JPH055859U - 電気防食用流電陽極 - Google Patents

電気防食用流電陽極

Info

Publication number
JPH055859U
JPH055859U JP6204591U JP6204591U JPH055859U JP H055859 U JPH055859 U JP H055859U JP 6204591 U JP6204591 U JP 6204591U JP 6204591 U JP6204591 U JP 6204591U JP H055859 U JPH055859 U JP H055859U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
galvanic anode
anode
insulating material
attached
galvanic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6204591U
Other languages
English (en)
Other versions
JP2566026Y2 (ja
Inventor
利明 永田
武 柄沢
隆仁 藤江
光男 阿久津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Corrosion Engineering Co Ltd
Original Assignee
Nippon Corrosion Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Corrosion Engineering Co Ltd filed Critical Nippon Corrosion Engineering Co Ltd
Priority to JP1991062045U priority Critical patent/JP2566026Y2/ja
Publication of JPH055859U publication Critical patent/JPH055859U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2566026Y2 publication Critical patent/JP2566026Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Prevention Of Electric Corrosion (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 長寿命の期し得る電気防食用流電陽極を提供
する。 【構成】 陽極体の絶縁材覆着側の面に立ち上がらせた
ボルト体4に串刺し状に陽極体に貼り付け若しくは塗布
覆着された絶縁材5を、該ボルト体4に取り付くナット
6でもって押圧係止するとするか、または、陽極体へ絶
縁材覆着側の面に立ち上がらせた横架バー15止着用の透
孔17を穿孔した棒体18若しくは板体19等の突起体に串刺
し状に陽極体に貼り付け若しくは塗布覆着された絶縁材
5を、該突起体間に刺し渡しの横架バー15でもって押圧
係止するとして、絶縁材の経時剥落を阻止した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水中の鋼製構造物の防食のために取付られる電気防食用流電陽極に 関するものであり、詳しくは被防食体に対して溶接々続するための芯金を体内か ら持ち出しした方式の電気防食用流電陽極に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の電気防食用流電陽極としては、水中の鋼製構造物に対する電気 防食として、Al系、Zn系等の流電陽極材が広く用いられており、例えば、海 水中の鋼製構造物に一般的に用いられているAl系流電陽極の製造要領は図12, 図13に示される。すなわち、鋳包み法によって流電陽極1を製造する場合は、流 電陽極1が所定寸法になるような金型鋳型11の内部に芯金2を所定の位置に設置 した後,溶融状態の合金溶湯を蓋12の押湯口13から流し込んで、陽極体を形成す る。 このように鋳造された流電陽極1は、芯金2あるいは芯金2に設けられた溶接 金具3を例えば図14に示すように海水中の被防食鋼材である鋼管杭7に溶接8で 取付られ、流電陽極1とこの鋼管杭7との電位差によって、海水中で鋼管杭7へ 電流(防食電流)を流入して、鋼管杭7の防食を行なう。 ここに、一般に、流電陽極にあっては、(i) 被防食体への防食電流 (流電陽極 の発生電流) Iは、流電陽極と被防食体との電位差ΔEと、流電陽極の接水抵抗 Rとの大きさで数1に示される如く決定される(被防食体の接水抵抗はその接水 面積が大きいので、殆ど無視できる)。すなわち、
【数1】 更に、接水抵抗は例えば数2、数3等から算出される。
【数2】
【数3】 ここで、ρは環境の抵抗率(Ω・cm) 、Aは流電陽極の表面積(cm2)、f1〜f6は 形状等による定数、Lは流電陽極の長さ(cm)、rは流電陽極の実効半径(cm)で流 電陽極の断面積から求めることができる。 数2、数3から、接水抵抗は環境の抵抗率と流電陽極の表面積や形状によって 、ほぼ決まってしまう。通常、水環境例えば海水では、抵抗率はほぼある一定の 値 (約30Ω・cm) となるので、接水抵抗は流電陽極の表面積や形状に支配される 。 一方、(ii)流電陽極の寿命T(Yr)は数4から算出される。
【数4】 ここで、Wは流電陽極重量(Kg)、Qは流電陽極の発生電気量(A Hr/Kg) 、Iは流 電陽極の発生電流(A) 、8760は1年を時間に換算した値(Hr)、0.5 は定数である 。 発生電気量は、流電陽極体の材質によって一定の値となるので、寿命は重量と 発生電流との大きさによって決まってしまう。 ところで、近年、長寿命の流電陽極を要望する声が高まってきた。 流電陽極の長寿命化は、上記(ii) 項から重量を増加するか、発生電流を低減 すればよいことがわかる。 しかし、通常でも数十Kg以上ある流電陽極の重量をさらに増加させることは、 その運搬や取付施工時での労力を著しく増すばかりでなく、安全面においても危 険性が増すことになる。また、形状を変えることにもつながるので、鋳造金型を も変えなければならず、その手間やコストが著しく増加する。更に形状、表面積 の増加によって、上記 (i)項から接水抵抗が低くなり、発生電流が多くなりす ぎて、所望の寿命を得られない場合もある。 一方、発生電流を低減するとなると、上記(i)項から接水抵抗を大きくすれ ばよいが、そのためには表面積を小さくしたり、形状を種々考慮する必要がある 。その結果、重量を減量するので所定の寿命を得られなくなったり、製造、運搬 及び取付け施工時等に著しく労力を増すことになる。逆に、所定の寿命を得るこ とを加味して、数1等から接水抵抗を求めると、その接水抵抗はある値以上にな らない場合があるので、所望の値を得ることができず、もって発生電流もある値 以下にならなくなり、所定の寿命を得ることができない。また流電陽極と被防食 体との間に抵抗を挿入することも考えられるが、その手間や維持管理が難しい。 更に、発生電流をあまり抑制させると、所望の電流効率が得られない。 そこで、図15, 図16に示すように従来の流電陽極の表面の一部にゴムシート等 の絶縁材14を接着剤で貼りつけたり、絶縁性塗料を塗布することによって、表面 積を小さくし、接水抵抗を大きくして、発生電流を低減させることによって、流 電陽極の長寿命化を図っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の技術で述べた流電陽極では、(1) 流電陽極の運搬時や取付施工 時等にゴムシートや塗料が剥がれたりするので、それらの補修の労力やコスト等 が著しく増加した。(2) 流電陽極取付後にもゴムシートや塗料が剥がれたり、ゴ ムシートが脱落し、回収不能であった場合があり、所望の期間(5年以上)使用 できないことが多くあった。また、それらの補修に際しては、労力やコスト等が 著しく増加するとともに、補修作業には危険が伴っていた。等の問題点があり、 長寿命化に対して必ずしも満足すべきものではなかった。 本考案は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑みてなされたものであり 、その目的とするところは、絶縁材の剥離が生じにくく、補修の手間を要せず、 かつ、絶縁材の回収も可能で、長寿命化の期し得る電気防食用流電陽極を提供し ようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案における電気防食用流電陽極は、陽極体の 絶縁材覆着側の面に立ち上がらせたボルト体に串刺し状に陽極体に貼り付け若し くは塗布覆着された絶縁材を、該ボルト体に取り付くナットでもって押圧係止す るとしたものである。
【0005】 または、陽極体の絶縁材覆着側の面に立ち上がらせた横架バー止着用の透孔を 穿孔した突起体に串刺し状に陽極体に貼り付け若しくは塗布覆着された絶縁材を 、該突起体間に刺し渡しの横架バーでもって押圧係止するとしたものである。
【0006】
【作用】
本案の流電陽極では、覆着された絶縁材は、ボルト体または突起体に対して串 刺し状に取り付くこととナットまたは横架バーの押圧係止作用を受けて止着され ることから、経時剥離を生じる事態が阻止されるので、長寿命化が期し得る。
【0007】
【実施例】
実施例について図面を参照して説明する。 図1〜3は本考案流電陽極体の鋳造要領を説明している。すなわち、鋳造前に 、予め図3に示すようなU字形のボルト体4を2個溶接で取り付けた芯金2を図 1、図2に示すように金型鋳型11の内部の所定位置に設置した後、溶融状態のA l系溶湯を蓋12を押湯口13から流し込んで、流電陽極1(Al系)を鋳造した。 ボルト体4は全長がボルト状のものを使用したが、一部がボルト状でも良く、少 なくとも流電陽極表面から突出した部分がボルト状であることが好ましい。突出 長さは20mmとしたが、流電陽極取付施工時に支障ない長さであれば良く、10〜50 mm、好ましくは15〜35mmである。また、ボルト体4の取り付け個数は実施例では 2個であったが、流電陽極の形状によっては2個以上取りつけることもできる。 ボルト体4の材質は芯金2と同材質のものが好ましい。 このように鋳造した流電陽極1に対して、図6に示すような厚さ5mmPVC製 の板状の絶縁材5の穴10を通して図4,5に示すようにボルト体4の突出部にナ ット6を装着して、ボルト体4が突出している流電陽極1の全表面を遮蔽した流 電陽極16を製作した。 板状の絶縁材5の材質はプラスチック、セラミック等絶縁材なら何んでも良い 。絶縁材5の厚さは0.5 〜15mm程度が好ましい。 次に、叙上の本案品を図14に準じて図7に示す如く取付け通電試験を行った。 この際、本案品の比較として、同様に表面に塗料を塗布したもの及びゴムシート を接着剤で装着したものの従来品も同時に通電試験したところ、本案品では5年 以上初期の状態を維持したが、従来品では2〜3年で塗料やゴムシートの一部が 剥がれたり、脱落したりして初期の状態を維持し得なかった。 尚、図示例ではナット6が直接絶縁材5に当接している態様を紹介しているが、 実際には、絶縁材6保護にクッション性の当て材を介することも配慮すべきであ る。
【0008】 また、図8〜11には本案の別構成のものを示す。 すなわち、図8,9は既述のボルト体4に代わる突起体として、横架バー15止 着用の透孔17を穿孔した棒体18を、また、図10, 11は板体19を採用した場合を夫 々示す。いずれの場合も図1〜3に示すのと同様の要領でもって組込まれる。い ずれも該透孔17, 17間に差し渡しのうえ折り曲げ等で止着される横架バー15によ って絶縁体5は押圧係止される。横架バー15の材質は金属でも絶縁物でも良い。 尚、棒体18若しくは板体19の完起部にねじを刻設してナットを装着して横架バー 15へ背圧付与を配慮するとしても良い。
【0009】
【考案の効果】
本発明は、上述のとおり構成されているので、次に記載する効果を奏する。 (1) 絶縁材が簡単かつ確実に装着される。 (2) 絶縁材が流電陽極の運搬時や取付施工時等でも剥がれにくく、例え剥がれた としても、補修が簡単である。 (3) 絶縁材が流電陽極取付後も剥がれにくく、脱落することがない。例え剥がれ たとしても、補修が簡単である。さらに将来絶縁材の回収が可能である。等によ って、安定かつ確実性の高い長寿命型の流電陽極を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案における流電陽極の鋳造型の縦断図であ
る。
【図2】図1中II〜II矢視図である。
【図3】本案品の主要構成部材の説明図である。
【図4】本案品の全体説明図である。
【図5】図4中V〜V矢視図である。
【図6】本案品の主要構成部材の説明図である。
【図7】本案品の被防食体への取付け説明図である。
【図8】本案品の主要構成部材の説明図である。
【図9】本案品の全体説明図である。
【図10】本案品の主要構成部材の説明図である。
【図11】本案品の全体説明図である。
【図12】従来の流電陽極の鋳造型縦断図である。
【図13】図12中XIII〜XIII矢視図である。
【図14】従来品の被防食体への取付け説明図である。
【図15】従来品の全体説明図である。
【図16】図15中XVI 〜XVI 矢視図である。
【符号の説明】
1 流電陽極 2 芯金 3 溶接金具 4 ボルト体 5 絶縁材 6 ナット 7 鋼管杭 8 溶接 9 ボルト部 10 穴 11 金形鋳型 12 蓋 13 押湯口 14 絶縁材 15 横架バー 16 本考案の流電陽極 17 透孔 18 棒体 19 板体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 阿久津 光男 東京都千代田区丸の内一丁目6番4号 日 本防蝕工業株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 陽極体の絶縁材覆着側の面に立ち上がら
    せたボルト体に串刺し状に陽極体に貼り付け若しくは塗
    布覆着された絶縁材を、該ボルト体に取り付くナットで
    もって押圧係止するとしたことを特徴とする電気防食用
    流電陽極
  2. 【請求項2】 陽極体へ絶縁材覆着側の面に立ち上がら
    せた横架バー止着用の透孔を穿孔した突起体に串刺し状
    に陽極体に貼り付け若しくは塗布覆着された絶縁材を、
    該突起体間に刺し渡しの横架バーでもって押圧係止する
    としたことを特徴とする電気防食用流電陽極。
JP1991062045U 1991-07-11 1991-07-11 電気防食用流電陽極 Expired - Fee Related JP2566026Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991062045U JP2566026Y2 (ja) 1991-07-11 1991-07-11 電気防食用流電陽極

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1991062045U JP2566026Y2 (ja) 1991-07-11 1991-07-11 電気防食用流電陽極

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH055859U true JPH055859U (ja) 1993-01-26
JP2566026Y2 JP2566026Y2 (ja) 1998-03-25

Family

ID=13188802

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1991062045U Expired - Fee Related JP2566026Y2 (ja) 1991-07-11 1991-07-11 電気防食用流電陽極

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2566026Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010242161A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Ihi Corp 流電陽極体および流電陽極法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62263985A (ja) * 1986-05-12 1987-11-16 Nakagawa Boshoku Kogyo Kk コンクリ−ト構造物の電気防食法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62263985A (ja) * 1986-05-12 1987-11-16 Nakagawa Boshoku Kogyo Kk コンクリ−ト構造物の電気防食法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010242161A (ja) * 2009-04-06 2010-10-28 Ihi Corp 流電陽極体および流電陽極法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2566026Y2 (ja) 1998-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO1996030561A1 (en) Jacketed sacrificial anode cathodic protection system
EP0222829A1 (en) CATHODE PROTECTION SYSTEM FOR REINFORCED CONCRETE STRUCTURE AND METHOD OF INSTALLATION.
EP0345607B1 (en) Corrosion protection element for parts, particularly automotive parts, to be connected by screws, bolts, etc.
JPH055859U (ja) 電気防食用流電陽極
US2826543A (en) Mounting means for cathodic protection anodes
EP0534392B1 (en) Anode structure for cathodic protection of steel reinforced concrete and relevant method of use
JP2973823B2 (ja) 金属製支柱コンクリート埋込み部の防食方法
JPH0572476B2 (ja)
JP3798189B2 (ja) コンクリート構造物の補修方法
JP4206189B2 (ja) 磁気シートを用いた流電陽極体及びその設置方法
RU23880U1 (ru) Соединение шины с катодным стержнем алюминиевого электролизера
KR100297636B1 (ko) 전기도금장치의가용성양극
JPH0748759Y2 (ja) 海洋鋼構造物電気防食用コンクリート型枠
RU2808042C1 (ru) Протектор со сменным активным элементом
JP4132174B2 (ja) 埋設配管のマクロセル腐食防止方法
CN213064435U (zh) 一种汽车板簧总成
CN215564630U (zh) 一种建筑工程预埋外露钢筋防锈装置
JPS6144412Y2 (ja)
CN214299031U (zh) 一种船用工装件
CN210274756U (zh) 一种防止生锈的电气柜
JPH11293792A (ja) 耐食性に優れたコンクリート構造物
JPH06136573A (ja) 溶射皮膜によるコンクリート構造物の防食方法
FI70260C (fi) Metod foer katodiskt skydd speciellt foer skeppskrov genom anvaendning av en yttre stroemkaella.
JPH02282569A (ja) コンクリート構造物に流電陽極部材を設置する方法
JPH04127262U (ja) コンクリート製アンカー用連結金具類の電気防食装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees