JPH0559677A - スチールコード - Google Patents
スチールコードInfo
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- JPH0559677A JPH0559677A JP3217545A JP21754591A JPH0559677A JP H0559677 A JPH0559677 A JP H0559677A JP 3217545 A JP3217545 A JP 3217545A JP 21754591 A JP21754591 A JP 21754591A JP H0559677 A JPH0559677 A JP H0559677A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wires
- steel cord
- intermediate layer
- wire
- twisting
- Prior art date
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- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
- D07B1/0626—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration the reinforcing cords consisting of three core wires or filaments and at least one layer of outer wires or filaments, i.e. a 3+N configuration
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- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
- D07B1/0633—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration having a multiple-layer configuration
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- D07B1/0646—Reinforcing cords for rubber or plastic articles comprising longitudinally preformed wires
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- D07B1/0646—Reinforcing cords for rubber or plastic articles comprising longitudinally preformed wires
- D07B1/0653—Reinforcing cords for rubber or plastic articles comprising longitudinally preformed wires in the core
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- D07B2501/00—Application field
- D07B2501/20—Application field related to ropes or cables
- D07B2501/2046—Tyre cords
Landscapes
- Ropes Or Cables (AREA)
- Tires In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 三層構造のスチールコードにおいて、その各
層の内側へそれぞれ充分にゴムを侵入させて水分の浸透
およびワイヤ同士のフレッティングを抑制し、耐腐食性
および耐疲労性の向上を図る。 【構成】それぞれ 100%を超える過剰な形付けを施した
3本のワイヤ1を撚り合わせて芯部aを形成し、この芯
部aの外周にそれぞれ 100%を超える過剰な形付けを施
した複数本のワイヤ2を撚り合わせて中間層bを形成
し、さらにこの中間層bの外周にそれぞれ 100%を超え
る過剰な形付けを施した複数本のワイヤ3を撚り合わせ
て外層cを形成する。
層の内側へそれぞれ充分にゴムを侵入させて水分の浸透
およびワイヤ同士のフレッティングを抑制し、耐腐食性
および耐疲労性の向上を図る。 【構成】それぞれ 100%を超える過剰な形付けを施した
3本のワイヤ1を撚り合わせて芯部aを形成し、この芯
部aの外周にそれぞれ 100%を超える過剰な形付けを施
した複数本のワイヤ2を撚り合わせて中間層bを形成
し、さらにこの中間層bの外周にそれぞれ 100%を超え
る過剰な形付けを施した複数本のワイヤ3を撚り合わせ
て外層cを形成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用のタイヤの補強
に使用されるスチールコードに関する。
に使用されるスチールコードに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、トラックやバスなどの大型車両
のタイヤにおいては、そのカーカス部やベルト部の補強
用として3+9+15構造のスチールコードが使用され
ている。
のタイヤにおいては、そのカーカス部やベルト部の補強
用として3+9+15構造のスチールコードが使用され
ている。
【0003】この構造のスチールコードは、図5に示す
ように、3本のワイヤ1を互いに撚り合わせて形成した
芯部aと、この芯部aの外周に9本のワイヤ2を芯部a
と同じ撚り方向に異なる撚りピッチで撚り合わせて形成
した中間層bと、さらにこの中間層bの外周に15本の
ワイヤ3を中間層bと異なる撚り方向および撚りピッチ
で撚り合わせて形成した外層cとの三層構造に構成され
ている。
ように、3本のワイヤ1を互いに撚り合わせて形成した
芯部aと、この芯部aの外周に9本のワイヤ2を芯部a
と同じ撚り方向に異なる撚りピッチで撚り合わせて形成
した中間層bと、さらにこの中間層bの外周に15本の
ワイヤ3を中間層bと異なる撚り方向および撚りピッチ
で撚り合わせて形成した外層cとの三層構造に構成され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのようなス
チールコードにおいては、各層を構成する各ワイヤ1,
2,3の相互間にほとんど隙間がなく、このためスチー
ルコードをゴム材内に埋設してそのゴムを加硫しても各
層の内側へゴムが侵入しにくく、このため各層の内側に
ゴムの満たされない空間部4が残ってしまう。
チールコードにおいては、各層を構成する各ワイヤ1,
2,3の相互間にほとんど隙間がなく、このためスチー
ルコードをゴム材内に埋設してそのゴムを加硫しても各
層の内側へゴムが侵入しにくく、このため各層の内側に
ゴムの満たされない空間部4が残ってしまう。
【0005】このためタイヤの走行時に釘踏みなどによ
り、タイヤにスチールコードにまで達する損傷が生じる
と、この損傷部から水分が浸入し、さらにこの水分が前
記空間部4を伝わってスチールコードの全長部分に浸透
し、これによりスチールコードの腐食が進行し、タイヤ
の寿命が低下してしまう。
り、タイヤにスチールコードにまで達する損傷が生じる
と、この損傷部から水分が浸入し、さらにこの水分が前
記空間部4を伝わってスチールコードの全長部分に浸透
し、これによりスチールコードの腐食が進行し、タイヤ
の寿命が低下してしまう。
【0006】また芯部aのワイヤ1の相互間、中間層b
のワイヤ2の相互間、外層cのワイヤ3の相互間、なら
びに芯部aと外層部bと外層cのワイヤ1,2,3の相
互間に隙間がほとんどないため、これらワイヤ同士のフ
レッティングによる摩擦で耐疲労性が低下してしまう。
のワイヤ2の相互間、外層cのワイヤ3の相互間、なら
びに芯部aと外層部bと外層cのワイヤ1,2,3の相
互間に隙間がほとんどないため、これらワイヤ同士のフ
レッティングによる摩擦で耐疲労性が低下してしまう。
【0007】このようなことから、中間層bおよび外層
cのワイヤの本数を減らしたり、芯部aを構成するワイ
ヤの本数を増やすことにより、中間層bのワイヤ2の相
互間および外層cのワイヤ3の相互間に隙間が生じるよ
うにすることが試みられている。
cのワイヤの本数を減らしたり、芯部aを構成するワイ
ヤの本数を増やすことにより、中間層bのワイヤ2の相
互間および外層cのワイヤ3の相互間に隙間が生じるよ
うにすることが試みられている。
【0008】しかしながら、芯部aの外周や中間層bの
外周にワイヤ2やワイヤ3を互いに均等に隙間をあけな
がら撚り合わせることが技術的に難しく、またこのよう
な手段を講じたとしても、芯部aにおいてはそのワイヤ
1の相互間に隙間を形成することが困難であり、したが
って芯部aの中心部へゴムを侵入させることができな
い。
外周にワイヤ2やワイヤ3を互いに均等に隙間をあけな
がら撚り合わせることが技術的に難しく、またこのよう
な手段を講じたとしても、芯部aにおいてはそのワイヤ
1の相互間に隙間を形成することが困難であり、したが
って芯部aの中心部へゴムを侵入させることができな
い。
【0009】本発明はこのような点に着目してなされた
もので、その目的とするするところは、各層の内側へそ
れぞれ充分にゴムを侵入させて水分の浸透およびワイヤ
同士のフレッティングを抑制し、これにより耐腐食性お
よび耐疲労性の向上を確実に図ることができるスチール
コードを提供することにある。
もので、その目的とするするところは、各層の内側へそ
れぞれ充分にゴムを侵入させて水分の浸透およびワイヤ
同士のフレッティングを抑制し、これにより耐腐食性お
よび耐疲労性の向上を確実に図ることができるスチール
コードを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような目的
を達成するために、それぞれ 100%を超える過剰な形付
けを施した3本のワイヤを撚り合わせて芯部を形成し、
この芯部の外周にそれぞれ 100%を超える過剰な形付け
を施した複数本のワイヤを撚り合わせて中間層を形成
し、さらにこの中間層の外周にそれぞれ 100%を超える
過剰な形付けを施した複数本のワイヤを撚り合わせて外
層を形成するようにしたものである。
を達成するために、それぞれ 100%を超える過剰な形付
けを施した3本のワイヤを撚り合わせて芯部を形成し、
この芯部の外周にそれぞれ 100%を超える過剰な形付け
を施した複数本のワイヤを撚り合わせて中間層を形成
し、さらにこの中間層の外周にそれぞれ 100%を超える
過剰な形付けを施した複数本のワイヤを撚り合わせて外
層を形成するようにしたものである。
【0011】
【作用】このような構造のスチールコードにおいては、
各ワイヤに対する過剰な形付けにより、芯部のワイヤの
相互、中間層のワイヤの相互、外層のワイヤの相互、芯
部のワイヤと中間層のワイヤと外層のワイヤとの相互が
それぞれ互いに離間してその相互間に隙間が形成され、
したがってこの隙間を通してチールコードの内側にゴム
が充分に侵入し、各ワイヤの外周にそれぞれゴムが充満
して各ワイヤがゴムでそれぞれ独立して被覆される状態
となる。このためスチールコードの内側への水分の浸透
が確実に抑制され、したがって耐腐食性が向上し、また
各ワイヤ同士の接触が避けられるためフレッティングが
確実に抑制され、耐疲労性が大幅に改善される。
各ワイヤに対する過剰な形付けにより、芯部のワイヤの
相互、中間層のワイヤの相互、外層のワイヤの相互、芯
部のワイヤと中間層のワイヤと外層のワイヤとの相互が
それぞれ互いに離間してその相互間に隙間が形成され、
したがってこの隙間を通してチールコードの内側にゴム
が充分に侵入し、各ワイヤの外周にそれぞれゴムが充満
して各ワイヤがゴムでそれぞれ独立して被覆される状態
となる。このためスチールコードの内側への水分の浸透
が確実に抑制され、したがって耐腐食性が向上し、また
各ワイヤ同士の接触が避けられるためフレッティングが
確実に抑制され、耐疲労性が大幅に改善される。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0013】図1に示すように、直径が 0.175mmの3本
のワイヤ1を撚り合わせて芯部aを形成する。これらワ
イヤ1を撚り合わせる前には、予めこれらワイヤ1に 1
00%を超える過剰な形付けを施しておく。
のワイヤ1を撚り合わせて芯部aを形成する。これらワ
イヤ1を撚り合わせる前には、予めこれらワイヤ1に 1
00%を超える過剰な形付けを施しておく。
【0014】芯部aを形成した後に、この芯部aの外周
に、芯部aと同じ撚り方向に異なる撚りピッチで直径が
0.175mmの9本のワイヤ2を撚り合わせて中間層bを形
成する。これらワイヤ2を撚り合わせる前には、これら
ワイヤ2に芯部aの理論外接円に接する以上の、つまり
100%を超える過剰な形付けを施し、この状態でワイヤ
2を芯部aの外周に撚り合わせる。
に、芯部aと同じ撚り方向に異なる撚りピッチで直径が
0.175mmの9本のワイヤ2を撚り合わせて中間層bを形
成する。これらワイヤ2を撚り合わせる前には、これら
ワイヤ2に芯部aの理論外接円に接する以上の、つまり
100%を超える過剰な形付けを施し、この状態でワイヤ
2を芯部aの外周に撚り合わせる。
【0015】さらに中間層bを形成した後に、この中間
層bの外周に、中間層bと異なる撚り方向および撚りピ
ッチで直径が 0.175mmの15本のワイヤ3を撚り合わせ
て外層bを形成する。これらワイヤ3を撚り合わせる前
には、これらワイヤ3に中間層bの理論外接円に接する
以上の、つまり 100%を超える過剰な形付けを施し、こ
の状態でワイヤ3を中間層bの外周に撚り合わせる。
層bの外周に、中間層bと異なる撚り方向および撚りピ
ッチで直径が 0.175mmの15本のワイヤ3を撚り合わせ
て外層bを形成する。これらワイヤ3を撚り合わせる前
には、これらワイヤ3に中間層bの理論外接円に接する
以上の、つまり 100%を超える過剰な形付けを施し、こ
の状態でワイヤ3を中間層bの外周に撚り合わせる。
【0016】このような工程は、図2に示すような撚合
装置を用いて実施することができる。この撚合装置につ
いて説明すると、10がロータで、このロータ10はス
ピンドル11,12を介して回転自在に支持され、この
ロータ10の内側にガイド弓13が架設されている。そ
してロータ10の内部に、ロータ10の回転とは無関係
に定位置を保つ巻取ボビン14およびオーバーツイスト
15が設けられている。ロータ10の側方には、玉締め
ダイ16および形付台17が設けられ、さらにその側方
に複数のボビン18と一つのボビン19がそれぞれ設け
られている。
装置を用いて実施することができる。この撚合装置につ
いて説明すると、10がロータで、このロータ10はス
ピンドル11,12を介して回転自在に支持され、この
ロータ10の内側にガイド弓13が架設されている。そ
してロータ10の内部に、ロータ10の回転とは無関係
に定位置を保つ巻取ボビン14およびオーバーツイスト
15が設けられている。ロータ10の側方には、玉締め
ダイ16および形付台17が設けられ、さらにその側方
に複数のボビン18と一つのボビン19がそれぞれ設け
られている。
【0017】このような撚合装置において、前記ボビン
19には、前述のように3本のワイヤ1を撚り合わせて
構成した芯部aを巻き付け、また前記各ボビン18には
中間層bを構成するためのワイヤ2をそれぞれ巻き付け
る。そしてボビン19から芯部aを引き出し、この芯部
aを玉締めダイ16、スピンドル11、ガイド弓13、
スピンドル12、オーバーツイスト15を通して巻取ボ
ビン14に巻き付け、また各ボビン18からワイヤ2を
引き出し、これらワイヤ2をそれぞれ形付台17、玉締
めダイ16、スピンドル11、ガイド弓13、スピンド
ル12、オーバーツイスト15を通して巻取ボビン14
に巻き付ける。
19には、前述のように3本のワイヤ1を撚り合わせて
構成した芯部aを巻き付け、また前記各ボビン18には
中間層bを構成するためのワイヤ2をそれぞれ巻き付け
る。そしてボビン19から芯部aを引き出し、この芯部
aを玉締めダイ16、スピンドル11、ガイド弓13、
スピンドル12、オーバーツイスト15を通して巻取ボ
ビン14に巻き付け、また各ボビン18からワイヤ2を
引き出し、これらワイヤ2をそれぞれ形付台17、玉締
めダイ16、スピンドル11、ガイド弓13、スピンド
ル12、オーバーツイスト15を通して巻取ボビン14
に巻き付ける。
【0018】このような状態において、ロータ10がス
ピンドル11,12を中心に回転するとともに、巻取ボ
ビン14がその軸回り方向に回転し、この巻取ボビン1
4の回転で芯部aおよび各ワイヤ2が順次巻き取られ
る。そしてワイヤ2が形付台17を通過する際に、これ
らワイヤ2に 100%を超える過剰な形付けが施され、こ
のように過剰な形付けが施されたワイヤ2が玉締めダイ
16を通過する際にロータ10の回転により芯部aの外
周に撚り合わされる。
ピンドル11,12を中心に回転するとともに、巻取ボ
ビン14がその軸回り方向に回転し、この巻取ボビン1
4の回転で芯部aおよび各ワイヤ2が順次巻き取られ
る。そしてワイヤ2が形付台17を通過する際に、これ
らワイヤ2に 100%を超える過剰な形付けが施され、こ
のように過剰な形付けが施されたワイヤ2が玉締めダイ
16を通過する際にロータ10の回転により芯部aの外
周に撚り合わされる。
【0019】このような工程により芯部aの外周に中間
層bとして9本のワイヤ2が配置するコードが得られる
から、次にこのコードをボビン19に前記芯部aに変え
て巻き付け、また各ボビン18に外層cを構成するワイ
ヤ3を巻き付け、この状態で前述と同様の工程で前記コ
ードの外周にワイヤ3を撚り合わせる。前記ワイヤ3は
形付台17を通過する際に、 100%を超える過剰な形付
けが施され、この状態で前記コードの外周に撚り合わさ
れる。このような工程で、3+9+15の構造のスチー
ルコードが製造される。
層bとして9本のワイヤ2が配置するコードが得られる
から、次にこのコードをボビン19に前記芯部aに変え
て巻き付け、また各ボビン18に外層cを構成するワイ
ヤ3を巻き付け、この状態で前述と同様の工程で前記コ
ードの外周にワイヤ3を撚り合わせる。前記ワイヤ3は
形付台17を通過する際に、 100%を超える過剰な形付
けが施され、この状態で前記コードの外周に撚り合わさ
れる。このような工程で、3+9+15の構造のスチー
ルコードが製造される。
【0020】芯部aを構成するワイヤ1に施す形付率t
l(%)としては、 105≦tl≦125 程度とし、中間層
bを構成するワイヤ2に施す形付率tm(%)として
は、 110≦tm≦130 程度とし、外層cを構成するワイ
ヤ3に施す形付率tn(%)としては、 115≦tn≦13
5 程度とする。また芯部aを構成するワイヤ1は例えば
S撚り、中間層bを構成するワイヤ2はS撚り、外層c
を構成するワイヤ3はZ撚りとする。
l(%)としては、 105≦tl≦125 程度とし、中間層
bを構成するワイヤ2に施す形付率tm(%)として
は、 110≦tm≦130 程度とし、外層cを構成するワイ
ヤ3に施す形付率tn(%)としては、 115≦tn≦13
5 程度とする。また芯部aを構成するワイヤ1は例えば
S撚り、中間層bを構成するワイヤ2はS撚り、外層c
を構成するワイヤ3はZ撚りとする。
【0021】このような構造のスチールコードにおいて
は、各ワイヤ1,2,3に対する過剰な形付けにより、
図1に示すように、芯部aのワイヤ1の相互、中間層b
のワイヤ2の相互、外層cのワイヤ3の相互、芯部aの
ワイヤ1と中間層bのワイヤ2と外層cのワイヤ3の相
互が互いに離間してその相互間にそれぞれ隙間Gが形成
され、したがってこのスチールコードをゴム材内に埋設
してそのゴムを加硫すると、前記隙間G内にゴムが充分
に侵入して各ワイヤ1,2,3の外周にそれぞれゴムが
充満する状態、すなわちワイヤ1,2,3がそれぞれ独
立して被覆される状態となる。このためスチールコード
の内側に空間部が残るようなことがなく、したがってス
チールコードの内側への水分の浸透が確実に抑制され、
これにより耐腐食性が飛躍的に向上し、また各ワイヤ同
士の接触が避けられるためフレッティングが確実に抑制
され、耐疲労性が大幅に改善される。
は、各ワイヤ1,2,3に対する過剰な形付けにより、
図1に示すように、芯部aのワイヤ1の相互、中間層b
のワイヤ2の相互、外層cのワイヤ3の相互、芯部aの
ワイヤ1と中間層bのワイヤ2と外層cのワイヤ3の相
互が互いに離間してその相互間にそれぞれ隙間Gが形成
され、したがってこのスチールコードをゴム材内に埋設
してそのゴムを加硫すると、前記隙間G内にゴムが充分
に侵入して各ワイヤ1,2,3の外周にそれぞれゴムが
充満する状態、すなわちワイヤ1,2,3がそれぞれ独
立して被覆される状態となる。このためスチールコード
の内側に空間部が残るようなことがなく、したがってス
チールコードの内側への水分の浸透が確実に抑制され、
これにより耐腐食性が飛躍的に向上し、また各ワイヤ同
士の接触が避けられるためフレッティングが確実に抑制
され、耐疲労性が大幅に改善される。
【0022】直径が0.175mm のワイヤで構成した3+9
+15の構造の従来のスチールコードと本発明による3
+9+15の構造のスチールコードとの機械的特性につ
いて測定した結果を表1に示す。なお、ゴムの侵入度合
については、ゴム材内に埋込んだスチールコードの一端
から他端への空気の透過量により評価し、また耐疲労性
については、3ロール疲労試験法により測定した。
+15の構造の従来のスチールコードと本発明による3
+9+15の構造のスチールコードとの機械的特性につ
いて測定した結果を表1に示す。なお、ゴムの侵入度合
については、ゴム材内に埋込んだスチールコードの一端
から他端への空気の透過量により評価し、また耐疲労性
については、3ロール疲労試験法により測定した。
【0023】
【表1】 この表1から明らかなように、本発明品においてはゴム
の侵入性がよく、良好な耐腐蝕性および耐疲労性が得ら
れることが分かる。
の侵入性がよく、良好な耐腐蝕性および耐疲労性が得ら
れることが分かる。
【0024】なお、前記実施例においては、3本のワイ
ヤを撚り合わせた芯部の外周に中間層として9本のワイ
ヤを撚り合わせ、さらにこの中間層の外周に15本のワ
イヤを撚り合わせた3+9+15の構造としたが、図3
に示すように3+9+14の構造の場合や、図4に示す
ように3+8+13の構造の場合などであってもよい。
ヤを撚り合わせた芯部の外周に中間層として9本のワイ
ヤを撚り合わせ、さらにこの中間層の外周に15本のワ
イヤを撚り合わせた3+9+15の構造としたが、図3
に示すように3+9+14の構造の場合や、図4に示す
ように3+8+13の構造の場合などであってもよい。
【0025】3+9+14構造および3+8+13構造
に構成した場合の本発明のスチールコードと同一構造の
従来のスチールコードとの機械的特性を比較して示す
と、表2および表3の通りで、このような構造の本発明
品においても良好な耐腐蝕性および耐疲労性を得られる
ことが分かる。
に構成した場合の本発明のスチールコードと同一構造の
従来のスチールコードとの機械的特性を比較して示す
と、表2および表3の通りで、このような構造の本発明
品においても良好な耐腐蝕性および耐疲労性を得られる
ことが分かる。
【0026】
【表2】
【0027】
【表3】
【0028】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
チールコードの内側の各部にゴムを確実に侵入させるこ
とができ、したがって水分の浸透を抑制して耐腐食性の
向上を図れ、かつワイヤ同士のフレッティングを抑制し
て耐疲労性の向上を図ることができる利点がある。
チールコードの内側の各部にゴムを確実に侵入させるこ
とができ、したがって水分の浸透を抑制して耐腐食性の
向上を図れ、かつワイヤ同士のフレッティングを抑制し
て耐疲労性の向上を図ることができる利点がある。
【図1】本発明の3+9+15構造のスチールコードの
断面図。
断面図。
【図2】本発明のスチールコードの製造に使用する撚合
装置の一例を示す構成図。
装置の一例を示す構成図。
【図3】本発明の3+9+14構造のスチールコードの
断面図。
断面図。
【図4】本発明の3+8+13構造のスチールコードの
断面図。
断面図。
【図5】従来の3+9+15構造のスチールコードの断
面図。
面図。
【符号の説明】 a…芯部 b…中間層 c…外層 1…芯部のワイヤ 2…中間層のワイヤ 3…外層のワイヤ
Claims (1)
- 【請求項1】 それぞれ 100%を超える過剰な形付けを
施した3本のワイヤを撚り合わせて芯部を形成し、この
芯部の外周にそれぞれ 100%を超える過剰な形付けを施
した複数本のワイヤを撚り合わせて中間層を形成し、さ
らにこの中間層の外周にそれぞれ 100%を超える過剰な
形付けを施した複数本のワイヤを撚り合わせて外層を形
成してなるスチールコード。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3217545A JPH0559677A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | スチールコード |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3217545A JPH0559677A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | スチールコード |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0559677A true JPH0559677A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16705938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3217545A Pending JPH0559677A (ja) | 1991-08-28 | 1991-08-28 | スチールコード |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0559677A (ja) |
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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-
1991
- 1991-08-28 JP JP3217545A patent/JPH0559677A/ja active Pending
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