JPH0560812A - 鉄道車両用絶縁試験装置 - Google Patents
鉄道車両用絶縁試験装置Info
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- JPH0560812A JPH0560812A JP3252972A JP25297291A JPH0560812A JP H0560812 A JPH0560812 A JP H0560812A JP 3252972 A JP3252972 A JP 3252972A JP 25297291 A JP25297291 A JP 25297291A JP H0560812 A JPH0560812 A JP H0560812A
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Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 試験作業の労力を軽減し、効率よい絶縁試験
を行うことのできる鉄道車両用絶縁試験装置を提供す
る。 【構成】 車両10内の引き通し線L11〜L19の端
子T1〜T9に、スイッチS1〜S9,SSを介して、
絶縁試験器111のリード端子Lおよびアース端子Eを
接続する。図のように、スイッチSSを側にした状態
で、スイッチS1を側にすると、L11がアース端子
Eに、残りのL12〜L19がリード端子Lに接続さ
れ、両者間での線間絶縁試験が行える。同様に、スイッ
チS2〜S9を1つずつ側にしてゆくと、すべての組
み合わせについての試験が可能である。また、スイッチ
SSを側にすれば、L11〜L19について、車体間
絶縁試験が行える。
を行うことのできる鉄道車両用絶縁試験装置を提供す
る。 【構成】 車両10内の引き通し線L11〜L19の端
子T1〜T9に、スイッチS1〜S9,SSを介して、
絶縁試験器111のリード端子Lおよびアース端子Eを
接続する。図のように、スイッチSSを側にした状態
で、スイッチS1を側にすると、L11がアース端子
Eに、残りのL12〜L19がリード端子Lに接続さ
れ、両者間での線間絶縁試験が行える。同様に、スイッ
チS2〜S9を1つずつ側にしてゆくと、すべての組
み合わせについての試験が可能である。また、スイッチ
SSを側にすれば、L11〜L19について、車体間
絶縁試験が行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鉄道車両用絶縁試験装
置、特に鉄道車両の複数の引き通し線についての絶縁試
験を行う装置に関する。
置、特に鉄道車両の複数の引き通し線についての絶縁試
験を行う装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、鉄道用の各車両には、その前後に
渡って複数の引き通し線が配線されており、車両を連結
した場合には、この引き通し線も連結される。こうし
て、先頭車両から後部車両に至るまで、複数の引き通し
線が並設されることになる。このような引き通し線を介
して、種々の動力用電気信号や制御用電気信号が伝達さ
れる。
渡って複数の引き通し線が配線されており、車両を連結
した場合には、この引き通し線も連結される。こうし
て、先頭車両から後部車両に至るまで、複数の引き通し
線が並設されることになる。このような引き通し線を介
して、種々の動力用電気信号や制御用電気信号が伝達さ
れる。
【0003】車両の点検時に、これらの引き通し線の絶
縁状態を確認することは非常に重要である。引き通し線
の被覆の破損、接続端子の破損などにより、絶縁状態が
不良となり、漏れ電流が生じることがある。絶縁試験
は、このような漏れ電流を確認するためのものである。
特に、近年では、高速走行時におけるブレーキ性能を向
上させるため、電磁式自動空気ブレーキが採用されてお
り、引き通し線の絶縁状態が確保されていないと、ブレ
ーキに支障が生じ、重大な事故にもなりかねない。
縁状態を確認することは非常に重要である。引き通し線
の被覆の破損、接続端子の破損などにより、絶縁状態が
不良となり、漏れ電流が生じることがある。絶縁試験
は、このような漏れ電流を確認するためのものである。
特に、近年では、高速走行時におけるブレーキ性能を向
上させるため、電磁式自動空気ブレーキが採用されてお
り、引き通し線の絶縁状態が確保されていないと、ブレ
ーキに支障が生じ、重大な事故にもなりかねない。
【0004】一般に、このような鉄道車両用の絶縁試験
は、2とおりの態様によって行われる。第1の試験は、
車体間絶縁試験と呼ばれるもので、各引き通し線と車体
との間での絶縁状態を確認する試験である。そして、第
2の試験は、線間絶縁試験と呼ばれるもので、各引き通
し線相互間での絶縁状態を確認する試験である。
は、2とおりの態様によって行われる。第1の試験は、
車体間絶縁試験と呼ばれるもので、各引き通し線と車体
との間での絶縁状態を確認する試験である。そして、第
2の試験は、線間絶縁試験と呼ばれるもので、各引き通
し線相互間での絶縁状態を確認する試験である。
【0005】このような絶縁試験を行うために、従来
は、メガーと呼ばれる絶縁抵抗試験器を用いていた。こ
の試験器には、リード線とアース線との2本の試験線が
用意されており、この両試験線間の抵抗が測定できるよ
うになっている。
は、メガーと呼ばれる絶縁抵抗試験器を用いていた。こ
の試験器には、リード線とアース線との2本の試験線が
用意されており、この両試験線間の抵抗が測定できるよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
絶縁抵抗試験器を用いた試験は、非常に手間がかかると
いう問題がある。すなわち、車体間絶縁試験を行う場
合、絶縁抵抗試験器のアース線を車体に接続し、ライン
線を各引き通し線の一端に順次接触させてゆく作業を行
う必要がある。また、線間絶縁試験を行う場合、一対の
引き通し線について一方にアース線を接続し、他方にリ
ード線を接続し、両引き通し線間の絶縁を確認するとい
う作業を、すべての引き通し線の組み合わせについて繰
り返し行う必要がある。たとえば、9本の引き通し線を
有する車両では、車体間絶縁試験に9通りの絶縁確認作
業が、線間絶縁試験に36通りの絶縁確認作業が、合計
で45通りの絶縁確認作業が必要になる。これを4両編
成の列車について行えば、各車両それぞれについて1回
ずつ、そして全車両を連結した状態で1回、合計5回の
測定が必要になり、実に、225通りもの絶縁確認作業
を必要とする。
絶縁抵抗試験器を用いた試験は、非常に手間がかかると
いう問題がある。すなわち、車体間絶縁試験を行う場
合、絶縁抵抗試験器のアース線を車体に接続し、ライン
線を各引き通し線の一端に順次接触させてゆく作業を行
う必要がある。また、線間絶縁試験を行う場合、一対の
引き通し線について一方にアース線を接続し、他方にリ
ード線を接続し、両引き通し線間の絶縁を確認するとい
う作業を、すべての引き通し線の組み合わせについて繰
り返し行う必要がある。たとえば、9本の引き通し線を
有する車両では、車体間絶縁試験に9通りの絶縁確認作
業が、線間絶縁試験に36通りの絶縁確認作業が、合計
で45通りの絶縁確認作業が必要になる。これを4両編
成の列車について行えば、各車両それぞれについて1回
ずつ、そして全車両を連結した状態で1回、合計5回の
測定が必要になり、実に、225通りもの絶縁確認作業
を必要とする。
【0007】そこで本発明は、試験作業の労力を軽減
し、効率よい絶縁試験を行うことのできる鉄道車両用絶
縁試験装置を提供することを目的とする。
し、効率よい絶縁試験を行うことのできる鉄道車両用絶
縁試験装置を提供することを目的とする。
【0008】
(1) 本願第1の発明は、鉄道車両の複数の引き通し線
についての絶縁試験を行う装置において、各引き通し線
のそれぞれの端点と電気的に接触する複数の電極を有す
る連結栓と、この複数の電極のそれぞれを、第1の節点
Lまたは第2の節点Eのいずれか一方に接続するための
複数の切り換えスイッチと、第1の節点Lと第2の節点
Eとの間が電気的に短絡しているか否かを試験する試験
器と、を設けたものである。
についての絶縁試験を行う装置において、各引き通し線
のそれぞれの端点と電気的に接触する複数の電極を有す
る連結栓と、この複数の電極のそれぞれを、第1の節点
Lまたは第2の節点Eのいずれか一方に接続するための
複数の切り換えスイッチと、第1の節点Lと第2の節点
Eとの間が電気的に短絡しているか否かを試験する試験
器と、を設けたものである。
【0009】(2) 本願第2の発明は、上述の第1の発
明に係る鉄道車両用絶縁試験装置において、第2の節点
Eを車両の車体に電気的に接触させる手段を更に設けた
ものである。
明に係る鉄道車両用絶縁試験装置において、第2の節点
Eを車両の車体に電気的に接触させる手段を更に設けた
ものである。
【0010】
(1) 本願第1の発明に係る鉄道車両用絶縁試験装置で
は、まず、連結栓を各引き通し線の端点に接続する作業
を行う。そして、すべての切り換えスイッチを、第1の
節点L側に切り換えた状態にしておく。続いて、1つの
スイッチごとに、第2の節点E側に切り換える操作を行
う。この操作により、第2の節点E側に接続されること
になった引き通し線と、他のすべての引き通し線との線
間絶縁試験を行うことができる。こうして、各スイッチ
を1つずつ切り換えてゆく作業を行うだけで、すべての
引き通し線のすべての組み合わせについての線間絶縁試
験が実施できる。
は、まず、連結栓を各引き通し線の端点に接続する作業
を行う。そして、すべての切り換えスイッチを、第1の
節点L側に切り換えた状態にしておく。続いて、1つの
スイッチごとに、第2の節点E側に切り換える操作を行
う。この操作により、第2の節点E側に接続されること
になった引き通し線と、他のすべての引き通し線との線
間絶縁試験を行うことができる。こうして、各スイッチ
を1つずつ切り換えてゆく作業を行うだけで、すべての
引き通し線のすべての組み合わせについての線間絶縁試
験が実施できる。
【0011】(2) 本願第2の発明に係る鉄道車両用絶
縁試験装置では、第2の節点Eを車両の車体に電気的に
接触させる手段が備わっている。すべての切り換えスイ
ッチを、第1の節点L側に切り換えた状態において、第
2の節点Eを車体に電気的に接触させれば、すべての引
き通し線についての車体間絶縁試験を行うことができ
る。
縁試験装置では、第2の節点Eを車両の車体に電気的に
接触させる手段が備わっている。すべての切り換えスイ
ッチを、第1の節点L側に切り換えた状態において、第
2の節点Eを車体に電気的に接触させれば、すべての引
き通し線についての車体間絶縁試験を行うことができ
る。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図示する実施例に基づいて説
明する。はじめに、従来の絶縁試験の方法を参考のため
に説明しておく。図1は、従来の車体間絶縁試験の方法
を示す図である。この図は、4台の車両10,20,3
0,40を連結した状態での試験を示している。第1の
車両10には、図のように、その前後方向に9本の引き
通し線L11〜L19が配設されている。同様に、第
2,第3,第4の車両20,30,40にも、それぞれ
9本の引き通し線が配設されており、各車両が連結され
るとき、対応する引き通し線も電気的に接続される。た
とえば、連結線C1は、第1の車両10と第2の車両2
0との間で、端子Taと端子Tbとの間を接続してい
る。同様に、連結線C2は、端子Tcと端子Tdとの間
を接続し、連結線C3は、端子Teと端子Tfとの間を
接続している。こうして、第1の車両10の前端側に設
けられた端子T1から、第4の車両40の後端側に設け
られた端子Tgに至るまで、引き通し線L11,L2
1,L31,L41が、電気的に1本の導線として通る
ことになる。第1の車両10の前端側には、9本の引き
通し線L11〜L19の端部が、配線ソケットに収納さ
れている。ここでは、この9本の引き通し線L11〜L
19の端部を、それぞれ端子T1〜T9と呼ぶことにす
る。なお、各車両の車体同士は、連結線E1,E2,E
3によって電気的に接続され、各車体は共通のアース電
位に保たれる。
明する。はじめに、従来の絶縁試験の方法を参考のため
に説明しておく。図1は、従来の車体間絶縁試験の方法
を示す図である。この図は、4台の車両10,20,3
0,40を連結した状態での試験を示している。第1の
車両10には、図のように、その前後方向に9本の引き
通し線L11〜L19が配設されている。同様に、第
2,第3,第4の車両20,30,40にも、それぞれ
9本の引き通し線が配設されており、各車両が連結され
るとき、対応する引き通し線も電気的に接続される。た
とえば、連結線C1は、第1の車両10と第2の車両2
0との間で、端子Taと端子Tbとの間を接続してい
る。同様に、連結線C2は、端子Tcと端子Tdとの間
を接続し、連結線C3は、端子Teと端子Tfとの間を
接続している。こうして、第1の車両10の前端側に設
けられた端子T1から、第4の車両40の後端側に設け
られた端子Tgに至るまで、引き通し線L11,L2
1,L31,L41が、電気的に1本の導線として通る
ことになる。第1の車両10の前端側には、9本の引き
通し線L11〜L19の端部が、配線ソケットに収納さ
れている。ここでは、この9本の引き通し線L11〜L
19の端部を、それぞれ端子T1〜T9と呼ぶことにす
る。なお、各車両の車体同士は、連結線E1,E2,E
3によって電気的に接続され、各車体は共通のアース電
位に保たれる。
【0013】各引き通し線は、ブレーキ系統の制御に用
いられる。たとえば、引き通し線L11はブレーキ弛め
を指示する信号線、引き通し線L12は常用ブレーキを
動作させる信号線、引き通し線L13はマイナス側の共
通線、引き通し線L14は非常ブレーキを動作させる信
号線、のように用いられる。この場合、常用ブレーキを
動作させる電磁給排弁は引き通し線L12,L13間に
接続されることになる。なお、絶縁試験を行う前に、こ
れら引き通し線に接続されている電磁給排弁等の電気的
な負荷要素は取り外される。
いられる。たとえば、引き通し線L11はブレーキ弛め
を指示する信号線、引き通し線L12は常用ブレーキを
動作させる信号線、引き通し線L13はマイナス側の共
通線、引き通し線L14は非常ブレーキを動作させる信
号線、のように用いられる。この場合、常用ブレーキを
動作させる電磁給排弁は引き通し線L12,L13間に
接続されることになる。なお、絶縁試験を行う前に、こ
れら引き通し線に接続されている電磁給排弁等の電気的
な負荷要素は取り外される。
【0014】このような車両についての車体間絶縁試験
は、従来、次のような方法で行われていた。まず、絶縁
試験器1のアース端子Eに接続されたアース線2を車両
の車体の適当な位置(図では端子T0で示す)に接続す
る。続いて、検査者は、絶縁試験器1のリード端子Lに
接続されたリード線3を、端子T1〜T9のそれぞれに
順次接触させてゆき、その都度、メータ4の触れを確認
する。引き通し線と車体との間の絶縁が不完全であれ
ば、リード線→引き通し線→車体→アース線という経路
で漏れ電流が流れ、これがメータ4によって検出でき
る。こうして、9回の試験作業を行うことにより、車両
を連結した状態での車体間絶縁試験が完了する。
は、従来、次のような方法で行われていた。まず、絶縁
試験器1のアース端子Eに接続されたアース線2を車両
の車体の適当な位置(図では端子T0で示す)に接続す
る。続いて、検査者は、絶縁試験器1のリード端子Lに
接続されたリード線3を、端子T1〜T9のそれぞれに
順次接触させてゆき、その都度、メータ4の触れを確認
する。引き通し線と車体との間の絶縁が不完全であれ
ば、リード線→引き通し線→車体→アース線という経路
で漏れ電流が流れ、これがメータ4によって検出でき
る。こうして、9回の試験作業を行うことにより、車両
を連結した状態での車体間絶縁試験が完了する。
【0015】一方、従来の線間絶縁試験の方法を図2に
示す。まず、9つの端子T1〜T9のうちの任意の1つ
を選択し、これにリード線3を接続する。図では、端子
T1に接続した例が示されている。この状態で検査者
は、アース線2を残りの端子T2〜T9のそれぞれに順
次接触させてゆき、その都度、メータ4の触れを確認す
る。引き通し線間の絶縁が不完全であれば、漏れ電流が
メータ4によって検出できる。こうして、8回の試験作
業を完了したら、続いて、リード線を次の端子T2に繋
ぎ換える。この状態で検査者は、アース線2を残りの端
子T3〜T9のそれぞれに順次接触させてゆき、その都
度、メータ4の触れを確認する。こうして7回の試験作
業が完了したら、続いて、リード線を次の端子T3に繋
ぎ換える。このようにして、9本の引き通し線L11〜
L19のすべての組み合わせについて、線間の絶縁試験
を行う。
示す。まず、9つの端子T1〜T9のうちの任意の1つ
を選択し、これにリード線3を接続する。図では、端子
T1に接続した例が示されている。この状態で検査者
は、アース線2を残りの端子T2〜T9のそれぞれに順
次接触させてゆき、その都度、メータ4の触れを確認す
る。引き通し線間の絶縁が不完全であれば、漏れ電流が
メータ4によって検出できる。こうして、8回の試験作
業を完了したら、続いて、リード線を次の端子T2に繋
ぎ換える。この状態で検査者は、アース線2を残りの端
子T3〜T9のそれぞれに順次接触させてゆき、その都
度、メータ4の触れを確認する。こうして7回の試験作
業が完了したら、続いて、リード線を次の端子T3に繋
ぎ換える。このようにして、9本の引き通し線L11〜
L19のすべての組み合わせについて、線間の絶縁試験
を行う。
【0016】上述のような絶縁試験は、多大な労力を必
要とすることになる。本発明による絶縁試験装置を用い
れば、このような作業を行うことなしに、非常に効率的
な絶縁試験が可能になる。以下、この絶縁試験装置を図
示する実施例に基づいて説明する。
要とすることになる。本発明による絶縁試験装置を用い
れば、このような作業を行うことなしに、非常に効率的
な絶縁試験が可能になる。以下、この絶縁試験装置を図
示する実施例に基づいて説明する。
【0017】図3は、本発明の一実施例に係る絶縁試験
装置100の外観図である。この絶縁試験装置100
は、装置本体110、メータ120、アース線130、
リード線140、連結栓150から構成されている。ア
ース線130は、車両の車体に接続され、リード線14
0は、車両に取り付けられた配線ソケット200(図1
および図2における端子T1〜T9を収容している)に
接続される。装置本体110の上面は、種々のスイッチ
を配列した操作パネルとなっており、内部には後述する
回路が内蔵されている。
装置100の外観図である。この絶縁試験装置100
は、装置本体110、メータ120、アース線130、
リード線140、連結栓150から構成されている。ア
ース線130は、車両の車体に接続され、リード線14
0は、車両に取り付けられた配線ソケット200(図1
および図2における端子T1〜T9を収容している)に
接続される。装置本体110の上面は、種々のスイッチ
を配列した操作パネルとなっており、内部には後述する
回路が内蔵されている。
【0018】この試験装置の構成の詳細を図4に示す。
図に破線で囲って示す装置本体110には、絶縁試験器
111と図示の回路が内蔵されている。絶縁試験器11
1は、前述した従来の試験に用いた絶縁試験器と同じも
のであり、リード端子Lとアース端子Eとの間の絶縁状
態を試験する機能を有し、その結果をメータ120に出
力する。アース端子Eに接続された切り換えスイッチS
Sは、車体間絶縁試験と線間絶縁試験との切り換えを行
うスイッチであり、この切り換えスイッチSSを図の
側にすると車体間絶縁試験を行うことができ、側にす
ると線間絶縁試験を行うことができる。リード端子Lに
接続されたスイッチS0は、2つの連動スイッチから構
成されており、回路の側または側のいずれか一方を
導通させる。通常は、図示のとおり、側が導通状態と
なっている。残りのスイッチS1〜S9は、それぞれ各
引き通し線L11〜L19に対応したものであり、それ
ぞれが2つの連動スイッチから構成されており、回路の
側または側のいずれか一方を導通させる。この実施
例では、スイッチS0〜S9は、押しボタンスイッチで
あり、いずれも通常は側が導通した状態となってお
り、押しボタンを押しているときにのみ側が導通した
状態となるように構成されている。
図に破線で囲って示す装置本体110には、絶縁試験器
111と図示の回路が内蔵されている。絶縁試験器11
1は、前述した従来の試験に用いた絶縁試験器と同じも
のであり、リード端子Lとアース端子Eとの間の絶縁状
態を試験する機能を有し、その結果をメータ120に出
力する。アース端子Eに接続された切り換えスイッチS
Sは、車体間絶縁試験と線間絶縁試験との切り換えを行
うスイッチであり、この切り換えスイッチSSを図の
側にすると車体間絶縁試験を行うことができ、側にす
ると線間絶縁試験を行うことができる。リード端子Lに
接続されたスイッチS0は、2つの連動スイッチから構
成されており、回路の側または側のいずれか一方を
導通させる。通常は、図示のとおり、側が導通状態と
なっている。残りのスイッチS1〜S9は、それぞれ各
引き通し線L11〜L19に対応したものであり、それ
ぞれが2つの連動スイッチから構成されており、回路の
側または側のいずれか一方を導通させる。この実施
例では、スイッチS0〜S9は、押しボタンスイッチで
あり、いずれも通常は側が導通した状態となってお
り、押しボタンを押しているときにのみ側が導通した
状態となるように構成されている。
【0019】スイッチS0の側から右側に伸びる1本
の線は、装置本体110からアース線130として導出
される。このアース線130は、車両10の車体の所定
箇所に接続される。一方、スイッチS1〜S9の右側に
伸びる9本の配線と、切り換えスイッチSSの側から
伸びる1本の配線112との合計10本の配線が、装置
本体110からリード線140として導出される。この
リード線140の先端には、図3に示すような連結栓1
50が取り付けられており、この連結栓150を車両1
0の配線ソケット200に接続することにより、スイッ
チS1〜S9が、それぞれ端子T1〜T9に、更には引
き通し線L11〜L19に電気的に接続されることにな
る。なお、切り換えスイッチSSの側から伸びる配線
112は、車両10の車体と電気的に接続されることに
なる。
の線は、装置本体110からアース線130として導出
される。このアース線130は、車両10の車体の所定
箇所に接続される。一方、スイッチS1〜S9の右側に
伸びる9本の配線と、切り換えスイッチSSの側から
伸びる1本の配線112との合計10本の配線が、装置
本体110からリード線140として導出される。この
リード線140の先端には、図3に示すような連結栓1
50が取り付けられており、この連結栓150を車両1
0の配線ソケット200に接続することにより、スイッ
チS1〜S9が、それぞれ端子T1〜T9に、更には引
き通し線L11〜L19に電気的に接続されることにな
る。なお、切り換えスイッチSSの側から伸びる配線
112は、車両10の車体と電気的に接続されることに
なる。
【0020】続いて、この試験装置を用いた試験作業を
説明する。この試験作業のための準備は、前述のよう
に、アース線130を車体に接続し、リード線140を
連結栓150を用いて配線ソケット200に接続すれば
よい。なお、配線ソケット200が設けられていない車
両の場合には、この配線ソケット200と同じ形状の測
定用アダプタを用意し、各引き通し線の端部をこの測定
用アダプタ内の所定位置に固定してから、この測定用ア
ダプタに連結栓150を接続すればよい。
説明する。この試験作業のための準備は、前述のよう
に、アース線130を車体に接続し、リード線140を
連結栓150を用いて配線ソケット200に接続すれば
よい。なお、配線ソケット200が設けられていない車
両の場合には、この配線ソケット200と同じ形状の測
定用アダプタを用意し、各引き通し線の端部をこの測定
用アダプタ内の所定位置に固定してから、この測定用ア
ダプタに連結栓150を接続すればよい。
【0021】まず、車体間絶縁試験を行う場合、検査者
は切り換えスイッチSSを側(図4に示されている
側)に切り換える。そして、この状態で、スイッチS0
を押して側を導通させる。すると、絶縁試験器111
のリード端子Lがアース線130を介して車体に接続さ
れることになる。一方、絶縁試験器111のアース端子
Eは配線112を介して車体に接続されている。したが
って、リード端子Lとアース端子Eとが短絡した状態と
なり、これをメータ120の針の振れで確認することが
できる。この作業は、配線112が確実に車体に電気的
に接続されていることを確認するためのチェック作業で
ある。
は切り換えスイッチSSを側(図4に示されている
側)に切り換える。そして、この状態で、スイッチS0
を押して側を導通させる。すると、絶縁試験器111
のリード端子Lがアース線130を介して車体に接続さ
れることになる。一方、絶縁試験器111のアース端子
Eは配線112を介して車体に接続されている。したが
って、リード端子Lとアース端子Eとが短絡した状態と
なり、これをメータ120の針の振れで確認することが
できる。この作業は、配線112が確実に車体に電気的
に接続されていることを確認するためのチェック作業で
ある。
【0022】スイッチS0をもとに戻し、図示のよう
に、側を導通させた状態にすると、絶縁試験器111
のリード端子Lは、スイッチS1〜S9および端子T1
〜T9を介して、引き通し線L11〜L19に接続され
た状態となる。一方、アース端子Eは、車体に接続され
ているので、各引き通し線L11〜L19についての車
体間絶縁試験を行うことができる。すなわち、引き通し
線L11〜L19のうち1本でも、車体との間の絶縁が
不完全である場合には、リード端子Lからアース端子E
に向かって漏れ電流が流れることになり、これをメータ
120で確認することができる。メータ120の針が触
れなければ車体間絶縁試験は正常という結果が得られ
る。もし、メータ120の針が触れた場合には、スイッ
チS1〜S9を1つずつ押してみる。そして、メータ1
20の針が触れなくなったときに押しているスイッチが
どれであるかによって、絶縁不良を生じている引き通し
線を特定することができる。たとえば、引き通し線L1
3が絶縁不良を生じ、車体と導通状態であったとする
と、スイッチS3を押して側を導通させる状態にすれ
ば、漏れ電流の回路が切断されることになる。
に、側を導通させた状態にすると、絶縁試験器111
のリード端子Lは、スイッチS1〜S9および端子T1
〜T9を介して、引き通し線L11〜L19に接続され
た状態となる。一方、アース端子Eは、車体に接続され
ているので、各引き通し線L11〜L19についての車
体間絶縁試験を行うことができる。すなわち、引き通し
線L11〜L19のうち1本でも、車体との間の絶縁が
不完全である場合には、リード端子Lからアース端子E
に向かって漏れ電流が流れることになり、これをメータ
120で確認することができる。メータ120の針が触
れなければ車体間絶縁試験は正常という結果が得られ
る。もし、メータ120の針が触れた場合には、スイッ
チS1〜S9を1つずつ押してみる。そして、メータ1
20の針が触れなくなったときに押しているスイッチが
どれであるかによって、絶縁不良を生じている引き通し
線を特定することができる。たとえば、引き通し線L1
3が絶縁不良を生じ、車体と導通状態であったとする
と、スイッチS3を押して側を導通させる状態にすれ
ば、漏れ電流の回路が切断されることになる。
【0023】次に、線間絶縁試験を行う場合の操作を説
明する。この場合、検査者は切り換えスイッチSSを
側に切り換える。そして、スイッチS1を押して、側
を導通させる。このときの状態は、図5に示すように、
絶縁試験器111のアース端子Eは引き通し線L11に
接続された状態となり、リード端子Lは残りのすべての
引き通し線L12〜L19に接続された状態となる。こ
れにより、引き通し線L11と、引き通し線L12〜L
19との間の線間絶縁試験を行うことができる。すなわ
ち、引き通し線L12〜L19のうち1本でも、引き通
し線L11との間の絶縁が不完全である場合には、リー
ド端子Lからアース端子Eに向かって漏れ電流が流れる
ことになり、これをメータ120で確認することができ
る。メータ120の針が触れなければ、引き通し線L1
1についての線間絶縁試験は正常という結果が得られ
る。もし、メータ120の針が触れた場合には、スイッ
チS1を押した状態のままで、スイッチS2〜S9を1
つずつ押してみる。そして、メータ120の針が触れな
くなったときに押しているスイッチがどれであるかによ
って、引き通し線L11に対して絶縁不良を生じている
引き通し線を特定することができる。たとえば、引き通
し線L11とL13とが絶縁不良を生じているとき、ス
イッチS1だけを押した場合には、メータ120の針が
触れるが、スイッチS1とS3とをともに押した場合に
は、針は触れなくなる。
明する。この場合、検査者は切り換えスイッチSSを
側に切り換える。そして、スイッチS1を押して、側
を導通させる。このときの状態は、図5に示すように、
絶縁試験器111のアース端子Eは引き通し線L11に
接続された状態となり、リード端子Lは残りのすべての
引き通し線L12〜L19に接続された状態となる。こ
れにより、引き通し線L11と、引き通し線L12〜L
19との間の線間絶縁試験を行うことができる。すなわ
ち、引き通し線L12〜L19のうち1本でも、引き通
し線L11との間の絶縁が不完全である場合には、リー
ド端子Lからアース端子Eに向かって漏れ電流が流れる
ことになり、これをメータ120で確認することができ
る。メータ120の針が触れなければ、引き通し線L1
1についての線間絶縁試験は正常という結果が得られ
る。もし、メータ120の針が触れた場合には、スイッ
チS1を押した状態のままで、スイッチS2〜S9を1
つずつ押してみる。そして、メータ120の針が触れな
くなったときに押しているスイッチがどれであるかによ
って、引き通し線L11に対して絶縁不良を生じている
引き通し線を特定することができる。たとえば、引き通
し線L11とL13とが絶縁不良を生じているとき、ス
イッチS1だけを押した場合には、メータ120の針が
触れるが、スイッチS1とS3とをともに押した場合に
は、針は触れなくなる。
【0024】こうして、引き通し線L11についての線
間絶縁試験が完了したら、スイッチS1をもとに戻し、
今度はスイッチS2を押すことによって引き通し線L1
2についての線間絶縁試験を行う。こうして、スイッチ
S1〜S9までを、1つずつ順次押してゆくことによ
り、引き通し線L11〜L19のすべての組み合わせに
ついての線間絶縁試験を行うことができる。もっとも、
理論的には、スイッチS9を押す必要はない。なぜな
ら、スイッチS8を押して引き通し線L11〜L18ま
での8本についての線間絶縁試験を行えば、既に9本目
の引き通し線L19についての試験も完了しているため
である。ただ、実際には、測定結果を更に確認する意味
で、スイッチS9を押すのが好ましい。こうして、正常
の場合、検査者は9つのボタンを順に操作する作業を行
うだけで、すべての線間絶縁試験が完了することにな
る。
間絶縁試験が完了したら、スイッチS1をもとに戻し、
今度はスイッチS2を押すことによって引き通し線L1
2についての線間絶縁試験を行う。こうして、スイッチ
S1〜S9までを、1つずつ順次押してゆくことによ
り、引き通し線L11〜L19のすべての組み合わせに
ついての線間絶縁試験を行うことができる。もっとも、
理論的には、スイッチS9を押す必要はない。なぜな
ら、スイッチS8を押して引き通し線L11〜L18ま
での8本についての線間絶縁試験を行えば、既に9本目
の引き通し線L19についての試験も完了しているため
である。ただ、実際には、測定結果を更に確認する意味
で、スイッチS9を押すのが好ましい。こうして、正常
の場合、検査者は9つのボタンを順に操作する作業を行
うだけで、すべての線間絶縁試験が完了することにな
る。
【0025】以上、本発明を図示する一実施例に基づい
て説明したが、本発明はこの実施例だけに限定されるも
のではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。
たとえば、試験対象となる引き通し線は9本に限定され
るものではなく、何本であってもかまわない。また、回
路における各スイッチを半導体素子を用いたスイッチで
構成することもできる。また、線間絶縁試験のみを行え
ばよい場合には、切り換えスイッチSSや配線112は
不要である。
て説明したが、本発明はこの実施例だけに限定されるも
のではなく、この他にも種々の態様で実施可能である。
たとえば、試験対象となる引き通し線は9本に限定され
るものではなく、何本であってもかまわない。また、回
路における各スイッチを半導体素子を用いたスイッチで
構成することもできる。また、線間絶縁試験のみを行え
ばよい場合には、切り換えスイッチSSや配線112は
不要である。
【0026】
【発明の効果】以上のとおり本発明による鉄道車両用絶
縁試験装置によれば、各引き通し線と絶縁試験装置の両
端子との間の接続を、スイッチで切り換えることができ
るようにしたため、試験作業の労力を軽減し、効率よい
絶縁試験を行うことができるようになる。
縁試験装置によれば、各引き通し線と絶縁試験装置の両
端子との間の接続を、スイッチで切り換えることができ
るようにしたため、試験作業の労力を軽減し、効率よい
絶縁試験を行うことができるようになる。
【図1】従来の車体間絶縁試験の方法を示す図である。
【図2】従来の線間絶縁試験の方法を示す図である。
【図3】本発明の一実施例に係る絶縁試験装置100の
外観図である。
外観図である。
【図4】図3に示す絶縁試験装置による車体間絶縁試験
方法を示す詳細図である。
方法を示す詳細図である。
【図5】図3に示す絶縁試験装置による線間絶縁試験方
法を示す詳細図である。
法を示す詳細図である。
1…絶縁試験器 2…アース線 3…リード線 4…メータ 10,20,30,40…車両 100…絶縁試験装置 110…装置本体 111…絶縁試験器 112…アース用配線 120…メータ 130…アース線 140…リード線 150…連結栓 200…配線ソケット C1〜C3…連結線 E…アース端子 E1〜E3…アース線 L…リード端子 L11〜L19,L21,L31,L41…引き通し線 SS…切り換えスイッチ S0〜S9…スイッチ T1〜T9,Ta〜Tg…端子
Claims (2)
- 【請求項1】 鉄道車両の複数の引き通し線についての
絶縁試験を行う装置であって、 各引き通し線のそれぞれの端点と電気的に接触する複数
の電極を有する連結栓と、 前記複数の電極のそれぞれを、第1の節点Lまたは第2
の節点Eのいずれか一方に接続するための複数の切り換
えスイッチと、 前記第1の節点Lと前記第2の節点Eとの間が電気的に
短絡しているか否かを試験する試験器と、 を備えることを特徴とする鉄道車両用絶縁試験装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の試験装置において、第
2の節点Eを車両の車体に電気的に接触させる手段を更
に設けたことを特徴とする鉄道車両用絶縁試験装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3252972A JPH0560812A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 鉄道車両用絶縁試験装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3252972A JPH0560812A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 鉄道車両用絶縁試験装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0560812A true JPH0560812A (ja) | 1993-03-12 |
Family
ID=17244718
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3252972A Pending JPH0560812A (ja) | 1991-09-04 | 1991-09-04 | 鉄道車両用絶縁試験装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0560812A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008281400A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Hitachi Computer Peripherals Co Ltd | 高絶縁抵抗測定装置及び高絶縁抵抗測定方法 |
| CN109581163A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-04-05 | 深圳科安达电子科技股份有限公司 | 一种铁路信号电缆绝缘测试方法 |
-
1991
- 1991-09-04 JP JP3252972A patent/JPH0560812A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008281400A (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Hitachi Computer Peripherals Co Ltd | 高絶縁抵抗測定装置及び高絶縁抵抗測定方法 |
| CN109581163A (zh) * | 2018-12-20 | 2019-04-05 | 深圳科安达电子科技股份有限公司 | 一种铁路信号电缆绝缘测试方法 |
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