JPH0560007A - 内燃機関の冷却装置 - Google Patents
内燃機関の冷却装置Info
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- JPH0560007A JPH0560007A JP21551091A JP21551091A JPH0560007A JP H0560007 A JPH0560007 A JP H0560007A JP 21551091 A JP21551091 A JP 21551091A JP 21551091 A JP21551091 A JP 21551091A JP H0560007 A JPH0560007 A JP H0560007A
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- cylinder
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Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はシリンダライナを冷却する内燃機関の
冷却装置に関し、シリンダライナの入熱分布により対応
した冷却効果の分布を得ることを目的とする。 【構成】シリンダライナ21の周方向上、連通溝21
c,21dと同じ位置に、フランジ21aの下面最外周
部から最上段の冷却溝21b-1の外側面との間を滑らか
に結ぶ曲面状の底面21kを有するリブ21e,21f
をシリンダライナ21と一体成形で設ける。シリンダラ
イナ21をボア部22aに嵌装した状態では、シリンダ
ブロック22の冷媒入口部27と上記底面21kにより
入口側流路41が形成される。冷媒は、冷媒の一部が最
上段の冷媒通路31-1に流入すると共に、残りの冷媒が
底面21kにより案内されて、下方の冷媒通路に流入す
る。その結果、複数設けられた冷媒通路31における冷
媒の流量配分を、シリンダライナの入熱分布に対応する
ように改善することができる。
冷却装置に関し、シリンダライナの入熱分布により対応
した冷却効果の分布を得ることを目的とする。 【構成】シリンダライナ21の周方向上、連通溝21
c,21dと同じ位置に、フランジ21aの下面最外周
部から最上段の冷却溝21b-1の外側面との間を滑らか
に結ぶ曲面状の底面21kを有するリブ21e,21f
をシリンダライナ21と一体成形で設ける。シリンダラ
イナ21をボア部22aに嵌装した状態では、シリンダ
ブロック22の冷媒入口部27と上記底面21kにより
入口側流路41が形成される。冷媒は、冷媒の一部が最
上段の冷媒通路31-1に流入すると共に、残りの冷媒が
底面21kにより案内されて、下方の冷媒通路に流入す
る。その結果、複数設けられた冷媒通路31における冷
媒の流量配分を、シリンダライナの入熱分布に対応する
ように改善することができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内燃機関のシリンダライ
ナを冷却する内燃機関の冷却装置に関する。
ナを冷却する内燃機関の冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シリンダライナの冷却装置につい
ては、例えば、実開昭63-168242号公報に開示されたも
のがある。この公報に開示された冷却装置は、シリンダ
ライナの外周にシリンダライナの周方向に沿った冷却溝
をシリンダライナの軸方向に複数段形成し、また、これ
ら複数の冷却溝をシリンダライナの軸方向に沿って連通
する連通溝を2箇所 180度反対側に夫々形成する。そし
て、上記構成のシリンダライナをシリンダブロックのボ
ア部に嵌装することにより、シリンダライナ外周の上記
各溝とボア部内周面との間に一連の冷媒通路を構成する
ものである。
ては、例えば、実開昭63-168242号公報に開示されたも
のがある。この公報に開示された冷却装置は、シリンダ
ライナの外周にシリンダライナの周方向に沿った冷却溝
をシリンダライナの軸方向に複数段形成し、また、これ
ら複数の冷却溝をシリンダライナの軸方向に沿って連通
する連通溝を2箇所 180度反対側に夫々形成する。そし
て、上記構成のシリンダライナをシリンダブロックのボ
ア部に嵌装することにより、シリンダライナ外周の上記
各溝とボア部内周面との間に一連の冷媒通路を構成する
ものである。
【0003】図5は上述した従来の内燃機関の冷却装置
の一例の断面図、図6は図5中、シリンダライナの平面
図を示す。
の一例の断面図、図6は図5中、シリンダライナの平面
図を示す。
【0004】図5中、1はシリンダライナ、2はシリン
ダブロック、3はシリンダライナ1の外周に形成された
冷却溝、4は入口側の連通溝、5は出口側の連通溝、6
は冷媒入口部、7は冷媒出口部である。シリンダライナ
1の最上部外周には図5,6に示すようにフランジ1a
が設けられており、シリンダライナ1がシリンダブロッ
ク2のボア部2aに嵌装された状態では、フランジ1a
が冷媒出入口部6,7の部分を除いてシリンダブロック
2に支持される。また、冷却溝3及び連通溝4,5夫々
がボア部2aの内周面2bとの間に、周方向に沿った冷
媒通路、及び軸方向に沿った連通路8,9を構成する
(尚、冷媒通路は図に表れていない)。本例の冷却装置
10において、予め冷却された冷媒は冷媒入口部6から
流入し、連通路8を通って各冷媒通路夫々に分配され、
シリンダライナ1の熱を吸収した後、反対側の連通路9
を通って冷媒出口部7から排出される。
ダブロック、3はシリンダライナ1の外周に形成された
冷却溝、4は入口側の連通溝、5は出口側の連通溝、6
は冷媒入口部、7は冷媒出口部である。シリンダライナ
1の最上部外周には図5,6に示すようにフランジ1a
が設けられており、シリンダライナ1がシリンダブロッ
ク2のボア部2aに嵌装された状態では、フランジ1a
が冷媒出入口部6,7の部分を除いてシリンダブロック
2に支持される。また、冷却溝3及び連通溝4,5夫々
がボア部2aの内周面2bとの間に、周方向に沿った冷
媒通路、及び軸方向に沿った連通路8,9を構成する
(尚、冷媒通路は図に表れていない)。本例の冷却装置
10において、予め冷却された冷媒は冷媒入口部6から
流入し、連通路8を通って各冷媒通路夫々に分配され、
シリンダライナ1の熱を吸収した後、反対側の連通路9
を通って冷媒出口部7から排出される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す冷却装置1
0においては、シリンダライナ1の軸方向上、冷媒入口
部6と同じ高さ位置に設けられている最上段の冷媒通路
に流入する冷媒の流量が、最上段の冷媒通路より下方の
冷媒通路に流入する冷媒の流量に比べて極端に多くなっ
てしまう。その結果、シリンダライナ1の軸方向に複数
設けられた冷媒通路において、シリンダライナ1の入熱
分布に対応した最適な冷媒の流量配分が行われない。
0においては、シリンダライナ1の軸方向上、冷媒入口
部6と同じ高さ位置に設けられている最上段の冷媒通路
に流入する冷媒の流量が、最上段の冷媒通路より下方の
冷媒通路に流入する冷媒の流量に比べて極端に多くなっ
てしまう。その結果、シリンダライナ1の軸方向に複数
設けられた冷媒通路において、シリンダライナ1の入熱
分布に対応した最適な冷媒の流量配分が行われない。
【0006】そこで本発明は上記課題に鑑みなされたも
ので、複数設けられた冷媒通路における冷媒の流量配分
を改善することにより、シリンダライナの入熱分布によ
り対応した冷却効果の分布を得ることができる内燃機関
の冷却装置を提供することを目的とする。
ので、複数設けられた冷媒通路における冷媒の流量配分
を改善することにより、シリンダライナの入熱分布によ
り対応した冷却効果の分布を得ることができる内燃機関
の冷却装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、シリンダライナとシリンダブロックとの間
に、前記シリンダライナの周方向に沿った溝状の冷媒通
路を前記シリンダライナの軸方向に複数設けると共に、
前記複数の冷媒通路を連通する連通路を設け、冷媒入口
部を前記連通路に接続して設け、冷媒を前記冷媒入口部
から前記連通路を介して前記複数の冷媒通路夫々に流通
せしめる内燃機関の冷却装置において、前記冷媒入口部
と前記連通路との接続部近傍部分に、前記冷媒を前記連
通路の下流側へ向け案内する案内部を設けた構成であ
る。
に本発明は、シリンダライナとシリンダブロックとの間
に、前記シリンダライナの周方向に沿った溝状の冷媒通
路を前記シリンダライナの軸方向に複数設けると共に、
前記複数の冷媒通路を連通する連通路を設け、冷媒入口
部を前記連通路に接続して設け、冷媒を前記冷媒入口部
から前記連通路を介して前記複数の冷媒通路夫々に流通
せしめる内燃機関の冷却装置において、前記冷媒入口部
と前記連通路との接続部近傍部分に、前記冷媒を前記連
通路の下流側へ向け案内する案内部を設けた構成であ
る。
【0008】
【作用】本発明では、冷媒入口部と連通路との接続部近
傍部分に冷媒を連通路の下流側へ向け案内する案内部を
設けることにより、冷媒が案内部に案内されて連通路の
下流方向に多く流れ、連通路下流側の冷媒通路に流れる
冷媒の流量が増加し、冷媒入口部と連通路との接続部近
傍に設けられた冷媒通路に流れる冷媒の流量が減少す
る。その結果、上記接続部近傍部位の冷媒通路に流入す
る冷媒の流量が抑制され、接続部近傍部位の冷媒通路
と、連通路下流側の冷媒通路とに夫々流入する冷媒の流
量配分が改善される。
傍部分に冷媒を連通路の下流側へ向け案内する案内部を
設けることにより、冷媒が案内部に案内されて連通路の
下流方向に多く流れ、連通路下流側の冷媒通路に流れる
冷媒の流量が増加し、冷媒入口部と連通路との接続部近
傍に設けられた冷媒通路に流れる冷媒の流量が減少す
る。その結果、上記接続部近傍部位の冷媒通路に流入す
る冷媒の流量が抑制され、接続部近傍部位の冷媒通路
と、連通路下流側の冷媒通路とに夫々流入する冷媒の流
量配分が改善される。
【0009】
【実施例】図1(A),(B)夫々は本発明になる内燃
機関の冷却装置の第1実施例の平面図、断面図、図2は
図1(A)中、II−II線に沿う断面図を示す。尚、図1
(B)は図1(A)中、Ib−Ib線に沿う断面図を示し、
また、図2中、シリンダライナ21は説明の便宜上、断
面ではなく側面が図示されている。
機関の冷却装置の第1実施例の平面図、断面図、図2は
図1(A)中、II−II線に沿う断面図を示す。尚、図1
(B)は図1(A)中、Ib−Ib線に沿う断面図を示し、
また、図2中、シリンダライナ21は説明の便宜上、断
面ではなく側面が図示されている。
【0010】図1,2中、21はシリンダライナ、22
はシリンダブロック、23はヘッドガスケット24を挟
んで設けられたシリンダヘッドである(但し、図1
(A)及び図2においては、シリンダヘッド23及びヘ
ッドガスケット24の図示を省略している)。
はシリンダブロック、23はヘッドガスケット24を挟
んで設けられたシリンダヘッドである(但し、図1
(A)及び図2においては、シリンダヘッド23及びヘ
ッドガスケット24の図示を省略している)。
【0011】シリンダライナ21は鋳鉄によって略円筒
状に成形された部材である。シリンダライナ21の燃焼
室30側である最上部の外周部には、フランジ21aが
全周に亘って設けられており、また、フランジ21aの
下方の外周部には、周方向に沿った冷却溝21bがシリ
ンダライナ21の軸方向に複数段形成されている。更
に、上記複数の冷却溝21b夫々を連通する連通溝21
c,21dがシリンダライナ21の軸方向に沿って 180
度反対側に夫々形成されている。
状に成形された部材である。シリンダライナ21の燃焼
室30側である最上部の外周部には、フランジ21aが
全周に亘って設けられており、また、フランジ21aの
下方の外周部には、周方向に沿った冷却溝21bがシリ
ンダライナ21の軸方向に複数段形成されている。更
に、上記複数の冷却溝21b夫々を連通する連通溝21
c,21dがシリンダライナ21の軸方向に沿って 180
度反対側に夫々形成されている。
【0012】シリンダライナ21の周方向上、連通溝2
1c,21dと同じ位置のフランジ21aの下面には、
本実施例の特徴であるリブ21e,21fが設けられて
いる(図2にはリブ21eのみが図示されている)。こ
のリブ21e,21fは、図1(B)に示すようにフラ
ンジ21aの下面の最外周部と、最上段の冷却溝21b
-1の外側面とを滑らかに結ぶ曲面状の底面21kと、図
2に示すように連通溝21c,21d夫々と同じ幅寸法
を有して配設された2つの外側面21mとにより囲まれ
た形状をなし、シリンダライナ21の一部材としてシリ
ンダライナ21と一体的に設けられている。
1c,21dと同じ位置のフランジ21aの下面には、
本実施例の特徴であるリブ21e,21fが設けられて
いる(図2にはリブ21eのみが図示されている)。こ
のリブ21e,21fは、図1(B)に示すようにフラ
ンジ21aの下面の最外周部と、最上段の冷却溝21b
-1の外側面とを滑らかに結ぶ曲面状の底面21kと、図
2に示すように連通溝21c,21d夫々と同じ幅寸法
を有して配設された2つの外側面21mとにより囲まれ
た形状をなし、シリンダライナ21の一部材としてシリ
ンダライナ21と一体的に設けられている。
【0013】シリンダライナ21の内周面21gはピス
トン(図示せず)のピストンリングが摺接する面であ
り、平滑な面に加工されている。尚、上記燃焼室30
は、シリンダヘッド23の下面23aと、上死点近傍に
位置するピストン(図示せず)の上端面との間に形成さ
れる。
トン(図示せず)のピストンリングが摺接する面であ
り、平滑な面に加工されている。尚、上記燃焼室30
は、シリンダヘッド23の下面23aと、上死点近傍に
位置するピストン(図示せず)の上端面との間に形成さ
れる。
【0014】一方、シリンダブロック22には上記構造
のシリンダライナ21を嵌装するボア部22aが形成さ
れ、また、フランジ21aの外周側となる部位には、冷
媒を各気筒の冷却装置に流出入せしめる気筒間連通路2
5,26が各気筒が列設している方向に沿って形成され
ている。更に、ボア部22aと気筒間連通路25,26
との間を連通する冷媒入口部27、冷媒出口部28が夫
々形成されている。
のシリンダライナ21を嵌装するボア部22aが形成さ
れ、また、フランジ21aの外周側となる部位には、冷
媒を各気筒の冷却装置に流出入せしめる気筒間連通路2
5,26が各気筒が列設している方向に沿って形成され
ている。更に、ボア部22aと気筒間連通路25,26
との間を連通する冷媒入口部27、冷媒出口部28が夫
々形成されている。
【0015】図1に示すように、シリンダライナ21
は、上記リブ21eと冷媒入口部27、リブ21fと冷
媒出口部28とを周方向上夫々合わせた位置でシリンダ
ブロック22のボア部22a内に嵌装される。図2に示
すように、ボア部22aの上部外周部には、上記冷媒出
入口部27,28の部分を除いてフランジ支持部22c
が形成されており、シリンダライナ21は、フランジ2
1aの下面がフランジ支持部22cに支持されることに
よってシリンダブロック22に支持される。そして、こ
の支持状態においてはシリンダブロック22の上面22
dとフランジ21aの上面21hとが同一高さ位置とな
るように構成されている。
は、上記リブ21eと冷媒入口部27、リブ21fと冷
媒出口部28とを周方向上夫々合わせた位置でシリンダ
ブロック22のボア部22a内に嵌装される。図2に示
すように、ボア部22aの上部外周部には、上記冷媒出
入口部27,28の部分を除いてフランジ支持部22c
が形成されており、シリンダライナ21は、フランジ2
1aの下面がフランジ支持部22cに支持されることに
よってシリンダブロック22に支持される。そして、こ
の支持状態においてはシリンダブロック22の上面22
dとフランジ21aの上面21hとが同一高さ位置とな
るように構成されている。
【0016】また、シリンダライナ21がボア部22a
に嵌装された状態では、図1(B)に示すように、上記
冷媒入口部27とリブ21eとが冷媒の入口側流路41
を形成し、冷媒出口部28とリブ21fとが冷媒の出口
側流路42を形成する。更に、シリンダライナ21の上
下の冷却溝21b間に形成されている仕切り部21i
は、上記連通溝21c,21d以外の部分においてボア
部22aの内径寸法と同じ外形寸法を有しており、上記
の如くシリンダライナ21がボア部22aに嵌装された
状態では、図2に示すように仕切り部21iの外周面と
ボア部22aの内周面22bとが当接し、冷却溝21b
は内周面22bとの間にシリンダライナ21の周方向に
沿った複数の冷媒通路31を形成する。また、連通溝2
1c,21dは、この仕切り部21iを軸方向に切削す
ることにより形成されたものであり、連通溝21c,2
1dは内周面22bとの間に連通路32,33を形成す
る。
に嵌装された状態では、図1(B)に示すように、上記
冷媒入口部27とリブ21eとが冷媒の入口側流路41
を形成し、冷媒出口部28とリブ21fとが冷媒の出口
側流路42を形成する。更に、シリンダライナ21の上
下の冷却溝21b間に形成されている仕切り部21i
は、上記連通溝21c,21d以外の部分においてボア
部22aの内径寸法と同じ外形寸法を有しており、上記
の如くシリンダライナ21がボア部22aに嵌装された
状態では、図2に示すように仕切り部21iの外周面と
ボア部22aの内周面22bとが当接し、冷却溝21b
は内周面22bとの間にシリンダライナ21の周方向に
沿った複数の冷媒通路31を形成する。また、連通溝2
1c,21dは、この仕切り部21iを軸方向に切削す
ることにより形成されたものであり、連通溝21c,2
1dは内周面22bとの間に連通路32,33を形成す
る。
【0017】従って、複数形成された冷媒通路31のう
ち、最上段の冷媒通路31-1が、冷媒の入口側流路41
及び出口側流路42に最も近い冷媒通路とされる。
ち、最上段の冷媒通路31-1が、冷媒の入口側流路41
及び出口側流路42に最も近い冷媒通路とされる。
【0018】更に、上記の如く同一高さとされているシ
リンダブロック22の上面22dと、フランジ21aの
上面21hの上にヘッドガスケット24を挟んでシリン
ダヘッド23が装着され、上記気筒間連通路25,26
を密封すると共に、これによって燃焼室30が形成され
る。
リンダブロック22の上面22dと、フランジ21aの
上面21hの上にヘッドガスケット24を挟んでシリン
ダヘッド23が装着され、上記気筒間連通路25,26
を密封すると共に、これによって燃焼室30が形成され
る。
【0019】内燃機関の運転状態において冷媒は、気筒
間連通路25から上記入口側流路41を通って連通路3
2に流入し、連通路32を上部から下部(下流側)に向
けて流れながら上記複数の冷媒通路31夫々に分配され
る。そして、各冷媒通路31内でシリンダライナ21の
熱を吸収した後、反対側の連通路33に集められ、出口
側流路42を通って気筒間連通路26に排出される。
間連通路25から上記入口側流路41を通って連通路3
2に流入し、連通路32を上部から下部(下流側)に向
けて流れながら上記複数の冷媒通路31夫々に分配され
る。そして、各冷媒通路31内でシリンダライナ21の
熱を吸収した後、反対側の連通路33に集められ、出口
側流路42を通って気筒間連通路26に排出される。
【0020】入口側流路41は、上記の如くシリンダブ
ロック22の冷媒入口部27と、リブ21eの曲面状の
底面21kにより構成されており、冷媒の流入時におい
て冷媒は、図1(B)中、矢印Aで示されるように底面
21kに案内されて水平方向から下方へ方向転換せしめ
られる。即ち、リブ21eの底面21kが冷媒を連通路
32の下流側へ向けて方向転換させる案内部材として働
いている。このため、入口側流路41から流入した冷媒
は、その一部が、入口側流路41と軸方向上同じ高さ位
置にある最上段の冷媒通路31-1に流れるものの、残り
の冷媒は底面21kに案内されて図1(B)中、矢印B
で示されるように連通路32を下流側に向けて流れ、冷
媒通路31-1よりも下方の冷媒通路31夫々に分配され
る。
ロック22の冷媒入口部27と、リブ21eの曲面状の
底面21kにより構成されており、冷媒の流入時におい
て冷媒は、図1(B)中、矢印Aで示されるように底面
21kに案内されて水平方向から下方へ方向転換せしめ
られる。即ち、リブ21eの底面21kが冷媒を連通路
32の下流側へ向けて方向転換させる案内部材として働
いている。このため、入口側流路41から流入した冷媒
は、その一部が、入口側流路41と軸方向上同じ高さ位
置にある最上段の冷媒通路31-1に流れるものの、残り
の冷媒は底面21kに案内されて図1(B)中、矢印B
で示されるように連通路32を下流側に向けて流れ、冷
媒通路31-1よりも下方の冷媒通路31夫々に分配され
る。
【0021】このように本実施例の冷却装置20によれ
ば、リブ21eを構成する曲面状の底面21kの案内作
用により、入口側流路41と最も近い位置にある最上段
の冷媒通路31-1に流れる冷媒の流量が従来に比べて減
少し、その代わりに冷媒通路31-1の下方の冷媒通路3
1に流れる冷媒の流量が従来に比べて増加する。その結
果、複数設けられた冷媒通路31に流れる冷媒の流量配
分を、シリンダライナの冷却効果の分布の観点から従来
に比べて改善するすることができる。即ち、本実施例の
冷却装置20によれば、シリンダライナ21の冷却効果
の分布を、上部において適当に高く、そして上部から下
部に向けてなだらかに低下する分布とすることができ、
シリンダライナ上部において極端に冷却効果が高かった
従来の分布に比べて、シリンダライナの入熱分布により
対応した冷却効果の分布を得ることができる。
ば、リブ21eを構成する曲面状の底面21kの案内作
用により、入口側流路41と最も近い位置にある最上段
の冷媒通路31-1に流れる冷媒の流量が従来に比べて減
少し、その代わりに冷媒通路31-1の下方の冷媒通路3
1に流れる冷媒の流量が従来に比べて増加する。その結
果、複数設けられた冷媒通路31に流れる冷媒の流量配
分を、シリンダライナの冷却効果の分布の観点から従来
に比べて改善するすることができる。即ち、本実施例の
冷却装置20によれば、シリンダライナ21の冷却効果
の分布を、上部において適当に高く、そして上部から下
部に向けてなだらかに低下する分布とすることができ、
シリンダライナ上部において極端に冷却効果が高かった
従来の分布に比べて、シリンダライナの入熱分布により
対応した冷却効果の分布を得ることができる。
【0022】また、本実施例の冷却装置20では、リブ
21e,21fがシリンダライナ21のフランジ21a
の剛性を高める強度部材としても作用している。
21e,21fがシリンダライナ21のフランジ21a
の剛性を高める強度部材としても作用している。
【0023】即ち、上述したように冷媒出入口部27,
28を除く部分においてはシリンダブロック22にフラ
ンジ支持部22cが形成され、シリンダライナ21はこ
のフランジ支持部22cに支持されているものの、冷媒
出入口部27,28の部分においては、図1(B)に示
すようにフランジ21aはいずれの部材にも支持されて
いない。ここで、図5に示す従来のシリンダライナ1の
構成において、大きな締付力によってシリンダヘッド
(図示せず)をシリンダライナ1及びシリンダブロック
2上に装着した場合、フランジ1aのうち下部にフラン
ジ支持部の無い部分が下方に撓んでしまい、フランジ1
aとシリンダヘッドとの間に挟持されているヘッドガス
ケット(図示せず)のその部分の面圧を局部的に低下さ
せてしまう。
28を除く部分においてはシリンダブロック22にフラ
ンジ支持部22cが形成され、シリンダライナ21はこ
のフランジ支持部22cに支持されているものの、冷媒
出入口部27,28の部分においては、図1(B)に示
すようにフランジ21aはいずれの部材にも支持されて
いない。ここで、図5に示す従来のシリンダライナ1の
構成において、大きな締付力によってシリンダヘッド
(図示せず)をシリンダライナ1及びシリンダブロック
2上に装着した場合、フランジ1aのうち下部にフラン
ジ支持部の無い部分が下方に撓んでしまい、フランジ1
aとシリンダヘッドとの間に挟持されているヘッドガス
ケット(図示せず)のその部分の面圧を局部的に低下さ
せてしまう。
【0024】しかしながら、本実施例のシリンダライナ
21では、フランジ21aのフランジ支持部22cのな
い部分、即ち周方向上、連通路32,33と同一位置の
フランジ21a下部にリブ21e,21fを設けること
により、この部分のフランジ21aの剛性が高められ
る。このため、上記の如く大きな締付力によってシリン
ダヘッド23をシリンダライナ21及びシリンダブロッ
ク22上に装着した場合であっても、フランジ21aが
フランジ支持部22cの無い部分で撓むことが防止され
る。その結果、本実施例の冷却装置20では、ヘッドガ
スケット24の面圧をフランジ21aの全周に亘って均
一に高めることができ、従来において発生する可能性が
あったヘッドガスケット24の面圧の局部的な低下に起
因する燃焼ガスのガス漏れ、或いは、気筒間連通路2
5,26からの冷媒の漏洩等を防止することができる。
21では、フランジ21aのフランジ支持部22cのな
い部分、即ち周方向上、連通路32,33と同一位置の
フランジ21a下部にリブ21e,21fを設けること
により、この部分のフランジ21aの剛性が高められ
る。このため、上記の如く大きな締付力によってシリン
ダヘッド23をシリンダライナ21及びシリンダブロッ
ク22上に装着した場合であっても、フランジ21aが
フランジ支持部22cの無い部分で撓むことが防止され
る。その結果、本実施例の冷却装置20では、ヘッドガ
スケット24の面圧をフランジ21aの全周に亘って均
一に高めることができ、従来において発生する可能性が
あったヘッドガスケット24の面圧の局部的な低下に起
因する燃焼ガスのガス漏れ、或いは、気筒間連通路2
5,26からの冷媒の漏洩等を防止することができる。
【0025】図3は本発明になる内燃機関の冷却装置の
第2実施例の部分断面図を示す。
第2実施例の部分断面図を示す。
【0026】同図中、51はシリンダライナ、52はシ
リンダブロックである。シリンダライナ51は図5に示
す従来のシリンダライナ1と同一構造である。シリンダ
ブロック52には、ボア部52a、気筒間連通路53、
及びボア部52aと気筒間連通路53を連通する冷媒入
口部54が形成されている。本実施例の冷却装置50で
は、気筒間連通路53と冷媒入口部54に亘って、別部
材にて形成されたスペーサ55が設けられている。この
スペーサ55の冷媒入口部54に配設される部分には、
気筒間連通路53内に設けられたスペーサ55内に連通
し、冷媒を斜め下方に向けて案内するガイドパイプ55
aが設けられている。
リンダブロックである。シリンダライナ51は図5に示
す従来のシリンダライナ1と同一構造である。シリンダ
ブロック52には、ボア部52a、気筒間連通路53、
及びボア部52aと気筒間連通路53を連通する冷媒入
口部54が形成されている。本実施例の冷却装置50で
は、気筒間連通路53と冷媒入口部54に亘って、別部
材にて形成されたスペーサ55が設けられている。この
スペーサ55の冷媒入口部54に配設される部分には、
気筒間連通路53内に設けられたスペーサ55内に連通
し、冷媒を斜め下方に向けて案内するガイドパイプ55
aが設けられている。
【0027】このような構成の冷却装置50において
も、冷媒の一部は図中、矢印Cで示されるように最上段
の冷媒通路56-1に流入するものの、残りの冷媒はガイ
ドパイプ55aに案内されて矢印Dで示されるように連
通路57に沿って下方へ流され、最上段の冷媒通路56
-1より下方の冷媒通路56に流入する。従って、本実施
例の冷却装置50によっても、上記第1実施例の冷却装
置20と同様に、複数設けられた冷媒通路56における
冷媒の流量配分を最適化することができ、シリンダライ
ナ51の入熱分布により対応した冷却効果の分布を得る
ことができる。
も、冷媒の一部は図中、矢印Cで示されるように最上段
の冷媒通路56-1に流入するものの、残りの冷媒はガイ
ドパイプ55aに案内されて矢印Dで示されるように連
通路57に沿って下方へ流され、最上段の冷媒通路56
-1より下方の冷媒通路56に流入する。従って、本実施
例の冷却装置50によっても、上記第1実施例の冷却装
置20と同様に、複数設けられた冷媒通路56における
冷媒の流量配分を最適化することができ、シリンダライ
ナ51の入熱分布により対応した冷却効果の分布を得る
ことができる。
【0028】図4は本発明になる内燃機関の冷却装置の
第3実施例の部分断面図を示す。
第3実施例の部分断面図を示す。
【0029】同図中、シリンダライナ61は従来のシリ
ンダライナ1と同一構造である。シリンダブロック62
にはボア部62a、及び気筒間連通路63が形成されて
いる。本実施例の冷却装置60では、ボア部62aと気
筒間連通路63との間についたて状のフランジ支持部6
2bが設けられ、このフランジ支持部62bに、気筒間
連通路63とボア部62aを連通する冷媒の入口側流路
64が斜め下方に指向するように形成されている。
ンダライナ1と同一構造である。シリンダブロック62
にはボア部62a、及び気筒間連通路63が形成されて
いる。本実施例の冷却装置60では、ボア部62aと気
筒間連通路63との間についたて状のフランジ支持部6
2bが設けられ、このフランジ支持部62bに、気筒間
連通路63とボア部62aを連通する冷媒の入口側流路
64が斜め下方に指向するように形成されている。
【0030】このような構成の冷却装置60において
も、入口側流路64を通る冷媒は、上記第1、第2実施
例同様、図中、矢印Eで示されるように最上段の冷媒通
路65 -1に流入する冷媒と、矢印Fで示されるように下
方の冷媒通路65に流入する冷媒とに適当に分流され
る。その結果、本実施例の冷却装置60によっても、複
数設けられた冷媒通路65における冷媒の流量配分を最
適化することができ、シリンダライナ61の入熱分布に
より対応した冷却効果の分布を得ることができる。ま
た、本実施例の冷却装置60では、入口側流路64の部
分においてもシリンダライナ61のフランジ61aがフ
ランジ支持部62bにより支持されている。また、図示
されていない冷媒の出口側流路の部分においても、同様
にフランジ61aがフランジ支持部に支持されている。
従ってシリンダライナ61は全周に亘ってシリンダブロ
ック64に支持されている。このため、冷却装置60で
は、上述したようなヘッドガスケット(図示せず)の局
部的な面圧低下が防止され、これに起因する燃焼ガス及
び冷媒の漏洩を防止することができる。
も、入口側流路64を通る冷媒は、上記第1、第2実施
例同様、図中、矢印Eで示されるように最上段の冷媒通
路65 -1に流入する冷媒と、矢印Fで示されるように下
方の冷媒通路65に流入する冷媒とに適当に分流され
る。その結果、本実施例の冷却装置60によっても、複
数設けられた冷媒通路65における冷媒の流量配分を最
適化することができ、シリンダライナ61の入熱分布に
より対応した冷却効果の分布を得ることができる。ま
た、本実施例の冷却装置60では、入口側流路64の部
分においてもシリンダライナ61のフランジ61aがフ
ランジ支持部62bにより支持されている。また、図示
されていない冷媒の出口側流路の部分においても、同様
にフランジ61aがフランジ支持部に支持されている。
従ってシリンダライナ61は全周に亘ってシリンダブロ
ック64に支持されている。このため、冷却装置60で
は、上述したようなヘッドガスケット(図示せず)の局
部的な面圧低下が防止され、これに起因する燃焼ガス及
び冷媒の漏洩を防止することができる。
【0031】
【発明の効果】上述の如く、本発明によれば、冷媒入口
部と連通路との接続部近傍に設けられた冷媒通路に流入
する冷媒の流量が抑制されるため、複数設けられた冷媒
通路における冷媒の流量配分が改善され、シリンダライ
ナの入熱分布により対応したシリンダライナの冷却効果
の分布を得ることができる。
部と連通路との接続部近傍に設けられた冷媒通路に流入
する冷媒の流量が抑制されるため、複数設けられた冷媒
通路における冷媒の流量配分が改善され、シリンダライ
ナの入熱分布により対応したシリンダライナの冷却効果
の分布を得ることができる。
【図1】本発明になる内燃機関の冷却装置の第1実施例
の構造図である。
の構造図である。
【図2】図2は図1(A)中、II−II線に沿う断面図で
あり、シリンダブロックに嵌装されている状態のシリン
ダライナの側面を示す。
あり、シリンダブロックに嵌装されている状態のシリン
ダライナの側面を示す。
【図3】本発明になる内燃機関の冷却装置の第2実施例
の断面図である。
の断面図である。
【図4】本発明になる内燃機関の冷却装置の第3実施例
の断面図である。
の断面図である。
【図5】従来の内燃機関の冷却装置の一例の断面図であ
る。
る。
【図6】図5中、シリンダライナの平面図を示す。
20,50,60 冷却装置 21,51,61 シリンダライナ 21a フランジ 21b,21b-1 冷却溝 21c,21d 連通溝 21e,21f リブ 21i 仕切り部 21k 底面 21m 外側面 22,52,62 シリンダブロック 22a ボア部 22c,62b フランジ支持部 23 シリンダヘッド 24 ヘッドガスケット 25,26 気筒間連通路 27 冷媒入口部 28 冷媒出口部 31,31-1 冷媒通路 32,33 連通路 41,64 入口側流路 42 出口側流路 55 スペーサ 55a ガイドパイプ
Claims (1)
- 【請求項1】 シリンダライナとシリンダブロックとの
間に、前記シリンダライナの周方向に沿った溝状の冷媒
通路を前記シリンダライナの軸方向に複数設けると共
に、該複数の冷媒通路を連通する連通路を設け、冷媒入
口部を該連通路に接続して設け、冷媒を前記冷媒入口部
から前記連通路を介して前記複数の冷媒通路夫々に流通
せしめる内燃機関の冷却装置において、 前記冷媒入口部と前記連通路との接続部近傍部分に、前
記冷媒を前記連通路の下流側へ向け案内する案内部を設
けたことを特徴とする内燃機関の冷却装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21551091A JPH0560007A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 内燃機関の冷却装置 |
| US07/888,653 US5251578A (en) | 1991-06-04 | 1992-05-27 | Cooling system for internal combustion engine |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21551091A JPH0560007A (ja) | 1991-08-27 | 1991-08-27 | 内燃機関の冷却装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560007A true JPH0560007A (ja) | 1993-03-09 |
Family
ID=16673605
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21551091A Pending JPH0560007A (ja) | 1991-06-04 | 1991-08-27 | 内燃機関の冷却装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0560007A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113446126A (zh) * | 2020-03-25 | 2021-09-28 | 本田技研工业株式会社 | 水套 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62186041A (ja) * | 1986-02-06 | 1987-08-14 | ドクトル・インゲニ−ウル・ハ−・ツエ−・エフ・ポルシエ・アクチエンゲゼルシヤフト | 多気筒型内燃機関 |
-
1991
- 1991-08-27 JP JP21551091A patent/JPH0560007A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62186041A (ja) * | 1986-02-06 | 1987-08-14 | ドクトル・インゲニ−ウル・ハ−・ツエ−・エフ・ポルシエ・アクチエンゲゼルシヤフト | 多気筒型内燃機関 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113446126A (zh) * | 2020-03-25 | 2021-09-28 | 本田技研工业株式会社 | 水套 |
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