JPH0558B2 - - Google Patents
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- JPH0558B2 JPH0558B2 JP2154554A JP15455490A JPH0558B2 JP H0558 B2 JPH0558 B2 JP H0558B2 JP 2154554 A JP2154554 A JP 2154554A JP 15455490 A JP15455490 A JP 15455490A JP H0558 B2 JPH0558 B2 JP H0558B2
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- pyramid
- phantom
- spheres
- container
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- A—HUMAN NECESSITIES
- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61B—DIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
- A61B6/00—Apparatus or devices for radiation diagnosis; Apparatus or devices for radiation diagnosis combined with radiation therapy equipment
- A61B6/58—Testing, adjusting or calibrating thereof
- A61B6/582—Calibration
- A61B6/583—Calibration using calibration phantoms
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Medical Informatics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Radiology & Medical Imaging (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biophysics (AREA)
- Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Pathology (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Heart & Thoracic Surgery (AREA)
- Molecular Biology (AREA)
- Surgery (AREA)
- Animal Behavior & Ethology (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Public Health (AREA)
- Veterinary Medicine (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は断層装置用フアントムに関するもので
あり、特に、螺旋状スキヤン方式等でスキヤンを
行なう断層装置のZ軸方向の特性の評価・補正を
行なう断層装置用フアントムに関するものであ
る。
あり、特に、螺旋状スキヤン方式等でスキヤンを
行なう断層装置のZ軸方向の特性の評価・補正を
行なう断層装置用フアントムに関するものであ
る。
[従来の技術]
従来のこの種のヘリカルスキヤン等の螺旋状ス
キヤン方式の断層装置用フアントムとして、例え
ば、1989年12月31日発行断層映像研究会雑誌第16
巻第3号の“CTの基礎的研究第9報”第247頁か
ら第249頁で、鉛玉またはビーズ玉を任意に配置
し、それをスキヤンすることによつて断層装置の
特性の評価・補正を行なう断層装置用フアントム
が開示されている。
キヤン方式の断層装置用フアントムとして、例え
ば、1989年12月31日発行断層映像研究会雑誌第16
巻第3号の“CTの基礎的研究第9報”第247頁か
ら第249頁で、鉛玉またはビーズ玉を任意に配置
し、それをスキヤンすることによつて断層装置の
特性の評価・補正を行なう断層装置用フアントム
が開示されている。
[発明が解決しようとする課題]
従来の螺旋状スキヤン方式等の断層装置用フア
ントムは、鉛玉またはビーズ玉を任意に配置し、
それをスキヤンするものであるから、その鉛玉ま
たはビーズ玉の中心軸線の位置が変動すると、断
面診断の結果が鉛玉またはビーズ玉の径の影響
か、Z軸の容積効果の影響かが判断できない場合
がある。
ントムは、鉛玉またはビーズ玉を任意に配置し、
それをスキヤンするものであるから、その鉛玉ま
たはビーズ玉の中心軸線の位置が変動すると、断
面診断の結果が鉛玉またはビーズ玉の径の影響
か、Z軸の容積効果の影響かが判断できない場合
がある。
また、診断結果を断層データ値として各ビツト
毎に出力する場合には、境界線を明確にする必要
があつたが、大気中に合成樹脂で成形されたフア
ントムを置くと、そのX線の質量吸収係数に大き
な変化がないため、フアントムの境界線が明確に
影像化できなかつた。
毎に出力する場合には、境界線を明確にする必要
があつたが、大気中に合成樹脂で成形されたフア
ントムを置くと、そのX線の質量吸収係数に大き
な変化がないため、フアントムの境界線が明確に
影像化できなかつた。
一方、特許公報からすれば、実開昭60−159357
号公報に掲載の考案がある。
号公報に掲載の考案がある。
前記考案のフアントムは、密封可能水槽と、こ
の水槽内に連通する気泡収集室と、前記水槽内に
収容設置され取出し可能なテスト用フアントムと
から構成され、このテスト用フアントムは基板と
この基板に支持された複数の測定溶液収納容器か
らなるものである。
の水槽内に連通する気泡収集室と、前記水槽内に
収容設置され取出し可能なテスト用フアントムと
から構成され、このテスト用フアントムは基板と
この基板に支持された複数の測定溶液収納容器か
らなるものである。
この種のフアントムは、複数の測定溶液収納容
器内に異なる濃度または種類の溶液を入れてお
き、放射線透過率の選択自由度を持たせたもので
ある。
器内に異なる濃度または種類の溶液を入れてお
き、放射線透過率の選択自由度を持たせたもので
ある。
しかし、複数の測定溶液収納容器内の放射線透
過率が異なつても、螺旋状スキヤン方式の断層装
置における診断結果の境界線を明確にする情報因
子が存在せず、フアントムの境界線が明確に影像
化できなかつた。
過率が異なつても、螺旋状スキヤン方式の断層装
置における診断結果の境界線を明確にする情報因
子が存在せず、フアントムの境界線が明確に影像
化できなかつた。
そこで、本発明は螺旋状スキヤン方式の断層装
置の体軸、即ち、Z軸方向における特性が直接診
断結果に現われ、しかも、断層装置の特性が評価
できる断層装置用フアントムの提供を課題とする
ものである。
置の体軸、即ち、Z軸方向における特性が直接診
断結果に現われ、しかも、断層装置の特性が評価
できる断層装置用フアントムの提供を課題とする
ものである。
[課題を解決するための手段]
請求項1の発明にかかる断層装置用フアントム
は、断層装置の体軸方向に配置されるべく配列さ
れた複数の球体と、前記複数の球体を内蔵し、そ
の長さ方向に対する垂直方向の周りを、略均一肉
厚に形成した密閉容器と、前記球体と前記密閉容
器との間に充填された液体とを具備する。
は、断層装置の体軸方向に配置されるべく配列さ
れた複数の球体と、前記複数の球体を内蔵し、そ
の長さ方向に対する垂直方向の周りを、略均一肉
厚に形成した密閉容器と、前記球体と前記密閉容
器との間に充填された液体とを具備する。
請求項2の発明にかかる断層装置用フアントム
は、角錐体と、前記角錐体を内蔵し、その長さ方
向に対する垂直方向の周りを、略均一肉厚とした
密閉容器と、前記角錐体と前記密閉容器との間に
充填された液体とを具備する。
は、角錐体と、前記角錐体を内蔵し、その長さ方
向に対する垂直方向の周りを、略均一肉厚とした
密閉容器と、前記角錐体と前記密閉容器との間に
充填された液体とを具備する。
請求項3の発明にかかる断層装置用フアントム
は、複数の球体及び角錐体と、前記複数の球体及
び角錐体を内蔵し、その長さ方向に対する垂直方
向の周りを、略均一肉厚とした密閉容器と、前記
複数の球体及び角錐体と前記密閉容器との間に充
填された液体とを具備する。
は、複数の球体及び角錐体と、前記複数の球体及
び角錐体を内蔵し、その長さ方向に対する垂直方
向の周りを、略均一肉厚とした密閉容器と、前記
複数の球体及び角錐体と前記密閉容器との間に充
填された液体とを具備する。
[作用]
請求項1の発明においては、断層装置の体軸方
向に配置されるべく配列された複数の球体と、前
記複数の球体を内蔵し、略均一肉厚とした密閉容
器と、前記球体と密閉容器との間に充填された液
体からなり、球心を同一線上に配置でき、球体相
互間に球心のズレが生じないから、球体の連続す
る断層データは体長方向の同一線上に球心が位置
し、ヘリカルスキヤンのスライス厚、テーブル移
動速度等を変化させ、その球体の断層データを判
断することにより連なつた球体が視覚的にどのよ
うに分解できるかが吟味できる。そして、液体と
球体の密度の違いによつて球体の輪郭を明確化
し、球体の連続した断層によつて常に円形の断層
データを得ることができる。これによつて、体軸
方向の断面を再構成することができ、人体の潰瘍
等の検出可能な大きさの指標とすることができ
る。また、略均一の肉厚とした密閉容器は、特定
の個所で、例えば、X線回析及びX線吸収等の不
連続によつて、球体の断層データに乱れが生じな
い。
向に配置されるべく配列された複数の球体と、前
記複数の球体を内蔵し、略均一肉厚とした密閉容
器と、前記球体と密閉容器との間に充填された液
体からなり、球心を同一線上に配置でき、球体相
互間に球心のズレが生じないから、球体の連続す
る断層データは体長方向の同一線上に球心が位置
し、ヘリカルスキヤンのスライス厚、テーブル移
動速度等を変化させ、その球体の断層データを判
断することにより連なつた球体が視覚的にどのよ
うに分解できるかが吟味できる。そして、液体と
球体の密度の違いによつて球体の輪郭を明確化
し、球体の連続した断層によつて常に円形の断層
データを得ることができる。これによつて、体軸
方向の断面を再構成することができ、人体の潰瘍
等の検出可能な大きさの指標とすることができ
る。また、略均一の肉厚とした密閉容器は、特定
の個所で、例えば、X線回析及びX線吸収等の不
連続によつて、球体の断層データに乱れが生じな
い。
請求項2の発明においては、前者同様に、角錐
体を内蔵し、略均一肉厚とした密閉容器と、その
角錐体と密閉容器との間に充填された液体からな
り、液体と角錐体の密度の違いによつて角錐体の
輪郭を明確化でき、ヘリカルスキヤンのスライス
厚、テーブル移動速度等を変化させ、その角錐体
の断層データを判断することにより角錐体が視覚
的にどのように分解できるかが吟味できる。
体を内蔵し、略均一肉厚とした密閉容器と、その
角錐体と密閉容器との間に充填された液体からな
り、液体と角錐体の密度の違いによつて角錐体の
輪郭を明確化でき、ヘリカルスキヤンのスライス
厚、テーブル移動速度等を変化させ、その角錐体
の断層データを判断することにより角錐体が視覚
的にどのように分解できるかが吟味できる。
請求項3の発明においては、前者同様に、球体
及び角錐体と、前記球体及び角錐体を内蔵し、略
均一肉厚とした密閉容器と、前記角錐体と密閉容
器との間に充填された液体からなり、液体と球体
及び角錐体の密度の違いによつて球体及び角錐体
の輪郭を明確化し、球体及び角錐体の断層によつ
て同時に両者の断層データを得ることができ、し
かも、球心を同一線上に配置でき、球体相互間に
球心のズレが生じない。
及び角錐体と、前記球体及び角錐体を内蔵し、略
均一肉厚とした密閉容器と、前記角錐体と密閉容
器との間に充填された液体からなり、液体と球体
及び角錐体の密度の違いによつて球体及び角錐体
の輪郭を明確化し、球体及び角錐体の断層によつ
て同時に両者の断層データを得ることができ、し
かも、球心を同一線上に配置でき、球体相互間に
球心のズレが生じない。
球体の連続する断層データは体長方向の同一線
上に球心が位置し、ヘリカルスキヤンのスライス
厚、テーブル移動速度等を変化させ、その球体の
断層データを判断することにより連なつた球体が
視覚的にどのように分解できるかが吟味でき、ま
た、その角錐体の断層データを判断することによ
り、角錐体が視覚的にどのように分解できるかが
吟味できる。
上に球心が位置し、ヘリカルスキヤンのスライス
厚、テーブル移動速度等を変化させ、その球体の
断層データを判断することにより連なつた球体が
視覚的にどのように分解できるかが吟味でき、ま
た、その角錐体の断層データを判断することによ
り、角錐体が視覚的にどのように分解できるかが
吟味できる。
[実施例]
以下、本発明の実施例を説明する。
第1図は本発明の第一実施例の断層装置用フア
ントムの部分断面を有する斜視図である。第2図
は第1図の切断線X−Xによる断面図である。
ントムの部分断面を有する斜視図である。第2図
は第1図の切断線X−Xによる断面図である。
図において、球体1は合成樹脂からなり、特
に、本実施例では、アクリル等の合成樹脂から形
成した球である。密閉容器2は合成樹脂からな
り、特に、本実施例では、アクリル等の合成樹脂
で形成した両端面を有する円筒状であり、前記球
体1を内蔵し、均一肉厚で形成されている。支持
部材3は前記密閉容器2との間で前記球体1を接
合支持するものであり、かつ、前記球体1を前記
密閉容器12の中心軸上にその球心を配置してい
る。前記支持部材3は、特に、本実施例ではアク
リル等の合成樹脂で形成している。また、前記球
体1と密閉容器2との間には、本実施例の液体4
として水が充填されている。
に、本実施例では、アクリル等の合成樹脂から形
成した球である。密閉容器2は合成樹脂からな
り、特に、本実施例では、アクリル等の合成樹脂
で形成した両端面を有する円筒状であり、前記球
体1を内蔵し、均一肉厚で形成されている。支持
部材3は前記密閉容器2との間で前記球体1を接
合支持するものであり、かつ、前記球体1を前記
密閉容器12の中心軸上にその球心を配置してい
る。前記支持部材3は、特に、本実施例ではアク
リル等の合成樹脂で形成している。また、前記球
体1と密閉容器2との間には、本実施例の液体4
として水が充填されている。
このように、本実施例の断層装置用フアントム
は、1個の球体1と、前記球体1を内蔵し、均一
肉厚とした密閉容器2と、前記密閉容器2との間
で前記球体1を支持する支持部材3と、前記球体
1と密閉容器2との間に充填された液体4とを具
備するものである。
は、1個の球体1と、前記球体1を内蔵し、均一
肉厚とした密閉容器2と、前記密閉容器2との間
で前記球体1を支持する支持部材3と、前記球体
1と密閉容器2との間に充填された液体4とを具
備するものである。
本実施例の断層装置用フアントムは、通常、密
閉容器2の長さ方向を断層装置の体軸方向、即
ち、Z軸方向に合わせて配置する。このとき、支
持部材3がアクリル等の合成樹脂で形成されたも
のでは、その重心位置が支持部材3側に移動し、
支持部材3側が下方に位置したときに安定位置と
なる。
閉容器2の長さ方向を断層装置の体軸方向、即
ち、Z軸方向に合わせて配置する。このとき、支
持部材3がアクリル等の合成樹脂で形成されたも
のでは、その重心位置が支持部材3側に移動し、
支持部材3側が下方に位置したときに安定位置と
なる。
この状態で、断層装置のテストスキヤンを開始
すると、1個の球体1に対するX線の透過条件
は、その長さ方向に対して垂直方向の周りを360
度略同一条件となり、支持部材3の影響を受ける
のみであるから、断層データの殆どが円形とな
り、視覚的に断層装置の特性の評価を行なうこと
ができ、また、前記球体1の断層データによつて
断層装置の特性の評価を行なうことができる。
すると、1個の球体1に対するX線の透過条件
は、その長さ方向に対して垂直方向の周りを360
度略同一条件となり、支持部材3の影響を受ける
のみであるから、断層データの殆どが円形とな
り、視覚的に断層装置の特性の評価を行なうこと
ができ、また、前記球体1の断層データによつて
断層装置の特性の評価を行なうことができる。
特に、断層装置のZ軸方向の移動を5[mm/s]
の速度で20秒間程度の切断間隔の広い螺旋状スキ
ヤン方式等でスキヤンを行なう断層装置であつて
も、截断面を円形に補正すれば10[mm]幅の間の
任意の位置の截断面とすることができる。
の速度で20秒間程度の切断間隔の広い螺旋状スキ
ヤン方式等でスキヤンを行なう断層装置であつて
も、截断面を円形に補正すれば10[mm]幅の間の
任意の位置の截断面とすることができる。
また、結果的に、球体1の断層データが円形と
なればよいから、密閉容器2の長さ方向と断層装
置のZ軸方向とが正確に合致していなくとも、そ
れによつて誤差が生じない。
なればよいから、密閉容器2の長さ方向と断層装
置のZ軸方向とが正確に合致していなくとも、そ
れによつて誤差が生じない。
なお、本実施例では、支持部材3をアクリル等
の合成樹脂で形成し、その重心位置によつて支持
部材3側が下方に位置したときに安定状態とする
ものであるが、本発明を実施する場合には、合成
樹脂または液体4と同一密度の材料とすることも
できる。
の合成樹脂で形成し、その重心位置によつて支持
部材3側が下方に位置したときに安定状態とする
ものであるが、本発明を実施する場合には、合成
樹脂または液体4と同一密度の材料とすることも
できる。
また、上記実施例の断層装置用フアントムは、
均一肉厚とした密閉容器2をラグビーボール形を
含む略球体構造とすることにより、単数または複
数の径の異なる球体1を内蔵し、均一肉厚とした
略球体の密閉容器2と、前記密閉容器2との間で
前記球体1を支持する支持部材3と、前記球体1
と密閉容器2との間に充填された液体4とを具備
する断層装置用フアントムとすることができる。
この種の断層装置用フアントムは方向性がないの
で、断層装置に対して設定が容易である。特に、
この種の断層装置用フアントムは、支持部材3を
アクリル等の合成樹脂とし、球体形状の密閉容器
2の支持部材3の外側の面を若干平面化すると安
定性及び設定位置精度が良くなる。これを第一実
施例の変形例とすることができる。
均一肉厚とした密閉容器2をラグビーボール形を
含む略球体構造とすることにより、単数または複
数の径の異なる球体1を内蔵し、均一肉厚とした
略球体の密閉容器2と、前記密閉容器2との間で
前記球体1を支持する支持部材3と、前記球体1
と密閉容器2との間に充填された液体4とを具備
する断層装置用フアントムとすることができる。
この種の断層装置用フアントムは方向性がないの
で、断層装置に対して設定が容易である。特に、
この種の断層装置用フアントムは、支持部材3を
アクリル等の合成樹脂とし、球体形状の密閉容器
2の支持部材3の外側の面を若干平面化すると安
定性及び設定位置精度が良くなる。これを第一実
施例の変形例とすることができる。
第3図は本発明の第二実施例の断層装置用フア
ントムの前記第2図に相当する断面図である。な
お、図中、従来例と同一符号及び同一記号は、従
来例の構成部分と同一または相当部分を示すもの
である。
ントムの前記第2図に相当する断面図である。な
お、図中、従来例と同一符号及び同一記号は、従
来例の構成部分と同一または相当部分を示すもの
である。
図において、球体1は合成樹脂からなる球であ
り、密閉容器12は合成樹脂からなり、特に、本
実施例では、アクリルで形成した両端面を有する
直方体状(中空角柱状)であり、前記球体1を内
蔵し、均一肉厚の6面体12bで一体に形成され
ており、その辺12aの対角線上の厚みは均一肉
厚の6面体12bと異にしている。したがつて、
両端面を有する直方体状(中空角柱状)は、その
厚みを、略均一肉厚としている。即ち、均一肉厚
の6面体12bの板体を6枚接合して形成されて
いる。支持部材13は合成樹脂からなり、前記密
閉容器2との間で前記球体1を支持し、かつ、前
記球体1を前記密閉容器12の中心軸上にその球
心を配置している。また、前記球体1と密閉容器
12との間には、本実施例の液体4として水が充
填されている。
り、密閉容器12は合成樹脂からなり、特に、本
実施例では、アクリルで形成した両端面を有する
直方体状(中空角柱状)であり、前記球体1を内
蔵し、均一肉厚の6面体12bで一体に形成され
ており、その辺12aの対角線上の厚みは均一肉
厚の6面体12bと異にしている。したがつて、
両端面を有する直方体状(中空角柱状)は、その
厚みを、略均一肉厚としている。即ち、均一肉厚
の6面体12bの板体を6枚接合して形成されて
いる。支持部材13は合成樹脂からなり、前記密
閉容器2との間で前記球体1を支持し、かつ、前
記球体1を前記密閉容器12の中心軸上にその球
心を配置している。また、前記球体1と密閉容器
12との間には、本実施例の液体4として水が充
填されている。
このように、本実施例の断層装置用フアントム
は、1個の球体1と、前記球体1を内蔵し、略均
一肉厚とした直方体状の密閉容器12と、前記密
閉容器2との間で前記球体1を支持する支持部材
13と、前記球体1と密閉容器12との間に充填
された液体4とを具備するものである。
は、1個の球体1と、前記球体1を内蔵し、略均
一肉厚とした直方体状の密閉容器12と、前記密
閉容器2との間で前記球体1を支持する支持部材
13と、前記球体1と密閉容器12との間に充填
された液体4とを具備するものである。
本実施例の断層装置用フアントムは、密閉容器
12の下面が平面であるから、所定の位置に配置
することが容易であり、かつ、安定している。
12の下面が平面であるから、所定の位置に配置
することが容易であり、かつ、安定している。
設置状態で、断層装置のテストスキヤンを開始
すると、1個の球体1に対するX線の透過条件は
密閉容器2の長さ方向に対して垂直方向の周り
は、360度略同一条件となり、略直方体状の辺1
2aの方向からの照射のときには、厳密には、6
面体12bと辺12aとの厚みの違いの影響を受
け、断層データが若干のX線回析及びX線吸収等
の不連続によつて断層データに違いが生じるもの
の、その断層データは略円形となり、視覚的に断
層装置の特性の評価を行なうことができ、また、
前記断層データによつて断層装置の特性の評価を
行なうことができる。
すると、1個の球体1に対するX線の透過条件は
密閉容器2の長さ方向に対して垂直方向の周り
は、360度略同一条件となり、略直方体状の辺1
2aの方向からの照射のときには、厳密には、6
面体12bと辺12aとの厚みの違いの影響を受
け、断層データが若干のX線回析及びX線吸収等
の不連続によつて断層データに違いが生じるもの
の、その断層データは略円形となり、視覚的に断
層装置の特性の評価を行なうことができ、また、
前記断層データによつて断層装置の特性の評価を
行なうことができる。
また、第一実施例と同様に、結果的に、断層デ
ータが略円形となればよいから、密閉容器2の長
さ方向と断層装置のZ軸方向とが正確に合致して
いなくとも、それによつて誤差が生じない。
ータが略円形となればよいから、密閉容器2の長
さ方向と断層装置のZ軸方向とが正確に合致して
いなくとも、それによつて誤差が生じない。
第4図は本発明の第三実施例の断層装置用フア
ントムの部分断面を有する斜視図である。なお、
図中、従来例と同一符号及び同一記号は、従来例
の構成部分と同一または相当部分を示すものであ
る。
ントムの部分断面を有する斜視図である。なお、
図中、従来例と同一符号及び同一記号は、従来例
の構成部分と同一または相当部分を示すものであ
る。
図において、角錐体21は合成樹脂からなり、
特に、本実施例では、アクリルから形成した四角
錐である。密閉容器22は合成樹脂からなり、本
実施例ではアクリルで形成した両端面を有する略
直方体状(中空角柱状)であり、前記角錐体21
を内蔵し、均一肉厚で形成されている。即ち、均
一肉厚の6面体22bを一体成形し、その角部2
2aは滑らかな曲面とし、前記6面体22bと同
様の厚みとしている。また、支持部材23は合成
樹脂からなり、前記密閉容器22との間で前記角
錐体21を支持し、かつ、前記角錐体21を前記
密閉容器12の中心軸上にその軸心を配置してい
る。そして、前記角錐体21と密閉容器12との
間には、本実施例の液体4として水が充填されて
いる。
特に、本実施例では、アクリルから形成した四角
錐である。密閉容器22は合成樹脂からなり、本
実施例ではアクリルで形成した両端面を有する略
直方体状(中空角柱状)であり、前記角錐体21
を内蔵し、均一肉厚で形成されている。即ち、均
一肉厚の6面体22bを一体成形し、その角部2
2aは滑らかな曲面とし、前記6面体22bと同
様の厚みとしている。また、支持部材23は合成
樹脂からなり、前記密閉容器22との間で前記角
錐体21を支持し、かつ、前記角錐体21を前記
密閉容器12の中心軸上にその軸心を配置してい
る。そして、前記角錐体21と密閉容器12との
間には、本実施例の液体4として水が充填されて
いる。
このように、本実施例の断層装置用フアントム
は、断層装置の体軸(Z軸)方向に配置されるべ
く、その体軸方向にその断面を変化させる角錐体
21と、前記角錐体21を内蔵し、その長さ方向
に対する垂直方向の周りを、略均一肉厚とした密
閉容器12と、前記角錐体21と前記密閉容器1
2との間に充填された液体4とを具備するもので
ある。
は、断層装置の体軸(Z軸)方向に配置されるべ
く、その体軸方向にその断面を変化させる角錐体
21と、前記角錐体21を内蔵し、その長さ方向
に対する垂直方向の周りを、略均一肉厚とした密
閉容器12と、前記角錐体21と前記密閉容器1
2との間に充填された液体4とを具備するもので
ある。
したがつて、液体4と角錐体21の密度の違い
によつて角錐体21の輪郭を明確化でき、ヘリカ
ルスキヤンのスライス厚、テーブル移動速度等を
変化させ、その角錐体21の断層データを判断す
ることにより角錐体21が視覚的にどのように分
解できるかが吟味できる。
によつて角錐体21の輪郭を明確化でき、ヘリカ
ルスキヤンのスライス厚、テーブル移動速度等を
変化させ、その角錐体21の断層データを判断す
ることにより角錐体21が視覚的にどのように分
解できるかが吟味できる。
特に、角錐体21に対するX線の透過係数、即
ち、CT値の変化を判断すれば分解能の指標がで
きる。
ち、CT値の変化を判断すれば分解能の指標がで
きる。
例えば、CT値の最大値と基準値(空気)に対
して最大値と最小値の振幅を比較することによ
り、最大値と最小値の振幅/最大値と基準値の振
幅が「1」に近い程、その分解能が良いことにな
る。
して最大値と最小値の振幅を比較することによ
り、最大値と最小値の振幅/最大値と基準値の振
幅が「1」に近い程、その分解能が良いことにな
る。
結果的に、分解能が良いことは、凹凸を忠実に
表現できることになり、本実施例の断層装置用フ
アントムはその指標とすることができる。
表現できることになり、本実施例の断層装置用フ
アントムはその指標とすることができる。
本実施例の断層装置用フアントムは、密閉容器
22の下面が平面であるから、所定の位置に配置
することが容易であり、かつ、安定している。
22の下面が平面であるから、所定の位置に配置
することが容易であり、かつ、安定している。
設置状態で、断層装置のテストスキヤンを開始
すると、1個の角錐体21に対するX線の透過条
件は密閉容器22の長さ方向に対して垂直方向の
周りが360度略同一条件となり、第二実施例のよ
うに辺12aでX線回析及びX線吸収等の不連続
による断層データの乱れが発生し難くなり、その
断層データは略長方形となり、視覚的に断層装置
の特性の評価を行なうことができ、また、前記断
層データによつて断層装置の特性の評価を行なう
ことができる。
すると、1個の角錐体21に対するX線の透過条
件は密閉容器22の長さ方向に対して垂直方向の
周りが360度略同一条件となり、第二実施例のよ
うに辺12aでX線回析及びX線吸収等の不連続
による断層データの乱れが発生し難くなり、その
断層データは略長方形となり、視覚的に断層装置
の特性の評価を行なうことができ、また、前記断
層データによつて断層装置の特性の評価を行なう
ことができる。
上記実施例では、主に球体1及び角錐体21が
1個の場合を前提としているが、第一実施例の変
形例で述べたように、複数個とすることもでき
る。この種の球体1及び/または角錐体21が複
数個収容された実施の態様では、球体1及び/ま
たは角錐体21を同一形状とすることもできる
し、異なる大きさとすることもできる。好ましく
は、何れの実施態様においても、その軸心を一直
線上に配置するのがよい。また、角錐体21にお
いては、その2面または4面の傾度を異にしても
よい。
1個の場合を前提としているが、第一実施例の変
形例で述べたように、複数個とすることもでき
る。この種の球体1及び/または角錐体21が複
数個収容された実施の態様では、球体1及び/ま
たは角錐体21を同一形状とすることもできる
し、異なる大きさとすることもできる。好ましく
は、何れの実施態様においても、その軸心を一直
線上に配置するのがよい。また、角錐体21にお
いては、その2面または4面の傾度を異にしても
よい。
第5図は本発明の第四実施例の断層装置用フア
ントムの断面図である。第6図は第5図の切断線
Y−Yによる断面図である。
ントムの断面図である。第6図は第5図の切断線
Y−Yによる断面図である。
図において、球体1は合成樹脂からなり、特
に、本実施例では、アクリルから形成した球であ
る。密閉容器2は合成樹脂からなり、特に、本実
施例では、アクリルで形成した両端面を有する円
筒状であり、前記球体1を内蔵し、均一肉厚で形
成されている。支持部材3は前記密閉容器2との
間で前記球体1を支持するものであり、かつ、前
記球体1を前記密閉容器12の中心軸上にその球
心を配置している。前記支持部材3は、特に、本
実施例ではアクリル等の合成樹脂で形成してい
る。また、前記球体1と密閉容器2との間には、
本実施例の液体4として水が充填されている。
に、本実施例では、アクリルから形成した球であ
る。密閉容器2は合成樹脂からなり、特に、本実
施例では、アクリルで形成した両端面を有する円
筒状であり、前記球体1を内蔵し、均一肉厚で形
成されている。支持部材3は前記密閉容器2との
間で前記球体1を支持するものであり、かつ、前
記球体1を前記密閉容器12の中心軸上にその球
心を配置している。前記支持部材3は、特に、本
実施例ではアクリル等の合成樹脂で形成してい
る。また、前記球体1と密閉容器2との間には、
本実施例の液体4として水が充填されている。
このように、本実施例の断層装置用フアントム
は、1個の球体1と、前記球体1を内蔵し、均一
肉厚とした密閉容器2と、前記密閉容器2との間
で前記球体1を支持する支持部材3と、前記球体
1と密閉容器2との間に充填された液体4とを具
備するものである。なお、図中、従来例と同一符
号及び同一記号は、従来例の構成部分と同一また
は相当部分を示すものである。
は、1個の球体1と、前記球体1を内蔵し、均一
肉厚とした密閉容器2と、前記密閉容器2との間
で前記球体1を支持する支持部材3と、前記球体
1と密閉容器2との間に充填された液体4とを具
備するものである。なお、図中、従来例と同一符
号及び同一記号は、従来例の構成部分と同一また
は相当部分を示すものである。
図において、球体31A及び球体31Bは合成
樹脂からなり、本実施例ではアクリルから形成し
た球である。前記球体31Aは前記球体31Bよ
り径が小さく設定されており、また、前記球体3
1Aと前記球体31Bはその中心が同一直線上に
あるように配列されている。また、角錐体41A
及び角錐体41Bは合成樹脂からなり、本実施例
ではアクリルから形成した四角錐台であり、角錐
体41Aと角錐体41Bは異なる傾斜角度を有し
ている。前記角錐体41Aは前記球体31Aの上
に、両者間に間隙を置いて配置されている。ま
た、角錐体41Bは前記球体31Bの上に、両者
間に間隙を置いて配置されている。
樹脂からなり、本実施例ではアクリルから形成し
た球である。前記球体31Aは前記球体31Bよ
り径が小さく設定されており、また、前記球体3
1Aと前記球体31Bはその中心が同一直線上に
あるように配列されている。また、角錐体41A
及び角錐体41Bは合成樹脂からなり、本実施例
ではアクリルから形成した四角錐台であり、角錐
体41Aと角錐体41Bは異なる傾斜角度を有し
ている。前記角錐体41Aは前記球体31Aの上
に、両者間に間隙を置いて配置されている。ま
た、角錐体41Bは前記球体31Bの上に、両者
間に間隙を置いて配置されている。
密閉容器22は合成樹脂からなり、本実施例で
はアクリルで形成した両端面を有する略直方体状
(中空角柱状)であり、前記球体31A及び球体
31B、角錐体41A及び角錐体41Bを内蔵
し、均一肉厚で一体成形し、その角部22aは滑
らかな曲面とし、前記6面体22bと同様の厚み
とされている。そして、前記球体31A及び球体
31B、角錐体41A及び角錐体41Bと密閉容
器22との間には、本実施例の液体4として水が
充填されている。
はアクリルで形成した両端面を有する略直方体状
(中空角柱状)であり、前記球体31A及び球体
31B、角錐体41A及び角錐体41Bを内蔵
し、均一肉厚で一体成形し、その角部22aは滑
らかな曲面とし、前記6面体22bと同様の厚み
とされている。そして、前記球体31A及び球体
31B、角錐体41A及び角錐体41Bと密閉容
器22との間には、本実施例の液体4として水が
充填されている。
このように、本実施例の断層装置用フアントム
は、断層装置の体軸方向に配置されるべく配列さ
れた複数の球体31Aの列及び球体31Bの列
と、前記複数の球体31Aの列及び球体31Bの
列を内蔵し、その長さ方向に対する垂直方向の周
りを、略均一肉厚に形成した密閉容器22と、前
記球体31Aの列及び球体31Bの列と前記密閉
容器22との間に充填された液体4とを具備する
ものである。
は、断層装置の体軸方向に配置されるべく配列さ
れた複数の球体31Aの列及び球体31Bの列
と、前記複数の球体31Aの列及び球体31Bの
列を内蔵し、その長さ方向に対する垂直方向の周
りを、略均一肉厚に形成した密閉容器22と、前
記球体31Aの列及び球体31Bの列と前記密閉
容器22との間に充填された液体4とを具備する
ものである。
本実施例の断層装置用フアントムは、密閉容器
22の下面が平面であるから、所定の位置に配置
することが容易であり、かつ、安定した状態で置
くことができる。
22の下面が平面であるから、所定の位置に配置
することが容易であり、かつ、安定した状態で置
くことができる。
設置状態で、断層装置のスキヤンを開始する
と、球体31A及び球体31B、角錐体41A及
び角錐体41Bに対するX線の透過条件は360度
略同一条件となり、前記球体31A及び球体31
Bの断層データは円形となり、前記角錐体41A
及び角錐体41Bの断層データは略長方形とな
り、視覚的に断層装置の特性の評価を行なうこと
ができ、また、前記断層データによつて断層装置
の特性の評価を行なうことができる。
と、球体31A及び球体31B、角錐体41A及
び角錐体41Bに対するX線の透過条件は360度
略同一条件となり、前記球体31A及び球体31
Bの断層データは円形となり、前記角錐体41A
及び角錐体41Bの断層データは略長方形とな
り、視覚的に断層装置の特性の評価を行なうこと
ができ、また、前記断層データによつて断層装置
の特性の評価を行なうことができる。
断層装置の体軸方向に配置されるべく配列され
た複数の球体31A及び球体31Bと、前記複数
の球体31A及び球体31Bを内蔵し、略均一肉
厚とした密閉容器22と、前記球体31A及び球
体31Bと密閉容器22との間に充填された液体
4からなり、球心を同一線上に配置でき、球体3
1A及び球体31B相互間に球心のズレが生じな
いから、球体31A及び球体31Bの連続する断
層データは体長方向の同一線上に球心が位置し、
ヘリカルスキヤンのスライス厚、テーブル移動速
度等を変化させ、その球体31A及び球体31B
の断層データを判断することにより連なつた球体
31A及び球体31Bが視覚的にどのように分解
できるかが吟味できる。そして、液体4と球体3
1A及び球体31Bの密度の違いによつて球体3
1A及び球体31Bの輪郭を明確化し、球体31
A及び球体31Bの連続した断層によつて常に円
形の断層データを得ることができる。これによつ
て、体軸方向の断面を評価することができ、人体
の潰瘍等の検出可能な大きさの指標とすることが
できる。また、略均一の肉厚とした密閉容器22
は、特定の個所で、例えば、X線回析及びX線吸
収等の不連続によつて、球体の断層データに乱れ
が生じない。
た複数の球体31A及び球体31Bと、前記複数
の球体31A及び球体31Bを内蔵し、略均一肉
厚とした密閉容器22と、前記球体31A及び球
体31Bと密閉容器22との間に充填された液体
4からなり、球心を同一線上に配置でき、球体3
1A及び球体31B相互間に球心のズレが生じな
いから、球体31A及び球体31Bの連続する断
層データは体長方向の同一線上に球心が位置し、
ヘリカルスキヤンのスライス厚、テーブル移動速
度等を変化させ、その球体31A及び球体31B
の断層データを判断することにより連なつた球体
31A及び球体31Bが視覚的にどのように分解
できるかが吟味できる。そして、液体4と球体3
1A及び球体31Bの密度の違いによつて球体3
1A及び球体31Bの輪郭を明確化し、球体31
A及び球体31Bの連続した断層によつて常に円
形の断層データを得ることができる。これによつ
て、体軸方向の断面を評価することができ、人体
の潰瘍等の検出可能な大きさの指標とすることが
できる。また、略均一の肉厚とした密閉容器22
は、特定の個所で、例えば、X線回析及びX線吸
収等の不連続によつて、球体の断層データに乱れ
が生じない。
ところで、上記実施例の断層装置用フアントム
の球体1,31A,31Bは、中実の合成樹脂球
としたものであるが、本発明を実施する場合に
は、中空またはその中心部に他の密度の材料を充
填し、多層構成としてもよい。何れにせよ、本発
明を実施する場合は、断層装置のZ軸方向の特性
及び使用目的に応じて球体1,31A,31Bの
球の精度を決定すればよく、略球体であれば使用
できる。
の球体1,31A,31Bは、中実の合成樹脂球
としたものであるが、本発明を実施する場合に
は、中空またはその中心部に他の密度の材料を充
填し、多層構成としてもよい。何れにせよ、本発
明を実施する場合は、断層装置のZ軸方向の特性
及び使用目的に応じて球体1,31A,31Bの
球の精度を決定すればよく、略球体であれば使用
できる。
また、上記実施例の断層装置用フアントムの略
均一肉厚とした密閉容器2,12,22は、両端
面を有する円筒状、または両端面を有する直方体
状(中空角柱状)、または、例えば、均一肉厚の
6面体22bを一体成形し、その角部22aは滑
らかな曲面とし、前記6面体22bと同様の厚み
とした略直方体状(中空角柱状)としている。
均一肉厚とした密閉容器2,12,22は、両端
面を有する円筒状、または両端面を有する直方体
状(中空角柱状)、または、例えば、均一肉厚の
6面体22bを一体成形し、その角部22aは滑
らかな曲面とし、前記6面体22bと同様の厚み
とした略直方体状(中空角柱状)としている。
本発明を実施する場合には、前記両端面を有す
る円筒状、両端面を有する直方体状(中空角柱
状)または角を面取した略直方体状(略中空角柱
状)としたものに限定されるものではなく、密閉
構造の容器であつて、その肉厚が略均一であれば
よい。球体についても、当然、本発明を実施する
場合の密閉容器として使用できる。しかし、本発
明を実施する場合には、密閉容器としては、その
周りの360度間の何れの透過係数も不変であるよ
うな形態が望ましい。
る円筒状、両端面を有する直方体状(中空角柱
状)または角を面取した略直方体状(略中空角柱
状)としたものに限定されるものではなく、密閉
構造の容器であつて、その肉厚が略均一であれば
よい。球体についても、当然、本発明を実施する
場合の密閉容器として使用できる。しかし、本発
明を実施する場合には、密閉容器としては、その
周りの360度間の何れの透過係数も不変であるよ
うな形態が望ましい。
そして、上記実施例の断層装置用フアントムの
支持部材3,13,23は、アクリル等の合成樹
脂または合成樹脂または液体4と同一密度の材料
で形成する旨説明したが、本発明を実施する場
合、角錐体21,41A,41B等を用いてもよ
い。基本的に支持部材3,13は、球体1,31
A,31Bの軸心を密閉容器2,12,22の中
心軸に位置させ、閉容器体2,12,22の全周
の透過条件を均一化できる位置に配置するもので
あるから、特定の面の精度を若干犠牲にすれば、
角錐体21,41A,41B、球体1,31A,
31Bを密閉容器2,12,22に直接接合とす
ることができる。
支持部材3,13,23は、アクリル等の合成樹
脂または合成樹脂または液体4と同一密度の材料
で形成する旨説明したが、本発明を実施する場
合、角錐体21,41A,41B等を用いてもよ
い。基本的に支持部材3,13は、球体1,31
A,31Bの軸心を密閉容器2,12,22の中
心軸に位置させ、閉容器体2,12,22の全周
の透過条件を均一化できる位置に配置するもので
あるから、特定の面の精度を若干犠牲にすれば、
角錐体21,41A,41B、球体1,31A,
31Bを密閉容器2,12,22に直接接合とす
ることができる。
更に、上記実施例の断層装置用フアントムの密
閉容器に充填された液体4は、本実施例では水を
使用しているが、本発明を実施する場合には、角
錐体21,41A,41B、球体1,31A,3
1B及び密閉容器2,12,22と密度が相違す
る液体であればよい。
閉容器に充填された液体4は、本実施例では水を
使用しているが、本発明を実施する場合には、角
錐体21,41A,41B、球体1,31A,3
1B及び密閉容器2,12,22と密度が相違す
る液体であればよい。
更にまた、上記実施例の断層装置用フアントム
の角錐体21,41A,41Bは、中実の合成樹
脂球としたものであるが、本発明を実施する場合
には、中空またはその中心部に他の密度の材料を
充填し、多層構成としてもよい。何れにせよ、本
発明を実施する場合は、断層装置のZ軸方向の特
性及び使用目的に応じて角錐体21,41A,4
1Bの傾度及び精度を決定すればよい。
の角錐体21,41A,41Bは、中実の合成樹
脂球としたものであるが、本発明を実施する場合
には、中空またはその中心部に他の密度の材料を
充填し、多層構成としてもよい。何れにせよ、本
発明を実施する場合は、断層装置のZ軸方向の特
性及び使用目的に応じて角錐体21,41A,4
1Bの傾度及び精度を決定すればよい。
なお、本発明の断層装置用フアントムを構成す
る密閉容器は、可搬に適するように密閉構造とし
ているが、この種の断層装置用フアントムを実施
する場合には、開放形の容器の使用も可能であ
る。また、本実施例の液体をキセノンガス等のガ
ス体(気体)で置換することもできる。
る密閉容器は、可搬に適するように密閉構造とし
ているが、この種の断層装置用フアントムを実施
する場合には、開放形の容器の使用も可能であ
る。また、本実施例の液体をキセノンガス等のガ
ス体(気体)で置換することもできる。
そして、上記実施例の支持部材3,13,23
は、図示ではその存在が明確に描かれているが、
実際には、断層データに支障がないように、細い
線状の材料が使用される。また、特に、球体31
A,31Bにおいては、球体相互間のギヤツプを
形成する手段として球体相互間を支持部材で接続
することもできる。勿論、球体相互間を直接接続
することもできる。
は、図示ではその存在が明確に描かれているが、
実際には、断層データに支障がないように、細い
線状の材料が使用される。また、特に、球体31
A,31Bにおいては、球体相互間のギヤツプを
形成する手段として球体相互間を支持部材で接続
することもできる。勿論、球体相互間を直接接続
することもできる。
[発明の効果]
以上のように、請求項1の発明の断層装置用フ
アントムは、断層装置の体軸方向に配置されるべ
く配列された複数の球体と、前記複数の球体を内
蔵し、略均一肉厚とした密閉容器と、前記球体と
密閉容器との間に充填された液体からなり、球心
を同一線上に配置でき、球体相互間に球心のズレ
が生じないから、球体の連続する断層データは体
長方向の同一線上に球心が位置し、ヘリカルスキ
ヤンのスライス厚、テーブル移動速度等を変化さ
せ、その球体の断層データを判断することにより
連なつた球体が視覚的にどのように分解できるか
が吟味できる。そして、液体と球体の密度の違い
によつて球体の輪郭を明確化し、球体の連続した
断層によつて常に円形の断層データを得ることが
できる。これによつて、体軸方向の断面を評価す
ることができ、人体の潰瘍等の検出可能な大きさ
の指標とすることができる。
アントムは、断層装置の体軸方向に配置されるべ
く配列された複数の球体と、前記複数の球体を内
蔵し、略均一肉厚とした密閉容器と、前記球体と
密閉容器との間に充填された液体からなり、球心
を同一線上に配置でき、球体相互間に球心のズレ
が生じないから、球体の連続する断層データは体
長方向の同一線上に球心が位置し、ヘリカルスキ
ヤンのスライス厚、テーブル移動速度等を変化さ
せ、その球体の断層データを判断することにより
連なつた球体が視覚的にどのように分解できるか
が吟味できる。そして、液体と球体の密度の違い
によつて球体の輪郭を明確化し、球体の連続した
断層によつて常に円形の断層データを得ることが
できる。これによつて、体軸方向の断面を評価す
ることができ、人体の潰瘍等の検出可能な大きさ
の指標とすることができる。
請求項2の発明の断層装置用フアントムは、断
層装置の体軸方向に配置されるべく、その体軸方
向にその断面を変化させる角錐体と、前記角錐体
を内蔵し、その長さ方向に対する垂直方向の周り
を、略均一肉厚とした密閉容器と、前記角錐体と
前記密閉容器との間に充填された液体とを具備す
るものである。
層装置の体軸方向に配置されるべく、その体軸方
向にその断面を変化させる角錐体と、前記角錐体
を内蔵し、その長さ方向に対する垂直方向の周り
を、略均一肉厚とした密閉容器と、前記角錐体と
前記密閉容器との間に充填された液体とを具備す
るものである。
したがつて、液体と角錐体の密度の違いによつ
て角錐体の輪郭を明確化でき、ヘリカルスキヤン
のスライス厚、テーブル移動速度等を変化させ、
その角錐体の断層データを判断することにより角
錐体が視覚的にどのように分解できるかが吟味で
きる。特に、角錐体に対するCT値の変化を判断
すれば、コントラストの指標が把握でき、分解能
の指標ができる。
て角錐体の輪郭を明確化でき、ヘリカルスキヤン
のスライス厚、テーブル移動速度等を変化させ、
その角錐体の断層データを判断することにより角
錐体が視覚的にどのように分解できるかが吟味で
きる。特に、角錐体に対するCT値の変化を判断
すれば、コントラストの指標が把握でき、分解能
の指標ができる。
請求項3の発明の断層装置用フアントムは、請
求項1の発明及び請求項2の発明の効果を同時に
奏することができる。
求項1の発明及び請求項2の発明の効果を同時に
奏することができる。
第1図は本発明の第一実施例の断層装置用フア
ントムの部分断面を有する斜視図、第2図は第1
図の切断線X−Xによる断面図、第3図は本発明
の第二実施例の断層装置用フアントムの前記第2
図に相当する断面図、第4図は本発明の第三実施
例の断層装置用フアントムの部分断面を有する斜
視図、第5図は本発明の第四実施例の断層装置用
フアントムの断面図、第6図は第5図の切断線Y
−Yによる断面図である。 図において、1,31A,31B……球体、2
1,41A,41B……角錐体、2,12,22
……密閉容器、3,13,23……支持部材、4
……液体である。なお、図中、同一符号及び同一
記号は同一または相当部分を示すものである。
ントムの部分断面を有する斜視図、第2図は第1
図の切断線X−Xによる断面図、第3図は本発明
の第二実施例の断層装置用フアントムの前記第2
図に相当する断面図、第4図は本発明の第三実施
例の断層装置用フアントムの部分断面を有する斜
視図、第5図は本発明の第四実施例の断層装置用
フアントムの断面図、第6図は第5図の切断線Y
−Yによる断面図である。 図において、1,31A,31B……球体、2
1,41A,41B……角錐体、2,12,22
……密閉容器、3,13,23……支持部材、4
……液体である。なお、図中、同一符号及び同一
記号は同一または相当部分を示すものである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 断層装置の体軸方向に配置されるべく配列さ
れた複数の球体と、 前記複数の球体を内蔵し、その長さ方向に対す
る垂直方向の周りを、略均一肉厚に形成した密閉
容器と、 前記球体と前記密閉容器との間に充填された液
体と を具備することを特徴とする断層装置用フアント
ム。 2 断層装置の体軸方向に配置されるべく、その
体軸方向にその断面を変化させる角錐体と、 前記角錐体を内蔵し、その長さ方向に対する垂
直方向の周りを、略均一肉厚とした密閉容器と、 前記角錐体と前記密閉容器との間に充填された
液体と を具備することを特徴とする断層装置用フアント
ム。 3 断層装置の体軸方向に配置されるべく配列さ
れた複数の球体及びその体軸方向にその断面を変
化させる角錐体と、 前記複数の球体及び角錐体を内蔵し、その長さ
方向に対する垂直方向の周りを、略均一肉厚とし
た密閉容器と、 前記複数の球体及び角錐体と前記密閉容器との
間に充填された液体と を具備することを特徴とする断層装置用フアント
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2154554A JPH0449951A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 断層装置用ファントム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2154554A JPH0449951A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 断層装置用ファントム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0449951A JPH0449951A (ja) | 1992-02-19 |
| JPH0558B2 true JPH0558B2 (ja) | 1993-01-05 |
Family
ID=15586791
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2154554A Granted JPH0449951A (ja) | 1990-06-13 | 1990-06-13 | 断層装置用ファントム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0449951A (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7738624B2 (en) * | 2006-01-05 | 2010-06-15 | Koninklijke Philips Electronics N.V. | Adjustable phantom |
| ITPD20120017A1 (it) * | 2012-01-23 | 2013-07-24 | Univ Padova | Sistema per la valutazione della risoluzione strutturale di dispositivi di tomografia computerizzata a raggi x |
| CN108577875B (zh) * | 2018-01-29 | 2022-05-17 | 江苏赛诺格兰医疗科技有限公司 | 校正模体、校正多模态图像中疑似病灶的定量性参数方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60159357U (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-23 | 株式会社京都科学 | Ct装置試験用フアントム装置 |
-
1990
- 1990-06-13 JP JP2154554A patent/JPH0449951A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0449951A (ja) | 1992-02-19 |
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