JPH11169654A - 循環式微生物脱臭装置 - Google Patents

循環式微生物脱臭装置

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JPH11169654A
JPH11169654A JP9364599A JP36459997A JPH11169654A JP H11169654 A JPH11169654 A JP H11169654A JP 9364599 A JP9364599 A JP 9364599A JP 36459997 A JP36459997 A JP 36459997A JP H11169654 A JPH11169654 A JP H11169654A
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water
water storage
chamber
filtration
storage section
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JP9364599A
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English (en)
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Masayoshi Teramachi
雅義 寺町
Ryozo Matsumoto
良三 松本
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Toyo Dynam Co Ltd
Original Assignee
Toyo Dynam Co Ltd
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Publication date
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    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
    • B01D53/84Biological processes
    • B01D53/85Biological processes with gas-solid contact
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 脱臭剤の目詰まりで脱臭能力が低減する。 【解決手段】 塔本体内に多段階的に脱臭室9、10、11
を設け、この脱臭室9、10、11における下段脱臭室11内
にて排ガスGを膜状の処理水に接触させて冷却すると共
に、排ガスG中の水溶性臭気成分、粉塵を吸収除去し、
汚水中の水溶性臭気成分、粉塵を微生物によって分解処
理して脱臭浄化し、又他の中段脱臭室10、上段脱臭室9
内の充填材及び微生物によって、順次残留臭気成分を吸
着後、分解処理して脱臭する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、排ガス中の臭気成分を
微生物で分解する循環式微生物脱臭装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の脱臭装置aとしては、図
10に示す様に、塔本体b内に活性炭を脱臭剤として充
填した脱臭層cの下方に、粉塵、臭気成分等を含んだ排
ガスgを送給し、塔本体b内の下部に設けられ、適宜補
給される貯水部dの処理水wを送水系統wrで排ガスg
にシャワーリングして、排ガスgから粉塵、水溶性臭気
成分を除去した後、一次処理された排ガスを脱臭層cを
通過させて脱臭するものが知られている。
【0003】ところが、この脱臭装置aにあっては、排
ガスgに対して液滴状の処理水wで粉塵、水溶性臭気成
分を単にシャワーリングで除去するものに過ぎず、除去
できなかった粉塵等と非水溶性臭気成分は上昇して脱臭
層cの活性炭に到達する。そして、活性炭の細孔で非水
溶性臭気成分等は吸着され、排ガスgは脱臭されて大気
へ放出される一方、活性炭の無数の細孔は非水溶性臭気
成分等の吸着で目詰まりが発生し、吸着、脱臭能力が低
下し、定期的な交換を必要とする欠点を有していた。
【0004】又、活性炭はメチルメルカプタン、硫化メ
チルなどの硫黄化合物、アルコール類、脂肪酸類、ハロ
ゲン化炭化水素、脂肪族炭化水素、芳香族炭化水素、エ
ステル類などの吸着保持力は大きいが、炭素数1の蟻
酸、ホルムアルデヒド、メチルアルコール、プロパン、
塩化メチル等は殆ど吸着せず、又アンモニア、硫化水素
などは少量の吸着力しか無い。その結果、臭気成分の一
部を吸着出来るとしても、一部の臭気成分の吸着は困難
となり、各種の臭気成分を含有する排ガスに対して、充
分な脱臭が出来ない欠点を有していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、目詰まりに
よる脱臭剤の吸着力の低下を防止し、脱臭能力の維持を
図ると共に、各種臭気成分の充分な脱臭を可能とする様
にした循環式微生物脱臭装置を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記従来技術
に基づく脱臭剤の目詰まり、脱臭能力が低減する課題、
及び一部種類の臭気成分の除去が困難な課題に鑑み、塔
本体内に多段階的に脱臭室を設け、この脱臭室における
下段脱臭室内の排ガス流入ダクトで排ガスを膜状の処理
水に接触させて冷却すると共に、排ガス中の水溶性臭気
成分、粉塵を吸収除去し、水溶性臭気成分、粉塵を下段
脱臭室の下段貯水部に落下、混入させることにより、そ
こに生成している微生物によって汚水中の水溶性臭気成
分等を分解処理して脱臭浄化し、又他の中段脱臭室、上
段脱臭室内の吸着材及び微生物によって、順次残留臭気
成分を吸着後、分解処理して脱臭することを要旨とする
循環式微生物脱臭装置を提供する。
【0007】そして、塔本体の内部空間を水平隔壁によ
って上段脱臭室、中段脱臭室及び下段脱臭室に区割する
と共に、水平隔壁に上下の脱臭室を連通させる連通体を
立設し、上段脱臭室に排気口を設けると共に、下段脱臭
室内の上部に排ガス導入ダクトを配設し、下段脱臭室の
下部を光合成細菌を混在させた処理水の下段貯水部と成
すと共に、排ガス導入ダクトに下段貯水部の処理水を散
水する散水部を配設し、上段脱臭室及び中段脱臭室の下
部を活性汚泥菌を混在させた処理水の上段貯水部及び中
段貯水部と成し、上段脱臭室の上段貯水部の上方に微生
物の栄養源を有した吸着性を有する上段充填材を充填す
ると共に、中段脱臭室の中段貯水部の上方に平均細孔径
が約100Å以上の多孔質の吸着性を有する中段充填材
を充填し、又上段脱臭室と中段脱臭室内の充填材上部に
上段貯水部及び中段貯水部内の処理水を噴霧する噴霧ヘ
ッドを夫々配設することによって、残留した水溶性臭気
成分を除去すると共に、排ガスの二次、三次脱臭を行
う。又、塔本体とは別体で濾過槽を配設し、該濾過槽に
設けた濾過貯水部内に平均細孔径が約100Å以上の多
孔質の吸着性を有する濾過充填材を充填し、その上部に
流入口を設けると共に、該流入口へ塔本体における下段
脱臭室の下段貯水部内の処理水を送水自在と成し、又濾
過部の濾過貯水部と下段脱臭室の散水部を循環ポンプを
介して接続することによって、上中下段脱臭室での脱臭
処理による汚水を吸着、微生物分解で浄化する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基
づいて説明する。本発明に係る脱臭装置1は、図1に示
す様に、排ガス発生源2における排ガスGの排ガス排出
口3に連結されるものであって、脱臭装置1は脱臭塔4
と濾過槽5により構成している。尚、排ガス発生源2の
一例としては、有機性廃棄物を再資源化する醗酵処理装
置があり、かかる醗酵処理装置は、生ゴミ、汚泥、動物
性残搾などの有機性廃棄物をバイオ醗酵処理して、有機
肥料、土壌改良剤などとして再資源化するものである。
又、排ガス発生源2には排ガスGを排ガス排出口3から
外部へ強制的に排気するブロワーを設けているが、ブロ
ワーは排ガス発生源2以外に脱臭装置1又は脱臭装置1
への排ガス送給系統GLに設けても良い。
【0009】そして、図2に示す様に、脱臭塔4は立設
した有底筒体状に形成された塔本体6の上端に、排気口
7を装着すると共に、塔本体6の内部空間に、適宜間隔
を有した上下2箇所に水平隔壁8、8aを設け、該水平隔
壁8、8aによって、塔本体6内部を上段脱臭室9、中段
脱臭室10及び下段脱臭室11に区割形成している。
【0010】そして、塔本体6の上端に設けた排気口7
内にミスト除去器12を内装している。ミスト除去器12の
一例としては、細かいワイヤーメッシュ等の網を幾層も
重ねた構造と成して、通過気体の流路を複雑にしたもの
である。かかるミスト除去器12の作用としては、気体は
ワイヤーをぬって容易に網の空間部を通過するのに対
し、気体より重いミストは慣性力のために自由に流路が
変わらないため、気体の流路から外れてワイヤーに接触
し、ワイヤーに接触したミストはその表面張力によりワ
イヤーに付着すると共に、集まって粗大化してワイヤー
を伝って下降し、最終的に上昇気流および表面張力に打
ち勝つ大きさに成長して液滴と成って落下する。
【0011】又、図示していないが、ミスト除去器12を
内装した排気口7に、活性炭を通気自在状態で収納した
脱臭器を連結しても良い。かかる構成により、後述する
脱臭作用で脱臭された排ガスGは、脱臭器を最後に通過
して大気へ放出される。尚、活性炭はミスト(水分)を
吸着すると、吸着能力が低下しやすい傾向を有してい
る。
【0012】又、上下の水平隔壁8、8aに上下の脱臭室
(上段脱臭室9と中段脱臭室10、中段脱臭室10と下段脱
臭室11)を連通させるパイプ状の連通体13、13a …を夫
々立設し、又連通体13、13a …の上端に気体流路を確保
してカバー体14、14a …を設けている。かかる構成によ
り、後述の上段脱臭室9及び中段脱臭室10における散水
時に、連通体13、13a …内に液体が直接入らない様にし
ている。
【0013】そして、図1、2、5に示す様に、下段脱
臭室11の下部に、処理水W2Dの下段貯水部15を設ける
と共に、下段脱臭室11の上部に、排ガスGを排ガス発生
源2から脱臭装置1の下段脱臭室11の内部に導入する排
ガス導入ダクト16、16a を、下段脱臭室11の側壁を貫通
させて配設している。更に、この排ガス導入ダクト16、
16a の先端口から流出する排ガスGに対して、処理水W
2R(W2D)を散水する散水部17、17a …を配設する
と共に、散水部17、17a …は排ガス導入ダクト16、16a
内の排ガスGの流れ方向に対して、所定間隔をもって配
設すると共に、散水部17、17a …からの処理水W2R
(W2D)の散水形態を膜状と成している。かかる構成
により、排ガス発生源2からの排ガスGの排ガス送給系
統GL(図中、細い実線で表示)を構成すると共に、脱
臭装置1で一次処理を行う処理水W2R(W2D)の循
環系統WR(図中、破線で表示)の一部を構成してい
る。尚、処理水W2Dと処理水W2Rの循環系統WR
は、後述する様に、下段貯水部15の処理水W2Dが濾過
槽5を経由して濾過されて、下段脱臭室11で処理水W2
Rとして排ガスGに散水された後、下段貯水部15に戻る
様に成している。
【0014】又、下段脱臭室11の下段貯水部15の処理水
W2Dに対して外部空気Aの送気系統AL(図中、一点
鎖線で表示)を設けており、図中、ポンプボックス18に
配設した送風機PAと、下段貯水部15の下部に配設した
散気部19をパイプ接続し、下段貯水部15の処理水W2D
に外部空気Aを散気して処理水W2Dを曝気する様にし
ている。
【0015】又、下段脱臭室11の下段貯水部15と濾過槽
5の間に配設した循環系統WRにあっては、両者間の配
管20における下段貯水部15側の流入口を、下段貯水部15
の処理水W2D内に没入させると共に、配管20の中間を
適宜高さに設定して、配管20の流出口側を濾過槽5の上
部に接続している。かかる構成により、配管20の最高位
置以上に処理水W2Dが下段貯水部15に貯留された時
に、即ち、所定水量をオーバーフローした時に、処理水
W2Dの下部水は濾過槽5に流水する様に成している。
【0016】又、図1、2、6に示す様に、中段脱臭室
10において、中段脱臭室10の下部水平隔壁8aから上方突
出させた連通体13、13a の上端より低い領域を、処理水
W2Mの中段貯水部21と成すと共に、中段脱臭室10内の
上部に処理水W2Mを下方へミスト状に噴霧する噴霧ヘ
ッド22、22a …を配設している。更に、中段脱臭室10内
の中間部には、吸着性を有する物質、例えば、吸着材か
ら成る中段充填材MMを充填するために、パンチングプ
レート等の通気および通水性を有する仕切板23を設け、
該仕切板23上に中段充填材MMを充填している。又、中
段貯水部21に中段散水系統WM(図中、一点鎖線で表
示)の取水口24を設けると共に、該取水口24に連結した
吸引配管に、中段散水ポンプPM、吐出配管を順次連結
し、吐出配管の先端を中段脱臭室10内の上部に配設した
噴霧ヘッド22、22a …に接続している。
【0017】又、図1、2、7に示す様に、上段脱臭室
9の構成においては、吸着材及び処理水W2Uの種類が
相違する点以外は中段脱臭室10の構成と同一(名称と符
号が相違)で、上段脱臭室9にも処理水W2Uを貯留す
る上段貯水部27、噴霧ヘッド28、28a …、吸着性を有し
た吸着材から成る上段充填材MUを載置する仕切板29、
取水口30、吸引配管、吐出配管、上段散水ポンプPU、
上段散水系統WU(図中、二点鎖線で表示)を備えてい
る。
【0018】上記の上段脱臭室9内に充填する吸着材か
ら成る上段充填材MUは、火山噴出物の風化堆積層上部
に堆積した黒ボク土、土砂粉末、火山灰などの土壌と、
籾殻を蒸し焼にしたクン炭を混合して、接着剤を添加し
造粒固形化したものである。そして、クン炭は活性炭と
自然有機物の中間状態の物質で、吸着性を有する多孔質
物質であると共に、微生物の栄養源となる有効成分を有
したものである。
【0019】又、中段脱臭室10内に充填する吸着材から
成る中段充填材MMとしては、無水珪酸の一種であるク
リストバライトを主成分とし、他に少量の石英、鱗珪
石、緑泥石、イライト、モンモリロン石等を用い、焼成
成形した多孔質のものであり、その平均細孔径が約100
Åと大きいもので、微生物を吸着、付着後、保持しやす
い性質、即ち、高い担持性を有している。
【0020】そして、上段貯水部27及び中段貯水部21に
満たされた処理水W2U、W2Mに活性汚泥菌を混在さ
せると共に、下段脱臭室11内の下段貯水部15に満たされ
た処理水W2Dに好気性で高負荷BOD(生化学的酸素
要求量)を軽減する光合成細菌を混在させている。
【0021】又、図1、2、8に示す様に、上段脱臭室
9、中段脱臭室10及び下段脱臭室11の上段貯水部27、中
段貯水部21及び下段貯水部15に、処理水W2U、W2
M、W2Dとしての中性の補給水W1を間欠的に適宜補
給する給水源PW、補給水送り配管33、33a …等の給水
系統WA(図中、破線で表示)を設けている。
【0022】又、中段貯水部21と上段貯水部27に貯留さ
れた処理水W2M、W2Uを所定水量に維持し、オーバ
ーフローした処理水W2M、W2Uを流出させる放流系
統WY(図中、破線で表示)のオーバーフロー配管34、
34a を配設し、その下流端を下段脱臭室11の下段貯水部
15に接続している。尚、中段脱臭室10及び上段脱臭室9
から、余剰の処理水W2M、W2Uを落下させるオーバ
ーフロー配管34、34a の下流端は、処理水W2D内に開
口させた方が良い。その理由は、排ガス発生源2から下
段脱臭室11へ流入した排ガスGは、圧力損失を伴って中
段脱臭室10及び上段脱臭室9へ上昇しているとしても、
中段脱臭室10及び上段脱臭室9内の排ガスGは圧力付加
された状態であり、オーバーフロー配管34、34a を落下
する余剰水はオーバーフローする上澄液であるため、オ
ーバーフロー配管34、34a 内が水密状態でなく、下段脱
臭室11内の排ガスGが上昇したり、中段脱臭室10及び上
段脱臭室9内の排ガスGがオーバーフロー配管34、34a
から外部流出する危れがあるためである。又、オーバー
フロー配管34、34a の下流端は下段脱臭室11の下段貯水
部15に接続しているが、濾過槽5の処理水W2R内に開
口させても良い。
【0023】次に、脱臭塔4における下段貯水部15を主
構成の一部とする循環系統WRの全体について説明す
る。即ち、下段貯水部15と濾過槽5の処理水W2Dと処
理水W2Rは、上述の様に、排ガスGに対して噴霧され
循環させること、及び下段貯水部15から濾過槽5へ処理
水W2Dを流通させることは既に説明したが、これらを
含み濾過槽5と循環系統WRについて詳細を説明する。
【0024】図1、3、4に示す様に、濾過槽5は箱型
に形成した槽本体35内に立設した区割壁36によって、濾
過部37と放流部38に区割形成し、濾過部37の濾過貯水部
39の一部に濾過ボックス40を半水没状態で設置してい
る。そして、濾過ボックス40の天板41及び底板42をパン
チングメタルの様な通水孔を有した材質で形成すると共
に、濾過ボックス40の内部で底板42上に、中段充填材M
Mと同一の吸着性を有した吸着材から成る濾過充填材M
Rを充填している。又、濾過ボックス40の上部と濾過貯
水部39の上部を、濾過ボックス40の側壁板40a の上部に
立設した仕切板43で区割すると共に、濾過ボックス40の
上部に散水パイプ44、44a …を水平に取付け、該散水パ
イプ44、44a …の流入口を下段脱臭室11からの配管20に
接続している。尚、濾過ボックス40の天板41上に、放流
部38に設けたものと同様のフィルター54を取付けてい
る。
【0025】又、濾過充填材MRが充填された濾過ボッ
クス40内に攪拌軸45、45a を回転自在に取付けると共
に、該攪拌軸45、45a の要所に攪拌棒46、46a …を取付
け、更に、連動機構47を介して攪拌軸45、45a を回転さ
せるハンドル48、48a を取付ている。かかる攪拌手段に
より、濾過ボックス40内の濾過充填材MRを手動で攪拌
自在と成している。尚、攪拌手段として、攪拌軸45、45
a を回転自在と成したものを説明したが、回転と共に、
軸方向移動自在と成したり、その他の方式と成しても良
い。
【0026】又、濾過槽5の槽本体35の側壁で底部より
若干上方位置に設けた送水口49に、配管50を介して、循
環系統WRの循環ポンプPRの吸引側を接続すると共
に、該循環ポンプPRの吐出側を、配管を介して、排ガ
スGが下段脱臭室11へ流入される排ガス導入ダクト16、
16a に近接配置された散水部17、17a …に接続してい
る。又、濾過槽5に設けた区割壁36の側面で濾過貯水部
39側にフロートスイッチ52を設け、給水系統WAを制御
する様に成している。
【0027】又、濾過槽5の放流部38にあっては、区割
壁36の上端に三角堰を組み合わせた複数の逆三角形状の
溢流口から成る放流口53を設け、又放流部38の中間部に
SS(スマット)を除去するSSマット、(メッシュ)
フィルター54を設けると共に、放流部38の下部に放流系
統WY(図中、破線で表示)の排水口55を設けている。
尚、放流口53とフィルター54の間には、放流口53から溢
流し流下する処理水W2Rをフィルター54の中央側に案
内する整流板56を設けている。かかる構成により、放流
口53では、濾過貯水部39の処理水W2Rの水位に応じる
と共に、放流口53の溢流口が逆三角形状のため、水位が
急激に増加した時には、増量した処理水W2Rが放流口
53を通過して、濾過貯水部39から放流部38へ処理水W2
Rの上澄液を排水している。
【0028】尚、図9に示す様に、運転停止時に各種処
理水W2D、W2M、W2U、W2Rを排水W3として
排水するために、上段脱臭室9、中段脱臭室10、下段脱
臭室11及び濾過槽5に排水系統WZ(図中、破線で表
示)を接続している。又、各脱臭室に採光用の窓や作業
用の開閉自在なる扉を設けたり、処理水W2D、W2
M、W2Uへの微生物の投入口を設けている。又、各種
処理水W2D、W2M、W2U、W2Rの凍結を防止す
るために、各所にヒーター及びサーミスタ(熱電対)を
設置したり、断熱材を使用して、微生物の活動を低下さ
せることなく寒冷地対等を行っている。
【0029】次に本発明に係る循環式微生物脱臭装置の
作用について説明する。排ガス導入ダクト16、16a に接
続される排ガス発生源2からブロワーで強制的に送給さ
れた高温の排ガスGは、排ガス導入ダクト16、16a の先
端口より下段脱臭室11内に送給される際に、散水部17、
17a …から散水される膜状の処理水W2Rを通過する過
程において、排ガスGと処理水W2Rが接触する。そし
て、排ガスGは冷却されて下段脱臭室11内に送給される
と共に、排ガス中の粉塵及びアンモニア、アミン、硫化
水素、ホルムアルデヒド、低級有機酸類等の親水性の酸
性基を有した水溶性臭気成分は、散水される処理水W2
Rに溶解吸収されて(一次処理)、下段貯水部15内にお
ける光合成細菌が混在する処理水W2Dに流下し、光合
成細菌によって上記粉塵等の有機物質および水溶性臭気
成分を分解除去する(四次処理)。その後、処理水W2
Dは濾過槽5へ流下し、最終(五次)処理される。
【0030】次に、下段脱臭室11内で粉塵及び水溶性臭
気成分の一部が除去されると共に、低温化された略常温
状態の排ガスGは、排ガス発生源2からの圧力で連通体
13、13a …を通って中段脱臭室10内に送給され、充填さ
れた中段充填材MMを通過する。その通過過程におい
て、排ガスG中の残留臭気成分は、中段充填材MM(吸
着材)による吸着と、中段充填材MMによって担持(吸
着、付着保持)されている活性汚泥菌による分解の同時
進行により除去される(二次処理)。
【0031】次に、中段脱臭室10で臭気成分の一部が除
去された排ガスGは、連通体13、13a …を通って上段脱
臭室9内に送給され、充填された上段充填材MUを通過
する。その通過過程において、排ガスG中の残留臭気成
分は、上段充填材MU(吸着材)による吸着と、上段充
填材MUに担持(吸着、付着保持)されている活性汚泥
菌による分解の同時進行により除去される(三次処
理)。無臭状態と成った排ガスGは、排気口7のミスト
除去器12を通過する際に、ミストが除去され、排気口7
より最終的に外気へ排出される。尚、排気口7に活性炭
が収納された脱臭器が連結されている場合には、ミスト
が除去された排ガスGは更に完全が成される。
【0032】上述の中段脱臭室10及び上段脱臭室9にお
ける吸着材(中段充填材MM、上段充填材MU)、活性
汚泥菌による排ガスGの吸着、分解、除去の詳細な作用
は次の通りである。先ず、中段脱臭室10にあっては、下
段脱臭室11から圧力付加状態で排ガスGが上昇し、中段
充填材MM(吸着材)の通過時に圧力損失しながら上昇
する過程において、吸着材の細孔及び表面に臭気成分が
吸着、付着される。又、中段充填材MMの細孔には、処
理水W2Mの散水で活性汚泥菌が担持されているため
に、吸着材の細孔に吸着された臭気成分は、活性汚泥菌
により分解される(二次処理)。
【0033】次に、下段脱臭室11から上段脱臭室9へ上
昇し、下段脱臭室11で一次処理され、中段脱臭室10で二
次処理された排ガスGは、上段充填材MU(吸着材)の
通過時に、吸着材の細孔及び表面等に臭気成分が吸着、
付着される。又、上段充填材MUの細孔等には、処理水
W2Uの散水で活性汚泥菌が担持されているために、吸
着材の細孔等に吸着された臭気成分は、活性汚泥菌によ
り分解される(三次処理)。
【0034】又、中段脱臭室10及び上段脱臭室9におけ
る二次、三次処理の基本的な作用は上述の通り略同一で
あるが、両者間の相違点について説明する。中段脱臭室
10及び上段脱臭室9に充填された吸着材は、中段脱臭室
10の中段充填材MMが多孔性が高く吸着能力が高いこと
に比して、上段脱臭室9の上段充填材MUは分解能力が
高い点で相違する。
【0035】かかる作用を更に比較しながら、脱臭のメ
カニズムを詳細に説明する。先ず、中段脱臭室10に流入
する排ガスGの臭気成分は、吸着材の高い吸着能力によ
り、先ず、吸着材に吸着保持された後、活性汚泥菌で分
解される。次に、上段脱臭室9に充填された上段充填材
MUは、中段脱臭室10の中段充填材MMに比して吸着能
力は低いが、上段充填材MUは各種物質から成るため、
排ガスGの残留臭気成分は、物質の細孔に吸着された
り、物質間間隙で吸着されたり、物質の表面に付着し
て、排ガスGから分離吸着する。又、上段脱臭室9に充
填された上段充填材MUは、保水性及び栄養源があるた
めに、細菌、微生物の繁殖性が高く、且つ、散水による
細菌落下が少なく、従って、上段充填材MUにおける細
菌数が多いことにより、臭気成分の分解能力(脱臭能
力)が高く、吸着と分解を同時進行する。尚、上述の中
段脱臭室10及び上段脱臭室9における吸着材の相違によ
る作用は、脱臭能力の他、後述する吸着材の洗浄にも関
係する。
【0036】そして、例えば、排ガス発生源2へ投入さ
れる有機性廃棄物が同一のものでなかったり、時間間隔
を置いて一度に大量に投入されるために、排ガス発生源
2から脱臭装置1へ送給されて来る排ガスGの臭いの強
度は変動する。そして、強い臭いの排ガスGが脱臭塔4
の下段脱臭室11へ送給された時には、下段脱臭室11によ
る一次処理後も、定常時に比して臭いが強く、中段脱臭
室10へ上昇した排ガスGは中段充填材MMで吸着されて
脱臭され、上段脱臭室9へ上昇する排ガスGの臭気成分
量の増加度合を低減させる。そして、中段脱臭室10及び
上段脱臭室9の細菌等で臭気成分を分解することによ
り、一時的な臭気成分の増加には、中段脱臭室10の中段
充填材MMの高い吸着能力で対応する。
【0037】尚、定常運転時における細菌の栄養源は臭
気成分であるために、排ガスGの臭いが強くなって臭気
成分が増加した時には、主に、中段脱臭室10における細
菌数が一時的に増加し、臭気成分の減少により、臭気成
分の分解が進行して吸着能力が復元すると共に、細菌数
は遅れて減少する。尚、上段脱臭室9においては、臭気
成分の増減が中段脱臭室10の介在により、緩和されるた
めに、吸着能力、細菌数、分解能力の増減は比較的少な
い。
【0038】上述の説明で2種類の吸着材を充填する目
的、作用は明らかとなったが、次に、上下配置関係を説
明する。作用面からは、上段脱臭室9の上段充填材MU
が脱臭能力が高いので、最終的に、上段充填材MUを上
段(下流側)に配置した方が脱臭度が向上する。又、上
段充填材MUを上段に配置する第2の理由としては、上
段充填材MUは接着剤で各種成分を接着して、造粒固形
化しているが、接着剤は熱に弱いため、下流側に配置し
ている。即ち、排ガスGは中段脱臭室10で二次処理され
る段階を経由することで、徐々に低温化されるために、
熱で接着剤の効力が低下されず、上段充填材MUが型崩
れしない。尚、上段充填材MUは火山灰を主とする土壌
も含むため、上段充填材MUが型崩れすると、土壌が流
出して保水性が低下し、細菌の繁殖性が低下する。又、
細菌等は低温時の方が活性化するため、細菌繁殖に適す
る環境(栄養源を有した状態)を、排ガスGが比較的低
温化される上段脱臭室9で形成し、脱臭能力維持、増加
を図っている。
【0039】又、中段脱臭室10及び上段脱臭室9で二
次、三次処理を行った際に、吸着材の表面及び細孔等に
硫化物や微生物の死骸が主成分の微生物膜層が付着し、
吸着分解能力が低下すると共に、硫酸イオンでPH低下
の酸性雰囲気となって微生物の活性化が阻害される。そ
こで、上段脱臭室9及び中段脱臭室10に夫々設けた噴霧
ヘッド22、22a …、28、28a …から上段脱臭室9及び中
段脱臭室10の上段貯水部27及び中段貯水部21に満たさ
れ、活性汚泥菌が混在している処理水W2U、W2M
を、中段散水ポンプPM、上段散水ポンプPUを介して
定期的に、上段充填材MU及び中段充填材MMに散水噴
霧している。この散水により、上段充填材MU及び中段
充填材MMから微生物膜層を洗浄して落下させ、閉塞状
態の細孔を復活させ、吸着材の吸着能力を再生する。
【0040】尚、この洗浄時に微生物等も少量落下する
が、中段脱臭室10と上段脱臭室9では散水による細菌の
落下の程度が相違する。即ち、中段脱臭室10では微生物
膜層の増大後に、散水洗浄で吸着能力が再生するが、細
菌数が減少するため、一時的に分解能力が低下するが、
上段脱臭室9では細菌数減少度が低いため、分解能力の
低下が少ない。この理由でも、本発明の脱臭装置1では
2種類の吸着材を使用している。
【0041】又、散水目的は吸着材の洗浄、PH調整が
基本目的であるが、上段脱臭室9においては、次の様な
目的もある。即ち、上段充填材MUは栄養源を有して微
生物の繁殖環境を有すると共に、保水性を有しており、
上段散水系統WUによる処理水W2Uの散水で、上段充
填材MUの含水、保水による微生物の環境整備を行って
いる。又、かかる中段散水系統WM、上段散水系統WU
は、脱臭装置1の初期稼動前においては、夫々の吸着材
に、処理水W2M、W2Uに混在している活性汚泥菌を
吸着、付着、繁殖させて担持するためにも使用する。
又、脱臭稼動中においては、活性汚泥菌の脱臭時の反応
機構によって生成される硫酸イオンが吸着材に蓄積し、
PHが低下(酸性化)して脱臭に関する微生物反応が阻
害されるために、処理水W2D、W2Uによって洗浄除
去するために使用している。
【0042】又、上段貯水部27および中段貯水部21の処
理水W2U、W2Mを循環使用しているため、上記の上
段充填材MU、中段充填材MMの洗浄が繰り返されるこ
とにより、上段貯水部27および中段貯水部21内の処理水
W2U、W2MがPH低下して酸性化する。そこで、か
かる処理水W2U、W2MのPH調整をするために、定
期的に補給水送り配管33より中性状態の補給水W1を補
給し、処理水W2U、W2Mを希釈してPH調整すると
共に、余剰の処理水W2U、W2Mをオーバーフロー配
管34を介して、下段脱臭室11の下段貯水部15内に導入し
ている。
【0043】又、下段脱臭室11の下段貯水部15内には、
上記の様に上段貯水部27および中段貯水部21の処理水W
2U、W2Mがオーバーフローして流れ落ちることによ
り、且つ、排ガスGの水溶性臭気成分が溶解することに
より、下段脱臭室11の処理水W2Dでも順次PH値が低
下するため、補給水送り配管33によって、定期的に中性
状態の補給水W1を補給し、処理水W2Dを希釈してP
H調整する。又、下段貯水部15では、処理水W2Dに混
在させた光合成細菌、中段脱臭室10及び上段脱臭室9か
ら流下した処理水W2U、W2Dに混在する活性汚泥菌
によって、曝気しながら粉塵の有機物や溶解した臭気成
分を微生物処理(汚水浄化)を行っている(四次処
理)。
【0044】又、下段貯水部15における四次処理後に、
一部残存する有機物や水溶性臭気成分を含んだ処理水W
2Dを、循環系統WRの配管20を介して濾過槽5におけ
る流入口より濾過部37に導入している。処理水W2Dは
濾過部37内に充填されている濾過充填材MR(吸着材)
を通過する過程において、残留臭気成分等は吸着材によ
る吸着と、吸着材によって担持された活性汚泥菌および
光合成細菌等による分解の同時進行により除去される。
そして、循環ポンプPRで処理水W2Rを下段脱臭室11
の散水部17、17a …から散水(排ガスGの一次処理)
し、下段貯水部15に戻している。
【0045】又、濾過槽5における処理水W2D中の残
留臭気成分等の吸着、分解作用により、濾過充填材MR
にも微生物膜層が形成され、濾過充填材MRの再生が必
要になる。そこで、ハンドル48、48a を操作して、攪拌
軸45、45a を回転させることにより、攪拌軸45、45a の
攪拌棒46、46a …が濾過充填材MRを攪拌して、それら
の相互接触摩擦で、濾過充填材MRの表面に付着した微
生物膜層を分離し、濾過充填材MRが充填された濾過ボ
ックス40の底板42の通水孔から落下させ、濾過充填材M
Rを再生する。
【0046】又、図4に示す様に、濾過ボックス40の側
壁板40a の上部で処理水W2Rの水位位置に放出口60を
開口すると共に、側壁板40a の上部にスライド保持部61
を取付け、側壁板40a の外側面に閉塞板62をスライド保
持部61で保持して上下動自在に取付けている。かかる構
成により、閉塞板62を上昇させて、濾過ボックス40の上
部で濾過貯水部39との間で処理水W2Rの上澄液の連通
自在状態を構成している。そして、上述の濾過充填材M
Rの攪拌時に分離発生する微生物膜層の大半は底板42か
ら落下するが、一部は処理水W2Rで浮遊するために、
長期の使用時に濾過ボックス40内に大量の浮遊物が滞留
した時には、閉塞板62を上昇させて、浮遊物を濾過貯水
部39へ放出し、最終的に放流部38のフィルター54で回収
し、濾過ボックス40の再生作用の持続性を確保してい
る。
【0047】又、上段貯水部27、中段貯水部21及び下段
貯水部15に補給水送り配管33によって補給水W1が補給
され、余剰の処理水W2D、W2Rが発生し、濾過貯水
部39へ流入することに対して、濾過部37の濾過貯水部39
の処理水W2Rにおける上液部を濾過部37の放流口53か
ら放流部38へ流し、しかる後放流部38の排水口55から外
部へ放出している。
【0048】又、余剰の処理水W2D、W2Rの外部放
出は、補給水W1の補給の他、次の様に定常的にも行っ
ている。即ち、排ガス発生源2から送給されてくる排ガ
スGは水蒸気などの水分を含有しているため、主に脱臭
装置1に流入した一次処理段階で、排ガスGの水分がシ
ャワーリングによって処理水W2Dに混合し、処理水W
2Dの水量は常時増加傾向となっており、余剰の処理水
W2Rの放流、排水を常時行っている。又、排水基準を
順守する様に、補給水W1を補給して余剰の処理水W2
Rを希釈後、放流する。
【0049】ここで、下段脱臭室11に光合成細菌を混在
させ、中段脱臭室10及び上段脱臭室9に活性汚泥菌を混
在させた理由、及び上述の細菌、微生物等の種類、機能
等を以下、説明する。即ち、下段脱臭室11の処理水W2
D、中段脱臭室10及び上段脱臭室9の処理水W2M、W
2Uは一次、二次、三次処理の相違があり、排ガスGに
よる汚濁濃度が高い処理水W2Dでは、その環境で増殖
性、生育性が良好な光合成細菌を混在させており、又一
次処理後以降の処理水W2Mは汚濁濃度が低下している
ため、その環境に適した活性汚泥菌を混在させている。
又、光合成細菌は好気性下では酸素を利用し、嫌気性下
では太陽エネルギーを利用して生育するため、下段貯水
部15で曝気を行って酸素を補給したり、塔本体6に窓を
設けて光合成細菌の活性化を図っている。又、光合成細
菌は、汚水中の有機物や有害物質を好んで資化し、無毒
化する能力を持っているため、且つBOD高負荷運転が
可能で、高BODを軽減するため、一次処理に適してい
る。
【0050】又、上述の説明において、脱臭装置1の微
生物、細菌として、光合成細菌及び活性汚泥菌を処理水
W2D等に混在させたものと成したが、脱臭装置1の定
常運転時には、次の様な作用も発生する。臭気成分等を
分解する微生物は、光合成細菌及び活性汚泥菌が主なも
のであるが、排ガスGの成分、処理水W2D等の成分に
応じて、それらを分解するのに適した新たな微生物が自
然発生する。尚、この微生物の自然発生は自然界に普通
に発生するものであり、本発明においても、同一メカニ
ズムで発生するもので、この様な自然発生の微生物も臭
気成分の分解・脱臭に寄与している。又、光合成細菌及
び活性汚泥菌も多種存在し、排ガスGの事前分析によ
り、有効な菌体を、装置稼働時に投入している。
【0051】
【発明の効果】要するに本発明は、塔本体6の内部空間
を水平隔壁8、8aによって上段脱臭室9、中段脱臭室10
及び下段脱臭室11に区割すると共に、水平隔壁8、8aに
上下の脱臭室を連通させる連通体13、13a …を立設し、
上段脱臭室9に排気口7を設けると共に、下段脱臭室11
内の上部に排ガス導入ダクト16、16a を配設したので、
排ガス導入ダクト16、16a から下段脱臭室11に送気され
る排ガスGの脱臭処理を3段階で行って、脱臭度を向
上、無臭化して排気口7から排気することが出来る。
又、下段脱臭室11の下部を光合成細菌を混在させた処理
水W2Dの下段貯水部15と成すと共に、排ガス導入ダク
ト16、16a に下段貯水部15の処理水W2D、W2Rを散
水する散水部17、17a …を配設したので、排ガス導入ダ
クト16、16a から導入される高温の排ガスGを、散水部
17、17a …から散水される膜状の処理水W2D、W2R
に接触させるため、排ガスGは冷却されることにより、
上段脱臭室9、中段脱臭室10における高温状態を抑制し
て、微生物への悪影響を防止できる。又、排ガスG中の
粉塵及びアンモニア、低級アミン、ホルムアルデヒド、
低級有機酸類等の水溶性臭気成分を散水される処理水W
2D、W2Rに吸収させて、排ガスGの脱臭(一次処
理)を行うことが出来ると共に、中段脱臭室10へ上昇す
る排ガスGの臭気成分を低減し、処理水W2M、W2U
のBOD値を低下して、中段脱臭室10等における活性汚
泥菌の生息環境を整備することが出来、又散水部17、17
a …によって粉塵を除去できるため、排ガスGが送給さ
れる中段脱臭室10等での吸着材の目詰まりを低減するこ
とが出来る。又、粉塵及び水溶性臭気成分を、下段貯水
部15内のBOD高負荷運転が可能な光合成細菌が混在す
る処理水W2Dに落下させて、下段貯水部15内での微生
物による上記粉塵等の有機物質および水溶性臭気成分の
分解除去を効率的に行うことが出来る。又、上段脱臭室
9及び中段脱臭室10の下部を活性汚泥菌を混在させた処
理水W2U、W2Mの上段貯水部27及び中段貯水部21と
夫々成し、上段脱臭室9の上段貯水部27の上方に微生物
の栄養源を有した吸着性を有する上段充填材MUを充填
すると共に、中段脱臭室10の中段貯水部21の上方に吸着
性を有する中段充填材MMを充填したので、下段脱臭室
11で一次処理された排ガスG中の微小粒子である粉塵お
よび残留臭気成分を吸着と微生物による同時進行により
除去でき、吸着材に臭気成分が基本的に累積せず、長期
間の連続運転が可能となる。又、上段脱臭室9と中段脱
臭室10の2段階、しかも吸着材の種類を変化させたこと
により、上段脱臭室9では、微生物の増殖が良好とな
り、脱臭能力が高いため、中段脱臭室10で除去できなか
った残留臭気成分を除去でき、排ガスGを無臭化出来、
又中段脱臭室10では、急激な臭気成分の増加に対して、
吸着を主体とした作用で脱臭を行うことが出来る。又、
上段脱臭室9と中段脱臭室10内の上段、中段充填材M
U、MM上部に上段貯水部27及び中段貯水部21内の処理
水W2U、W2Mを噴霧する噴霧ヘッド22、22a …、2
8、28a …を夫々配設したので、脱臭稼動中では脱臭時
の反応機構によって生成される微生物膜層、硫酸イオン
を処理水W2U、W2Mによって洗浄除去し、微生物反
応の阻害要因を排除して脱臭能力の維持を図ることが出
来、初期稼動前では吸着材に活性汚泥菌を繁殖、担持さ
せることが出来る。
【0052】又、上段脱臭室9又は中段脱臭室10に充填
した吸着性を有する上段、中段充填材MU、MMは、平
均細孔径が約100Å以上の多孔質のものと成したの
で、活性炭に比して微生物の保持能力を高くすることが
出来、又上段脱臭室9に充填した微生物の栄養源を有し
た吸着性を有する上段充填材MUは、多孔質の物質、栄
養源を有した物質、土壌を接着剤で造粒固形化したもの
と成したので、各種物質の隙間及び吸水容易性物質(火
山灰を主とする土壌等)を含むため、微生物の保着性、
保水性が良く、微生物の生育環境を整備することが出来
る。尚、吸着材の代表的物質である活性炭は完全に炭化
されたものであると共に、その平均細孔径が10〜20Åと
小さいため保水性が低く、且つ微生物を担持しにくく、
さらに保持された微生物の栄養源がないため、自然繁殖
しずらく微生物による脱臭が充分できない。
【0053】又、上段充填材MUは、有機物を蒸し焼き
にして多孔質と成した物質と土壌を接着剤で造粒固形化
したり、有機物を蒸し焼きにして多孔質と成した物質
は、籾殻を蒸し焼きにしたクン炭と成したので、微生物
の栄養源となる物質、多孔質の物質を同一のものと成し
て、安価大量に確保することが出来る。
【0054】又、排気口7にミスト除去器12を内装した
ので、上段脱臭室9で噴霧ヘッド28、28a …によって水
溶性臭気成分を含んだ処理水W2Uの微粒子が発生し、
脱臭された排ガスGと共に上昇するも、かかる微粒子で
あるミストはミスト除去器12によって除去し、気体分だ
けを通過させることにより、水溶性臭気成分を含有した
処理水W2Uの大気放出を防止している。又、排気口7
に、活性炭を収納した脱臭器を連結したので、微生物等
による脱臭が不充分であっても、大気へ放出される排ガ
スGから残留臭気成分を活性炭で吸着して無臭化するこ
とができる。
【0055】又、下段脱臭室11の下段貯水部15に外部空
気Aを散気させる散気部19を配設したので、下段貯水部
15の処理水W2D中に酸素を溶解させて溶存酸素量を確
保することにより、特に光合成細菌が生息、活動するた
めに必要な酸素を供給して、好気性の光合成細菌等の細
菌数の維持・増殖、活性化を図って、微生物処理を促進
して汚水、臭水の処理、脱臭効率を向上することが出来
る。
【0056】又、塔本体6とは別体で配設した濾過槽5
に濾過貯水部39を設けると共に、該濾過貯水部39に設け
た濾過ボックス40内に吸着性を有する濾過充填材MRを
充填し、その上部に流入口を設けると共に、該流入口へ
塔本体6における下段脱臭室11の下段貯水部15内の処理
水W2Dを送水自在と成したので、下段脱臭室11で一
次、四次処理されても残留する臭気成分を濾過充填材M
Rを通過する過程において、中段脱臭室10と同様なる作
用によって、残留臭気成分を除去することが出来る。
又、濾過部37の濾過貯水部39と下段脱臭室11の散水部1
7、17a …をポンプを介して接続したので、濾過部37で
浄化された処理水W2Rを下段脱臭室11における排ガス
Gに対する散水に再利用することが出来たり、光合成細
菌等を下段脱臭室11に戻すことが出来る。又、濾過槽5
に充填した吸着性を有する濾過充填材MRは、平均細孔
径が約100Å以上の多孔質のものと成したので、微生
物の担持を良好にすることが出来る。
【0057】又、濾過槽5における濾過充填材MRを、
通水孔を有した底板42上に充填すると共に、濾過充填材
MRの攪拌手段を設けたので、臭気成分等を溶解吸収し
た汚水の浄化作用により、濾過充填材MRに付着した微
生物膜層を、撹拌される濾過充填材MR同志の摩擦で離
脱させ、更に、底板42の通水孔から落下させることによ
り、濾過充填材MRの吸着、分解能力を再生することが
出来る。又、攪拌手段は、濾過充填材MR内に攪拌棒4
6、46a …を設けた攪拌軸45、45a を回転自在に取付け
て構成したので、濾過充填材MRの攪拌を簡易で構成す
ることが出来る。濾過ボックス40の側壁板40a の上部
に、濾過貯水部39との間で処理水W2Rを流通自在と成
したので、閉塞板62を上昇させて、側壁板40a の放出口
60から、濾過充填材MRの攪拌時に発生した浮遊物を濾
過貯水部39へ放出することにより、濾過ボックス40内で
の浮遊物の大量滞留を防止し、濾過充填材MRの再生
や、濾過ボックス40内における処理水W2Rの下方流通
を円滑に行うことが出来る。
【0058】又、下段貯水部15から濾過槽5への送水
は、下段貯水部15の水位が所定水位を維持する状態で送
水する様に成したので、光合成細菌の生息に必要な水量
を維持することが出来、又濾過貯水部39の処理水W2R
の水量を検知するフロートスイッチ52を設けると共に、
下段貯水部15への補給水W1の供給手段を設け、濾過貯
水部39の水位が所定水位以下の時に、フロートスイッチ
52で供給手段を作動させる様にしたので、蒸発等で処理
水W2D、W2Rの水量が低下しても、自動的に補給水
W1を補給して所定水量を維持し、排ガスGに対する散
水を確実に行うことが出来、又循環ポンプPRの空運
転、故障を防止することが出来る。
【0059】又、濾過槽5は槽本体35内を区割壁36によ
って、濾過貯水部39を有した濾過部37と放流部38に区割
形成すると共に、区割壁36に放流部38へ処理水W2Rの
上液部を溢流させる放流口53を設けたので、処理水W2
Rにおける固形浮遊物を濾過槽5から排出して、濾過槽
5の処理水W2Rにおける固形物の累積を防止し、処理
水W2Rの循環を円滑に行うことが出来、又放流口53と
放流部38の下部に設けた排ガス排出口3の間にフィルタ
ー54を設けたので、下段貯水部15及び濾過貯水部39内の
光合成細菌、活性汚泥菌によっても、除去されず残留し
た有機物および臭気成分の内、固形状の有機物はフィル
ター54によって除去されて、浄化された処理水を放流す
ることが出来る。又、放流口53は、区割壁36の上端に逆
三角形の開口を複数設けて構成したので、区割壁36の上
端で濾過部37の濾過貯水部39から放流部38へ流水形態に
おいて、放流口53の断面形状は上方が広いため、濾過貯
水部39の水位が上がると、放流口53の通過流量は断面積
と水位の乗算係数で上昇し、濾過貯水部39の略一定水位
化を簡易に達成することが出来る。
【0060】又、上段貯水部27、中段貯水部21又は下段
貯水部15に補給水W1を補給する補給水送り配管33を接
続したので、排ガスGの継続処理により、各貯水部27、
21、15で硫酸イオンが増加してPH値が低下することに
対して、中性の補給水W1の補給によって、処理水W2
U、W2M、W2Dを希釈してPH維持、酸性化抑制を
図ることにより、微生物の生息環境悪化、分解能力活発
化の阻害要因を排除して脱臭能力を維持できる。又、補
給水W1の補給により、排ガスGの連続流入による処理
水W2Dなどの水温上昇を抑制して、微生物の生息環境
維持を図ることが出来たり、放流する排水を希釈するこ
とが出来る。又、上段貯水部27又は中段貯水部21にオー
バーフロー配管34の入口を設けると共に、その出口を下
段脱臭室11又は濾過槽5内に配設したので、補給水W1
の補給によって上段貯水部27又は中段貯水部21の処理水
W2U、W2Mが増量しても、その水量を一定に維持し
て、上段、中段散水系統WU、WMの機能を確保するこ
とが出来ると共に、送水先の下段脱臭室11又は濾過槽5
で汚水(濃縮された処理水W2U、W2M)を処理する
ことが出来、更に、上澄液を送水することにより、浮遊
しているスマットや上段、中段充填材MU、MMから落
下する高濃度の汚水を送水することが出来る。
【0061】又、上段貯水部27又は中段貯水部21に設け
たオーバーフロー配管34の出口は、下段貯水部15又は濾
過貯水部39の処理水W2D、W2R内に開口させたの
で、上段脱臭室9又は中段脱臭室10内の圧力が高い状態
であることに対して、オーバーフロー配管34の出口側は
処理水W2D、W2Rで圧力が掛かっていることによ
り、上段脱臭室9又は中段脱臭室10内の排ガスGが下段
脱臭室11又は濾過槽5内へ逆流したり、その他の予期し
ない流通を排除することが出来る等その実用的効果甚だ
大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る脱臭装置の模式図である。
【図2】脱臭槽の縦断面の概略図である。
【図3】濾過槽の水平断面図である。
【図4】図3のAーA断面図である。
【図5】図1の脱臭装置の定常運転状態における送水、
送気系統を示す模式図である。
【図6】図1の脱臭装置において、定常運転すると共
に、中段脱臭室の中段充填材を洗浄中の送水、送気系統
を示す模式図である。
【図7】図1の脱臭装置において、定常運転すると共
に、上段脱臭室の上段充填材を洗浄中の送水、送気系統
を示す模式図である。
【図8】上、中、下段脱臭室へ補給水を給水し、上、
中、下段脱臭室からの余剰水を濾過槽から放流する時の
送水系統を示す模式図である。
【図9】長期の運転停止時における水抜き状態を示す模
式図である。
【図10】従来の脱臭装置の概略断面図である。
【符号の説明】
3 排ガス排出口 5 濾過槽 6 塔本体 7 排気口 8、8a 水平隔壁 9 上段脱臭室 10 中段脱臭室 11 下段脱臭室 12 ミスト除去器 13、13a … 連通体 15 下段貯水部 16、16a 排ガス導入ダクト 17、17a … 散水部 19 散気部 21 中段貯水部 22、22a … 噴霧ヘッド 27 上段貯水部 28、28a … 噴霧ヘッド 33 補給水送り配管 34 オーバーフロー配管 35 槽本体 36 区割壁 37 濾過部 38 放流部 39 濾過貯水部 40 濾過ボックス 40a 側壁板 42 底板 45、45a 攪拌軸 46、46a … 攪拌棒 52 フロートスイッチ 53、53a … 放流口 54 フィルター 60 放出口 62 閉塞板 A 外部空気 W1 補給水 W2D 処理水 W2M 処理水 W2U 処理水 W2R 処理水 MU 上段充填材 MM 中段充填材 MR 濾過充填材

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塔本体の内部空間を水平隔壁によって上
    段脱臭室、中段脱臭室及び下段脱臭室に区割すると共
    に、水平隔壁に上下の脱臭室を連通させる連通体を立設
    し、上段脱臭室に排気口を設けると共に、下段脱臭室内
    の上部に排ガス導入ダクトを配設し、 下段脱臭室の下部を光合成細菌を混在させた処理水の下
    段貯水部と成すと共に、排ガス導入ダクトに下段貯水部
    の処理水を散水する散水部を配設し、 上段脱臭室及び中段脱臭室の下部を活性汚泥菌を混在さ
    せた処理水の上段貯水部及び中段貯水部と夫々成し、上
    段脱臭室の上段貯水部の上方に微生物の栄養源を有した
    吸着性を有する上段充填材を充填すると共に、中段脱臭
    室の中段貯水部の上方に吸着性を有する中段充填材を充
    填し、又上段脱臭室と中段脱臭室内の充填材上部に上段
    貯水部及び中段貯水部内の処理水を噴霧する噴霧ヘッド
    を夫々配設したことを特徴とする循環式微生物脱臭装
    置。
  2. 【請求項2】 上段脱臭室又は中段脱臭室に充填した吸
    着性を有する上段、中段充填材は、平均細孔径が約10
    0Å以上の多孔質のものと成したことを特徴とする請求
    項1の循環式微生物脱臭装置。
  3. 【請求項3】 上段脱臭室に充填した微生物の栄養源を
    有した吸着性を有する上段充填材は、多孔質の物質、栄
    養源を有した物質、土壌を接着剤で造粒固形化したもの
    と成したことを特徴とする請求項1の循環式微生物脱臭
    装置。
  4. 【請求項4】 上段充填材は、有機物を蒸し焼きにして
    多孔質と成した物質と土壌を接着剤で造粒固形化したも
    のと成したことを特徴とする請求項3の循環式微生物脱
    臭装置。
  5. 【請求項5】 有機物を蒸し焼きにして多孔質と成した
    物質は、籾殻を蒸し焼きにしたクン炭と成したことを特
    徴とする請求項4の循環式微生物脱臭装置。
  6. 【請求項6】 排気口にミスト除去器を内装したことを
    特徴とする請求項1、2、3、4又は5の循環式微生物
    脱臭装置。
  7. 【請求項7】 排気口に活性炭を収納した脱臭器を連結
    したことを特徴とする請求項6の循環式微生物脱臭装
    置。
  8. 【請求項8】 下段脱臭室の下段貯水部に外部空気を散
    気させる散気部を配設したことを特徴とする請求項1、
    2、3、4、5、6又は7の循環式微生物脱臭装置。
  9. 【請求項9】 塔本体とは別体で配設した濾過槽に濾過
    貯水部を設けると共に、該濾過貯水部に設けた濾過ボッ
    クス内に吸着性を有する濾過充填材を充填し、その上部
    に流入口を設けると共に、該流入口へ塔本体における下
    段脱臭室の下段貯水部内の処理水を送水自在と成し、又
    濾過部の濾過貯水部と下段脱臭室の散水部を循環ポンプ
    を介して接続したことを特徴とする請求項1、2、3、
    4、5、6、7又は8の循環式微生物脱臭装置。
  10. 【請求項10】 濾過ボックスに充填した吸着性を有す
    る濾過充填材は、平均細孔径が約100Å以上の多孔質
    のものと成したことを特徴とする請求項9の循環式微生
    物脱臭装置。
  11. 【請求項11】 濾過ボックスにおける濾過充填材を、
    通水孔を有した底板上に充填すると共に、濾過充填材の
    攪拌手段を設けたことを特徴とする請求項9又は10の
    循環式微生物脱臭装置。
  12. 【請求項12】 攪拌手段は、濾過充填材内に攪拌棒を
    設けた攪拌軸を回転自在に取付けて構成したことを特徴
    とする請求項11の循環式微生物脱臭装置。
  13. 【請求項13】 濾過ボックスの側壁板の上部に、濾過
    貯水部との間で処理水を流通自在と成したことを特徴と
    する請求項11又は12の循環式微生物脱臭装置。
  14. 【請求項14】 下段貯水部から濾過槽への送水は、下
    段貯水部の水位が所定水位を維持する状態で送水する様
    に成し、又濾過貯水部の処理水の水量を検知するフロー
    トスイッチを設けると共に、下段貯水部への補給水の供
    給手段を設け、濾過貯水部の水位が所定水位以下の時
    に、フロートスイッチで供給手段を作動させる様にした
    ことを特徴とする請求項9、10、11、12又は13
    の循環式微生物脱臭装置。
  15. 【請求項15】 濾過槽は槽本体内を区割壁によって、
    濾過貯水部を有した濾過部と放流部に区割形成すると共
    に、区割壁に放流部へ処理水の上液部を溢流させる放流
    口を設け、該放流口と放流部の下部に設けた排水口の間
    にフィルターを設けたことを特徴とする請求項9、1
    0、11、12、13又は14の循環式微生物脱臭装
    置。
  16. 【請求項16】 放流口は、区割壁の上端に逆三角形の
    開口を複数設けて構成したことを特徴とする請求項15
    の循環式微生物脱臭装置。
  17. 【請求項17】 上段貯水部、中段貯水部又は下段貯水
    部に補給水を補給する補給水送り配管を接続し、上段貯
    水部又は中段貯水部にオーバーフロー配管の入口を設け
    ると共に、その出口を下段脱臭室又は濾過槽内に配設し
    たことを特徴とする請求項15又は16の循環式微生物
    脱臭装置。
  18. 【請求項18】 上段貯水部又は中段貯水部に設けたオ
    ーバーフロー配管の出口は、下段貯水部又は濾過貯水部
    の処理水内に開口させたことを特徴とする請求項17の
    循環式微生物脱臭装置。
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