JPH0560165U - 突極形回転子の冷却構造 - Google Patents
突極形回転子の冷却構造Info
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- JPH0560165U JPH0560165U JP95192U JP95192U JPH0560165U JP H0560165 U JPH0560165 U JP H0560165U JP 95192 U JP95192 U JP 95192U JP 95192 U JP95192 U JP 95192U JP H0560165 U JPH0560165 U JP H0560165U
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 突極形回転子において、磁極部に巻装した界
磁巻線の弛み、脹らみを防止するとともに全体の冷却効
率を向上すること。 【構成】 突極形回転子鉄板を所定枚数で積み重ねて一
つのブロックとし、この積層ブロックを交互に反転せし
めて複数個配列した突極形回転子の複数の突極部の両側
に設けた磁極部に巻装する界磁巻線支持用の突起片7を
設けるとともに前記突極部の磁極頭部2の両側縁部に係
合溝8,8′を穿設し、両磁極頭部2の対向する端縁部
の係合溝8、8′に両端を嵌合して固定するコイルサポ
ータ4を間隔を空けて複数個配置し、コイルサポータ4
で界磁巻線5の外側を押圧し、前記積層ブロックの界磁
巻線底面と積層ブロックの突極形回転子鉄板の側面との
間で形成される三角形状の第1の通風路(a)およびコ
イルサポータ4と界磁巻線で囲まれる空間で形成された
第2の通風路(b)を有する構成である。
磁巻線の弛み、脹らみを防止するとともに全体の冷却効
率を向上すること。 【構成】 突極形回転子鉄板を所定枚数で積み重ねて一
つのブロックとし、この積層ブロックを交互に反転せし
めて複数個配列した突極形回転子の複数の突極部の両側
に設けた磁極部に巻装する界磁巻線支持用の突起片7を
設けるとともに前記突極部の磁極頭部2の両側縁部に係
合溝8,8′を穿設し、両磁極頭部2の対向する端縁部
の係合溝8、8′に両端を嵌合して固定するコイルサポ
ータ4を間隔を空けて複数個配置し、コイルサポータ4
で界磁巻線5の外側を押圧し、前記積層ブロックの界磁
巻線底面と積層ブロックの突極形回転子鉄板の側面との
間で形成される三角形状の第1の通風路(a)およびコ
イルサポータ4と界磁巻線で囲まれる空間で形成された
第2の通風路(b)を有する構成である。
Description
【0001】
この考案は、突極形交流発電機の突極形回転子を構成する鉄板を特殊な形状と し、この鉄板群に巻装した界磁巻線の冷却効率の向上を図った突極形回転子の冷 却構造に関する。
【0002】
一般に回転界磁形同期発電機の界磁巻線の巻線方式は界磁鉄心にコイルボビン を設けるか、界磁鉄心に絶縁を施し、巻装する方式が採用されている。しかし、 このような方式では励磁電流による界磁巻線自体の発熱と界磁鉄心の温度上昇の 両方が作用して回転子全体が加熱され、界磁巻線の限界温度以上に加熱されるこ とになるのを防ぐため、冷却する必要があり、特に、冷却効率を向上させること が重要で、この回転子を冷却して温度上昇を抑えるために従来から種々の冷却構 造が提案されていた。例えば、突極形回転界磁形交流発電機における界磁巻線の 温度上昇を抑える方法として、同期発電機の突極形回転子の冷却構造(実開昭6 3ー66070号公報)の技術として界磁巻線の内周面で界磁鉄心に接触する部 分に冷却通路を設けて界磁巻線の冷却効率を高めることが提案されている。 また、界磁巻線の底部を効率良く冷却する構造(実公平1ー27404号公報 )の技術として界磁巻線の底部に通風路を設けた構造が提案されている。
【0003】 一方10kw以下の小容量の発電機においては冷却および小形化の面より高速 回転の回転界磁形交流発電機が広く利用されているが、この小形発電機は生産性 向上のために、この回転子の界磁鉄板をスロット構造としたものが適しているが 、界磁巻線は鉄板のスロット内に密封されるために界磁巻線の冷却効率が非常に 悪く、冷却の面から問題があり採用が難しかった。
【0004】
しかしながら前記実開昭63ー66070号公報に記載された方法では、コイ ルを巻装するに当たってはコイルボビンを取り付けるか、磁極に巻回した巻線の タレ防止用の部材を設けなくてはならず、この部材を固定するに際して、界磁巻 線の内周面を冷却する通路を界磁鉄心等の固定部材に設ける必要があり、構造上 問題を生じ、実現性が困難であった。 この考案は上記問題点に鑑み回転子界磁極に界磁巻線の表面を押圧する一定幅 のコイルサポータを所定間隔で配置して取付け、このコイルサポータによって構 成される冷却通路と界磁巻線の支持用突起部によって構成される冷却通路とによ り界磁巻線の冷却効率を高めることを目的としてなされたものである。
【0005】
この考案の前記目的は、突極形回転子鉄板1を所定枚数積み重ねて一つのブロ ックとし、この突極形回転子鉄板1の積層ブロックを交互に反転せしめ、複数個 配列して、回転軸に固定することにより形成した回転界磁形交流発電機において 、前記突極形回転子鉄板1の磁極部3に界磁巻線支持用の突起片7を設けるとと もに前記突極形回転子鉄板1の磁極頭部2の両側内面の縁部に係合溝8,8′を 穿設し、対向する両磁極頭部2の係合溝8と係合溝8′に両端縁を嵌合して固定 するコイルサポータ4を前記突起片7に支持された界磁巻線5の外側から押圧す るように所定間隔を設けて複数個配置し、前記積層ブロックの前記界磁巻線5の 側面と前記突起片7とで形成される第1の通風路(a)および前記界磁巻線側面 とコイルサポータ4とで形成された第2の通風路(b)とを備えたことを特徴と する突極形回転子の冷却構造によって達成される。また、突極形回転子鉄板1の 磁極頭部2の片側縁の対向する端縁部を切除して、中心軸線上で非対称に形成し た突極形回転子鉄板1を積層したブロックを有する突極形回転子を構成してもよ い。更に、このブロックを隣接するブロックに対して反転し、積み重ねて構成す ることもできる。
【0006】
この考案の突極形回転子の冷却構造は、両磁極頭部2の端縁部間にコイルサポ ータ4を架設して界磁巻線5の側面を押圧支持して界磁巻線5を磁極部3に固定 し、界磁巻線支持用の突起片によって界磁巻線5が支持され、界磁巻線5の底面 と突極形回転子鉄板1との間の第1の通風路(a)と界磁巻線の側面とコイルサ ポータ4の内面との間に形成される第2の通風路(b)とが形成される冷却構造 であるため突極形回転子の高速回転中の冷却効率がよく、耐久性に優れ、長時間 にわたり初期の性能を維持することができる。更に、磁極頭部の片側端縁部を切 除したブロックを反転して配置することにより、磁極頭部の空気の抜けが形成さ れ、更に一層冷却効率を向上させることができる。 この考案について図面に示す具体的な実施例に基づいて以下に説明するが、こ の考案はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0007】
図1はこの考案にかかる冷却構造を備えた第一の実施例の突極形回転子鉄板か らなる突極形回転子の一部破断正面図、図2は第一の実施例の突極形回転子鉄板 の正面図、図3は第一の実施例の突極形回転子鉄板からなる突極形回転子の斜視 図、図4は図3のA部分の拡大説明図、図5は第二の実施例の突極形回転子鉄板 の正面図、図6は第二の実施例の突極形回転子鉄板からなる突極形回転子の斜視 図である。 図1において突極形回転子を構成する第一の実施例の磁極頭部2を備えた突極 形回転子鉄板1の磁極部3に界磁巻線5を支持する突起片7を設けてある。4は 前記磁極頭部2の両側の周縁内面に穿設した係合溝8、8′に両端縁を嵌合して 、両磁極頭部2、2間に架設したコイルサポータで、このコイルサポータ4の内 面を巻装した界磁巻線5の外側面に押圧し、界磁巻線5が遠心力によって外部に 膨らむのを防止支持するものである。6は界磁巻線5と突極形回転子鉄板1との 間に介在せしめた絶縁物である。突極形回転子鉄板1を積み重ねてブロックI と し、このブロックI に隣接するブロックIIを反転して積み重ね、次に、ブロック III を反転してブロックI と同じ方向にして積み重ね、更に、ブロックIVを反転 して、ブロックIIと同じ方向に積み重ねて構成する。
【0008】 その後、各磁極部3の両側に絶縁物6を介して界磁巻線5を巻回して突極形回 転子を形成する。次にコイルサポータ4の両端縁を磁極頭部2の係合溝8、8′ に嵌め込み固定する。このコイルサポータ4を所定間隔を設けて複数架設して界 磁巻線5を押圧して、界磁巻線5を突起片7によって支持する。このようにして 突極形回転子が構成され、各磁極部3に巻回した界磁巻線5、5の側面と突極形 回転子鉄板1の突起片7とで形成される三角形状の第1の通風路(a)とコイル サポータ4と界磁巻線5、5の外側面との間で形成される第2の通風路(b)と が形成される。 このように構成されるこの考案の突極形回転子の冷却構造について説明する。 図1および図4に示されるようにこの考案の冷却構造を採用した突極形回転子 は突極形回転子鉄板1を積み重ねてなるブロック毎に反転して積み重ね構成し、 磁極部3に界磁巻線5を巻回して、突極形回転子鉄板1の係合溝8,8′にコイ ルサポータ4を間隔を設けて配置してあるから、発電機としてこの突極形回転子 を回転させると積み重ねたブロック毎に形成された突起片7の棚によって空気の 乱流を生じ、第1の通風路(a)および第2の通風路(b)内を通過して界磁巻 線5の周面を冷却する。また、この時コイルサポータ4の外側面の窪み(c)に も通風路が形成されることになる。
【0009】 特に、突極形回転子鉄板1はブロック毎に反転して積み重ねてあるから突起片 7によって形成される棚が一つ置きのブロック毎に形成され、界磁巻線の底面と 棚との接触がブロック毎に形成され、かつ、コイルサポータ4による界磁巻線5 の支持も、一定の間隔で配置され、空気乱流により効率的に界磁巻線等の突極形 回転子全体が冷却される。また、このコイルサポータ4を板バネなどの弾性部材 で形成すると界磁巻線の保持が強固になり、回転中の突極形回転子内の界磁巻線 の遠心力による脹らみを防止することができる。更に、コイルサポータ4を各ブ ロックの境界部分に配置する。すなわち、コイルサポータ4の中心線部をブロッ クの境界部と一致させるように固定すると空気乱流を生じて冷却効率がよい。例 えば、コイルサポータ4の両端縁から中心線(一点鎖線)までの距離Lとして図 示し、これをブロックの境界線と一致させると効果的である。また、突極形回転 子の構造からこの距離Lを異ならせることにより、空気乱流を調整することがで きる。
【0010】 図5に示す第二の実施例は突極形回転子鉄板1の磁極部3の磁極頭部2の相対 向する片側端縁部(破線部分)がそれぞれ切除してある。この突極形回転子鉄板 を積み重ねて一つのブロックにして、例えば、図6の突極形回転子の斜視図に示 されるようにブロックII,IV,VI・・を隣接するブロックI,III,V ・・とは反転し た状態で積み重ねて全体を形成することにより、一つ置きにブロックの対面する 磁極頭部2の片側端縁部が切除されているため空気の吹き抜けがよく、冷却効率 をより一層向上させることができる。 この考案の実施例は図面において四極突極形回転子について説明してあるが、 二極突極形回転子や六極突極形回転子においてもこの考案のようなコイルサポー タを配置した冷却構造を形成して同様の冷却効率の向上が図られることはいうま でもない。
【0011】
以上のようにこの考案の突極形回転子の冷却構造は、磁極部間の界磁巻線の底 部側が開放されているため冷却空気が直接界磁巻線に吹きつけられて、その上二 つの通風路が形成されているので冷却効率を非常に向上することができる。しか も、界磁巻線はコイルサポータによって磁極部に押圧されているため回転中の界 磁巻線の遠心力による脹らみを完全に防止することができる。
【図1】この考案にかかる冷却構造を備えた第一の実施
例の突極形回転子鉄板からなる突極形回転子の一部破断
正面図である。
例の突極形回転子鉄板からなる突極形回転子の一部破断
正面図である。
【図2】第一の実施例の突極形回転子鉄板の正面図であ
る。
る。
【図3】第一の実施例の突極形回転子鉄板からなる突極
形回転子の斜視図である。
形回転子の斜視図である。
【図4】図3のA部分の拡大説明図である。
【図5】第二の実施例の突極形回転子鉄板の正面図であ
る。
る。
【図6】第二の実施例の突極形回転子鉄板からなる突極
形回転子の斜視図である。
形回転子の斜視図である。
1…突極形回転子鉄板 2…磁極頭部 3…磁極部 4…コイルサポータ 5…界磁巻線 6…絶縁物 7…突起片 8…係合溝 (a)…第1の通風路 (b)…第2の通風路
Claims (2)
- 【請求項1】突極形回転子鉄板1を所定枚数積み重ねて
一つのブロックとし、この突極形回転子鉄板1の積層ブ
ロックを交互に反転せしめ、複数個配列して、回転軸に
固定することにより形成した回転界磁型交流発電機にお
いて、 前記突極形回転子鉄板1の磁極部3に界磁巻線支持用の
突起片7を設けるとともに前記突極形回転子鉄板1の磁
極頭部2の両側内面の縁部に係合溝8,8′を穿設し、
対向する両磁極頭部2の係合溝8と係合溝8′に両端縁
を嵌合して固定するコイルサポータ4を前記突起片7に
支持された界磁巻線5の外側から押圧するように所定間
隔を設けて複数個配置し、前記積層ブロックの前記界磁
巻線5の底面と前記突起片7とで形成される第1の通風
路(a)および前記界磁巻線側面とコイルサポータ4と
で形成された第2の通風路(b)とを備えたことを特徴
とする突極形回転子の冷却構造。 - 【請求項2】突極形回転子鉄板1の磁極頭部2の片側縁
の対向する端縁部を切除して、中心軸線上で非対称に形
成した突極形回転子鉄板1を積層したブロックを有する
請求項1の突極形回転子の冷却構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP95192U JPH0733576Y2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 突極形回転子の冷却構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP95192U JPH0733576Y2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 突極形回転子の冷却構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560165U true JPH0560165U (ja) | 1993-08-06 |
| JPH0733576Y2 JPH0733576Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=11487987
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP95192U Expired - Lifetime JPH0733576Y2 (ja) | 1992-01-14 | 1992-01-14 | 突極形回転子の冷却構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0733576Y2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007159256A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Toshiba Corp | 回転電機 |
| JP2014180092A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | 突極形回転電機の回転子 |
| CN108832739A (zh) * | 2018-08-31 | 2018-11-16 | 广东电网有限责任公司 | 一种同步调相机转子及同步调相机 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP7592509B2 (ja) * | 2021-02-16 | 2024-12-02 | 株式会社ミツバ | ブラシレスモータ |
| DE102022129165B3 (de) | 2022-11-04 | 2024-05-08 | Audi Aktiengesellschaft | Rotor für eine elektrische Maschine |
-
1992
- 1992-01-14 JP JP95192U patent/JPH0733576Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007159256A (ja) * | 2005-12-05 | 2007-06-21 | Toshiba Corp | 回転電機 |
| JP2014180092A (ja) * | 2013-03-14 | 2014-09-25 | Mitsubishi Electric Corp | 突極形回転電機の回転子 |
| CN108832739A (zh) * | 2018-08-31 | 2018-11-16 | 广东电网有限责任公司 | 一种同步调相机转子及同步调相机 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0733576Y2 (ja) | 1995-07-31 |
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