JPH0558635B2 - - Google Patents

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JPH0558635B2
JPH0558635B2 JP5572186A JP5572186A JPH0558635B2 JP H0558635 B2 JPH0558635 B2 JP H0558635B2 JP 5572186 A JP5572186 A JP 5572186A JP 5572186 A JP5572186 A JP 5572186A JP H0558635 B2 JPH0558635 B2 JP H0558635B2
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JP
Japan
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acetaldehyde
aldol
aldoxane
para
acetaldol
Prior art date
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Application number
JP5572186A
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English (en)
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JPS62212384A (ja
Inventor
Kozo Kawahashi
Moriaki Hamanishi
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Daicel Corp
Original Assignee
Daicel Chemical Industries Ltd
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  • Heterocyclic Compounds That Contain Two Or More Ring Oxygen Atoms (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野> 本発明はパラアルドールの製造方法に関するも
のである。 アセトアルドールはクロトンアルデヒド、1,
3−ブチレングリコール等の原料として有用なも
のであるが、構造的に不安定な物質であるため、
1,3−ブチレングリコール等を製造するに際し
ては種々の不純物、例えばブタノール、2−ブタ
ノン等が副生し問題となる。ところが、アセトア
ルドールの二重体であるパラアルドールは環状化
合物である故、構造的には安定な物質であり、ア
セトアルドールに代る有用な物質となり得る。 <従来技術> 従来、純度の高いアセトアルドール得る方法は
J.Amer、Chem.Soc.、65、1309(1943)等によつ
て明らかにされているように、等量(100ml)の
エーテルとアセトアルデヒドを混ぜて0〜5℃に
冷やし、2滴のジブチルアミンを加え、10%の水
酸化カリウム水溶液を撹拌しながら加え、反応温
度を5〜10℃に保つ。反応が終了したら、2層に
分かれていてエーテル層を5%の硫酸で中和し、
水洗し、無水硫酸ナトリウムで乾燥する。エーテ
ルは蒸溜で分離され、アセトアルドールは減圧下
で蒸溜することによつて得られる。このような方
法が工業的にはコストが高くなり、実際的でない
ことは言うまでもない。 又、アセトアルデヒドの縮合反応によるアセト
アルドールの工業的な製造方法としては英国特許
第853266号があるが、溶媒として水を多量に使う
こと及びアセトアルデヒドの転化率を44%以下に
押えることから効率、コストの面から問題とな
る。そしてInd、Eng Chem.、44、1003(1952)
によると実際工業的に製造されているアセトアル
ドールはアセトアルデヒドの三量体であるアルド
キサンを主成分としていることが知られている。 他方、パラアルドールの合成法としてはアセト
アルドールを低温(0〜5℃)で数日間放置して
おくことにより得られることが知られているが
(化学大辞典=共立出版)、このような方法が工業
的に実施され得ないことは明らかである。 <発明が解決しようとする問題点> 一般に、アセトアルデヒドの二量体であるアセ
トアルドールは不安定な物質である為に脱水して
クロトンアルデヒドを生成したりする。 また、アセトアルドールにさらにアセトアルデ
ヒドを付加させた安定な環状物質であるアルドキ
サンはアセトアルデヒドの三量体である為、場合
によつてはアセトアルドールの代替物質とはなり
難いケースもある。 そこで、本発明者等は検討を重ね、アセトアル
ドールの二重体、且つアセトアルデヒドの四量体
で、安定な環状物質であるパラアルドールがアル
ドールの代替物質となることに想い到りパラアル
ドールを効率良く製造する方法をさらに詳しく検
討を進めた結果、本発明に到つた。即ち、本発明
はアルカリ触媒の存在下で、アセトアルデヒドを
アルドール縮合させてアルドキサン(2,4−ジ
メチル−1,3−ジオキサン−6−オールの慣用
名)を含む反応粗液を得、次いで、アセトアルデ
ヒドを溜出させながら、アルドキサンを熱分解す
ることにより実質上、パラアルドールを得ること
を特徴とするパラアルドールの製造方法である。 <技術的根拠> ところで、アルドキサン分解器実験でのサンプ
ル液を分析検討する中、高度は機器分析手法を駆
使することによつて、アルドキサン及びパラアル
ドールの存在(有無)、挙動を正確に捕えること
ができ(実施例1)、そして同上缶出液組成の経
時変化を解析することによつて、本発明の基礎に
結びつけることができた。 次に、アルキドサン分解器での缶出液組成の経
時変化における具体的なデータを示す。(第1図) この第1図について、次の如く解釈される。缶
液温度を97℃に一定とし、滞留時間を6〜30分の
範囲で延ばして行くと、アルドキサンは熱分解
し、アセトアルデヒドの溜出量が増えて行く。し
かし、アルドキサンが熱分解して中間体として生
成するアルドールは滞留時間が延びると脱水反応
を起してクロトンアルデヒドとなる。 滞留時間が13分位までは中間体として生成した
アルドールは二量化してパラアルドールとなる。
滞留時間がある値を超えると中間体であるアルド
ールは二量化してパラアルドールとなるより脱水
してクロトンアルデヒドとなつて安定化すると考
えられる。 従つて、滞留時間はある範囲の値を採ることに
より、パラアルドールが優先的に生成することが
期待できる。 <問題点を解決するための手段> 通常、アルドール縮合では、アルカリ触媒の存
在下で、アセトアルデヒド(水溶媒の有無)を反
応温度20〜30℃、系内滞留時間2〜3Hrsに維持
し、実施される。反応温度は副反応を減少するた
めに低温が好ましいことが認められている。反応
終了後、流出した縮合液は、酸で厳密に中和さ
れ、次の工程へ送られる。得られた反応粗液の組
成は原料アセトアルデヒドと溶媒水との割合及び
アセトアルデヒドの転化率等によつて大きく異な
るので一概に言えない。 アルドキサン分解では未反応のアセトアルデヒ
ドの回収(留出)とアルドキサンの熱分解と、そ
れに伴う副生のアセトアルデヒドの回収(留出)
を行う。缶液温度は60〜130℃の範囲及び滞留時
間は5〜50分の範囲が適当である。このとき両者
は正しく相関々係(例えば、第1図等)にあり、
アルドキサンの分解時に生成したアセトアルドー
ルが脱水してクロトンアルデヒドを生成しないよ
うに総合的に上記の範囲内で決められることにな
る。 又、アルドキサン分解の装置は普通の薄膜式蒸
発缶あるいは蒸溜塔、蒸発缶等の型式が採用され
る。 <実施例> 以下、本発明を実施例により具体的に説明する
が、本発明はこの実施例にのみ限定されるもので
はない。 実施例 1 1のジヤケツト付フラスコを利用して、予め
調合したアセトアルデヒド水溶液(アセトアルデ
ヒド/水=85/15)500gを仕込み、温度15〜20
℃に冷却した。強力に撹拌しながら10%苛性ソー
ダ水溶液0.5gを少しずつ滴下し反応させた。そ
の間、反応温度20℃に維持した。2時間熟成した
後、稀酢酸で厳密に中和した(JIS K8006により
フエノールフタレイン指示薬を用いて厳密に中和
した).得られた反応粗液の組成はアルドキサン
60.0%、アセトアルデヒド25.2%、水14.8%及び
酢酸ナトリウム0.01〜0.02%であつた。 引継いで、上記反応粗液500gを加熱し、空塔
単蒸溜で缶液温度が96℃になるまで、アセトアル
デヒドを留出させた。(回分式)留出時間は30分
で、溜出率は42.6%であつた。缶出液の組成はア
ルドキサン30.5%、パラアルドール55.6%、クロ
トンアルデヒド等2.0%、水11.9%であり、留出
液はアセトアルデヒドと水のみが検出された。 なお、仕込液、缶出液の組成についてNMR分
析等を利用して分析した。NMR分析では各シグ
ナルの帰属を1H−1Hホモスピンデカツプリン
グ、13C−1Hセレクトカツプリングにより行い、
特にパラアルドールのアセタールプロトンの3重
線の分裂を確認することにより、パラアセトアル
ドールの同定を行なつた。又、定量分析は13C−
NMRの各シグナルの高さの比から存在比を求め
た。 実施例 2 実施例1と同じ反応粗液及び装置を用いて連続
式のフラツシユ蒸発を実施した。 缶液温度は117℃、滞留時間は13分、留出率は
44.2%であつた。缶出液の組成はアルドキサン
16.0%、パラアルドール76.2%、クロトンアルデ
ヒド等2.7%、水5.1%であり、溜出液の組成はア
セトアルデヒド78.2%、水21.8%であつた。 実施例 3及び比較例 第1表に示したアルドキサン分解の操作条件を
変更した以外は、実施例2と同様に処理した。結
果は第2表に示した通り。
【表】
【表】 参考例 次に、実施例1〜3及び比較例で得られたパラ
アルドールを含む原料を用いて接触還元反応させ
ることによつて、1,3−ブチレングリコールを
製造した。 1のオートクレーブを利用して、所定の原料
300gを仕込み、ラネー・ニツケルを15%添加し
た後、水素圧力80Kg/cm2の下で120℃で30分間反
応させた。結果は第2表に示した通り。
【表】 【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるアルドキサン分解器での
缶出液の滞留時間と組成の関係を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 アルカリ触媒の存在下で、アセトアルデヒド
    をアルドール縮合させてアルドキサン(2,4−
    ジメチル−1,3−ジオキサン−6−オールの慣
    用名)を含む反応粗液を得、次いで、アセトアル
    デヒドを溜出させながら、アルドキサンを熱分解
    することにより、実質上パラアルドールを得るこ
    とを特徴とするパラアルドールの製造方法。
JP5572186A 1986-03-13 1986-03-13 パラアルド−ルの製造方法 Granted JPS62212384A (ja)

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