JPH0559246A - ギブス材料用樹脂組成物 - Google Patents

ギブス材料用樹脂組成物

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JPH0559246A
JPH0559246A JP24416091A JP24416091A JPH0559246A JP H0559246 A JPH0559246 A JP H0559246A JP 24416091 A JP24416091 A JP 24416091A JP 24416091 A JP24416091 A JP 24416091A JP H0559246 A JPH0559246 A JP H0559246A
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JP
Japan
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water
methacrylate
resin composition
weight
drug
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Pending
Application number
JP24416091A
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English (en)
Inventor
Kiminori Atsumi
公則 渥美
Tsutomu Ishizaki
勉 石崎
Hideo Mitsuyama
秀男 光山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sangi Co Ltd
Original Assignee
Sangi Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 装着時患部への違和感、皮膚への刺激性がな
く、通気性が良好で、必要に応じて薬物を添加できるの
で装着時その薬物の効果が患部に示されるギブス材料用
樹脂組成物。 【構成】 ヒドロキシ低級アルキルメタクリレート及び
アクリルアミドの少くとも1つを主成分とし、それにそ
れ以外のメタクリレートを添加した組成物、或はその組
成物に環状ラクタムを添加した組成物を共重合させて、
えられた共重合物に水を含浸させたギブス用樹脂組成物
であって、主成分のそれ以外のメタクリレートに対する
比が重量で80:20以上、環状ラクタムのメタクリレ
ートに対する比が重量で30%以上である。水を含浸さ
せる場合薬剤を水に添加することにより、薬剤が共重合
物に含浸される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ギブス材料として新規
な硬化性樹脂組成物に関するものであり、詳しくは、親
水性樹脂よりなり、水と接触すると水が内部にまで速や
かに浸透して柔らかい含水軟化樹脂になるとともに、乾
燥により好適な時間で硬化し、硬化後は高強度と、すぐ
れた通気性を有するギブス材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来ギブス材料としては、焼石膏が広く
使用されてきた。然しながら、焼石膏は感水性のため水
に弱い、重くてかさばる、強度が小さく破砕され易い、
皮膚を刺激する、X線を透過しない、固定作業に若干の
技術と時間を必要とするなどの多くの欠点を有してい
る。
【0003】これら焼石膏の欠点を改良するものとし
て、最近樹脂を用いたギブス材料が提案されている。例
えば、エポキシ樹脂、アルミニウム化合物及び光照射に
よってシラノール基を生じるケイ素化合物よりなる光硬
化性樹脂含浸ギブス材料が、特開昭60−55957号
公報に、水硬化性ポリウレタン樹脂組成物を使用するギ
ブス材料が、特開平1−175854号公報に、ポリイ
ソプレン重合物、エチレン酢ビ共重合体又はポリエステ
ル樹脂及び磁性粉よりなるギブス材料が、特開昭60−
203260号公報に開示されている。しかし、これら
は通気性がわるく、熱可塑性樹脂においては前もって加
熱する必要があり、光硬化性樹脂や、水硬化性樹脂にお
いては、材料の保存中に硬化しないような保存法をとら
ねばならないという欠点を有している。
【0004】更に、特公昭48−6116号公報には、
不飽和ポリエステル樹脂及び末端エチレン性不飽和単量
体、例えばスチレン、メタクリ酸メチル、を併用した整
形外科用包帯が、特公昭54−39675号公報には、
ヒドロキシアルキルアクリレート、多価イソシアネート
及び多価アルコールとの反応生成物を用いた外科用包帯
が開示されている。然しながら、不飽和ポリエステル樹
脂、アクリレート系樹脂は粘度が高かったり、不快臭を
発したりするとともに、硬化時の収縮が大きく、皮膚を
刺激するなどの欠点を有し、その使用が制限されてい
る。
【0005】このように焼石膏の欠点を改良するため、
提案されている樹脂材料も、取扱いのむずかしさ、皮膚
刺激などを有するとともに、通気性にかけるなどの欠点
を有している。生体は皮膚呼吸を行っているので、装着
時通気性のよい材料が好ましいことは当然といえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な従来の焼石膏、樹脂材料などのギブス材料の欠点を改
善し、装着時患部への違和感、皮膚への刺激がなく、通
気性の良好なギブス材料用樹脂組成物を提供することを
課題としている。更に薬物を含有させ、装着時その薬物
が患部で薬効を示すギブス材料用樹脂組成物を提供する
ことを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のギブス材料用樹
脂組成物は、水を含浸させることにより、非常に柔かく
なる。水を含浸させた組成物が患部に装着されると、水
分の蒸発とともに組成物は硬化して高強度を示すように
なり、しかも通気性を保持している。使用状況に応じ
て、水とともにアルコール等を含浸させておくことによ
り、硬化時間、強度を調節することが可能であり、又組
成物の成分、組成比を変えることによっても硬化時間、
強度を調節することが可能である。また、消炎剤、鎮痛
剤、かゆみ止め、殺菌剤などの薬物を水中に共存させる
ことにより、これら薬物を含浸した組成物がえられ、か
かる薬物を含浸させた組成物を患部に装着させると、装
着中薬物が組成物より除放され、夫々の効果を患部に与
える利点を示す。
【0008】本発明に係るギブス材料用樹脂組成物は、
メタクリレート類の共重合物及びメタクリレート類と環
状ラクタム類、例えばN−ビニルピロリドンとの共重合
物よりなる群から選ばれる。本発明に使用されるメタク
リレート類は、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、
ヒドロキシプロピルメタクリレートなどのヒドロキシ低
級アルキルメタクリレート類;エチレングリコールジメ
タクリレートのような低級アルキレングリコールジメタ
クリレート類;メチル又はエチルメタクリレートのよう
な低級アルキルメタクリレート類及びメタクリルアミド
(アクリルアミドを含む)から任意に選ばれるが、特に
ヒドロキシ低級アルキルメタクリレート及びメタクリル
アミド(アクリルアミドを含む)のように末端に親水性
基を有するメタクリレートの使用が好ましい。
【0009】上記したメタクリレート類のうち、ヒドロ
キシ低級アルキルメタクリレート、例えば2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート、或はメタクリルアミドを主成
分とし、これに他のメタクリレート類を混合し、必要に
応じて触媒を少量添加して、常法により重合させて目的
とするメタクリレート類の共重合物をえる。この場合生
成物として使用されるメタクリレートと、他のメタクリ
レートの混合比は特に限定されないが、主成分の使用比
率の多い程吸水性を考えた場合好ましいと云え、一般に
主成分の量は他のメタクリレートに比し、重量で80:
20以上、好ましくは約90:10である。
【0010】環状ラクタム類としては、N−ビニルピロ
リドンが好適である。メタクリレート類とN−ビニルピ
ロリドンとの共重合物の生成は、N−ビニルピロリドン
と前記のメタクリレート類より選ばれた任意のメタクリ
レート及び必要に応じて触媒を混合して、常法により重
合させることにより目的とするメタクリレート−N−ビ
ニルピロリドン共重合物をえる。N−ビニルピロリドン
の量及び使用したメタクリレートの種類及びそれらの量
は、えられる共重合物の含水率に大きな影響を及ぼす。
一般にN−ビニルピロリドンの量が30重量%未満とな
るとえられる重合物の含水率が20%以下となり重合物
の柔軟性がなくなる。従ってその使用量は30重量%以
上であることが好ましい。
【0011】このようにしてえられたメタクリレート類
又はN−ビニルピロリドンとメタクリレート類の共重合
物は水中に浸漬されて膨潤させた後所定の水分を含有さ
せてギブス材料として使用される。水分の含有量は、多
すぎても少なすぎてもギブス材料としての使用に困難を
きたす。即ち少なすぎると柔軟性にかけ、多すぎると流
動性にとみ使用しずらい。従ってその含量は40〜80
%程度を可とし水中への浸漬時間を調整することにより
えられる。水浸漬時、消炎剤、鎮痛剤、かゆみ止め、殺
菌剤などの薬剤を水に添加させておくと、これらの薬剤
を水とともに重合物に含浸させることが可能であり、装
着時それら薬剤が放出されて患部にその効果を示す。添
加される薬剤7種類は、本発明において基本的に限定さ
れるものでなく、水、アルコール類に溶解するものであ
れば使用可能であり、例えばメントール、ロートエキ
ス、サルチル酸メチル、チモール、カンフルなどがあげ
られ、その添加量は使用する薬剤により異なるが、一般
に水に対し50重量%以下の添加で充分といえる。
【0012】
【実施例1】2−ヒドロキシエチルメタアクリート90
重量%、メチルメタアクリート10重量%、アゾビスイ
ソブチロニチリル0.08重量%の単量体を混合攪拌し、
混合単量体をガラス板2枚で厚み0.2mmに固定された中
に分注し、60℃に設定された恒温槽中に入れ24時間
重合させた。次にこの共重合体を水で4時間膨潤させ
た。この共重合体の含水率は43%であり、柔軟性があ
り装着試験においても良好な結果を得た。酸素透過係数
は約20×10-11ml ・cm/cm2 ・sec ・mmHg、硬さは
ビッカース硬度約14であった。
【0013】
【実施例2】アクリルアミド50重量%、2−ヒドロキ
シエチルメタクリレート40重量%、メチルメタクリレ
ート10重量%、アゾビスイソブチロニトリル0.08重
量%の単量体を混合攪拌し、混合単量体をガラス板2枚
で厚み0.15mmに固定された中に分注し、60℃に設定
された恒温槽に入れ16時間重合させた。次にこの共重
合体をメントール、及びカンフルをそれぞれ10重量%
づつ溶解させたエタノールを20重量%含んだ水で2時
間膨潤させた。この共重合体の含水率は55%であり、
かなりの柔軟性と共に通気性があり装着試験においても
良好な結果を得た。酸素透過係数は約25×10-11ml
・cm/cm2 ・sec ・mmHg、硬さはビッカース硬度約10
であった。
【0014】
【実施例3】N−ビニルピロリドン70重量%、メチル
メタクリレート10重量%、2−ヒドロキシエチルメタ
クリレート10重量%、エチレングリコールジメタクリ
レート10重量%、アゾビスイソブチロニトリル0.13
重量%の単量体を混合攪拌し、混合単量体をガラス板2
枚で厚み0.10mmに固定された中に分注し、45℃に設
定された恒温槽の中に入れ24時間重合させた。次にこ
の共重合体を水で2時間膨潤させた。この共重合体の含
水率は70%であり、かなりの柔軟性と共に通気性があ
り装着試験においても良好な結果を得た。酸素透過係数
は約32×10-11ml ・cm/cm2 ・sec ・mmHg、硬さは
ビッカース硬度約10であった。
【0015】
【発明の効果】本発明によるギブス材料樹脂組成物は、
ヒドロキシ低級アルキルメタクリレート、メタクリルア
ミド(アクリルアミド)又は環状ラクタムを主成分と
し、これにメタクリレートを添加して重合させてえた共
重合物に水を含浸させたものであるので、従来ギブス材
料として使用されている樹脂組成物に比し、皮膚刺激が
少なく、酸素透過は、柔軟性も良好である。従ってギブ
ス材料としての装着が簡単であるとともに、装着時の通
気性にすぐれ、必要に応じて各種の薬剤を添加させてそ
の薬効を患部に与えるので、すぐれたギブス材料であ
る。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒドロキシ低級アルキルメタクリレート
    及びアクリルアミドの少くとも1つとそれ以外のメタク
    リレートとを共重合させた共重合物に水を含浸させたこ
    とを特徴とするギブス材料用樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 ヒドロキシ低級アルキルメタクリレート
    及びアクリルアミドが、それ以外のメタクリレートに対
    し、重量で、80:20以上である請求項1のギブス材
    料用樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 更に環状ラクタムを共重合させた請求項
    1又は2のギブス材料用樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 環状ラクタムの量がメタクリレートの量
    に対し重量で30%以上である請求項3のギブス材料用
    樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 薬剤を含有させた請求項1乃至4のいず
    れか1項のギブス材料用樹脂組成物。
JP24416091A 1991-08-30 1991-08-30 ギブス材料用樹脂組成物 Pending JPH0559246A (ja)

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JP24416091A JPH0559246A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 ギブス材料用樹脂組成物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11903799B2 (en) * 2020-10-27 2024-02-20 Brent Edward Mabey Semi-rigid bandage

Cited By (1)

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