化してしまうこ
とになる。
ディスクの代わりに回転鏡が用いられているが、しか
し、この場合には非対称な形をしているため風による音
が発生したり、回転数を高くできないという問題があ
る。また、ホログラムディスクでは可能なラスタ走査や
焦点位置を変える走査はできない。さらに、広い面積を
風損などのために取ることができないために受光強度が
小さかったり、光学パス長さが長くなると受光強度が小
さくなるという問題がある。また、仮に、その回転鏡を
ポリゴンに変更したとすると、走査角が広くとれないた
めにあらゆる方向の走査線を描くことは難しくなり、も
し、描くとすればポリゴンよりはなれた地点で走査線を
分割する必要があり、光学系全体が大型化してしまうこ
とになる。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、レーザ光源と、このレーザ光源から出射された光を
ビーム整形する整形光学系と、そのビーム整形されたレ
ーザ光を走査するホログラムディスクと、その走査され
た走査光を反射、分離、集光するミラー光学系と、その
走査光をバーコードに照射しその反射光を検知する光検
知器とを備えた光走査装置において、前記ホログラムデ
ィスクへのレーザ光の入射方向に対して反対側に回折し
走査する走査光の回折角が互いに異なるように相異なる
空間周波数を有するホログラムを形成し、この相異なる
空間周波数を有するホログラムのうちの一方のホログラ
ムによる回折角度に対応した位置にミラーを配設し、そ
の他方のホログラムによる回折角度に対応した位置にミ
ラーを配設した。
は、レーザ光源と、このレーザ光源から出射された光を
ビーム整形する整形光学系と、そのビーム整形されたレ
ーザ光を走査するホログラムディスクと、その走査され
た走査光を反射、分離、集光するミラー光学系と、その
走査光をバーコードに照射しその反射光を検知する光検
知器とを備えた光走査装置において、前記ホログラムデ
ィスクへのレーザ光の入射方向に対して反対側に回折し
走査する走査光の回折角が互いに異なるように相異なる
空間周波数を有するホログラムを形成し、この相異なる
空間周波数を有するホログラムのうちの一方のホログラ
ムによる回折角度に対応した位置にミラーを配設し、そ
の他方のホログラムによる回折角度に対応した位置にミ
ラーを配設した。
【0010】請求項2記載の発明では、レーザ光源と、
このレーザ光源から出射された光をビーム整形する整形
光学系と、そのビーム整形されたレーザ光を走査するホ
ログラムディスクと、その走査された走査光を反射、分
離、集光するミラー光学系と、その走査光をバーコード
に照射しその反射光を検知する光検知器とを備えた光走
査装置において、前記ホログラムディスクへのレーザ光
の入射方向に対して反対側に回折し走査する走査光の回
折角が互いに異なるように相異なる空間周波数を有する
ホログラムを形成し、その1つのホログラムにより発生
した2本の走査光のうちの1本の走査光が信号読取に用
いられもう1本の走査光が信号読取に用いられないよう
に、それら2本の走査光を各々反射させる位置のミラー
の角度を互いに変えて配設した。
このレーザ光源から出射された光をビーム整形する整形
光学系と、そのビーム整形されたレーザ光を走査するホ
ログラムディスクと、その走査された走査光を反射、分
離、集光するミラー光学系と、その走査光をバーコード
に照射しその反射光を検知する光検知器とを備えた光走
査装置において、前記ホログラムディスクへのレーザ光
の入射方向に対して反対側に回折し走査する走査光の回
折角が互いに異なるように相異なる空間周波数を有する
ホログラムを形成し、その1つのホログラムにより発生
した2本の走査光のうちの1本の走査光が信号読取に用
いられもう1本の走査光が信号読取に用いられないよう
に、それら2本の走査光を各々反射させる位置のミラー
の角度を互いに変えて配設した。
【0011】請求項3記載の発明では、レーザ光源と、
このレーザ光源から出射された光をビーム整形する整形
光学系と、そのビーム整形されたレーザ光を走査するホ
ログラムディスクと、その走査された走査光を反射、分
離、集光するミラー光学系と、その走査光をバーコード
に照射しその反射光を検知する光検知器とを備えた光走
査装置において、前記ホログラムディスクへのレーザ光
の入射方向に対して反対側に回折し走査する走査光の回
折角が互いに異なるように相異なる空間周波数を有する
ホログラムを形成し、その1つのホログラムにより発生
した2本の走査光のうちの一方の走査光の側にのみミラ
ーを配設した。
このレーザ光源から出射された光をビーム整形する整形
光学系と、そのビーム整形されたレーザ光を走査するホ
ログラムディスクと、その走査された走査光を反射、分
離、集光するミラー光学系と、その走査光をバーコード
に照射しその反射光を検知する光検知器とを備えた光走
査装置において、前記ホログラムディスクへのレーザ光
の入射方向に対して反対側に回折し走査する走査光の回
折角が互いに異なるように相異なる空間周波数を有する
ホログラムを形成し、その1つのホログラムにより発生
した2本の走査光のうちの一方の走査光の側にのみミラ
ーを配設した。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明においては、各ホログラム
が相異なる空間周波数を有し、その相異なる回折角に対
応した位置にミラーを配設しているため、同時に2本の
走査線が発生するようなことはなくなり、これにより信
号がだぶったり、ノイズの多い信号となるようなことが
なくなる。
が相異なる空間周波数を有し、その相異なる回折角に対
応した位置にミラーを配設しているため、同時に2本の
走査線が発生するようなことはなくなり、これにより信
号がだぶったり、ノイズの多い信号となるようなことが
なくなる。
【0013】請求項2記載の発明においては、回折角に
対応した相異なる角度でミラーを配設しているため、請
求項1記載の発明と同様な作用を得ることができる。
対応した相異なる角度でミラーを配設しているため、請
求項1記載の発明と同様な作用を得ることができる。
【0014】請求項3記載の発明においては、相異なる
空間周波数を有するホログラムを通過して得られた回折
角が互いに異なる走査光のうちの一方の走査光の側にの
みミラーを配設し、ホログラムに垂直入射させることに
より発生する対称な2本の走査線のうちの1本のみを走
査に用いることによって、請求項1記載の発明と同様な
作用を得ることができる。
空間周波数を有するホログラムを通過して得られた回折
角が互いに異なる走査光のうちの一方の走査光の側にの
みミラーを配設し、ホログラムに垂直入射させることに
より発生する対称な2本の走査線のうちの1本のみを走
査に用いることによって、請求項1記載の発明と同様な
作用を得ることができる。
【0015】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1(a)(b)及
び図2に基づいて説明する。なお、光走査装置の全体構
成及びその読取り動作については、第一の従来例(図6
参照)とほぼ同様なものと考えられるためここでの説明
は省略し、また、その同一部分の名称については同一符
号を用いる。
び図2に基づいて説明する。なお、光走査装置の全体構
成及びその読取り動作については、第一の従来例(図6
参照)とほぼ同様なものと考えられるためここでの説明
は省略し、また、その同一部分の名称については同一符
号を用いる。
【0016】ここでは、ホログラムディスク3へのレー
ザ光の入射方向に対して反対側に回折し走査する走査光
の回折角が互いに異なるように、図2に示すようなホロ
グラムディスク3において、相異なる空間周波数を有す
るホログラムA,Bを形成する。また、図1(a)に示
すように相異なる空間周波数を有する一方のホログラム
Aによる回折角度に対応した位置にミラー8aを配設
し、図1(b)に示すように他方のホログラムBによる
回折角度に対応した位置にミラー8bを配設する。
ザ光の入射方向に対して反対側に回折し走査する走査光
の回折角が互いに異なるように、図2に示すようなホロ
グラムディスク3において、相異なる空間周波数を有す
るホログラムA,Bを形成する。また、図1(a)に示
すように相異なる空間周波数を有する一方のホログラム
Aによる回折角度に対応した位置にミラー8aを配設
し、図1(b)に示すように他方のホログラムBによる
回折角度に対応した位置にミラー8bを配設する。
【0017】このような構成において、ホログラムディ
スク3へ入射する入射線13を挾んで対応するミラー8
a,8bの位置をズラして構成した場合の具体例を図1
(a)(b)に基づいて説明する。今、図1(a)に示
すように、入射線13をホログラムAに対応する位置に
入射させると、これにより回折された走査光14はミラ
ー8aにより反射され、その後読取用のビームとして用
いられるが、もう一方の回折された走査光15は回折角
度に対してミラー8bの位置がズレて配置されているた
め反射せず、これにより読取用のビームとして用いられ
ることはない。一方、図1(b)に示すように、入射線
13をホログラムBに対応する位置に入射させると、こ
れにより回折された走査光15はミラー8bにより反射
され、その後読取用のビームとして用いられるが、もう
一方の回折された走査光14は回折角度に対してミラー
8aの位置がズレて配置されているため反射せず、これ
により読取用のビームとして用いられることはない。
スク3へ入射する入射線13を挾んで対応するミラー8
a,8bの位置をズラして構成した場合の具体例を図1
(a)(b)に基づいて説明する。今、図1(a)に示
すように、入射線13をホログラムAに対応する位置に
入射させると、これにより回折された走査光14はミラ
ー8aにより反射され、その後読取用のビームとして用
いられるが、もう一方の回折された走査光15は回折角
度に対してミラー8bの位置がズレて配置されているた
め反射せず、これにより読取用のビームとして用いられ
ることはない。一方、図1(b)に示すように、入射線
13をホログラムBに対応する位置に入射させると、こ
れにより回折された走査光15はミラー8bにより反射
され、その後読取用のビームとして用いられるが、もう
一方の回折された走査光14は回折角度に対してミラー
8aの位置がズレて配置されているため反射せず、これ
により読取用のビームとして用いられることはない。
【0018】上述したように、ホログラムA,Bが相異
なる空間周波数を有し、その相異なる回折角に対応した
位置にミラー8a,8bを配設しているため、同時に2
本の走査光14,15が発生するようなことはなくな
る。従って、これにより読み取られた信号がだぶった
り、ノイズの多い信号が発生するようなことがなくなる
ため、多方向の走査光を常に安定して描き正確な読取り
を行うことができる。
なる空間周波数を有し、その相異なる回折角に対応した
位置にミラー8a,8bを配設しているため、同時に2
本の走査光14,15が発生するようなことはなくな
る。従って、これにより読み取られた信号がだぶった
り、ノイズの多い信号が発生するようなことがなくなる
ため、多方向の走査光を常に安定して描き正確な読取り
を行うことができる。
【0019】次に、本発明の第二の実施例を図3(a)
(b)に基づいて説明する。ここでは、ホログラムA,
Bによりそれぞれ発生した2本の走査光のうちの1本の
走査光14(又は走査光15)が信号読取に用いられ、
もう1本の走査光15(又は走査光14)が信号読取に
用いられないように、それら2本の走査光14,15を
各々反射させる位置のミラー8a,8bの角度を互いに
変えて配設したものである。なお、ホログラムディスク
3の構成は図2と同じものを用いる。
(b)に基づいて説明する。ここでは、ホログラムA,
Bによりそれぞれ発生した2本の走査光のうちの1本の
走査光14(又は走査光15)が信号読取に用いられ、
もう1本の走査光15(又は走査光14)が信号読取に
用いられないように、それら2本の走査光14,15を
各々反射させる位置のミラー8a,8bの角度を互いに
変えて配設したものである。なお、ホログラムディスク
3の構成は図2と同じものを用いる。
【0020】このような構成において、ホログラムディ
スク3へ入射する入射線13を挾んで対応するミラー8
a,8bの角度をズラして構成した場合の具体例を図1
(a)(b)に基づいて説明する。今、図3(a)に示
すように、入射線13をホログラムAに対応する位置に
入射させると、これにより回折された走査光14はミラ
ー8aにより反射され、その後、筐体16内から出射し
て読取用のビームとして用いられるが、もう一方の回折
された走査光15は回折角度に対してミラー8bの角度
がズレて配置されているため筐体16から外部へ出射せ
ず、これにより筐体16の内壁を黒くするなどして信号
の読取りに影響しないように処置する。一方、図3
(b)に示すように、入射線13をホログラムBに対応
する位置に入射させると、これにより回折された走査光
15はミラー8bにより反射され筐体16の外部へ出射
し、その後読取用のビームとして用いられるが、もう一
方の回折された走査光14は回折角度に対してミラー8
aの角度がズレて配置されているため筐体16から外部
へ出射せず、これによりその走査光14を筐体16の内
壁で吸収させることにより読取用のビームとして用いら
れないようにすることができる。従って、本実施例の場
合にも同時に2本の走査線14,15が発生するような
ことがないため、前述した第一の実施例の場合と同様な
効果を得ることができる。
スク3へ入射する入射線13を挾んで対応するミラー8
a,8bの角度をズラして構成した場合の具体例を図1
(a)(b)に基づいて説明する。今、図3(a)に示
すように、入射線13をホログラムAに対応する位置に
入射させると、これにより回折された走査光14はミラ
ー8aにより反射され、その後、筐体16内から出射し
て読取用のビームとして用いられるが、もう一方の回折
された走査光15は回折角度に対してミラー8bの角度
がズレて配置されているため筐体16から外部へ出射せ
ず、これにより筐体16の内壁を黒くするなどして信号
の読取りに影響しないように処置する。一方、図3
(b)に示すように、入射線13をホログラムBに対応
する位置に入射させると、これにより回折された走査光
15はミラー8bにより反射され筐体16の外部へ出射
し、その後読取用のビームとして用いられるが、もう一
方の回折された走査光14は回折角度に対してミラー8
aの角度がズレて配置されているため筐体16から外部
へ出射せず、これによりその走査光14を筐体16の内
壁で吸収させることにより読取用のビームとして用いら
れないようにすることができる。従って、本実施例の場
合にも同時に2本の走査線14,15が発生するような
ことがないため、前述した第一の実施例の場合と同様な
効果を得ることができる。
【0021】本発明の第三の実施例を図4に基づいて説
明する。ここでは、入射線の入射位置Sに位置するホロ
グラムディスク3の1つのホログラム(例えば、ホログ
ラムA)により発生した2本の走査光14,15のうち
の一方の走査光14の側のP領域の位置17aにのみミ
ラー8を配設したものである。従って、これによりホロ
グラムディスク3を挾んだ領域のうちの一方の領域Pの
位置17a,18a,19a,20aのみにミラー8を
配設し、これと反対側の領域Qの位置17b,18b,
19b,20bにはミラー8を配設しなくすることによ
り、1つのホログラムにより常に発生する2本の走査線
のうちの1本だけを読取り走査用として用いることが可
能となり、これにより前述した第一の実施例の場合と同
様な効果を得ることができる。
明する。ここでは、入射線の入射位置Sに位置するホロ
グラムディスク3の1つのホログラム(例えば、ホログ
ラムA)により発生した2本の走査光14,15のうち
の一方の走査光14の側のP領域の位置17aにのみミ
ラー8を配設したものである。従って、これによりホロ
グラムディスク3を挾んだ領域のうちの一方の領域Pの
位置17a,18a,19a,20aのみにミラー8を
配設し、これと反対側の領域Qの位置17b,18b,
19b,20bにはミラー8を配設しなくすることによ
り、1つのホログラムにより常に発生する2本の走査線
のうちの1本だけを読取り走査用として用いることが可
能となり、これにより前述した第一の実施例の場合と同
様な効果を得ることができる。
【0022】
【発明の効果】請求項1記載の発明は、レーザ光源と、
このレーザ光源から出射された光をビーム整形する整形
光学系と、そのビーム整形されたレーザ光を走査するホ
ログラムディスクと、その走査された走査光を反射、分
離、集光するミラー光学系と、その走査光をバーコード
に照射しその反射光を検知する光検知器とを備えた光走
査装置において、前記ホログラムディスクへのレーザ光
の入射方向に対して反対側に回折し走査する走査光の回
折角が互いに異なるように相異なる空間周波数を有する
ホログラムを形成し、この相異なる空間周波数を有する
ホログラムのうちの一方のホログラムによる回折角度に
対応した位置にミラーを配設し、その他方のホログラム
による回折角度に対応した位置にミラーを配設したの
で、各ホログラムが相異なる空間周波数を有し、その相
異なる回折角に対応した位置にミラーを配設しているた
め同時に2本の走査線が発生するようなことはなくな
り、しかも、読取り用の信号がだぶったり、ノイズの多
い信号が発生するようなことがなくなるため、多方向の
走査光を常に安定して描くことができ、これにより正確
な読取りを行うことができるものである。
このレーザ光源から出射された光をビーム整形する整形
光学系と、そのビーム整形されたレーザ光を走査するホ
ログラムディスクと、その走査された走査光を反射、分
離、集光するミラー光学系と、その走査光をバーコード
に照射しその反射光を検知する光検知器とを備えた光走
査装置において、前記ホログラムディスクへのレーザ光
の入射方向に対して反対側に回折し走査する走査光の回
折角が互いに異なるように相異なる空間周波数を有する
ホログラムを形成し、この相異なる空間周波数を有する
ホログラムのうちの一方のホログラムによる回折角度に
対応した位置にミラーを配設し、その他方のホログラム
による回折角度に対応した位置にミラーを配設したの
で、各ホログラムが相異なる空間周波数を有し、その相
異なる回折角に対応した位置にミラーを配設しているた
め同時に2本の走査線が発生するようなことはなくな
り、しかも、読取り用の信号がだぶったり、ノイズの多
い信号が発生するようなことがなくなるため、多方向の
走査光を常に安定して描くことができ、これにより正確
な読取りを行うことができるものである。
【0023】請求項2記載の発明は、レーザ光源と、こ
のレーザ光源から出射された光をビーム整形する整形光
学系と、そのビーム整形されたレーザ光を走査するホロ
グラムディスクと、その走査された走査光を反射、分
離、集光するミラー光学系と、その走査光をバーコード
に照射しその反射光を検知する光検知器とを備えた光走
査装置において、前記ホログラムディスクへのレーザ光
の入射方向に対して反対側に回折し走査する走査光の回
折角が互いに異なるように相異なる空間周波数を有する
ホログラムを形成し、その1つのホログラムにより発生
した2本の走査光のうちの1本の走査光が信号読取に用
いられもう1本の走査光が信号読取に用いられないよう
に、それら2本の走査光を各々反射させる位置のミラー
の角度を互いに変えて配設したので、このように回折角
に対応した相異なる角度でミラーを配設することによっ
て、請求項1記載の発明と同様な効果を得ることができ
るものである。
のレーザ光源から出射された光をビーム整形する整形光
学系と、そのビーム整形されたレーザ光を走査するホロ
グラムディスクと、その走査された走査光を反射、分
離、集光するミラー光学系と、その走査光をバーコード
に照射しその反射光を検知する光検知器とを備えた光走
査装置において、前記ホログラムディスクへのレーザ光
の入射方向に対して反対側に回折し走査する走査光の回
折角が互いに異なるように相異なる空間周波数を有する
ホログラムを形成し、その1つのホログラムにより発生
した2本の走査光のうちの1本の走査光が信号読取に用
いられもう1本の走査光が信号読取に用いられないよう
に、それら2本の走査光を各々反射させる位置のミラー
の角度を互いに変えて配設したので、このように回折角
に対応した相異なる角度でミラーを配設することによっ
て、請求項1記載の発明と同様な効果を得ることができ
るものである。
【0024】請求項3記載の発明は、レーザ光源と、こ
のレーザ光源から出射された光をビーム整形する整形光
学系と、そのビーム整形されたレーザ光を走査するホロ
グラムディスクと、その走査された走査光を反射、分
離、集光するミラー光学系と、その走査光をバーコード
に照射しその反射光を検知する光検知器とを備えた光走
査装置において、前記ホログラムディスクへのレーザ光
の入射方向に対して反対側に回折し走査する走査光の回
折角が互いに異なるように相異なる空間周波数を有する
ホログラムを形成し、その1つのホログラムにより発生
した2本の走査光のうちの一方の走査光の側にのみミラ
ーを配設したので、このように相異なる空間周波数を有
するホログラムを通過して得られた回折角が互いに異な
る走査光のうちの一方の走査光の側のみにミラーを位置
させ、ホログラムに垂直入射させることにより発生する
対称な2本の走査線のうちの1本のみを走査用に用いる
ことによって、請求項1記載の発明と同様な効果を得る
ことができるものである。
のレーザ光源から出射された光をビーム整形する整形光
学系と、そのビーム整形されたレーザ光を走査するホロ
グラムディスクと、その走査された走査光を反射、分
離、集光するミラー光学系と、その走査光をバーコード
に照射しその反射光を検知する光検知器とを備えた光走
査装置において、前記ホログラムディスクへのレーザ光
の入射方向に対して反対側に回折し走査する走査光の回
折角が互いに異なるように相異なる空間周波数を有する
ホログラムを形成し、その1つのホログラムにより発生
した2本の走査光のうちの一方の走査光の側にのみミラ
ーを配設したので、このように相異なる空間周波数を有
するホログラムを通過して得られた回折角が互いに異な
る走査光のうちの一方の走査光の側のみにミラーを位置
させ、ホログラムに垂直入射させることにより発生する
対称な2本の走査線のうちの1本のみを走査用に用いる
ことによって、請求項1記載の発明と同様な効果を得る
ことができるものである。
【図1】本発明の第一の実施例であるミラーの位置をズ
ラした場合の様子を示す構成図である。
ラした場合の様子を示す構成図である。
【図2】ホログラムディスクの様子を示す正面図であ
る。
る。
【図3】本発明の第二の実施例であるミラーの角度をズ
ラした場合の様子を示す構成図である。
ラした場合の様子を示す構成図である。
【図4】本発明の第三の実施例を示す構成図である。
【図5】従来におけるスキャナの問題点を示す光路図で
ある。
ある。
【図6】第一の従来例を示す構成図である。
【図7】光検知器に検出される走査線の信号波形の様子
を示す波形図である。
を示す波形図である。
1 レーザ光源 2 整形光学系 3 ホログラムディスク 4 ミラー光学系 5 光検知器 8a,8b ミラー A ホログラム B ホログラム
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項1】 レーザ光源と、このレーザ光源から出射
された光をビーム整形する整形光学系と、そのビーム整
形されたレーザ光を走査するホログラムディスクと、そ
の走査された走査光を反射、分離、集光するミラー光学
系と、その走査光をバーコードに照射しその反射光を検
知する光検知器とを備えた光走査装置において、前記ホ
ログラムディスクへのレーザ光の入射方向に対して反対
側に回折し走査する走査光の回折角が互いに異なるよう
に相異なる空間周波数を有するホログラムを形成し、こ
の相異なる空間周波数を有するホログラムのうちの一方
のホログラムによる回折角度に対応した位置にミラーを
配設し、その他方のホログラムによる回折角度に対応し
た位置にミラーを配設したことを特徴とする光走査装
置。 【請求項2】 レーザ光源と、このレーザ光源から出射
された光をビーム整形する整形光学系と、そのビーム整
形されたレーザ光を走査するホログラムディスクと、そ
の走査された走査光を反射、分離、集光するミラー光学
系と、その走査光をバーコードに照射しその反射光を検
知する光検知器とを備えた光走査装置において、前記ホ
ログラムディスクへのレーザ光の入射方向に対して反対
側に回折し走査する走査光の回折角が互いに異なるよう
に相異なる空間周波数を有するホログラムを形成し、そ
の1つのホログラムにより発生した2本の走査光のうち
の1本の走査光が信号読取に用いられもう1本の走査光
が信号読取に用いられないように、それら2本の走査光
を各々反射させる位置のミラーの角度を互いに変えて配
設したことを特徴とする光走査装置。 【請求項3】 レーザ光源と、このレーザ光源から出射
された光をビーム整形する整形光学系と、そのビーム整
形されたレーザ光を走査するホログラムディスクと、そ
の走査された走査光を反射、分離、集光するミラー光学
系と、その走査光をバーコードに照射しその反射光を検
知する光検知器とを備えた光走査装置において、前記ホ
ログラムディスクへのレーザ光の入射方向に対して反対
側に回折し走査する走査光の回折角が互いに異なるよう
に相異なる空間周波数を有するホログラムを形成し、そ
の1つのホログラムにより発生した2本の走査光のうち
の一方の走査光の側にのみミラーを配設したことを特徴
とする光走査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15814491A JPH055855A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 光走査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15814491A JPH055855A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 光走査装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH055855A true JPH055855A (ja) | 1993-01-14 |
Family
ID=15665225
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15814491A Pending JPH055855A (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 光走査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH055855A (ja) |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP15814491A patent/JPH055855A/ja active Pending
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