JPH0561089B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0561089B2 JPH0561089B2 JP27227289A JP27227289A JPH0561089B2 JP H0561089 B2 JPH0561089 B2 JP H0561089B2 JP 27227289 A JP27227289 A JP 27227289A JP 27227289 A JP27227289 A JP 27227289A JP H0561089 B2 JPH0561089 B2 JP H0561089B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rolling
- tension
- rolled
- plate
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Shaping By String And By Release Of Stress In Plastics And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、高分子材料の圧延による板状製品
の製造法に関する。
の製造法に関する。
高分子材料は、圧延による延伸によつて、強度
が高く、耐衝撃性の優れた特性を付与することが
知られている。このような板材を得るためには、
例えば、4図に示すように、特願昭61−123435号
(特開昭62−280014号)には、圧延機1の前後に
テンシヨンリール2,2′を設け、張力を加えな
がら圧延する方法が開示されている。図中3は材
料、4はダミーコイル、5はボルトを示す。ま
た、第5図に示すように、特願平1−91888号に
は、圧延初期のパスは無張力で行い、途中パス以
降あるいは最終パスにおいて、張力を加えながら
圧延する方法が提案されている。図中6はロー
ル、7は材料、8は張力付加装置を示す。
が高く、耐衝撃性の優れた特性を付与することが
知られている。このような板材を得るためには、
例えば、4図に示すように、特願昭61−123435号
(特開昭62−280014号)には、圧延機1の前後に
テンシヨンリール2,2′を設け、張力を加えな
がら圧延する方法が開示されている。図中3は材
料、4はダミーコイル、5はボルトを示す。ま
た、第5図に示すように、特願平1−91888号に
は、圧延初期のパスは無張力で行い、途中パス以
降あるいは最終パスにおいて、張力を加えながら
圧延する方法が提案されている。図中6はロー
ル、7は材料、8は張力付加装置を示す。
しかしながら、これらの方法においても生産
性、歩留等の点で、さらに解決すべき問題があつ
た。
性、歩留等の点で、さらに解決すべき問題があつ
た。
前述したテンシヨンリールを用いるプロセス
は、予め、材料の先と後端に穴を開けておき、材
料を加熱した後、開放したロール直下に材料を位
置させ、テンシヨンリールにおけるダミーコイル
と、例えば第6図にその詳細部を示すように、ボ
ルト14などにより穴を利用して固定した後、ロ
ール12を圧下し圧延を開始する方法が採られ
る。図中13は材料、15はダミーコイルを示
す。しかしながら、この方法はロールに締結部が
接触しないようにする必要があるために、圧延さ
れない部分(テンシヨンリールとの締結部)の長
手方向の長さLは、最大300mmにも達する。圧延
終了後、この部分は切り捨てることになるため、
製品として利用できる部分の割合、いわゆる歩留
は極端に小さく、結果として、製造コストを高め
ることになる。
は、予め、材料の先と後端に穴を開けておき、材
料を加熱した後、開放したロール直下に材料を位
置させ、テンシヨンリールにおけるダミーコイル
と、例えば第6図にその詳細部を示すように、ボ
ルト14などにより穴を利用して固定した後、ロ
ール12を圧下し圧延を開始する方法が採られ
る。図中13は材料、15はダミーコイルを示
す。しかしながら、この方法はロールに締結部が
接触しないようにする必要があるために、圧延さ
れない部分(テンシヨンリールとの締結部)の長
手方向の長さLは、最大300mmにも達する。圧延
終了後、この部分は切り捨てることになるため、
製品として利用できる部分の割合、いわゆる歩留
は極端に小さく、結果として、製造コストを高め
ることになる。
一方、圧延初期のパスを無張力で行い、途中パ
ス以降あるいは最終パスにおいて、張力を加えな
がら圧延する方法は、板厚が薄くなつてから張力
装置を締結するので、歩留は上記の方法より向上
するが、それでも切捨て部は皆無ではない。
ス以降あるいは最終パスにおいて、張力を加えな
がら圧延する方法は、板厚が薄くなつてから張力
装置を締結するので、歩留は上記の方法より向上
するが、それでも切捨て部は皆無ではない。
いずれの場合も最終的には材料に張力を加えて
いるために、歩留が低下しているが、これは、高
分子の圧延においては、圧延後の弾性回復が大き
いこと等のために、平坦な板を得るためには、材
料への張力付与が不可欠な工程となるためであ
る。
いるために、歩留が低下しているが、これは、高
分子の圧延においては、圧延後の弾性回復が大き
いこと等のために、平坦な板を得るためには、材
料への張力付与が不可欠な工程となるためであ
る。
本発明は、以上の点に鑑み、設備費が安く、か
つ歩留も高い圧延方法を提供することを目的とし
てなされた。
つ歩留も高い圧延方法を提供することを目的とし
てなされた。
本発明の特徴とする処は、高分子材料を複数パ
スの圧延により、材料の一方向あるいは、一方向
と直角をなす方向に延伸させて、該材料の強度を
高める方法において、全パスを張力をかけないで
圧延し、圧延後、温間で0.003Kgf/cm2以上の圧
力を、板平面に加えることを特徴とする高分子材
料の圧延法にある。
スの圧延により、材料の一方向あるいは、一方向
と直角をなす方向に延伸させて、該材料の強度を
高める方法において、全パスを張力をかけないで
圧延し、圧延後、温間で0.003Kgf/cm2以上の圧
力を、板平面に加えることを特徴とする高分子材
料の圧延法にある。
以下、本発明を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図における設備は、a図における圧延機
9、c図におけるプレス機11であり、前者はb
図の如く板厚を薄くするための圧延工程を受持
ち、後者はc図の如く圧延された板の平坦度を矯
正する工程を受け持つ。
9、c図におけるプレス機11であり、前者はb
図の如く板厚を薄くするための圧延工程を受持
ち、後者はc図の如く圧延された板の平坦度を矯
正する工程を受け持つ。
発明者らは、まず、圧延工程において、高分子
の圧延における張力の作用と効果を実験的に確か
めた。すなわち、無張力で多パスの圧延を行なつ
ても、形状は悪化するが、板厚を薄くするという
圧延本来の目的は達成できることを、多くの実験
から見いだした。よつて、形状を無視すれば、第
1図aに示すような無張力の圧延プロセスで、所
定の板厚の圧延材を得ることができる。
の圧延における張力の作用と効果を実験的に確か
めた。すなわち、無張力で多パスの圧延を行なつ
ても、形状は悪化するが、板厚を薄くするという
圧延本来の目的は達成できることを、多くの実験
から見いだした。よつて、形状を無視すれば、第
1図aに示すような無張力の圧延プロセスで、所
定の板厚の圧延材を得ることができる。
この場合、初期パスにおいて無張力で材料を圧
延することは、噛込み性が低下することを意味す
るが、これは、特願平1−91888号に提案してい
るように、予め、材料の長手方向の途中部分をロ
ールで圧下した状態から、圧延を開始すればよ
い。
延することは、噛込み性が低下することを意味す
るが、これは、特願平1−91888号に提案してい
るように、予め、材料の長手方向の途中部分をロ
ールで圧下した状態から、圧延を開始すればよ
い。
発明者らは、次に矯正工程において、圧延材に
対する温度と圧力との効果を実験的に確かめた。
すなわち、形状が悪化した薄い圧延板を、圧延
後、温間で圧力を板平面に加えれば、形状が悪化
した薄い圧延板を、十分満足できる形状に矯正で
きることを多くの実験から見いだした。
対する温度と圧力との効果を実験的に確かめた。
すなわち、形状が悪化した薄い圧延板を、圧延
後、温間で圧力を板平面に加えれば、形状が悪化
した薄い圧延板を、十分満足できる形状に矯正で
きることを多くの実験から見いだした。
ここで、形状は、鉄鋼分野で用いられる急峻度
λで評価した。急峻度λの定義は、次の通りであ
り、下記の式中の波高さδとピツチlは、第2図
に示した。
λで評価した。急峻度λの定義は、次の通りであ
り、下記の式中の波高さδとピツチlは、第2図
に示した。
急峻度λ=δ/l
これより、例えばポリプロピレンにおける形状
(急峻度)と圧力との関係は、第3図の様になり、
0.003Kgf/cm2の圧力をかければ平坦な板が得ら
れることが分かる。
(急峻度)と圧力との関係は、第3図の様になり、
0.003Kgf/cm2の圧力をかければ平坦な板が得ら
れることが分かる。
よつて、圧延後の形状が悪い板を、第1図cに
示す様なプレス機11を用いて、圧力を加えれ
ば、d図の如く平坦度に優れた圧延板10が、
得られる。加える圧力は非常に小さな値で良いた
めに、プレス機11においては、特に圧力を生じ
させる動力は必要なく、例えばアルミニウム板の
自重だけで十分である。
示す様なプレス機11を用いて、圧力を加えれ
ば、d図の如く平坦度に優れた圧延板10が、
得られる。加える圧力は非常に小さな値で良いた
めに、プレス機11においては、特に圧力を生じ
させる動力は必要なく、例えばアルミニウム板の
自重だけで十分である。
上に示すように、本発明においては、張力を用
いる必要はないので、第6図に示すような締結部
の切捨ては全く無く、平坦度が優れた圧延板を、
製品歩留100%で製造が可能となる。なお、二方
向に圧延する場合、この製造方法は最初の方向の
圧延にも用いることが出来るし、次の方向の圧延
にも用いることが出来る。
いる必要はないので、第6図に示すような締結部
の切捨ては全く無く、平坦度が優れた圧延板を、
製品歩留100%で製造が可能となる。なお、二方
向に圧延する場合、この製造方法は最初の方向の
圧延にも用いることが出来るし、次の方向の圧延
にも用いることが出来る。
板厚10mm、板幅1000mm、長さ1000mmのポリプロ
ピレン材料を、ロール径300mmのロールで、最初
から無張力で板厚3mmまで4パスで圧延した後、
平坦部プレス部がアルミニユームで出来た温間で
プレスで、圧力0.005Kgf/mm2、温度137.5℃、時
間30分でプレスしたところ、満足すべき形状を持
つ圧延板が得られた。この時の歩留は、100%で
あつた。
ピレン材料を、ロール径300mmのロールで、最初
から無張力で板厚3mmまで4パスで圧延した後、
平坦部プレス部がアルミニユームで出来た温間で
プレスで、圧力0.005Kgf/mm2、温度137.5℃、時
間30分でプレスしたところ、満足すべき形状を持
つ圧延板が得られた。この時の歩留は、100%で
あつた。
板厚10mm、板幅1000mm、長さ1000mmのポリプロ
ピレン材料を、ロール径300mmのロールで、最初
から無張力で3パス圧延した後、板端の前後を摩
擦力で締結し、張力を加えながら再度圧延し、締
結部(300mm×2)を切り落とした。この時の歩
留は、80%であつた。
ピレン材料を、ロール径300mmのロールで、最初
から無張力で3パス圧延した後、板端の前後を摩
擦力で締結し、張力を加えながら再度圧延し、締
結部(300mm×2)を切り落とした。この時の歩
留は、80%であつた。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば高分子材料を
安価な設備で歩留良く圧延することを可能にした
ので、優れた高分子材料を量産できる効果があ
る。
安価な設備で歩留良く圧延することを可能にした
ので、優れた高分子材料を量産できる効果があ
る。
第1図a,b,c,dは本発明の圧延板の製造
プロセスを示す図、第2図は急峻度の定義を示す
図、第3図はポリプロピレンにおける急峻度と圧
力の関係を示す図、第4図は従来の高分子圧延板
の製造プロセスの一例である、テンシヨンリール
方式を示す図、第5図a,b,c,dは従来の高
分子圧延板の製造プロセスの一例である、最終パ
スのみ張力をかける圧延方式を示す図、第6図は
張力付加のために、テンシヨンリールに素材を締
結している状態を示す図である。 1…ロール、2…テンシヨンリール、3…材
料、4…ダミーコイル、5…ボルト、6…ロー
ル、7…材料、8…張力付加装置、9…圧延機、
10…材料、11…プレス機、12…ロール、1
3…材料、14…ボルト、15…ダミーコイル。
プロセスを示す図、第2図は急峻度の定義を示す
図、第3図はポリプロピレンにおける急峻度と圧
力の関係を示す図、第4図は従来の高分子圧延板
の製造プロセスの一例である、テンシヨンリール
方式を示す図、第5図a,b,c,dは従来の高
分子圧延板の製造プロセスの一例である、最終パ
スのみ張力をかける圧延方式を示す図、第6図は
張力付加のために、テンシヨンリールに素材を締
結している状態を示す図である。 1…ロール、2…テンシヨンリール、3…材
料、4…ダミーコイル、5…ボルト、6…ロー
ル、7…材料、8…張力付加装置、9…圧延機、
10…材料、11…プレス機、12…ロール、1
3…材料、14…ボルト、15…ダミーコイル。
Claims (1)
- 1 高分子材料を複数パスの圧延により、材料の
一方向あるいは、一方向と直角をなす方向に延伸
させて、該材料の強度を高める方法において、全
パスを張力をかけないで圧延し、圧延後、温間で
0.003Kgf/cm2以上の圧力を、板平面に加えるこ
とを特徴とする高分子材料の圧延法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27227289A JPH03133620A (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 高分子材料の圧延法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27227289A JPH03133620A (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 高分子材料の圧延法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03133620A JPH03133620A (ja) | 1991-06-06 |
| JPH0561089B2 true JPH0561089B2 (ja) | 1993-09-03 |
Family
ID=17511539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27227289A Granted JPH03133620A (ja) | 1989-10-19 | 1989-10-19 | 高分子材料の圧延法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH03133620A (ja) |
-
1989
- 1989-10-19 JP JP27227289A patent/JPH03133620A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03133620A (ja) | 1991-06-06 |
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