JPH0560600U - 畜舎汚水処理装置 - Google Patents
畜舎汚水処理装置Info
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- JPH0560600U JPH0560600U JP609292U JP609292U JPH0560600U JP H0560600 U JPH0560600 U JP H0560600U JP 609292 U JP609292 U JP 609292U JP 609292 U JP609292 U JP 609292U JP H0560600 U JPH0560600 U JP H0560600U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 畜舎汚水を効率的に処理でき、小さいスペー
スに設置でき工事が容易で安価であり、維持管理も容易
でランニングコストも安くする。 【構成】 畜舎1からの排水は、エアレーション槽3、
第1濾過槽5〜第3濾過槽7によって固形分はほぼ完全
に除去される。中和槽15で中和剤が添加され色素と悪
臭が除去され、さらに木炭槽17でも汚泥臭やアンモニ
ア臭及び色素が除去され、無臭・無色の処理水になる。
該処理水の一部を冷却してエアレーション槽及び第1濾
過槽、第2濾過槽に戻すことにより微生物の活動を押え
て悪臭を効果的に押える。
スに設置でき工事が容易で安価であり、維持管理も容易
でランニングコストも安くする。 【構成】 畜舎1からの排水は、エアレーション槽3、
第1濾過槽5〜第3濾過槽7によって固形分はほぼ完全
に除去される。中和槽15で中和剤が添加され色素と悪
臭が除去され、さらに木炭槽17でも汚泥臭やアンモニ
ア臭及び色素が除去され、無臭・無色の処理水になる。
該処理水の一部を冷却してエアレーション槽及び第1濾
過槽、第2濾過槽に戻すことにより微生物の活動を押え
て悪臭を効果的に押える。
Description
【0001】
本考案は、豚舎等の畜舎から発生する汚水を処理する畜舎汚水処理装置に関す る。
【0002】
従来、豚舎等の畜舎から排出される糞尿が混入した汚水は、濾過装置で濾過す ることによって固形分を分離する方法が一般に行われているが、濾過装置で微細 な固形分まで分離することは困難であり、濾液には微細な固形分が相当混入し悪 臭を発している。そのため、小規模養豚施設では、濾液を水で希釈してから外部 に放流しているが、単に希釈されるだけであり固形分や悪臭は依然として残って いる状態であるから、その状態での放流は環境汚染の原因となっている。従来、 環境を破壊することなく濾液を外部に放流できる状態にまで処理するには、活性 汚泥法、機械的又は化学的に処理する方法等を組合せてなる汚水処理プラントに より行っているが、従来の方法は大規模な設備を必要としイニシャルコスト及び ランニングコストの負担が大きく、個人や小規模の養豚業者では設置することが 困難である。
【0003】
本考案は、上記従来の畜舎汚水処理の問題点を解消するために創案されたもの であって、糞尿が混じった汚水を環境を汚染することなく河川に放流可能な程度 まで効率的に処理でき、しかも小さいスペースに設置でき工事が容易で短期間に できて安価であり、維持管理も容易でランニングコストも安く、さらに耐久性に 優れている畜舎汚水処理装置を提供することを目的とする。
【0004】
上記課題を本考案の畜舎汚水処理装置は、畜舎からの排水を貯留しエアレーシ ョンを行うエアレーション槽、濾床が設けられ前記エアレーション槽からオーバ ーフローした処理水を濾過する濾過槽、該濾過槽からオーバーフローした処理水 を中和してPH調整を行う中和槽、木炭層を有し前記中和槽で処理された処理水 の臭気や色素を木炭により吸着除去する木炭槽を備え、該木炭槽で処理された水 の一部を冷却して前記エアレーション槽及び濾過槽に戻すようにしたことを特徴 とする技術的手段を採用することによって解決することができた。 そして、前記濾過槽を、球石層、合成樹脂マット層及び砂層からなる漉床が設 けられ、下部で連通した第1濾過槽及び第2濾過槽と、交互に一端が開口してい る隔壁で仕切って流路を形成し、該流路に適宜間隔に網目を有する合成樹脂マッ トを配置してなる第3濾過槽とで構成することによって、より微細な固形分が効 率的に除去される。
【0005】
畜舎からの排水は、エアレーション槽に貯留され該槽でエアレーション処理を 行なうことによって、液中の溶存酸素濃度を高めて有機物を分解させ、固形分の 沈殿を促進させ、濾過槽を通過することによって微細な固形分が除去される。特 に濾過槽を、球石層、合成樹脂マット層及び砂層からなる漉床が設けられ、下部 で連通した第1濾過槽及び第2濾過槽と、交互に一端が開口している隔壁で仕切 って流路を形成し、該流路に適宜間隔に網目を有する合成樹脂マットを配置して なる第3濾過槽とで構成することによって固形分はほぼ完全に除去される。そし て、中和槽で中和剤を添加することによって、色素と悪臭が除去され、ほぼ無色 になる。さらに、処理水は木炭槽で槽内に滞積された多量の木炭に接触して汚泥 臭やアンモニア臭及び色素が木炭に吸着されて除去され、無臭・無色の処理水に なる。上記処理工程において、最終処理槽で処理された処理水を冷却機により冷 却してエアレーション槽及び漉槽に戻すことにより、特に夏場において温水状態 になる第1槽〜第3槽内の処理水を冷却し、微生物の活動を押えて悪臭を押える 作用があり、効果的にアンモニア臭を除去することができ、汚水処理能率が非常 に高い。
【0006】
【実施例】 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 本考案の汚水処理装置は、6個の汚水処理槽を直列に設けて、これらの汚水処 理槽を汚水が順次経ることによって、河川に放流できる状態にまで処理するもの である。図中、1は豚舎であり、該豚舎床面に洗浄水タンク2から洗浄水を放水 し、豚舎床面を洗浄した糞尿が混入した汚水は、エアレーション槽3に流入する 。エアレーション槽3には送気管25が配管されてその先端に設けられたエアレ ーションノズル26から空気を吹き出すことにより、該第1槽に流入した汚水に エアレーション処理を行い、液中の溶存酸素濃度を高めて有機物を分解させ、浮 遊している固形分の沈殿を促進させる。エアレーション槽3から液をオーバーフ ローさせて濾過槽に流入させる。濾過槽は、第1濾過槽5、第2濾過槽6及び第 3濾過槽7から構成され、第1濾過槽5と第2濾過槽6は底部が連通しており、 該底部には濾材が敷かれて濾床8となっている。本実施例では、濾材として玉石 9、網目を有する樹脂マット10、砂(コーラルサンドを使用)11を順次積層 した三層から濾床が構成されている。第1濾過槽5及び第2濾過槽6にはエアレ ーション槽3と同様にエアレーション処理も併せて行うように、エアレーション ノズル26が配置されている。また、第2濾過槽6にはほぼ半分程度が水面から 突出するように回転ブラシ24が設置されている。該回転ブラシ24は網目状の 回転翼を有し、該回転翼が回転することによって処理水を撹拌して浮遊物を捕集 して次槽への浮遊物の流出を防止すると共に、処理水が効果的に空気と接触する ことにより処理水に酸素を供給して、下部よりのエアレーションと相まってエア レーション効果を高めるようにしている。さらに、第2濾過槽6から第3濾過槽 7へのオーバーフロー口には、樹脂ネット23が設けられて第2濾過槽6から第 3濾過槽7へオーバーフローして流出する処理水を該ネット23でさらに濾過し て、浮遊物を捕集して、第3濾過槽7への浮遊物の流出を阻止している。第1濾 過槽5に流入した処理水は、下部の濾床8を通過することによって固形分が除か れて第2濾過槽6の下部に流入し、さらに該部に敷かれた同様な濾床を通過する ことによって微細固形分が分離される。第2濾過槽6の処理水は、オーバーフロ ーして第3濾過槽7に流入する。なお、第1濾過槽5及び第2濾過槽7に沈殿し た活性汚泥の一部を、返送汚泥として適宜手段によりエアレーション槽に返送す る。汚泥をエアレーション槽3に返送することにより、エアレーション槽に新し い微生物が混入して処理が早くなると共に、悪臭を押える効果がある。 第3濾過槽7は図2に示すように、交互に一端が開口している隔壁12で仕切 って流路を形成し、該流路に適宜間隔に微細網目を有する合成樹脂マット13が 配置してあり、処理水は該マット13を順次通過してジグザグ状に流れて濾過さ れ、その最終の合成樹脂マットを通過して、オーバーフローにより中和槽15に 流入する。中和槽15は処理水から色素と汚泥臭を除去するために設けられたも のであり、該槽において中和剤を添加する。中和剤としては、本実施例では消石 灰を採用した。該槽において処理水の色素及び汚泥臭が除去されると共に、微細 固形物は沈殿してほぼ無色になる。該中和剤の添加量は、PH調整器16により 制御され、処理水を中性又は弱アルカリに調整する。処理水に消石灰を添加する と、アンモニア臭が発生する問題があるが、本実施例では、該アンモニア臭を除 去するために、さらに木炭槽17を設けて処理水を処理するようにしている。木 炭槽17は、槽内に多量の木炭18を滞積して処理水を木炭に接触させることに よって、汚泥臭やアンモニア臭、及び色素を木炭に吸着させて除去する。それに より、処理水は無臭・無色の水に処理される。なお、該槽もエアレーション槽3 、第1濾過槽5及び第2濾過槽6と同様にエアレーションを行うことがより望ま しい。 以上は、処理水の流れの概略を説明したが、まだ浮遊物が存在するエアレーシ ョン槽〜第2濾過槽では、特に夏期においては処理水が高温になって発酵して強 い悪臭が発生しやすい状況になる。本考案ではそれを防止するために、最終処理 槽で処理された水を冷却機20により、5℃〜15℃まで冷却し、該冷却水を配 管21を介してエアレーション槽3〜第2濾過槽6に戻すようにしている。冷却 水の戻しは、温水状態にあるエアレーション槽〜第2濾過槽内の処理水を冷却し 、微生物の活動を押えて悪臭を押える作用があり、アンモニア臭除去に効果大で ある。なお、図中22は補助タンクであり、木炭槽の処理水を冷却器に供給用に 貯留するために設けられている。前記各処理槽において、エアレーション槽3、 第1濾過槽5及び第2濾過槽6は上部開放型であり、第3濾過槽7、中和槽15 及び木炭槽17は上部閉鎖型であり、マンホール蓋とガス抜き穴を有している。 以上のような構造の豚舎汚水処理装置を、豚150頭分の排水処理用として、 エアレーション槽を約75トン、第1濾過槽を60トン、第2濾過槽を30トン 、第3濾過槽を40トン、中和槽を30トン、木炭槽を25〜40トンの容量で 形成し、毎分の処理能力を0.5〜15リットルで実施したところ、BOD36 0ppm以上の豚舎排水を最終的にBOD20ppm以下にまで減少させること ができ、しかも無臭、無色の処理水を得ることができ、処理能率が非常に高いこ とが確認された。そして、処理槽の沈殿物の処理は設置12ケ月後第1回目の清 掃を行えば、その後数年間は清掃処理を行わなくても十分に機能するものと予測 され、維持管理が容易で、ランニングコストも僅かでである。 以上、本考案の実施例を説明したが、本考案は該実施例に限らず、種々の設計 変更が可能である。例えば、濾過槽の個数は状況に応じて増減することができ、 濾過材の種類も種々のものが採用できる。
【0007】
本考案の畜舎汚水処理装置は次のような格別の効果を奏する。 糞尿が混じった汚水を効率的に無色・無臭でBOD20ppm以下程度まで効 率的に処理でき、しかも小さいスペースに設置でき工事が容易で短期間にできて 安価であり、維持管理も容易でランニングコストも安い。 最終処理槽で処理された処理水を冷却機により冷却してエアレーション槽及び 漉槽に戻すことにより、特に夏場において温水状態になるエアレーション槽及び 漉槽内の処理水を冷却し、微生物の活動を押えて悪臭を押え、効果的にアンモニ ア臭を除去することができ、汚水処理能率が非常に高い。
【図1】本考案の実施例に係る畜舎汚水処理装置の概略
配置側面図
配置側面図
【図2】図1の配置説明図である。
1 豚舎 2 洗浄水タンク 3 エアレーション槽 5 第1濾過槽 6 第2濾過槽 7 第3濾過槽 8 濾床 12 隔壁 15 中和槽 16 PH調節器 17 木炭槽 20 冷却機
Claims (2)
- 【請求項1】 畜舎からの排水を貯留しエアレーション
を行うエアレーション槽、濾床が設けられ前記エアレー
ション槽からオーバーフローした処理水を濾過する濾過
槽、該濾過槽からオーバーフローした処理水を中和して
PH調整を行う中和槽、木炭層を有し前記中和槽で処理
された処理水の臭気や色素を木炭により吸着除去する木
炭槽を備え、該木炭槽で処理された水の一部を冷却して
前記エアレーション槽及び濾過槽に戻すようにしたこと
を特徴とする畜舎汚水処理装置。 - 【請求項2】 前記濾過槽が、球石層、合成樹脂マット
層及び砂層からなる漉床が設けられ、下部で連通した第
1濾過槽及び第2濾過槽と、交互に一端が開口している
隔壁で仕切って流路を形成し、該流路に適宜間隔に網目
を有する合成樹脂マットを配置してなる第3濾過槽とか
ら構成されている請求項1の畜舎汚水処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP609292U JPH0560600U (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 畜舎汚水処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP609292U JPH0560600U (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 畜舎汚水処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560600U true JPH0560600U (ja) | 1993-08-10 |
Family
ID=43735116
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP609292U Withdrawn JPH0560600U (ja) | 1992-01-21 | 1992-01-21 | 畜舎汚水処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0560600U (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012501848A (ja) * | 2008-09-10 | 2012-01-26 | ヨーロピアン・スペース・エージェンシー | 尿素含有水の処理のための設備、トイレ、家畜小屋及び方法 |
| JP2015096253A (ja) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 株式会社神鋼環境ソリューション | メタン発酵槽及びメタン発酵槽へのし渣混入防止方法 |
-
1992
- 1992-01-21 JP JP609292U patent/JPH0560600U/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012501848A (ja) * | 2008-09-10 | 2012-01-26 | ヨーロピアン・スペース・エージェンシー | 尿素含有水の処理のための設備、トイレ、家畜小屋及び方法 |
| JP2015096253A (ja) * | 2013-11-15 | 2015-05-21 | 株式会社神鋼環境ソリューション | メタン発酵槽及びメタン発酵槽へのし渣混入防止方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19960404 |