JPH0558894A - 抗腫瘍剤 - Google Patents
抗腫瘍剤Info
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- JPH0558894A JPH0558894A JP21544891A JP21544891A JPH0558894A JP H0558894 A JPH0558894 A JP H0558894A JP 21544891 A JP21544891 A JP 21544891A JP 21544891 A JP21544891 A JP 21544891A JP H0558894 A JPH0558894 A JP H0558894A
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- Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 毒性の低い、強力な抗腫瘍剤を提供する。
【構成】 チロシンキナーゼ活性を示す3,5-ジイソプロ
ピルベンジリデン複素環式化合物、4-チアゾリノン誘導
体、3,5-ジイソプロピル-4- ヒドロキシスチレン誘導
体、3,5-ジターシャリーブチル-4- ヒドロキシスチレン
誘導体、α- シアノアクリル酸アミド誘導体、α- ベン
ジリデン- γ- ブチロラクトンまたはγ- ブチロラクタ
ム誘導体、スチレン誘導体、4-アルコキシスチレン誘導
体、3-フェニルチオメチルスチレン誘導体、トリベンジ
ルアミン誘導体、α- シアノケイ皮酸アミド誘導体また
はこれらの造塩可能なものの塩を有効成分とする抗腫瘍
剤である。
ピルベンジリデン複素環式化合物、4-チアゾリノン誘導
体、3,5-ジイソプロピル-4- ヒドロキシスチレン誘導
体、3,5-ジターシャリーブチル-4- ヒドロキシスチレン
誘導体、α- シアノアクリル酸アミド誘導体、α- ベン
ジリデン- γ- ブチロラクトンまたはγ- ブチロラクタ
ム誘導体、スチレン誘導体、4-アルコキシスチレン誘導
体、3-フェニルチオメチルスチレン誘導体、トリベンジ
ルアミン誘導体、α- シアノケイ皮酸アミド誘導体また
はこれらの造塩可能なものの塩を有効成分とする抗腫瘍
剤である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は毒性の低い新しい抗腫瘍
剤に関する。
剤に関する。
【0002】
【従来の技術】本発明の抗腫瘍剤に用いる化合物は、特
開昭62-29570、特開昭62-29579、特開昭62-39522、特開
昭62-39523, 特開昭62-39558、特開昭62-39564、特開昭
62-42923、特開昭62-42925、特開昭62-111962 、特開昭
63-141955 、特開昭63-222153に記載され公知である。
しかしながらこれらの化合物は、その薬理作用につい
て、すぐれた抗アレルギー作用およびチロシンキナーゼ
阻害作用を有することが知られているのみである。
開昭62-29570、特開昭62-29579、特開昭62-39522、特開
昭62-39523, 特開昭62-39558、特開昭62-39564、特開昭
62-42923、特開昭62-42925、特開昭62-111962 、特開昭
63-141955 、特開昭63-222153に記載され公知である。
しかしながらこれらの化合物は、その薬理作用につい
て、すぐれた抗アレルギー作用およびチロシンキナーゼ
阻害作用を有することが知られているのみである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】現在使用されている抗
腫瘍剤の多くは、癌細胞を攻撃して一応の抗腫瘍効果を
発揮するが、正常な細胞にも毒性を示し、患者の体力を
消耗させるという問題があるため、長期にわたって使用
することは困難であり、腫瘍の完全治癒をもたらしえな
いばあいが多い。したがって、こんにち、正常細胞に毒
性を示さずに抗腫瘍効果を発揮する新しい抗腫瘍剤の開
発が待たれている。
腫瘍剤の多くは、癌細胞を攻撃して一応の抗腫瘍効果を
発揮するが、正常な細胞にも毒性を示し、患者の体力を
消耗させるという問題があるため、長期にわたって使用
することは困難であり、腫瘍の完全治癒をもたらしえな
いばあいが多い。したがって、こんにち、正常細胞に毒
性を示さずに抗腫瘍効果を発揮する新しい抗腫瘍剤の開
発が待たれている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは従来より癌
細胞の生理とチロシンキナーゼの機能に興味を持ち、各
種チロシンキナーゼ阻害剤を合成し、その生理活性につ
いて研究を進めてきた結果、下記一般式(I)、(I
I)、(III) 、(IV)、(V)、(VI)、(VII) 、(VII
I)、(IX)、(X)および(XI)で示されるチロシンキ
ナーゼ阻害活性を示す化合物が癌細胞の増殖を強く抑制
する一方で、これらと構造類似でありながらもチロシン
キナーゼ阻害活性を示さない化合物は癌細胞の増殖を抑
制しないという現象を見いだした。この知見をもとにさ
らに研究を進め、下記一般式(I)、(II)、(III) 、
(IV)、(V)、(VI)、(VII) 、(VIII)、(IX)、
(X)および(XI)で示される化合物が抗腫瘍活性を有
し、かつ毒性がきわめて低いことを見いだし本発明を完
成した。
細胞の生理とチロシンキナーゼの機能に興味を持ち、各
種チロシンキナーゼ阻害剤を合成し、その生理活性につ
いて研究を進めてきた結果、下記一般式(I)、(I
I)、(III) 、(IV)、(V)、(VI)、(VII) 、(VII
I)、(IX)、(X)および(XI)で示されるチロシンキ
ナーゼ阻害活性を示す化合物が癌細胞の増殖を強く抑制
する一方で、これらと構造類似でありながらもチロシン
キナーゼ阻害活性を示さない化合物は癌細胞の増殖を抑
制しないという現象を見いだした。この知見をもとにさ
らに研究を進め、下記一般式(I)、(II)、(III) 、
(IV)、(V)、(VI)、(VII) 、(VIII)、(IX)、
(X)および(XI)で示される化合物が抗腫瘍活性を有
し、かつ毒性がきわめて低いことを見いだし本発明を完
成した。
【0005】すなわち本発明は、一般式(I):
【0006】
【化29】
【0007】(式中、R1 は水素原子またはベンジル
基、R2 は水素原子、COR3 (R3 は水素原子または
C1 〜C3 のアルキル基を表わす)で示されるアシル基
またはフェニル基、X1 は
基、R2 は水素原子、COR3 (R3 は水素原子または
C1 〜C3 のアルキル基を表わす)で示されるアシル基
またはフェニル基、X1 は
【0008】
【化30】
【0009】(R4 は水素原子またはC1 〜C3 のアル
キル基を表わす)または
キル基を表わす)または
【0010】
【化31】
【0011】(R5 は水素原子またはC1 〜C3 のアル
キル基を表わす)、−NHCO−、酸素原子または硫黄
原子またはX1 −Y1 は
キル基を表わす)、−NHCO−、酸素原子または硫黄
原子またはX1 −Y1 は
【0012】
【化32】
【0013】(R6 は水素原子、C1 〜C3 のアルキル
基、モルホリノ基またはフェニル基を表わす)、
基、モルホリノ基またはフェニル基を表わす)、
【0014】
【化33】
【0015】i−Prはイソプロピル基を表わす)で示
される3、5−ジイソプロピルベンジリデン複素環式化
合物、一般式(II):
される3、5−ジイソプロピルベンジリデン複素環式化
合物、一般式(II):
【0016】
【化34】
【0017】(式中、R7 は水素原子、C1 〜C3のア
ルキル基または
ルキル基または
【0018】
【化35】
【0019】(m1 は1〜3の整数を表わす)、R8 は
【0020】
【化36】
【0021】(n1 は1〜4の整数、R9 、R10は同一
または相異なり、水素原子またはC1 〜C3 のアルキル
基を表わす)、またはR7 とR8 は互いに結合して
または相異なり、水素原子またはC1 〜C3 のアルキル
基を表わす)、またはR7 とR8 は互いに結合して
【0022】
【化37】
【0023】(o、pは同一または相異なり、1〜4の
整数、X2 は酸素原子またはN−R11(R11は水素原子
またはC1 〜C3 のアルキル基を表わす)を表わす)、
i−Prはイソプロピル基を表わす)で示される4-チア
ゾリノン誘導体、一般式(III):
整数、X2 は酸素原子またはN−R11(R11は水素原子
またはC1 〜C3 のアルキル基を表わす)を表わす)、
i−Prはイソプロピル基を表わす)で示される4-チア
ゾリノン誘導体、一般式(III):
【0024】
【化38】
【0025】(式中、R12は水素原子、シアノ基または
アミド、R13はアミドまたはCONHCONH2 、i−
Prはイソプロピル基を表わす)で示される3,5-ジイソ
プロピル-4- ヒドロキシスチレン誘導体、一般式(I
V):
アミド、R13はアミドまたはCONHCONH2 、i−
Prはイソプロピル基を表わす)で示される3,5-ジイソ
プロピル-4- ヒドロキシスチレン誘導体、一般式(I
V):
【0026】
【化39】
【0027】(式中、R14はカルボキシル基またはカル
バモイル基、R15はC1 〜C4 のアルキル基、シアノ基
またはヒドロキシエチル基、t−Buはターシャルブチ
ル基を表わす)で示される3,5-ジターシャリーブチル-4
- ヒドロキシスチレン誘導体、一般式(V):
バモイル基、R15はC1 〜C4 のアルキル基、シアノ基
またはヒドロキシエチル基、t−Buはターシャルブチ
ル基を表わす)で示される3,5-ジターシャリーブチル-4
- ヒドロキシスチレン誘導体、一般式(V):
【0028】
【化40】
【0029】(式中、R16は式:
【0030】
【化41】
【0031】(R17、R18は共にOHであるかまたはR
17、R18の少なくとも一方がフェノキシ基を表わす)で
示される置換フェニル基またはフェロセニル基を表わ
す)で示されるα-シアノアクリル酸アミド誘導体、一
般式(VI):
17、R18の少なくとも一方がフェノキシ基を表わす)で
示される置換フェニル基またはフェロセニル基を表わ
す)で示されるα-シアノアクリル酸アミド誘導体、一
般式(VI):
【0032】
【化42】
【0033】(式中、Arは
【0034】
【化43】
【0035】(R19、R20は同一または相異なり、C1
〜C4 のアルキル基を表わす)または
〜C4 のアルキル基を表わす)または
【0036】
【化44】
【0037】で示される置換フェニル基、X3 は−(C
H2 )2 −または
H2 )2 −または
【0038】
【化45】
【0039】Y2 は酸素原子またはNHを表わす)で示
されるα- ベンジリデン -γ- ブチロラクトンまたはγ
- ブチロラクタム誘導体、一般式(VII) :
されるα- ベンジリデン -γ- ブチロラクトンまたはγ
- ブチロラクタム誘導体、一般式(VII) :
【0040】
【化46】
【0041】(式中、R21、R22は同一または相異な
り、水素原子、水酸基もしくはC1 〜C4 のアルコキシ
基であるかまたはR21がフェノキシ基、R22が水素原子
を表わし、R23はニトロ基、R24は水素原子、またはR
23とR24は結合して−COOCH2 CH2 −または−C
ONHCONH−を表わす)で示されるスチレン誘導
体、一般式(VIII):
り、水素原子、水酸基もしくはC1 〜C4 のアルコキシ
基であるかまたはR21がフェノキシ基、R22が水素原子
を表わし、R23はニトロ基、R24は水素原子、またはR
23とR24は結合して−COOCH2 CH2 −または−C
ONHCONH−を表わす)で示されるスチレン誘導
体、一般式(VIII):
【0042】
【化47】
【0043】(式中、R25はC1 〜C4 のアルキル基、
R26はC1 〜C4 のアルキル基またはC1 〜C4 のアル
コキシ基、R27は
R26はC1 〜C4 のアルキル基またはC1 〜C4 のアル
コキシ基、R27は
【0044】
【化48】
【0045】で示されるアリールカルバモイル基、R28
は水素原子、またはR27とR28は互いに結合して−CO
X4 CH2 CH2 −(X4 はNHまたは
は水素原子、またはR27とR28は互いに結合して−CO
X4 CH2 CH2 −(X4 はNHまたは
【0046】
【化49】
【0047】(R25、R26は前記と同じ)))で示され
る4-アルコキシスチレン誘導体、一般式(IX):
る4-アルコキシスチレン誘導体、一般式(IX):
【0048】
【化50】
【0049】(式中、X5 は水素原子、R33O(R33は
C1 〜C3 のアルキル基を表わす)で示されるアルコキ
シ基、C1 〜C5 のアルキル基、ニトロ基、アミノ基、
水酸基、ハロゲンまたはCOOR34(R34はC1 〜C3
のアルキル基を表わす)で示されるアルコキシカルボニ
ル基、R29は水素原子、C1 〜C3 のアルキル基または
R35CO(R35はフェニル基またはC1 〜C3 のアルキ
ル基を表わす)で示されるアシル基、R30は水素原子ま
たはC1 〜C5 のアルキル基、R31はCOOR36(R36
は水素原子またはC1 〜C4 のアルキル基を表わす)ま
たはアミド、R32はシアノ基またはR37SO2 (R37は
C1 〜C4 のアルキル基を表す)で示されるアルキルス
ルフォニル基、またはR31とR32は互いに結合して
C1 〜C3 のアルキル基を表わす)で示されるアルコキ
シ基、C1 〜C5 のアルキル基、ニトロ基、アミノ基、
水酸基、ハロゲンまたはCOOR34(R34はC1 〜C3
のアルキル基を表わす)で示されるアルコキシカルボニ
ル基、R29は水素原子、C1 〜C3 のアルキル基または
R35CO(R35はフェニル基またはC1 〜C3 のアルキ
ル基を表わす)で示されるアシル基、R30は水素原子ま
たはC1 〜C5 のアルキル基、R31はCOOR36(R36
は水素原子またはC1 〜C4 のアルキル基を表わす)ま
たはアミド、R32はシアノ基またはR37SO2 (R37は
C1 〜C4 のアルキル基を表す)で示されるアルキルス
ルフォニル基、またはR31とR32は互いに結合して
【0050】
【化51】
【0051】(R38は水素原子またはC1 〜C4 のアル
キル基、Y3 は酸素原子またはNHを表わす)または
キル基、Y3 は酸素原子またはNHを表わす)または
【0052】
【化52】
【0053】n2 はX5 がハロゲンのとき1〜5の整
数、それ以外のばあいは0または1、m2 は0〜3の整
数を表わす)で示される3-フェニルチオメチルスチレン
誘導体、一般式(X):
数、それ以外のばあいは0または1、m2 は0〜3の整
数を表わす)で示される3-フェニルチオメチルスチレン
誘導体、一般式(X):
【0054】
【化53】
【0055】(式中、R39、R40は同一または相異な
り、水素原子またはC1 〜C3 のアルキル基、R41、R
42は同一または相異なり、
り、水素原子またはC1 〜C3 のアルキル基、R41、R
42は同一または相異なり、
【0056】
【化54】
【0057】、Phはフェニル基を表わす)で示される
トリベンジルアミン誘導体および一般式(XI):
トリベンジルアミン誘導体および一般式(XI):
【0058】
【化55】
【0059】(式中、R43は水素原子またはC1 〜C3
のアルキル基、R44は
のアルキル基、R44は
【0060】
【化56】
【0061】(R45は水素原子、C1 〜C3 のアルキル
基、フェニル基またはベンジル基、R46はフェニル基ま
たはベンジル基を表わす)で示されるアミノ基またはフ
ェノキシ基を表わす)で示されるα- シアノケイ皮酸ア
ミド誘導体またはこれらの造塩可能なものの塩を含有す
る抗腫瘍剤に関する。
基、フェニル基またはベンジル基、R46はフェニル基ま
たはベンジル基を表わす)で示されるアミノ基またはフ
ェノキシ基を表わす)で示されるα- シアノケイ皮酸ア
ミド誘導体またはこれらの造塩可能なものの塩を含有す
る抗腫瘍剤に関する。
【0062】
【実施例】本発明の一般式(I)で示される3,5-ジイソ
プロピルベンジリデン複素環式化合物においては、R1
が水素原子またはベンジル基、R2 が水素原子またはC
OR3 (R3 は前記と同じ)で示されるアシル基、X1
が
プロピルベンジリデン複素環式化合物においては、R1
が水素原子またはベンジル基、R2 が水素原子またはC
OR3 (R3 は前記と同じ)で示されるアシル基、X1
が
【0063】
【化57】
【0064】(R4 は前記と同じ)または
【0065】
【化58】
【0066】、−NHCO−、酸素原子または硫黄原
子、またはX1 −Y1 が
子、またはX1 −Y1 が
【0067】
【化59】
【0068】であるものが好ましい。
【0069】また、上記一般式(I)に包含される化合
物のうち、とくに好ましい化合物としては、2-(3,5-ジ
イソプロピル-4- ヒドロキシベンジリデン)-1,4- ベン
ゾチアジン-3- (4-ハイドロゲン)- オン-1,1- ジオキ
サイド(化合物A):
物のうち、とくに好ましい化合物としては、2-(3,5-ジ
イソプロピル-4- ヒドロキシベンジリデン)-1,4- ベン
ゾチアジン-3- (4-ハイドロゲン)- オン-1,1- ジオキ
サイド(化合物A):
【0070】
【化60】
【0071】3-(3,5-ジイソプロピル-4- ハイドロキシ
ベンジリデン)-2- オキシインドール(化合物B):
ベンジリデン)-2- オキシインドール(化合物B):
【0072】
【化61】
【0073】などがあげられる。
【0074】本発明の一般式(II)で示される4-チアゾ
リノン誘導体においては、
リノン誘導体においては、
【0075】
【化62】
【0076】が好ましい。
【0077】上記一般式(II)に包含される化合物のう
ち、とくに好ましい化合物としては、5-(3,5-ジイソプ
ロピル-4- ヒドロキシベンジリデン)-2- ( N´,N´-
ジメチルエチル)アミノ-1,3- チアゾール-4- オン(化
合物C):
ち、とくに好ましい化合物としては、5-(3,5-ジイソプ
ロピル-4- ヒドロキシベンジリデン)-2- ( N´,N´-
ジメチルエチル)アミノ-1,3- チアゾール-4- オン(化
合物C):
【0078】
【化63】
【0079】5-(3,5-ジイソプロピル-4- ヒドロキシベ
ンジリデン)-2- (4-メチルピペラジニル)-1,3- チア
ゾール-4- オン(化合物D):
ンジリデン)-2- (4-メチルピペラジニル)-1,3- チア
ゾール-4- オン(化合物D):
【0080】
【化64】
【0081】などがあげられる。
【0082】本発明の一般式(III) で示される3,5-ジイ
ソプロピル-4- ヒドロキシスチレン誘導体においてはR
12が水素原子またはシアノ基、R13がアミドまたは−C
ONHCONH2 であるものが好ましい。
ソプロピル-4- ヒドロキシスチレン誘導体においてはR
12が水素原子またはシアノ基、R13がアミドまたは−C
ONHCONH2 であるものが好ましい。
【0083】上記一般式(III) に包含される化合物のう
ち、とくに好ましい化合物としては、α- シアノ-3,5-
ジイソプロピル-4- ヒドロキシケイ皮酸アミド(化合物
E):
ち、とくに好ましい化合物としては、α- シアノ-3,5-
ジイソプロピル-4- ヒドロキシケイ皮酸アミド(化合物
E):
【0084】
【化65】
【0085】などがあげられる。
【0086】本発明の一般式(IV)で示される3,5-ジタ
ーシャリ- ブチル-4- ヒドロキシスチレン誘導体におい
ては、R14がカルバモイル基、R15がシアノ基またはヒ
ドロキシエチル基であるものが好ましい。
ーシャリ- ブチル-4- ヒドロキシスチレン誘導体におい
ては、R14がカルバモイル基、R15がシアノ基またはヒ
ドロキシエチル基であるものが好ましい。
【0087】上記一般式(IV)に包含される化合物のう
ち、とくに好ましい化合物としては、α- シアノ-3,5-
ジターシャリーブチル-4- ヒドロキシケイ皮酸アミド
(化合物F):
ち、とくに好ましい化合物としては、α- シアノ-3,5-
ジターシャリーブチル-4- ヒドロキシケイ皮酸アミド
(化合物F):
【0088】
【化66】
【0089】などがあげられる。
【0090】本発明の一般式(V)で示されるα- シア
ノアクリル酸アミド誘導体においては
ノアクリル酸アミド誘導体においては
【0091】
【化67】
【0092】が好ましい。
【0093】上記一般式(V)に包含される化合物のう
ち、とくに好ましい化合物としては、α- シアノ-3- フ
ェノキシケイ皮酸アミド(化合物G):
ち、とくに好ましい化合物としては、α- シアノ-3- フ
ェノキシケイ皮酸アミド(化合物G):
【0094】
【化68】
【0095】などがあげられる。
【0096】本発明の一般式(VI)で示されるα- ベン
ジリデン-2- ブチロラクトンまたはγ- ブチロラクタム
誘導体においては
ジリデン-2- ブチロラクトンまたはγ- ブチロラクタム
誘導体においては
【0097】
【化69】
【0098】が好ましい。
【0099】上記一般式(VI)に包含される化合物のう
ち、とくに好ましい化合物としては、3-(3,5-ジメチル
チオメチル-4- ヒドロキシベンジリデン)-2- オキシイ
ンドール(化合物H):
ち、とくに好ましい化合物としては、3-(3,5-ジメチル
チオメチル-4- ヒドロキシベンジリデン)-2- オキシイ
ンドール(化合物H):
【0100】
【化70】
【0101】3-(3,5-ジフェニルメチル-4- ヒドロキシ
ベンジリデン)-2- オキシインドール(化合物I):
ベンジリデン)-2- オキシインドール(化合物I):
【0102】
【化71】
【0103】3-(3,5-ジメチルチオメチル-4- ヒドロキ
シベンジリデン)-2- ピロリジノンなどがあげられる。
シベンジリデン)-2- ピロリジノンなどがあげられる。
【0104】本発明の一般式(VII) で示されるスチレン
誘導体においてはR21、R22が同一または相異なる水酸
基またはC1 〜C2 のアルコキシ基、R23がニトロ基、
R24が水素原子またはR23とR24が結合して−COOC
H2 CH2 −もしくは−CONHCONH−であるもの
が好ましい。
誘導体においてはR21、R22が同一または相異なる水酸
基またはC1 〜C2 のアルコキシ基、R23がニトロ基、
R24が水素原子またはR23とR24が結合して−COOC
H2 CH2 −もしくは−CONHCONH−であるもの
が好ましい。
【0105】上記一般式(VII) に包含される化合物のう
ち、とくに好ましい化合物としては、α- (2,5-ジヒド
ロキシベンジリデン)- γ- ブチロラクトン(化合物
J):
ち、とくに好ましい化合物としては、α- (2,5-ジヒド
ロキシベンジリデン)- γ- ブチロラクトン(化合物
J):
【0106】
【化72】
【0107】などがあげられる。
【0108】本発明の一般式(VIII)で示される4-アルコ
キシスチレン誘導体においては、R25がC1 〜C3 のア
ルキル基、R26がC1 〜C3 のアルキル基またはC1 〜
C3 のアルコキシ基、R27が
キシスチレン誘導体においては、R25がC1 〜C3 のア
ルキル基、R26がC1 〜C3 のアルキル基またはC1 〜
C3 のアルコキシ基、R27が
【0109】
【化73】
【0110】で示されるアリルカルバモイル基、R28が
水素原子、またはR27とR28が結合して−COX4 CH
2 CH2 −(X4 は前記と同じ)であるものが好まし
い。
水素原子、またはR27とR28が結合して−COX4 CH
2 CH2 −(X4 は前記と同じ)であるものが好まし
い。
【0111】上記一般式(VIII)に包含される化合物のう
ち、とくに好ましい化合物としては、3,4-ジメトキシ-2
- ヒドロキシケイ皮酸アニリド(化合物K):
ち、とくに好ましい化合物としては、3,4-ジメトキシ-2
- ヒドロキシケイ皮酸アニリド(化合物K):
【0112】
【化74】
【0113】などがあげられる。
【0114】本発明の一般式(IX)で示される3-フェニ
ルチオメチルスチレン誘導体においては、X5 が水素原
子、ハロゲン、R33O(R33は前記と同じ)またはC1
〜C5 のアルキル基、R29が水素原子、R30が水素原子
またはC1 〜C5 のアルキル基、R31がCOOR36(R
36は前記と同じ)またはアミド、R32がシアノ基または
R37SO2 (R37は前記と同じ)であるかまたはR31と
R32が互いに結合して
ルチオメチルスチレン誘導体においては、X5 が水素原
子、ハロゲン、R33O(R33は前記と同じ)またはC1
〜C5 のアルキル基、R29が水素原子、R30が水素原子
またはC1 〜C5 のアルキル基、R31がCOOR36(R
36は前記と同じ)またはアミド、R32がシアノ基または
R37SO2 (R37は前記と同じ)であるかまたはR31と
R32が互いに結合して
【0115】
【化75】
【0116】であるものが好ましく、具体的には
【0117】
【化76】
【0118】
【化77】
【0119】
【化78】
【0120】
【化79】
【0121】が好ましい。
【0122】上記一般式(IX)に包含される化合物のう
ち、とくに好ましい化合物としては、α- シアノ-3- エ
トキシ-4- ヒドロキシ-5- フェニルチオメチルケイ皮酸
アミド(化合物L):
ち、とくに好ましい化合物としては、α- シアノ-3- エ
トキシ-4- ヒドロキシ-5- フェニルチオメチルケイ皮酸
アミド(化合物L):
【0123】
【化80】
【0124】4-(3-エトキシ-4- ヒドロキシ-5- フェニ
ルチオメチルベンジリデン)-1- フェニルピラゾリジン
-3,5- ジオン(化合物M):
ルチオメチルベンジリデン)-1- フェニルピラゾリジン
-3,5- ジオン(化合物M):
【0125】
【化81】
【0126】3-(3-エトキシ-4- ヒドロキシ-5- フェニ
ルチオメチルベンジリデン)-2- ピロリジノン(化合物
N):
ルチオメチルベンジリデン)-2- ピロリジノン(化合物
N):
【0127】
【化82】
【0128】などがあげられる。
【0129】本発明の一般式(X)で示されるトリベン
ジルアミン誘導体においてはR39、R40が共ににエチル
基、R41、R42が共に
ジルアミン誘導体においてはR39、R40が共ににエチル
基、R41、R42が共に
【0130】
【化83】
【0131】であるものが好ましく、具体的には
【0132】
【化84】
【0133】
【化85】
【0134】
【化86】
【0135】が好ましい。
【0136】上記一般式(X)に包含される化合物のう
ち、とくに好ましい化合物としては、N,N-ビス[5-(2´
- カルバモイル-2´- シアノエテニール)-3- エトキシ
-2-ヒドロキシベンジル]ベンジルアミン(化合物
O):
ち、とくに好ましい化合物としては、N,N-ビス[5-(2´
- カルバモイル-2´- シアノエテニール)-3- エトキシ
-2-ヒドロキシベンジル]ベンジルアミン(化合物
O):
【0137】
【化87】
【0138】N,N-ビス[5-(2´- ベンジルアミノ-4´-
オキソ-1´,3´- チアゾリデエンメチール)-3- エトキ
シ-2- ヒドロキシベンジル]ベンジルアミン(化合物
P):
オキソ-1´,3´- チアゾリデエンメチール)-3- エトキ
シ-2- ヒドロキシベンジル]ベンジルアミン(化合物
P):
【0139】
【化88】
【0140】などがあげられる。
【0141】本発明の一般式(XI)で示されるα- シア
ノケイ皮酸アミド誘導体においては、R43が水素原子ま
たはC1 〜C3 のアルキル基、R44が
ノケイ皮酸アミド誘導体においては、R43が水素原子ま
たはC1 〜C3 のアルキル基、R44が
【0142】
【化89】
【0143】(R45、R46は前記と同じ)で示される基
であるものが好ましい。
であるものが好ましい。
【0144】上記一般式(XI)に包含される化合物のう
ち、とくに好ましい化合物としては、α- シアノ-3- ジ
フェニルアミノ-5- エトキシ-4- ヒドロキシケイ皮酸ア
ミド(化合物Q):
ち、とくに好ましい化合物としては、α- シアノ-3- ジ
フェニルアミノ-5- エトキシ-4- ヒドロキシケイ皮酸ア
ミド(化合物Q):
【0145】
【化90】
【0146】などがあげられる。
【0147】上記一般式(I)、(II)、(III) 、(I
V)、(V)、(VI)、(VII) 、(VIII)、(IX)、
(X)および(XI)で示される誘導体の製造法は、それ
ぞれ特開昭62-29570、特開昭62-29579、特開昭62-3952
2、特開昭62-39523, 特開昭62-39558、特開昭62-3956
4、特開昭62-42923、特開昭62-42925、特開昭62-111962
、特開昭63-141955 、特開昭63-222153 に記載されて
いる。
V)、(V)、(VI)、(VII) 、(VIII)、(IX)、
(X)および(XI)で示される誘導体の製造法は、それ
ぞれ特開昭62-29570、特開昭62-29579、特開昭62-3952
2、特開昭62-39523, 特開昭62-39558、特開昭62-3956
4、特開昭62-42923、特開昭62-42925、特開昭62-111962
、特開昭63-141955 、特開昭63-222153 に記載されて
いる。
【0148】本発明に使用する前記有効成分は、治療を
必要とする患者(動物およびヒト)に対し、毒性を示さ
ない用量であれば、任意の用量を投与しうるが、望まし
くは、10〜1000mg/kgの用量範囲で、一般に数回に分け
て、したがって一日当り20〜4000mg/kgの全日用量で投
与することができる。用量は、病気の重さ、患者の体重
および当業者が認める他の因子によって変化させること
ができる。
必要とする患者(動物およびヒト)に対し、毒性を示さ
ない用量であれば、任意の用量を投与しうるが、望まし
くは、10〜1000mg/kgの用量範囲で、一般に数回に分け
て、したがって一日当り20〜4000mg/kgの全日用量で投
与することができる。用量は、病気の重さ、患者の体重
および当業者が認める他の因子によって変化させること
ができる。
【0149】本発明の抗腫瘍剤は、固体製剤または液体
製剤として調製され、経口または非経口で投与される。
経口投与用固体製剤は、粉末剤、顆粒剤、錠剤、丸剤、
カプセル剤など、非経口および経口投与用液体製剤は、
エリキシル剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤、アルコール
溶液剤、油性溶液剤などの形態で使用することができ
る。
製剤として調製され、経口または非経口で投与される。
経口投与用固体製剤は、粉末剤、顆粒剤、錠剤、丸剤、
カプセル剤など、非経口および経口投与用液体製剤は、
エリキシル剤、懸濁剤、乳剤、シロップ剤、アルコール
溶液剤、油性溶液剤などの形態で使用することができ
る。
【0150】医薬用固体担体としては、乳糖、デンプ
ン、シュークロース、マンニット、ソルビット、デキス
トリン、セルロース、炭酸カルシウムなどがあり、必要
に応じて適当な滑沢剤、結合剤などの補助剤を添加する
ことができる。医薬用液体担体としては、水、エタノー
ル、グリセリン、プロピレングリコール、植物油、油状
エステルなどの常用溶媒があり、必要に応じて適当な湿
潤剤、懸濁剤、乳化剤、甘味料、香料、保存剤などの補
助剤を添加することができる。
ン、シュークロース、マンニット、ソルビット、デキス
トリン、セルロース、炭酸カルシウムなどがあり、必要
に応じて適当な滑沢剤、結合剤などの補助剤を添加する
ことができる。医薬用液体担体としては、水、エタノー
ル、グリセリン、プロピレングリコール、植物油、油状
エステルなどの常用溶媒があり、必要に応じて適当な湿
潤剤、懸濁剤、乳化剤、甘味料、香料、保存剤などの補
助剤を添加することができる。
【0151】本発明の抗腫瘍剤は、後述のヌードマウス
移植ヒト腫瘍およびヒト腫瘍由来細胞に対する試験結果
から明らかなように、各種腫瘍細胞に対しすぐれた増殖
抑制効果を示し、しかも毒性は、特開昭62-29570、特開
昭62-29579、特開昭62-39522、特開昭62-39523, 特開昭
62-39558、特開昭62-39564、特開昭62-42923、特開昭62
-42925、特開昭62-111962 、特開昭63-141955 、特開昭
63-222153 に記載されているようにいずれもきわめて低
い。したがって、本発明の化合物は安全で強力な抗腫瘍
剤として有用である。
移植ヒト腫瘍およびヒト腫瘍由来細胞に対する試験結果
から明らかなように、各種腫瘍細胞に対しすぐれた増殖
抑制効果を示し、しかも毒性は、特開昭62-29570、特開
昭62-29579、特開昭62-39522、特開昭62-39523, 特開昭
62-39558、特開昭62-39564、特開昭62-42923、特開昭62
-42925、特開昭62-111962 、特開昭63-141955 、特開昭
63-222153 に記載されているようにいずれもきわめて低
い。したがって、本発明の化合物は安全で強力な抗腫瘍
剤として有用である。
【0152】以下、本発明の抗腫瘍剤の薬理作用とその
効果について、実験例をあげて詳細に説明するが、本発
明はもとよりかかる実施例のみに限定されるものではな
い。
効果について、実験例をあげて詳細に説明するが、本発
明はもとよりかかる実施例のみに限定されるものではな
い。
【0153】癌細胞増殖抑制作用 実施例1 10%(容量%)牛胎児血清(以下FCSと略称する)含
有アルファー・ミニマル・エッセンシャルメディウム
(以下アルファーMEMと略称する。ギブコ・ビー・ア
ール・エル(GIBCO BRL)社製)中でセミコン
フリュエントに増殖したヒト口腔癌由来癌細胞株MH−
85をトリプシン処理後、10%FCS含有アルファーME
Mを用いて、1×105 Cell/mlの細胞濃度で懸濁し、懸
濁液を96穴のマルチウェルディシュにウェル当り100 μ
lずつ分注した。ついで37℃、5%CO2 下で24時間培
養したのち、培地を除去し、段階希釈した被験化合物を
含有する無血清アルファーMEM 100μlを加えた。対
照のウェルには被験化合物を溶解させた溶媒を添加し
た。被験化合物として、前記化合物Lおよび、化合物L
の構造類似体でチロシンキナーゼ活性を示さないα- シ
アノ-4- ヒドロキシケイ皮酸アミド(化合物R)(キャ
ンサーリサーチ(Cancer Research )、第49巻、2374〜
2378頁、(1989)参照)を用いた。被験化合物を添加し
たのち24時間培養し、その後[メチル - 3H]チミジン
([methyl - 3H ]Tymidine)(アマシャム(Amersha
m)社製)を各ウェル当り18.5KBq ずつ添加し、さらに
4時間培養することにより増殖中の細胞に[ 3H]チミ
ジンを取り込ませた。細胞をCa++およびMg++フリー
のリン酸緩衝液(以下CMF−PBSと略称する)で洗
浄後、ウェル当り 100 μlの0.25%トリプシン/0.02
%エチレンジアミン4酢酸二ナトリウム(以下EDTA
と略称する)液を加えて37℃、10分間インキュベーショ
ンすることにより細胞を懸濁液として回収し、全量を5
mlの液体シンチレーターACS−IIを含むバイヤルに入
れ、液体シンチレーションカウンターにて細胞に取り込
まれた放射活性を測定した。n=6で検討した結果の平
均放射活性と標準偏差(S.D.)を表1に示す。チロ
シンキナーゼ阻害活性を示す化合物LはMH−85の[ 3
H]チミジン取り込みを強く阻害したが、チロシンキナ
ーゼ阻害活性を示さない化合物Rは全く阻害しなかっ
た。
有アルファー・ミニマル・エッセンシャルメディウム
(以下アルファーMEMと略称する。ギブコ・ビー・ア
ール・エル(GIBCO BRL)社製)中でセミコン
フリュエントに増殖したヒト口腔癌由来癌細胞株MH−
85をトリプシン処理後、10%FCS含有アルファーME
Mを用いて、1×105 Cell/mlの細胞濃度で懸濁し、懸
濁液を96穴のマルチウェルディシュにウェル当り100 μ
lずつ分注した。ついで37℃、5%CO2 下で24時間培
養したのち、培地を除去し、段階希釈した被験化合物を
含有する無血清アルファーMEM 100μlを加えた。対
照のウェルには被験化合物を溶解させた溶媒を添加し
た。被験化合物として、前記化合物Lおよび、化合物L
の構造類似体でチロシンキナーゼ活性を示さないα- シ
アノ-4- ヒドロキシケイ皮酸アミド(化合物R)(キャ
ンサーリサーチ(Cancer Research )、第49巻、2374〜
2378頁、(1989)参照)を用いた。被験化合物を添加し
たのち24時間培養し、その後[メチル - 3H]チミジン
([methyl - 3H ]Tymidine)(アマシャム(Amersha
m)社製)を各ウェル当り18.5KBq ずつ添加し、さらに
4時間培養することにより増殖中の細胞に[ 3H]チミ
ジンを取り込ませた。細胞をCa++およびMg++フリー
のリン酸緩衝液(以下CMF−PBSと略称する)で洗
浄後、ウェル当り 100 μlの0.25%トリプシン/0.02
%エチレンジアミン4酢酸二ナトリウム(以下EDTA
と略称する)液を加えて37℃、10分間インキュベーショ
ンすることにより細胞を懸濁液として回収し、全量を5
mlの液体シンチレーターACS−IIを含むバイヤルに入
れ、液体シンチレーションカウンターにて細胞に取り込
まれた放射活性を測定した。n=6で検討した結果の平
均放射活性と標準偏差(S.D.)を表1に示す。チロ
シンキナーゼ阻害活性を示す化合物LはMH−85の[ 3
H]チミジン取り込みを強く阻害したが、チロシンキナ
ーゼ阻害活性を示さない化合物Rは全く阻害しなかっ
た。
【0154】
【表1】
【0155】実施例2 24穴マルチウェルディシュの各ウェルに、ヒト口腔癌由
来細胞株HSC−2、ヒト舌癌由来細胞株HSC−3、
ヒト乳癌由来細胞株ZR−75−1およびMCF−7、ヒ
ト大腸癌由来細胞株LOVOおよびDLD−1、ヒト肺
癌由来細胞株PC−9、ヒト胃癌由来細胞株KATOII
I 、ヒト子宮内膜癌由来細胞株HEC−1、ヒト子宮頚
部癌由来細胞株HeLaS3 、ヒト膀胱癌由来細胞株E
J−1をそれぞれ105 cell/mlの濃度で懸濁した細胞懸
濁液1mlを加え、37℃、5%CO2 下、4時間培養し細
胞をディシュに接着させたのち、各ウェルに段階希釈し
た被験化合物を加えた。対照のウェルには被験化合物を
溶解させた溶媒を添加した。そののち、[メチル−
3H]チミジン([methyl - 3H ]Tymidine)(アマシ
ャム(Amersham)社製)を各ウェル当り37Bqずつ添加し
培養を続けた。16時間後、細胞を各ウェル当り1mlのリ
ン酸緩衝生理食塩水(以下、PBSと略称する)で3回
洗浄し、続いて、10%トリクロロ酢酸溶媒 500μlを加
えて10分間放置後、不溶性画分を 400μlの0.5 N−N
aOH溶液を用いて溶解し、氷酢酸を用いて中和後、そ
の30μlをバイヤルに入れ液体シンチレーターACSII
2mlを加え、液体シンチレーションカウンターを用いて
放射活性を測定した。n=2で測定し、えられた結果よ
り、各化合物の癌細胞増殖を50%抑制する濃度を求め表
2に示した。
来細胞株HSC−2、ヒト舌癌由来細胞株HSC−3、
ヒト乳癌由来細胞株ZR−75−1およびMCF−7、ヒ
ト大腸癌由来細胞株LOVOおよびDLD−1、ヒト肺
癌由来細胞株PC−9、ヒト胃癌由来細胞株KATOII
I 、ヒト子宮内膜癌由来細胞株HEC−1、ヒト子宮頚
部癌由来細胞株HeLaS3 、ヒト膀胱癌由来細胞株E
J−1をそれぞれ105 cell/mlの濃度で懸濁した細胞懸
濁液1mlを加え、37℃、5%CO2 下、4時間培養し細
胞をディシュに接着させたのち、各ウェルに段階希釈し
た被験化合物を加えた。対照のウェルには被験化合物を
溶解させた溶媒を添加した。そののち、[メチル−
3H]チミジン([methyl - 3H ]Tymidine)(アマシ
ャム(Amersham)社製)を各ウェル当り37Bqずつ添加し
培養を続けた。16時間後、細胞を各ウェル当り1mlのリ
ン酸緩衝生理食塩水(以下、PBSと略称する)で3回
洗浄し、続いて、10%トリクロロ酢酸溶媒 500μlを加
えて10分間放置後、不溶性画分を 400μlの0.5 N−N
aOH溶液を用いて溶解し、氷酢酸を用いて中和後、そ
の30μlをバイヤルに入れ液体シンチレーターACSII
2mlを加え、液体シンチレーションカウンターを用いて
放射活性を測定した。n=2で測定し、えられた結果よ
り、各化合物の癌細胞増殖を50%抑制する濃度を求め表
2に示した。
【0156】
【表2】
【0157】実施例3 BALB/C−nu/JCLマウスの皮下に移植して50
日増殖させたヒト口腔癌MH−85を無菌滴に摘出し、そ
の約5〜6mm角(約 100mg)を1群5匹のBALB/C
−nu/JCLマウス(6週令、雄)の側腹部皮下に移
植した。移植24時間後から化合物Lを、1匹当り 200μ
g腹腔に、一日一回21日目まで連続投与し、15日目、30
日目、49日目、59日目に腫瘍の長径と短径を測定し、腫
瘍サイズ(mm3 )を算出し、対照群に対する化合物L投
与群の腫瘍増殖抑制率を下記の式より求め比較した。
日増殖させたヒト口腔癌MH−85を無菌滴に摘出し、そ
の約5〜6mm角(約 100mg)を1群5匹のBALB/C
−nu/JCLマウス(6週令、雄)の側腹部皮下に移
植した。移植24時間後から化合物Lを、1匹当り 200μ
g腹腔に、一日一回21日目まで連続投与し、15日目、30
日目、49日目、59日目に腫瘍の長径と短径を測定し、腫
瘍サイズ(mm3 )を算出し、対照群に対する化合物L投
与群の腫瘍増殖抑制率を下記の式より求め比較した。
【0158】
【数1】
【0159】その結果を、表3に示す。
【0160】
【表3】
【0161】
【発明の効果】本発明により、毒性の低い、安全で強力
な抗腫瘍剤が提供される。
な抗腫瘍剤が提供される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 31/12 8413−4C 31/16 8413−4C 31/165 8413−4C 31/22 8413−4C 31/27 8413−4C 31/275 8413−4C 31/34 7252−4C 31/365 7252−4C 31/40 7252−4C 31/415 7252−4C 31/505 7252−4C 31/535 7252−4C C07D 209/34 9283−4C 231/20 6701−4C 307/33 // C07D 207/38 7019−4C 233/32 7252−4C 277/54 7019−4C 279/16 8314−4C
Claims (11)
- 【請求項1】 一般式(I): 【化1】 (式中、R1 は水素原子またはベンジル基、R2 は水素
原子、COR3 (R3 は水素原子またはC1 〜C3 のア
ルキル基を表わす)で示されるアシル基またはフェニル
基、X1 は 【化2】 (R4 は水素原子またはC1 〜C3 のアルキル基を表わ
す)または 【化3】 (R5 は水素原子またはC1 〜C3 のアルキル基を表わ
す)、−NHCO−、酸素原子または硫黄原子、または
X1 −Y1 は 【化4】 (R6 は水素原子、C1 〜C3 のアルキル基、モルホリ
ノ基またはフェニル基を表わす)、 【化5】 を表わし、i−Prはイソプロピル基を表わす)で示さ
れる3、5−ジイソプロピルベンジリデン複素環式化合
物またはその造塩可能なものの塩を有効成分として含有
する抗腫瘍剤。 - 【請求項2】 一般式(II): 【化6】 (式中、R7 は水素原子、C1 〜C3 のアルキル基また
は 【化7】 (m1 は1〜3の整数を表わす)、R8 は 【化8】 (n1 は1〜4の整数、R9 、R10は同一または相異な
り、水素原子またはC1 〜C3 のアルキル基を表わ
す)、またはR7 とR8 は互いに結合して 【化9】 (o、pは同一または相異なり1〜4の整数、X2 は酸
素原子またはN−R11(R11は水素原子またはC1 〜C
3 のアルキル基を表わす)を表わす)、i−Prはイソ
プロピル基を表わす)で示される4-チアゾリノン誘導体
またはその造塩可能なものの塩を有効成分として含有す
る抗腫瘍剤。 - 【請求項3】 一般式(III) : 【化10】 (式中、R12は水素原子、シアノ基またはアミド、R13
はアミドまたはCONHCONH2 、i−Prはイソプ
ロピル基を表わす)で示される3,5-ジイソプロピル-4-
ヒドロキシスチレン誘導体またはその造塩可能なものの
塩を有効成分として含有する抗腫瘍剤。 - 【請求項4】 一般式(IV): 【化11】 (式中、R14はカルボキシル基またはカルバモイル基、
R15はC1 〜C4 のアルキル基、シアノ基またはヒドロ
キシエチル基、t−Buはターシャルブチル基を表わ
す)で示される3,5-ジターシャリーブチル-4- ヒドロキ
シスチレン誘導体またはその造塩可能なものの塩を有効
成分として含有する抗腫瘍剤。 - 【請求項5】 一般式(V): 【化12】 (式中、R16は式: 【化13】 (R17、R18は共にOHであるかまたはR17、R18の少
なくとも一方がフェノキシ基を表わす)で示される置換
フェニル基またはフェロセニル基を表わす)で示される
α- シアノアクリル酸アミド誘導体またはその造塩可能
なものの塩を有効成分として含有する抗腫瘍剤。 - 【請求項6】 一般式(VI): 【化14】 (式中、Arは 【化15】 (R19、R20は同一または相異なり、C1 〜C4 のアル
キル基を表わす)または 【化16】 で示される置換フェニル基、X3 は−(CH2 )2−ま
たは 【化17】 Y2 は酸素原子またはNHを表わす)で示されるα- ベ
ンジリデン -γ- ブチロラクトンまたはγ- ブチロラク
タム誘導体またはその造塩可能なものの塩を有効成分と
して含有する抗腫瘍剤。 - 【請求項7】 一般式(VII) : 【化18】 (式中、R21、R22は同一または相異なり、水素原子、
水酸基もしくはC1 〜C4 のアルコキシ基であるかまた
はR21がフェノキシ基、R22が水素原子を表わし、R23
はニトロ基、R24は水素原子、またはR23とR24は結合
して−COOCH2 CH2 −または−CONHCONH
−を表わす)で示されるスチレン誘導体またはその造塩
可能なものの塩を有効成分として含有する抗腫瘍剤。 - 【請求項8】 一般式(VIII): 【化19】 (式中、R25はC1 〜C4 のアルキル基、R26はC1 〜
C4 のアルキル基またはC1〜C4 のアルコキシ基、R
27は 【化20】 で示されるアリールカルバモイル基、R28は水素原子、
またはR27とR28は互いに結合して−COX4 CH2 C
H2 −(X4 はNHまたは 【化21】 (R25、R26は前記と同じ)))で示される4-アルコキ
シスチレン誘導体またはその造塩可能なものの塩を有効
成分として含有する抗腫瘍剤。 - 【請求項9】 一般式(IX): 【化22】 (式中、X5 は水素原子、R33O(R33はC1 〜C3 の
アルキル基を表わす)で示されるアルコキシ基、C1 〜
C5 のアルキル基、ニトロ基、アミノ基、水酸基、ハロ
ゲンまたはCOOR34(R34はC1 〜C3 のアルキル基
を表わす)で示されるアルコキシカルボニル基、R29は
水素原子、C1 〜C3 のアルキル基またはR35CO(R
35はフェニル基またはC1〜C3 のアルキル基を表わ
す)で示されるアシル基、R30は水素原子またはC1 〜
C5 のアルキル基、R31はCOOR36(R36は水素原子
またはC1 〜C4 のアルキル基を表わす)またはアミ
ド、R32はシアノ基またはR37SO2 (R37はC1 〜C
4 のアルキル基を表す)で示されるアルキルスルフォニ
ル基、またはR31とR32は互いに結合して 【化23】 (R38は水素原子またはC1 〜C4 のアルキル基、Y3
は酸素原子またはNHを表わす)または 【化24】 を表わし、n2 はX5 がハロゲンのとき1〜5の整数、
それ以外のばあいは0または1、m2 は0〜3の整数を
表わす)で示される3-フェニルチオメチルスチレン誘導
体またはその造塩可能なものの塩を有効成分として含有
する抗腫瘍剤。 - 【請求項10】 一般式(X): 【化25】 (式中、R39、R40は同一または相異なり、水素原子ま
たはC1 〜C3 のアルキル基、R41、R42は同一または
相異なり、 【化26】 、Phはフェニル基を表わす)で示されるトリベンジル
アミン誘導体またはその造塩可能なものの塩を有効成分
として含有する抗腫瘍剤。 - 【請求項11】 一般式(XI): 【化27】 (式中、R43は水素原子またはC1 〜C3 のアルキル
基、R44は 【化28】 (R45は水素原子、C1 〜C3 のアルキル基、フェニル
基またはベンジル基、R46はフェニル基またはベンジル
基を表わす)で示されるアミノ基またはフェノキシ基を
表わす)で示されるα- シアノケイ皮酸アミド誘導体ま
たはその造塩可能なものの塩を有効成分として含有する
抗腫瘍剤。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP21544891A JPH0558894A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 抗腫瘍剤 |
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| JP21544891A JPH0558894A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 抗腫瘍剤 |
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ID=16672532
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