JPH0559025U - 遊星ローラ式動力伝達装置 - Google Patents
遊星ローラ式動力伝達装置Info
- Publication number
- JPH0559025U JPH0559025U JP239892U JP239892U JPH0559025U JP H0559025 U JPH0559025 U JP H0559025U JP 239892 U JP239892 U JP 239892U JP 239892 U JP239892 U JP 239892U JP H0559025 U JPH0559025 U JP H0559025U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 遊星ローラ式動力伝達装置において、負荷容
量の減少および遊星軸のねじり剛性の低下を招来するこ
となく、速度リプルを減少させる。 【構成】 固定の外輪2と、この外輪2の内側に同心に
配置された太陽軸3と、太陽軸3と外輪2との間に圧接
状に介装された複数の遊星ローラ4,・・・と、遊星ロ
ーラ4の公転により連動回転するキャリア5とからなる
遊星ローラ式動力伝達装置において、キャリア5に突設
された遊星軸7と遊星ローラ4との間に、針状ころ軸受
8と玉軸受9とが軸方向に並列して介装されている。
量の減少および遊星軸のねじり剛性の低下を招来するこ
となく、速度リプルを減少させる。 【構成】 固定の外輪2と、この外輪2の内側に同心に
配置された太陽軸3と、太陽軸3と外輪2との間に圧接
状に介装された複数の遊星ローラ4,・・・と、遊星ロ
ーラ4の公転により連動回転するキャリア5とからなる
遊星ローラ式動力伝達装置において、キャリア5に突設
された遊星軸7と遊星ローラ4との間に、針状ころ軸受
8と玉軸受9とが軸方向に並列して介装されている。
Description
【0001】
本考案は、遊星ローラ式動力伝達装置に係り、詳しくは、遊星ローラをキャリ アに回転自在に軸支する部分の構造に関する。
【0002】
遊星ローラ式動力伝達装置は、図3に示すように、ハウジング21に固定の外 輪22と、この外輪22の内側に同心に配置された太陽軸23と、太陽軸23と 外輪22との間に圧接状に介装された複数の遊星ローラ24,・・・と、遊星ロ ーラ24の公転により連動回転するキャリア25とからなるものである。増減速 が1段の装置では、太陽軸23が高速の入出力軸となり、キャリア25には低速 の入出力軸26が一体に直結される。
【0003】 そして、各遊星ローラ24は、キャリア25に突設された遊星軸27に回転自 在に取り付けられる。ここで、従来のこの種の装置では、図3および図4に示す ように、遊星軸27と遊星ローラ24との間に針状ころ軸受28を介装する場合 と、図5に示すように、玉軸受29を介装する場合がある。
【0004】
ところで、遊星軸27と遊星ローラ24との間に針状ころ軸受28を介装した ものでは、針状ころのスキューにより、遊星ローラ24が軸方向に遊動しやすい 。そのため、遊星ローラ24の転動経路の両側に位置するよう外輪22に鍔22 aを設けて、この鍔22aにより、遊星ローラ24の遊動を抑えるようにしてい る。しかしながら、このように、外輪22に鍔22aがあると、この鍔22aと 遊星ローラ24との摩擦により、出力回転速度に細かい変動(速度リプル)が生 じる。
【0005】 このような速度リプルを減少させるために採用されているのが、遊星軸27と 遊星ローラ24との間に玉軸受29を設けた構造である。この構造では、玉軸受 29により遊星ローラ24の軸方向の遊動が抑制されるので、外輪22に鍔22 aを設ける必要がなく、鍔22aと遊星ローラ24との摩擦に伴う速度リプルは 生じなくなる。
【0006】 しかしながら、玉軸受29を介装したものでは、針状ころ軸受28を介装した ものに比べ負荷容量が減少する。特に、小型の装置では、遊星ローラ24の内径 が小径になるので、玉軸受29も小径となり、負荷容量が大幅に減少する。
【0007】 また、玉軸受29は、針状ころ軸受28に比べると、径方向に大きなスペース を必要とするから、その分、遊星軸27を小径にする必要があり、遊星軸27の ねじり剛性が低下する。
【0008】 本考案は、かかる従来の問題点に鑑み、負荷容量の減少および遊星軸のねじり 剛性の低下を招来することなく、速度リプルを減少させることを課題とする。
【0009】
本考案は、上記の課題を達成するために、固定の外輪と、この外輪の内側に同 心に配置された太陽軸と、太陽軸と外輪との間に圧接状に介装された複数の遊星 ローラと、遊星ローラの公転により連動回転するキャリアとからなる遊星ローラ 式動力伝達装置において、キャリアに突設された遊星軸と遊星ローラとの間に、 針状ころ軸受と玉軸受とが軸方向に並列して介装されている構成とした。
【0010】
上記の構成において、針状ころ軸受が介在することで、遊星ローラは大きな負 荷を受けられる。また、遊星軸の軸方向の遊動は玉軸受により抑制されるから、 外輪に鍔を設ける必要がない。遊星軸は、玉軸受を設ける部分だけ小径にすれば よいから、特にねじり剛性の低下は生じない。
【0011】
以下、本考案の詳細を図1および図2に示す一実施例に基づいて説明する。図 1は、本考案の一実施例に係る遊星ローラ式動力伝達装置の断面図、図2はその 要部の拡大断面図である。
【0012】 図1に示すように、この実施例の動力伝達装置は、増減速が二段の装置で、各 段A,Bは、従来の装置と同様に、ハウジング1に固定の外輪2と、この外輪2 の内側に同心に配置された太陽軸3と、太陽軸3と外輪2との間に圧接状に介装 された複数の遊星ローラ4,・・・と、遊星ローラ4の公転により連動回転する キャリア5とで構成されている。各段A,Bのうち、低速段Aのキャリア5に低 速の入出力軸6が取り付けられ、同段Aの太陽軸3が次の高速段Bのキャリア5 に直結され、この高速段Bの太陽軸3が高速の入出力軸となっている。なお、外 輪2は、ハウジング1の一部を硬化処理することによりハウジング1に一体に形 成されている。
【0013】 そして、各段A,Bの遊星ローラ4は、キャリア5に突設された遊星軸7に回 転自在に取り付けられるが、この実施例は、遊星ローラ4を遊星軸7に設ける部 分の構造に特徴がある。すなわち、図2に明示するように、遊星軸7と遊星ロー ラ4との間に、針状ころ軸受8と玉軸受9とが軸方向に並列して介装されており 、遊星軸7の基端側(キャリア5側)に針状ころ軸受8が位置し、それより先端 側では遊星軸7が小径に形成されて、この小径部7aに玉軸受9が設けられてい る。また、遊星ローラ4は、玉軸受9がある個所では、外径が小径部4aに形成 されて、外輪2や太陽軸3に接触しないようになっている。
【0014】 上記の構成において、遊星軸7と遊星ローラ4との間に針状ころ軸受8が介在 することで、遊星ローラ4は大きな負荷を受けられ、玉軸受のみを設けたものに 比べ、負荷容量が増大する。また、針状ころのスキューにより、遊星ローラ4が 軸方向に遊動しようとしても、その遊動は玉軸受9により抑制される。そのため 、遊星ローラ9の軸方向の遊動を抑制するために外輪2に鍔を設ける必要がなく 、外輪2の鍔と遊星ローラ4との摩擦に起因する速度リプルは発生しない。
【0015】 遊星軸7は、玉軸受9を設ける先端部分だけ小径にすればよく、他の部分は比 較的大径に形成しうるから、ほとんどねじり剛性の低下が生じない。
【0016】
以上述べたように、本考案によれば、外輪に鍔を設ける必要がなく、この鍔に 起因する速度リプルを減少させることができる。
【0017】 しかも、この場合、針状ころ軸受が介在することで、大きな負荷容量が得られ 、また、遊星軸は玉軸受を設ける個所だけ小径にすればよいから、ねじり剛性が ほとんど低下しない。
【図1】本考案の一実施例に係る遊星ローラ式動力伝達
装置の断面図。
装置の断面図。
【図2】上記実施例の要部の拡大断面図。
【図3】従来の遊星ローラ式動力伝達装置の拡大断面
図。
図。
【図4】他の従来例の要部の拡大断面図。
1 ハウジング 2 外輪 3 太陽軸 4 遊星ローラ 5 キャリア 7 遊星軸 8 針状ころ軸受 9 玉軸受
Claims (1)
- 【請求項1】 固定の外輪と、この外輪の内側に同心に
配置された太陽軸と、太陽軸と外輪との間に圧接状に介
装された複数の遊星ローラと、遊星ローラの公転により
連動回転するキャリアとからなる遊星ローラ式動力伝達
装置において、キャリアに突設された遊星軸と遊星ロー
ラとの間に、針状ころ軸受と玉軸受とが軸方向に並列し
て介装されている、ことを特徴とする遊星ローラ式動力
伝達装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992002398U JP2571673Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 遊星ローラ式動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992002398U JP2571673Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 遊星ローラ式動力伝達装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559025U true JPH0559025U (ja) | 1993-08-03 |
| JP2571673Y2 JP2571673Y2 (ja) | 1998-05-18 |
Family
ID=11528139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992002398U Expired - Lifetime JP2571673Y2 (ja) | 1992-01-27 | 1992-01-27 | 遊星ローラ式動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2571673Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112112942A (zh) * | 2019-06-21 | 2020-12-22 | 株式会社捷太格特 | 多级行星辊动力传递装置 |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4734444U (ja) * | 1971-05-12 | 1972-12-16 | ||
| JPS5244557A (en) * | 1975-10-07 | 1977-04-07 | Toshiba Corp | Manufacturing process of cathode-ray tube fluorescent surface |
| JPS6229697U (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-23 |
-
1992
- 1992-01-27 JP JP1992002398U patent/JP2571673Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS4734444U (ja) * | 1971-05-12 | 1972-12-16 | ||
| JPS5244557A (en) * | 1975-10-07 | 1977-04-07 | Toshiba Corp | Manufacturing process of cathode-ray tube fluorescent surface |
| JPS6229697U (ja) * | 1985-08-02 | 1987-02-23 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112112942A (zh) * | 2019-06-21 | 2020-12-22 | 株式会社捷太格特 | 多级行星辊动力传递装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2571673Y2 (ja) | 1998-05-18 |
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