JPH0559413B2 - - Google Patents
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- JPH0559413B2 JPH0559413B2 JP58136060A JP13606083A JPH0559413B2 JP H0559413 B2 JPH0559413 B2 JP H0559413B2 JP 58136060 A JP58136060 A JP 58136060A JP 13606083 A JP13606083 A JP 13606083A JP H0559413 B2 JPH0559413 B2 JP H0559413B2
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- lens
- output
- circuit
- focus
- Prior art date
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-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B3/00—Focusing arrangements of general interest for cameras, projectors or printers
- G03B3/10—Power-operated focusing
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Focusing (AREA)
- Lens Barrels (AREA)
- Automatic Focus Adjustment (AREA)
Description
技術分野
本発明は、撮影レンズの焦点調整部材を駆動す
る駆動手段をカメラ本体側に設け、撮影レンズを
通過した合焦対象体からの光を受けて合焦対象体
の結像位置の予定焦点位置に対するズレ量を検出
し、このズレ量のデータに基づいて上記結像位置
を予定焦点位置まで移動させるのに要する上記駆
動手段の駆動量データを算出し、該算出データに
応じた量だけ駆動手段を駆動して自動的に焦点調
整を行なうようにしたレンズ交換式カメラの自動
焦点調整装置に関する。 従来技術 上述の自動焦点調整装置においては、検出され
たズレ量から駆動手段の駆動量を算出(換言すれ
ば、ズレ量のデータを駆動量のデータに変換)す
る場合、ズレ量と駆動量とが略比較的な関係にあ
ることからズレ量データに適当な変換係数が掛け
ることにより駆動量データが得られる。この変換
係数の値は、交換レンズの焦点距離やレンズ構成
等の光学的条件、交換レンズ内の焦点調整機構や
カメラ本体からの駆動量伝達機構の構成等の撮影
レンズ側機械的条件およびカメラ本体の駆動手段
や撮影レンズへの駆動量伝達機構の構成等のカメ
ラ本体側機械的条件に応じて変化する。従つて、
上記ズレ量データだけに基づいて駆動手段の駆動
量データを算出して駆動手段を駆動すると、結像
位置が予定焦点位置以外の位置に駆動されて適正
な焦点調整がなされないことがある。超音波を合
焦対象体に投射してその反射時間を検出すること
によりカメラから合焦対象体までの距離を撮影レ
ンズを介さずに検出し、この距離データに基づい
て撮影レンズの焦点調整部材を無限遠撮影距離に
対応する位置から上記検出距離に対応する位置ま
で駆動するのに要する駆動量データを算出するよ
うにした装置が、特開昭55−11275号で提案され
ている。この装置では、カメラ本体で得た距離デ
ータを上記駆動量データに変換するための演算回
路を各交換レンズごとに設け、上記距離データを
交換レンズの演算回路に転送して得た駆動量デー
タをカメラ本体に転送するという過程を経て駆動
手段の駆動量データを算出したり、カメラ本体側
に各種交換レンズに対応した上記演算回路を多数
設け、装着された交換レンズに対応する1つの演
算回路を選択してこの演算回路により上記駆動量
データを算出したりしている。ところが、この装
置は、カメラ本体で検出したデータを駆動量デー
タに変換する一方法を示竣している点では本発明
と類似しているが、検出データが撮影レンズを介
さずに得た距離データという点で本発明と相違し
ており、上記方法を本発明に用いることは非常に
困難であるばかりでなく、交換レンズごとに演算
回路を設けたり、カメラ本体に多数の演算回路を
設けたりする必要があるので、交換レンズまたは
カメラ本体の負担が大きくなるという不都合があ
つた。 また、本発明と構成が異なるが、レンズ交換式
カメラの自動焦点調整装置において、駆動手段を
交換レンズ側に設け、駆動手段の駆動量と結像位
置の移動量との上記関係が常に同一となるように
各交換レンズを構成し、カメラ本体で得たズレ量
と上記駆動量が所定の関係に達すると駆動手段の
駆動を停止するようにした自動焦点調整装置が、
特開昭57−165821号で提案されている。ところ
が、この装置では、各交換レンズごとに駆動手段
を設け、且つ上記の移動量と駆動量との関係を常
に一致させる必要があり、交換レンズの負担が大
きくなるという不都合があつた。 目 的 本発明は、撮影レンズの焦点調整部材を駆動す
る駆動手段をカメラ本体側に設け、撮影レンズを
通過した合焦対象体からの光を受けて合焦対象体
の結像位置の予定焦点位置に対するズレ量を検出
し、このズレ量のデータに基づいて上記結像位置
を予定焦点位置まで移動させるのに要する駆動手
段の駆動量データを算出し、該算出データに応じ
た量だけ駆動手段を駆動して自動的に焦点調整を
行なうようにしたレンズ交換式カメラの自動焦点
調整装置において、カメラ本体および交換レンズ
の負担をともに小さくできる効率的な装置を提供
しようとするものである。 要 旨 本発明は、カメラ本体から撮影レンズに伝達さ
れる伝達駆動量とこれによる合焦対象体の結像位
置の移動量との関係、即ち結像位置の単位移動に
要する撮影レンズへの伝達駆動量を示す撮影レン
ズに固有の第1データを出力する第1のデータ出
力手段を交換レンズ側に設け、カメラ本体の駆動
手段の駆動量とカメラ本体から撮影レンズに伝達
される伝達駆動量との関係、即ち撮影レンズへの
単位駆動量の伝達に要する上記駆動手段の駆動量
を示すカメラ本体に固有の第2データを出力する
第2のデータ出力手段をカメラ本体側に設けるこ
とにより、駆動量データの算出に用いられる変換
係数を、カメラ本体および交換レンズに固有な情
報としてそれぞれ分離し、これら第1および第2
のデータ出力手段からの第1および第2のデータ
ならびにカメラ本体で検出された合焦対象体の結
像位置の予定焦点位置に対するズレ量のデータに
より、駆動手段の駆動量データを算出するように
したものである。 尚、後述するように、駆動手段の駆動状態をモ
ニタする例えばエンコーダからなるモニタ手段を
カメラ本体側に設け、このモニタ出力に基づいて
駆動手段を駆動制御する場合は、このモニタ手段
の構成に応じたデータが第2のデータに加味され
ることは言うまでもない。 実施例 本発明による焦点自動調整のためのカメラシス
テムの概略を第1図に基づいて説明する。第1図
において、一点鎖線の左側はズームレンズLZ、
右側はカメラ本体BDであり、両者はそれぞれク
ラツチ106,107を介して機械的に、接続端
子JL1〜JL5,JB1〜JB5を介して電気的に接
続される。このカメラシステムでは、ズームレン
ズLZのフオーカス用レンズFL、ズーム用レンズ
ZL、マスターレンズMLを通過した被写体光が、
カメラ本体BDの反射ミラー108の中央の半透
光部を透過し、サブミラー109によつて反射さ
れ焦点検出用受光部FLMに受光されるように、
その光学系が構成されている。 信号処理回路112は焦点検出用受光部FLM
からの信号に基づいて、合焦位置からのズレ量を
示すデフオーカス量|△L|とデフオーカス方向
(前ピン、後ピン)との信号を算出す。モーター
MOはこれら信号に基づいて駆動され、その回転
はスリツプ機構SLP、駆動機構LDR、カメラ本
体側クラツチ107を介してズームレンズLZに
伝達される。尚、スリツプ機構SLPはズームレン
ズLZの被動部に所定以上のトルクがかかつたと
きにすべつてモーターMOにその負荷がかからな
いようにするものである。 ズームレンズLZにおいて、フオーカス用レン
ズFLを駆動するための焦点調節部材102の内
周には雌ヘリコイドネジが形成されており、これ
にネジ嵌合するように、レンズマウント121と
一体となつた固定部101の外周に雄ヘリコイド
ネジが形成されている。焦点調節部材102の外
周には大歯車103が設けられており、この大歯
車103は小歯車104、伝達機構105を介し
て、レンズ側クラツチ107に連結されている。
これにより、モーターMOの回転が、カメラ本体
のスリツプ機構SLP、本体側のクラツチ107、
レンズ側のクラツチ106、レンズ内の伝達機構
105、小歯車104及び大歯車103を介し
て、焦点調節部材102に伝達され、ヘリコイド
ネジによつてフオーカス用レンズFLが光軸方向
に前後に移動して焦点調節が行なわれる。また、
レンズFLの駆動量をモニターするためのエンコ
ーダがカメラ本体BDの駆動機構LDRに連結され
ており、このエンコーダENCからレンズFLの駆
動量に対応した数のパルスが出力される。 ここで、モーターMOの回転数をNM(rot)、
エンコーダENCからのパルス数をN、エンコー
ダの分解能をρ(1/rot)、モーターMOの回転
軸からのエンコーダENCの取付軸までの機械伝
達系の減速比をμP、モーターMOの回転軸からカ
メラ本体側クラツチ107までの機械伝達系の減
速比をμB、レンズ側クラツチ106から大歯車
103までの機械伝達系の減速比をμL、焦点調
節部材102のヘリコイドリードをLH(mm/
rot)、フオーカス用レンズFLの移動量を△d
(mm)とすると、 N=ρ・μP・NM △d=NM・μB・μL・LH 即ち、 △d=μB・N・μL・LH/(ρ・μP)……(1) の関係式が得られる。 また、レンズを△d(mm)だけ移動させたとき
の結像面の移動量△L(mm)と上記△dの比を Kop=△d/△L ……(2) で表わすと、式(1)、(2)より N=(ρ・μP/μB)・Kop・△L/ (μL・LH) ……(3) の関係式が得られる。ここで、 KL=Kop/(μL・LH) ……(4) KB=ρ・μP/μB ……(5) とすると、 N=KB・KL・△L ……(6) の関係式が得られる。 尚、(6)式において、△Lは信号処理回路112
からデフオーカス量|△L|とデフオーカス方向
の信号として得られる。また、(4)式のKLは、ズ
ームレンズLZの変倍操作用ズームリングZRの回
動操作により設定された焦点距離に対応してレン
ズ回路LECから出力される。即ち、ズームリン
ズZRの回動位置に応じたデータをコード板FCD
が出力し、このデータがレンズ回路LECに送ら
れ、このコード板一FCDからのデータに対応し
たアドレスに記憶されているKLのデータが直列
でカメラ本体の読取回路LDCで読取られる。 コード板FCDは、ズームリングZRの回動設定
位置に対応したデータを出力するよう、コードパ
ターンが定められている。また、レンズ回路
LEC内に内臓されたROMのような固定記憶手段
には、ズームリングZRにより設定される焦点距
離に対応したKLのデータが、それぞれコード板
FCDからのデータに対応したアドレスに予め固
定記憶されている。 また、(5)式のKBはカメラ本体での前記減速比
μBに応じて固定的に定められるデータであり、
このデータKBは固定データ出力回路110から
出力される。 ここで、カメラ本体側の読取回路LDCからレ
ンズ側のレンズ回路LECへは、端子JB1,JL1
を介して電源が、端子JB2,JL2を介して同期
用クロツクパルスが、端子JB3,JL2を介して
読込開始信号がそれぞれ送られる。また、レンズ
回路LECから読取回路LDCへは、端子JL4,JB
4を介してデータKLが直列で出力される。尚、
端子JB5,JL5は共通のアース端子である。 レンズ回路LECは、端子JB3,JL3を介して
読込開始信号が入力すると、ズームリングの回動
設定による焦点距離に対応したKLのデータを、
カメラ本体から端子JB2,JL2を介して入力さ
れるクロツクパルスに同期して、直列に読取回路
LDCへ出力する。そして、読取回路LDCは端子
JB2へ出力するクロツクパルスと同じクロツク
パルスに基づいて、端子からの直列データを読み
取つて並列データに変換する。 掛算回路111は、読取回路LDCからのデー
タKLと固定データ出力回路110からのデータ
KBとに基づいてKL・KB=Kの演算を行なう。
掛算回路113は、信号処理回路112からのデ
フオーカス量のデータ|△L|と掛算回路111
からのデータKとに基づいてK・|△L|=Nの
演算を行ない、エンコーダENCで検出すべきパ
ルス数を算出する。モーター制御回路114は、
信号処理回路112からのデフオーカス方向の信
号に応じてモーターMOを時計方向或いは反時計
方向に回転させ、エンコーダENCから掛算回路
113での算出値Nに等しい数のパルスが入力し
た時点で、フオーカス用レンズFLが合焦位置ま
での移動量△dだけ移動したと判断して、モータ
ーMOの回転を停止させる。 以上の説明では、カメラ本体BD側にデータ
KBを固定記憶させ、このデータKBにレンズか
らのデータKLを掛けることによりK=KL・KB
の値を算出させていたが、K値の算出は上述の方
法に限定されるものではない。例えば、KB値が
互いに異なる複数種類のカメラ本体のいずれに対
してもズームレンズが装着可能な場合、ズームレ
ンズLZのレンズ回路LECから特定のKB値を有す
るカメラ本体に対応したK1=KL・KB1のデータ
を設定焦点距離に応じて出力するようにする。一
方、この特定機種のカメラ本体では固定データ出
力回路110と掛算回路111を不要として読取
回路LDCからのデータK1を直接掛算回路13
へ入力しておくようにし、上記特定のKB値とは
異なる値KB2(≠KB1)を有する他カメラ本体に
上記レンズが装着されるときは、固定データ出力
回路110からKB2/KB1のデータを出力させ
掛算回路111でK2=K1・KB2/KB1=KL・
KB2の演算を行なつてKL・KB2の値を得るよう
にしてもよい。 また、KB値が互いに異なる複数種類のカメラ
本体の全KB値データK1=KL・KB1・K2=
KL・KB2、……、Kn=KL・KBnを全でレンズ
に記憶しておき、これらのデータをすべてカメラ
本体側に送り、カメラ本体において自身のKB値
に応じたデータを選択させるようにしてもよい。
或いは、カメラ本体からの種類を示すデータをレ
ンズに送つてレンズ側でそのカメラの種類に対応
したデータをカメラに送るようにしてもよい。こ
のようにすれば、カメラ側の固定データ出力回路
110と掛算回路111とは必要なくなる。 特に、フオーカス用レンズFLが後述のように
ズーム用レンズZLよりも前方に配置されている
前群繰出型のズームレンズの場合には、Kopの値
は Kop=f12/f2 ……(7) f1:フオーカス用レンズの焦点距離 となり、1つのズームレンズについてのKL値ま
たはK値が非常に広範囲に変化する。この場合、
レンズに記憶するデータKL或いはKを、指数部
のデータと有効数字のデータ(例えば、8ビツト
のデータであれば、上位4ビツトを指数部、下位
4ビツトを有効数字数とする)に分け、カメラ本
体の読取回路LDCで読取つたデータのうち下位
4ビツトのデータを指数部のデータだけシフトさ
せて掛算回路111或いは 113へ入力するようにすればKLまたはKの
値が大幅に変化しても充分に対応できる。 尚、上記第1図についての説明では、本発明の
全体的な機能および作用を理解しやすくするため
に本発明の装置が回路ブロツクの組合せによつて
構成されるように示したが、実際には、それらの
回路ブロツクの機構のほとんどは、以下に述べる
ように、マイクロコンピユータ(以下、マイコン
と称する)より達成される。 第2図は、第1図に示した構成のうちカメラ本
体BD側の回路部の構成を主に示すブロツク図で
ある。図において、カメラ本体BDとレンズLEと
の間にはレンズLEの焦点距離を例えば1.4倍また
は2倍に伸ばすためのコンバータCVが挿入され
ている。カメラ本体BDとコンバータCVとはそ
れぞれ接続端子群CN1とCN2とで接続され、
コンバータCVとレンズLEとはそれぞれの接続端
子群CN3とCN4とで接続されており、コンバ
ータCVおよびレンズLEからの各種情報がカメラ
本体BD側に与えられるようになつている。電源
スイツチMASが閉成されることにより、パワー
オンリーセント回路POR1、マイコンMC1,
MC2、表示制御回路DSC、発振回路OSC、イン
バータIN1〜IN8、アンド回路AN1に電源ラ
イン(+E)を介して給電が開始される。この給
電開始により、パワーオンリセツト回路POR1
からリセツト信号PO1が出力されて、マイコン
MC1,MC2および表示制御回路DSCがリセツ
トされる。マイコンMC2はこのカメラシステム
の全体的な作動をシーケンス的に行なわせるマイ
クロコンピユータであり、マイコンMC1はこの
マイコンMC2からの制御信号に応答して焦点調
節作動をシーケンス的に行なわせるマイクロコン
ピユータである。尚、マイコンMC2の動作を第
3図のフロチヤートに、マイコンMC1の動作を
第8図ないし第10図のフローチヤートに示す。 測光スイツチMESはレリーズボタン(不図示)
の押下げ操作の第1段階で閉成され、このスイツ
チMESが閉成されると、インバータIN1を介し
てマイコンMC2の入力端子i0に“High”レベ
ルの信号が与えられる。これに応答してマイコン
MC2の端子O0が“High”となり、インバータ
IN2を介してトランジスタBT1が導通する。こ
のトランジスタBT1の導通により、パワーオン
リセツト回路POR3、測光回路LMC、デコーダ
DEC1、発光ダイオード駆動用トランジスタBT
3、フイルム感度設定装置SSE、絞り値設定装置
ASE、露出時間設定装置TSE、露出制御モード
制定装置MSE、露出制御装置EXC、ラツチ回路
LAに電源ラインVBを介して給電が開始される。
この給電開始により、パワーオンリセツト回路
POR3からリセツト信号PO3が出力されて露出
制御装置EXCがリセツトされる。また、マイコ
ンMC2の出力端子O0からの“High”レベル信
号は、バツフアBFによりコンバータCVおよびレ
ンズLEの電源電圧VLとして、接続端子群CN1,
CN2,CN3,CN4を介して、コンバータCV
内の回路CVC及びレンズLE内の回路LECに与え
られる。尚、接続端子群は、この給電用端子の他
に、マイコンMC2の出力端子O6から出力され
てコンバータ回路CVC、レンズ回路LECをリセ
ツト状態から解除するための信号伝達用端子と、
マイコンMC2のクロツク出力端子SCOからの同
期用クロツクパルスをコンバータ回路CVC、レ
ンズ回路LECに伝達するためのクロツクパルス
伝達用端子と、 マイコンMC2の直列データ入力端子SDIにコ
ンバータCV、レンズLEからのデータを入力させ
る信号入力用端子と、アース端子とを備えてい
る。なお、マイコンMC2の直列データ入力部の
回路構成を第4図に、コンバータCVの回路CVC
およびレンズLEの回路LECの回路構成を第5図
に示す。 測光回路LMCは、マイコンMC2のアナログ
入力用端子ANIにアナログ値の測光信号を、基
準電圧入力端子VRにD−A変換用の基準電圧信
号を与えている。マイコンMC2は、測光回路
LMCからの基準電圧信号に基づいて、端子ANI
に入力するアナログ測光信号をデイジタル信号に
変換する。表示制御回路DSCは、データバスDB
を介して入力する種々のデータに応じて、液晶表
示部DSPにより露出制御値を表示するとともに
発光ダイオードLD10〜LD1nにより警告表示
等を行なう。マイコンMC2の出力端子O8は測
光スイツチMESが閉成されてからカメラの露出
制御動作が開始するまでの間“High”となつて
おり、インバータIN8によりトランジスタBT3
はこの間のみ発光ダイオードLD10〜LD1nを
発光可能とする。 デコーダDEC1は、マイコンMC2の出力ポー
トOP1から与えられる信号に応じて、装置
MSE,TSE,ASE,SSE、回路DSC,LAのう
ちいずれかの装置または回路とマイコンMC2と
の間でデータバスDBを介してデータの受け渡し
を行なうかを示す信号を出力端子a0〜an+1
に与える。例えば、マイコンMC2が露出制御モ
ードのデータを読込む場合には、出力ポートOP
1からの特定データで出力端子aoが“High”に
なることにより、データバスDBに露出制御モー
ド設定装置MSEから設定露出制御モードを示す
データが出力され、このデータがマイコンMC2
の入出力ポートI/Oから読込まれる。同様に、
設定絞り値を読込む場合には端子a2が“High”
になる。表示制御回路DSCに表示用データを送
る場合には、送るデータに応じて端子a4〜an
の1つが“High”になる。また、後述するレン
ズの変換係数データKDを送る場合には入出力ポ
ートI/OからデータバスDBにこの変換係数デ
ータを出力した後に出力ポートOP1に特定デー
タを一定時間出力し、端子an+1からのパルス
によりラツチ回路LAに変換係数データをラツチ
させる。 露出制御装置EXCは、マイコンMC2の割込信
号入力端子itに“High”の割込み信号が与えら
れるとにより、以下の露出制御動作を開始するよ
うになつており、レリーズ回路、ミラー駆動回
路、絞り制御回路、露出時間制御回路を備えてい
る。この装置EXCは、マイコンMC2の出力端子
O4からパルスが出力されると、データバスDB
に出力されている絞り込み段数データを取込み、
レリーズ回路を作動させて露出制御動作を開始さ
せる。露出制御動作の開始から一定時間が経過す
ると、マイコンMC2から露出時間データがデー
タバスDBに、パルスが端子O5に出力される。
これによつて露出制御装置EXCは露出時間デー
タを取込み、ミラー駆動回路を作動させて反射ミ
ラーの上昇を開始させるとともに、絞り制御回路
を作動させて絞り込み段数データだけ絞りを絞り
込ませる。反射ミラーの上昇が完了すると、シヤ
ツター先幕の走行が開始される。同時に、カウン
トスイツチCOSが閉成することにより露出時間
制御回路が作動して露出時間データに対応した時
間のカウントが開始される。カウントが完了する
とシヤツター後幕の走行が開始され、絞りが開か
れ、ミラーが下降することにより露出制御動作が
完了する。 レリーズスイツチRLSはレリーズボタンの押
し下げ操作の第2段階で閉成され、このスイツチ
RLSが閉成されるとインバータIN3の出力、即
ちアンド回路AN1の一方の入力端が“High”
になる。スイツチEESは露出制御動作が完了する
と閉成され、露出制御機構(不図示)が動作可能
な状態にチヤージされると開放される。このスイ
ツチの開閉状態を示す信号はインバータIN4を
介してマイコンMC2の入力端子i2およびアン
ド回路AN1の他方の入力端に与えられる。尚、
アンド回路AN1の出力端はマイコンMC2の割
込信号入力端子itに接続されている。従つて露出
制御機構のチヤージが完了していない状態では、
アンド回路AN1のゲートは閉じられており、レ
リーズスイツチRLSが閉成されてもアンド回路
AN1の出力は“Low”のままである。即ち、マ
イコンMC2には割込信号は入力されず、露出制
御動作は開始されない。一方、露出制御機構のチ
ヤージが完了している状態では、アンド回路AN
1のゼートは開かれており、レリーズスイツチ
RLSが閉成されるとアンド回路AN1の出力が
“High”になつて割込信号がマイコンMC2の割
込端子itに入力し、マイコンMC2は直ちに露出
制御の動作に移行する。 マイコンMC2の出力端子O1,O2,O3は
それぞれマイコンMC1の入力端子i11,i1
2,i13に接続されている。ここで、出力端子
O1は、マイコンMC1で合焦検出動作を行なわ
せるときは“High”、行なわせないときは
“Low”になる。出力端子O2は、モーターMO
を時計方向に回転させるとフオーカス用レンズ
FLが繰り出されるように構成される交換レンズ
が装着されている場合は“High”、モーターMO
を反時計方向に回転させると繰り出される交換レ
ンズの場合は“Low”になる。出力端子O3は、
結像位置の合焦位置からのズレ量とデフオーカス
方向とに基づいてフオーカス用レンズを合焦位置
に向けて駆動する方式(以下、プレデイクタ一方
式と称する)のみに対応して焦点調節がなされる
交換レンズの場合は“Low”、合焦位置からのズ
レ方向の信号(前ピン、後ピン、合焦)でレンズ
を駆動する方式(以下、三点指示方式と称する)
とこのプレデイクター方式との併用で焦点調節が
なされる交換レンズの場合には“High”となる。
スイツチFASは、不図示の手動切換部材によつ
て開閉され、合焦状態の検出結果に応じてフオー
カス用レンズが合焦位置まで駆動されて自動的に
焦点調節が行なわれるモード(以下、AFモード
と称する)のときは閉成され、合焦状態の検出結
果に応じて合焦状態の表示だけが行なわれ、焦点
調節は手動で行なわれるモード(以下、FAモー
ドと称する)のときには開放される。このスイツ
チFASの開閉信号はインバータIN6を介してマ
イコンMC2の入力端子i1及びマイコンMC1
の入力端子i14に与えられる。 マイコンMC1の出力端子O16は、インバー
タIN5を介してトランジスタBT2のベースに接
続されている。従つて、端子O16が“High”
になると、トランジスタBT2が導通してパワー
オンリセツト回路PO2、焦点検出用受光部
FLM、受光部制御回路COT、モーター駆動回路
MDR、エンコーダENC、発光ダイオード駆動回
路FADに電源ラインVFを介して給電が開始され
る。この給電開始により、パワーオンリセツト回
路POR2からリセツト信号PO2が出力される。 発光ダイオード駆動回路FADは、例えば第6
図に示すような回路構成となつており、マイコン
MC1の出力ポートOP0、即ち出力端子O17,
O18,O19から出力されるデータに応じて発
光ダイオードLD0,LD1,LD2を駆動する。
この回路構成により、マイコンMC1の出力端子
O17,O18,O19のいずれか1つの端子が
“High”となると前ピン表示用発光ダイオード
LD0、合焦表示用発光ダイオードLD1、後ピン
表示用発光ダイオードLD2のいずれか1つが点
灯して前ピンまたは合焦または後ピンを表示す
る。また、出力端子O17,O19の2端子が
“High”となると、発振回路OSCからのクロツク
パルスCPに基づいて発光ダイオードLD0,LD
2が同時に点滅して合焦検出不能を表示する。表
1にその動作状態を示す。
る駆動手段をカメラ本体側に設け、撮影レンズを
通過した合焦対象体からの光を受けて合焦対象体
の結像位置の予定焦点位置に対するズレ量を検出
し、このズレ量のデータに基づいて上記結像位置
を予定焦点位置まで移動させるのに要する上記駆
動手段の駆動量データを算出し、該算出データに
応じた量だけ駆動手段を駆動して自動的に焦点調
整を行なうようにしたレンズ交換式カメラの自動
焦点調整装置に関する。 従来技術 上述の自動焦点調整装置においては、検出され
たズレ量から駆動手段の駆動量を算出(換言すれ
ば、ズレ量のデータを駆動量のデータに変換)す
る場合、ズレ量と駆動量とが略比較的な関係にあ
ることからズレ量データに適当な変換係数が掛け
ることにより駆動量データが得られる。この変換
係数の値は、交換レンズの焦点距離やレンズ構成
等の光学的条件、交換レンズ内の焦点調整機構や
カメラ本体からの駆動量伝達機構の構成等の撮影
レンズ側機械的条件およびカメラ本体の駆動手段
や撮影レンズへの駆動量伝達機構の構成等のカメ
ラ本体側機械的条件に応じて変化する。従つて、
上記ズレ量データだけに基づいて駆動手段の駆動
量データを算出して駆動手段を駆動すると、結像
位置が予定焦点位置以外の位置に駆動されて適正
な焦点調整がなされないことがある。超音波を合
焦対象体に投射してその反射時間を検出すること
によりカメラから合焦対象体までの距離を撮影レ
ンズを介さずに検出し、この距離データに基づい
て撮影レンズの焦点調整部材を無限遠撮影距離に
対応する位置から上記検出距離に対応する位置ま
で駆動するのに要する駆動量データを算出するよ
うにした装置が、特開昭55−11275号で提案され
ている。この装置では、カメラ本体で得た距離デ
ータを上記駆動量データに変換するための演算回
路を各交換レンズごとに設け、上記距離データを
交換レンズの演算回路に転送して得た駆動量デー
タをカメラ本体に転送するという過程を経て駆動
手段の駆動量データを算出したり、カメラ本体側
に各種交換レンズに対応した上記演算回路を多数
設け、装着された交換レンズに対応する1つの演
算回路を選択してこの演算回路により上記駆動量
データを算出したりしている。ところが、この装
置は、カメラ本体で検出したデータを駆動量デー
タに変換する一方法を示竣している点では本発明
と類似しているが、検出データが撮影レンズを介
さずに得た距離データという点で本発明と相違し
ており、上記方法を本発明に用いることは非常に
困難であるばかりでなく、交換レンズごとに演算
回路を設けたり、カメラ本体に多数の演算回路を
設けたりする必要があるので、交換レンズまたは
カメラ本体の負担が大きくなるという不都合があ
つた。 また、本発明と構成が異なるが、レンズ交換式
カメラの自動焦点調整装置において、駆動手段を
交換レンズ側に設け、駆動手段の駆動量と結像位
置の移動量との上記関係が常に同一となるように
各交換レンズを構成し、カメラ本体で得たズレ量
と上記駆動量が所定の関係に達すると駆動手段の
駆動を停止するようにした自動焦点調整装置が、
特開昭57−165821号で提案されている。ところ
が、この装置では、各交換レンズごとに駆動手段
を設け、且つ上記の移動量と駆動量との関係を常
に一致させる必要があり、交換レンズの負担が大
きくなるという不都合があつた。 目 的 本発明は、撮影レンズの焦点調整部材を駆動す
る駆動手段をカメラ本体側に設け、撮影レンズを
通過した合焦対象体からの光を受けて合焦対象体
の結像位置の予定焦点位置に対するズレ量を検出
し、このズレ量のデータに基づいて上記結像位置
を予定焦点位置まで移動させるのに要する駆動手
段の駆動量データを算出し、該算出データに応じ
た量だけ駆動手段を駆動して自動的に焦点調整を
行なうようにしたレンズ交換式カメラの自動焦点
調整装置において、カメラ本体および交換レンズ
の負担をともに小さくできる効率的な装置を提供
しようとするものである。 要 旨 本発明は、カメラ本体から撮影レンズに伝達さ
れる伝達駆動量とこれによる合焦対象体の結像位
置の移動量との関係、即ち結像位置の単位移動に
要する撮影レンズへの伝達駆動量を示す撮影レン
ズに固有の第1データを出力する第1のデータ出
力手段を交換レンズ側に設け、カメラ本体の駆動
手段の駆動量とカメラ本体から撮影レンズに伝達
される伝達駆動量との関係、即ち撮影レンズへの
単位駆動量の伝達に要する上記駆動手段の駆動量
を示すカメラ本体に固有の第2データを出力する
第2のデータ出力手段をカメラ本体側に設けるこ
とにより、駆動量データの算出に用いられる変換
係数を、カメラ本体および交換レンズに固有な情
報としてそれぞれ分離し、これら第1および第2
のデータ出力手段からの第1および第2のデータ
ならびにカメラ本体で検出された合焦対象体の結
像位置の予定焦点位置に対するズレ量のデータに
より、駆動手段の駆動量データを算出するように
したものである。 尚、後述するように、駆動手段の駆動状態をモ
ニタする例えばエンコーダからなるモニタ手段を
カメラ本体側に設け、このモニタ出力に基づいて
駆動手段を駆動制御する場合は、このモニタ手段
の構成に応じたデータが第2のデータに加味され
ることは言うまでもない。 実施例 本発明による焦点自動調整のためのカメラシス
テムの概略を第1図に基づいて説明する。第1図
において、一点鎖線の左側はズームレンズLZ、
右側はカメラ本体BDであり、両者はそれぞれク
ラツチ106,107を介して機械的に、接続端
子JL1〜JL5,JB1〜JB5を介して電気的に接
続される。このカメラシステムでは、ズームレン
ズLZのフオーカス用レンズFL、ズーム用レンズ
ZL、マスターレンズMLを通過した被写体光が、
カメラ本体BDの反射ミラー108の中央の半透
光部を透過し、サブミラー109によつて反射さ
れ焦点検出用受光部FLMに受光されるように、
その光学系が構成されている。 信号処理回路112は焦点検出用受光部FLM
からの信号に基づいて、合焦位置からのズレ量を
示すデフオーカス量|△L|とデフオーカス方向
(前ピン、後ピン)との信号を算出す。モーター
MOはこれら信号に基づいて駆動され、その回転
はスリツプ機構SLP、駆動機構LDR、カメラ本
体側クラツチ107を介してズームレンズLZに
伝達される。尚、スリツプ機構SLPはズームレン
ズLZの被動部に所定以上のトルクがかかつたと
きにすべつてモーターMOにその負荷がかからな
いようにするものである。 ズームレンズLZにおいて、フオーカス用レン
ズFLを駆動するための焦点調節部材102の内
周には雌ヘリコイドネジが形成されており、これ
にネジ嵌合するように、レンズマウント121と
一体となつた固定部101の外周に雄ヘリコイド
ネジが形成されている。焦点調節部材102の外
周には大歯車103が設けられており、この大歯
車103は小歯車104、伝達機構105を介し
て、レンズ側クラツチ107に連結されている。
これにより、モーターMOの回転が、カメラ本体
のスリツプ機構SLP、本体側のクラツチ107、
レンズ側のクラツチ106、レンズ内の伝達機構
105、小歯車104及び大歯車103を介し
て、焦点調節部材102に伝達され、ヘリコイド
ネジによつてフオーカス用レンズFLが光軸方向
に前後に移動して焦点調節が行なわれる。また、
レンズFLの駆動量をモニターするためのエンコ
ーダがカメラ本体BDの駆動機構LDRに連結され
ており、このエンコーダENCからレンズFLの駆
動量に対応した数のパルスが出力される。 ここで、モーターMOの回転数をNM(rot)、
エンコーダENCからのパルス数をN、エンコー
ダの分解能をρ(1/rot)、モーターMOの回転
軸からのエンコーダENCの取付軸までの機械伝
達系の減速比をμP、モーターMOの回転軸からカ
メラ本体側クラツチ107までの機械伝達系の減
速比をμB、レンズ側クラツチ106から大歯車
103までの機械伝達系の減速比をμL、焦点調
節部材102のヘリコイドリードをLH(mm/
rot)、フオーカス用レンズFLの移動量を△d
(mm)とすると、 N=ρ・μP・NM △d=NM・μB・μL・LH 即ち、 △d=μB・N・μL・LH/(ρ・μP)……(1) の関係式が得られる。 また、レンズを△d(mm)だけ移動させたとき
の結像面の移動量△L(mm)と上記△dの比を Kop=△d/△L ……(2) で表わすと、式(1)、(2)より N=(ρ・μP/μB)・Kop・△L/ (μL・LH) ……(3) の関係式が得られる。ここで、 KL=Kop/(μL・LH) ……(4) KB=ρ・μP/μB ……(5) とすると、 N=KB・KL・△L ……(6) の関係式が得られる。 尚、(6)式において、△Lは信号処理回路112
からデフオーカス量|△L|とデフオーカス方向
の信号として得られる。また、(4)式のKLは、ズ
ームレンズLZの変倍操作用ズームリングZRの回
動操作により設定された焦点距離に対応してレン
ズ回路LECから出力される。即ち、ズームリン
ズZRの回動位置に応じたデータをコード板FCD
が出力し、このデータがレンズ回路LECに送ら
れ、このコード板一FCDからのデータに対応し
たアドレスに記憶されているKLのデータが直列
でカメラ本体の読取回路LDCで読取られる。 コード板FCDは、ズームリングZRの回動設定
位置に対応したデータを出力するよう、コードパ
ターンが定められている。また、レンズ回路
LEC内に内臓されたROMのような固定記憶手段
には、ズームリングZRにより設定される焦点距
離に対応したKLのデータが、それぞれコード板
FCDからのデータに対応したアドレスに予め固
定記憶されている。 また、(5)式のKBはカメラ本体での前記減速比
μBに応じて固定的に定められるデータであり、
このデータKBは固定データ出力回路110から
出力される。 ここで、カメラ本体側の読取回路LDCからレ
ンズ側のレンズ回路LECへは、端子JB1,JL1
を介して電源が、端子JB2,JL2を介して同期
用クロツクパルスが、端子JB3,JL2を介して
読込開始信号がそれぞれ送られる。また、レンズ
回路LECから読取回路LDCへは、端子JL4,JB
4を介してデータKLが直列で出力される。尚、
端子JB5,JL5は共通のアース端子である。 レンズ回路LECは、端子JB3,JL3を介して
読込開始信号が入力すると、ズームリングの回動
設定による焦点距離に対応したKLのデータを、
カメラ本体から端子JB2,JL2を介して入力さ
れるクロツクパルスに同期して、直列に読取回路
LDCへ出力する。そして、読取回路LDCは端子
JB2へ出力するクロツクパルスと同じクロツク
パルスに基づいて、端子からの直列データを読み
取つて並列データに変換する。 掛算回路111は、読取回路LDCからのデー
タKLと固定データ出力回路110からのデータ
KBとに基づいてKL・KB=Kの演算を行なう。
掛算回路113は、信号処理回路112からのデ
フオーカス量のデータ|△L|と掛算回路111
からのデータKとに基づいてK・|△L|=Nの
演算を行ない、エンコーダENCで検出すべきパ
ルス数を算出する。モーター制御回路114は、
信号処理回路112からのデフオーカス方向の信
号に応じてモーターMOを時計方向或いは反時計
方向に回転させ、エンコーダENCから掛算回路
113での算出値Nに等しい数のパルスが入力し
た時点で、フオーカス用レンズFLが合焦位置ま
での移動量△dだけ移動したと判断して、モータ
ーMOの回転を停止させる。 以上の説明では、カメラ本体BD側にデータ
KBを固定記憶させ、このデータKBにレンズか
らのデータKLを掛けることによりK=KL・KB
の値を算出させていたが、K値の算出は上述の方
法に限定されるものではない。例えば、KB値が
互いに異なる複数種類のカメラ本体のいずれに対
してもズームレンズが装着可能な場合、ズームレ
ンズLZのレンズ回路LECから特定のKB値を有す
るカメラ本体に対応したK1=KL・KB1のデータ
を設定焦点距離に応じて出力するようにする。一
方、この特定機種のカメラ本体では固定データ出
力回路110と掛算回路111を不要として読取
回路LDCからのデータK1を直接掛算回路13
へ入力しておくようにし、上記特定のKB値とは
異なる値KB2(≠KB1)を有する他カメラ本体に
上記レンズが装着されるときは、固定データ出力
回路110からKB2/KB1のデータを出力させ
掛算回路111でK2=K1・KB2/KB1=KL・
KB2の演算を行なつてKL・KB2の値を得るよう
にしてもよい。 また、KB値が互いに異なる複数種類のカメラ
本体の全KB値データK1=KL・KB1・K2=
KL・KB2、……、Kn=KL・KBnを全でレンズ
に記憶しておき、これらのデータをすべてカメラ
本体側に送り、カメラ本体において自身のKB値
に応じたデータを選択させるようにしてもよい。
或いは、カメラ本体からの種類を示すデータをレ
ンズに送つてレンズ側でそのカメラの種類に対応
したデータをカメラに送るようにしてもよい。こ
のようにすれば、カメラ側の固定データ出力回路
110と掛算回路111とは必要なくなる。 特に、フオーカス用レンズFLが後述のように
ズーム用レンズZLよりも前方に配置されている
前群繰出型のズームレンズの場合には、Kopの値
は Kop=f12/f2 ……(7) f1:フオーカス用レンズの焦点距離 となり、1つのズームレンズについてのKL値ま
たはK値が非常に広範囲に変化する。この場合、
レンズに記憶するデータKL或いはKを、指数部
のデータと有効数字のデータ(例えば、8ビツト
のデータであれば、上位4ビツトを指数部、下位
4ビツトを有効数字数とする)に分け、カメラ本
体の読取回路LDCで読取つたデータのうち下位
4ビツトのデータを指数部のデータだけシフトさ
せて掛算回路111或いは 113へ入力するようにすればKLまたはKの
値が大幅に変化しても充分に対応できる。 尚、上記第1図についての説明では、本発明の
全体的な機能および作用を理解しやすくするため
に本発明の装置が回路ブロツクの組合せによつて
構成されるように示したが、実際には、それらの
回路ブロツクの機構のほとんどは、以下に述べる
ように、マイクロコンピユータ(以下、マイコン
と称する)より達成される。 第2図は、第1図に示した構成のうちカメラ本
体BD側の回路部の構成を主に示すブロツク図で
ある。図において、カメラ本体BDとレンズLEと
の間にはレンズLEの焦点距離を例えば1.4倍また
は2倍に伸ばすためのコンバータCVが挿入され
ている。カメラ本体BDとコンバータCVとはそ
れぞれ接続端子群CN1とCN2とで接続され、
コンバータCVとレンズLEとはそれぞれの接続端
子群CN3とCN4とで接続されており、コンバ
ータCVおよびレンズLEからの各種情報がカメラ
本体BD側に与えられるようになつている。電源
スイツチMASが閉成されることにより、パワー
オンリーセント回路POR1、マイコンMC1,
MC2、表示制御回路DSC、発振回路OSC、イン
バータIN1〜IN8、アンド回路AN1に電源ラ
イン(+E)を介して給電が開始される。この給
電開始により、パワーオンリセツト回路POR1
からリセツト信号PO1が出力されて、マイコン
MC1,MC2および表示制御回路DSCがリセツ
トされる。マイコンMC2はこのカメラシステム
の全体的な作動をシーケンス的に行なわせるマイ
クロコンピユータであり、マイコンMC1はこの
マイコンMC2からの制御信号に応答して焦点調
節作動をシーケンス的に行なわせるマイクロコン
ピユータである。尚、マイコンMC2の動作を第
3図のフロチヤートに、マイコンMC1の動作を
第8図ないし第10図のフローチヤートに示す。 測光スイツチMESはレリーズボタン(不図示)
の押下げ操作の第1段階で閉成され、このスイツ
チMESが閉成されると、インバータIN1を介し
てマイコンMC2の入力端子i0に“High”レベ
ルの信号が与えられる。これに応答してマイコン
MC2の端子O0が“High”となり、インバータ
IN2を介してトランジスタBT1が導通する。こ
のトランジスタBT1の導通により、パワーオン
リセツト回路POR3、測光回路LMC、デコーダ
DEC1、発光ダイオード駆動用トランジスタBT
3、フイルム感度設定装置SSE、絞り値設定装置
ASE、露出時間設定装置TSE、露出制御モード
制定装置MSE、露出制御装置EXC、ラツチ回路
LAに電源ラインVBを介して給電が開始される。
この給電開始により、パワーオンリセツト回路
POR3からリセツト信号PO3が出力されて露出
制御装置EXCがリセツトされる。また、マイコ
ンMC2の出力端子O0からの“High”レベル信
号は、バツフアBFによりコンバータCVおよびレ
ンズLEの電源電圧VLとして、接続端子群CN1,
CN2,CN3,CN4を介して、コンバータCV
内の回路CVC及びレンズLE内の回路LECに与え
られる。尚、接続端子群は、この給電用端子の他
に、マイコンMC2の出力端子O6から出力され
てコンバータ回路CVC、レンズ回路LECをリセ
ツト状態から解除するための信号伝達用端子と、
マイコンMC2のクロツク出力端子SCOからの同
期用クロツクパルスをコンバータ回路CVC、レ
ンズ回路LECに伝達するためのクロツクパルス
伝達用端子と、 マイコンMC2の直列データ入力端子SDIにコ
ンバータCV、レンズLEからのデータを入力させ
る信号入力用端子と、アース端子とを備えてい
る。なお、マイコンMC2の直列データ入力部の
回路構成を第4図に、コンバータCVの回路CVC
およびレンズLEの回路LECの回路構成を第5図
に示す。 測光回路LMCは、マイコンMC2のアナログ
入力用端子ANIにアナログ値の測光信号を、基
準電圧入力端子VRにD−A変換用の基準電圧信
号を与えている。マイコンMC2は、測光回路
LMCからの基準電圧信号に基づいて、端子ANI
に入力するアナログ測光信号をデイジタル信号に
変換する。表示制御回路DSCは、データバスDB
を介して入力する種々のデータに応じて、液晶表
示部DSPにより露出制御値を表示するとともに
発光ダイオードLD10〜LD1nにより警告表示
等を行なう。マイコンMC2の出力端子O8は測
光スイツチMESが閉成されてからカメラの露出
制御動作が開始するまでの間“High”となつて
おり、インバータIN8によりトランジスタBT3
はこの間のみ発光ダイオードLD10〜LD1nを
発光可能とする。 デコーダDEC1は、マイコンMC2の出力ポー
トOP1から与えられる信号に応じて、装置
MSE,TSE,ASE,SSE、回路DSC,LAのう
ちいずれかの装置または回路とマイコンMC2と
の間でデータバスDBを介してデータの受け渡し
を行なうかを示す信号を出力端子a0〜an+1
に与える。例えば、マイコンMC2が露出制御モ
ードのデータを読込む場合には、出力ポートOP
1からの特定データで出力端子aoが“High”に
なることにより、データバスDBに露出制御モー
ド設定装置MSEから設定露出制御モードを示す
データが出力され、このデータがマイコンMC2
の入出力ポートI/Oから読込まれる。同様に、
設定絞り値を読込む場合には端子a2が“High”
になる。表示制御回路DSCに表示用データを送
る場合には、送るデータに応じて端子a4〜an
の1つが“High”になる。また、後述するレン
ズの変換係数データKDを送る場合には入出力ポ
ートI/OからデータバスDBにこの変換係数デ
ータを出力した後に出力ポートOP1に特定デー
タを一定時間出力し、端子an+1からのパルス
によりラツチ回路LAに変換係数データをラツチ
させる。 露出制御装置EXCは、マイコンMC2の割込信
号入力端子itに“High”の割込み信号が与えら
れるとにより、以下の露出制御動作を開始するよ
うになつており、レリーズ回路、ミラー駆動回
路、絞り制御回路、露出時間制御回路を備えてい
る。この装置EXCは、マイコンMC2の出力端子
O4からパルスが出力されると、データバスDB
に出力されている絞り込み段数データを取込み、
レリーズ回路を作動させて露出制御動作を開始さ
せる。露出制御動作の開始から一定時間が経過す
ると、マイコンMC2から露出時間データがデー
タバスDBに、パルスが端子O5に出力される。
これによつて露出制御装置EXCは露出時間デー
タを取込み、ミラー駆動回路を作動させて反射ミ
ラーの上昇を開始させるとともに、絞り制御回路
を作動させて絞り込み段数データだけ絞りを絞り
込ませる。反射ミラーの上昇が完了すると、シヤ
ツター先幕の走行が開始される。同時に、カウン
トスイツチCOSが閉成することにより露出時間
制御回路が作動して露出時間データに対応した時
間のカウントが開始される。カウントが完了する
とシヤツター後幕の走行が開始され、絞りが開か
れ、ミラーが下降することにより露出制御動作が
完了する。 レリーズスイツチRLSはレリーズボタンの押
し下げ操作の第2段階で閉成され、このスイツチ
RLSが閉成されるとインバータIN3の出力、即
ちアンド回路AN1の一方の入力端が“High”
になる。スイツチEESは露出制御動作が完了する
と閉成され、露出制御機構(不図示)が動作可能
な状態にチヤージされると開放される。このスイ
ツチの開閉状態を示す信号はインバータIN4を
介してマイコンMC2の入力端子i2およびアン
ド回路AN1の他方の入力端に与えられる。尚、
アンド回路AN1の出力端はマイコンMC2の割
込信号入力端子itに接続されている。従つて露出
制御機構のチヤージが完了していない状態では、
アンド回路AN1のゲートは閉じられており、レ
リーズスイツチRLSが閉成されてもアンド回路
AN1の出力は“Low”のままである。即ち、マ
イコンMC2には割込信号は入力されず、露出制
御動作は開始されない。一方、露出制御機構のチ
ヤージが完了している状態では、アンド回路AN
1のゼートは開かれており、レリーズスイツチ
RLSが閉成されるとアンド回路AN1の出力が
“High”になつて割込信号がマイコンMC2の割
込端子itに入力し、マイコンMC2は直ちに露出
制御の動作に移行する。 マイコンMC2の出力端子O1,O2,O3は
それぞれマイコンMC1の入力端子i11,i1
2,i13に接続されている。ここで、出力端子
O1は、マイコンMC1で合焦検出動作を行なわ
せるときは“High”、行なわせないときは
“Low”になる。出力端子O2は、モーターMO
を時計方向に回転させるとフオーカス用レンズ
FLが繰り出されるように構成される交換レンズ
が装着されている場合は“High”、モーターMO
を反時計方向に回転させると繰り出される交換レ
ンズの場合は“Low”になる。出力端子O3は、
結像位置の合焦位置からのズレ量とデフオーカス
方向とに基づいてフオーカス用レンズを合焦位置
に向けて駆動する方式(以下、プレデイクタ一方
式と称する)のみに対応して焦点調節がなされる
交換レンズの場合は“Low”、合焦位置からのズ
レ方向の信号(前ピン、後ピン、合焦)でレンズ
を駆動する方式(以下、三点指示方式と称する)
とこのプレデイクター方式との併用で焦点調節が
なされる交換レンズの場合には“High”となる。
スイツチFASは、不図示の手動切換部材によつ
て開閉され、合焦状態の検出結果に応じてフオー
カス用レンズが合焦位置まで駆動されて自動的に
焦点調節が行なわれるモード(以下、AFモード
と称する)のときは閉成され、合焦状態の検出結
果に応じて合焦状態の表示だけが行なわれ、焦点
調節は手動で行なわれるモード(以下、FAモー
ドと称する)のときには開放される。このスイツ
チFASの開閉信号はインバータIN6を介してマ
イコンMC2の入力端子i1及びマイコンMC1
の入力端子i14に与えられる。 マイコンMC1の出力端子O16は、インバー
タIN5を介してトランジスタBT2のベースに接
続されている。従つて、端子O16が“High”
になると、トランジスタBT2が導通してパワー
オンリセツト回路PO2、焦点検出用受光部
FLM、受光部制御回路COT、モーター駆動回路
MDR、エンコーダENC、発光ダイオード駆動回
路FADに電源ラインVFを介して給電が開始され
る。この給電開始により、パワーオンリセツト回
路POR2からリセツト信号PO2が出力される。 発光ダイオード駆動回路FADは、例えば第6
図に示すような回路構成となつており、マイコン
MC1の出力ポートOP0、即ち出力端子O17,
O18,O19から出力されるデータに応じて発
光ダイオードLD0,LD1,LD2を駆動する。
この回路構成により、マイコンMC1の出力端子
O17,O18,O19のいずれか1つの端子が
“High”となると前ピン表示用発光ダイオード
LD0、合焦表示用発光ダイオードLD1、後ピン
表示用発光ダイオードLD2のいずれか1つが点
灯して前ピンまたは合焦または後ピンを表示す
る。また、出力端子O17,O19の2端子が
“High”となると、発振回路OSCからのクロツク
パルスCPに基づいて発光ダイオードLD0,LD
2が同時に点滅して合焦検出不能を表示する。表
1にその動作状態を示す。
【表】
合焦検出用受光部FLMは合焦検出用の複数の
受光部を備えたCCD(Charge Coupled Device)
で形成されている。制御回路COTは、マイコン
MC1からの信号に基づいてCCD(FLM)の駆
動、CCD出力のA−D変換およびA−D変換出
力のマイコンMC1への伝達機能を備えている。 尚、マイコンMC1から制御回路COTに対し
て、出力端子O10からCCD,FLMの積分動作
を開始させるためのパルス信号が、出力端子O1
1からこの積分動作を強制的に停止させるための
パルス信号がそれぞれ出力される。また、マイコ
ンMC1に対して制御回路COTから、CCD,
FLMでの積分動作が完了したことを示す信号が
割込端子itに、CCD,FLMの各受光素子ごとに
その蓄積電化のA−D変換動作が完了したことを
示す信号が入力端子i10に、上記A−D変換さ
れたデータが入力ポートIP0にそれぞれ入力さ
れる。更に、CCD,FLMに対して制御回路COT
から、リセツト信号が端子φRに、転送指令信号
が端子φTに、転送用クロツクが端子φ1,φ2,
φ3に、参照電位が端子ANBにそれぞれ入力さ
れ、CCD,FLMから制御回路COTに対して、端
子ANBからモニター用受光部の受光量に応じた
電位が、端子AOTから各受光部での蓄積電化が
それぞれ出力される。この制御回路COTの具体
的な回路構成は後述の第14図で詳述する。 ここで、CCD,FLM、制御回路COT、マイコ
ンMC1の作動を簡述すると、制御回路COTは、
マイコンMC1の出略端子O10からの積分開始
信号に応答して、 CCD,FLMにリセツト信号を送つてCCD,
FLMをリセツトするとともに、参照電位の信号
をCCD,FLMに与える。CCD,FLM内の各受光
部ではその受光量に応じて蓄積電荷が増加してい
き、これにより端子ANBから出力される電位が
下降していく。制御回路COTは、端子ANBのレ
ベルが所定値に達すると、CCD,FLMへ転送指
令信号を出力してCCD,FLMの各受光部の蓄積
電荷をCCD,FLM内の転送ゲートに転送させる
とともに、マイコンMC1の割込端子itに積分完
了信号を与える。そして、制御回路COTは、
CCD,FLMの転送ゲートに転送された蓄積電荷
をφ1,φ2,φ3の転送用クロツクに基づいて
受取つてA−D変換し、1つの受光部による蓄積
電荷のA−D変換が完了する毎にマイコンMC1
の入力端子i10にA−D変換完了信号を与え
る。マイコンMC1は、この信号に応答してA−
D変換されたデータを入力ポートIP0から取込
む。そして、マイコンMC1はCCD,FLMの受
光素子の数だけA−D変換されたデータを取込む
と、CCD出力の取込みを終了する。 なお、マイコンMC1は積分開始から一定時間
が経過しても割込信号が入力しないときには、
CCDの積分動作を強制的に停止させるためのパ
ルスをマイコンMC1の端子O11から出力す
る。制御回路COTはこのパルスに応答して端子
φTから転送指令信号をCCDに与えるとともに、
マイコンMC1に割込信号を出力して、前述の
CCD出力のA−D変換、データ転送の動作を行
なう。 モータ駆動回路MDRは、マイコンMC1の出
力端子O12,O13,O14から与えられる信
号に基づいてモーターMOを駆動する。尚、マイ
コンMC1の出力端子O12が“High”のときモ
ーターMOは時計方向に、出力端子O13が
“High”のときモーターMOは反時計方向に駆動
され出力端子O12,O13がともに“Low”
のときモーターMOは駆動が停止される。さら
に、マイコンMC1の出力端子O14が“High”
のときモーターMOは高速駆動され、“Low”の
とき低速駆動される。このモーター制御回路
MDRの具体例は、本願出願人がすでに特願昭57
−136772号で提案したが、本発明の要旨とは無関
係であるので説明を省略する。 エンコーダENCは、モーターMOの回転トルク
をレンズに伝えるためのカメラ本体側の伝達機構
LMDの駆動量を、たとえばフオトカプラーによ
りモニターし、その駆動量に比例した数のパルス
を出力する。このパルスはマイコンMC1のクロ
ツク入力端子DCLへ入力されて自動的にカウン
トされ、そのカウント値ECDは後述のマイコン
MC1のフローでのカウンタ割込に用いられる。
また、このパルスは、モーター駆動回路MDRに
送られ、そのパルス数に応じてモーターMOの回
転速度が制御される。 第3図は、第2図のマイコンMC2の動作を示
すフローチヤートである。マイコンMC2の動作
は大まかに以下の3つのフローに大別される。
#1のステツプから始まるフローは、電源スイツ
チMASの開成により開始されるメインのフロー
であり、測光スイツチMESが閉成される(#2)
ことにより、焦点調節のための回転部以外の回路
部への給電開始(#4)、カメラ本体BDで設定
された露出制御情報の読込み(#5)、レンズ
LE、コンバータCVからのデータの読込み(#6
〜#12)、測光値の読込み(#13、14)、AFモー
ド、FAモードの自動設定(#16〜#27)、露出制
御値の演算(#28)および表示(#31、#32)等
の動作を繰返す。#45のステツプから始まるフロ
ーは、マイコンMC2に内蔵されたタイマーから
周期的に出力されるタイマー信号により、測光ス
イツチMESが開放されても所定時間(例えば15
秒)は上記メインフローの動作を行なわせるため
のタイマー割込みのフローである。また、#59の
ステツプから始まれフローは、レリーズスイツチ
RLSの閉成により、カメラの露出制御動作を開
始させるためのレリーズ割込みのフレーである。
以下、第3図ないし第6図に基づいてマイコン
MC2に関連する第2図のカメラシステムの動作
を詳述する。 まず、電源スイツチMASが閉成されると、パ
ワーオンリセツト回路POR1からリセツト信号
PO1が出力される。このリセツト信号PO1によ
り、マイコンMC2はメインのフローにおけるリ
セツト動作を#1のステツプで行なう。測光スイ
ツチMESが閉成されることにより、#2のステ
ツプで入力端子i0が“High”になつたことが
判明されると、タイマー割込を不可能にし
(#3)、端子O0を“High”にする(#4)。こ
れによりトランジスタBT1が導通して電源ライ
ンVBからの給電が開始される。同時に、バツフ
アBFを介して電源ラインVLからコンバータCV
および交換レンズLEへの給電が開始される。
#5のステツプでは、露出制御モード設定装置
MSE、露出時間設定装置TSE、絞り値定装置
ASE、フイルム感度設定装置SSEからのデータ
がデータバスDBを介して入出力ポートI/Oに
順次取込まれる。 #6ないし#12のステツプでは、まずレジスタ
Aにデータ“O”が制定され(#6)、端子O6
が“High”とされて、コンバータ回路CVC、レ
ンズ回路LECのリセツト状態が解除され、#7
−1、データの直列入力命令が出力される(#7
−2)。コンバータ回路CVC、レンズ回路LECか
ら1つのデータの入力が完了すると(#8)、取
込まれたそのデータがレジスタAの内容に対応す
るレジスタM,Aに設定される(#9)。次に、
レジスタAの内容に“1”が加えられ(#10)、
その内容がAc(一定値)になつたかどうかが判別
される。ここで、(A)≠Acならば#7−2のステ
ツプに戻つて、再び次のデータの取込みが行なわ
れる。(A)=Acになると、レンズLE及びコンバー
タCVからのデータの取込みが完了したことにな
るので、出力端子O6を“Low”にして
(#12)、コンバータ回路CVC、レンズ回路LEC
をリセツトする。 ここで、レンズLE及びコンバータCVからのデ
ータの取込みの具体例を、第4図及び第5図に基
づいて説明する。第4図に示された直列データ入
力部は、例えば8ビツトの直列データを入力させ
る場合に、出力端子SCOから8個のクロツクパ
ルスを出力し、このクロツクパルスの立下りで入
力している直列データを順次読込む。即ち直列デ
ータ入力命令SIINにより、フリツプフロツプFF
1がセツトされて3ビツトのバイナリーカウンタ
ーCO1のリセツト状態が解除される。同時に、
アンド回路AN7のゲートが開かれて、マイコン
MC2内で分周されたクロツクパルスDPが同期
用クロツク出力として出力端子SCOからコンバ
ータCV、レンズLEの回路CVC、LECに送られ
る。また、このクロスパルスは、カウンタCO1、
シフトレジスタSR1のクロツク入力端子に送ら
れる。シフトレジスタSR1はクロツクパルスDP
の立ち下がりで、マイコンMC2の入力端子SDI
に入力しているデータを順次取込んでいく。ここ
で、カウンタCO1のキヤリー端子CYは、8個目
のクロツクパルスDPが入力したときから次のク
ロスパルスDPが入力するまでの期間“High”に
なつている。一方、アンド回路AN5の一方の入
力端にこのキヤリー出力が、他方の入力端にイン
バータIN15を介してクロツクパルスDPが入力
しているので、アンド回路AN5は8個目のクロ
ツクパルスDPの立ち下がりで“High”となつ
て、フリツプフロツプFF1をリセツトし、カウ
ンターCO1もリセツト状態にする。従つて、ア
ンド回路AN5の出力も、カウンタCO1のキヤ
リー端子CYが“Low”になることで“Low”と
なり、次の動作に備える。このアンド回路AN5
からの“High”のパルスで直列入力フラズSIFL
がセツトされてデータ入力の完了が判別され、マ
イコンMC2はシフトレジスタSR1から内部デ
ータバスIDBに出力されているデータを所定のレ
ジスタM,Aに格納する。 第5図において、一点鎖線から左側がコンバー
タCVのコンバータ回路CVCであり、右側がレン
ズLEのレンズ回路LECである。マイコンMC2
の出力端子O6が“High”になるとカウンタCO
3,CO5,CO7,CO9のリセツト状態が解除
され、これらのカウンタはマイコンMC2の出力
端子SCOから与えられるクロツクパルスDPをカ
ウントすることが可能となる。3ビツトのバイナ
リーカウンタCO3,CO7はこのクロツクパルス
DPの立上がりをカウントし、8個目のクロツク
パルスの立上がりから次のクロツクパルスDPの
立上がりまでの間キヤリー端子CYを“High”に
する。4ビツトのバイナリーカウンタCO5,CO
9はこのキヤリー端子CYの立下がりをカウント
し、8個のクロツクパルスの最初のパルスの立上
がり毎にカウンタCO5,CO9のカウント値が1
づつ増加する。 コンバータ回路CVCのROM,RO1は、カウ
ンタCO3のカウント値に基づいて直接そのレジ
スタが指定される。レンズ回路LECのROM,
RO3はカウンタCO1のカウント値に基づいてデ
コーダDE9、データセレクタDS1を介して間接
的にそのレジスタが指定される。ROM,RO1,
RO3からそれぞれ出力されるレンズLE、コンバ
ータCVのデータは、デコーダDE5の出力に応じ
ていずれかの出力が、または直列加算回路AL1
により加算された両者の和の出力或いはすべて
“O”のデータが選択的に出力される。ここで、
焦点距離が固定されているレンズの場合のカウン
タCO9とデコーダDE9とROM,RO3との関係
を表2に、焦点距離が可能なズームレンズの場合
の上記関係を表3に示す。また、コンバータにお
けるカウンタCO5とデコーダDE5とROM,RO
1とカメラ本体への出力データとの関係を表4に
示す。尚、φは各ビツトのデータが“0”でこ
“1”でもよいことを示す。
受光部を備えたCCD(Charge Coupled Device)
で形成されている。制御回路COTは、マイコン
MC1からの信号に基づいてCCD(FLM)の駆
動、CCD出力のA−D変換およびA−D変換出
力のマイコンMC1への伝達機能を備えている。 尚、マイコンMC1から制御回路COTに対し
て、出力端子O10からCCD,FLMの積分動作
を開始させるためのパルス信号が、出力端子O1
1からこの積分動作を強制的に停止させるための
パルス信号がそれぞれ出力される。また、マイコ
ンMC1に対して制御回路COTから、CCD,
FLMでの積分動作が完了したことを示す信号が
割込端子itに、CCD,FLMの各受光素子ごとに
その蓄積電化のA−D変換動作が完了したことを
示す信号が入力端子i10に、上記A−D変換さ
れたデータが入力ポートIP0にそれぞれ入力さ
れる。更に、CCD,FLMに対して制御回路COT
から、リセツト信号が端子φRに、転送指令信号
が端子φTに、転送用クロツクが端子φ1,φ2,
φ3に、参照電位が端子ANBにそれぞれ入力さ
れ、CCD,FLMから制御回路COTに対して、端
子ANBからモニター用受光部の受光量に応じた
電位が、端子AOTから各受光部での蓄積電化が
それぞれ出力される。この制御回路COTの具体
的な回路構成は後述の第14図で詳述する。 ここで、CCD,FLM、制御回路COT、マイコ
ンMC1の作動を簡述すると、制御回路COTは、
マイコンMC1の出略端子O10からの積分開始
信号に応答して、 CCD,FLMにリセツト信号を送つてCCD,
FLMをリセツトするとともに、参照電位の信号
をCCD,FLMに与える。CCD,FLM内の各受光
部ではその受光量に応じて蓄積電荷が増加してい
き、これにより端子ANBから出力される電位が
下降していく。制御回路COTは、端子ANBのレ
ベルが所定値に達すると、CCD,FLMへ転送指
令信号を出力してCCD,FLMの各受光部の蓄積
電荷をCCD,FLM内の転送ゲートに転送させる
とともに、マイコンMC1の割込端子itに積分完
了信号を与える。そして、制御回路COTは、
CCD,FLMの転送ゲートに転送された蓄積電荷
をφ1,φ2,φ3の転送用クロツクに基づいて
受取つてA−D変換し、1つの受光部による蓄積
電荷のA−D変換が完了する毎にマイコンMC1
の入力端子i10にA−D変換完了信号を与え
る。マイコンMC1は、この信号に応答してA−
D変換されたデータを入力ポートIP0から取込
む。そして、マイコンMC1はCCD,FLMの受
光素子の数だけA−D変換されたデータを取込む
と、CCD出力の取込みを終了する。 なお、マイコンMC1は積分開始から一定時間
が経過しても割込信号が入力しないときには、
CCDの積分動作を強制的に停止させるためのパ
ルスをマイコンMC1の端子O11から出力す
る。制御回路COTはこのパルスに応答して端子
φTから転送指令信号をCCDに与えるとともに、
マイコンMC1に割込信号を出力して、前述の
CCD出力のA−D変換、データ転送の動作を行
なう。 モータ駆動回路MDRは、マイコンMC1の出
力端子O12,O13,O14から与えられる信
号に基づいてモーターMOを駆動する。尚、マイ
コンMC1の出力端子O12が“High”のときモ
ーターMOは時計方向に、出力端子O13が
“High”のときモーターMOは反時計方向に駆動
され出力端子O12,O13がともに“Low”
のときモーターMOは駆動が停止される。さら
に、マイコンMC1の出力端子O14が“High”
のときモーターMOは高速駆動され、“Low”の
とき低速駆動される。このモーター制御回路
MDRの具体例は、本願出願人がすでに特願昭57
−136772号で提案したが、本発明の要旨とは無関
係であるので説明を省略する。 エンコーダENCは、モーターMOの回転トルク
をレンズに伝えるためのカメラ本体側の伝達機構
LMDの駆動量を、たとえばフオトカプラーによ
りモニターし、その駆動量に比例した数のパルス
を出力する。このパルスはマイコンMC1のクロ
ツク入力端子DCLへ入力されて自動的にカウン
トされ、そのカウント値ECDは後述のマイコン
MC1のフローでのカウンタ割込に用いられる。
また、このパルスは、モーター駆動回路MDRに
送られ、そのパルス数に応じてモーターMOの回
転速度が制御される。 第3図は、第2図のマイコンMC2の動作を示
すフローチヤートである。マイコンMC2の動作
は大まかに以下の3つのフローに大別される。
#1のステツプから始まるフローは、電源スイツ
チMASの開成により開始されるメインのフロー
であり、測光スイツチMESが閉成される(#2)
ことにより、焦点調節のための回転部以外の回路
部への給電開始(#4)、カメラ本体BDで設定
された露出制御情報の読込み(#5)、レンズ
LE、コンバータCVからのデータの読込み(#6
〜#12)、測光値の読込み(#13、14)、AFモー
ド、FAモードの自動設定(#16〜#27)、露出制
御値の演算(#28)および表示(#31、#32)等
の動作を繰返す。#45のステツプから始まるフロ
ーは、マイコンMC2に内蔵されたタイマーから
周期的に出力されるタイマー信号により、測光ス
イツチMESが開放されても所定時間(例えば15
秒)は上記メインフローの動作を行なわせるため
のタイマー割込みのフローである。また、#59の
ステツプから始まれフローは、レリーズスイツチ
RLSの閉成により、カメラの露出制御動作を開
始させるためのレリーズ割込みのフレーである。
以下、第3図ないし第6図に基づいてマイコン
MC2に関連する第2図のカメラシステムの動作
を詳述する。 まず、電源スイツチMASが閉成されると、パ
ワーオンリセツト回路POR1からリセツト信号
PO1が出力される。このリセツト信号PO1によ
り、マイコンMC2はメインのフローにおけるリ
セツト動作を#1のステツプで行なう。測光スイ
ツチMESが閉成されることにより、#2のステ
ツプで入力端子i0が“High”になつたことが
判明されると、タイマー割込を不可能にし
(#3)、端子O0を“High”にする(#4)。こ
れによりトランジスタBT1が導通して電源ライ
ンVBからの給電が開始される。同時に、バツフ
アBFを介して電源ラインVLからコンバータCV
および交換レンズLEへの給電が開始される。
#5のステツプでは、露出制御モード設定装置
MSE、露出時間設定装置TSE、絞り値定装置
ASE、フイルム感度設定装置SSEからのデータ
がデータバスDBを介して入出力ポートI/Oに
順次取込まれる。 #6ないし#12のステツプでは、まずレジスタ
Aにデータ“O”が制定され(#6)、端子O6
が“High”とされて、コンバータ回路CVC、レ
ンズ回路LECのリセツト状態が解除され、#7
−1、データの直列入力命令が出力される(#7
−2)。コンバータ回路CVC、レンズ回路LECか
ら1つのデータの入力が完了すると(#8)、取
込まれたそのデータがレジスタAの内容に対応す
るレジスタM,Aに設定される(#9)。次に、
レジスタAの内容に“1”が加えられ(#10)、
その内容がAc(一定値)になつたかどうかが判別
される。ここで、(A)≠Acならば#7−2のステ
ツプに戻つて、再び次のデータの取込みが行なわ
れる。(A)=Acになると、レンズLE及びコンバー
タCVからのデータの取込みが完了したことにな
るので、出力端子O6を“Low”にして
(#12)、コンバータ回路CVC、レンズ回路LEC
をリセツトする。 ここで、レンズLE及びコンバータCVからのデ
ータの取込みの具体例を、第4図及び第5図に基
づいて説明する。第4図に示された直列データ入
力部は、例えば8ビツトの直列データを入力させ
る場合に、出力端子SCOから8個のクロツクパ
ルスを出力し、このクロツクパルスの立下りで入
力している直列データを順次読込む。即ち直列デ
ータ入力命令SIINにより、フリツプフロツプFF
1がセツトされて3ビツトのバイナリーカウンタ
ーCO1のリセツト状態が解除される。同時に、
アンド回路AN7のゲートが開かれて、マイコン
MC2内で分周されたクロツクパルスDPが同期
用クロツク出力として出力端子SCOからコンバ
ータCV、レンズLEの回路CVC、LECに送られ
る。また、このクロスパルスは、カウンタCO1、
シフトレジスタSR1のクロツク入力端子に送ら
れる。シフトレジスタSR1はクロツクパルスDP
の立ち下がりで、マイコンMC2の入力端子SDI
に入力しているデータを順次取込んでいく。ここ
で、カウンタCO1のキヤリー端子CYは、8個目
のクロツクパルスDPが入力したときから次のク
ロスパルスDPが入力するまでの期間“High”に
なつている。一方、アンド回路AN5の一方の入
力端にこのキヤリー出力が、他方の入力端にイン
バータIN15を介してクロツクパルスDPが入力
しているので、アンド回路AN5は8個目のクロ
ツクパルスDPの立ち下がりで“High”となつ
て、フリツプフロツプFF1をリセツトし、カウ
ンターCO1もリセツト状態にする。従つて、ア
ンド回路AN5の出力も、カウンタCO1のキヤ
リー端子CYが“Low”になることで“Low”と
なり、次の動作に備える。このアンド回路AN5
からの“High”のパルスで直列入力フラズSIFL
がセツトされてデータ入力の完了が判別され、マ
イコンMC2はシフトレジスタSR1から内部デ
ータバスIDBに出力されているデータを所定のレ
ジスタM,Aに格納する。 第5図において、一点鎖線から左側がコンバー
タCVのコンバータ回路CVCであり、右側がレン
ズLEのレンズ回路LECである。マイコンMC2
の出力端子O6が“High”になるとカウンタCO
3,CO5,CO7,CO9のリセツト状態が解除
され、これらのカウンタはマイコンMC2の出力
端子SCOから与えられるクロツクパルスDPをカ
ウントすることが可能となる。3ビツトのバイナ
リーカウンタCO3,CO7はこのクロツクパルス
DPの立上がりをカウントし、8個目のクロツク
パルスの立上がりから次のクロツクパルスDPの
立上がりまでの間キヤリー端子CYを“High”に
する。4ビツトのバイナリーカウンタCO5,CO
9はこのキヤリー端子CYの立下がりをカウント
し、8個のクロツクパルスの最初のパルスの立上
がり毎にカウンタCO5,CO9のカウント値が1
づつ増加する。 コンバータ回路CVCのROM,RO1は、カウ
ンタCO3のカウント値に基づいて直接そのレジ
スタが指定される。レンズ回路LECのROM,
RO3はカウンタCO1のカウント値に基づいてデ
コーダDE9、データセレクタDS1を介して間接
的にそのレジスタが指定される。ROM,RO1,
RO3からそれぞれ出力されるレンズLE、コンバ
ータCVのデータは、デコーダDE5の出力に応じ
ていずれかの出力が、または直列加算回路AL1
により加算された両者の和の出力或いはすべて
“O”のデータが選択的に出力される。ここで、
焦点距離が固定されているレンズの場合のカウン
タCO9とデコーダDE9とROM,RO3との関係
を表2に、焦点距離が可能なズームレンズの場合
の上記関係を表3に示す。また、コンバータにお
けるカウンタCO5とデコーダDE5とROM,RO
1とカメラ本体への出力データとの関係を表4に
示す。尚、φは各ビツトのデータが“0”でこ
“1”でもよいことを示す。
【表】
【表】
【表】
【表】
【表】
カウンタCO3,CO7の出力b0,b1,b2
はデコーダDE3,DE7に入力され、デコーダ
DE3,DE7はこの入力データに応じて表5に示
す信号を出力する。
はデコーダDE3,DE7に入力され、デコーダ
DE3,DE7はこの入力データに応じて表5に示
す信号を出力する。
【表】
従つて、クロツクパルスが立上がることに、
ROM,R3のデータは最下値ビツト(r0)から
順次1ビツトずつアンド回路AN20〜AN27、
オア回路OR5を介して出力され、同じタイミン
グでROM,RO1のデータもクロツクパルスの
立上がり毎に最下位ビツト(e0)から順次1ビツ
トづつアンド回路AN10〜AN17、オア回路
OR1を介して出力される。また、ズームレンズ
の場合には、ズームリングZRの操作により設定
された焦点距離に応じた5ビツトのデータを出力
するコード板FCDがレンズ回路LEC内に設けら
れている。設定焦点距離に応じて変化するコード
板FCDの出力によつて、データセレクタDS1の
入力端子α2の下位5ビツトの値が一義的に決ま
る。従つて、データセレクタDS1は、デコーダ
DE9の出力h4が“Low”のときは入力端子α
1からの“0000 h3 h2 h1 h0”のデータを、ま
た、“High”のとき入力端子α2からの“h2h1h0
*****”(*はコード板のデータ)のデータ
を出力することにより、ROM,RO3のアドレ
スを指定する。 カウンタCO9の出力が“0000”の場合、
ROM,RO3のアドレス“OOH”(Hは16進数を
示す)のアドレスにはレンズ装着を示すチエツク
データが記憶されていて、このデータはあらゆる
種類の交換レンズに共通のデータ(例えば
01010101)となつている。このとき、カメラ本体
BDとレンズLEとの間にコンバータCVが装着さ
れていれば、デコーダDE5の出力端子g2の
“High”により、レンズLEから送られてくるデ
ータ“01010101”はアンド回路AN32、オア回
路OR3を介して、また、レンズLEがカメラ本体
BDに直接装着されている場合はそのままカメラ
本体側に送られて、入力端子SDIからマイコン
MC2に読込まれる。このチエツクデータにより
交換レンズが装着されていることが判別された場
合は開放測光モードとなつて露出制御装置EXC
で絞り制御が行なわれる。一方、交換レンズが装
着されていないことが判別された場合は、絞り込
み測光モードとなつて絞り制御は行なわれない。 カウンタCO5,CO9の出力が“0001”になる
と、レンズのROM,RO3のアドレス“01H”が
指定され、ROM,RO3から開放絞り値データ
Avoが出力される。なお、設定焦点距離に応じて
実効絞り値が変化するズームレンズの場合は、最
短焦点距離での開放絞り値が出力される。また、
コンバータCVのROM,RO1のアドレス“1H”
にはオンバータCV装着によりレンズの開放絞り
値の変化量に相当する一定値データβが記憶され
ており、ROM,RO1からは一定値データβが
出力される。デコーダDE5の端子g0の
“High”により、ROM,RO1,RO3からのデ
ータは直列加算回路AL1で加算されて(Avo+
β)が算出され、このデータがアンド回路AN3
0、オア回路OR3を介して出力される。カウン
タCO5,CO9の出力が“0010”になると、
ROM,RO3,RO1はそれぞれアドレス“02H”
が指定される。レンズのROM,RO3からの最
小絞りのデータAvmaxとコンバータのROM,
RO1からのデータβとにより、開放絞り値の場
合と同様に、Avmax+βのデータが、また装着
されていない場合はAvmaxのデータが出力され
る。 カウンタCO5,CO9の出力が“0011”になる
と、レンズのROM,RO3のアドレス“03H”が
指定され、ROM,RO3から開放測光誤差のデ
ータが出力される。ここで、コンバータが装着さ
れていない場合、このデータがそのままカメラ本
体に読み込まれる。一方、コンバータCVが装着
されていると、表4に示すようにデコーダDE5
の出力はすべて“Low”で、オア回路OR3の出
力はレンズからのデータとは無関係に“Low”
のままとなり、カメラ本体では開放測光誤差とし
て“0”のデータを読み取る。これは、コンバー
タCVを装着することにより、開放絞りは比較的
小絞りとなり、開放測光誤差は“0”になると考
えてもよいからである。 カウントCO5,CO9の出力が“0100”になる
と、ROM,RO1,RO3はそれぞれ“04H”の
アドレスが指定される。レンズのROM,RO3
のアドレス“04H”には、フオーカス用レンズ
FLを繰出す場合のモーターMOの回転方向を示
すデータと、この交換レンズが設定撮影距離に応
じて交換係数の変化する型式のレンズであるかど
うかを示すデータとが記憶されている。例えば、
モーターを時計方向に回転させるとフオーカス用
レンズが繰出される型式のレンズの場合は最下位
ビツトが“1”、モーターを反時計方向に回転さ
せるとフオーカス用レンズが繰出される型式のレ
ンズの場合は最下位ビツトが“0”になつてい
る。また、設定撮影距離によつて変換係数が変化
する型式のレンズの場合は最上位ビツトが“1”
に、変化しない型式のレンズの場合は最上位ビツ
トが“0”になつている。このデータはコンバー
タCVの装着とは無関係にカメラ本体にそのまま
送られる。 カウンタCO9の出力が“0101”になるとデコ
ーダDE9の出力は固定焦点距離のレンズの場合
“00101”、ズームレンズの場合“1001φ”となつ
て、レンズ回路LECのROM,RO3はそれぞれ
“05H”または“001*****”のアドレスが指
定される。尚、“*****”はコード板FCDか
らのデータである。ROM,RO3のこのアドレ
スには固定焦点距離レンズの場合のレンズの固定
焦点距離fの2を底とした対数値のlog2fに対応
したデータが、ズームレンズの場合そのズームレ
ンズの設定焦点距離fの対数値log2fに対応した
データが記憶されていて、このデータがカメラ本
体へ出力される。また、コンバータのROM,
RO1はアドレス“5H”が指定されており、この
アドレスには、コンバータCVをカメラ本体BD
と交換レンズLEとの間に装着することにより変
化する焦点距離の変化量に相当するデータγが記
憶されている。このときデコーダDE5の出力端
子g0が“High”になつているので、加算回路
AL1により焦点距離のデータlog2fに一定値デー
タγを加算したデータがカメラ本体に送られる。
この焦点距離は、カメラ振れの警告の判別等に用
いられる。 カウンタCO9の出力が“0110”になると、ズ
ームレンズの場合、デーコーダDE9からは
“1010φ”のデータが出力され、端子h4が
“High”となつて以降はデータセレクタDS1の
入力端α2からのデータが出力される。これによ
り、ROM,RO3は“010*****”のアドレ
スを指定される。このアドレスには、ズームレン
ズの焦点距離を最短焦点距離から変化させた場合
の最短焦点距離での実効絞り値からの絞り値変化
量のデータ△Avが設定焦点距離に応じて記憶さ
れている。また、固定焦点距離のレンズの場合、
△Av=0なので、アドレス“06H”には“0”
のデータが記憶されている。このデータは、コン
バータCVの装着の有無とは無関係にカメラ本体
にそのまま送られる。尚、このデータは、開放測
光データから絞り成分の除去をするための演算
(Bv−Avo−△Av)−Avo−△Av及び設定又は算
出された絞り開口に実効絞りを制御するための演
算Av−Avo−△Avに用いられる。 カウンタCO9の出力が“0111”になると、ズ
ームレンズの場合デコーダDE9の出力が
“1011φ”となり、ROM,RO3は “011*****”のアドレスが指定される。
このアドレスには設定焦点距離に対応した変換係
数のデータKDが記憶されている。また、固定焦
点距離のレンズの場合、ROM,RO3は“07H”
のアドレスが指定され、このアドレスいは固定の
変換係数のデータKDが記憶されている。変換係
数の変化を補償するような機械伝達機構が内蔵さ
れているコンバータが装着されていればこのデー
タはそのままボデイーに伝達される。この変換係
数のデータKDは、マイコンMC1で算出される
デフオーカス量|△L|から |△L|×KDの演算を行なつてモーター駆動
機構LMDの駆動量のデータを得るために用いら
れる。 また、変換係数のデータは、例えばデータが8
ビツトの場合、上位4ビツトの指数部と下位4ビ
ツトの有効数字部とに分けられ、表6のようにコ
ードづけされている。
ROM,R3のデータは最下値ビツト(r0)から
順次1ビツトずつアンド回路AN20〜AN27、
オア回路OR5を介して出力され、同じタイミン
グでROM,RO1のデータもクロツクパルスの
立上がり毎に最下位ビツト(e0)から順次1ビツ
トづつアンド回路AN10〜AN17、オア回路
OR1を介して出力される。また、ズームレンズ
の場合には、ズームリングZRの操作により設定
された焦点距離に応じた5ビツトのデータを出力
するコード板FCDがレンズ回路LEC内に設けら
れている。設定焦点距離に応じて変化するコード
板FCDの出力によつて、データセレクタDS1の
入力端子α2の下位5ビツトの値が一義的に決ま
る。従つて、データセレクタDS1は、デコーダ
DE9の出力h4が“Low”のときは入力端子α
1からの“0000 h3 h2 h1 h0”のデータを、ま
た、“High”のとき入力端子α2からの“h2h1h0
*****”(*はコード板のデータ)のデータ
を出力することにより、ROM,RO3のアドレ
スを指定する。 カウンタCO9の出力が“0000”の場合、
ROM,RO3のアドレス“OOH”(Hは16進数を
示す)のアドレスにはレンズ装着を示すチエツク
データが記憶されていて、このデータはあらゆる
種類の交換レンズに共通のデータ(例えば
01010101)となつている。このとき、カメラ本体
BDとレンズLEとの間にコンバータCVが装着さ
れていれば、デコーダDE5の出力端子g2の
“High”により、レンズLEから送られてくるデ
ータ“01010101”はアンド回路AN32、オア回
路OR3を介して、また、レンズLEがカメラ本体
BDに直接装着されている場合はそのままカメラ
本体側に送られて、入力端子SDIからマイコン
MC2に読込まれる。このチエツクデータにより
交換レンズが装着されていることが判別された場
合は開放測光モードとなつて露出制御装置EXC
で絞り制御が行なわれる。一方、交換レンズが装
着されていないことが判別された場合は、絞り込
み測光モードとなつて絞り制御は行なわれない。 カウンタCO5,CO9の出力が“0001”になる
と、レンズのROM,RO3のアドレス“01H”が
指定され、ROM,RO3から開放絞り値データ
Avoが出力される。なお、設定焦点距離に応じて
実効絞り値が変化するズームレンズの場合は、最
短焦点距離での開放絞り値が出力される。また、
コンバータCVのROM,RO1のアドレス“1H”
にはオンバータCV装着によりレンズの開放絞り
値の変化量に相当する一定値データβが記憶され
ており、ROM,RO1からは一定値データβが
出力される。デコーダDE5の端子g0の
“High”により、ROM,RO1,RO3からのデ
ータは直列加算回路AL1で加算されて(Avo+
β)が算出され、このデータがアンド回路AN3
0、オア回路OR3を介して出力される。カウン
タCO5,CO9の出力が“0010”になると、
ROM,RO3,RO1はそれぞれアドレス“02H”
が指定される。レンズのROM,RO3からの最
小絞りのデータAvmaxとコンバータのROM,
RO1からのデータβとにより、開放絞り値の場
合と同様に、Avmax+βのデータが、また装着
されていない場合はAvmaxのデータが出力され
る。 カウンタCO5,CO9の出力が“0011”になる
と、レンズのROM,RO3のアドレス“03H”が
指定され、ROM,RO3から開放測光誤差のデ
ータが出力される。ここで、コンバータが装着さ
れていない場合、このデータがそのままカメラ本
体に読み込まれる。一方、コンバータCVが装着
されていると、表4に示すようにデコーダDE5
の出力はすべて“Low”で、オア回路OR3の出
力はレンズからのデータとは無関係に“Low”
のままとなり、カメラ本体では開放測光誤差とし
て“0”のデータを読み取る。これは、コンバー
タCVを装着することにより、開放絞りは比較的
小絞りとなり、開放測光誤差は“0”になると考
えてもよいからである。 カウントCO5,CO9の出力が“0100”になる
と、ROM,RO1,RO3はそれぞれ“04H”の
アドレスが指定される。レンズのROM,RO3
のアドレス“04H”には、フオーカス用レンズ
FLを繰出す場合のモーターMOの回転方向を示
すデータと、この交換レンズが設定撮影距離に応
じて交換係数の変化する型式のレンズであるかど
うかを示すデータとが記憶されている。例えば、
モーターを時計方向に回転させるとフオーカス用
レンズが繰出される型式のレンズの場合は最下位
ビツトが“1”、モーターを反時計方向に回転さ
せるとフオーカス用レンズが繰出される型式のレ
ンズの場合は最下位ビツトが“0”になつてい
る。また、設定撮影距離によつて変換係数が変化
する型式のレンズの場合は最上位ビツトが“1”
に、変化しない型式のレンズの場合は最上位ビツ
トが“0”になつている。このデータはコンバー
タCVの装着とは無関係にカメラ本体にそのまま
送られる。 カウンタCO9の出力が“0101”になるとデコ
ーダDE9の出力は固定焦点距離のレンズの場合
“00101”、ズームレンズの場合“1001φ”となつ
て、レンズ回路LECのROM,RO3はそれぞれ
“05H”または“001*****”のアドレスが指
定される。尚、“*****”はコード板FCDか
らのデータである。ROM,RO3のこのアドレ
スには固定焦点距離レンズの場合のレンズの固定
焦点距離fの2を底とした対数値のlog2fに対応
したデータが、ズームレンズの場合そのズームレ
ンズの設定焦点距離fの対数値log2fに対応した
データが記憶されていて、このデータがカメラ本
体へ出力される。また、コンバータのROM,
RO1はアドレス“5H”が指定されており、この
アドレスには、コンバータCVをカメラ本体BD
と交換レンズLEとの間に装着することにより変
化する焦点距離の変化量に相当するデータγが記
憶されている。このときデコーダDE5の出力端
子g0が“High”になつているので、加算回路
AL1により焦点距離のデータlog2fに一定値デー
タγを加算したデータがカメラ本体に送られる。
この焦点距離は、カメラ振れの警告の判別等に用
いられる。 カウンタCO9の出力が“0110”になると、ズ
ームレンズの場合、デーコーダDE9からは
“1010φ”のデータが出力され、端子h4が
“High”となつて以降はデータセレクタDS1の
入力端α2からのデータが出力される。これによ
り、ROM,RO3は“010*****”のアドレ
スを指定される。このアドレスには、ズームレン
ズの焦点距離を最短焦点距離から変化させた場合
の最短焦点距離での実効絞り値からの絞り値変化
量のデータ△Avが設定焦点距離に応じて記憶さ
れている。また、固定焦点距離のレンズの場合、
△Av=0なので、アドレス“06H”には“0”
のデータが記憶されている。このデータは、コン
バータCVの装着の有無とは無関係にカメラ本体
にそのまま送られる。尚、このデータは、開放測
光データから絞り成分の除去をするための演算
(Bv−Avo−△Av)−Avo−△Av及び設定又は算
出された絞り開口に実効絞りを制御するための演
算Av−Avo−△Avに用いられる。 カウンタCO9の出力が“0111”になると、ズ
ームレンズの場合デコーダDE9の出力が
“1011φ”となり、ROM,RO3は “011*****”のアドレスが指定される。
このアドレスには設定焦点距離に対応した変換係
数のデータKDが記憶されている。また、固定焦
点距離のレンズの場合、ROM,RO3は“07H”
のアドレスが指定され、このアドレスいは固定の
変換係数のデータKDが記憶されている。変換係
数の変化を補償するような機械伝達機構が内蔵さ
れているコンバータが装着されていればこのデー
タはそのままボデイーに伝達される。この変換係
数のデータKDは、マイコンMC1で算出される
デフオーカス量|△L|から |△L|×KDの演算を行なつてモーター駆動
機構LMDの駆動量のデータを得るために用いら
れる。 また、変換係数のデータは、例えばデータが8
ビツトの場合、上位4ビツトの指数部と下位4ビ
ツトの有効数字部とに分けられ、表6のようにコ
ードづけされている。
【表】
変換係数のデータKDは
KD=(k3・20+k2・2-1+k1・2-2
+k0・2-3)・2n・2m
m=k4・20+k5・21+k6・22+k7・23
n=一定値(例えば−7)
の演算で求める。尚、k3は有効数字部の最上位
ビツトであるので必ず“1”になつている。従つ
て、このようなコードづけを行なえばKDの値が
相当に広い範囲で変化してもマイコンMC1内で
演算し易い、少ないビツト数のデータとして記憶
することができる。 第7図は、ズームレンズから出力される変換係
数のデータと焦点距離との関係を示すグラフであ
り、横軸はlog2fに対応し、縦軸は変換係数KDに
対応する。 ところでKDは、焦点距離fに応じ直線A,
B,Cに示すように連続的に変化するが、本実施
例の場合、折線A′,B′,C′で示すように、KDの
値をK1〜K33の離散的な値としている。 ここで、 K1=20の場合KD=“01111000”、 K2=2-1+2-2+2-3+2-4の場合KD=
“01101111”、 K3=2-1+2-2+2-3の場合KD=“01101110”、 K4=2-1+2-2+2-4の場合KD=“01101101”、 K31=2-4+2-6の場合KD=“00101000”、 K32=2-4+2-7の場合KD=“00111001”、 K33=2-5の場合KD=“00101000”となつてい
る。 ズームレンズの焦点距離は、コード板FCDの
5ビツトの出力に対応して多数の領域に区分され
ており、例えば直線Aの変化をするレンズであれ
ばf17〜f25の9ゾーンに分割されている。
この構成により、f25のゾーンであればそのゾ
ーン内で最も小さいK値に最も近く且つ値の小さ
なデータK17,f24のゾーンであればK1
6,f23のゾーンならK15,f22のゾーン
ならK13というデータが出力される。 このように、KDの値を定めるのは、以下の理
由による。即ち、KDを実際のデータよりも大き
な値にしておくと、合焦位置までフオーカス用レ
ンズを駆動するのに必要な駆動量に対応するエン
コーダENCのパスル数よりもN=KD×|△L|
で求められたNの方が多くなり、結果として合焦
位置をレンズが通り過ぎ、合焦位置の前後でレン
ズがハンテイングをしてしまうからである。そこ
で、KDを小さめの値にしておけば次第に一方の
方向から合焦位置に近づくようになり、また、実
際のKDとの差ができるだけ小さくなるようにし
ているので、フオーカス用レンズが合焦位置に達
する時間を短かくすることができる。 尚、KDの値を常に小さめの値にした場合、実
際のKDの値との差が大きくなりすぎて合焦位置
に達するまでの時間が長くかかりすぎることが起
こりうるが、時間を短縮するために、B′に示す
ゾーンf18,f12のように実際の値よりも若
干大きくなつている領域をわずかに設けて、少し
ぐらい合焦位置から行きすぎてもよいようにして
もよい。 また、撮影距離が無限大だと実線のC(∞)、近
距離だと一定鎖線C(近)のように、撮影距離に
応じて変換係数が大幅に変化するズームレンズが
ある。このズームレンズでは、例えば焦点距離f
1のソーンで撮影距離が無限大の位置から最近接
の位置へ変化すると、KD=k17=2-2からKD=
K15=2-2+2-4へ変化する。このようなズームレ
ンズにも対応できるように、本実施例では、無限
大の位置での変化係数のデータのみをROM,
RO3に記憶させ、合焦範囲の近傍の領域(以
下、近合焦ゾーンで示す)に到達するまでは、△
Lの正負(即ち、デフオーカス方向)の信号だけ
に基づいてフオーカス用レンズを駆動し、近合焦
ゾーンにはいると上述のKDと|△L|とによつ
て求まるNの値に基づいてレンズを駆動するよう
にしている。尚、焦点距離用のコード板FCDの
他に設定撮影距離用のコード板を別設し、これら
コード板によりROM,RO3のアドレスを指定
して正確な変換係数のデータを得るようにしても
よいが、部品点数の増加、アドレス指定用のビツ
ト数の増加、ROMの容量の増加等の問題があ
り、実用的でない。 更に、ズームリングを例えば、最短焦点距離の
位置よりも短焦点側に移動させることによりマク
ロ撮影が行なえるように構成されたズームレンズ
がある。(このズームレンズの機構は、本出願の
要旨とは関係ないので、その説明を省略する。)
このようなズームレンズに対して、本実施例では
マクロ撮影に切換えられるとコード板FCDから
“11111”のデータが出力され、特定のアドレス
“01111111”が指定されるようにしてある。マク
ロ撮影の場合、瞳径の位置が変化したり、焦点深
度が浅くなつたり、絞り値が暗くなつたりして、
AFモードによる焦点調節は困難となるのでその
アドレスには“φφφφ0110”のデータが記憶され
ており、そのk3は“0”となつている。マイコ
ンMC2は、このデータによりマクロ撮影に切換
わつたことを判別して、スイツチFASによりAF
モードが設定されていても表示だけのFAモード
に焦点調節モードを自動的に切換える。 また、最近接の位置に撮影距離を設定しないと
マイクロ撮影への切換えができないように構成さ
れたズームレンズがある。このようなレンズの場
合、マクロ撮影への切換操作により第5図のスイ
ツチMCSが閉成され、インバータIN17、イン
バータIN19を介してアンド回路AN40〜AN
44の出力がすべて“Low”になる。これによ
つてROM,RO3のアドレス“01100000”が指
定される。 このアドレスにはKDとして“φφφφ0100”の
データが記憶されていて、マイコンMC1はこの
データのk3=k1=0によりマクロ撮影への切換
操作がなされたことを判別して自動的に撮影距離
が最近接位置になるようにモーターMOを回転さ
せてフオーカス用レンズを繰出す。 合焦検出用の受光部は撮影レンズのあるきまつ
た射出瞳をにらむようになつていて、この瞳径と
受光素子(フイルム面と光学的に等価な位置に配
置されている)に対する瞳の位置とに応じて撮影
レンズを透過した被写体からの光を受光素子が受
光するかどうかがきまる。従つて、レンズによつ
ては一部の受光部には光が入射しないようなもの
もある。このようなレンズでは合焦検出を行なつ
ても信頼性がないので、AFモード或いはFAモー
ドの動作は行なわない方が望ましい。そこでこの
ようなレンズの場合には、ROM,RO3のアド
レス(ズームレンズなら“011*****”、固定
焦点距離レンズなら“00000111”)に “φφφφ0001”のデータをKDとして記憶して
おく。マイコンMC2はこのデータにより、後述
の#16−2のステツプでマイコンMC1がAFモ
ードまたはFAモードによる焦点検出動作を行な
わないようにする。 なお、マクロ切換によりアンド回路AN40〜
AN44から“00000”または、“11111”のデー
タが出力される場合、ROM,RO3のアドレス
“00100000”、“00111111”にはマクロ撮影時の焦
点距離fに対応したデータが、アドレス
“01000000”、“01011111”にはマクロ撮影時の△
Avに対応したデータが記憶されており、それぞ
れROM,RO3から出力される。 また、カメラ本体での駆動軸の回転を焦点調節
部材に伝達する機構を備えていない交換レンズの
場合には、マクロ撮影への切換と同様にKDとし
て“φφφφ0110”が記憶されており、FAモード
のみが可能とされる。更に、上述のレンズと同様
に伝達機構を備えていないコンバータの場合に
は、カウンタCO2の出力が“0111”になつたと
きにROM,RO1から“φφφφ0110”が出力さ
れ、且つデコーダDE5の端子g1のみが
“High”になつてROM,RO1からのデータをカ
メラ本体に伝達するようにすれば、どのような交
換レンズが装着されてもFAモードだけの動作が
行なわれる。 カメラ本体と交換レンズとの間にコンバータを
挿入接続する場合、コンバータにより焦点距離が
変化するので、その増加量に対応した量だけカメ
ラ本体からの駆動軸の回転量を減少させる減速機
構をコンバータ内に設ける必要がある。即ちカメ
ラ本体の駆動軸の回転量をそのままフオーカス用
レンズの駆動軸に伝達する機構だけをコンバータ
に備えた場合、レンズのKDをそのままカメラ本
体に伝達してN=KD×|△L|だけカメラ本体
の駆動軸を回転させると、焦点距離の増加量に対
応した量だけ合焦位置からズレでしまうといつた
問題がある。そこで上記の減速機構を備えていな
いコンバータに対して、本実施例では、例えば焦
点距離を1.4倍にするコンバータならKDが1/2に、
2倍のコンバータならKDが1/4になるように、
それぞれKDの上位4ビツトの指数部のデータ
(k7k6k5k4)から、1.4倍のコンバータなら1を
減じ、2倍のコンバータなら2を減ずるようにし
ている。 第5図に戻つて、カウンタCO5の出力が
“1000”になると、表4に示すようにコンバータ
回路CVCのROM,RO1からはコンバータCVが
装着されていることを示す “01010101”のチエツクデータが出力される。
このとき、デコーダDE5の端子g1が“High”
になつているので、このチエツクデータはレンズ
回路LECのROM,RO3からのデータとは無関
係にアンド回路AN31、オア回路OR3を介し
てカメラ本体BDに送られる。 カウンタCD5の出力が“1001”になると、こ
のコンバータ装置で光束が制限されることによる
光のケラレに基づいて定まる絞り値のデータAvl
がRO1から出力され上述と同様にして、アンド
回路AN31、オア回路OR3を介してカメラ本
体に送られる。このデータAvlは、マイコンMC
2で開放絞り値のデータAvo+βと比較される。
Avo+B<Avlのときには、測光出力がBv−Avl
となつているので、(Bv−Avl)+Avl=Bvおよ
び絞り込み段数データAv−(Avo+β)が演算さ
れる。 上述のようにして、レンズLEおよびコンバー
タCVからのデータの取り込みが完了すると、第
3図のフローチヤートにおいて、測光回路LMC
の出力のA−D変換が行なわれ(#13)、このA
−D変換された測光出力のデータが所定のレジス
タに格納される(#13)。 #15のステツプではレリーズフラグRLFが
“1”かどうか判別され、このフラグが“1”の
ときは#28のステツプに直接移行し、“0”のと
きは#16ないし#26のステツプを経て#28のステ
ツプに移行する。ここで、レリーズフラグRLF
は、レリーズスイツチRLSが閉成されて#59ス
テツプ以降の割込み動作が行なわれる場合でカメ
ラの露出制御値が算出されているときに“1”に
設定されるフラグである。尚、この割込み動作時
に露出制御値が算出されていないことが#63のス
テツプで判別されたときは、#5以降のステツプ
で上記データの取込み動作を行ない、#15のステ
ツプでRLF=1ならば、#16以降のステツプに
おけるAF、FAモードによる焦点検出動作のフロ
ーをジヤンプして#28のステツプで露出演算を行
なつた後に、#30のステツプを経て#64以降のス
テツプで露出制御を行なう。 #16のステツプでは、AFモードまたはFAモー
ドによる焦点検出動作が可能であるか否かの判別
が行なわれ、可能であれば#17のステツプに、不
可能であれば#28のステツプに移行する。このス
テツプでは、レンズが装着されているか否か
(#16−1)、射出瞳の径と位置とできまる条件が
受光部に適合しているか否か(#16−2)、焦点
検出用の全ての受光部に被写体からの光が入射し
ているか否か(#16−3)、測光スイツチが閉成
されているか否か(#16−5)の判別が順次行な
われる。 ここで、チエツクデータ“01010101”が入力し
ていない場合(#16−1)、KDのデータのk3〜
k0が“0001”の場合(#16−2)、レンズの射出
瞳の径が小さすぎて開放絞り値Avo、Avo+β、
Avo+△AvまたはAvlが一定絞り値
ビツトであるので必ず“1”になつている。従つ
て、このようなコードづけを行なえばKDの値が
相当に広い範囲で変化してもマイコンMC1内で
演算し易い、少ないビツト数のデータとして記憶
することができる。 第7図は、ズームレンズから出力される変換係
数のデータと焦点距離との関係を示すグラフであ
り、横軸はlog2fに対応し、縦軸は変換係数KDに
対応する。 ところでKDは、焦点距離fに応じ直線A,
B,Cに示すように連続的に変化するが、本実施
例の場合、折線A′,B′,C′で示すように、KDの
値をK1〜K33の離散的な値としている。 ここで、 K1=20の場合KD=“01111000”、 K2=2-1+2-2+2-3+2-4の場合KD=
“01101111”、 K3=2-1+2-2+2-3の場合KD=“01101110”、 K4=2-1+2-2+2-4の場合KD=“01101101”、 K31=2-4+2-6の場合KD=“00101000”、 K32=2-4+2-7の場合KD=“00111001”、 K33=2-5の場合KD=“00101000”となつてい
る。 ズームレンズの焦点距離は、コード板FCDの
5ビツトの出力に対応して多数の領域に区分され
ており、例えば直線Aの変化をするレンズであれ
ばf17〜f25の9ゾーンに分割されている。
この構成により、f25のゾーンであればそのゾ
ーン内で最も小さいK値に最も近く且つ値の小さ
なデータK17,f24のゾーンであればK1
6,f23のゾーンならK15,f22のゾーン
ならK13というデータが出力される。 このように、KDの値を定めるのは、以下の理
由による。即ち、KDを実際のデータよりも大き
な値にしておくと、合焦位置までフオーカス用レ
ンズを駆動するのに必要な駆動量に対応するエン
コーダENCのパスル数よりもN=KD×|△L|
で求められたNの方が多くなり、結果として合焦
位置をレンズが通り過ぎ、合焦位置の前後でレン
ズがハンテイングをしてしまうからである。そこ
で、KDを小さめの値にしておけば次第に一方の
方向から合焦位置に近づくようになり、また、実
際のKDとの差ができるだけ小さくなるようにし
ているので、フオーカス用レンズが合焦位置に達
する時間を短かくすることができる。 尚、KDの値を常に小さめの値にした場合、実
際のKDの値との差が大きくなりすぎて合焦位置
に達するまでの時間が長くかかりすぎることが起
こりうるが、時間を短縮するために、B′に示す
ゾーンf18,f12のように実際の値よりも若
干大きくなつている領域をわずかに設けて、少し
ぐらい合焦位置から行きすぎてもよいようにして
もよい。 また、撮影距離が無限大だと実線のC(∞)、近
距離だと一定鎖線C(近)のように、撮影距離に
応じて変換係数が大幅に変化するズームレンズが
ある。このズームレンズでは、例えば焦点距離f
1のソーンで撮影距離が無限大の位置から最近接
の位置へ変化すると、KD=k17=2-2からKD=
K15=2-2+2-4へ変化する。このようなズームレ
ンズにも対応できるように、本実施例では、無限
大の位置での変化係数のデータのみをROM,
RO3に記憶させ、合焦範囲の近傍の領域(以
下、近合焦ゾーンで示す)に到達するまでは、△
Lの正負(即ち、デフオーカス方向)の信号だけ
に基づいてフオーカス用レンズを駆動し、近合焦
ゾーンにはいると上述のKDと|△L|とによつ
て求まるNの値に基づいてレンズを駆動するよう
にしている。尚、焦点距離用のコード板FCDの
他に設定撮影距離用のコード板を別設し、これら
コード板によりROM,RO3のアドレスを指定
して正確な変換係数のデータを得るようにしても
よいが、部品点数の増加、アドレス指定用のビツ
ト数の増加、ROMの容量の増加等の問題があ
り、実用的でない。 更に、ズームリングを例えば、最短焦点距離の
位置よりも短焦点側に移動させることによりマク
ロ撮影が行なえるように構成されたズームレンズ
がある。(このズームレンズの機構は、本出願の
要旨とは関係ないので、その説明を省略する。)
このようなズームレンズに対して、本実施例では
マクロ撮影に切換えられるとコード板FCDから
“11111”のデータが出力され、特定のアドレス
“01111111”が指定されるようにしてある。マク
ロ撮影の場合、瞳径の位置が変化したり、焦点深
度が浅くなつたり、絞り値が暗くなつたりして、
AFモードによる焦点調節は困難となるのでその
アドレスには“φφφφ0110”のデータが記憶され
ており、そのk3は“0”となつている。マイコ
ンMC2は、このデータによりマクロ撮影に切換
わつたことを判別して、スイツチFASによりAF
モードが設定されていても表示だけのFAモード
に焦点調節モードを自動的に切換える。 また、最近接の位置に撮影距離を設定しないと
マイクロ撮影への切換えができないように構成さ
れたズームレンズがある。このようなレンズの場
合、マクロ撮影への切換操作により第5図のスイ
ツチMCSが閉成され、インバータIN17、イン
バータIN19を介してアンド回路AN40〜AN
44の出力がすべて“Low”になる。これによ
つてROM,RO3のアドレス“01100000”が指
定される。 このアドレスにはKDとして“φφφφ0100”の
データが記憶されていて、マイコンMC1はこの
データのk3=k1=0によりマクロ撮影への切換
操作がなされたことを判別して自動的に撮影距離
が最近接位置になるようにモーターMOを回転さ
せてフオーカス用レンズを繰出す。 合焦検出用の受光部は撮影レンズのあるきまつ
た射出瞳をにらむようになつていて、この瞳径と
受光素子(フイルム面と光学的に等価な位置に配
置されている)に対する瞳の位置とに応じて撮影
レンズを透過した被写体からの光を受光素子が受
光するかどうかがきまる。従つて、レンズによつ
ては一部の受光部には光が入射しないようなもの
もある。このようなレンズでは合焦検出を行なつ
ても信頼性がないので、AFモード或いはFAモー
ドの動作は行なわない方が望ましい。そこでこの
ようなレンズの場合には、ROM,RO3のアド
レス(ズームレンズなら“011*****”、固定
焦点距離レンズなら“00000111”)に “φφφφ0001”のデータをKDとして記憶して
おく。マイコンMC2はこのデータにより、後述
の#16−2のステツプでマイコンMC1がAFモ
ードまたはFAモードによる焦点検出動作を行な
わないようにする。 なお、マクロ切換によりアンド回路AN40〜
AN44から“00000”または、“11111”のデー
タが出力される場合、ROM,RO3のアドレス
“00100000”、“00111111”にはマクロ撮影時の焦
点距離fに対応したデータが、アドレス
“01000000”、“01011111”にはマクロ撮影時の△
Avに対応したデータが記憶されており、それぞ
れROM,RO3から出力される。 また、カメラ本体での駆動軸の回転を焦点調節
部材に伝達する機構を備えていない交換レンズの
場合には、マクロ撮影への切換と同様にKDとし
て“φφφφ0110”が記憶されており、FAモード
のみが可能とされる。更に、上述のレンズと同様
に伝達機構を備えていないコンバータの場合に
は、カウンタCO2の出力が“0111”になつたと
きにROM,RO1から“φφφφ0110”が出力さ
れ、且つデコーダDE5の端子g1のみが
“High”になつてROM,RO1からのデータをカ
メラ本体に伝達するようにすれば、どのような交
換レンズが装着されてもFAモードだけの動作が
行なわれる。 カメラ本体と交換レンズとの間にコンバータを
挿入接続する場合、コンバータにより焦点距離が
変化するので、その増加量に対応した量だけカメ
ラ本体からの駆動軸の回転量を減少させる減速機
構をコンバータ内に設ける必要がある。即ちカメ
ラ本体の駆動軸の回転量をそのままフオーカス用
レンズの駆動軸に伝達する機構だけをコンバータ
に備えた場合、レンズのKDをそのままカメラ本
体に伝達してN=KD×|△L|だけカメラ本体
の駆動軸を回転させると、焦点距離の増加量に対
応した量だけ合焦位置からズレでしまうといつた
問題がある。そこで上記の減速機構を備えていな
いコンバータに対して、本実施例では、例えば焦
点距離を1.4倍にするコンバータならKDが1/2に、
2倍のコンバータならKDが1/4になるように、
それぞれKDの上位4ビツトの指数部のデータ
(k7k6k5k4)から、1.4倍のコンバータなら1を
減じ、2倍のコンバータなら2を減ずるようにし
ている。 第5図に戻つて、カウンタCO5の出力が
“1000”になると、表4に示すようにコンバータ
回路CVCのROM,RO1からはコンバータCVが
装着されていることを示す “01010101”のチエツクデータが出力される。
このとき、デコーダDE5の端子g1が“High”
になつているので、このチエツクデータはレンズ
回路LECのROM,RO3からのデータとは無関
係にアンド回路AN31、オア回路OR3を介し
てカメラ本体BDに送られる。 カウンタCD5の出力が“1001”になると、こ
のコンバータ装置で光束が制限されることによる
光のケラレに基づいて定まる絞り値のデータAvl
がRO1から出力され上述と同様にして、アンド
回路AN31、オア回路OR3を介してカメラ本
体に送られる。このデータAvlは、マイコンMC
2で開放絞り値のデータAvo+βと比較される。
Avo+B<Avlのときには、測光出力がBv−Avl
となつているので、(Bv−Avl)+Avl=Bvおよ
び絞り込み段数データAv−(Avo+β)が演算さ
れる。 上述のようにして、レンズLEおよびコンバー
タCVからのデータの取り込みが完了すると、第
3図のフローチヤートにおいて、測光回路LMC
の出力のA−D変換が行なわれ(#13)、このA
−D変換された測光出力のデータが所定のレジス
タに格納される(#13)。 #15のステツプではレリーズフラグRLFが
“1”かどうか判別され、このフラグが“1”の
ときは#28のステツプに直接移行し、“0”のと
きは#16ないし#26のステツプを経て#28のステ
ツプに移行する。ここで、レリーズフラグRLF
は、レリーズスイツチRLSが閉成されて#59ス
テツプ以降の割込み動作が行なわれる場合でカメ
ラの露出制御値が算出されているときに“1”に
設定されるフラグである。尚、この割込み動作時
に露出制御値が算出されていないことが#63のス
テツプで判別されたときは、#5以降のステツプ
で上記データの取込み動作を行ない、#15のステ
ツプでRLF=1ならば、#16以降のステツプに
おけるAF、FAモードによる焦点検出動作のフロ
ーをジヤンプして#28のステツプで露出演算を行
なつた後に、#30のステツプを経て#64以降のス
テツプで露出制御を行なう。 #16のステツプでは、AFモードまたはFAモー
ドによる焦点検出動作が可能であるか否かの判別
が行なわれ、可能であれば#17のステツプに、不
可能であれば#28のステツプに移行する。このス
テツプでは、レンズが装着されているか否か
(#16−1)、射出瞳の径と位置とできまる条件が
受光部に適合しているか否か(#16−2)、焦点
検出用の全ての受光部に被写体からの光が入射し
ているか否か(#16−3)、測光スイツチが閉成
されているか否か(#16−5)の判別が順次行な
われる。 ここで、チエツクデータ“01010101”が入力し
ていない場合(#16−1)、KDのデータのk3〜
k0が“0001”の場合(#16−2)、レンズの射出
瞳の径が小さすぎて開放絞り値Avo、Avo+β、
Avo+△AvまたはAvlが一定絞り値
【例えば5
(F5.6)】Avcより大きい場合(#16−3)には、
ともにAFモード、FAモードによる焦点検出動作
は不可能であるので、#16−4のステツプにおい
て焦点検出動作が行なわれないことが表示制御回
路DSCで警告表示された後に、#28のステツプ
に移行する。また、測光スイツチMESが開放さ
れていてi0が“Low”の場合 (#16−5)には、FAモードのみの動作を15
秒間だけ行なわせるために#28のステツプに移行
する。 チエツクデータの入力、k3〜k0≠“0001”、
Avo、Avo+β、Avo+AvまたはAvl≦Avc、i
0の“High”がともに判別された場合には#17
以降のステツプに移行する。 #17のステツプでは、出力端子O1が“High”
になり、マイコンMC1はその入力端子i11の
“High”によりAF,FAモードによる焦点検出動
作を開始する。#18のステツプではマイコンMC
2に読込まれた変換係数のデータKDを入出力ポ
ートI/Oからデータバスに出力して、ラツチ回
路LAにラツチさせる。このラツチ回路LAでラツ
チされたデータは、マイコンMC1の後述のNo.93
のステツプで読込まれる。 #19のステツプでは、カウンタCO9の出力が
“0100”のときに読込まれたデータに基づいて、
装着されたレンズが、撮影距離に応じて変換係数
KDが変化する型式のレンズかどうかを判別す
る。ここで、変化するレンズであればマイコン
MC2の出力端子O3即ちマイコンMC1の入力
端子i13を“High”に、変化しないレンズで
あれば“Low”にするる。マイコンMC1はこの
信号により、詳細は、後述のNo.192ないしNo.197の
ステツプで述べるが、結像位置が近合焦ゾーン内
にあるか否かまたは積分時間が一定値より長いか
否かに応じてAFモードでのモータMOの駆動を
切換える。 #22のステツプでは同じくカウンタCO9が
“0100”のときに読込まれたデータに基づいてフ
オーカス用レンズを繰出すときのモーターMOの
回転方向を判別する。ここで、時計方向であれば
マイコンMC2の出力端子O2即ちマイコンMC
1の入力端子i12を“High”に、反時計方向
であれば“Low”にする。マイコンMC1はこの
端子i12への信号とデフオーカス方向の信号と
でモーターMOの回転方向を決定する。 #25のステツプでは、変換係数データKDの3
番目のビツトが“1”か“0”かを検知すること
により、装着されたコンバータCV、レンズLEで
AFモードによる焦点調節動作が可能かどうかを
判別する。このとき、k3=1ならAFモードが可
能なので、フラグMFFを“0”にして#28のス
テツプに移行する。一方、k3=0ならAFモード
が不可能なのでMFFを“1”にして、次にスイ
ツチFASによりAFまたはFAのいずれかのモー
ドが選択されているかを検知する。ここで、AF
モードが選択されていて入力端子i1が“High”
であれば、撮影者によりAFモードが設定されて
いても自動的にFAモードに切換えられることを
表示制御回路DSCによつて警告表示を行なわせ
て、#28のステツプに移行する。入力端子i1が
“Low”なら、FAモードがもともと選択されて
いるのでそのまま#28のステツプに移行する。 #28のステツプでは、#5ないし#14のステツ
プで読込まれた設定露出制御値、測光値、レンズ
からのデータに基づいて公知の露出演算を行な
い、露出時間と絞り値のデータを算出し、フラグ
LMFを“1”にする。 #30のステツプではレリーズフラグRLFが
“1”かどうか判別し、“1”のときは#64以降の
ステツプの露出制御動作のフローに戻り、“0”
のときは#31のステツプに移行する。#31のステ
ツプでは出力端子O8を介して“High”にする
ことによりインバータIN8をトランジスタBT3
を導通させ、発光ダイオードLD10〜LD1nに
よる警告表示および液晶表示部DSPによる露出
制御値の表示を行なわせる。 #33のステツプでは測光スイツチMESの開閉
状態を判別する。ここで、測光スイツチMESが
閉成されていてi0が“High”であれば、タイ
マー割込みのため15秒カウント用のデータをタイ
マー用のレジスタTcに設定し#34、タイマーを
スタートさせ(#35)、タイマー割込を可能
(#36)として#2のステツプに戻る。この場合
には、i0が“High”(測光スイツチMESが閉
成されたまま)なので、直ちに#3のステツプに
移行してタイマー割込を不可能にして前述と同様
の動作を繰返す。 一方、測光スイツチMESが開放されていてi
0が“Low”であれば、スイツチFASにより
AF,FAのいずれのモードが選択されているかが
判別され(#37)、レンズからのデータに基づい
て#25のステツプで定められたモードが判別
(#38)される。ここで、入力端子i1が
“Low”でAFモードが選択されている(#37)
か、またはAFモードが選択されていてもフラグ
MFFが“1”でレンズ側がFAモードでの動作し
かできない場合には、#40のステツプに移行す
る。AFモードが選択され且つMFFが“0”の場
合には、出力端子O1を“Low”に(#39)し
てマイコンMC1の動作を停止させた後に#40の
ステツプに移行する。尚、#37、#38のステツプ
でFAモードが判別されたときは、端子O1は
“High”のままで#40のステツプに移行し、マイ
コンMC1の動作は続行される。 #40のステツプではスイツチEESの開閉状態が
判別され、露出制御機構のチヤージが完了してお
らずi2が“High”であれば、#47のステツプ
に移行して後述する初期状態への復帰動作を行な
う。露出制御機構のチヤージが完了していてi2
が“Low”であれば、#36のステツプでタイマ
ー割込を可能とした後に#2のステツプに戻り、
再び測光スイツチMESが閉成されて入力端子i
0が“High”になるか或いはタイマー割込みが
あるのを待つ。 さて、タイマー割込があるとレジスタTcの内
容から1が差引かれ(#45)、Tcの内容が“0”
になつたかどうかが判別される(#46)。Tc≠0
の場合、#5以降のステツプに以降して前述のデ
ータの取込、露出演算等の動作を行なう。このと
き、FAモードであれば、端子O1が“High”な
のでマイコンMC1はFA用の動作を繰り返し、
AFモードであれば#39のステツプで端子O1が
“Low”にされているのでマイコンMC1の動作
は停止している。 一方、Tc=0となると出力端子O0,O1,
O8が“Low”とされて、トランジスタBT1及
びバツフアBFによる給電の停止、FAモードの場
合のマイコンMC1の動作停止、トランジスタ
BT3による給電の停止が行なわれる。さらに、
液晶表示部DSPのブランク表示、フラグMFF、
LMFのリセツトを行なつた後に#2のステツプ
に戻る。 以上の動作を要約すると、測光スイツチMES
が閉成されている間は、データの取込み、マイコ
ンMC1の動作、露出演算、表示の動作が繰返し
行なわれる。次に、測光スイツチMESが開放さ
れると、AFモードのときは、直ちにマイコン
MC1の動作は停止されてデータの取込み、露出
演算、表示の動作が15秒間繰返され、FAモード
のときは、データの取込み、マイコンMC1によ
るFA動作、露出演算、表示の動作が15秒間繰返
される。また、露出制御機構のチヤージが完了し
ていないときは、露光スイツチMESが開放され
るとデータの取込み、マイコンMC1の動作、露
出演算、表示の動作を直ちに停止する。 なお、一旦、#16−4、#27−2のステツプで
警告表示を行なつても次のフローの時点で警告の
必要がなくなれば、この警告をキヤンセルするた
めのデータを表示制御回路DSCに伝達する必要
があることはいうまでもない。 次に露出制御機構のチヤージが完了した状態で
レリーズスイツチRLSが閉成された場合の動作
を説明する。この場合、マイコンMC2はどのよ
うな動作を行なつていても直ちに#59のステツプ
からのレリーズ割込みの動作を行なう。まず、レ
ンズからのデータの読込み中に割込みがかかる場
合を考慮して、端子O6を“Low”にしてコン
バータおよびレンズの回路CVC,LECをリセツ
ト状態にし(#59)、端子O1を“Low”にし
て、マイコンMC1によるAF又はFAモードの動
作を停止させる(#60)。さらに出力端子O8を
“Low”にして警告用の発光ダイオードLD10〜
LD1nを消灯させて(#61)、レリーズフラグ
RLFに“1”を設定(#62)した様に、前述の
フラグLMFが“1”かどうかを判別する
(#63)。 ここで、フラグLMFが“1”であれば露出制
御値の算出が完了しているので#64のステツプに
移行する。一方、LMFが“0”であれば、露出
制御値の算出が完了していないので#5以降のス
テツプに移動して露出制御値を算出して#64のス
テツプに移行する。 #64のステツプでは、#28のステツプで算出さ
れた絞り込み段数のデータAv−Avo、Av−
(Avo+△Av)、Av−(Avo+β)、Av−(Avo+
β+△Av)がデータバスDBに出力され、出力端
子O4からデータ取込み用のパルスが出力される
(#65)。これによつて、露出制御装置EXCに絞
り込み段数のデータが取込まれるれるとともに、
露出制御機構の絞り込み動作が開始され、取込ま
れた絞り込み段数だけ絞りが絞り込まれると絞り
込み動作が完了する。 出力端子O4からのパルス出力から一定時間が
経過すると(#66)、算出された露出時間のデー
タTvがデータバスDBに出力され、出力端子O5
からデータ取込み用のパルスが出力される
(#67、#68)。このパルスによつて露出制御装置
EXCには露出時間のデータが取込まれるととも
に、内蔵されたミラー駆動回路によりミラーアツ
プ動作が開始される。ミラーアツプが完了する
と、シヤツター先幕の走行が開始するとともに、
カウントスイツチCOSが閉成して取込まれた露
出時間データに対応した時間のカウントが開始す
る。カウントが終了するとシヤツター後幕の走行
が開始され、後幕走行の完了、ミラーのダウン、
絞りの開放により、スイツチEESが閉成する。 マイコンMC2は、このスイツチEESが閉成し
て入力端子i2が“High”になつたことを判別
すると(#69)、レリーズフラグRLFをリセツト
して(#70)、測光スイツチMESが閉成されてい
て入力端子i0が“High”かどうかを判別する
(#71)。ここで、i0が“High”であれば、
#2以降のステツプに戻り、前述のデータ取込
み、マイコンMC1の動作、露出演算、表示の動
作を繰返す。一方、#71のステツプで測光スイツ
チMESが開放されていて入力端子i0が“Low”
ならば#47以降のステツプに移行して、マイコン
MC2を初期状態にセツトして#2のステツプに
戻る。 第8図、第9図、第10図は、マイコンMC1
の動作を示すフローチヤートである。マイコン
MC1の動作は、以下の3つのフローに大別され
る。 No.1のステツプで始まるフローは、マイコン
MC2からの合焦動作指令により開始されるメイ
ンのフローであり、制御回路COTによるCCD,
FLMの動作開始No.8、モータ回転の有無の判別
(No.10〜No.13)、CCDの最長積分時間の計時およ
び最長積分時間経過時の動作(No.14〜19)、フオ
ーカス用レンズの終端位置の検知と最長積分時間
の計時(No.35〜44)、終端位置でのモータ停止お
よび低コントラスト時の回転再開(No.43〜48、51
〜67)、マイコンMC1の動作停止時の初期設定
(No.25〜33)、低輝度時のCCDデータの変換(No.
78〜80)、デフオーカス量およびデフオーカス方
向の算出(No.81〜93)、AFモード動作が可能なレ
ンズか否かの判別(No.92〜96)、コントラストの
判別(No.100)、AFモードの場合の合焦ゾーンへ
のモータ駆動および合焦判別(No.125〜196)(第
9図)、FAモードの場合の合焦判別(No.240〜
261)(第10図)、低コントラスト時の動作(No.
105〜115、205〜214)、最近接撮影位置でマクロ
撮影への切換が可能なレンズの場合のモータ駆動
(No.220〜232)等の動作が行なわれる。 No.70〜76のステツプは、制御回路COTからの
端子itへのCCD積分完了信号によりCCD出力デー
タの読込み動作が行なわれる端子割込みのフロー
である。また、第8図のNo.220〜204のステツプ
は、エンコーダENCを介してカウンタECCから
一致信号が出力することにより合焦判別がなされ
るカウンタ割込みのフローである。尚、一旦、端
子割込みが可能とされると、以後にカウンタ割込
みの信号が発生しても端子割込みの動作終了後で
ないとカウンタ割込みは実行されないように、両
者の割込み動作の優先順位が定められている。以
下このフローチヤートに基づいて本実施例におけ
るAF,FAモードの動作を説明する。 まず、電源スイツチMASの閉成に応答してパ
ワーオンリセツト回路POR1からリセツト信号
PO1が出力され、このリセツト信号でマイコン
MC1は特定番地からのリセツト動作(No.1)を
行なう。No.2のステツプではスイツチFASが閉
成されて入力端子i14が“High”となつてい
るかどうかを判別する。ここで、i14が
“High”であればAFモードが選択されているの
でフラグMOFに“0”を設定し、“Low”であれ
ばFAモードが選択されているのでフラグMOFに
“1”を設定する。 No.5のステツプでは、マイコンMC2の出力端
子O1が“High”即ち入力端子i11が
“High”になつているかどうかを判別する。ここ
で、入力端子i11が“Low”ならNo.2のステ
ツプに戻つて以上の動作を繰り返す。i11が
“High”になつていることが判別されると、出力
端子O16を“High”にして(No.6)、インバー
タIN5を介してトランジスタBT2を導通させて
電源ラインVFからの給電を開始させる。次に、
CCD,FLMの積分時間計時用レジスタITRに最
長積分時間に対応した固定データC1を設定する
(No.7)。次に、出力端子O10から“High”の
パルスを出力して(No.8)、制御回路COTに
CCD,FLMの積分動作を開始させ、割込を可能
(No.9)とした後にNo.10のステツプに移行する。 No.10ないし13のステツプでは、モーターMOが
回転しているか否かが順次判別される。即ち、第
1回目の合焦検出動作がなされているか否かがフ
ラグFPFにより(No.10)、フオーカス用レンズFL
の駆動位置が最近接または無限大の終端位置に達
しているか否かが終端フラグENFにより(No.
11)、駆動位置が合焦ゾーン内に入つているか否
かが合焦フラグIFFにより(No.12)、スイツチ
FASによりいずれのモードが選択されているか
がフラグMOFによりNo.13、それぞれ順次判別さ
れる。 ここで、1回目の合焦検出動作がなされている
か、レンズが終端位置に達しているか、合焦ゾー
ンに入つているか、またはFAモードが選択され
ている場合は、モーターMOの回転は停止してい
るのでNo.14以降のステツプに移行する。また、2
回目以降の合焦検出動作がなされており、レンズ
が終端位置、合焦ゾーンに達しておらず、且つ
AFモードが選択されている場合は、モータMO
は回転しているのでNo.35以降のステツプに移行す
る。尚フラグFPFは、第1回目の合焦検出動作
がなされている期間は“1”、2回目以降の動作
時は“0”になり、終端フラグENFはフオーカ
ス用レンズFLの駆動位置が最近接位置或いは無
限大位置に達していてモーターMOをそれ以上回
転させてもエンコーダーENCからパルスが出力
されないときに“1”になり、合焦フラグIFFは
レンズが合焦ゾーンにはいると“1”、はずれて
いるときは“0”になる。 No.14以降のステツプでは、まず積分時間計時用
レジスタITRの内容から“1”が差引かれ(No.
14)、このレジスタITRからボローBRWがでてい
るかどうかを判別する(No.15)。ここで、ボロー
BRWがでていなければ、低輝度フラグLLFに
“0”を設定し(No.18)、マイコンMC2から入力
端子i11にマイコンMC1を動作させるための
“High”信号が入力しているかどうかを判別し
(No.19)、 i11が“High”であればNo.14のステツプに
戻り、この動作を繰返す。また、“Low”であれ
ばNo.25以降のステツプに移行して初期状態への復
帰動作を行なつた後に、No.2のステツプに戻つて
再び入力端子i11が“High”になるのを持つ。
一方、No.15のステツプでボローBRWがでたこと
が判別されると、最長の積分時間が経過したこと
になり、出力端子O11にパルスを出力(No.16)
してCCD,FLMの積分動作を強制的に停止させ、
低輝度フラグLLFを“1”にして、制御回路
COTから割込端子itに割込信号が出力するのを待
つ。 No.35以降のステツプでは、まず、計時用レジス
タTWRに一定時間データC2が設定され(No.
35)、レジスタITRの内容からn(例えば3)を差
引いてボローBRWがでているかどうかを判別す
る(No.37)。ここで、レジスタITRからボロー
BRWがでていると、前述と同様に、最長積分時
間が経過したことになるので、No.16のステツプに
移行してCCD,FLMの積分動作を強制的に停止
させ、低輝度フラグLLFを“1”にして制御回
路COT)から割込端子itに割込信号が入力するの
を待つ。 また、ボローBRWがでていなければ低輝度フ
ラグLLFを“0”にし、レジスタTWRから
“1”を差引いてボローBRWが出ているかどう
かを判別する(No.40)。このとき、ボローBRW
がでていなければ入力端子i11が“High”に
なつているかどうかをどうかをNo.41のステツプで
判別する。i11が“High”になつていればNo.
36のステツプに戻り、“Low”になつていればNo.
25のステツプに移行する。尚、C1/n>C2にな
つていて、No.37のステツプでの判別でボロー
BRWがでるまでの間に、 No.40のステツプでの判別で複数回のボローがで
る。 No.40のステツプでボローBRWがでると、エン
コーダENCからのパルス数をカウントしたデー
タECDをレジスタECD1に設定し、(No.42)、こ
の設定データとレジスタECR2の内容とを比較
する(No.43)。尚、レジスタECR2にはそれ以前
に取込まれたカウントデータが設定されている。
ここで、レジスタECR1,ECR2の内容が一致
しない場合は、レンズが移動していることになる
ので、レジスタECR1の内容をレジスタECR2
に設定(No.44)してNo.35のステツプに戻る。 No.43のステツプでレジスタECR1と ECR2との内容が一致する場合は、前回に取
込まれたエンコーダENCからのパルスのカウン
トデータが変化していない、即ちレンズが移動せ
ず、最近接位置或いは無限大位置に達してしまつ
ていることになる。従つてこの場合には、割込を
不可能(No.45)とし、出力端子O11にパルスを
出力(No.46)してCCD(FLM)の積分動作を強制
的に停止させ、出力端子O12,O13をともに
“Low”(No.47)にしてモーターMOの回転を停止
させ、低コントラストフラグLCFが“1”かど
うかを判別する(No.48)。尚、このフラグLCFは
被写体が低コントラストであつて、CCD,FLM
の出力に基づいて算出されたデフオーカス量△L
が信頼性に乏しいときに“1”になる。ここで、
フラグLCFが“0”のときには終端フラグENF
を“1”にして(No.49)、第10図のNo.270のステ
ツプに移行する。No.270のステツプでは、入力端
子i14が“High”のままかどうかを判別し、
i14が“High”でAFモードが選択されたまま
であればそのままNo.2のステツプへ移行する。一
方、i14が“Low”になつていてFAモードに
切換えられていれば、フラグFPFを“1”にし、
端子O12,O13を“Low”にしてモーター
MOを停止し、フラグLCF,LCF1,LCF3を
“O”にした後にNo.2のステツプへ戻る。 以上の動作を要約すると、マイコンMC2から
の合焦検出動作の指令により、CCDの積分を開
始させ、割込を可能として、最長の積分時間のカ
ウントを開始させる。このときモーターMOが回
転していなければ、この最長積分時間をカウント
しながら割込信号が入力するのを持ち、最長時間
が経過しても割込信号が入力されなければCCD
の積分を強制的に停止させて、割込信号が入力す
るのを待つ。一方、CCDの積分動作を開始させ
たときにモーターMOが回転していれば、積分時
間のカウント中にレンズが終端位置に達している
かどうかを周期的に判別しながら割込信号の入力
を待ち、最長積分時間が経過しても割込信号が入
力せず、且つレンズが終端に達していなければ、
CCDの積分を強制的に停止させて割込信号を待
つ。また、レンズが終端に達していれば、割込を
不可能として積分を強制的に停止させ、モーター
MOの回転を停止させて、再びCCDの積分を行な
い、後述するように、△Lを算出して合焦かどう
かを判別し、以後はマイコンMC2からマイコン
MC1の入力端子i11へ“High”の信号が入力
されていてもマイコンMC1は合焦検出、焦点調
整の動作を行なわず、この信号が、“Low”にな
つて再度測光スイツチMESが閉成され入力端子
i11が“High”になるとNo.2のステツプから
の動作を開始する。 さて、No.48のステツプでフラグLCFが“1”
であることが判別されると、次にフラグLCF1
が“1”かどうかが判別される(No.51)。ここで、
LCFが“0”であればLCF1を“1”にして
(No.52)、No.60のステツプで合焦方向フラグFDF
が“1”かどうかを判別する。なお、フラグ
LCF1はレンズ位置が合焦位置から大幅にずれ
ている所謂バカボケの状態にあるか否かを判定す
るためにコントラストが所定の値以上になるレン
ズ位置を走査するためのフラグ、フラグFDFは、
△L>0でレンズを繰込むとき(前ピン)は
“1”、△L<0でレンズを繰出すとき(後ピン)
は“0”になるフラグである。このときFDFが
“1”なら“0”に、“0”なら“1”に設定し直
され、それぞれ入力端子i12が“High”かど
うかが判別される(No.63、64)。即ち、レンズを
繰出すためのモーターの回転方向を判別し、No.63
のステツプでi12が“High”なら、レンズを
繰出すためには時計方向に回転させなければなら
ないので、No.66のステツプに移行して端子O12
を“High”、O13を“Low”にする。i12が
“Low”なら、レンズを繰出すためにはモーター
MOを反時計方向に回転させなければならないの
で、No.65のステツプに移行して端子O12を
“Low”、O13を“High”にする。また、No.64
のステツプでi12が“High”なら、レンズを
繰込むには反時計方向にモーターMOを回転させ
なければならないのでNo.65のステツプに移行す
る。i12が“Low”なら、レンズを繰込むに
は時計方向にモーターMOを回転させなければな
らないのでNo.66のステツプに移行する。次にNo.67
のステツプでは端子O14を“High”にしてモ
ーターMOを高速で回転させ、No.270のステツプ
に移行する。 No.51のステツプでフラグLCF1が“1”であ
ることが判別されると、低コントラストのままで
最近接または無限大の終端位置に達したことにな
り、モーターMOを停止させNo.53、i11が
“Low”になるのを待ち(No.55)、フラグLCF,
LCF1,LCF3を“0”にしてNo.25のステツプ
に戻る。 さて、低コントラストの場合の一連の動作を説
明する。まず、AFモードで低コントラストの場
合、出力ポートOP0に“101”を出力して警告表
示を行ない(No.105)、次にフラグLCFが“1”
になつているかどうかを判別する。(No.107)。こ
こで、フラグLCFが“1”でなく、今回はじめ
て低コントラストになつたのであれば、フラグ
LCF,LCF3を“1”にして(No.108、109)、No.
110のステツプで最初の動作(FPF=1)かどう
かを判別する。フラグFPFが“0”の場合はそ
れまでの動作では低コントラストではなく、今回
の測定が誤りである可能性もありうるので、No.
280のステツプに移行して、No.270、271のステツ
プを経てNo.2のステツプに戻り、再度測定を行な
わせる。このとき、モーターは前回の算出値に向
つて回転している。尚、終端フラグENFが“1”
でNo.110のステツプを経てNo.280のステツプに移行
した場合は、モーターMOの回転は停止している
ので、入力端子i11が“Low”になるのを待
つて(No.281)、フラグLCF,LCF3を“0”に
して(No.282)からNo.25以降のステツプでマイコ
ンMC1の動作停止のための初期値設定を行な
う。 また、No.110のステツプでフラグFPFが“1”
で最初の動作であることが判別されると、フラグ
FPF,LCF3を“0”にして(No.113、113)、No.
205のステツプでデフオーカス量△Lの正負を判
別する。△L>0で前ピンならフラグFDFを
“1”、△L<0で後ピンならフラグFDFを“0”
とし(No.206、209)、前述のNo.63〜66のステツプ
と同様に、レンズを繰出すためのモーターMOの
回転方向に応じてモーターMOを反時計方向或い
は時計方向に回転させる。次にNo.212のステツプ
で積分時間(レジスタITRの内容)が一定値C7
よりも短時間かどうかを判別して、積分時間が一
定値以下((ITR)≧C7)のときは端子O14を
“High”としてモーターMOを高速駆動させ(No.
213)、積分時間が一定値以上のときは端子O14
を“Low”としてモーターMOを低速駆動させ
(No.214)、No.270のステツプを経てNo.2のステツプ
に戻つて、再び測定を開始させる。このようにし
て、以後測定値が低コントラストでない値になる
まで、最初にきまつた方向へレンズを移動させ
る。 低コントラストのままでレンズが一方の終端位
置に達すると、No.52のステツプでフラグLCF1
を“1”にして移動方向を逆転させ、更に測定を
繰返しながらレンズを移動させる。低コントラス
トのままで更に、他の終端位置に達すると一方の
終端から他方の終端までレンズが走査されたこと
になるので、No.55のステツプに移行して、動作を
停止する。なお、この動作中に測定値が低コント
ラストでないことが判別されると No.101のステツプに移行して、後述のデフオー
カス量に基づくレンズ制御の動作を行なう。ここ
で、突然低コントラストになつたときは、前述の
ように一回目の測定値は無視して再度測定を行な
わせ、このときも低コントラストならフラグ
LCF3は“1”になつているので(No.112)、
LCF3を“0”にしてNo.205のステツプに移行
し、このときの測定値に基づいてレンズの移動方
向をきめてコントラストが一定値以上になる位置
をさがす。 FAモード(MOF=1)で低コントラストの場
合には、No.106のステツプからNo.115のステツプに
移行して、フラグLCFを“1”、フラグLCF1,
LCF3を“0”、フラグFPFを“1”、終端フラ
グENFを“0”、出力端子O12,O13を
“Low”として、No.258のステツプに移行し、後
述する動作を行なつて、再び測定を行なう。 マイコンMC1が、No.9〜13のステツプからNo.
14、15、18、19のループまたはNo.35〜40、42〜44
のループまたはNo.36〜41のループを実行している
ときに、CCD,FLMの積分動作が完了して割込
み端子itに制御回路COTから“High”のパルス
が入力すると、マイコンMC1はNo.70のステツプ
にジヤンプして割込み動作を開始する。まず、エ
ンコーダENCからのパルスをカウントした値
ECDがレジスタECR3に設定され(No.70)、CCD
の受光部の数、即ちマイコンMC1の入力ポート
IP0に入力されるデータの数に相当する値C3が
レジスタDNRに設定され(No.71)、No.72のステツ
プで入力端子i10に“High”のパルスが入力
されるのを待つ。CCD出力のA/D変換が終了
して入力端子i10が“High”になると、入力
ポートIP0に入力された1つのCCD出力データ
CDがレジスタM,DNR)に設定される(No.73)。
次に、レジスタDNRの内容から“1”が差引か
れ(No.74)、このレジスタDNRからボローBRW
が出力されるまでNo.72〜75のステツプが繰返され
る。このようにして、CCD出力データCDが順次
レジスタM,DNRに設定される。すべてのCCD
出力データCDの取り込みが完了すると、リター
ンアドレスを設定して、そのアドレスにリターン
動作を行なつて、No.77のステツプ以降のメインの
フローに移行する。 No.77のステツプではフラグLLFが“1”かど
うかが判別される。ここで、LLFが“1”なら
ばCCDからのデータCDのうちで最大のデータ
MACDが探される(No.78)。このデータMACD
の最上位ビツトが“1”でないときは全ての
CCD出力データALCDが2倍され(No.80)、ま
た、“1”であるときは2倍するとオーバーフロ
ーするデータがでるのでそのままNo.81のステツプ
に移行する。一方、フラグLLFが“0”ならば
直ちにNo.81のステツプに移行する。 No.81および90のステツプでは、それぞれフイル
ム面と等価な面での二つの像のシフト量の整数部
および小数部の演算が行なわれる。尚、これらの
ステツプでのシフト量の演算の具体例は、例えば
米国特許第4333007号又は、特開昭57−45510号に
提案されているが、本発明の要旨とは無関係であ
るので説明を省略する。No.82〜85のステツプで
は、前述のNo.10〜13のステツプと同様に、モータ
MOの回転の有無が判別される。ここで、モータ
MOが回転していれば、エンコーダENCからのパ
ルス数のカウントデータECDがレジスタECR1
に取込まれ(No.86)、このデータのNo.44のステツ
プで以前に取込んだレジスタECR2の内容とが
比較される。 ECR1=ECR2ならレンズは終端に達してい
ることになるので、前述のNo.47のステツプから動
作に移行し、 ECR1≠ECR2ならレンズは終端に達してい
ないのでECR1の内容をECR2に設定し直して
No.89のステツプに移行する。一方、モーターMO
が回転していなければ、直ちにNo.89のステツプに
移行する。 No.89のステツプでは入力端子i11が“High”
かどうかを判別し、“Low”のときはNo.25ステツ
プ以降の焦点検出動作を停止および初期設定がな
され、“High”のときはNo.90のステツプに以降し
てシフト量の小数部を算出し、No.81およびNo.90の
ステツプで算出されたシフト量に基づいてデフオ
ーカス量△Lが算出される(No.91)。 No.92のステツプでは、フラグMOFによりAFモ
ードかどうかを判別して、AFモードならNo.93の
ステツプへ、FAモードならNo.100のステツプへ移
行する。AFモードの場合、まずマイコンMC2
によりラツチ回路LAにラツチされていた変換係
数KDを入力ポートIP1から取り込み(No.93)、
このデータのk3が“0”且つk2が“1”かどう
かを判別する(No.94)。ここで、k3=0且つk2=
1の場合には、前述のように、交換レンズがAF
モードでの動作が不可能なので、モードフラグ
MOFを“1”(FAモード)にしてNo.96のステツ
プに移行する。一方、k3=1またはk2=0であ
れば、AFモードが可能な交換レンズが装着され
ていることになり、No.100のステツプに移行する。
更に、No.96のステツプでは、k1=0かどうかを
判別し、k1=1であれはNo.100のステツプに移行
する。 k1=0ならば、前述のように、最近接位置ま
でレンズを繰出さないとマクロ撮影に切換えられ
ないレンズが装着されていて、マクロ撮影に切換
えようとされていることになる。このときはNo.
220のステツプに移行して出力端子O14を
“High”にしてモーターMOを高速で回転させ、
次に、入力端子i12が“High”かどうかを判
別する(No.221)。ここで、i12が“High”で
あれば時計方向に回転させることによりレンズが
繰出されるので出力端子O12を“High”に、
また“Low”なら反時計方向に回転させること
により繰出されるのでO13を“High”にした
後に、エンコーダからのパルスのカウントデータ
ECDをレジスタECR2に取り込む(No.224)。 次に、レジスタTWRに一定時間用データC8
を設定し(No.225)、このレジスタTWRの内容か
ら“1”をひいてボローBRWがでたかどうかを
判別する動作を繰出し、一定時間が経過してボロ
ーBRWがでるとエンコーダからのパルスのカウ
ントデータECDをレジスタECR1に取りこむ
(No.228)。次に、レジスタECR1とECR2との内
容が一致するかどうかを判別し(No.229)、ECR
1≠ECR2のときはECR1の内容をECR2に設
定(No.230)してNo.225〜230のステツプを繰返す。
一方、ECR1=ECR2のときはレンズが最近接
位置に達したことになり出力端子O12,O13
を“Low”にしてモーターMOを停止させ(No.
231)、フラグFPFを“1”にして(No.232)、No.
2のステツプに戻る。尚、以後はFAモードの動
作を行なう。 No.100のステツプでは、CCDからのデータが低
コントラストかどうかが判別される。尚このステ
ツプの具体例は第17図に基づいて後述する。こ
こで、低コントラストであれば前述のNo.105以降
のステツプに移行する。一方、低コントラストで
なければ、No.101のステツプでフラグLCFが
“1”かどうかを判別する。ここで、LCFが
“1”であれば、前回までの測定値が低コントラ
ストなのでフラグFPFを“1”、フラグLCF,
LCF1,LCF3を“0”として、No.290のステツ
プへ移行し、モードフラグMOFを参照する。
MOF=0足ちAFモードであれば出力端子O1
2,O13を“Low”としてモータMOを停止さ
せた後、No.2のステツプへ戻り再び測定を行なわ
せる。また、MOF=1即ちFAモードであればNo.
240のステツプに移行して後述するFAモードの動
作を行なう。No.101のステツプでフラグLCF=1
で前回の測定値が低コントラストでない場合は、
No.104でモードフラグMOFを参照し、MOFが
“1”即ちFAモードであればNo.240のステツプへ、
MOFが“0”即ちAFモードであればNo.125のス
テツプへ移行する。 No.125〜130のステツプでは、デフオーカス量△
Lが合焦ゾーンZN1の範囲内にはいつているか
どうかの判別動作が行なわれる。まず、レンズが
終端位置に達しておらずフラグENFが“0”で
あり(No.125)且つ合焦ゾーンに一旦達していて
合焦フラグIFFが“1”である(No.126)場合に
は、今回の測定値|△L|とZN1とをNo.127のス
テツプで比較する。ここで、|△L|<ZN1なら
合焦表示を行ない(No.128)、入力端子i11が
“Low”になるのを待つて(No.129)、No.25のステ
ツプに移行して動作を停止する。 一方、|△L|≧ZN1ならば、フラグFPFを
“1”、フラグIFFを“0”としてNo.135のステツ
プに移行し、今回の測定値に基づくデフオーカス
量によるレンズ制御動作が行なわれる。また、レ
ンズが終端に達していてフラグENFが“1”の
場合には、No.127のステツプで|△L|<ZN1な
らば合焦表示を行なつて(No.128)、|△L|≧ZN
1ならば前回のデフオーカス方向の表示をしたま
まで、No.129のステツプに移行し、上述と同様に、
i11が“Low”になると動作を停止する。こ
こで、|△L|≧ZN1ならば前回のデフオーカス
方向の表示をしたままでNo.129のステツプに移行
するが、この場合、レンズが終端位置でも合焦と
ならず、以後モーターMOを制御しても無駄なの
でマイコンMC1の動作を強制的に停止させる。 レンズが終端位置にも合焦ゾーン内にも達して
いないことがNo.125、126のステツプで判別される
と、まずNo.131のステツプではフアーストパスフ
ラグFPFが“1”かどうかが判別される。ここ
で、フラグFPFが“0”のときは前述のNo.86〜
88のステツプと同様にレンズが終端に達したかど
うかの判別動作が行なわれ(No.132〜134)た後に
No.135のステツプへ移行し、また、FPFが“1”
のときはそのままNo.135のステツプに移行する。
No.135のステツプではマイコンMC2からの合焦
検出指令信号が判別され、入力端子i11が
“Low”のときはNo.25のステツプに戻り動作を停
止し、“High”のときはNo.136のステツプに移行
する。 No.136のステツプでは、算出されたデフオーカ
ス量△Lと読込まれた変換係数KDとを掛けて、
レンズ駆動機構LDRの駆動量のデータNが算出
され、再びNo.137のステツプでフラグFPFが
“1”かどうかを判別する。ここで、フラグFPF
が“1”であれば、まず、Nが正が負かが判別さ
れ(No.140)、正なら合焦方向フラグFDFを“1”
に、負なら“0”にした後に、駆動量Nの絶対値
がNmとしてレジスタECR4に設定され(No.
144)、フラグFPFが“0”とされてNo.166のステ
ツプに移行する。 一方、No.137のステツプでフラグFPFが“0”
であれば、まず、前回の駆動量のデータが記憶さ
れているレジスタECR4の内容がレジスタECR
5に移され(No.150)、代わりにこの時点でのエン
コーダENCからのパルスのカウントデータECD
がレジスタECR4に取り込まれる(No.151)。即
ち、ECR5にはCCDの積分終了時点でのカウン
トデータTc1が、ECR4にはこの時点でのカウ
ントデータTc2が設定されていることになる。
次に、CCDの積分に要する期間におけるレンズ
の移動量τ=Tco−Tc1が、Nを算出するため
に要する期間におけるレンズの移動量to=Tc1
−Tc2が算出される。ここで、CCDの積分期間
の中間の位置でNが得られたものとすると、この
時点においてレンズはNが得られた時点からτ/
2+toだけ移動している。また、前回のフローで
得られたN′mからレンズの移動分τ+toを補正し
たデータN″m=N′m−τ−toが算出される。尚、
このデータN″mは、必らず正である。 No.155〜157のステツプではデフオーカス量Nの
正負とフラグFDFとにより合焦方向が反転した
か否かが判別される。まずNo.155のステツプでは、
今回算出されたデフオーカス量Nが正かどうかが
判別され、Nが正であればフラグFDF=0かど
うかが判別される(No.156)。このときFDF=0
なら方向が逆転したことになりNo.158のステツプ
へ移行し、FDF=1なら逆転していないのでNo.
159のステツプへ移行する。一方、Nが負であれ
ばFDF=1かどうかが判別され(No.157)、FDF
=1なら逆転しているのでNo.158のステツプへ移
行し、FDF=0なら逆転していないのでNo.159の
ステツプへ移行する。方向が逆転していないと
き、即ちNo.159のステツプでは、モーターの回転
によつて合焦位置に近づいているので、積分期間
の中間でNの値が得られたものとして|N|−
τ/2−to=N′の演算を行なつてモーターの回
転による移動分が補正され、次にこのN′が負か
どうかが判別される(No.160)。ここで、N′<0
なら合焦位置を通り過ぎたことになるので|
N′|=N′としてNo.164のステツプに移行し、N′>
0ならNo.161のステツプで、前回までに得られて
いるデータN″mとN′との平均(N″m+N′)/2
=Naをとり(No.161)、このデータNaをNmとし
て(No.162)、No.166のステツプに移行する。 方向が逆転しているとき、即ちNo.158のステツ
プでは、今回のデータが得られた時点からτ/2
+toだけ今回のデフオーカス方向に合焦位置から
離れているので、|N|+τ/2+to=N′の補正
演算が行なわれて、No.164のステツプに移行する。
No.164のステツプではN″mとN′との平均(N″m
−N′)/2=Naが算出され、次にこの平均値
Naが負かどうかが判別される(No.165)。 ここで、Na>0なら前述のNo.162のステツプに
移行し、Na<0なら端子O12,O13を
“Low”にしてモーターの回転を停止させ(No.
174)、合焦ゾーンのデータZN1に変換係数KD
を掛算して合焦ゾーンのモーター回転量のデータ
Niを算出する(No.175)。次に、|Na|<Niとな
つているかどうかが判別され(No.176)、|Na|<
Niならば合焦ゾーンにはいつているので、合焦
フラグIFFを“1”にしてNo.270のステツプを経
てNo.2のステツプに移行する。一方、|Na|>
Niなら合焦ゾーンを通り過ぎたことになり、フ
ラグFPFを“1”にして同様にNo.270のステツプ
を経てNo.2のステツプに移行し、測定動作をやり
直す。 さて、No.166のステツプでは、近合焦ゾーンを
示すデータNZにKDをかけて近合焦ゾーンから
合焦位置までのレンズの駆動量に相当するデータ
が算出される。次にNo.167のステツプで近合焦ゾ
ーンの値ZN1とKDとからNi=ZN1×KDの演
算を行なつて、合焦ゾーンでのレンズの駆動量の
データNiが算出され(No.167)、NmとNnとが比
較される(No.168)。ここで、Nm≧Nn即ち近合
焦ゾーン外であればNo.181のステツプに移行して、
端子O14を“High”としてモーターMOを高
速で回転させ、エンコーダENCからのパルスを
ダウンカウントするためのカウンタECCにNm−
Nnを設定して(No.182)、No.185のステツプに移行
する。 一方、Nm<Nn即ち近合焦ゾーン内であるこ
とが判別されると、No.169のステツプでNm<Ni
かどうかを判別する。ここで、Nm≧Niであれ
ば、近合焦ゾーン内にあつても合焦ゾーン内には
ないことになり、出力端子O14を“Low”と
してモーターMOの回転速度を低速にし(No.
183)、NmをカウンタECCに設定して(No.184)、
No.185のステツプに移行する。尚、KDが撮影距
離に応じて変化するレンズの場合、近合焦ゾーン
にない場合にはデフオーカス方向の信号によつて
のみレンズ制御が行なわれるが、デフオーカス量
を算出するときはNo.150からのレンズの移動量の
補正が行なわれるので、この補正用のデータのた
めにNo.182のステツプでNm−NnがカウンタECC
に設定される。また、Nm<Niであれば出力端子
O12,O13を“Low”にしてモーターMOを
停止させ(No.171)、合焦フラグIFFを“1”にし
(No.172)、カウンタ割込を不可能にして(No.173)、
No.270のステツプに戻つて、再度確認用の測定を
行なう。 さて、No.185のステツプではフラグFDFが
“1”かどうかを判別する。ここで、FDFが
“1”なら前ピンなので出力ポートOP0に“100”
を出力して出力して発光ダイオードLD0を点灯
させ前ピン表示を行ない(No.186)、“0”ならば
後ピンなので出力ポートOP0に“001”を出力し
て発光ダイオードLD2を点灯させて後ピン表示
を行なう(No.189)。次にこのフラグFDFの内容
と入力端子i12への交換レンズの回転方向の信
号とによりモーターMOを時計方向或いは反時計
方向に回転させ(No.188、191)、No.192のステツプ
に移行して、入力端子i13が“High”かどう
かを判別する。ここで、変換係数が撮影距離に応
じて変化する交換レンズが装着されていてi13
が“High”であれば、No.193のステツプでNm<
Nnかどうかを判別する。このとき近合焦ゾーン
外にあつて、Nm≧Nnであれば、前述のNo.182の
ステツプから直ちにNo.185のステツプに移行した
ように、算出されたNmには無関係に、方向の信
号によつてのみモーターMOの回転方向をきめて
回転させる。次に、積分時間がC7に相当する一
定時間値より長いかどうかを判別し(No.194)、長
いときはレンズが合焦位置で行き過ぎてしまう可
能性があるので端子O14を“Low”にしてモ
ーターMOを低速駆動させ(No.195)、カウンタ割
込を不可能として(No.196)、No.270のステツプを
経てNo.2のステツプに戻る。一方、No.193のステ
ツプでNm<Nnであつて近合焦ゾーンにはいつ
ていることが判別されたときには、通常の交換レ
ンズと同様に、カウンタ割込を可能にして(No.
197)、No.270のステツプに戻る。また、入力端子
i13が“Low”の場合にもカウンタ割込を可
能にしてNo.270のステツプに戻る。 さて、モーターMOの回転中にエンコーダENC
からのパルスをカウントするカウンタECCの内
容が“0”になると、カウンタ割込となり、No.
200のステツプでNm<Nnかどうかが判別され
る。ここで、Nm<Nnであれば、近合焦ゾーン
でモーターMOを回転させていた、即ち合焦ゾー
ンに達したことになり、出力端子O12,O13
を“Low”としてモーターMOの回転を停止させ
No.203、合焦フラグIFFを“1”にしてNo.270のス
テツプに戻る。一方、Nm≧Nnであれば、近合
焦ゾーンに達したことになり、出力端子O14を
“Low”にしてモーターを低速にし(No.201)、Nn
をカウンタECCに設定(No.202)した後に割込の
かかつた番地に戻る。 次に、No.104またはNo.290のステツプでフラグ
MOFが“1”であることが判別されると、No.240
以降のステツプでFAモードの動作が行なわれる。
まず、No.240のステツプではフラグFPFが“1”
かどうかが判別される。ここで、FPFが“1”
ならば、始めてFAモードでの動作を行なうこと
になり、AFモードから切換わつたときのために、
終端フラグENFを“0”、合焦フラグIFFを“0”
とし、合焦ゾーン判別用レジスタIZRに合焦ゾー
ン用データZN2を設定する。尚、このデータZN
2はAFモードでのデータZN1よりも大きい値に
なつている。これは、AFモードの場合にはモー
ター駆動により精度良くレンズ位置を調整するこ
とができるが、 FAモードの場合は手動でレンズ位置を調整す
るのでモータ駆動ほどの精度良い調整は非常に困
難だからである。次に、No.245のステツプでフア
ーストパスフラグFPFを“0”にしてNo.246のス
テツプに移行する。一方フラグFPFが“0”な
らば直ちにNo.246のステツプに移行する。 No.246のステツプでは、合焦フラグIFFが“1”
かどうかが判別される。ここで、フラグIFFが
“1”なら前回までの算出値が合焦ゾーンにある
ことになるので、前回の算出値△Ln−1と今回
の算出値△Lとの平均値、即ち△Ln=(△L+△
Ln−1)/2の演算が行なわれ(No.247)、レジ
スタIZRに合焦ゾーン用データとしてZw(>
ZN2)が設定され(No.248)た後にNo.250のステツ
プに移行する。これは、各回の測定値にはバラツ
キがあり、一旦合焦ゾーン内にはいると合焦ゾー
ンの巾をひろげて合焦状態であると判別される確
率を高め、レンズ位置が合焦ゾーンの境界付近に
あるときの表示のチラツキを防止するためであ
る。一方、No.246のステツプで合焦フラグIFFが
“0”であれば今回の測定値△Lを△Lnとし(No.
249)、No.250のステツプに移行する。No.250のステ
ツプでは|△Ln|<(IZR)、即ち算出値が合焦ゾ
ーン内にあるかどうかを判別する。ここで合焦ゾ
ーン内にあることが判別されると、合焦フラグ
IFFを“1”にし(No.251)、発光ダイオードLD
1による合焦表示を行なつて(No.252)、No.258の
ステツプに移行する。一方、合焦ゾーン外にある
ことが判別されると、△Ln>0かどうかが判別
され(No.253)、△Ln>0なら発光ダイオードLD
0による前ピン表示、△Ln<0ならLD2による
後ピン表示を行なう。次に、合焦フラグIFFを
“0”とし、IZRにデータZN2を設定してNo.258
のステツプに移行する。No.258のステツプでは入
力端子i14が“High”かどうかを判別し、
“High”でAFモードに切換わつていればフラグ
FPFを“1”、IFFを“0”、LCFを“0”にして
No.2のステツプに、また“Low”でFAモードの
ままであればそのままNo.2のステツプに戻り、次
の測定を行なう。 No.25〜33のステツプにおいては、AF、FAモー
ドによる焦点検出動作の停止および初期状態の設
定動作がなされる。まず、割込が不可能とされ
(No.25)、端子O11にパルスを出力してCCDの
積分動作が強制的に停止され(No.26)、端子O1
2,O13を“Low”としてモーターMOが停止
され(No.27)、出力ポートOP0を“000”として
発光ダイオードLD0,LD1,LD2が消灯され
(No.28)、端子O16を“Low”として電源ライ
ンVFからの給電が停止される(No.32)。また、フ
ラグENF,IFF,LCF3に“0”が、フラグ
FPFに“1”が設定される(No.29〜31、33)。こ
の初期設定がなされた後にNo.2のステツプに戻
る。 次に、上述の実施例の変形例として、AFモー
ドによる焦点調節動作で合焦対象とされる被写体
領域が合焦ゾーン内に達した際に、他の被写体領
域が焦点深度内に入つているか否かを確認できる
ようにした実施例を第11図、第12図、第13
図に基づいて説明する。ここで、第11図は第2
図と異なる部分のみを示した要部回路図、第12
図は第3図と異なる部分のみを示した要部フロー
チヤート、第13図は第8図ないし第10図と異
なる部分のみを示した要部フローチヤートであ
る。即ち、 No.127のステツプで合焦ゾーン内に達している
ことが判別され、合焦表示が行なわれると(No.
128)、フラグIFF1を“1”に(No.300)、第11
図のマイコンMC1の出力端子O13を“High”
に(No.301)する。この出力端子O30はマイコ
ンMC2の入力端子i5に接続されており、マイ
コンMC2はその入力端子i5の“High”により
レンズが合焦位置に達したことを判別する。 次に、マイコンMC1はNo.270のステツプに移
行し、FAモードに切換わつていなければそのま
まNo.2のステツプに戻り、再び測定を行なう。こ
の場合、フラグIFFが“1”なので、合焦の確認
の場合と同様のフローを経てNo.91のステツプまで
くる。No.91のステツプとNo.92のステツプとの間に
はフラグIFF1が“1”かどうかを判別するステ
ツプ(No.305)が設けてあり、フラグIFF1が
“0”ならNo.92のステツプへ、“1”ならNo.306の
ステツプに移行する。No.306のステツプでは入力
ポートIP2からのデータを読み込む。ここで、
第12図に示すように、第3図の#30のステツプ
と#31のステツプとの間には、露出制御用絞り値
AvがI/Oポートから出力され(#80)、この絞
り値がデコーダDECの出力端子an+2からのパ
ルスでラツチ回路LA1にラツチされている。従
つて、入力ポートIP2には露出制御絞り値のデ
ータが入力される。 読み取られたデータAvはFNo.に変換され(No.
307)、No.308のステツプで△D=δ×FNo.の算出
が行なわれる。ここで、δは許容ぼけの直径に相
当する値、△Dは焦点深度に相当する値である。
次に、今回のフローでのNo.91のステツプで得られ
たデフオーカス量|△L|と△DとがNo.309のス
テツプで比較され、以下の合焦状態表示を経てNo.
270のステツプに移行する。ここで、|△L|≦△
Dであれば、そのとき測定した被写体の部分は焦
点深度内にあることになり、出力ポートOP5に
“010”の信号を出力して、第11図の発光ダイオ
ードLD4を点灯させて合焦表示が行なわれる。
一方、|△L|>△Dであれば△Lが正か負かに
応じてそれぞれOP5に“100”を出力して発光ダ
イオードLD3を点灯させて前ピン表示が行われ
るか、あるいは“001”を出力して発光ダイオー
ドLD5を点灯させて後ピン表示が行なわれる。 このような動作を行なうようにしておけば、
AFモードでレンズが合焦位置に達した後、レン
ズを合焦位置まで駆動するために測定を行なつた
部分以外の部分が合焦深度内にはいつているかど
うか、或いは前ピンか後ピンかの確認ができると
いつた非常に使い易い効果がでてくる。 なお、No.308のステツプで正確な焦点深度を算
出しているが、カメラぶれ等により測定位置を被
写体の所望の部分に正確にあわせることが困難で
あり、また、△Lの算出値もばらつくので、前述
のFAモードの場合と同様に合焦ゾーン巾を広げ
たり、一旦合焦ゾーンにはいつた後は合焦ゾーン
巾を広げたり、数回の算出データの平均値処理を
行なつたりして精度を高めるようにしてもよい。
例えば、合焦ゾーンの巾を広げるには△D=1×
δ×FNo(1=2〜3)の演算を行なえば良い。 また、この変形例でマイコンMC1が動作を停
止する場合の初期設定、FAモードに切換わつた
ときの初期設定のために、No.33のステツプとNo.2
のステツプとの間、No.273のステツプとNo.2のス
テツプとの間に、それぞれ以下のステツプが挿入
されている。即ち、フラグIFF1を“0”にし
(No.320、No.325)、出力ポートOP5に“000”を出
力して発光ダイオードLD3,LD4,LD5を消
灯させ(No.321、No.326)、出力端子O30を
“Low”にする(No.322、No.327)。 また、第12図の#81のステツプは、測光スイ
ツチMESが開放された後も上述の変形例の表示
動作を一定時間行なわせるために、#38のステツ
プと#39のステツプとの間に入力端子i5の状態
を判別するステツプ(#81)が挿入されている。
即ち、測光スイツチMESが開放され、AFモード
であることが判別されても、入力端子i5が
“High”となつていてマイコンMC1が前述の焦
点深度内にあるかどうかの動作を行なつている場
合には、出力端子O1は“Low”にせず、
“High”のままにしておく。 第14図は第2図のCCD,FLMの制御回路
COTの具体例を示す回路図である。カウンタCO
24はカウンタCO22からのクロツクパルスCP
を分周したパルスDP2の立ち下がりをカウント
し、このカウンタCO24の出力信号p0〜p4
に応じて、デコーダDE20は出力端子T0〜T
9に“High”の信号を出力する。このカウンタ
CO24の出力と、デコーダDE20の出力及びフ
リツプ・フロツプFF22,FF24,FF26,
FF28のQ出力との関係を表7に示す。
(F5.6)】Avcより大きい場合(#16−3)には、
ともにAFモード、FAモードによる焦点検出動作
は不可能であるので、#16−4のステツプにおい
て焦点検出動作が行なわれないことが表示制御回
路DSCで警告表示された後に、#28のステツプ
に移行する。また、測光スイツチMESが開放さ
れていてi0が“Low”の場合 (#16−5)には、FAモードのみの動作を15
秒間だけ行なわせるために#28のステツプに移行
する。 チエツクデータの入力、k3〜k0≠“0001”、
Avo、Avo+β、Avo+AvまたはAvl≦Avc、i
0の“High”がともに判別された場合には#17
以降のステツプに移行する。 #17のステツプでは、出力端子O1が“High”
になり、マイコンMC1はその入力端子i11の
“High”によりAF,FAモードによる焦点検出動
作を開始する。#18のステツプではマイコンMC
2に読込まれた変換係数のデータKDを入出力ポ
ートI/Oからデータバスに出力して、ラツチ回
路LAにラツチさせる。このラツチ回路LAでラツ
チされたデータは、マイコンMC1の後述のNo.93
のステツプで読込まれる。 #19のステツプでは、カウンタCO9の出力が
“0100”のときに読込まれたデータに基づいて、
装着されたレンズが、撮影距離に応じて変換係数
KDが変化する型式のレンズかどうかを判別す
る。ここで、変化するレンズであればマイコン
MC2の出力端子O3即ちマイコンMC1の入力
端子i13を“High”に、変化しないレンズで
あれば“Low”にするる。マイコンMC1はこの
信号により、詳細は、後述のNo.192ないしNo.197の
ステツプで述べるが、結像位置が近合焦ゾーン内
にあるか否かまたは積分時間が一定値より長いか
否かに応じてAFモードでのモータMOの駆動を
切換える。 #22のステツプでは同じくカウンタCO9が
“0100”のときに読込まれたデータに基づいてフ
オーカス用レンズを繰出すときのモーターMOの
回転方向を判別する。ここで、時計方向であれば
マイコンMC2の出力端子O2即ちマイコンMC
1の入力端子i12を“High”に、反時計方向
であれば“Low”にする。マイコンMC1はこの
端子i12への信号とデフオーカス方向の信号と
でモーターMOの回転方向を決定する。 #25のステツプでは、変換係数データKDの3
番目のビツトが“1”か“0”かを検知すること
により、装着されたコンバータCV、レンズLEで
AFモードによる焦点調節動作が可能かどうかを
判別する。このとき、k3=1ならAFモードが可
能なので、フラグMFFを“0”にして#28のス
テツプに移行する。一方、k3=0ならAFモード
が不可能なのでMFFを“1”にして、次にスイ
ツチFASによりAFまたはFAのいずれかのモー
ドが選択されているかを検知する。ここで、AF
モードが選択されていて入力端子i1が“High”
であれば、撮影者によりAFモードが設定されて
いても自動的にFAモードに切換えられることを
表示制御回路DSCによつて警告表示を行なわせ
て、#28のステツプに移行する。入力端子i1が
“Low”なら、FAモードがもともと選択されて
いるのでそのまま#28のステツプに移行する。 #28のステツプでは、#5ないし#14のステツ
プで読込まれた設定露出制御値、測光値、レンズ
からのデータに基づいて公知の露出演算を行な
い、露出時間と絞り値のデータを算出し、フラグ
LMFを“1”にする。 #30のステツプではレリーズフラグRLFが
“1”かどうか判別し、“1”のときは#64以降の
ステツプの露出制御動作のフローに戻り、“0”
のときは#31のステツプに移行する。#31のステ
ツプでは出力端子O8を介して“High”にする
ことによりインバータIN8をトランジスタBT3
を導通させ、発光ダイオードLD10〜LD1nに
よる警告表示および液晶表示部DSPによる露出
制御値の表示を行なわせる。 #33のステツプでは測光スイツチMESの開閉
状態を判別する。ここで、測光スイツチMESが
閉成されていてi0が“High”であれば、タイ
マー割込みのため15秒カウント用のデータをタイ
マー用のレジスタTcに設定し#34、タイマーを
スタートさせ(#35)、タイマー割込を可能
(#36)として#2のステツプに戻る。この場合
には、i0が“High”(測光スイツチMESが閉
成されたまま)なので、直ちに#3のステツプに
移行してタイマー割込を不可能にして前述と同様
の動作を繰返す。 一方、測光スイツチMESが開放されていてi
0が“Low”であれば、スイツチFASにより
AF,FAのいずれのモードが選択されているかが
判別され(#37)、レンズからのデータに基づい
て#25のステツプで定められたモードが判別
(#38)される。ここで、入力端子i1が
“Low”でAFモードが選択されている(#37)
か、またはAFモードが選択されていてもフラグ
MFFが“1”でレンズ側がFAモードでの動作し
かできない場合には、#40のステツプに移行す
る。AFモードが選択され且つMFFが“0”の場
合には、出力端子O1を“Low”に(#39)し
てマイコンMC1の動作を停止させた後に#40の
ステツプに移行する。尚、#37、#38のステツプ
でFAモードが判別されたときは、端子O1は
“High”のままで#40のステツプに移行し、マイ
コンMC1の動作は続行される。 #40のステツプではスイツチEESの開閉状態が
判別され、露出制御機構のチヤージが完了してお
らずi2が“High”であれば、#47のステツプ
に移行して後述する初期状態への復帰動作を行な
う。露出制御機構のチヤージが完了していてi2
が“Low”であれば、#36のステツプでタイマ
ー割込を可能とした後に#2のステツプに戻り、
再び測光スイツチMESが閉成されて入力端子i
0が“High”になるか或いはタイマー割込みが
あるのを待つ。 さて、タイマー割込があるとレジスタTcの内
容から1が差引かれ(#45)、Tcの内容が“0”
になつたかどうかが判別される(#46)。Tc≠0
の場合、#5以降のステツプに以降して前述のデ
ータの取込、露出演算等の動作を行なう。このと
き、FAモードであれば、端子O1が“High”な
のでマイコンMC1はFA用の動作を繰り返し、
AFモードであれば#39のステツプで端子O1が
“Low”にされているのでマイコンMC1の動作
は停止している。 一方、Tc=0となると出力端子O0,O1,
O8が“Low”とされて、トランジスタBT1及
びバツフアBFによる給電の停止、FAモードの場
合のマイコンMC1の動作停止、トランジスタ
BT3による給電の停止が行なわれる。さらに、
液晶表示部DSPのブランク表示、フラグMFF、
LMFのリセツトを行なつた後に#2のステツプ
に戻る。 以上の動作を要約すると、測光スイツチMES
が閉成されている間は、データの取込み、マイコ
ンMC1の動作、露出演算、表示の動作が繰返し
行なわれる。次に、測光スイツチMESが開放さ
れると、AFモードのときは、直ちにマイコン
MC1の動作は停止されてデータの取込み、露出
演算、表示の動作が15秒間繰返され、FAモード
のときは、データの取込み、マイコンMC1によ
るFA動作、露出演算、表示の動作が15秒間繰返
される。また、露出制御機構のチヤージが完了し
ていないときは、露光スイツチMESが開放され
るとデータの取込み、マイコンMC1の動作、露
出演算、表示の動作を直ちに停止する。 なお、一旦、#16−4、#27−2のステツプで
警告表示を行なつても次のフローの時点で警告の
必要がなくなれば、この警告をキヤンセルするた
めのデータを表示制御回路DSCに伝達する必要
があることはいうまでもない。 次に露出制御機構のチヤージが完了した状態で
レリーズスイツチRLSが閉成された場合の動作
を説明する。この場合、マイコンMC2はどのよ
うな動作を行なつていても直ちに#59のステツプ
からのレリーズ割込みの動作を行なう。まず、レ
ンズからのデータの読込み中に割込みがかかる場
合を考慮して、端子O6を“Low”にしてコン
バータおよびレンズの回路CVC,LECをリセツ
ト状態にし(#59)、端子O1を“Low”にし
て、マイコンMC1によるAF又はFAモードの動
作を停止させる(#60)。さらに出力端子O8を
“Low”にして警告用の発光ダイオードLD10〜
LD1nを消灯させて(#61)、レリーズフラグ
RLFに“1”を設定(#62)した様に、前述の
フラグLMFが“1”かどうかを判別する
(#63)。 ここで、フラグLMFが“1”であれば露出制
御値の算出が完了しているので#64のステツプに
移行する。一方、LMFが“0”であれば、露出
制御値の算出が完了していないので#5以降のス
テツプに移動して露出制御値を算出して#64のス
テツプに移行する。 #64のステツプでは、#28のステツプで算出さ
れた絞り込み段数のデータAv−Avo、Av−
(Avo+△Av)、Av−(Avo+β)、Av−(Avo+
β+△Av)がデータバスDBに出力され、出力端
子O4からデータ取込み用のパルスが出力される
(#65)。これによつて、露出制御装置EXCに絞
り込み段数のデータが取込まれるれるとともに、
露出制御機構の絞り込み動作が開始され、取込ま
れた絞り込み段数だけ絞りが絞り込まれると絞り
込み動作が完了する。 出力端子O4からのパルス出力から一定時間が
経過すると(#66)、算出された露出時間のデー
タTvがデータバスDBに出力され、出力端子O5
からデータ取込み用のパルスが出力される
(#67、#68)。このパルスによつて露出制御装置
EXCには露出時間のデータが取込まれるととも
に、内蔵されたミラー駆動回路によりミラーアツ
プ動作が開始される。ミラーアツプが完了する
と、シヤツター先幕の走行が開始するとともに、
カウントスイツチCOSが閉成して取込まれた露
出時間データに対応した時間のカウントが開始す
る。カウントが終了するとシヤツター後幕の走行
が開始され、後幕走行の完了、ミラーのダウン、
絞りの開放により、スイツチEESが閉成する。 マイコンMC2は、このスイツチEESが閉成し
て入力端子i2が“High”になつたことを判別
すると(#69)、レリーズフラグRLFをリセツト
して(#70)、測光スイツチMESが閉成されてい
て入力端子i0が“High”かどうかを判別する
(#71)。ここで、i0が“High”であれば、
#2以降のステツプに戻り、前述のデータ取込
み、マイコンMC1の動作、露出演算、表示の動
作を繰返す。一方、#71のステツプで測光スイツ
チMESが開放されていて入力端子i0が“Low”
ならば#47以降のステツプに移行して、マイコン
MC2を初期状態にセツトして#2のステツプに
戻る。 第8図、第9図、第10図は、マイコンMC1
の動作を示すフローチヤートである。マイコン
MC1の動作は、以下の3つのフローに大別され
る。 No.1のステツプで始まるフローは、マイコン
MC2からの合焦動作指令により開始されるメイ
ンのフローであり、制御回路COTによるCCD,
FLMの動作開始No.8、モータ回転の有無の判別
(No.10〜No.13)、CCDの最長積分時間の計時およ
び最長積分時間経過時の動作(No.14〜19)、フオ
ーカス用レンズの終端位置の検知と最長積分時間
の計時(No.35〜44)、終端位置でのモータ停止お
よび低コントラスト時の回転再開(No.43〜48、51
〜67)、マイコンMC1の動作停止時の初期設定
(No.25〜33)、低輝度時のCCDデータの変換(No.
78〜80)、デフオーカス量およびデフオーカス方
向の算出(No.81〜93)、AFモード動作が可能なレ
ンズか否かの判別(No.92〜96)、コントラストの
判別(No.100)、AFモードの場合の合焦ゾーンへ
のモータ駆動および合焦判別(No.125〜196)(第
9図)、FAモードの場合の合焦判別(No.240〜
261)(第10図)、低コントラスト時の動作(No.
105〜115、205〜214)、最近接撮影位置でマクロ
撮影への切換が可能なレンズの場合のモータ駆動
(No.220〜232)等の動作が行なわれる。 No.70〜76のステツプは、制御回路COTからの
端子itへのCCD積分完了信号によりCCD出力デー
タの読込み動作が行なわれる端子割込みのフロー
である。また、第8図のNo.220〜204のステツプ
は、エンコーダENCを介してカウンタECCから
一致信号が出力することにより合焦判別がなされ
るカウンタ割込みのフローである。尚、一旦、端
子割込みが可能とされると、以後にカウンタ割込
みの信号が発生しても端子割込みの動作終了後で
ないとカウンタ割込みは実行されないように、両
者の割込み動作の優先順位が定められている。以
下このフローチヤートに基づいて本実施例におけ
るAF,FAモードの動作を説明する。 まず、電源スイツチMASの閉成に応答してパ
ワーオンリセツト回路POR1からリセツト信号
PO1が出力され、このリセツト信号でマイコン
MC1は特定番地からのリセツト動作(No.1)を
行なう。No.2のステツプではスイツチFASが閉
成されて入力端子i14が“High”となつてい
るかどうかを判別する。ここで、i14が
“High”であればAFモードが選択されているの
でフラグMOFに“0”を設定し、“Low”であれ
ばFAモードが選択されているのでフラグMOFに
“1”を設定する。 No.5のステツプでは、マイコンMC2の出力端
子O1が“High”即ち入力端子i11が
“High”になつているかどうかを判別する。ここ
で、入力端子i11が“Low”ならNo.2のステ
ツプに戻つて以上の動作を繰り返す。i11が
“High”になつていることが判別されると、出力
端子O16を“High”にして(No.6)、インバー
タIN5を介してトランジスタBT2を導通させて
電源ラインVFからの給電を開始させる。次に、
CCD,FLMの積分時間計時用レジスタITRに最
長積分時間に対応した固定データC1を設定する
(No.7)。次に、出力端子O10から“High”の
パルスを出力して(No.8)、制御回路COTに
CCD,FLMの積分動作を開始させ、割込を可能
(No.9)とした後にNo.10のステツプに移行する。 No.10ないし13のステツプでは、モーターMOが
回転しているか否かが順次判別される。即ち、第
1回目の合焦検出動作がなされているか否かがフ
ラグFPFにより(No.10)、フオーカス用レンズFL
の駆動位置が最近接または無限大の終端位置に達
しているか否かが終端フラグENFにより(No.
11)、駆動位置が合焦ゾーン内に入つているか否
かが合焦フラグIFFにより(No.12)、スイツチ
FASによりいずれのモードが選択されているか
がフラグMOFによりNo.13、それぞれ順次判別さ
れる。 ここで、1回目の合焦検出動作がなされている
か、レンズが終端位置に達しているか、合焦ゾー
ンに入つているか、またはFAモードが選択され
ている場合は、モーターMOの回転は停止してい
るのでNo.14以降のステツプに移行する。また、2
回目以降の合焦検出動作がなされており、レンズ
が終端位置、合焦ゾーンに達しておらず、且つ
AFモードが選択されている場合は、モータMO
は回転しているのでNo.35以降のステツプに移行す
る。尚フラグFPFは、第1回目の合焦検出動作
がなされている期間は“1”、2回目以降の動作
時は“0”になり、終端フラグENFはフオーカ
ス用レンズFLの駆動位置が最近接位置或いは無
限大位置に達していてモーターMOをそれ以上回
転させてもエンコーダーENCからパルスが出力
されないときに“1”になり、合焦フラグIFFは
レンズが合焦ゾーンにはいると“1”、はずれて
いるときは“0”になる。 No.14以降のステツプでは、まず積分時間計時用
レジスタITRの内容から“1”が差引かれ(No.
14)、このレジスタITRからボローBRWがでてい
るかどうかを判別する(No.15)。ここで、ボロー
BRWがでていなければ、低輝度フラグLLFに
“0”を設定し(No.18)、マイコンMC2から入力
端子i11にマイコンMC1を動作させるための
“High”信号が入力しているかどうかを判別し
(No.19)、 i11が“High”であればNo.14のステツプに
戻り、この動作を繰返す。また、“Low”であれ
ばNo.25以降のステツプに移行して初期状態への復
帰動作を行なつた後に、No.2のステツプに戻つて
再び入力端子i11が“High”になるのを持つ。
一方、No.15のステツプでボローBRWがでたこと
が判別されると、最長の積分時間が経過したこと
になり、出力端子O11にパルスを出力(No.16)
してCCD,FLMの積分動作を強制的に停止させ、
低輝度フラグLLFを“1”にして、制御回路
COTから割込端子itに割込信号が出力するのを待
つ。 No.35以降のステツプでは、まず、計時用レジス
タTWRに一定時間データC2が設定され(No.
35)、レジスタITRの内容からn(例えば3)を差
引いてボローBRWがでているかどうかを判別す
る(No.37)。ここで、レジスタITRからボロー
BRWがでていると、前述と同様に、最長積分時
間が経過したことになるので、No.16のステツプに
移行してCCD,FLMの積分動作を強制的に停止
させ、低輝度フラグLLFを“1”にして制御回
路COT)から割込端子itに割込信号が入力するの
を待つ。 また、ボローBRWがでていなければ低輝度フ
ラグLLFを“0”にし、レジスタTWRから
“1”を差引いてボローBRWが出ているかどう
かを判別する(No.40)。このとき、ボローBRW
がでていなければ入力端子i11が“High”に
なつているかどうかをどうかをNo.41のステツプで
判別する。i11が“High”になつていればNo.
36のステツプに戻り、“Low”になつていればNo.
25のステツプに移行する。尚、C1/n>C2にな
つていて、No.37のステツプでの判別でボロー
BRWがでるまでの間に、 No.40のステツプでの判別で複数回のボローがで
る。 No.40のステツプでボローBRWがでると、エン
コーダENCからのパルス数をカウントしたデー
タECDをレジスタECD1に設定し、(No.42)、こ
の設定データとレジスタECR2の内容とを比較
する(No.43)。尚、レジスタECR2にはそれ以前
に取込まれたカウントデータが設定されている。
ここで、レジスタECR1,ECR2の内容が一致
しない場合は、レンズが移動していることになる
ので、レジスタECR1の内容をレジスタECR2
に設定(No.44)してNo.35のステツプに戻る。 No.43のステツプでレジスタECR1と ECR2との内容が一致する場合は、前回に取
込まれたエンコーダENCからのパルスのカウン
トデータが変化していない、即ちレンズが移動せ
ず、最近接位置或いは無限大位置に達してしまつ
ていることになる。従つてこの場合には、割込を
不可能(No.45)とし、出力端子O11にパルスを
出力(No.46)してCCD(FLM)の積分動作を強制
的に停止させ、出力端子O12,O13をともに
“Low”(No.47)にしてモーターMOの回転を停止
させ、低コントラストフラグLCFが“1”かど
うかを判別する(No.48)。尚、このフラグLCFは
被写体が低コントラストであつて、CCD,FLM
の出力に基づいて算出されたデフオーカス量△L
が信頼性に乏しいときに“1”になる。ここで、
フラグLCFが“0”のときには終端フラグENF
を“1”にして(No.49)、第10図のNo.270のステ
ツプに移行する。No.270のステツプでは、入力端
子i14が“High”のままかどうかを判別し、
i14が“High”でAFモードが選択されたまま
であればそのままNo.2のステツプへ移行する。一
方、i14が“Low”になつていてFAモードに
切換えられていれば、フラグFPFを“1”にし、
端子O12,O13を“Low”にしてモーター
MOを停止し、フラグLCF,LCF1,LCF3を
“O”にした後にNo.2のステツプへ戻る。 以上の動作を要約すると、マイコンMC2から
の合焦検出動作の指令により、CCDの積分を開
始させ、割込を可能として、最長の積分時間のカ
ウントを開始させる。このときモーターMOが回
転していなければ、この最長積分時間をカウント
しながら割込信号が入力するのを持ち、最長時間
が経過しても割込信号が入力されなければCCD
の積分を強制的に停止させて、割込信号が入力す
るのを待つ。一方、CCDの積分動作を開始させ
たときにモーターMOが回転していれば、積分時
間のカウント中にレンズが終端位置に達している
かどうかを周期的に判別しながら割込信号の入力
を待ち、最長積分時間が経過しても割込信号が入
力せず、且つレンズが終端に達していなければ、
CCDの積分を強制的に停止させて割込信号を待
つ。また、レンズが終端に達していれば、割込を
不可能として積分を強制的に停止させ、モーター
MOの回転を停止させて、再びCCDの積分を行な
い、後述するように、△Lを算出して合焦かどう
かを判別し、以後はマイコンMC2からマイコン
MC1の入力端子i11へ“High”の信号が入力
されていてもマイコンMC1は合焦検出、焦点調
整の動作を行なわず、この信号が、“Low”にな
つて再度測光スイツチMESが閉成され入力端子
i11が“High”になるとNo.2のステツプから
の動作を開始する。 さて、No.48のステツプでフラグLCFが“1”
であることが判別されると、次にフラグLCF1
が“1”かどうかが判別される(No.51)。ここで、
LCFが“0”であればLCF1を“1”にして
(No.52)、No.60のステツプで合焦方向フラグFDF
が“1”かどうかを判別する。なお、フラグ
LCF1はレンズ位置が合焦位置から大幅にずれ
ている所謂バカボケの状態にあるか否かを判定す
るためにコントラストが所定の値以上になるレン
ズ位置を走査するためのフラグ、フラグFDFは、
△L>0でレンズを繰込むとき(前ピン)は
“1”、△L<0でレンズを繰出すとき(後ピン)
は“0”になるフラグである。このときFDFが
“1”なら“0”に、“0”なら“1”に設定し直
され、それぞれ入力端子i12が“High”かど
うかが判別される(No.63、64)。即ち、レンズを
繰出すためのモーターの回転方向を判別し、No.63
のステツプでi12が“High”なら、レンズを
繰出すためには時計方向に回転させなければなら
ないので、No.66のステツプに移行して端子O12
を“High”、O13を“Low”にする。i12が
“Low”なら、レンズを繰出すためにはモーター
MOを反時計方向に回転させなければならないの
で、No.65のステツプに移行して端子O12を
“Low”、O13を“High”にする。また、No.64
のステツプでi12が“High”なら、レンズを
繰込むには反時計方向にモーターMOを回転させ
なければならないのでNo.65のステツプに移行す
る。i12が“Low”なら、レンズを繰込むに
は時計方向にモーターMOを回転させなければな
らないのでNo.66のステツプに移行する。次にNo.67
のステツプでは端子O14を“High”にしてモ
ーターMOを高速で回転させ、No.270のステツプ
に移行する。 No.51のステツプでフラグLCF1が“1”であ
ることが判別されると、低コントラストのままで
最近接または無限大の終端位置に達したことにな
り、モーターMOを停止させNo.53、i11が
“Low”になるのを待ち(No.55)、フラグLCF,
LCF1,LCF3を“0”にしてNo.25のステツプ
に戻る。 さて、低コントラストの場合の一連の動作を説
明する。まず、AFモードで低コントラストの場
合、出力ポートOP0に“101”を出力して警告表
示を行ない(No.105)、次にフラグLCFが“1”
になつているかどうかを判別する。(No.107)。こ
こで、フラグLCFが“1”でなく、今回はじめ
て低コントラストになつたのであれば、フラグ
LCF,LCF3を“1”にして(No.108、109)、No.
110のステツプで最初の動作(FPF=1)かどう
かを判別する。フラグFPFが“0”の場合はそ
れまでの動作では低コントラストではなく、今回
の測定が誤りである可能性もありうるので、No.
280のステツプに移行して、No.270、271のステツ
プを経てNo.2のステツプに戻り、再度測定を行な
わせる。このとき、モーターは前回の算出値に向
つて回転している。尚、終端フラグENFが“1”
でNo.110のステツプを経てNo.280のステツプに移行
した場合は、モーターMOの回転は停止している
ので、入力端子i11が“Low”になるのを待
つて(No.281)、フラグLCF,LCF3を“0”に
して(No.282)からNo.25以降のステツプでマイコ
ンMC1の動作停止のための初期値設定を行な
う。 また、No.110のステツプでフラグFPFが“1”
で最初の動作であることが判別されると、フラグ
FPF,LCF3を“0”にして(No.113、113)、No.
205のステツプでデフオーカス量△Lの正負を判
別する。△L>0で前ピンならフラグFDFを
“1”、△L<0で後ピンならフラグFDFを“0”
とし(No.206、209)、前述のNo.63〜66のステツプ
と同様に、レンズを繰出すためのモーターMOの
回転方向に応じてモーターMOを反時計方向或い
は時計方向に回転させる。次にNo.212のステツプ
で積分時間(レジスタITRの内容)が一定値C7
よりも短時間かどうかを判別して、積分時間が一
定値以下((ITR)≧C7)のときは端子O14を
“High”としてモーターMOを高速駆動させ(No.
213)、積分時間が一定値以上のときは端子O14
を“Low”としてモーターMOを低速駆動させ
(No.214)、No.270のステツプを経てNo.2のステツプ
に戻つて、再び測定を開始させる。このようにし
て、以後測定値が低コントラストでない値になる
まで、最初にきまつた方向へレンズを移動させ
る。 低コントラストのままでレンズが一方の終端位
置に達すると、No.52のステツプでフラグLCF1
を“1”にして移動方向を逆転させ、更に測定を
繰返しながらレンズを移動させる。低コントラス
トのままで更に、他の終端位置に達すると一方の
終端から他方の終端までレンズが走査されたこと
になるので、No.55のステツプに移行して、動作を
停止する。なお、この動作中に測定値が低コント
ラストでないことが判別されると No.101のステツプに移行して、後述のデフオー
カス量に基づくレンズ制御の動作を行なう。ここ
で、突然低コントラストになつたときは、前述の
ように一回目の測定値は無視して再度測定を行な
わせ、このときも低コントラストならフラグ
LCF3は“1”になつているので(No.112)、
LCF3を“0”にしてNo.205のステツプに移行
し、このときの測定値に基づいてレンズの移動方
向をきめてコントラストが一定値以上になる位置
をさがす。 FAモード(MOF=1)で低コントラストの場
合には、No.106のステツプからNo.115のステツプに
移行して、フラグLCFを“1”、フラグLCF1,
LCF3を“0”、フラグFPFを“1”、終端フラ
グENFを“0”、出力端子O12,O13を
“Low”として、No.258のステツプに移行し、後
述する動作を行なつて、再び測定を行なう。 マイコンMC1が、No.9〜13のステツプからNo.
14、15、18、19のループまたはNo.35〜40、42〜44
のループまたはNo.36〜41のループを実行している
ときに、CCD,FLMの積分動作が完了して割込
み端子itに制御回路COTから“High”のパルス
が入力すると、マイコンMC1はNo.70のステツプ
にジヤンプして割込み動作を開始する。まず、エ
ンコーダENCからのパルスをカウントした値
ECDがレジスタECR3に設定され(No.70)、CCD
の受光部の数、即ちマイコンMC1の入力ポート
IP0に入力されるデータの数に相当する値C3が
レジスタDNRに設定され(No.71)、No.72のステツ
プで入力端子i10に“High”のパルスが入力
されるのを待つ。CCD出力のA/D変換が終了
して入力端子i10が“High”になると、入力
ポートIP0に入力された1つのCCD出力データ
CDがレジスタM,DNR)に設定される(No.73)。
次に、レジスタDNRの内容から“1”が差引か
れ(No.74)、このレジスタDNRからボローBRW
が出力されるまでNo.72〜75のステツプが繰返され
る。このようにして、CCD出力データCDが順次
レジスタM,DNRに設定される。すべてのCCD
出力データCDの取り込みが完了すると、リター
ンアドレスを設定して、そのアドレスにリターン
動作を行なつて、No.77のステツプ以降のメインの
フローに移行する。 No.77のステツプではフラグLLFが“1”かど
うかが判別される。ここで、LLFが“1”なら
ばCCDからのデータCDのうちで最大のデータ
MACDが探される(No.78)。このデータMACD
の最上位ビツトが“1”でないときは全ての
CCD出力データALCDが2倍され(No.80)、ま
た、“1”であるときは2倍するとオーバーフロ
ーするデータがでるのでそのままNo.81のステツプ
に移行する。一方、フラグLLFが“0”ならば
直ちにNo.81のステツプに移行する。 No.81および90のステツプでは、それぞれフイル
ム面と等価な面での二つの像のシフト量の整数部
および小数部の演算が行なわれる。尚、これらの
ステツプでのシフト量の演算の具体例は、例えば
米国特許第4333007号又は、特開昭57−45510号に
提案されているが、本発明の要旨とは無関係であ
るので説明を省略する。No.82〜85のステツプで
は、前述のNo.10〜13のステツプと同様に、モータ
MOの回転の有無が判別される。ここで、モータ
MOが回転していれば、エンコーダENCからのパ
ルス数のカウントデータECDがレジスタECR1
に取込まれ(No.86)、このデータのNo.44のステツ
プで以前に取込んだレジスタECR2の内容とが
比較される。 ECR1=ECR2ならレンズは終端に達してい
ることになるので、前述のNo.47のステツプから動
作に移行し、 ECR1≠ECR2ならレンズは終端に達してい
ないのでECR1の内容をECR2に設定し直して
No.89のステツプに移行する。一方、モーターMO
が回転していなければ、直ちにNo.89のステツプに
移行する。 No.89のステツプでは入力端子i11が“High”
かどうかを判別し、“Low”のときはNo.25ステツ
プ以降の焦点検出動作を停止および初期設定がな
され、“High”のときはNo.90のステツプに以降し
てシフト量の小数部を算出し、No.81およびNo.90の
ステツプで算出されたシフト量に基づいてデフオ
ーカス量△Lが算出される(No.91)。 No.92のステツプでは、フラグMOFによりAFモ
ードかどうかを判別して、AFモードならNo.93の
ステツプへ、FAモードならNo.100のステツプへ移
行する。AFモードの場合、まずマイコンMC2
によりラツチ回路LAにラツチされていた変換係
数KDを入力ポートIP1から取り込み(No.93)、
このデータのk3が“0”且つk2が“1”かどう
かを判別する(No.94)。ここで、k3=0且つk2=
1の場合には、前述のように、交換レンズがAF
モードでの動作が不可能なので、モードフラグ
MOFを“1”(FAモード)にしてNo.96のステツ
プに移行する。一方、k3=1またはk2=0であ
れば、AFモードが可能な交換レンズが装着され
ていることになり、No.100のステツプに移行する。
更に、No.96のステツプでは、k1=0かどうかを
判別し、k1=1であれはNo.100のステツプに移行
する。 k1=0ならば、前述のように、最近接位置ま
でレンズを繰出さないとマクロ撮影に切換えられ
ないレンズが装着されていて、マクロ撮影に切換
えようとされていることになる。このときはNo.
220のステツプに移行して出力端子O14を
“High”にしてモーターMOを高速で回転させ、
次に、入力端子i12が“High”かどうかを判
別する(No.221)。ここで、i12が“High”で
あれば時計方向に回転させることによりレンズが
繰出されるので出力端子O12を“High”に、
また“Low”なら反時計方向に回転させること
により繰出されるのでO13を“High”にした
後に、エンコーダからのパルスのカウントデータ
ECDをレジスタECR2に取り込む(No.224)。 次に、レジスタTWRに一定時間用データC8
を設定し(No.225)、このレジスタTWRの内容か
ら“1”をひいてボローBRWがでたかどうかを
判別する動作を繰出し、一定時間が経過してボロ
ーBRWがでるとエンコーダからのパルスのカウ
ントデータECDをレジスタECR1に取りこむ
(No.228)。次に、レジスタECR1とECR2との内
容が一致するかどうかを判別し(No.229)、ECR
1≠ECR2のときはECR1の内容をECR2に設
定(No.230)してNo.225〜230のステツプを繰返す。
一方、ECR1=ECR2のときはレンズが最近接
位置に達したことになり出力端子O12,O13
を“Low”にしてモーターMOを停止させ(No.
231)、フラグFPFを“1”にして(No.232)、No.
2のステツプに戻る。尚、以後はFAモードの動
作を行なう。 No.100のステツプでは、CCDからのデータが低
コントラストかどうかが判別される。尚このステ
ツプの具体例は第17図に基づいて後述する。こ
こで、低コントラストであれば前述のNo.105以降
のステツプに移行する。一方、低コントラストで
なければ、No.101のステツプでフラグLCFが
“1”かどうかを判別する。ここで、LCFが
“1”であれば、前回までの測定値が低コントラ
ストなのでフラグFPFを“1”、フラグLCF,
LCF1,LCF3を“0”として、No.290のステツ
プへ移行し、モードフラグMOFを参照する。
MOF=0足ちAFモードであれば出力端子O1
2,O13を“Low”としてモータMOを停止さ
せた後、No.2のステツプへ戻り再び測定を行なわ
せる。また、MOF=1即ちFAモードであればNo.
240のステツプに移行して後述するFAモードの動
作を行なう。No.101のステツプでフラグLCF=1
で前回の測定値が低コントラストでない場合は、
No.104でモードフラグMOFを参照し、MOFが
“1”即ちFAモードであればNo.240のステツプへ、
MOFが“0”即ちAFモードであればNo.125のス
テツプへ移行する。 No.125〜130のステツプでは、デフオーカス量△
Lが合焦ゾーンZN1の範囲内にはいつているか
どうかの判別動作が行なわれる。まず、レンズが
終端位置に達しておらずフラグENFが“0”で
あり(No.125)且つ合焦ゾーンに一旦達していて
合焦フラグIFFが“1”である(No.126)場合に
は、今回の測定値|△L|とZN1とをNo.127のス
テツプで比較する。ここで、|△L|<ZN1なら
合焦表示を行ない(No.128)、入力端子i11が
“Low”になるのを待つて(No.129)、No.25のステ
ツプに移行して動作を停止する。 一方、|△L|≧ZN1ならば、フラグFPFを
“1”、フラグIFFを“0”としてNo.135のステツ
プに移行し、今回の測定値に基づくデフオーカス
量によるレンズ制御動作が行なわれる。また、レ
ンズが終端に達していてフラグENFが“1”の
場合には、No.127のステツプで|△L|<ZN1な
らば合焦表示を行なつて(No.128)、|△L|≧ZN
1ならば前回のデフオーカス方向の表示をしたま
まで、No.129のステツプに移行し、上述と同様に、
i11が“Low”になると動作を停止する。こ
こで、|△L|≧ZN1ならば前回のデフオーカス
方向の表示をしたままでNo.129のステツプに移行
するが、この場合、レンズが終端位置でも合焦と
ならず、以後モーターMOを制御しても無駄なの
でマイコンMC1の動作を強制的に停止させる。 レンズが終端位置にも合焦ゾーン内にも達して
いないことがNo.125、126のステツプで判別される
と、まずNo.131のステツプではフアーストパスフ
ラグFPFが“1”かどうかが判別される。ここ
で、フラグFPFが“0”のときは前述のNo.86〜
88のステツプと同様にレンズが終端に達したかど
うかの判別動作が行なわれ(No.132〜134)た後に
No.135のステツプへ移行し、また、FPFが“1”
のときはそのままNo.135のステツプに移行する。
No.135のステツプではマイコンMC2からの合焦
検出指令信号が判別され、入力端子i11が
“Low”のときはNo.25のステツプに戻り動作を停
止し、“High”のときはNo.136のステツプに移行
する。 No.136のステツプでは、算出されたデフオーカ
ス量△Lと読込まれた変換係数KDとを掛けて、
レンズ駆動機構LDRの駆動量のデータNが算出
され、再びNo.137のステツプでフラグFPFが
“1”かどうかを判別する。ここで、フラグFPF
が“1”であれば、まず、Nが正が負かが判別さ
れ(No.140)、正なら合焦方向フラグFDFを“1”
に、負なら“0”にした後に、駆動量Nの絶対値
がNmとしてレジスタECR4に設定され(No.
144)、フラグFPFが“0”とされてNo.166のステ
ツプに移行する。 一方、No.137のステツプでフラグFPFが“0”
であれば、まず、前回の駆動量のデータが記憶さ
れているレジスタECR4の内容がレジスタECR
5に移され(No.150)、代わりにこの時点でのエン
コーダENCからのパルスのカウントデータECD
がレジスタECR4に取り込まれる(No.151)。即
ち、ECR5にはCCDの積分終了時点でのカウン
トデータTc1が、ECR4にはこの時点でのカウ
ントデータTc2が設定されていることになる。
次に、CCDの積分に要する期間におけるレンズ
の移動量τ=Tco−Tc1が、Nを算出するため
に要する期間におけるレンズの移動量to=Tc1
−Tc2が算出される。ここで、CCDの積分期間
の中間の位置でNが得られたものとすると、この
時点においてレンズはNが得られた時点からτ/
2+toだけ移動している。また、前回のフローで
得られたN′mからレンズの移動分τ+toを補正し
たデータN″m=N′m−τ−toが算出される。尚、
このデータN″mは、必らず正である。 No.155〜157のステツプではデフオーカス量Nの
正負とフラグFDFとにより合焦方向が反転した
か否かが判別される。まずNo.155のステツプでは、
今回算出されたデフオーカス量Nが正かどうかが
判別され、Nが正であればフラグFDF=0かど
うかが判別される(No.156)。このときFDF=0
なら方向が逆転したことになりNo.158のステツプ
へ移行し、FDF=1なら逆転していないのでNo.
159のステツプへ移行する。一方、Nが負であれ
ばFDF=1かどうかが判別され(No.157)、FDF
=1なら逆転しているのでNo.158のステツプへ移
行し、FDF=0なら逆転していないのでNo.159の
ステツプへ移行する。方向が逆転していないと
き、即ちNo.159のステツプでは、モーターの回転
によつて合焦位置に近づいているので、積分期間
の中間でNの値が得られたものとして|N|−
τ/2−to=N′の演算を行なつてモーターの回
転による移動分が補正され、次にこのN′が負か
どうかが判別される(No.160)。ここで、N′<0
なら合焦位置を通り過ぎたことになるので|
N′|=N′としてNo.164のステツプに移行し、N′>
0ならNo.161のステツプで、前回までに得られて
いるデータN″mとN′との平均(N″m+N′)/2
=Naをとり(No.161)、このデータNaをNmとし
て(No.162)、No.166のステツプに移行する。 方向が逆転しているとき、即ちNo.158のステツ
プでは、今回のデータが得られた時点からτ/2
+toだけ今回のデフオーカス方向に合焦位置から
離れているので、|N|+τ/2+to=N′の補正
演算が行なわれて、No.164のステツプに移行する。
No.164のステツプではN″mとN′との平均(N″m
−N′)/2=Naが算出され、次にこの平均値
Naが負かどうかが判別される(No.165)。 ここで、Na>0なら前述のNo.162のステツプに
移行し、Na<0なら端子O12,O13を
“Low”にしてモーターの回転を停止させ(No.
174)、合焦ゾーンのデータZN1に変換係数KD
を掛算して合焦ゾーンのモーター回転量のデータ
Niを算出する(No.175)。次に、|Na|<Niとな
つているかどうかが判別され(No.176)、|Na|<
Niならば合焦ゾーンにはいつているので、合焦
フラグIFFを“1”にしてNo.270のステツプを経
てNo.2のステツプに移行する。一方、|Na|>
Niなら合焦ゾーンを通り過ぎたことになり、フ
ラグFPFを“1”にして同様にNo.270のステツプ
を経てNo.2のステツプに移行し、測定動作をやり
直す。 さて、No.166のステツプでは、近合焦ゾーンを
示すデータNZにKDをかけて近合焦ゾーンから
合焦位置までのレンズの駆動量に相当するデータ
が算出される。次にNo.167のステツプで近合焦ゾ
ーンの値ZN1とKDとからNi=ZN1×KDの演
算を行なつて、合焦ゾーンでのレンズの駆動量の
データNiが算出され(No.167)、NmとNnとが比
較される(No.168)。ここで、Nm≧Nn即ち近合
焦ゾーン外であればNo.181のステツプに移行して、
端子O14を“High”としてモーターMOを高
速で回転させ、エンコーダENCからのパルスを
ダウンカウントするためのカウンタECCにNm−
Nnを設定して(No.182)、No.185のステツプに移行
する。 一方、Nm<Nn即ち近合焦ゾーン内であるこ
とが判別されると、No.169のステツプでNm<Ni
かどうかを判別する。ここで、Nm≧Niであれ
ば、近合焦ゾーン内にあつても合焦ゾーン内には
ないことになり、出力端子O14を“Low”と
してモーターMOの回転速度を低速にし(No.
183)、NmをカウンタECCに設定して(No.184)、
No.185のステツプに移行する。尚、KDが撮影距
離に応じて変化するレンズの場合、近合焦ゾーン
にない場合にはデフオーカス方向の信号によつて
のみレンズ制御が行なわれるが、デフオーカス量
を算出するときはNo.150からのレンズの移動量の
補正が行なわれるので、この補正用のデータのた
めにNo.182のステツプでNm−NnがカウンタECC
に設定される。また、Nm<Niであれば出力端子
O12,O13を“Low”にしてモーターMOを
停止させ(No.171)、合焦フラグIFFを“1”にし
(No.172)、カウンタ割込を不可能にして(No.173)、
No.270のステツプに戻つて、再度確認用の測定を
行なう。 さて、No.185のステツプではフラグFDFが
“1”かどうかを判別する。ここで、FDFが
“1”なら前ピンなので出力ポートOP0に“100”
を出力して出力して発光ダイオードLD0を点灯
させ前ピン表示を行ない(No.186)、“0”ならば
後ピンなので出力ポートOP0に“001”を出力し
て発光ダイオードLD2を点灯させて後ピン表示
を行なう(No.189)。次にこのフラグFDFの内容
と入力端子i12への交換レンズの回転方向の信
号とによりモーターMOを時計方向或いは反時計
方向に回転させ(No.188、191)、No.192のステツプ
に移行して、入力端子i13が“High”かどう
かを判別する。ここで、変換係数が撮影距離に応
じて変化する交換レンズが装着されていてi13
が“High”であれば、No.193のステツプでNm<
Nnかどうかを判別する。このとき近合焦ゾーン
外にあつて、Nm≧Nnであれば、前述のNo.182の
ステツプから直ちにNo.185のステツプに移行した
ように、算出されたNmには無関係に、方向の信
号によつてのみモーターMOの回転方向をきめて
回転させる。次に、積分時間がC7に相当する一
定時間値より長いかどうかを判別し(No.194)、長
いときはレンズが合焦位置で行き過ぎてしまう可
能性があるので端子O14を“Low”にしてモ
ーターMOを低速駆動させ(No.195)、カウンタ割
込を不可能として(No.196)、No.270のステツプを
経てNo.2のステツプに戻る。一方、No.193のステ
ツプでNm<Nnであつて近合焦ゾーンにはいつ
ていることが判別されたときには、通常の交換レ
ンズと同様に、カウンタ割込を可能にして(No.
197)、No.270のステツプに戻る。また、入力端子
i13が“Low”の場合にもカウンタ割込を可
能にしてNo.270のステツプに戻る。 さて、モーターMOの回転中にエンコーダENC
からのパルスをカウントするカウンタECCの内
容が“0”になると、カウンタ割込となり、No.
200のステツプでNm<Nnかどうかが判別され
る。ここで、Nm<Nnであれば、近合焦ゾーン
でモーターMOを回転させていた、即ち合焦ゾー
ンに達したことになり、出力端子O12,O13
を“Low”としてモーターMOの回転を停止させ
No.203、合焦フラグIFFを“1”にしてNo.270のス
テツプに戻る。一方、Nm≧Nnであれば、近合
焦ゾーンに達したことになり、出力端子O14を
“Low”にしてモーターを低速にし(No.201)、Nn
をカウンタECCに設定(No.202)した後に割込の
かかつた番地に戻る。 次に、No.104またはNo.290のステツプでフラグ
MOFが“1”であることが判別されると、No.240
以降のステツプでFAモードの動作が行なわれる。
まず、No.240のステツプではフラグFPFが“1”
かどうかが判別される。ここで、FPFが“1”
ならば、始めてFAモードでの動作を行なうこと
になり、AFモードから切換わつたときのために、
終端フラグENFを“0”、合焦フラグIFFを“0”
とし、合焦ゾーン判別用レジスタIZRに合焦ゾー
ン用データZN2を設定する。尚、このデータZN
2はAFモードでのデータZN1よりも大きい値に
なつている。これは、AFモードの場合にはモー
ター駆動により精度良くレンズ位置を調整するこ
とができるが、 FAモードの場合は手動でレンズ位置を調整す
るのでモータ駆動ほどの精度良い調整は非常に困
難だからである。次に、No.245のステツプでフア
ーストパスフラグFPFを“0”にしてNo.246のス
テツプに移行する。一方フラグFPFが“0”な
らば直ちにNo.246のステツプに移行する。 No.246のステツプでは、合焦フラグIFFが“1”
かどうかが判別される。ここで、フラグIFFが
“1”なら前回までの算出値が合焦ゾーンにある
ことになるので、前回の算出値△Ln−1と今回
の算出値△Lとの平均値、即ち△Ln=(△L+△
Ln−1)/2の演算が行なわれ(No.247)、レジ
スタIZRに合焦ゾーン用データとしてZw(>
ZN2)が設定され(No.248)た後にNo.250のステツ
プに移行する。これは、各回の測定値にはバラツ
キがあり、一旦合焦ゾーン内にはいると合焦ゾー
ンの巾をひろげて合焦状態であると判別される確
率を高め、レンズ位置が合焦ゾーンの境界付近に
あるときの表示のチラツキを防止するためであ
る。一方、No.246のステツプで合焦フラグIFFが
“0”であれば今回の測定値△Lを△Lnとし(No.
249)、No.250のステツプに移行する。No.250のステ
ツプでは|△Ln|<(IZR)、即ち算出値が合焦ゾ
ーン内にあるかどうかを判別する。ここで合焦ゾ
ーン内にあることが判別されると、合焦フラグ
IFFを“1”にし(No.251)、発光ダイオードLD
1による合焦表示を行なつて(No.252)、No.258の
ステツプに移行する。一方、合焦ゾーン外にある
ことが判別されると、△Ln>0かどうかが判別
され(No.253)、△Ln>0なら発光ダイオードLD
0による前ピン表示、△Ln<0ならLD2による
後ピン表示を行なう。次に、合焦フラグIFFを
“0”とし、IZRにデータZN2を設定してNo.258
のステツプに移行する。No.258のステツプでは入
力端子i14が“High”かどうかを判別し、
“High”でAFモードに切換わつていればフラグ
FPFを“1”、IFFを“0”、LCFを“0”にして
No.2のステツプに、また“Low”でFAモードの
ままであればそのままNo.2のステツプに戻り、次
の測定を行なう。 No.25〜33のステツプにおいては、AF、FAモー
ドによる焦点検出動作の停止および初期状態の設
定動作がなされる。まず、割込が不可能とされ
(No.25)、端子O11にパルスを出力してCCDの
積分動作が強制的に停止され(No.26)、端子O1
2,O13を“Low”としてモーターMOが停止
され(No.27)、出力ポートOP0を“000”として
発光ダイオードLD0,LD1,LD2が消灯され
(No.28)、端子O16を“Low”として電源ライ
ンVFからの給電が停止される(No.32)。また、フ
ラグENF,IFF,LCF3に“0”が、フラグ
FPFに“1”が設定される(No.29〜31、33)。こ
の初期設定がなされた後にNo.2のステツプに戻
る。 次に、上述の実施例の変形例として、AFモー
ドによる焦点調節動作で合焦対象とされる被写体
領域が合焦ゾーン内に達した際に、他の被写体領
域が焦点深度内に入つているか否かを確認できる
ようにした実施例を第11図、第12図、第13
図に基づいて説明する。ここで、第11図は第2
図と異なる部分のみを示した要部回路図、第12
図は第3図と異なる部分のみを示した要部フロー
チヤート、第13図は第8図ないし第10図と異
なる部分のみを示した要部フローチヤートであ
る。即ち、 No.127のステツプで合焦ゾーン内に達している
ことが判別され、合焦表示が行なわれると(No.
128)、フラグIFF1を“1”に(No.300)、第11
図のマイコンMC1の出力端子O13を“High”
に(No.301)する。この出力端子O30はマイコ
ンMC2の入力端子i5に接続されており、マイ
コンMC2はその入力端子i5の“High”により
レンズが合焦位置に達したことを判別する。 次に、マイコンMC1はNo.270のステツプに移
行し、FAモードに切換わつていなければそのま
まNo.2のステツプに戻り、再び測定を行なう。こ
の場合、フラグIFFが“1”なので、合焦の確認
の場合と同様のフローを経てNo.91のステツプまで
くる。No.91のステツプとNo.92のステツプとの間に
はフラグIFF1が“1”かどうかを判別するステ
ツプ(No.305)が設けてあり、フラグIFF1が
“0”ならNo.92のステツプへ、“1”ならNo.306の
ステツプに移行する。No.306のステツプでは入力
ポートIP2からのデータを読み込む。ここで、
第12図に示すように、第3図の#30のステツプ
と#31のステツプとの間には、露出制御用絞り値
AvがI/Oポートから出力され(#80)、この絞
り値がデコーダDECの出力端子an+2からのパ
ルスでラツチ回路LA1にラツチされている。従
つて、入力ポートIP2には露出制御絞り値のデ
ータが入力される。 読み取られたデータAvはFNo.に変換され(No.
307)、No.308のステツプで△D=δ×FNo.の算出
が行なわれる。ここで、δは許容ぼけの直径に相
当する値、△Dは焦点深度に相当する値である。
次に、今回のフローでのNo.91のステツプで得られ
たデフオーカス量|△L|と△DとがNo.309のス
テツプで比較され、以下の合焦状態表示を経てNo.
270のステツプに移行する。ここで、|△L|≦△
Dであれば、そのとき測定した被写体の部分は焦
点深度内にあることになり、出力ポートOP5に
“010”の信号を出力して、第11図の発光ダイオ
ードLD4を点灯させて合焦表示が行なわれる。
一方、|△L|>△Dであれば△Lが正か負かに
応じてそれぞれOP5に“100”を出力して発光ダ
イオードLD3を点灯させて前ピン表示が行われ
るか、あるいは“001”を出力して発光ダイオー
ドLD5を点灯させて後ピン表示が行なわれる。 このような動作を行なうようにしておけば、
AFモードでレンズが合焦位置に達した後、レン
ズを合焦位置まで駆動するために測定を行なつた
部分以外の部分が合焦深度内にはいつているかど
うか、或いは前ピンか後ピンかの確認ができると
いつた非常に使い易い効果がでてくる。 なお、No.308のステツプで正確な焦点深度を算
出しているが、カメラぶれ等により測定位置を被
写体の所望の部分に正確にあわせることが困難で
あり、また、△Lの算出値もばらつくので、前述
のFAモードの場合と同様に合焦ゾーン巾を広げ
たり、一旦合焦ゾーンにはいつた後は合焦ゾーン
巾を広げたり、数回の算出データの平均値処理を
行なつたりして精度を高めるようにしてもよい。
例えば、合焦ゾーンの巾を広げるには△D=1×
δ×FNo(1=2〜3)の演算を行なえば良い。 また、この変形例でマイコンMC1が動作を停
止する場合の初期設定、FAモードに切換わつた
ときの初期設定のために、No.33のステツプとNo.2
のステツプとの間、No.273のステツプとNo.2のス
テツプとの間に、それぞれ以下のステツプが挿入
されている。即ち、フラグIFF1を“0”にし
(No.320、No.325)、出力ポートOP5に“000”を出
力して発光ダイオードLD3,LD4,LD5を消
灯させ(No.321、No.326)、出力端子O30を
“Low”にする(No.322、No.327)。 また、第12図の#81のステツプは、測光スイ
ツチMESが開放された後も上述の変形例の表示
動作を一定時間行なわせるために、#38のステツ
プと#39のステツプとの間に入力端子i5の状態
を判別するステツプ(#81)が挿入されている。
即ち、測光スイツチMESが開放され、AFモード
であることが判別されても、入力端子i5が
“High”となつていてマイコンMC1が前述の焦
点深度内にあるかどうかの動作を行なつている場
合には、出力端子O1は“Low”にせず、
“High”のままにしておく。 第14図は第2図のCCD,FLMの制御回路
COTの具体例を示す回路図である。カウンタCO
24はカウンタCO22からのクロツクパルスCP
を分周したパルスDP2の立ち下がりをカウント
し、このカウンタCO24の出力信号p0〜p4
に応じて、デコーダDE20は出力端子T0〜T
9に“High”の信号を出力する。このカウンタ
CO24の出力と、デコーダDE20の出力及びフ
リツプ・フロツプFF22,FF24,FF26,
FF28のQ出力との関係を表7に示す。
【表】
【表】
この表7から明らかなように、フリツプフロツ
プFF26のQ出力φ1はカウンタCO24の出力
が“11101”〜“00101”の間“High”、フリツプ
フロツプFF24のQ出力φ2は“00100”〜
“10111”の間“High”、フリツプフロツプFF2
2のQ出力φ3は“10110”〜“11110”の間
“High”となる。この出力信号φ1,φ2,φ3
は電源ラインVFから給電が行なわれている間
CCD,FLMに与えられ、転送ゲート内でアナロ
グ信号の転送が常時行なわれている。なお、この
動作によつて、転送ゲート内に残つている蓄積電
荷の排出も行なわれる。 電源の供給開始に基づくパワーオンリセツト回
路POR2からのリセツト信号PO2で、フリツプ
フロツプFF20〜FF28,FF32、Dフリツ
プフロツプDF20,DF22,DF24、カウン
タCO20,CO22,CO24がリセツトされる。
さらに、フリツプフロツプFF30がセツトされ
てQ出力が“High”になる。この出力信号φRに
よりアナログスイツチAS2が導通し、定電圧源
Vr1出力電位が信号線ANBを介してCCD,
FLMに与えられ、この電位にCCD,FLMの電荷
蓄積部の電位が設定される。 マイコンMC1の出力端子O10から積分動作
を開始させるための“High”のパルスが出力さ
れると、ワンシヨツト回路OS18を介してフリ
ツプフロツプFF30がリセツトされ端子φRが
“Low”になる。これによつて、CCD,FLMは
各受光部の受光量に応じた電荷の蓄積を開始す
る。また、インバータIN50を介してアナログ
スイツチAS1が導通して、CCDのモニター出力
が端子ANBからコンパレータAC1の(−)端子
に入力する。電荷の蓄積に応じて端子ANBから
のCCDモニター出力は電位Vr1から低下してい
き、定電圧源Vr2の電位に達すると、コンパレ
ータAC1の出力は“High”に反転する。これに
よりCCD,FLMの蓄積が完了したことが検知さ
れる。この反転でワンシヨツト回路OS10から
“High”のパルスが出力され、オア回路OR20
を介してフリツプフロツプFF20がセツトされ
る。このQ出力の“High”信号は、端子φ1の
立ち上がりで、DフリツプフロツプDF20に取
込まれ、そのQ出力の“High”により、カウン
タCO20のリセツト状態が解除され、アンド回
路AN60,AN64,AN66,AN68がエネ
ーブル状態になる。 端子φ1が“High”に立ち上がつた後、端子
T0が“High”になるとフリツプフロツプFF2
8は端子T0の“High”によりセツトされ、端
子T1の“High”によりリセツトされる。この
Q出力はアンド回路AN68を介して端子φTか
ら“High”のパルスとしてCCD,FLMに送ら
れ、この信号で蓄積電荷が転送ゲートに移され
る。さらに、この(φT)の信号はマイコンMC
1の割込端子itに送られ、マイコンMC1は前述
のCCD,FLMの出力データの取込動作を行なう。 この端子φTが“Low”に立ち下がるとワンシ
ヨツト回路OS16を介してフリツプフロツプFF
32がセツトされ、その出力の“Low”によ
りアンド回路AN68のゲートが閉じられて以後
フリツプフロツプFF28のQ出力からの
“High”信号は出力されない。さらにワンシヨツ
ト回路OS16、オア回路OR32を介してフリツ
プフロツプFF30がセツトされ、再び端子φRを
“High”にする。 転送信号φ1,φ2,φ3によりCCD,FLM
から蓄積電荷が順次端子AOTから出力されてく
るが、この電荷は、φ2が“High”の間に出力
されている。そこで、DフリツプフロツプDF2
0のQ出力が“High”になると、φ2が
“High”になつている期間内の端子T4の
“High”によりサンプルホールド用の信号φSが
アンド回路AN66から、また端子T5の
“High”によりA−D変換開始用の信号φAがア
ンド回路AN64から出力される。 また、CCD,FLMの端子AOTから最初に送ら
れてきる蓄積電荷の信号は、オフセツト調整用と
して、受光部のモレだけに対応した電荷だけが蓄
積されるようになつていて、ほとんどVr1の出
力電位と等しくなつている。このときDフリツプ
フロツプDF24の出力が“High”になつてい
るので、サンプルホールド用信号φSはアンド回
路AN70を介してサンプルホールド回路SH1
に与えられ、オフセツト調整用の電位がCCD,
FLMから端子AOTを介してサンプルホールド回
路SH1に記憶される。最初のサンプルホールド
信号φSの立ち下がりによりDフリツプフロツプ
DF24のQ出力は“High”になつて、以後のサ
ンプルホールド信号φSはアンド回路AN72を介
してサンプルホールド回路SH2に与えられ、以
後の受光量に対応した電位はサンプルホールド回
路SH2に順次記憶されていく。 DフリツプフロツプDF20のQ出力が
“High”になると、φ3の信号はアンド回路AN
60を介してアンド回路AN62の一方の入力端
子に与えられる。このφ3の最初の立ち下がりで
DフリツプフロツプDF22のQ出力が“High”
になるので、二回目以後のφ3のパルス信号はア
ンド回路AN62を介してマイコンMC1の入力
端子i10に与えられ、マイコンMC1に入力ポ
ートIP0へのデータの取り込みを指令する信号
となる。ここで、DフリツプフロツプDF20の
Q出力が“High”になつて最初のアンド回路
AN60からのφ3のパルスをアンド回路AN6
2から出力させないようにしているのは、前述の
ように最初のCCD,FLMからのデータはオフセ
ツト調整用のデータだからである。また、φ3の
信号はカウンタCO20のクロツク入力端子にも
与えられていて、カウンタCO20はDフリツプ
フロツプDF20のQ出力の“High”によりリセ
ツト状態が解除されφ3からのパルスの立ち下が
りをカウントする。このカウンタCO20は
CCO,FLMの受光部の数だけφ3からのパルス
をカウントするとキヤリー端子CYを“High”に
する。 二回目以後は、順次、サンプルホールド回路
SH2にCCD,FLMの出力データが信号φSに基
づいてサンプルホールドされ、抵抗R1,R2、
オペアンプOA1からなる減算回路によりサンプ
ルホールド回路SH1の出力とSH2の出力との差
が算出され、A−D変換器ADのアナログ入力端
子に与えられる。A−D変換器ADはφAの信号
で動作を開始し、カウンタCO22からのクロツ
クパルスDP1に基づいてこの入力データをA−
D変換する。ここで、定電圧源Vr1の出力をVr
1、モレによる電圧降下をVd、受光量による電
圧降下をVlとすると、サンプルホールド回路SH
1の出力はVr1−Vd、サンプルホールド回路SH
2の出力はVr1−Vl−Vdとなつている。従つて、
減算回路の出力はVlという受光量のみの信号成
分になつている。尚、A−D変換器ADはたとえ
ば逐次比較型のように高速でA−D変換する型式
のものが望ましい。 CCD,FLMからのすべてのデータのA−D変
換が終了してカウンタCO20のキヤリー端子CY
が“High”になる。これによつてワンシヨツト
回路OS14、オア回路OR22を介してフリツプ
フロツプFF20,FF32,Dフリツプフロツプ
DF20,DF22,DF24がリセツトされ、D
フリツプフロツプDF20のQ出力が“Low”に
なることでカウンタCO20がリセツト状態とな
つて端子O10から“High”のパルスが入力さ
れる前の状態に復帰する。 また、マイコンMC1のタイマーにより積分時
間が一定値以上に達したことが判別されて端子O
11に“High”のパルスが入力したときには、
このパルスの立ち下がりでワンシヨツト回路OS
12、オア回路OR20を介してフリツプフロツ
プFF20がセツトされる。従つて、以後はコン
パレータAC1の出力が“High”に反転した場合
と同様の動作が行なわれて、CCD,FLMの出力
データがA−D変換されマイコンMC1の入力ポ
ートIP0へ順次出力される。 第15図は第14図の回路図の一部を変更した
変形例であり、CCDからの出力データが小さい
場合に、マイコンMC1にデータを取込んだ後、
そのデータを2倍にする操作をマイコンMC1内
のソフト(第8図のNo.78〜82のステツプ)で行な
つていたのを、A−D変換を行なう前にハードで
行なうようにしたものである。 端子φRが“High”の間は定電流源CIS、抵抗
R10〜R13できまる電位Vr1がCCD,FLM
に与えられ、“Low”の間はCCD,FLMのモニ
ター出力がコンパレータAC10〜AC12の
(−)入力端子に与えられる。そして、積分が進
みモニター出力がVr2の電位に達すると、コン
パレータAC12の出力が“High”になつてワン
シヨツト回路OS10から“High”のパルスが出
力され、このパルスによりオア回路OR20を介
してフリツプフロツプFF20がリセツトされて
以後前述と同様の動作を行なう。 さらに、このパルスはDフリツプフロツプDF
32〜DF38のクロツク端子に与えられる。こ
のとき、コンパレータAC12の出力が“High”
なのでDフリツプフロツプDF38のQ出力が
“High”になり、アナログスイツチAS48,AS
38が導通する。ここで抵抗R30〜R40の値
はR30=R40=R38=R48=R36/1.5=R46/1.5
=R34/2=R44/2=R32/2.5=R42/2.5=と
なつており、アナログスイツチAS38,AS48
の導通によりR30=R40=R38=R48であるので
オペアンプOA10からはVlの信号がそのまま出
力される。 一方、CCD出力が低コントラストであつて最
長積分時間内にコンパレータAC12の出力が反
転しないときには、マイコンMC1の出力端子O
11からの信号によりワンシヨツト回路OS12
からオア回路OR20を介して“High”のパルス
が出力され、そのときのモニター出力がVr2〜
Vr3、Vr3〜Vr4、Vr4〜Vr1のいぜれの間にある
かに応じてそれぞれイクスクルーシブオア回路
EO4,EO2、インバータIN52を介してDフ
リツプフロツプDF36,DF34,DF32のQ
出力のうちの1つが“High”になり、それぞれ
アナログスイツチAS36,AS46,AS34,
AS44,AS32,AS42が導通する。従つて、
強制的に積分が停止され、そのときのモニター出
力に応じて1.5Vl、2Vl、2.5Vlの信号がオペアン
プOA10から出力される。 第16図は第8図〜第10図に示したマイコン
MC1の動作の変形例を示し、一旦、合焦が検出
された後の測定結果で非合焦が連続して検出され
た場合のフローチヤートの要部を示し、No.130の
ステツプとNo.138のステツプとの間にフラグIFF
2に関するステツプが挿入されている。即ち、合
焦ゾーンにまでレンズの焦点調整が行なわれ、終
端フラグENFが“0”であれば(No.130)、No.351
のステツプでフラグIFF2が“1”かどうかが判
別される。ここで、フラグIFF2が“0”であれ
ばこのフラグIFF2を“1”にしてNo.270のステ
ツプに移行し、再度確認のための測定を行なう。
一方、フラグIFF2が“1”ならば、確認のため
の測定結果が2回続けて非合焦(|△L|≧ZN
1)ということになり、この場合には、フラグ
IFF,IFF2を“0”にし、フラグFPFを“1”
にして、No.135のステツプに移行して、再び焦点
調整用の動作を行なう。尚、No.33のステツプとNo.
2のステツプとの間およびNo.240のステツプとNo.
241のステツプとの間にそれぞれフラグIFF2を
リセツトして初期状態に戻すためのステツプ(No.
34、No.241)が設けられている。 第17図は第8図のNo.100のステツプ、即ち低
コントラストかどうかを判別するステツプの具体
的なフローである。まず、レジスタCの内容を
“0”にして(No.370)、レジスタiを“1”に
(No.371)する。次に、i番目とi+1番目の受光
素子の出力ai、ai+1の差の絶対値|ai−ai+1
|にレジスタCの内容を加えた値がレジスタCに
設定され(No.372)、このレジスタiに1が加算さ
れ(No.373)、このiの内容とn(nは受光素子の
全個数である)とが比較される(No.374)。ここ
で、i<n−1ならばNo.372のステツプへ戻つて、
順次、差の絶対値が積算され、i=n−1になる
とNo.375のステツプに移行する。即ち、No.375のス
テツプに移行した時点ではレジスタCの内容は、
|a1−a2|+|a2−a3|+|a3+a4|+……+
|an−2−an−1|+|an−1−an|となつて
いて、周知のように、被写体のコントラストを示
す値になつている。 No.375のステツプでは、この値が一定値CDより
も大きいかどうかを判別して、(C)>CDならコン
トラストが十分あるのでNo.101のステツプへ移行
し(C)≦CDなら低コントラストであるのでNo.105の
ステツプへ移行する。 なお、焦点調整状態の検出を二つの系列の受光
素子出力で行なう場合、コントラストの判別には
一方の系列の出力を用いるのみで充分である。ま
た、被写体のコントラストに対応付けできるデー
タがデフオーカス量とデフオーカス方向の演算を
行なう過程で求まる場合には、このデータを記憶
しておき、一定値以下になつているかどうかの判
別を行なうことでコントラストの判別を行なうよ
うにしてもよい。 交換レンズから出力される変換係数のデータ
KLは、マイコンMC2を介してマイコンMC1の
No.93のステツプで読込まれ、例えばNo.136のステ
ツプでモータ駆動用データNの演算に用いられ
る。このデータKLは、前述の表6に示すように、
指数部と有効数字部とに二分されてコードづけさ
れており、上記演算は、勿論、指数部の値に応じ
て有効数字部の値を対数伸張させた値に基でいて
行なわれる。尚、このデータ変換を例えばハード
的に行なう場合の読取回路の構成を第18図に示
す。図において、シフト回路131にはデータ
KLの例えば下位4ビツト分の有効数字値が入力
される。一方、例えば上位4ビツト分の指数値は
シフト制御回路130に入力されており、このシ
フト制御回路130はこの指数値に応じてシフト
回路131に設定されたデータをシフトさせる。
このような構成により、シフト回路131に設定
された有効数字値は指数値に応じてシフトされ、
結果として対数伸張された値が変換係数の値とし
てシフト回路131から出力される。 効 果 上述のように、本発明は、撮影レンズの焦点調
整部材を駆動する駆動手段をカメラ本体側に設
け、撮影レンズを通過した合焦対象体からの光を
受けて合焦対象体の結像位置の予定焦点位置に対
するズレ量を検出し、このズレ量のデータに基づ
いて結像位置を予定焦点位置まで移動させるのに
要する駆動手段の駆動量データをカメラ本体側で
算出し、該算出データに応じた量だけ駆動手段を
駆動して自動的に焦点調整を行なうようにしたレ
ンズ交換式カメラの自動焦点調整装置において、
上記結像位置の単位移動に要する撮影レンズへの
伝達駆動量を示す撮影レンズに固有な第1のデー
タを出力するデータ出力手段を交換レンズ側に設
け、撮影レンズへの単位駆動量の伝達に要する上
記駆動手段の駆動量を示すカメラ本体に固有な第
2のデータを出力するデータ出力手段をカメラ本
体側に設け、これら第1データ、第2データおよ
び上記ズレ量データに基づいて駆動手段の駆動量
データを算出するようにしたので、交換レンズは
上記駆動量データの算出に必要な撮影レンズ固有
のデータをカメラ本体に伝達するだけでよく、ま
たカメラ本体の演算手段は1つでよく、交換レン
ズ、カメラ本体の負担がともに少なくてすみ、従
来のようにいずれか一方の負担が大きくなるとい
う不都合が解消され、レンズ交換式カメラで自動
焦点調整を行なうカメラシステムの展開上、非常
に合理的である。
プFF26のQ出力φ1はカウンタCO24の出力
が“11101”〜“00101”の間“High”、フリツプ
フロツプFF24のQ出力φ2は“00100”〜
“10111”の間“High”、フリツプフロツプFF2
2のQ出力φ3は“10110”〜“11110”の間
“High”となる。この出力信号φ1,φ2,φ3
は電源ラインVFから給電が行なわれている間
CCD,FLMに与えられ、転送ゲート内でアナロ
グ信号の転送が常時行なわれている。なお、この
動作によつて、転送ゲート内に残つている蓄積電
荷の排出も行なわれる。 電源の供給開始に基づくパワーオンリセツト回
路POR2からのリセツト信号PO2で、フリツプ
フロツプFF20〜FF28,FF32、Dフリツ
プフロツプDF20,DF22,DF24、カウン
タCO20,CO22,CO24がリセツトされる。
さらに、フリツプフロツプFF30がセツトされ
てQ出力が“High”になる。この出力信号φRに
よりアナログスイツチAS2が導通し、定電圧源
Vr1出力電位が信号線ANBを介してCCD,
FLMに与えられ、この電位にCCD,FLMの電荷
蓄積部の電位が設定される。 マイコンMC1の出力端子O10から積分動作
を開始させるための“High”のパルスが出力さ
れると、ワンシヨツト回路OS18を介してフリ
ツプフロツプFF30がリセツトされ端子φRが
“Low”になる。これによつて、CCD,FLMは
各受光部の受光量に応じた電荷の蓄積を開始す
る。また、インバータIN50を介してアナログ
スイツチAS1が導通して、CCDのモニター出力
が端子ANBからコンパレータAC1の(−)端子
に入力する。電荷の蓄積に応じて端子ANBから
のCCDモニター出力は電位Vr1から低下してい
き、定電圧源Vr2の電位に達すると、コンパレ
ータAC1の出力は“High”に反転する。これに
よりCCD,FLMの蓄積が完了したことが検知さ
れる。この反転でワンシヨツト回路OS10から
“High”のパルスが出力され、オア回路OR20
を介してフリツプフロツプFF20がセツトされ
る。このQ出力の“High”信号は、端子φ1の
立ち上がりで、DフリツプフロツプDF20に取
込まれ、そのQ出力の“High”により、カウン
タCO20のリセツト状態が解除され、アンド回
路AN60,AN64,AN66,AN68がエネ
ーブル状態になる。 端子φ1が“High”に立ち上がつた後、端子
T0が“High”になるとフリツプフロツプFF2
8は端子T0の“High”によりセツトされ、端
子T1の“High”によりリセツトされる。この
Q出力はアンド回路AN68を介して端子φTか
ら“High”のパルスとしてCCD,FLMに送ら
れ、この信号で蓄積電荷が転送ゲートに移され
る。さらに、この(φT)の信号はマイコンMC
1の割込端子itに送られ、マイコンMC1は前述
のCCD,FLMの出力データの取込動作を行なう。 この端子φTが“Low”に立ち下がるとワンシ
ヨツト回路OS16を介してフリツプフロツプFF
32がセツトされ、その出力の“Low”によ
りアンド回路AN68のゲートが閉じられて以後
フリツプフロツプFF28のQ出力からの
“High”信号は出力されない。さらにワンシヨツ
ト回路OS16、オア回路OR32を介してフリツ
プフロツプFF30がセツトされ、再び端子φRを
“High”にする。 転送信号φ1,φ2,φ3によりCCD,FLM
から蓄積電荷が順次端子AOTから出力されてく
るが、この電荷は、φ2が“High”の間に出力
されている。そこで、DフリツプフロツプDF2
0のQ出力が“High”になると、φ2が
“High”になつている期間内の端子T4の
“High”によりサンプルホールド用の信号φSが
アンド回路AN66から、また端子T5の
“High”によりA−D変換開始用の信号φAがア
ンド回路AN64から出力される。 また、CCD,FLMの端子AOTから最初に送ら
れてきる蓄積電荷の信号は、オフセツト調整用と
して、受光部のモレだけに対応した電荷だけが蓄
積されるようになつていて、ほとんどVr1の出
力電位と等しくなつている。このときDフリツプ
フロツプDF24の出力が“High”になつてい
るので、サンプルホールド用信号φSはアンド回
路AN70を介してサンプルホールド回路SH1
に与えられ、オフセツト調整用の電位がCCD,
FLMから端子AOTを介してサンプルホールド回
路SH1に記憶される。最初のサンプルホールド
信号φSの立ち下がりによりDフリツプフロツプ
DF24のQ出力は“High”になつて、以後のサ
ンプルホールド信号φSはアンド回路AN72を介
してサンプルホールド回路SH2に与えられ、以
後の受光量に対応した電位はサンプルホールド回
路SH2に順次記憶されていく。 DフリツプフロツプDF20のQ出力が
“High”になると、φ3の信号はアンド回路AN
60を介してアンド回路AN62の一方の入力端
子に与えられる。このφ3の最初の立ち下がりで
DフリツプフロツプDF22のQ出力が“High”
になるので、二回目以後のφ3のパルス信号はア
ンド回路AN62を介してマイコンMC1の入力
端子i10に与えられ、マイコンMC1に入力ポ
ートIP0へのデータの取り込みを指令する信号
となる。ここで、DフリツプフロツプDF20の
Q出力が“High”になつて最初のアンド回路
AN60からのφ3のパルスをアンド回路AN6
2から出力させないようにしているのは、前述の
ように最初のCCD,FLMからのデータはオフセ
ツト調整用のデータだからである。また、φ3の
信号はカウンタCO20のクロツク入力端子にも
与えられていて、カウンタCO20はDフリツプ
フロツプDF20のQ出力の“High”によりリセ
ツト状態が解除されφ3からのパルスの立ち下が
りをカウントする。このカウンタCO20は
CCO,FLMの受光部の数だけφ3からのパルス
をカウントするとキヤリー端子CYを“High”に
する。 二回目以後は、順次、サンプルホールド回路
SH2にCCD,FLMの出力データが信号φSに基
づいてサンプルホールドされ、抵抗R1,R2、
オペアンプOA1からなる減算回路によりサンプ
ルホールド回路SH1の出力とSH2の出力との差
が算出され、A−D変換器ADのアナログ入力端
子に与えられる。A−D変換器ADはφAの信号
で動作を開始し、カウンタCO22からのクロツ
クパルスDP1に基づいてこの入力データをA−
D変換する。ここで、定電圧源Vr1の出力をVr
1、モレによる電圧降下をVd、受光量による電
圧降下をVlとすると、サンプルホールド回路SH
1の出力はVr1−Vd、サンプルホールド回路SH
2の出力はVr1−Vl−Vdとなつている。従つて、
減算回路の出力はVlという受光量のみの信号成
分になつている。尚、A−D変換器ADはたとえ
ば逐次比較型のように高速でA−D変換する型式
のものが望ましい。 CCD,FLMからのすべてのデータのA−D変
換が終了してカウンタCO20のキヤリー端子CY
が“High”になる。これによつてワンシヨツト
回路OS14、オア回路OR22を介してフリツプ
フロツプFF20,FF32,Dフリツプフロツプ
DF20,DF22,DF24がリセツトされ、D
フリツプフロツプDF20のQ出力が“Low”に
なることでカウンタCO20がリセツト状態とな
つて端子O10から“High”のパルスが入力さ
れる前の状態に復帰する。 また、マイコンMC1のタイマーにより積分時
間が一定値以上に達したことが判別されて端子O
11に“High”のパルスが入力したときには、
このパルスの立ち下がりでワンシヨツト回路OS
12、オア回路OR20を介してフリツプフロツ
プFF20がセツトされる。従つて、以後はコン
パレータAC1の出力が“High”に反転した場合
と同様の動作が行なわれて、CCD,FLMの出力
データがA−D変換されマイコンMC1の入力ポ
ートIP0へ順次出力される。 第15図は第14図の回路図の一部を変更した
変形例であり、CCDからの出力データが小さい
場合に、マイコンMC1にデータを取込んだ後、
そのデータを2倍にする操作をマイコンMC1内
のソフト(第8図のNo.78〜82のステツプ)で行な
つていたのを、A−D変換を行なう前にハードで
行なうようにしたものである。 端子φRが“High”の間は定電流源CIS、抵抗
R10〜R13できまる電位Vr1がCCD,FLM
に与えられ、“Low”の間はCCD,FLMのモニ
ター出力がコンパレータAC10〜AC12の
(−)入力端子に与えられる。そして、積分が進
みモニター出力がVr2の電位に達すると、コン
パレータAC12の出力が“High”になつてワン
シヨツト回路OS10から“High”のパルスが出
力され、このパルスによりオア回路OR20を介
してフリツプフロツプFF20がリセツトされて
以後前述と同様の動作を行なう。 さらに、このパルスはDフリツプフロツプDF
32〜DF38のクロツク端子に与えられる。こ
のとき、コンパレータAC12の出力が“High”
なのでDフリツプフロツプDF38のQ出力が
“High”になり、アナログスイツチAS48,AS
38が導通する。ここで抵抗R30〜R40の値
はR30=R40=R38=R48=R36/1.5=R46/1.5
=R34/2=R44/2=R32/2.5=R42/2.5=と
なつており、アナログスイツチAS38,AS48
の導通によりR30=R40=R38=R48であるので
オペアンプOA10からはVlの信号がそのまま出
力される。 一方、CCD出力が低コントラストであつて最
長積分時間内にコンパレータAC12の出力が反
転しないときには、マイコンMC1の出力端子O
11からの信号によりワンシヨツト回路OS12
からオア回路OR20を介して“High”のパルス
が出力され、そのときのモニター出力がVr2〜
Vr3、Vr3〜Vr4、Vr4〜Vr1のいぜれの間にある
かに応じてそれぞれイクスクルーシブオア回路
EO4,EO2、インバータIN52を介してDフ
リツプフロツプDF36,DF34,DF32のQ
出力のうちの1つが“High”になり、それぞれ
アナログスイツチAS36,AS46,AS34,
AS44,AS32,AS42が導通する。従つて、
強制的に積分が停止され、そのときのモニター出
力に応じて1.5Vl、2Vl、2.5Vlの信号がオペアン
プOA10から出力される。 第16図は第8図〜第10図に示したマイコン
MC1の動作の変形例を示し、一旦、合焦が検出
された後の測定結果で非合焦が連続して検出され
た場合のフローチヤートの要部を示し、No.130の
ステツプとNo.138のステツプとの間にフラグIFF
2に関するステツプが挿入されている。即ち、合
焦ゾーンにまでレンズの焦点調整が行なわれ、終
端フラグENFが“0”であれば(No.130)、No.351
のステツプでフラグIFF2が“1”かどうかが判
別される。ここで、フラグIFF2が“0”であれ
ばこのフラグIFF2を“1”にしてNo.270のステ
ツプに移行し、再度確認のための測定を行なう。
一方、フラグIFF2が“1”ならば、確認のため
の測定結果が2回続けて非合焦(|△L|≧ZN
1)ということになり、この場合には、フラグ
IFF,IFF2を“0”にし、フラグFPFを“1”
にして、No.135のステツプに移行して、再び焦点
調整用の動作を行なう。尚、No.33のステツプとNo.
2のステツプとの間およびNo.240のステツプとNo.
241のステツプとの間にそれぞれフラグIFF2を
リセツトして初期状態に戻すためのステツプ(No.
34、No.241)が設けられている。 第17図は第8図のNo.100のステツプ、即ち低
コントラストかどうかを判別するステツプの具体
的なフローである。まず、レジスタCの内容を
“0”にして(No.370)、レジスタiを“1”に
(No.371)する。次に、i番目とi+1番目の受光
素子の出力ai、ai+1の差の絶対値|ai−ai+1
|にレジスタCの内容を加えた値がレジスタCに
設定され(No.372)、このレジスタiに1が加算さ
れ(No.373)、このiの内容とn(nは受光素子の
全個数である)とが比較される(No.374)。ここ
で、i<n−1ならばNo.372のステツプへ戻つて、
順次、差の絶対値が積算され、i=n−1になる
とNo.375のステツプに移行する。即ち、No.375のス
テツプに移行した時点ではレジスタCの内容は、
|a1−a2|+|a2−a3|+|a3+a4|+……+
|an−2−an−1|+|an−1−an|となつて
いて、周知のように、被写体のコントラストを示
す値になつている。 No.375のステツプでは、この値が一定値CDより
も大きいかどうかを判別して、(C)>CDならコン
トラストが十分あるのでNo.101のステツプへ移行
し(C)≦CDなら低コントラストであるのでNo.105の
ステツプへ移行する。 なお、焦点調整状態の検出を二つの系列の受光
素子出力で行なう場合、コントラストの判別には
一方の系列の出力を用いるのみで充分である。ま
た、被写体のコントラストに対応付けできるデー
タがデフオーカス量とデフオーカス方向の演算を
行なう過程で求まる場合には、このデータを記憶
しておき、一定値以下になつているかどうかの判
別を行なうことでコントラストの判別を行なうよ
うにしてもよい。 交換レンズから出力される変換係数のデータ
KLは、マイコンMC2を介してマイコンMC1の
No.93のステツプで読込まれ、例えばNo.136のステ
ツプでモータ駆動用データNの演算に用いられ
る。このデータKLは、前述の表6に示すように、
指数部と有効数字部とに二分されてコードづけさ
れており、上記演算は、勿論、指数部の値に応じ
て有効数字部の値を対数伸張させた値に基でいて
行なわれる。尚、このデータ変換を例えばハード
的に行なう場合の読取回路の構成を第18図に示
す。図において、シフト回路131にはデータ
KLの例えば下位4ビツト分の有効数字値が入力
される。一方、例えば上位4ビツト分の指数値は
シフト制御回路130に入力されており、このシ
フト制御回路130はこの指数値に応じてシフト
回路131に設定されたデータをシフトさせる。
このような構成により、シフト回路131に設定
された有効数字値は指数値に応じてシフトされ、
結果として対数伸張された値が変換係数の値とし
てシフト回路131から出力される。 効 果 上述のように、本発明は、撮影レンズの焦点調
整部材を駆動する駆動手段をカメラ本体側に設
け、撮影レンズを通過した合焦対象体からの光を
受けて合焦対象体の結像位置の予定焦点位置に対
するズレ量を検出し、このズレ量のデータに基づ
いて結像位置を予定焦点位置まで移動させるのに
要する駆動手段の駆動量データをカメラ本体側で
算出し、該算出データに応じた量だけ駆動手段を
駆動して自動的に焦点調整を行なうようにしたレ
ンズ交換式カメラの自動焦点調整装置において、
上記結像位置の単位移動に要する撮影レンズへの
伝達駆動量を示す撮影レンズに固有な第1のデー
タを出力するデータ出力手段を交換レンズ側に設
け、撮影レンズへの単位駆動量の伝達に要する上
記駆動手段の駆動量を示すカメラ本体に固有な第
2のデータを出力するデータ出力手段をカメラ本
体側に設け、これら第1データ、第2データおよ
び上記ズレ量データに基づいて駆動手段の駆動量
データを算出するようにしたので、交換レンズは
上記駆動量データの算出に必要な撮影レンズ固有
のデータをカメラ本体に伝達するだけでよく、ま
たカメラ本体の演算手段は1つでよく、交換レン
ズ、カメラ本体の負担がともに少なくてすみ、従
来のようにいずれか一方の負担が大きくなるとい
う不都合が解消され、レンズ交換式カメラで自動
焦点調整を行なうカメラシステムの展開上、非常
に合理的である。
第1図は本発明によるカメラシステムの概略を
示すブロツク図、第2図はその回路構成を示す回
路図、第3図は第2図におけるマイコンMC2の
動作を示すフローチヤート、第4図はマイコン
MC2の直列のデータ入力部SDIの具体的な回路
構成を示す回路図、第5図はカメラ本体に装着さ
れるコンバータCVおよび交換レンズLEの回路構
成を示す回路図、第6図はマイコンMC1により
制御される発光ダイオード駆動回路FADの具体
的な回路構成を示す回路図、第7図は焦点距離に
応じて変換係数が変化する光学系を有する変倍レ
ンズの焦点距離と変換係数との関係を示すグラ
フ、第8図ないし第10図は第2図のマイコン
MC1の動作を示すフローチヤート、第11図は
第2図のカメラシステムの第1の変形例の要部回
路構成を示す回路図、第12図および第13図は
それぞれこの変形例に対応するマイコンMC2お
よびMC1のフローの要部を示すフローチヤート
図、第14図はマイコンMC1により制御される
制御回路COTの具体的な回路構成を示す回路図、
第15図はその変形例の要部回路構成を示す回路
図、第16図はマイコンMC1のフローの他の変
形例の要部を示すフローチヤート、第17図は第
8図のマイコンMC1のNo.100のステツプでの動
作を具体的に示すフローチヤート、第18図は第
1図における読取回路LDCの要部回路構成を示
す回路図である。 BD:カメラ本体、LZ,LE:撮影レンズ、
FLM,112:検出手段、111,113:算
出手段、MO:駆動手段、FL:焦点調整部材、
LEC:第1のデータ出力手段、110:第2の
データ出力手段。
示すブロツク図、第2図はその回路構成を示す回
路図、第3図は第2図におけるマイコンMC2の
動作を示すフローチヤート、第4図はマイコン
MC2の直列のデータ入力部SDIの具体的な回路
構成を示す回路図、第5図はカメラ本体に装着さ
れるコンバータCVおよび交換レンズLEの回路構
成を示す回路図、第6図はマイコンMC1により
制御される発光ダイオード駆動回路FADの具体
的な回路構成を示す回路図、第7図は焦点距離に
応じて変換係数が変化する光学系を有する変倍レ
ンズの焦点距離と変換係数との関係を示すグラ
フ、第8図ないし第10図は第2図のマイコン
MC1の動作を示すフローチヤート、第11図は
第2図のカメラシステムの第1の変形例の要部回
路構成を示す回路図、第12図および第13図は
それぞれこの変形例に対応するマイコンMC2お
よびMC1のフローの要部を示すフローチヤート
図、第14図はマイコンMC1により制御される
制御回路COTの具体的な回路構成を示す回路図、
第15図はその変形例の要部回路構成を示す回路
図、第16図はマイコンMC1のフローの他の変
形例の要部を示すフローチヤート、第17図は第
8図のマイコンMC1のNo.100のステツプでの動
作を具体的に示すフローチヤート、第18図は第
1図における読取回路LDCの要部回路構成を示
す回路図である。 BD:カメラ本体、LZ,LE:撮影レンズ、
FLM,112:検出手段、111,113:算
出手段、MO:駆動手段、FL:焦点調整部材、
LEC:第1のデータ出力手段、110:第2の
データ出力手段。
Claims (1)
- 1 撮影レンズを通過した合焦対象体からの光を
受けて合焦対象体の結像位置の予定焦点位置に対
するズレ量を検出する検出手段と、該検出手段か
らのズレ量データに基づいて上記結像位置を予定
焦点位置まで移動させるのに要する駆動量データ
を算出する算出手段と、該算出手段からの駆動量
データに応じた量だけ駆動される駆動手段とをカ
メラ本体側に備え、該駆動手段の駆動力を撮影レ
ンズの焦点調整部材に伝達して上記結像位置を予
定焦点位置まで移動させる自動焦点調整装置にお
いて、上記結像位置の単位量移動に要する撮影レ
ンズへの伝達駆動量を示す撮影レンズに固有な第
1のデータを出力する第1のデータ出力手段を交
換レンズ側に設け、撮影レンズへの単位駆動量の
伝達に要する上記駆動手段の駆動量を示すカメラ
本体に固有な第2のデータを出力する第2のデー
タ出力手段をカメラ本体側に設け、上記算出手段
は前記第1および第2のデータ出力手段からの第
1および第2のデータならびに上記検出手段から
のズレ量データに基づいて上記駆動手段の駆動量
データを算出する演算手段を含むことを特徴とす
るレンズ交換式カメラの自動焦点調整装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13606083A JPS59142528A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | レンズ交換式カメラの自動焦点調整装置 |
| US06/575,707 US4509842A (en) | 1983-02-01 | 1984-01-31 | Camera system capable of focus detection through an interchangeable objective lens |
| DE19843403469 DE3403469C2 (de) | 1983-02-01 | 1984-02-01 | Automatische Fokussiervorrichtung für eine Kamera |
| DE3448493A DE3448493C2 (de) | 1983-02-01 | 1984-02-01 | Automatische Fokussiervorrichtung in Verbindung mit einem Kameragehäuse und einem hieran ansetzbaren Wechselobjektiv |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13606083A JPS59142528A (ja) | 1983-07-25 | 1983-07-25 | レンズ交換式カメラの自動焦点調整装置 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1586083A Division JPS59140408A (ja) | 1983-02-01 | 1983-02-01 | 変倍レンズ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS59142528A JPS59142528A (ja) | 1984-08-15 |
| JPH0559413B2 true JPH0559413B2 (ja) | 1993-08-31 |
Family
ID=15166257
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13606083A Granted JPS59142528A (ja) | 1983-02-01 | 1983-07-25 | レンズ交換式カメラの自動焦点調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS59142528A (ja) |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS575033A (en) * | 1980-06-11 | 1982-01-11 | Asahi Optical Co Ltd | Automatic focusing camera of lens interchangeable type |
| JPS5793326A (en) * | 1980-12-01 | 1982-06-10 | Minolta Camera Co Ltd | Focusing device of auto focus camera |
| JPS57165821A (en) * | 1981-04-07 | 1982-10-13 | Nippon Kogaku Kk <Nikon> | Ttl automatic focusing device of camera |
-
1983
- 1983-07-25 JP JP13606083A patent/JPS59142528A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS59142528A (ja) | 1984-08-15 |
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