JPH0560785A - 1軸加速度計を用いた重力傾斜計測装置 - Google Patents
1軸加速度計を用いた重力傾斜計測装置Info
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- JPH0560785A JPH0560785A JP3248214A JP24821491A JPH0560785A JP H0560785 A JPH0560785 A JP H0560785A JP 3248214 A JP3248214 A JP 3248214A JP 24821491 A JP24821491 A JP 24821491A JP H0560785 A JPH0560785 A JP H0560785A
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- Gyroscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 1軸加速度計を用いた重力傾斜計測装置に関
し、航空機、宇宙機等飛翔体に作用する重力加速度の算
出に必要な重力傾斜を計測可能にする。 【構成】 飛翔体内に重心P0を通る直交座標系P0−x
yzを設定し、xy平面上に4個の1軸加速度計を、y
z平面上に4個の1軸加速度計を、zx平面上に2個の
1軸加速度計を配し、同一平面上に配した各加速度計の
入力軸が2個宛同方向に向くよう配置した、合計10個
の1軸加速度計を用いた計測システムを構成する。ここ
で「平面上に配置」とは、1軸加速度計の入力軸がその
面上に存することを意味する。
し、航空機、宇宙機等飛翔体に作用する重力加速度の算
出に必要な重力傾斜を計測可能にする。 【構成】 飛翔体内に重心P0を通る直交座標系P0−x
yzを設定し、xy平面上に4個の1軸加速度計を、y
z平面上に4個の1軸加速度計を、zx平面上に2個の
1軸加速度計を配し、同一平面上に配した各加速度計の
入力軸が2個宛同方向に向くよう配置した、合計10個
の1軸加速度計を用いた計測システムを構成する。ここ
で「平面上に配置」とは、1軸加速度計の入力軸がその
面上に存することを意味する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ロケット、航空機、
宇宙機等飛翔体の位置、速度の算出に必要な1軸加速度
計を用いた重力傾斜計測装置に関する。
宇宙機等飛翔体の位置、速度の算出に必要な1軸加速度
計を用いた重力傾斜計測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にロケット、航空機、宇宙機等飛翔
体の慣性空間に対する位置、速度を、外部からの情報を
用いることなく機上のセンサによって求めるには、ジャ
イロ、加速度計からの出力及び時々刻々の重力加速度が
必要になるので、各種搭載型のセンサが開発・使用され
ている。重力加速度に関しては、これを搭載型のセンサ
によって直接求めることはほとんど不可能に近く、通常
は地球、月等他の対象物体の質量分布モデルをあらかじ
め決めておいて、このモデルと対象物体に対する飛翔体
の相対的な位置関係とを用いて算出されている。質量分
布モデルそのものが時間とともに変化するような場合ま
たは精密な質量分布モデルの設定が困難な場合には、重
力加速度そのものを機上で実時間精密計測することが高
精度航法に対して必要となる。飛翔体に作用する重力加
速度は飛翔体内の各位置によってわずかながら異なるの
で、複数個の加速度計を用いて、加速度計の出力の差を
重力の傾斜(単位距離当りの重力の差)として計測し、
この計測値を空間積分して時々刻々の重力加速度を求め
る試みがなされている。そのために、種々の重力傾斜計
測装置が開発されつつある。
体の慣性空間に対する位置、速度を、外部からの情報を
用いることなく機上のセンサによって求めるには、ジャ
イロ、加速度計からの出力及び時々刻々の重力加速度が
必要になるので、各種搭載型のセンサが開発・使用され
ている。重力加速度に関しては、これを搭載型のセンサ
によって直接求めることはほとんど不可能に近く、通常
は地球、月等他の対象物体の質量分布モデルをあらかじ
め決めておいて、このモデルと対象物体に対する飛翔体
の相対的な位置関係とを用いて算出されている。質量分
布モデルそのものが時間とともに変化するような場合ま
たは精密な質量分布モデルの設定が困難な場合には、重
力加速度そのものを機上で実時間精密計測することが高
精度航法に対して必要となる。飛翔体に作用する重力加
速度は飛翔体内の各位置によってわずかながら異なるの
で、複数個の加速度計を用いて、加速度計の出力の差を
重力の傾斜(単位距離当りの重力の差)として計測し、
この計測値を空間積分して時々刻々の重力加速度を求め
る試みがなされている。そのために、種々の重力傾斜計
測装置が開発されつつある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記のよう
に従来の方法で飛翔体に作用する重力加速度を求めた場
合、万有引力の要因となる物体(地球、太陽、月、他の
飛翔体等)の質量分布があらかじめ正確に定められてい
なければ、重力加速度を正確に算出することはできな
い。例えば、地球の地殻は絶えず変動しており、地球の
形状にも変化が生じているので、従来の方法で地球に対
する飛翔体の重力加速度を求めた場合、それらの時々刻
々の変化に対応する重力加速度成分の値は求めることが
できない。すなわち、従来の重力加速度の算出方法で
は、算出される値の精度的な限界が問題点となってい
る。
に従来の方法で飛翔体に作用する重力加速度を求めた場
合、万有引力の要因となる物体(地球、太陽、月、他の
飛翔体等)の質量分布があらかじめ正確に定められてい
なければ、重力加速度を正確に算出することはできな
い。例えば、地球の地殻は絶えず変動しており、地球の
形状にも変化が生じているので、従来の方法で地球に対
する飛翔体の重力加速度を求めた場合、それらの時々刻
々の変化に対応する重力加速度成分の値は求めることが
できない。すなわち、従来の重力加速度の算出方法で
は、算出される値の精度的な限界が問題点となってい
る。
【0004】本発明は、そのような問題点を解決するた
めに、飛翔体の重力加速度の傾斜(重力加速度の空間微
分)を計測し、この計測値を積分することによって重力
加速度そのものを機上で算出することを目標とし、この
目標達成のために必要な1軸加速度計を用いた重力傾斜
計測装置を提供することを目的とする。
めに、飛翔体の重力加速度の傾斜(重力加速度の空間微
分)を計測し、この計測値を積分することによって重力
加速度そのものを機上で算出することを目標とし、この
目標達成のために必要な1軸加速度計を用いた重力傾斜
計測装置を提供することを目的とする。
【0005】なお、重力傾斜計測の概念について説明す
ると次の通りである。
ると次の通りである。
【0006】(a)重力加速度と重力傾斜 宇宙空間を運動している飛翔体は、万有引力の法則によ
って地球、月、太陽、他の飛翔体等質量を有する物体か
ら引力を受ける。図4はそのことをモデルとして示して
いる。図4(A)において、点Oは運動の基準点であ
り、この点と飛翔体の重心P0との距離はR0である。M
1、M2、……Mnは物体の質量であり、点O1、O2、…
…Onは物体の重心である。点Oから点O1、O2、……
Onまでの距離をR1、R2、……Rn、点O1、O2、……
Onから点P0までの距離をr1、r2、……rnとする。
座標系P0−xyzは、飛翔体に固定された座標系であ
り、各座標軸P0x、P0y、P0zはそれぞれ互に直交
している。質量M1、M2、……Mnによって飛翔体に重
力加速度gが作用する。距離R0、R1、R2、……Rnの
x、y、z軸方向成分をそれぞれRx、Ry、Rz、
R1x、R1y、R1z、R2x、R2 y、R2z、……Rnx、
Rny、Rnzのように接尾辞x、y、zを付けて表す。こ
のとき、距離r1、r2、……rnは
って地球、月、太陽、他の飛翔体等質量を有する物体か
ら引力を受ける。図4はそのことをモデルとして示して
いる。図4(A)において、点Oは運動の基準点であ
り、この点と飛翔体の重心P0との距離はR0である。M
1、M2、……Mnは物体の質量であり、点O1、O2、…
…Onは物体の重心である。点Oから点O1、O2、……
Onまでの距離をR1、R2、……Rn、点O1、O2、……
Onから点P0までの距離をr1、r2、……rnとする。
座標系P0−xyzは、飛翔体に固定された座標系であ
り、各座標軸P0x、P0y、P0zはそれぞれ互に直交
している。質量M1、M2、……Mnによって飛翔体に重
力加速度gが作用する。距離R0、R1、R2、……Rnの
x、y、z軸方向成分をそれぞれRx、Ry、Rz、
R1x、R1y、R1z、R2x、R2 y、R2z、……Rnx、
Rny、Rnzのように接尾辞x、y、zを付けて表す。こ
のとき、距離r1、r2、……rnは
【数1】 となる。飛翔体内の重心P0におけるニュ−トンポテン
シャルUは U=−μ1(1/r1)−μ2(1/r2)−……−μn(1/rn) (2) となる。ここで、μ1、μ2、……μnはそれぞれ質量
M1、M2、……Mnと万有引力定数との積である。飛翔
体に作用する重力加速度gのx、y、z軸方向成分
gx、gy、gzは、ポテンシャルUの空間微分であるの
で gx=∂U/∂Rx (3) gy=∂U/∂Ry (4) gz=∂U/∂Rz (5) となり、gは
シャルUは U=−μ1(1/r1)−μ2(1/r2)−……−μn(1/rn) (2) となる。ここで、μ1、μ2、……μnはそれぞれ質量
M1、M2、……Mnと万有引力定数との積である。飛翔
体に作用する重力加速度gのx、y、z軸方向成分
gx、gy、gzは、ポテンシャルUの空間微分であるの
で gx=∂U/∂Rx (3) gy=∂U/∂Ry (4) gz=∂U/∂Rz (5) となり、gは
【数2】 となる。このように重力加速度gは物体の重心O1、
O2、……Onからの距離に依存した物理量であるので、
同じ飛翔体内であっても、場所が異なれば、物体の重心
からの距離が異なり、gそのものが異なる。すなわち、
点P0における重力加速度gとP0以外の点Paにおける
重力加速度gpとは異なる。いま、点P0、Pa間の距離
ΔRのx、y、z軸方向成分をΔRx、ΔRy、ΔRzと
すれば、P0点の位置座標のx、y、z軸方向成分は
Rx、Ry、Rzであるので、Pa点の位置座標のx、y、
z軸方向成分はRx+ΔRx、Ry+ΔRy、Rz+ΔRzと
なる(図4(B)参照)。図5は、重力加速度gのx軸
方向成分gxが位置P0、Paによって異なることを図的
に示している。図5(A)、図5(B)、図5(C)は
それぞれx、y、z軸方向成分ΔRx、ΔRy、ΔRzに
よるgxの変動を図的に示している。gのy、z軸方向
成分gy、gzを例にとっても同様の図的説明になる。こ
こで、“重力傾斜”は、距離(位置)の変化に対する重
力の変化率(空間微分)として、つぎのように定義され
る。
O2、……Onからの距離に依存した物理量であるので、
同じ飛翔体内であっても、場所が異なれば、物体の重心
からの距離が異なり、gそのものが異なる。すなわち、
点P0における重力加速度gとP0以外の点Paにおける
重力加速度gpとは異なる。いま、点P0、Pa間の距離
ΔRのx、y、z軸方向成分をΔRx、ΔRy、ΔRzと
すれば、P0点の位置座標のx、y、z軸方向成分は
Rx、Ry、Rzであるので、Pa点の位置座標のx、y、
z軸方向成分はRx+ΔRx、Ry+ΔRy、Rz+ΔRzと
なる(図4(B)参照)。図5は、重力加速度gのx軸
方向成分gxが位置P0、Paによって異なることを図的
に示している。図5(A)、図5(B)、図5(C)は
それぞれx、y、z軸方向成分ΔRx、ΔRy、ΔRzに
よるgxの変動を図的に示している。gのy、z軸方向
成分gy、gzを例にとっても同様の図的説明になる。こ
こで、“重力傾斜”は、距離(位置)の変化に対する重
力の変化率(空間微分)として、つぎのように定義され
る。
【0007】 gxx=lim.(Δgx/ΔRx)=∂gx/∂Rx=∂2U/∂Rx 2 (7) gxy=lim.(Δgx/ΔRy)=∂gx/∂Ry=∂2U/∂Rx∂Ry (8) gxz=lim.(Δgx/ΔRz)=∂gx/∂Rz=∂2U/∂Rx∂Rz (9) gyx=lim.(Δgy/ΔRx)=∂gy/∂Rx=∂2U/∂Ry∂Rx (10) gyy=lim.(Δgy/ΔRy)=∂gy/∂Ry=∂2U/∂Ry 2 (11) gyz=lim.(Δgy/ΔRz)=∂gy/∂Rz=∂2U/∂Ry∂Rz (12) gzx=lim.(Δgz/ΔRx)=∂gz/∂Rx=∂2U/∂Rz∂Rx (13) gzy=lim.(Δgz/ΔRy)=∂gz/∂Ry=∂2U/∂Rz∂Ry (14) gzz=lim.(Δgz/ΔRz)=∂gz/∂Rz=∂2U/∂Rz 2 (15) 上式のlim.は、limit(ΔRx、ΔRy、ΔRz→0)なる
極限、すなわち、Paを限りなくP0に近ずけることを意
味する。重力傾斜gij(i,j=x,y,z)は、式
(7)〜(15)に示されるように、9個の要素からなっ
ている。(8)、(10)式より gyx=gxy (16) が成立し、(9)、(13)式より gxz=gzx (17) が成立し、(12)、(14)式より gzy=gyz (18) が成立する。また、(1)、(2)、(7)、(11)、
(15)式より gxx+gyy+gzz=0 (19) が成立する。したがって、3つの要素(gxy、gyz、g
zx)及びgxx、gyy、gzzの中の任意の2要素(合計5
つの要素)が計測されれば、他の4要素は上の各式から
解析的に求められる。
極限、すなわち、Paを限りなくP0に近ずけることを意
味する。重力傾斜gij(i,j=x,y,z)は、式
(7)〜(15)に示されるように、9個の要素からなっ
ている。(8)、(10)式より gyx=gxy (16) が成立し、(9)、(13)式より gxz=gzx (17) が成立し、(12)、(14)式より gzy=gyz (18) が成立する。また、(1)、(2)、(7)、(11)、
(15)式より gxx+gyy+gzz=0 (19) が成立する。したがって、3つの要素(gxy、gyz、g
zx)及びgxx、gyy、gzzの中の任意の2要素(合計5
つの要素)が計測されれば、他の4要素は上の各式から
解析的に求められる。
【0008】点Paにおける重力加速度をgp、そのx、
y、z軸方向成分をgpx、gpy、gpzとする。点P0、
Pa間の距離が十分短かければ、この2点間における重
力傾斜は一定と考えることができるので、gpx、gpy、
gpzとgx、gy、gz との間には
y、z軸方向成分をgpx、gpy、gpzとする。点P0、
Pa間の距離が十分短かければ、この2点間における重
力傾斜は一定と考えることができるので、gpx、gpy、
gpzとgx、gy、gz との間には
【数3】 のような線形関係が成立する。
【0009】本発明においては、飛翔体内の位置によっ
て重力加速度は異なるが、その傾斜(重力傾斜)は飛翔
体内どこでも同一であるとして、すなわち、(20)式に示
される線形関係が成立するとして、重力傾斜の計測装置
が構成される。
て重力加速度は異なるが、その傾斜(重力傾斜)は飛翔
体内どこでも同一であるとして、すなわち、(20)式に示
される線形関係が成立するとして、重力傾斜の計測装置
が構成される。
【0010】(b)加速度計の出力 飛翔体は慣性空間中を慣性加速度α0で並進運動すると
ともに、重心P0を通る軸まわりに対慣性区間角速度ω
で回転運動する(図6(A))。慣性加速度α0のx、
y、z軸方向成分をα0x、α0y、α0zとし、慣性角速度
をωのx、y、z軸方向成分をωx、ωy、ωzとする。
これらの加速度及び角速度の各成分は飛翔体内のどの位
置においても同じ値を有する(位置によって変ることは
ない)。重心P0から距離lだけ離れた飛翔体内の点Pl
に、3個の1軸加速度計を、各入力軸がx、y、z軸方
向を向くように取付け、各加速度計の出力をasx、
asy、aszとする(図6(B))。図では、加速度計の
位置が点Plから離れているようになっているが、各加
速度計は点Plに設置されているとし、その出力は点Pl
における値であるとする。距離lのx、y、z軸方向成
分をlx、ly、lzとし、点Plの重力加速度のx、y、
z軸方向成分をgx、gy、gzとすれば、各加速度計の
出力は ax=α0x+Sex−gx (21) ay=α0y+Sey−gy (22) az=α0z+Sez−gz (23)
ともに、重心P0を通る軸まわりに対慣性区間角速度ω
で回転運動する(図6(A))。慣性加速度α0のx、
y、z軸方向成分をα0x、α0y、α0zとし、慣性角速度
をωのx、y、z軸方向成分をωx、ωy、ωzとする。
これらの加速度及び角速度の各成分は飛翔体内のどの位
置においても同じ値を有する(位置によって変ることは
ない)。重心P0から距離lだけ離れた飛翔体内の点Pl
に、3個の1軸加速度計を、各入力軸がx、y、z軸方
向を向くように取付け、各加速度計の出力をasx、
asy、aszとする(図6(B))。図では、加速度計の
位置が点Plから離れているようになっているが、各加
速度計は点Plに設置されているとし、その出力は点Pl
における値であるとする。距離lのx、y、z軸方向成
分をlx、ly、lzとし、点Plの重力加速度のx、y、
z軸方向成分をgx、gy、gzとすれば、各加速度計の
出力は ax=α0x+Sex−gx (21) ay=α0y+Sey−gy (22) az=α0z+Sez−gz (23)
【数4】 となる。Sex、Sey、Sezは飛翔体の回転(角速度、角
加速度)に依存する成分であり、通常“サイズ効果”と
呼ばれている。このサイズ効果は、飛翔体の運動が並進
運動のみであるとき(ωx=ωy=ωz=0のとき)ある
いは加速度計が重心に設置されているとき(l=0のと
き)には発生しないが、10個の加速度計を、慣性空間
を自由に運動する飛翔体内の点に、重心よりある距離隔
てて、設置することとしているので、加速度計の出力に
は必然的に同効果が含まれる。距離lのx、y、z軸方
向成分lx、ly、lzは既知とみなすことができるの
で、ジャイロによって角速度ωx、ωy、ωzを、角加速
度計によって角加速度
加速度)に依存する成分であり、通常“サイズ効果”と
呼ばれている。このサイズ効果は、飛翔体の運動が並進
運動のみであるとき(ωx=ωy=ωz=0のとき)ある
いは加速度計が重心に設置されているとき(l=0のと
き)には発生しないが、10個の加速度計を、慣性空間
を自由に運動する飛翔体内の点に、重心よりある距離隔
てて、設置することとしているので、加速度計の出力に
は必然的に同効果が含まれる。距離lのx、y、z軸方
向成分lx、ly、lzは既知とみなすことができるの
で、ジャイロによって角速度ωx、ωy、ωzを、角加速
度計によって角加速度
【外1】 を実時間計測すれば、サイズ効果Sex、Sey、Sezを求
めることができる。いま図7に示すように、重心P0か
ら距離l1、l2だけ離れた飛翔体内の2点P1、P2にお
いて、1軸加速度計を1個ずつ、その入力軸がx軸方向
を向くように設置し、各加速度計の出力をa1sx、a2sx
とする。図7においてはP1−x1y1z1、P2−x2y2
z2の各軸がP0−xyzの各軸に平行であり、それらの
平行な軸まわりの角速度ωx、ωy、ωzは飛翔体内どこ
でも同じであるとしている。また、点P1、P2に1軸加
速度計を1個ずつその入力軸がx(=x1=x2)軸方向
を向くように設置されている。l1、l2のx、y、z軸
方向成分をそれぞれl1x、l1y、l1z、l2x、l2y、l
2z、点P1、P2における重力加速度のx軸方向成分をg
1x、g2xとすれば、加速度計の出力は a1sx=α0x+S1ex−g1x (27) a2sx=α0x+S2ex−g2x (28)
めることができる。いま図7に示すように、重心P0か
ら距離l1、l2だけ離れた飛翔体内の2点P1、P2にお
いて、1軸加速度計を1個ずつ、その入力軸がx軸方向
を向くように設置し、各加速度計の出力をa1sx、a2sx
とする。図7においてはP1−x1y1z1、P2−x2y2
z2の各軸がP0−xyzの各軸に平行であり、それらの
平行な軸まわりの角速度ωx、ωy、ωzは飛翔体内どこ
でも同じであるとしている。また、点P1、P2に1軸加
速度計を1個ずつその入力軸がx(=x1=x2)軸方向
を向くように設置されている。l1、l2のx、y、z軸
方向成分をそれぞれl1x、l1y、l1z、l2x、l2y、l
2z、点P1、P2における重力加速度のx軸方向成分をg
1x、g2xとすれば、加速度計の出力は a1sx=α0x+S1ex−g1x (27) a2sx=α0x+S2ex−g2x (28)
【数5】 となる。加速度計の出力からサイズ効果の成分を除いた
もの(本発明では、“直線加速度”と定義する)を
a1x、a2xとすれば a1x=a1sx−S1ex=α0x−g1x (31) a2x=a2sx−S2ex=α0x−g2x (32) となるので、加速度計測によってa1sx、a2syを求め、
角速度計測によってωx、ωy、ωzを求め、角加速度計
測によって
もの(本発明では、“直線加速度”と定義する)を
a1x、a2xとすれば a1x=a1sx−S1ex=α0x−g1x (31) a2x=a2sx−S2ex=α0x−g2x (32) となるので、加速度計測によってa1sx、a2syを求め、
角速度計測によってωx、ωy、ωzを求め、角加速度計
測によって
【外2】 を求めれば、上式の直線加速度a1x、a2xを求めること
ができる。a1x、a2xが求まれば、その差より2点
P1、P2におけるx軸方向の重力加速度の差、すなわち
重力傾斜(単位長さ当りの重力加速度の差)が計測量と
して算出できる。同様のことは、y、z軸方向の重力傾
斜の計測についてもいえる。したがって、本発明におけ
る「重力傾斜計測」の概念は、飛翔体の並進加速度は飛
翔体内のどの位置においても同じ(同一)であること、
サイズ効果は加速度計の設置位置及び飛翔体の角速度、
角加速度計測によって求まること、重力加速度は飛翔体
内の位置によってわずかながら異なること、加速度計の
出力は並進加速度、サイズ効果、重力加速度より構成さ
れることに基づいている。
ができる。a1x、a2xが求まれば、その差より2点
P1、P2におけるx軸方向の重力加速度の差、すなわち
重力傾斜(単位長さ当りの重力加速度の差)が計測量と
して算出できる。同様のことは、y、z軸方向の重力傾
斜の計測についてもいえる。したがって、本発明におけ
る「重力傾斜計測」の概念は、飛翔体の並進加速度は飛
翔体内のどの位置においても同じ(同一)であること、
サイズ効果は加速度計の設置位置及び飛翔体の角速度、
角加速度計測によって求まること、重力加速度は飛翔体
内の位置によってわずかながら異なること、加速度計の
出力は並進加速度、サイズ効果、重力加速度より構成さ
れることに基づいている。
【0011】加速度計は、その計測の自由度(計測軸の
数)によって、1軸方向のみの加速度が計測可能な1軸
加速度計、直交2軸方向の加速度が計測可能な2軸加速
度計、直交3軸方向の加速度が計測可能な3軸加速度計
に分類されるが、本発明では、1軸加速度計を用いた
「重力傾斜計測」の概念を明らかにする。
数)によって、1軸方向のみの加速度が計測可能な1軸
加速度計、直交2軸方向の加速度が計測可能な2軸加速
度計、直交3軸方向の加速度が計測可能な3軸加速度計
に分類されるが、本発明では、1軸加速度計を用いた
「重力傾斜計測」の概念を明らかにする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、飛翔体に、1
軸方向の慣性加速度と重力加速度の差が検出可能な1軸
加速度計を10個搭載して各加速度計の入力軸が2個ず
つ同方向を向くよう配置するとともに、飛翔体内の直交
3軸方向の角速度、角加速度が計測可能なセンサ系を搭
載し、該センサ系の出力を用いて、加速度計出力に含ま
れる角速度、角加速度に依存する成分を除去するよう構
成したことを特徴とし、飛翔体の位置、速度を求める際
に必要な重力傾斜を計測し得る。
軸方向の慣性加速度と重力加速度の差が検出可能な1軸
加速度計を10個搭載して各加速度計の入力軸が2個ず
つ同方向を向くよう配置するとともに、飛翔体内の直交
3軸方向の角速度、角加速度が計測可能なセンサ系を搭
載し、該センサ系の出力を用いて、加速度計出力に含ま
れる角速度、角加速度に依存する成分を除去するよう構
成したことを特徴とし、飛翔体の位置、速度を求める際
に必要な重力傾斜を計測し得る。
【0013】
【作用】10個の1軸加速度計を飛翔体に搭載し、2個
ずつの加速度計の出力の差を求めることにより、加速度
計設定点における重力加速度の差を求めることができ
る。
ずつの加速度計の出力の差を求めることにより、加速度
計設定点における重力加速度の差を求めることができ
る。
【0014】
【実施例】加速度計の出力には角速度、角加速度に依存
する成分(サイズ効果)が含まれるので、本発明では、
飛翔体内にジャイロ及び角加速度計を、その入力軸が
x、y、z軸方向を向くように設置して、3軸方向の角
速度(ωx、ωy、ωz)及び角加速度
する成分(サイズ効果)が含まれるので、本発明では、
飛翔体内にジャイロ及び角加速度計を、その入力軸が
x、y、z軸方向を向くように設置して、3軸方向の角
速度(ωx、ωy、ωz)及び角加速度
【外3】 を計測する。ジャイロの設置においては、角速度検出用
1自由度ジャイロを用いる場合は3個用い、それぞれの
入力軸がx、y、z軸方向を向くように、角速度検出用
2自由度ジャイロを用いる場合は2個用い、四つの入力
軸のうちの任意の3軸がx、y、z軸方向を向くように
取り付ける。角加速度計の設置においては1自由度角加
速度計を用いる場合は3個用い、それぞれの入力軸が
x、y、z軸方向を向くように、2自由度角加速度計を
用いる場合は2個用い、四つの入力軸のうちの任意の3
軸がx、y、z軸方向を向くように取り付ける。そし
て、飛翔体の角速度、角加速度は飛翔体内の位置によっ
て変らないことを考慮し、ジャイロ及び角加速度計の設
置場所は飛翔体内の任意の位置でよいとする。以後の説
明においては、上述のジャイロ及び角加速度計を使用
し、3軸方向の角速度(ωx、ωy、ωz)及び角加速度
1自由度ジャイロを用いる場合は3個用い、それぞれの
入力軸がx、y、z軸方向を向くように、角速度検出用
2自由度ジャイロを用いる場合は2個用い、四つの入力
軸のうちの任意の3軸がx、y、z軸方向を向くように
取り付ける。角加速度計の設置においては1自由度角加
速度計を用いる場合は3個用い、それぞれの入力軸が
x、y、z軸方向を向くように、2自由度角加速度計を
用いる場合は2個用い、四つの入力軸のうちの任意の3
軸がx、y、z軸方向を向くように取り付ける。そし
て、飛翔体の角速度、角加速度は飛翔体内の位置によっ
て変らないことを考慮し、ジャイロ及び角加速度計の設
置場所は飛翔体内の任意の位置でよいとする。以後の説
明においては、上述のジャイロ及び角加速度計を使用
し、3軸方向の角速度(ωx、ωy、ωz)及び角加速度
【外4】 が計測される量である。
【0015】重力傾斜の計測を可能にすることを目的
に、xy平面上に4個の1軸加速度計を図1のように、
yz平面上に4個の1軸加速度計を図2のように、zx
平面上に2個の1軸加速度計を図3のように配置して、
合計10個の1軸加速度計を用いた計測システムを構成
する。
に、xy平面上に4個の1軸加速度計を図1のように、
yz平面上に4個の1軸加速度計を図2のように、zx
平面上に2個の1軸加速度計を図3のように配置して、
合計10個の1軸加速度計を用いた計測システムを構成
する。
【0016】図1において、重心P0を通る線分P11P
13、P12P14上の点P11、P13、P1 2、P14が1軸加速
度計の配置点である。線分P11P13がx軸方向となす角
(=∠P11P0x)をθz1とし、線分P12P14がy軸方
向となす角(=∠P12P0y)をθz2とする。線分P11
P13、P12P14上の点P11、P13、P12、P14におい
て、線分P11P13、P12P14に垂直なる方向をI11、I
13、I12、I14と定義し、I11とI13とは平行で向きが
同じ、I12とI14とは平行で向きが同じであるとする。
そして、I11、I12、I13、I14は共にxy平面上にあ
るとする。P0からP11、P12、P13、P14までの距離
をl11、l12、l13、l14とし、線分P11P13、線分P
12P14の長さlz1=l11+l13、lz2=l12+l14、並
びに線分P11 P13がx軸方向となす角θz1、線分P12P
14がy軸方向となす角θz2は飛翔体内で任意にとれるも
のとする。各加速度計は、その入力軸がI11、I12、I
13、I14方向を向くように配置されるものとし、加速度
計の出力(計測値)をa11s、a12s、a13s、a14sとす
る。I11、I12、I13、I14方向の慣性(並進)加速
度、重力加速度を、それぞれ図1に示すように、α11、
α12、α13、α14、g11 、g12、g13、g14とし、各加
速度計出力に含まれるサイズ効果をSe11、Se12 、S
e13、Se14とする。
13、P12P14上の点P11、P13、P1 2、P14が1軸加速
度計の配置点である。線分P11P13がx軸方向となす角
(=∠P11P0x)をθz1とし、線分P12P14がy軸方
向となす角(=∠P12P0y)をθz2とする。線分P11
P13、P12P14上の点P11、P13、P12、P14におい
て、線分P11P13、P12P14に垂直なる方向をI11、I
13、I12、I14と定義し、I11とI13とは平行で向きが
同じ、I12とI14とは平行で向きが同じであるとする。
そして、I11、I12、I13、I14は共にxy平面上にあ
るとする。P0からP11、P12、P13、P14までの距離
をl11、l12、l13、l14とし、線分P11P13、線分P
12P14の長さlz1=l11+l13、lz2=l12+l14、並
びに線分P11 P13がx軸方向となす角θz1、線分P12P
14がy軸方向となす角θz2は飛翔体内で任意にとれるも
のとする。各加速度計は、その入力軸がI11、I12、I
13、I14方向を向くように配置されるものとし、加速度
計の出力(計測値)をa11s、a12s、a13s、a14sとす
る。I11、I12、I13、I14方向の慣性(並進)加速
度、重力加速度を、それぞれ図1に示すように、α11、
α12、α13、α14、g11 、g12、g13、g14とし、各加
速度計出力に含まれるサイズ効果をSe11、Se12 、S
e13、Se14とする。
【0017】図2においては、重心P0を通る線分P21
P23、P22P24上の点P21、P23、P22、P24が1軸加
速度計の配置点である。線分P21P23がy軸方向となす
角(=∠P21P0y)をθx1とし、線分P22P24がz軸
方向となす角(=∠P22P0 z)をθx2とする。点
P21、P23、P22、P24において、線分P21P23、P22
P24に垂直なる方向をI21、I23、I22、I24とし、I
21とI23とは平行で向きが同じ、I22とI24とは平行で
向きが同じであるとする。そして、I21、I22、I23、
I24は共にyz平面上にあるとする。P0からP21、P
23、P22、P24までの距離をl21、l23、l22、l24と
し、線分P21P23、線分P22P24の長さlx1 =l21+l
23、lx2=l22+l24、並びに線分P21P23がy軸方向
となす角θx1 、線分P22P24がz軸方向となす角θx2は
飛翔体内で任意にとれるものする。各加速度計は、その
入力軸がI21、I22、I23、I24方向を向くように配置
されるものとし、加速度計出力(計測値)をa21s、a
22s、a23s、a24sとする。I21 、I22、I23、I24方
向の慣性(並進)加速度、重力加速度を、それぞれ図2
に示すように、α21、α22、α23、α24、g21、g22、
g23、g24とし、各加速度計出力に含まれるサイズ効果
をSe21、Se22、Se23、Se24とする。
P23、P22P24上の点P21、P23、P22、P24が1軸加
速度計の配置点である。線分P21P23がy軸方向となす
角(=∠P21P0y)をθx1とし、線分P22P24がz軸
方向となす角(=∠P22P0 z)をθx2とする。点
P21、P23、P22、P24において、線分P21P23、P22
P24に垂直なる方向をI21、I23、I22、I24とし、I
21とI23とは平行で向きが同じ、I22とI24とは平行で
向きが同じであるとする。そして、I21、I22、I23、
I24は共にyz平面上にあるとする。P0からP21、P
23、P22、P24までの距離をl21、l23、l22、l24と
し、線分P21P23、線分P22P24の長さlx1 =l21+l
23、lx2=l22+l24、並びに線分P21P23がy軸方向
となす角θx1 、線分P22P24がz軸方向となす角θx2は
飛翔体内で任意にとれるものする。各加速度計は、その
入力軸がI21、I22、I23、I24方向を向くように配置
されるものとし、加速度計出力(計測値)をa21s、a
22s、a23s、a24sとする。I21 、I22、I23、I24方
向の慣性(並進)加速度、重力加速度を、それぞれ図2
に示すように、α21、α22、α23、α24、g21、g22、
g23、g24とし、各加速度計出力に含まれるサイズ効果
をSe21、Se22、Se23、Se24とする。
【0018】図3においては、重心P0を通る線分P31
P33上の点P31、P33が1軸加速度計の配置点である。
線分P31P33がz軸方向となす角(=∠P31P0z)を
θy1とする。点P31、P33において、線分P31P33に垂
直なる方向をI31、I33とし、I31とI33とは平行で向
きが同じであるとする。I31、I33は共にzx平面上に
あるとする。P0からP31、P33までの距離をl31、l
33とし、線分P31P33の長さly1=l31+l33、並びに
線分P31P33がz方向となす角θy1は飛翔体内で任意に
とれるものとする。各加速度計は、その入力軸がI31、
I33方向を向くように配置されるものとし、加速度計の
出力(計測値)をa31s、a33sとする。I31、I33方向
の慣性(並進)加速度、重力加速度を、それぞれ図3に
示すように、α31、α33 、g31、g33とし、各加速度
計出力に含まれるサイズ効果をSe 31、Se33とする。
P33上の点P31、P33が1軸加速度計の配置点である。
線分P31P33がz軸方向となす角(=∠P31P0z)を
θy1とする。点P31、P33において、線分P31P33に垂
直なる方向をI31、I33とし、I31とI33とは平行で向
きが同じであるとする。I31、I33は共にzx平面上に
あるとする。P0からP31、P33までの距離をl31、l
33とし、線分P31P33の長さly1=l31+l33、並びに
線分P31P33がz方向となす角θy1は飛翔体内で任意に
とれるものとする。各加速度計は、その入力軸がI31、
I33方向を向くように配置されるものとし、加速度計の
出力(計測値)をa31s、a33sとする。I31、I33方向
の慣性(並進)加速度、重力加速度を、それぞれ図3に
示すように、α31、α33 、g31、g33とし、各加速度
計出力に含まれるサイズ効果をSe 31、Se33とする。
【0019】重心P0から加速度計配置点P1i、P
2i(i=1、2、3、4)、P3i(i=1、3)までの
距離l1i、l2i(i=1、2、3、4)、l3i(i=
1、3)を“加速度計配置距離”と定義し、P0から各
配置点までの線分が各座標軸となす角θz1、θz2、
θx1、θx2、θy1を“加速度計配置角”と定義する。
2i(i=1、2、3、4)、P3i(i=1、3)までの
距離l1i、l2i(i=1、2、3、4)、l3i(i=
1、3)を“加速度計配置距離”と定義し、P0から各
配置点までの線分が各座標軸となす角θz1、θz2、
θx1、θx2、θy1を“加速度計配置角”と定義する。
【0020】図1に示される4個の加速度計の出力は、
(21)〜(23)式の関係を考慮し、 a1is=α1i+Se1i−g1i(i=1,2,3,4) (33) のように表される。同様に、図2に示される4個の加速
度計の出力は a2is=α2i+Se2i−g2i(i=1,2,3,4) (34) のように表され、図3に示される2個の加速度計の出力
は a3is=α3i+Se3i−g3i(i=1,3) (35) のように表される。慣性(並進)加速度は飛翔体内どこ
でも同じであるから、同方向の成分は等しくなり、 α11=α13、α12=α14 (36) α21=α23、α22=α24 (37) α31=α33 (38) が成立する。図1の点P11、P12、P13、P14における
I11、I12、I13、I14 方向の直線加速度をa11、
a12、a13、a14とし、図2の点P21、P22、P23、P
24におけるI21、I22、I23、I24方向の直線加速度を
a21、a22、a23、a24とし、図3の点P31、P33にお
けるI31、I33方向の直線加速度a31、a33とすれば、
(33)〜(38)式の関係より、これらの各直線加速度は a11=a11s−Se11=α11−g11 (39) a12=a12s−Se12=α12−g12 (40) a13=a13s−Se13=α13−g13=α11−g13 (41) a14=a14s−Se14=α14−g14=α12−g14 (42) a21=a21s−Se21=α21−g21 (43) a22=a22s−Se22=α22−g22 (44) a23=a23s−Se23=α23−g23=α21−g23 (45) a24=a24s−Se24=α24−g24=α22−g24 (46) a31=a31s−Se31=α31−g31 (47) a33=a33s−Se33=α33−g33=α31−g33 (48) となる。次に(33)〜(35)式の各サイズ効果を求め
る。点P11におけるx、y軸方向のサイズ効果を
S11x、S11yとすれば、配置距離l11のx、y、z軸方
向成分l11x、l11y、l11zはそれぞれl11cosθz1、l
11sinθz1、0であるので、S11x、S11yは
(21)〜(23)式の関係を考慮し、 a1is=α1i+Se1i−g1i(i=1,2,3,4) (33) のように表される。同様に、図2に示される4個の加速
度計の出力は a2is=α2i+Se2i−g2i(i=1,2,3,4) (34) のように表され、図3に示される2個の加速度計の出力
は a3is=α3i+Se3i−g3i(i=1,3) (35) のように表される。慣性(並進)加速度は飛翔体内どこ
でも同じであるから、同方向の成分は等しくなり、 α11=α13、α12=α14 (36) α21=α23、α22=α24 (37) α31=α33 (38) が成立する。図1の点P11、P12、P13、P14における
I11、I12、I13、I14 方向の直線加速度をa11、
a12、a13、a14とし、図2の点P21、P22、P23、P
24におけるI21、I22、I23、I24方向の直線加速度を
a21、a22、a23、a24とし、図3の点P31、P33にお
けるI31、I33方向の直線加速度a31、a33とすれば、
(33)〜(38)式の関係より、これらの各直線加速度は a11=a11s−Se11=α11−g11 (39) a12=a12s−Se12=α12−g12 (40) a13=a13s−Se13=α13−g13=α11−g13 (41) a14=a14s−Se14=α14−g14=α12−g14 (42) a21=a21s−Se21=α21−g21 (43) a22=a22s−Se22=α22−g22 (44) a23=a23s−Se23=α23−g23=α21−g23 (45) a24=a24s−Se24=α24−g24=α22−g24 (46) a31=a31s−Se31=α31−g31 (47) a33=a33s−Se33=α33−g33=α31−g33 (48) となる。次に(33)〜(35)式の各サイズ効果を求め
る。点P11におけるx、y軸方向のサイズ効果を
S11x、S11yとすれば、配置距離l11のx、y、z軸方
向成分l11x、l11y、l11zはそれぞれl11cosθz1、l
11sinθz1、0であるので、S11x、S11yは
【数6】 となり、サイズ効果Se11は
【数7】 として求められる。同様の手順により、他の加速度計設
置点(P12、P13、P14 、P21、P22、P23、P24、P
31、P33)における設置方向(I12、I13、I14 、
I21、I22、I23、I24、I31、I33方向)のサイズ効
果を求めると
置点(P12、P13、P14 、P21、P22、P23、P24、P
31、P33)における設置方向(I12、I13、I14 、
I21、I22、I23、I24、I31、I33方向)のサイズ効
果を求めると
【数8】 のようになる。
【0021】図1の点P0(重心)における重力加速度の
x、y軸方向成分をg0x、g0y、点P11におけるI11方
向の重力加速度g11のx、y軸方向成分をg11x、g11y
とし、飛翔体内では重力傾斜が一定であるとする。この
場合、(20)式が適用可能となる。点P0、P11間の距
離l11のx、y軸方向成分{(20)式のΔRx、ΔRyに
相当}がl11cosθz1、l11sinθz1となることを考慮
し、g11x、g11yを、g0x 、g0y及び重力傾斜gxx、g
xy、gyx、gyyを用いて表せば g11x=g0x+gxxl11cosθz1+gxyl11sinθz1 (61) g11y=g0y+gyxl11cosθz1+gyyl11sinθz1 (62) となる。上の2式より、点P11におけるI11方向の重力
加速度g11は g11=g11x(−sinθz1)+g11ycosθz1=−{g0x+gxxl11cosθz1 +gxyl11sinθz1}sinθz1+{g0y+gxyl11cosθz1+gyyl11sinθz1}co sθz1 (63) となる。同様の手順により、点P12におけるI12方向の
重力加速度g12のx、y軸方向成分g12x、g12yを求め
ると g12x=g0x−gxxl12sinθz2+gxyl12cosθz2 (64) g12y=g0y−gyxl12sinθz2+gyyl12cosθz2 (65) となるので、g12は g12=g12x(−cosθz2)+g12y(−sinθz2)=−{g0x−gxxl12si nθz2+gxyl12cosθz2}cosθz2−{g0y−gxyl12sinθz2+gyyl12cosθz 2 }sinθz2 (66) となる。点P13におけるI13方向の重力加速度g13の
x、y軸方向成分g13x、g13yを求めると g13x=g0x−gxxl13cosθz1−gxyl13sinθz1 (67) g13y=g0y−gyxl13cosθz1−gyyl13sinθz1 (68) となるので、g13は g13=g13x(−sinθz1)+g13ycosθz1=−{g0x−gxxl13cosθz1 −gxyl13sinθz1}sinθz1+{g0y−gxyl13cosθz1−gyyl13sinθz1}co sθz1 (69) となる。点P14におけるI14方向の重力加速度g14の
x、y軸方向成分g14x、g14yを求めると g14x=g0x+gxxl14sinθz2−gxyl14cosθz2 (70) g14y=g0y+gyxl14sinθz2−gyyl14cosθz2 (71) となるので、g14は g14=g14x(−cosθz2)+g14y(−sinθz2)=−{g0x+gxxl14si nθz2−gxyl14cosθz2}cosθz2−{g0y+gxyl14sinθz2−gyyl14cosθz 2 }sinθz2 (72) となる。上の(63)、(66)、(69)、(72)式を求め
る際に(16)〜(18)式の関係は考慮されている。(3
9)〜(42)式の関係を考慮して、点P11、P13におけ
る直線加速度a11、a13の差T11、点P12、P14におけ
る直線加速度a12、a14の差T12を求めると T11=a11−a13=Δa11s−ΔSe11=g13−g11 (73) T12=a12−a14=Δa12s−ΔSe12=g14−g12 (74) Δa11s=a11s−a13s (75) Δa12s=a12s−a14s (76) ΔSe11=Se11−Se13 (77) ΔSe12=Se12−Se14 (78) となる。ここで、Δa11s及びΔa12sはそれぞれI11、
I13同方向を向いている二つの加速度計の出力a11s、
a13sの差及びI12、I14同方向を向いている二つの加
速度計の出力a12s、a14sの差であり、計測量である。
また、ΔSe11、ΔSe12はサイズ効果の差であり、(5
1)〜(54)式の関係を適用すると、
x、y軸方向成分をg0x、g0y、点P11におけるI11方
向の重力加速度g11のx、y軸方向成分をg11x、g11y
とし、飛翔体内では重力傾斜が一定であるとする。この
場合、(20)式が適用可能となる。点P0、P11間の距
離l11のx、y軸方向成分{(20)式のΔRx、ΔRyに
相当}がl11cosθz1、l11sinθz1となることを考慮
し、g11x、g11yを、g0x 、g0y及び重力傾斜gxx、g
xy、gyx、gyyを用いて表せば g11x=g0x+gxxl11cosθz1+gxyl11sinθz1 (61) g11y=g0y+gyxl11cosθz1+gyyl11sinθz1 (62) となる。上の2式より、点P11におけるI11方向の重力
加速度g11は g11=g11x(−sinθz1)+g11ycosθz1=−{g0x+gxxl11cosθz1 +gxyl11sinθz1}sinθz1+{g0y+gxyl11cosθz1+gyyl11sinθz1}co sθz1 (63) となる。同様の手順により、点P12におけるI12方向の
重力加速度g12のx、y軸方向成分g12x、g12yを求め
ると g12x=g0x−gxxl12sinθz2+gxyl12cosθz2 (64) g12y=g0y−gyxl12sinθz2+gyyl12cosθz2 (65) となるので、g12は g12=g12x(−cosθz2)+g12y(−sinθz2)=−{g0x−gxxl12si nθz2+gxyl12cosθz2}cosθz2−{g0y−gxyl12sinθz2+gyyl12cosθz 2 }sinθz2 (66) となる。点P13におけるI13方向の重力加速度g13の
x、y軸方向成分g13x、g13yを求めると g13x=g0x−gxxl13cosθz1−gxyl13sinθz1 (67) g13y=g0y−gyxl13cosθz1−gyyl13sinθz1 (68) となるので、g13は g13=g13x(−sinθz1)+g13ycosθz1=−{g0x−gxxl13cosθz1 −gxyl13sinθz1}sinθz1+{g0y−gxyl13cosθz1−gyyl13sinθz1}co sθz1 (69) となる。点P14におけるI14方向の重力加速度g14の
x、y軸方向成分g14x、g14yを求めると g14x=g0x+gxxl14sinθz2−gxyl14cosθz2 (70) g14y=g0y+gyxl14sinθz2−gyyl14cosθz2 (71) となるので、g14は g14=g14x(−cosθz2)+g14y(−sinθz2)=−{g0x+gxxl14si nθz2−gxyl14cosθz2}cosθz2−{g0y+gxyl14sinθz2−gyyl14cosθz 2 }sinθz2 (72) となる。上の(63)、(66)、(69)、(72)式を求め
る際に(16)〜(18)式の関係は考慮されている。(3
9)〜(42)式の関係を考慮して、点P11、P13におけ
る直線加速度a11、a13の差T11、点P12、P14におけ
る直線加速度a12、a14の差T12を求めると T11=a11−a13=Δa11s−ΔSe11=g13−g11 (73) T12=a12−a14=Δa12s−ΔSe12=g14−g12 (74) Δa11s=a11s−a13s (75) Δa12s=a12s−a14s (76) ΔSe11=Se11−Se13 (77) ΔSe12=Se12−Se14 (78) となる。ここで、Δa11s及びΔa12sはそれぞれI11、
I13同方向を向いている二つの加速度計の出力a11s、
a13sの差及びI12、I14同方向を向いている二つの加
速度計の出力a12s、a14sの差であり、計測量である。
また、ΔSe11、ΔSe12はサイズ効果の差であり、(5
1)〜(54)式の関係を適用すると、
【数9】 となるので、加速度計配置距離lz1、lz2、加速度計配
置角θz1、θz2及びジャイロ出力(角速度)ωx、ωy、
角加速度計出力
置角θz1、θz2及びジャイロ出力(角速度)ωx、ωy、
角加速度計出力
【外5】 より算出可能である。(73)、(74)式における重力加
速度の差に(63)、(66)、(69)、(72)式を代入し
て重力傾斜と直線加速度の差T11、T12との関係を求め
ると T11={(lz1/2)sin2θz1}gxx+(−lz1cos2θz1)gxy+{(− lz1/2)sin2θz1}gyy (81) T12={(−lz2/2)sin2θz2}gxx+(lz2cos2θz2)gxy+{(lz 2 /2)sin2θz2}gyy (82) となる。
速度の差に(63)、(66)、(69)、(72)式を代入し
て重力傾斜と直線加速度の差T11、T12との関係を求め
ると T11={(lz1/2)sin2θz1}gxx+(−lz1cos2θz1)gxy+{(− lz1/2)sin2θz1}gyy (81) T12={(−lz2/2)sin2θz2}gxx+(lz2cos2θz2)gxy+{(lz 2 /2)sin2θz2}gyy (82) となる。
【0022】図2のようにyz平面上に4個の加速度計
が配置される場合において、点P0における重力加速度
g0のy、z軸方向成分をそれぞれg0y、g0zとし、点
P21、P22、P23、P24におけるI21、I22、I23、I
24方向の重力加速度g21、g22、g23、g24のy軸方向
成分をg21y、g22y、g23y、g24y、z軸方向成分をg
21z、g22z、g23z、g24zとする。これらの各成分をg
0y、g0z及び重力傾斜gyy、gyz(=gzy)、gzzを用
いて表せば g21y=g0y+gyyl21cosθx1+gyzl21sinθx1 (83) g21z=g0z+gyzl21cosθx1+gzzl21sinθx1 (84) g22y=g0y−gyyl22sinθx2+gyzl22cosθx2 (85) g22z=g0z−gyzl22sinθx2+gzzl22cosθx2 (86) g23y=g0y−gyyl23cosθx1−gyzl23sinθx1 (87) g23z=g0z−gyzl23cosθx1−gzzl23sinθx1 (88) g24y=g0y+gyyl24sinθx2−gyzl24cosθx2 (89) g24z=g0z+gyzl24sinθx2−gzzl24cosθx2 (90) となるので、g21、g22、g23、g24は g21=g21y(−sinθx1)+g21zcosθx1=−{g0y+gyyl21cosθx1 +gyzl21sinθx1}sinθx1+{g0z+gyzl21cosθx1+gzzl21sinθx1}co sθx1 (91) g22=g22y(−cosθx2)+g22z(−sinθx2)=−{g0y−gyyl22si nθx2+gyzl22cosθx2}cosθx2−{g0z−gyzl22sinθx2+gzzl22cosθx 2 }sinθx2 (92) g23=g23y(−sinθx1)+g23zcosθx1=−{g0y−gyyl23cosθx1 −gyzl23sinθx1}sinθx1+{g0z−gyzl23cosθx1−gzzl23sinθx1}co sθx1 (93) g24=g24y(−cosθx2)+g24z(−sinθx2)=−{g0y+gyyl24si nθx2−gyzl24cosθx2}cosθx2−{g0z+gyzl24sinθx2−gzzl24cosθx 2 }sinθx2 (94) となる。(43)〜(46)式の関係を考慮して、点P21、
P23における直線加速度a21、a23の差T21、点P22、
P24における直線加速度a22、a24の差T22を求めると T21=a21−a23=Δa21s−ΔSe21=g23−g21 (95) T22=a22−a24=Δa22s−ΔSe22=g24−g22 (96) Δa21s=a21s−a23s (97) Δa22s=a22s−a24s (98) ΔSe21=Se21−Se23 (99) ΔSe22=Se22−Se24 (100) となる。ここで、Δa21s及びΔa22sはそれぞれI21、
I23方向を向いている二つの加速度計の出力a21s、a
23sの差及びI22、I24方向を向いている二つの加速度
計の出力a22s、a24sの差であり、計測量である。ま
た、ΔSe21、ΔSe22 はサイズ効果の差であり、(55)
〜(58)式の関係を適用すると、
が配置される場合において、点P0における重力加速度
g0のy、z軸方向成分をそれぞれg0y、g0zとし、点
P21、P22、P23、P24におけるI21、I22、I23、I
24方向の重力加速度g21、g22、g23、g24のy軸方向
成分をg21y、g22y、g23y、g24y、z軸方向成分をg
21z、g22z、g23z、g24zとする。これらの各成分をg
0y、g0z及び重力傾斜gyy、gyz(=gzy)、gzzを用
いて表せば g21y=g0y+gyyl21cosθx1+gyzl21sinθx1 (83) g21z=g0z+gyzl21cosθx1+gzzl21sinθx1 (84) g22y=g0y−gyyl22sinθx2+gyzl22cosθx2 (85) g22z=g0z−gyzl22sinθx2+gzzl22cosθx2 (86) g23y=g0y−gyyl23cosθx1−gyzl23sinθx1 (87) g23z=g0z−gyzl23cosθx1−gzzl23sinθx1 (88) g24y=g0y+gyyl24sinθx2−gyzl24cosθx2 (89) g24z=g0z+gyzl24sinθx2−gzzl24cosθx2 (90) となるので、g21、g22、g23、g24は g21=g21y(−sinθx1)+g21zcosθx1=−{g0y+gyyl21cosθx1 +gyzl21sinθx1}sinθx1+{g0z+gyzl21cosθx1+gzzl21sinθx1}co sθx1 (91) g22=g22y(−cosθx2)+g22z(−sinθx2)=−{g0y−gyyl22si nθx2+gyzl22cosθx2}cosθx2−{g0z−gyzl22sinθx2+gzzl22cosθx 2 }sinθx2 (92) g23=g23y(−sinθx1)+g23zcosθx1=−{g0y−gyyl23cosθx1 −gyzl23sinθx1}sinθx1+{g0z−gyzl23cosθx1−gzzl23sinθx1}co sθx1 (93) g24=g24y(−cosθx2)+g24z(−sinθx2)=−{g0y+gyyl24si nθx2−gyzl24cosθx2}cosθx2−{g0z+gyzl24sinθx2−gzzl24cosθx 2 }sinθx2 (94) となる。(43)〜(46)式の関係を考慮して、点P21、
P23における直線加速度a21、a23の差T21、点P22、
P24における直線加速度a22、a24の差T22を求めると T21=a21−a23=Δa21s−ΔSe21=g23−g21 (95) T22=a22−a24=Δa22s−ΔSe22=g24−g22 (96) Δa21s=a21s−a23s (97) Δa22s=a22s−a24s (98) ΔSe21=Se21−Se23 (99) ΔSe22=Se22−Se24 (100) となる。ここで、Δa21s及びΔa22sはそれぞれI21、
I23方向を向いている二つの加速度計の出力a21s、a
23sの差及びI22、I24方向を向いている二つの加速度
計の出力a22s、a24sの差であり、計測量である。ま
た、ΔSe21、ΔSe22 はサイズ効果の差であり、(55)
〜(58)式の関係を適用すると、
【数10】 となるので、加速度計配置距離lx1、lx2、加速度計配
置角θx1、θx2及びジャイロ出力(角速度)ωy、ωz、
角加速度計出力
置角θx1、θx2及びジャイロ出力(角速度)ωy、ωz、
角加速度計出力
【外6】 より算出可能である。(95)、(96)式における重力加
速度の差に(91)〜(94)式を代入して重力傾斜と直線
加速度の差T21、T22との関係を求めると T21={(lx1/2)sin2θx1}gyy+(−lx1cos2θx1)gyz+{(− lx1/2)sin2θx1}gzz (103) T22={(−lx2/2)sin2θx2}gyy+(lx2cos2θx2)gyz+{(lx 2 /2)sin2θx2}gzz (104) となる。
速度の差に(91)〜(94)式を代入して重力傾斜と直線
加速度の差T21、T22との関係を求めると T21={(lx1/2)sin2θx1}gyy+(−lx1cos2θx1)gyz+{(− lx1/2)sin2θx1}gzz (103) T22={(−lx2/2)sin2θx2}gyy+(lx2cos2θx2)gyz+{(lx 2 /2)sin2θx2}gzz (104) となる。
【0023】図3のようにzx平面上に2個の加速度計
が配置される場合において、点P0における重力加速度
g0のz、x軸方向成分をg0z、g0xとし、各点P31、
P33におけるI31、I33方向の重力加速度g31、g33の
z、x軸方向成分をg31z、g31x、g33z、g33xとす
る。これらの各成分をg0z、g0x及び重力傾斜gzz、g
zx(=gxz)、gxxによって表せば g31z=g0z+gzzl31cosθy1+gzxl31sinθy1 (105) g31x=g0x+gzxl31cosθy1+gxxl31sinθy1 (106) g33z=g0z−gzzl33cosθy1−gzxl33sinθy1 (107) g33x=g0x−gzxl33cosθy1−gxxl33sinθy1 (108) となるので、g31、g33は g31=g31z(−sinθy1)+g31xcosθy1=−{g0z+gzzl31cosθy1+ gzxl31sinθy1}sinθy1+{g0x+gzxl31cosθy1+gxxl31sinθy1}cos θy1 (109) g33=g33z(−sinθy1)+g33xcosθy1=−{g0z−gzzl33cosθy1− gzxl33sinθy1}sinθy1+{g0x−gzxl33cosθy1−gxxl33sinθy1}cos θy1 (110) となる。(47)、(48)式の関係を考慮して、点P31、
P33における直線加速度a31、a33の差T31を求めると T31=a31−a33=Δa31s−ΔSe31=g33−g31 (111) Δa31s=a31s−a33s (112) ΔSe31=Se31−Se33 (113) となる。ここで、Δa31sはI31、I33方向を向いてい
る二つの加速度計の出力a31s、a33sの差であり、計測
量である。また、ΔSe31はサイズ効果の差であり、(5
9)、(60)式の関係を適用すると、
が配置される場合において、点P0における重力加速度
g0のz、x軸方向成分をg0z、g0xとし、各点P31、
P33におけるI31、I33方向の重力加速度g31、g33の
z、x軸方向成分をg31z、g31x、g33z、g33xとす
る。これらの各成分をg0z、g0x及び重力傾斜gzz、g
zx(=gxz)、gxxによって表せば g31z=g0z+gzzl31cosθy1+gzxl31sinθy1 (105) g31x=g0x+gzxl31cosθy1+gxxl31sinθy1 (106) g33z=g0z−gzzl33cosθy1−gzxl33sinθy1 (107) g33x=g0x−gzxl33cosθy1−gxxl33sinθy1 (108) となるので、g31、g33は g31=g31z(−sinθy1)+g31xcosθy1=−{g0z+gzzl31cosθy1+ gzxl31sinθy1}sinθy1+{g0x+gzxl31cosθy1+gxxl31sinθy1}cos θy1 (109) g33=g33z(−sinθy1)+g33xcosθy1=−{g0z−gzzl33cosθy1− gzxl33sinθy1}sinθy1+{g0x−gzxl33cosθy1−gxxl33sinθy1}cos θy1 (110) となる。(47)、(48)式の関係を考慮して、点P31、
P33における直線加速度a31、a33の差T31を求めると T31=a31−a33=Δa31s−ΔSe31=g33−g31 (111) Δa31s=a31s−a33s (112) ΔSe31=Se31−Se33 (113) となる。ここで、Δa31sはI31、I33方向を向いてい
る二つの加速度計の出力a31s、a33sの差であり、計測
量である。また、ΔSe31はサイズ効果の差であり、(5
9)、(60)式の関係を適用すると、
【数11】 となるので、加速度計配置距離ly1、加速度計配置角θ
y1及びジャイロ出力(角速度)ωz、ωx、角加速度計出
力
y1及びジャイロ出力(角速度)ωz、ωx、角加速度計出
力
【外7】 より算出可能である。(111)式における重力加速度の
差に(109)、(110)式を代入して重力傾斜と直線加速
度の差T31との関係を求めると T31={(ly1/2)sin2θy1}gzz+(−ly1cos2θy1)gzx+{(− ly1/2)sin2θy1}gxx (115) となる。(73)、(74)、(95)、(96)、(111)式
のT11、T12、T21、T2 2、T31はそれぞれ線分P11P
13、P12P14、P21P23、P22P24、P31P33上の加速
度計の出力の差 Δa11s、Δa12s、Δa21s、Δ
a22s、Δa31s からサイズ効果の差ΔSe11、Δ
Se12、ΔSe21、ΔSe22、ΔSe31 を引いたものとな
っている。また、(81)、(82)、(103)、(104)、
(115)式の右辺の重力傾斜の係数は、重心が線分上ど
の位置にあるかには依存せず、加速度計配置距離lz1、
lz2、lx1、lx2、ly1及び加速度計配置角θz1、
θz2、θx1、θx2、θy1に依存している。したがって、
加速度計の設置においては、長さがlz1で、x軸となす
角がθz1なる線分P11P13及び長さがlz2で、y軸とな
す角がθz2なる線分P12P14をxy平面上にとり、長さ
がlx1で、y軸となす角がθx1なる線分P21P23及び長
さがlx2で、z軸となす角がθx2なる線分P22P24をy
z平面上にとり、長さがly1で、z軸となす角がθy1な
る線分P31P33をzx平面上にとり、各線分はすべて重
心P0を通るようにして、これらの線分の両端に1軸加
速度計を1個ずつ合計10個を、その入力軸が図1のI
11、I12、I13、I14方向、図2のI21、I22、I23、
I24方向、図3のI31、I33方向(10方向)を向くよ
うに配置すればよい。
差に(109)、(110)式を代入して重力傾斜と直線加速
度の差T31との関係を求めると T31={(ly1/2)sin2θy1}gzz+(−ly1cos2θy1)gzx+{(− ly1/2)sin2θy1}gxx (115) となる。(73)、(74)、(95)、(96)、(111)式
のT11、T12、T21、T2 2、T31はそれぞれ線分P11P
13、P12P14、P21P23、P22P24、P31P33上の加速
度計の出力の差 Δa11s、Δa12s、Δa21s、Δ
a22s、Δa31s からサイズ効果の差ΔSe11、Δ
Se12、ΔSe21、ΔSe22、ΔSe31 を引いたものとな
っている。また、(81)、(82)、(103)、(104)、
(115)式の右辺の重力傾斜の係数は、重心が線分上ど
の位置にあるかには依存せず、加速度計配置距離lz1、
lz2、lx1、lx2、ly1及び加速度計配置角θz1、
θz2、θx1、θx2、θy1に依存している。したがって、
加速度計の設置においては、長さがlz1で、x軸となす
角がθz1なる線分P11P13及び長さがlz2で、y軸とな
す角がθz2なる線分P12P14をxy平面上にとり、長さ
がlx1で、y軸となす角がθx1なる線分P21P23及び長
さがlx2で、z軸となす角がθx2なる線分P22P24をy
z平面上にとり、長さがly1で、z軸となす角がθy1な
る線分P31P33をzx平面上にとり、各線分はすべて重
心P0を通るようにして、これらの線分の両端に1軸加
速度計を1個ずつ合計10個を、その入力軸が図1のI
11、I12、I13、I14方向、図2のI21、I22、I23、
I24方向、図3のI31、I33方向(10方向)を向くよ
うに配置すればよい。
【0024】重力傾斜として求める未知数はgxx、
gyy、gzz、gxy、gyz、gzxの6個であり、(19)、
(81)、(82)、(103)、(104)、(115)式が独立
な方程式であるので、未知数の数と方程式の数とが一致
し、解を得ることができる。これらの各方程式の関係一
つにまとめて行列一次方程式の形で表すと、
gyy、gzz、gxy、gyz、gzxの6個であり、(19)、
(81)、(82)、(103)、(104)、(115)式が独立
な方程式であるので、未知数の数と方程式の数とが一致
し、解を得ることができる。これらの各方程式の関係一
つにまとめて行列一次方程式の形で表すと、
【数12】 となる。左辺のUは6行6列の行列であり、 U=[uij]、i,j=1〜6 (117) となる。Uの各要素uijは以下の通りである。
【0025】 u11=u12=u13=1 (118) u14=u15=u16=0 (119) u21=(lz1/2)sin2θz1 (120) u22=(−lz1/2)sin2θz1 (121) u23=u25=u26=0 (122) u24=−lz1cos2θz1 (123) u31=(−lz2/2)sin2θz2 (124) u32=(lz2/2)sin2θz2 (125) u33=u35=u36=0 (126) u34=lz2cos2θz2 (127) u41=u44=u46=0 (128) u42=(lx1/2)sin2θx1 (129) u43=(−lx1/2)sin2θx1 (130) u45=−lx1cos2θx1 (131) u51=u54=u56=0 (132) u52=(−lx2/2)sin2θx2 (133) u53=(lx2/2)sin2θx2 (134) u55=lx2cos2θx2 (135) u61=(−ly1/2)sin2θy1 (136) u62=u64=u65=0 (137) u63=(ly1/2)sin2θy1 (138) u66=−ly1cos2θy1 (139)
【0026】(116)式の左辺Uの各要素uijの値は加
速度計配置距離lz1、lz2、lx1、lx2、ly1及び加速
度計配置角θz1、θz2、θx1、θx2、θy1によって決
る。右辺の行列の各要素は、それらの配置距離、配置角
及び加速度計出力(a11s、a1 2s、a13s、a14s、a
21s、a22s、a23s、a24s、a31s、a33s)、ジャイロ
出力(ωx、ωy、ωz)、角加速度計出力
速度計配置距離lz1、lz2、lx1、lx2、ly1及び加速
度計配置角θz1、θz2、θx1、θx2、θy1によって決
る。右辺の行列の各要素は、それらの配置距離、配置角
及び加速度計出力(a11s、a1 2s、a13s、a14s、a
21s、a22s、a23s、a24s、a31s、a33s)、ジャイロ
出力(ωx、ωy、ωz)、角加速度計出力
【外8】 より算出可能である。したがって、図1、2、3に示さ
れるように10個の加速度計を配置すれば、重力傾斜g
xx、gyy、gzz、gxy、gyz、gzxを求めることは可能
である。
れるように10個の加速度計を配置すれば、重力傾斜g
xx、gyy、gzz、gxy、gyz、gzxを求めることは可能
である。
【0027】(81)、(82)式は重心P0の位置に関係
なく成立するので、xy平面上に任意に長さlz1、lz2
なる線分P11P13、P12P14を、x、y軸と角度θz1、
θz2 をなすように設定し、これらの線分の両端の点
P11、P13及びP12、P14において、4個の加速度計を
その入力軸がxy平面上線分に直交するように(図1の
I11、I13、I12、I14方向を向くように)配置し、こ
の配置方法から(120)〜(127)式の値が決る。(10
3)、(104)式は重心P0の位置に関係なく成立するの
で、yz平面上に任意に長さlx1、lx2なる線分P21P
23、線分P22P24を、y、z軸と角度θx1、θx2をなす
ように設定する。これらの線分の両端の点P21 、P23及
びP22、P24において、4個の加速度計をその入力軸が
yz平面上線分に直交するように(図2のI21、I23、
I22、I24方向を向くように)配置すれば、この配置方
法から、(128)〜(135)式の各値が決る。(115)式
は重心P0 の位置に関係なく成立するので、zx平面上
に任意に長さly1なる線分P31P33 を、z軸と角度θy1
をなすように設定する。この線分の両端P31、P33にお
いて、2個の加速度計をその入力軸がzx平面上線分に
直交するように(図3のI31 、I33方向を向くように)
配置すれば、この配置方法から(136)〜(139)式の値
が決る。(117)式の解(=重力傾斜gxx、gyy、
gzz、gxy、gyz、gzx)は
なく成立するので、xy平面上に任意に長さlz1、lz2
なる線分P11P13、P12P14を、x、y軸と角度θz1、
θz2 をなすように設定し、これらの線分の両端の点
P11、P13及びP12、P14において、4個の加速度計を
その入力軸がxy平面上線分に直交するように(図1の
I11、I13、I12、I14方向を向くように)配置し、こ
の配置方法から(120)〜(127)式の値が決る。(10
3)、(104)式は重心P0の位置に関係なく成立するの
で、yz平面上に任意に長さlx1、lx2なる線分P21P
23、線分P22P24を、y、z軸と角度θx1、θx2をなす
ように設定する。これらの線分の両端の点P21 、P23及
びP22、P24において、4個の加速度計をその入力軸が
yz平面上線分に直交するように(図2のI21、I23、
I22、I24方向を向くように)配置すれば、この配置方
法から、(128)〜(135)式の各値が決る。(115)式
は重心P0 の位置に関係なく成立するので、zx平面上
に任意に長さly1なる線分P31P33 を、z軸と角度θy1
をなすように設定する。この線分の両端P31、P33にお
いて、2個の加速度計をその入力軸がzx平面上線分に
直交するように(図3のI31 、I33方向を向くように)
配置すれば、この配置方法から(136)〜(139)式の値
が決る。(117)式の解(=重力傾斜gxx、gyy、
gzz、gxy、gyz、gzx)は
【数13】 のようにして得られる。上式のVはUの逆行列U-1であ
り、その各要素をVij(i,j=1,2,3,4,5,
6)とすれば V=U-1=[Vij]、i,j=1〜6 (141) のような形で表される。
り、その各要素をVij(i,j=1,2,3,4,5,
6)とすれば V=U-1=[Vij]、i,j=1〜6 (141) のような形で表される。
【0028】本発明では、飛翔体に搭載される加速度
計、ジャイロ、角加速度計によって加速度、角速度、角
加速度は計測可能であるとしているので、(140)式の
右辺のT11、T12、T21、T22、T31は、加速度計配置
距離(lz1、lz2、lx1、lx2 、ly1)、加速度計配置
角(θz1、θz2、θx1、θx2、θy1)に関係なく、算出
可能である。したがって、1軸加速度計を用いた重力傾
斜計測装置が構成可能となる条件は、(117)式の行列
Uの逆行列Vが存在するような、lz1、lz2、lx 1、l
x2、ly1、θz1、θz2、θx1、θx2、θy1の組合せが存
在することである。いま、仮に lz1= 0.5[m]、lz2= 0.7[m]、lx1= 0.6
[m]、 lx2= 0.3[m]、ly1= 1.0[m] θz1=θx1=θy1= 30° θz2=θx2= 60° とすれば、Vの各要素は
計、ジャイロ、角加速度計によって加速度、角速度、角
加速度は計測可能であるとしているので、(140)式の
右辺のT11、T12、T21、T22、T31は、加速度計配置
距離(lz1、lz2、lx1、lx2 、ly1)、加速度計配置
角(θz1、θz2、θx1、θx2、θy1)に関係なく、算出
可能である。したがって、1軸加速度計を用いた重力傾
斜計測装置が構成可能となる条件は、(117)式の行列
Uの逆行列Vが存在するような、lz1、lz2、lx 1、l
x2、ly1、θz1、θz2、θx1、θx2、θy1の組合せが存
在することである。いま、仮に lz1= 0.5[m]、lz2= 0.7[m]、lx1= 0.6
[m]、 lx2= 0.3[m]、ly1= 1.0[m] θz1=θx1=θy1= 30° θz2=θx2= 60° とすれば、Vの各要素は
【数14】 となるので、これらの値を(140)式に適用すれば、解
(gxx、gyy、gzz、gx y、gyz、gzx)は求められ
る。その他いろいろと、Vの各要素が得られることを条
件に、配置距離lz1、lz2、lx1、lx2、ly1及び配置
角θz1、θz2、θx1 、θx2、θy1を設定することができ
る。
(gxx、gyy、gzz、gx y、gyz、gzx)は求められ
る。その他いろいろと、Vの各要素が得られることを条
件に、配置距離lz1、lz2、lx1、lx2、ly1及び配置
角θz1、θz2、θx1 、θx2、θy1を設定することができ
る。
【0029】なお、Uの逆行列V(=U-1)が存在する
ための必要十分条件は、Uの行列式|U|が零にならな
いことであるので、|U|≠0なるように、図1、2、
3に従って10個の加速度計を配置すれば、配置方式か
ら得られるUの各要素uij (I,J=1〜6)ならび
に加速度計出力を(140)、(141)式に適用して重力傾
斜を求めることが可能となる。
ための必要十分条件は、Uの行列式|U|が零にならな
いことであるので、|U|≠0なるように、図1、2、
3に従って10個の加速度計を配置すれば、配置方式か
ら得られるUの各要素uij (I,J=1〜6)ならび
に加速度計出力を(140)、(141)式に適用して重力傾
斜を求めることが可能となる。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、図1、2、3に示
される点P11、P13、P12、P14、P21、P23、P22、
P24、P31、P33それぞれにおいて、10個の加速度計
をその入力軸がI11、I13、I12、I14、I21、I23、
I22、I24、I31、I33方向を向くように配置し、重心
P0を通る線分P11P13、P12P14、P21P23、P22P2
4、P31P33の長さ(加速度計配置距離)がlz1、
lz2、lx1、lx2、ly1、になるように、また、これら
の各線分がそれぞれx、y、y、z、z軸となす角(加
速度計配置角)がθz1、θz2、θx1、θx2、θy1になる
ようし、これらの配置距離及び配置角から(117)式の
Uの要素を求めるとともに、ジャイロ、角加速度計をも
用いて3軸方向(P0x、P0y、P0z軸方向)の角速
度、角加速度が計測可能となるようにすれば、加速度計
出力、ジャイロ出力、角加速度計出力、加速度計配置距
離、加速度計配置角からT11、T12、T21、T22、T31
が得られるので、これらのT11、T12、T21、T22、T
31を(116)式に適用したとき、(116)式の解として重
力傾斜(gxx、gyy、gzz、gxy、gyz、gzx)を求め
ることができる。
される点P11、P13、P12、P14、P21、P23、P22、
P24、P31、P33それぞれにおいて、10個の加速度計
をその入力軸がI11、I13、I12、I14、I21、I23、
I22、I24、I31、I33方向を向くように配置し、重心
P0を通る線分P11P13、P12P14、P21P23、P22P2
4、P31P33の長さ(加速度計配置距離)がlz1、
lz2、lx1、lx2、ly1、になるように、また、これら
の各線分がそれぞれx、y、y、z、z軸となす角(加
速度計配置角)がθz1、θz2、θx1、θx2、θy1になる
ようし、これらの配置距離及び配置角から(117)式の
Uの要素を求めるとともに、ジャイロ、角加速度計をも
用いて3軸方向(P0x、P0y、P0z軸方向)の角速
度、角加速度が計測可能となるようにすれば、加速度計
出力、ジャイロ出力、角加速度計出力、加速度計配置距
離、加速度計配置角からT11、T12、T21、T22、T31
が得られるので、これらのT11、T12、T21、T22、T
31を(116)式に適用したとき、(116)式の解として重
力傾斜(gxx、gyy、gzz、gxy、gyz、gzx)を求め
ることができる。
【図1】4個の1軸加速度計がxy平面上に配置される
ときの、各配置位置P11、P12 、P13、P14、各入力軸
方向I11、I12、I13、I14、加速度計出力a11s、a1
2s、a13s、a14s、飛翔体の並進(慣性)加速度α11、
α12、α13、α14、重力加速度g11、g12、g13、
g14、サイズ効果Se11、Se12、Se13、Se14をそれぞ
れ示す図である。
ときの、各配置位置P11、P12 、P13、P14、各入力軸
方向I11、I12、I13、I14、加速度計出力a11s、a1
2s、a13s、a14s、飛翔体の並進(慣性)加速度α11、
α12、α13、α14、重力加速度g11、g12、g13、
g14、サイズ効果Se11、Se12、Se13、Se14をそれぞ
れ示す図である。
【図2】4個の1軸加速度計がyz平面上に配置される
ときの、各配置位置P21、P22 、P23、P24、各入力軸
方向I21、I22、I23、I24、加速度計出力a21s、a2
2s、a23s、a24s、飛翔体の並進(慣性)加速度α21、
α22、α23、α24、重力加速度g21、g22、g23、
g24、サイズ効果Se21、Se22、Se23、Se24をそれぞ
れ示す図である。
ときの、各配置位置P21、P22 、P23、P24、各入力軸
方向I21、I22、I23、I24、加速度計出力a21s、a2
2s、a23s、a24s、飛翔体の並進(慣性)加速度α21、
α22、α23、α24、重力加速度g21、g22、g23、
g24、サイズ効果Se21、Se22、Se23、Se24をそれぞ
れ示す図である。
【図3】2個の1軸加速度計がzx平面上に配置される
ときの、各配置位置P31、P33 、各入力軸方向I31、I
33、加速度計出力a31s、a32s、飛翔体の並進(慣性)
加速度α31、α33、重力加速度g31、g33、サイズ効果
Se31、Se33をそれぞれ示す図である。
ときの、各配置位置P31、P33 、各入力軸方向I31、I
33、加速度計出力a31s、a32s、飛翔体の並進(慣性)
加速度α31、α33、重力加速度g31、g33、サイズ効果
Se31、Se33をそれぞれ示す図である。
【図4】図4(A)は飛翔体と物体との相対的な位置関
係を示す図であり、図4(B)は飛翔体固定座標系を示
す図である。
係を示す図であり、図4(B)は飛翔体固定座標系を示
す図である。
【図5】飛翔体内の位置P0、Pa間の距離ΔRによって
重力加速度gのx軸方向成分gxが異なることを模擬的
に示すものであり、図5(A)、図5(B)、図5
(C)はそれぞれΔRのx、y、z軸方向成分ΔRx、
ΔRy、ΔRzによるgxの変化を模擬的に示す図であ
る。
重力加速度gのx軸方向成分gxが異なることを模擬的
に示すものであり、図5(A)、図5(B)、図5
(C)はそれぞれΔRのx、y、z軸方向成分ΔRx、
ΔRy、ΔRzによるgxの変化を模擬的に示す図であ
る。
【図6】図6(A)は飛翔体(剛体)が運動する際の重
心P0の並進(対慣性空間)運動加速度α0と重心まわり
の角速度(対慣性空間)のx、y、z軸方向成分を示
し、図6(B)は重心P0から距離lだけ離れた点Plに
3個の1軸加速度計をその入力軸がx、y、z軸に平行
なxa、ya、za軸を向くように配置する状態を模擬的
に示す図である。
心P0の並進(対慣性空間)運動加速度α0と重心まわり
の角速度(対慣性空間)のx、y、z軸方向成分を示
し、図6(B)は重心P0から距離lだけ離れた点Plに
3個の1軸加速度計をその入力軸がx、y、z軸に平行
なxa、ya、za軸を向くように配置する状態を模擬的
に示す図である。
【図7】重心P0を原点とする飛翔体固定座標系P0−x
yzとともに、点P0から距離l1、l2だけ離れた飛翔
体内の点P1、P2を原点とする飛翔体固定座標系P1−
x1y1z1、P2−x2y2z2を示す図である。
yzとともに、点P0から距離l1、l2だけ離れた飛翔
体内の点P1、P2を原点とする飛翔体固定座標系P1−
x1y1z1、P2−x2y2z2を示す図である。
x,y,z 飛翔体内の直交3軸方向 P0 重心 Pn 1軸加速度計配置位置 In 1軸加速度計入力軸方向 ans 1軸加速度計出力 αn 飛翔体の並進(慣性)加速度 gn 飛翔体の重力加速度 Sen 1軸加速度計出力に含まれるサイズ効果 (上記のnは11,12,13,14,21,22,23,24,31,33の各数を表
す)
す)
Claims (1)
- 【請求項1】 飛翔体に、1軸方向の慣性加速度と重力
加速度の差が検出可能な1軸加速度計を10個搭載して
各加速度計の入力軸が2個ずつ同方向を向くよう配置す
るとともに、飛翔体内の直交3軸方向の角速度、角加速
度が計測可能なセンサ系を搭載し、該センサ系の出力を
用いて、加速度計出力に含まれる角速度、角加速度に依
存する成分を除去するよう構成したことを特徴とする1
軸加速度計を用いた重力傾斜計測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3248214A JPH0560785A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 1軸加速度計を用いた重力傾斜計測装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3248214A JPH0560785A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 1軸加速度計を用いた重力傾斜計測装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560785A true JPH0560785A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=17174882
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3248214A Pending JPH0560785A (ja) | 1991-09-02 | 1991-09-02 | 1軸加速度計を用いた重力傾斜計測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0560785A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2025164676A1 (ja) * | 2024-01-29 | 2025-08-07 | 株式会社アドヴィックス | 道路勾配推定装置 |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60173473A (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-06 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の横加速度検出装置 |
| JPS622166A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-08 | Nissan Motor Co Ltd | 横加速度検出装置 |
| JPS625184A (ja) * | 1985-07-02 | 1987-01-12 | Nissan Motor Co Ltd | 横加速度検出装置 |
| JPS6391567A (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-22 | ザ・ボ−イング・カンパニ− | 航空機の対地速度率を決定する装置 |
| JPH02236172A (ja) * | 1989-03-09 | 1990-09-19 | Toyota Motor Corp | 車両用加速度検出装置 |
-
1991
- 1991-09-02 JP JP3248214A patent/JPH0560785A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60173473A (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-06 | Nissan Motor Co Ltd | 車両の横加速度検出装置 |
| JPS622166A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-08 | Nissan Motor Co Ltd | 横加速度検出装置 |
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| JPS6391567A (ja) * | 1986-10-03 | 1988-04-22 | ザ・ボ−イング・カンパニ− | 航空機の対地速度率を決定する装置 |
| JPH02236172A (ja) * | 1989-03-09 | 1990-09-19 | Toyota Motor Corp | 車両用加速度検出装置 |
Cited By (1)
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|---|---|---|---|---|
| WO2025164676A1 (ja) * | 2024-01-29 | 2025-08-07 | 株式会社アドヴィックス | 道路勾配推定装置 |
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