JPH0560734A - マトリクス切り換え装置 - Google Patents

マトリクス切り換え装置

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Publication number
JPH0560734A
JPH0560734A JP3253131A JP25313191A JPH0560734A JP H0560734 A JPH0560734 A JP H0560734A JP 3253131 A JP3253131 A JP 3253131A JP 25313191 A JP25313191 A JP 25313191A JP H0560734 A JPH0560734 A JP H0560734A
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JP
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lines
switch
line
control signal
input
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Application number
JP3253131A
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English (en)
Inventor
Yoshihiko Takishita
芳彦 瀧下
Soji Sasaki
荘二 佐々木
Fumito Iwasaki
史十 岩崎
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マトリクス回路での入力線と出力線との接続
数を、スイッチ選択及びタイミング信号の印加の仕方で
選択できるようにしたい。 【構成】 マトリクス回路の斜め方向のスイッチ列に制
御信号線を接続し、この制御信号線の選択を、スイッチ
及びタイミング信号の印加の仕方によって行うようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子走査形超音波検査
装置での走査切り換え、メモリのアドレス切り換え、表
示回路の素子の切り換え等に使用して好適なマトリクス
切り換え装置に関する。
【0002】
【従来の技術】マトリクス回路は、縦×横がn×mの線
路(一方が入力線、他方が出力線)と、この全交点に設
けたクロスポイントスイッチとより成り、ONしたクロ
スポイントスイッチにつながる縦と横との入出力線線路
を連結させることとしている。マトリクス回路は、電子
走査形超音波検査装置やメモリ、表示回路等に数多く使
用されている。電子走査形超音波検査装置では、複数の
超音波信号を1つの焦点に集束するようにした、遅延時
間を利用した焦点集束法の中で使われる。
【0003】図16に8×8のマトリクス回路4及び切
り換え回路30を示す。切り換え回路30は、8個の入
力線A〜Hと8個の出力線a〜bとの連結内容を自動更
新する機能を持つ、プリント板である。マトリクス交点
に表示の○印や△印の記号は、クロスポイントスイッチ
である。斜め方向毎の同一信号は同時に駆動されるスイ
ッチ列であり、全部で15列存在する。各スイッチ列
は、接続線L1〜L15でつながる。但し、端部スイッチ
(H−a交点、A−h交点)はスイッチが1個の故に接
続線はないが説明の都合上存在するものとする。更に、
15個の接続線L1〜L15には15個の制御信号線が連
結され、制御端子〜につながる。
【0004】例えば、黒マル印のA−a交点〜H−h交
点は同時に選択され、白マル印のA−c交点〜F−h交
点、G−a交点、H−b交点は、黒マル印とは別の時刻
で同時に選択される。これらの選択を決定するのが端子
〜に加えるタイミング信号T1〜T8である。タイミ
ング信号T1〜T8は、T1→T2→…T8→T1→T2…の
如くシーケンシャルに発生し、T1では黒マル印のスイ
ッチを選択して同時にONにし、T2では上三角印(△
印)のスイッチを選択して同時にONする。このスイッ
チONによる連結は以下の如くなる。 (1)T1印加 A−a、B−b、C−c、…、H−hの連結を作り出
す。 (2)T2印加 B−a、C−b、C−d、…、H−g、A−hの連結を
作り出す。 (3)T3印加 C−a、D−b、E−c、…、H−f、A−g、B−h
の連結を作り出す。… … … … … … … …
… … … … (4)T8印加 H−a、A−b、B−c、…、G−hの連結を作り出
す。 このように、T1〜T8をシーケンシャルに印加すること
によって、A〜Hとa〜hとの相互の8個の連結状態が
次々に更新してゆく。
【0005】一方、図17は、8×8のマトリクス回路
4をそのまま用い、切り換え回路30の代わりに別の切
り換え回路31を用いて、縦と横との6個の入力線A〜
Fと出力線a〜fとを連結させる例である。マトリクス
回路4の8つの縦、横の線路(端子)の中で2個はそれ
ぞれ空線路(端子)として扱って始めから除外し、選択
対象としては扱わないようにしてある点が1つの特徴で
ある。従って、クロスポイントスイッチも、その空端子
に接続されるものは、ONの対象にはなり得ない。図で
は、このONの対象になり得ないスイッチは、特に記号
表示法は採用していない。更に、タイミング信号を印加
する端子も〜の6個でよく、右端部の2個は使用し
ない。このマトリクス回路での連結は、端子〜に印
加するタイミング信号T1、T2、…、T6で行われ、以
下となる。 (1)T1印加 A−a、B−b、…、F−fの連結を作り出す。 (2)T2印加 B−a、C−b、…、F−e、A−fの連結を作り出
す。 (3)T3印加 C−a、D−b、…、F−d、A−e、B−fの連結を
作り出す。… … … … … … … … … … (4)T6印加 F−a、A−b、…、E−fの連結を作り出す。 以上の図17は6×6の選択例であったが、この他に5
×5、4×4、2×2等の各種の選択例も存在する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これら各種の選択例を
実現するには、マトリクス回路は、すべて同一のもので
よいが、切り換え回路の構成が各々の選択例毎に異な
る。このことを図16、図17の例で説明する。図16
と、図17とを対比するに、8×8の選択例と6×6の
選択例とは、どのタイミング端子にタイミング信号を加
えるかの違い(8×8では右第1番のタイミング端子を
開始点として、T1〜T8を印加、6×6では右第3番目
のタイミング端子を開始点としてT1〜T6を印加)とも
みることができ、この点では、8つのタイミング端子の
選択法によって8×8、6×6等の各種の組合せを実現
できるはずであり、同一切り換え回路が使用できるはず
となる。しかし、図16と図17とでは、タイミング端
子とクロスポイントスイッチとの接続法は異なる。例え
ば、図16の端子はスイッチ接続ラインL7、L10
につながっているのに対して、この端子に相当する位
置の図17の端子は接続ラインL7、L1とにつながっ
ている。図16の端子はスイッチ接続ラインL5とL9
とにつながっているのに対して、この端子に相当する
位置の図17の端子は接続ラインL5とL10とにつな
がっている。
【0007】従って、各種の選択法を実現するには、同
一マトリクス回路に対して、タイミング端子の接続法が
異なることになり、実際上は、同一マトリクス回路に対
して、それぞれの選択法に結線された8×8用のプリン
ト板30、6×6用のプリント板31を用意しておき、
使用時に、マトリクス回路に接続するやり方をとってい
た。以上は超音波の例であったが、メモリのアドレス切
り換えや表示回路の表示素子の切り換えでも同様な問題
がある。
【0008】本発明の目的は、各種の選択例を1個のプ
リント板で可能にしてなるマトリクス切り換え装置を提
供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、一方向に配列
された複数の入力線と、該入力線と交叉して他方向に配
列された複数の出力線と、該入力線と出力線との各交叉
部分で入力線と出力線との接・断を行うクロスポイント
スイッチと、より成るマトリクス回路において、上記ク
ロスポイントスイッチの切り換え信号を伝達する制御信
号線と、上記入力線と出力線との接続数を任意に変える
べく、該制御信号線に切り換え信号を選択的に供給する
制御手段と、より成る(請求項1)。
【0010】更に、本発明は、一方向に配列されたM個
の入力線と、該入力線と交叉して他方向に配列されたM
個の出力線と、該入力線と出力線との各交叉部分で入力
線と出力線との接・断を行うクロスポイントスイッチ
と、より成るマトリクス回路において、斜め方向毎にク
ロスポイントスイッチ列を同時駆動する、スイッチ列毎
に設けた(2M−1)個のスイッチ接続線と、スイッチ
接続線に連結された(2M−1)個の制御信号線と、該
(2M−1)個の制御信号線の中の、端部から中央にか
けてのM個の制御信号線に連結した、M個の切り換え信
号線と、上記(2M−1)個の制御信号線と上記M個の
切り換え信号線との接・断交点部に設置した接・断スイ
ッチと、選択する入出力線接続数N(1≦N≦M)で定
まるタイミング信号を発生する手段と、該接続数N対応
の接・断スイッチをオンする手段と、上記タイミング信
号を、上記(2M−1)個の制御信号線の中の端部から
中央にかけてのM個の制御信号線に選択的に印加する手
段と、より成る(請求項2)。
【0011】更に本発明は、一方向に配列されたM個の
入力線と、該入力線と交叉して他方向に配列されたM個
の出力線と、該入力線と出力線との各交叉部分で入力線
と出力線との接・断を行うクロスポイントスイッチと、
より成るマトリクス回路において、斜め方向毎にクロス
ポイントスイッチ列を同時駆動する、スイッチ列毎に設
けた(2M−1)個のスイッチ接続線と、該(2M−
1)個のスイッチ接続線に連結された(2M−1)個の
制御信号線と、(2M−1)個の制御信号線の中の端部
から中央にかけてのM個の制御信号線と中央直後から他
方の端部にかけての(2M−1)個の制御信号線とを、
選択する入出力線接続数N(1≦N≦M)で定まる対応
関係のもとでジャンパ線で接続可能な、(2M−1)個
の制御信号線に設けたピンホールと、上記接続数Nで定
まるタイミング信号を発生する手段と、該タイミング信
号を、上記(2M−1)個の制御信号の中の端部から中
央にかけてのM個の制御信号線に選択的に印加する手段
と、より成る(請求項3)。
【0012】本発明のマトリクス回路は、超音波検査装
置における超音波ビームの送受信時に使用するマトリク
ス回路とする(請求項4)。
【作用】本発明によれば、入力線と出力線との接続数を
任意に変えるべく、制御信号線に切り換え信号を選択的
に供給する(請求項1〜3)。更に本発明によれば、マ
トリクス回路のクロスポイントスイッチの他に、斜め方
向のスイッチ列を選択するための接・断スイッチを設け
て、このスイッチの選択により入力線と出力線との接続
数を任意に変更できる(請求項2、3)。更に本発明に
よれば、入力線と出力線との接続数を、制御信号線の組
合せによって可変化させておくことにより、接・断スイ
ッチの切り換えと合わせて組合せを選ぶことによって、
入力線と出力線との接続数を任意に変更できる(請求項
2)。更に本発明によれば、ピンホールとジャンパー線
とを利用して、入力線と出力線との接続数を任意に変更
できる(請求項3)。更に本発明によれば、超音波検査
装置での送受信に用いるマトリクス回路の、切り換えに
使用可能である(請求項4)。
【0014】
【実施例】図1は本発明の切り換え装置の実施例図であ
る。本実施例の切り換え装置は以下の構成より成る。 マトリクス回路4…このマトリクス回路は、M=8とし
た場合での図16で示したマトリクス回路と同一構成の
ものであり、8個の入力線A〜Hと8個の出力線a〜h
とその交点の接・断を行うクロスポイントスイッチ5と
より成る。更に、斜め方向のスイッチ列を結ぶ接続線
(ライン)L1〜L15を設けている点も図16と同じで
ある。 プリント板32…マトリクス回路4の入出力線接続線数
を選択制御するものであり、15本(Mで表現すると
(2M−1)本)の接続線に連結された15本の制御信
号線と7本(Mで表現すると(M−1)本)切り換え信
号線R9〜R15、信号線RとR9〜R15との接・断交点部
に設置したクロスポイントスイッチ32Aより成る。7
本の切り換え信号線R9〜R15は、15本の制御信号線
Rの中で、図左端部から中央までの7本の信号線R1
7に連結した信号線であり、この7本の信号線R9〜R
15は、信号線R1〜R7に対して交叉する方向に配列して
ある(尚、信号線R9〜R15も制御信号線であるが、1
5本の縦方向の信号線Rに対して横方向に配列されたも
のであり、これを便宜上切り換え信号線と称した)。制
御信号線Rの中で端部から中央にかけての8本の制御信
号線R1〜R8は、外部端子〜に接続されている。制
御信号線Rと切り換え信号線R9〜R15とは、図の様な
28個のクロスポイントスイッチ32A(接・断スイッ
チ)で接・断制御されるようになっている。28個のク
ロスポイントスイッチ32Aの設置位置は、マトリクス
回路4の入出力線接続線対応位置である。
【0015】これらの制御信号線R1〜R8と切り換え信
号線R9〜R15及びクロスポイントスイッチ32Aとの
結線関係を以下に示す。 制御信号線R8…外部端子に直接に接続され、スイッ
チ32Aを介して切り換え信号線R9、R10、R11に間
接に接続されて、マトリクス回路のスイッチ接続ライン
1に連結する線路である。 信号線R7、R15…外部端子に直接に共通に接続さ
れ、更に、信号線R7は接続ラインL2に連結され且つス
イッチ32Aを介してR9、R10、R11に間接に接続さ
れ、信号線R15はスイッチ32Aを介して間接に接続ラ
インL15(スイッチそのものである)に連結される線路
である。 信号線R6、R14…外部端子に直接に共通に接続さ
れ、且つ信号線R6は接続ラインL3に連結され且つスイ
ッチ32Aを介してR9、R10に間接に接続され、信号
線R14はスイッチ32Aを介して間接に接続ライン
13、L14に連結される線路である。 信号線R5、R13…外部端子に直接に共通に接続さ
れ、更に信号線R5は接続ラインL4に連結され且つスイ
ッチ32Aを介して信号線R9、R10に間接に接続さ
れ、信号線R13はスイッチ32Aを介して接続ラインL
11、L12、L13に間接に連結される。
【0016】信号線R4、R12…外部端子に直接に共
通に接続され、更に信号線R4は接続ラインL5に連結さ
れ且つスイッチ32Aを介して信号線R9に間接に接続
され、信号線R12はスイッチ32Aを介して接続ライ
ン、L9〜L12に間接に連結されている。 信号線R3、R11…外部端子に直接に共通に接続さ
れ、更に信号線R3は接続ラインL6に連結され且つスイ
ッチ32Aを介して信号線R9に間接に接続され、信号
線R11はスイッチ32Aを介して接続ラインL2
15、L1、L9、L10、L11に間接に連結されている。 信号線R2、R10…外部端子に直接に共通に接続さ
れ、信号線R2は接続ラインL7に連結され、信号線R10
はスイッチ32Aを介して接続ラインL4、L13、L3
14、L2、L15、L1、L9、L10に間接に連結されて
いる。 信号線R1、R9…外部端子に直接に共通に接続され、
信号線R1は接続ラインL8(スイッチそのもの)に連結
され、信号線R9はスイッチ32Aを介して接続ライン
6〜L1、L9、L11〜L15に間接に連結されている。
【0017】以上の切り換え回路32は、28個のスイ
ッチ32Aの選択的なONにより、8×8、7×7、6
×6、…、2×2のすべての選択が自在に可能な構成で
あり、図2は、8×8の選択例を示す。8×8りの選択
では、図2に示す通り、スイッチ32Aの中で右端部の
スイッチS1〜S7の7個のスイッチをONにする。この
結果は図16と実質的に同一外部回路構成となり、端子
〜にT1〜T8を次々に加えることによって、図16
と同一選択手順で8×8の選択がなされる。
【0018】図3は6×6の選択例を示す。この選択で
は、図3に示す通り、5個のスイッチS8〜S12をON
にする。この結果は、図17と実質的に同一外部構成と
なり、端子〜にT1〜T6を次々に加えることによっ
て、図16と同一選択手順で6×6の選択がなされる。
【0019】図4は2×2の選択例を示す。この選択で
は、スイッチS13のみをONとする。この状態で、端子
に信号T1を加えるとB−a、A−bの連結がなされ
る。次で端子に信号T2を加えると、A−a、B−b
の連結がなされる。尚、信号T1印加時には、スイッチ
13のONか否かは関係ない故に、T1印加時にはS13
をOFFにしておき、T2印加時のみS13をONにして
もよい。以上の各8×8、6×6、2×2の選択例は、
図5に示すように、マトリクス回路に対して、右側から
左側への選択例であったが、外部回路の結果の仕方によ
っては図6に示すように左側から右側への選択例も可能
である。図7には、図6を実現する実施例を示す。この
実施例は、図1の実施例と対称形の故に、詳細は省略す
るが、同様な個数選択が可能であることは明らかであろ
う。
【0020】図18に他の実施例を示す。図1と異なる
所は、切り換え回路40であり、その他の部分はまった
く同じ構成となっている。本実施例の切り換え回路40
内にはピンホール40Aを35ケ所に設けてある。ここ
で言うピンホールとは、ジャンパー線(渡り線)の先端
に取り付けたピン(オス側)を自由にぬきさしできるメ
ス側のピン穴を指す。(もちろんジャンパー線の先端が
メス側ピン(凹)の場合は、40Aはオス側(凸)ピン
となる。)
【0021】図19は図18の切り換え回路の部分の拡
大図である。35ケ所の各ピンホール40Aに記号をつ
け、順次説明をする。まず、入出力信号線数=8の場合
を考える。前の実施例では、図2の場合に相当する。7
本のジャンパー線を使用し、SとS8,UとU8,Vと
V8,WとW8,XとX8,YとY8,ZとZ8をそれ
ぞれ接続することにより、図2の結線と等しくなるた
め、同じ動作が可能となる。
【0022】次に入出力信号線数=6の場合(図3に相
当)は、5本のジャンパー線を使用して、SとS6,U
とU6,VとV6,WとW6,XとX6をそれぞれ接続
することにより、図3の結線と同じになる。他の入出力
信号線数の場合も同様に接続すれば良く、2〜8の全ケ
ースに付いて下表に一覧する。
【表1】 尚、入出力信号線数=Nとすると使用するジャンパー線
数は(N−1)である。
【0023】以上に説明したジャンパー線により、入出
力信号線数を変える方法は、図1の方法に較べて安価に
製作できる。その理由を以下に述べる。図1の切り換え
回路32の部分をプリント基板で構成する場合、縦に走
る信号線を表面に配線し、横に走る信号線を裏面に配線
する必要がある。これに対し、図18の切り換え回路4
0の場合は縦に走る信号線のみであるため、片面印刷の
基板で製作可能となる。しかし、反面入出力信号線数を
ジャンパー線で変えるために手動にせざるをえない。
(図1の場合は自動設定可能である。)なお、本実施例
では、40Aをぬきさし可能なピンホールとしたが、単
にプリント基板のスルーホールでも良く、この場合は、
ジャンパー線の半田付けとなる。
【0024】電子走査型超音波検査装置での走査切り換
え例を図8に示す。アレイ探触子10は、128個の振
動子10より成り、128個の振動子10は、10
(1)〜10(128)で示してある。128個の振動
子10は、同時励振の振動子数は8個とし、この8個の
振動子で1本のビーム形成を行わせるものとする。8個
の振動子は、左側から右側に沿って次々に選択され、全
部で121本のビーム形成が128個の振動子10によ
って可能となる。この振動子選択及び超音波放射の駆動
電圧の印加制御を行うのが制御回路11である。8個毎
の振動子選択例及び手順は図9に示すように下記とな
る。但し、図9でAPはアレイ振動子ピッチ,SPはサ
ンプルピッチ,B1〜B121はビーム,F1〜F121は焦点
位置を示す。 第1ビームB1…10(1)〜10(8) 第2ビームB2…10(2)〜10(9) 第3ビームB3…10(3)〜10(10) … … … … … … … … … 第121ビームB121…10(121)〜10(12
8) 第1ビーム形成のための8個の振動子10(1)〜10
(8)の駆動例を図10に示す。遅延回路12(1)〜
12(8)には、パルス電圧Pが入力し、その遅延時間
1〜D8に応じて遅延されたパルス電圧P1〜P8が発生
する。振動子10(1)〜10(8)はP1〜P8によっ
て励振され一定焦点位置に集束する超音波ビームを放出
する。遅延時間D1〜D8は、ビームの焦点決定用に供
し、焦点FのビームBを得たい場合にはその焦点位置F
に、8個の振動子から放射された超音波が同一時刻に到
達するように、遅延時間D1〜D8を与える。焦点F′の
ビームを得たい場合には同様に、位置F′に、8個の振
動子から放射された超音波が同一時刻に到達するよう
に、遅延時間D1〜D8を与える。この焦点距離によって
定まる遅延時間は、一般に遅延パターンと呼ばれてい
る。
【0025】図11は、電子走査型超音波検査装置の全
体構成であり、特に制御回路11の内部構成を詳述した
図である。 マイクロプロセッサ13…全体の管理を行うと共に、送
信遅延回路12、マトリクス回路50、シフトレジスタ
17、マトリクス回路19の制御を行う。 送信遅延回路12…遅延パターンによって定まる遅延時
間を与える回路であり、図10の遅延回路12(1)〜
12(8)に相当する。図10では制御回路11と別個
としたが本例では制御回路11の一部として扱った。ど
の遅延パターンであるかは焦点位置によって定まり、焦
点位置を与えての遅延パターンの設定は、マイクロプロ
セッサ13が行う。 マトリクス回路50…この回路50は図1のマトリクス
回路4と切り換え回路32とを含めた回路である。この
回路50の目的は、121本の送信超音波ビームの中か
ら1つの送信超音波ビームを選択するための回路であ
る。但し、この回路50は、第1ビーム→第2ビーム→
…→第121ビームの如くビーム番号順にシーケンシャ
ルに番号更新を行う選択法をとる。送信超音波ビーム選
択とは、前述の如く、8個の振動子として、アレイ探触
子10の中のどの位置の8個の振動子を選ぶかというこ
とであり、結局この選んだ8個の振動子に送信遅延回路
12の8個の遅延出力P1〜P8を与えることでもある。
マトリクス回路50と遅延回路12と分配器15との関
連実施例については図12に示してある。
【0026】分配器15…マトリクス回路50で選ん
だ、ビーム番号に所属する、アレイ探触子10の振動子
へ遅延パターンを与えるための、選択回路である。具体
例は図14、図15に示す。 送受信回路16、シフトレジスタ回路17…マトリクス
回路50で選んだ、ビーム番号に所属する振動子へ、実
際に遅延パターンに応じた励起電圧を与え、且つその時
の反射波を受診する回路が、送受信回路である。シフト
レジスタ回路17は、この時の8個の振動子を特定する
ための回路である。この回路16、17の具体例は図1
5に示す。 加算器18…分配器15と同じ構成であり、異なる点
は、分配器15の入力が加算器18では出力となり、分
配器15の出力が加算器18では入力となる点である。 マトリクス回路19…マトリクス回路50と同じ構成で
あり、加算器18の場合と同じように、入出力が互いに
逆となる。 波形加算回路20…8個の振動子からの反射信号を総加
算する回路であり、この加算出力が焦点からの反射信号
として扱われる。
【0027】図12は、マトリクス回路50を中心とす
る回路例である。マトリクス回路50は、縦×横が8×
8の大きさのマトリクスであり、64個の全交点は、ス
ィッチで結ばれている。このスィッチ切り換えを行うの
が図1の切り換え回路32であり、切り換え回路32の
切り換え制御を行うのがマイクロプロセッサ13であ
る。但し、図12では切り換え回路32は省略してあ
る。縦方向の8本のラインは、送信遅延回路12の8個
の遅延時間D1〜D8で遅延された遅延出力P1〜P8 対応
の出力端子A〜Hと接続し、横方向の8本のラインは分
配器15の8個の入力端子a〜hと接続してある。マト
リクス回路14は、出力端子A〜Hと入力端子a〜hと
の対応関係を選択ビーム番号によって切り換える回路で
ある。具体的に述べると以下となる。 第1ビームB1の場合。 端子A(P1)と端子a,端子B(P2)と端子b,…,
端子H(P8)と端子hとを、互いに接続するように交
点スィッチを選択し、ONする。 第2ビームB2の場合。 端子A(P1)と端子b,端子B(P2)と端子c,…,
端子G(P7)と端子h,端子H(P8)と端子aとを、
互いに接続するように交点スィッチを選択し、ONす
る。
【0028】第3ビームB3の場合。 端子A(P1)と端子c,端子B(P2)と端子d,…端
子F(P6)と端子h,端子G(P7)と端子a,端子H
(P8)と端子bとを、互いに接続するように交点スィ
ッチを選択し、ONする。以下、第4ビームB4、第5
ビームB5についても次々に1個ずつ端子a〜hとA〜
Hとの組合せを変更しながら選択をはかる。図14で、
□印が第1ビームB1でのONにする交点スィッチであ
り、△印が第2ビームB2でのONにする交点スィッチ
であり、○印が第3ビームB3でのONにする交点スィ
ッチであり、この組合せは上述した通りである。図13
には、交点スィッチ例を示す。Aーaの接続のためには
スィッチSW1をONにして、Bーbの接続のためには
SW2をONにすればよい。
【0029】図14は分配器15の構成であり、入力端
子a〜hに対して、図の如き組合せ方で128個の振動
子番号との関係を規定する。即ち、入力端子aに対して
は、 振動子番号1、9、17、25…、113、121、 入力端子bに対しては、 振動子番号2、10、18、26、…、114、12
2、 入力端子cに対しては、 振動子番号3、11、19、27、…、115、12
3、… … … … … … … … … … 入力端子hに対しては、 振動子番号8、16、24、32、…、120、12
8、 の如く、入力端子a〜hと振動子番号1〜128との対
応ずけ(接続)をなすようにしてある。但し、分配器1
5では、端子aに対して、1、9、17、…、121の
合計16個の振動子番号が共通接続となっており、例え
ば遅延時間D1のパルスP1が印加されると、これがこの
16個の対応振動子に同時に共通に印加され、16個の
振動子が同時に励起されてしまう。端子b〜hについて
も同じである。こうした不合理をなくすための回路が図
15のシフトレジスタ17である。即ち、シフトレジス
タ17は選択ビーム番目に応じた8個のビット位置出力
Qがオール“1”となる回路であり、分配器15の8個
の入力端子a〜h対応のそれぞれ16個の中の1つを、
この8個のビット位置出力Q(オール“1”)で選択す
ることとした。
【0030】図15に沿って具体的に述べる。図15で
シフトレジスタ17は、#1〜#128の合計128ビ
ット長のシフトレジスタである。このレジスタ17に
は、連続する8ビットにわたってオール“1”となるデ
ータがプリセットされる。プリセット位置は、#1〜#
8の位置である。この8ビットオール“1”なるデータ
は、ビーム形成用の8個の振動子選択データである。こ
の振動子選択データは、ビーム番号の更新に応じて1ビ
ットずつビット番号の上位に向かってシフトするように
制御を受ける。即ち、第1ビームB1を選択したい時に
は、プリセットされたビット位置(#1〜#8)のまま
で、出力Q1〜Q128を発生させる。この場合Q1〜Q8
オール“1”で、Q9〜Q128がオール“0”となる。第
2ビームB2を選択したい時には8ビットの振動子選択
データを1ビット上位にシフトし、ビット位置(#2〜
#9)がオール“1”となり、出力Q2〜Q9がオール
“1”、出力Q10〜Q128、Q1がオール“0”となる。
第3ビームを選択したい時には更に1ビットシフトし、
出力Q3〜Q10がオール“1”、出力Q11〜Q128
1、Q2がオール“0”となる。以下ビーム番号の更新
に応じて順次シフトしてゆく。尚、シフトレジスタ17
は、#128のデータが1ビットシフトで、#1に戻る
ようになっている(いわゆるリング形式)。
【0031】更に、送受信回路16は、128個の振動
子10(1)〜10(128)に対応する数へ送受信回
路素子より成り、例えば振動子10(1)に対応する回
路素子は、送信器T1、受信器R1、アンドゲートX1
り成る。振動子10(1)選択時には、シフトレジスタ
のQ1端子出力が“1”となりアンドゲートX1を開き、
分配器15の第1番目の出力端子の遅延パルスを通す。
これは、送信器T1を経て高圧パルス(又はバースト
波)となり、振動子10(1)を励振する。試料からの
反射波は、振動子10(1)で検出され、受信器(Q1
端子が“1”でONとなる)R1で受信され、加算器1
8へと送られる。残りの127個の送受信回路素子も同
様構成及び動作をなす。
【0032】かくして、8個の選択振動子に対して、規
定の焦点となるような遅延パターンに従った励起が行わ
れ、更にこれらの反射信号は総加算されて、1つの反射
信号となり、検査対象として処理・解析に供される。選
択の場合には、マトリクス回路50の切り換え回路32
を図3の如くマイクロプロセッサ13が制御を行えばよ
い。尚、送信用の振動子と受信用の振動子とを一致させ
た例を示したが、不一致の組合せ方もありうる。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、マトリクス回路にプリ
ント板等より成る切り換え回路を付加するだけで、入出
力線接続線数の任意の選択が可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の切り換え装置の実施例図である。
【図2】図1の実施例に対する8×8選択例を示す図で
ある。
【図3】図1の実施例に対する6×6選択例を示す図で
ある。
【図4】図1の実施例に対する2×2選択例を示す図で
ある。
【図5】図1の実施例に対する各種選択例を示す図であ
る。
【図6】図5の選択例と逆選択例を示す図である。
【図7】本発明の切り換え装置の他の実施例図である。
【図8】超音波探触子の超音波ビーム選択例を示す図で
ある。
【図9】超音波探触子の超音波ビームと焦点移動例図で
ある。
【図10】超音波探触子での遅延パターン例を示す図で
ある。
【図11】超音波検査装置の構成図である。
【図12】超音波検査装置でのマトリクス回路を中心と
する実施例図である。
【図13】マトリクス回路での入出力線とクロスポイン
トスィッチとの構成例図である。
【図14】分配回路の実施例図である。
【図15】超音波探触子の送受信系統例図である。
【図16】従来の8×8切り換え装置を示す図である。
【図17】従来の4×4切り換え装置を示す図である。
【図18】本発明の切り換え装置の他の実施例図であ
る。
【図19】図18の実施例でのスィッチ切り換えを示す
図である。
【符号の説明】
4 マトリクス回路 5 クロスポイントスィッチ 32 切り換え回路 32A クロスポイントスィッチ L1〜L15 接続線(ライン) R 制御信号線 R1〜R8 制御信号線 R9〜R15 切り換え信号線 T1〜T8 タイミング信号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方向に配列された複数の入力線と、該
    入力線と交叉して他方向に配列された複数の出力線と、
    該入力線と出力線との各交叉部分で入力線と出力線との
    接・断を行うクロスポイントスイッチと、より成るマト
    リクス回路において、上記クロスポイントスイッチの切
    り換え信号を伝達する制御信号線と、上記入力線と出力
    線との接続数を任意に変えるべく、該制御信号線に切り
    換え信号を選択的に供給する制御手段と、より成るマト
    リクス切り換え装置。
  2. 【請求項2】 一方向に配列されたM個の入力線と該入
    力線と交叉して他方向に配列されたM個の出力線と、該
    入力線と出力線との各交叉部分で入力線と出力線との接
    ・断を行うクロスポイントスイッチとより成るマトリク
    ス回路において、斜め方向毎にクロスポイントスイッチ
    列を同時駆動する、スイッチ列毎に設けた(2M−1)
    個のスイッチ接続線と、スイッチ接続線に連結された
    (2M−1)個の制御信号線と、該(2M−1)個の制
    御信号線の中の、端部から中央にかけての(M−1)個
    の制御信号線に連結した、(M−1)個の切り換え信号
    線と、上記(2M−1)個の制御信号線と上記(M−
    1)個の切り換え信号線との接・断交点部に設置した接
    ・断スイッチと、選択する入出力線接続数N(1≦N≦
    M)で定まるタイミング信号を発生する手段と、該接続
    数N対応の接・断スイッチをオンする手段と、上記タイ
    ミング信号を、上記(2M−1)個の制御信号線の中の
    端部から中央にかけてのM個の制御信号線に選択的に印
    加する手段と、より成るマトリクス切り換え装置。
  3. 【請求項3】 一方向に配列されたM個の入力線と、該
    入力線と交叉して他方向に配列されたM個の出力線と、
    該入力線と出力線との各交叉部分で入力線と出力線との
    接・断を行うクロスポイントスイッチと、より成るマト
    リクス回路において、斜め方向毎にクロスポイントスイ
    ッチ列を同時駆動する、スイッチ列毎に設けた(2M−
    1)個のスイッチ接続線と、該(2M−1)個のスイッ
    チ接続線に連結された(2M−1)個の制御信号線と、
    (2M−1)個の制御信号線の中の端部から中央にかけ
    てのM個の制御信号線と中央直後から他方の端部にかけ
    ての(M−1)個の制御信号線とを、選択する入出力線
    接続数N(1≦N≦M)で定まる対応関係のもとでジャ
    ンパ線で接続可能な、(2M−1)個の制御信号線上に
    設けたピンホールと、上記接続数Nで定まるタイミング
    信号を発生する手段と、該タイミング信号を、上記(2
    M−1)個の制御信号の中の端部から中央にかけてのM
    個の制御信号線に選択的に印加する手段と、より成るマ
    トリクス切り換え装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2のマトリクス回路は、超
    音波検査装置における超音波ビームの送受信時に使用す
    るマトリクス回路とするマトリクス切り換え装置。
JP3253131A 1991-09-04 1991-09-04 マトリクス切り換え装置 Pending JPH0560734A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003515156A (ja) * 1999-11-26 2003-04-22 プラッツ、カール−オットー 透明なキャリア上の容量性センサ
JP2017511247A (ja) * 2014-04-18 2017-04-20 バタフライ ネットワーク,インコーポレイテッド 単一基板超音波撮像装置の構造、関連装置、及び方法
US10856847B2 (en) 2013-03-15 2020-12-08 Butterfly Network, Inc. Monolithic ultrasonic imaging devices, systems and methods

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