JPH0561292B2 - - Google Patents
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- JPH0561292B2 JPH0561292B2 JP2504308A JP50430890A JPH0561292B2 JP H0561292 B2 JPH0561292 B2 JP H0561292B2 JP 2504308 A JP2504308 A JP 2504308A JP 50430890 A JP50430890 A JP 50430890A JP H0561292 B2 JPH0561292 B2 JP H0561292B2
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- polyester resin
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- C08J—WORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
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- C08J5/04—Reinforcing macromolecular compounds with loose or coherent fibrous material
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- F41H5/04—Plate construction composed of more than one layer
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- F41H5/0485—Layered armour containing fibre- or fabric-reinforced layers all the layers being only fibre- or fabric-reinforced layers
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
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- C08J2367/00—Characterised by the use of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Derivatives of such polymers
- C08J2367/06—Unsaturated polyesters
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Description
請求の範囲
1 (a) 低アルカリのマグネシア−アルミニウム
−シリケートガラス繊維ロービング織物を (i) 重合可能なモノマー溶媒中にポリエステル
樹脂を含有する樹脂溶液及び、 (ii) 遊離ラジカル触媒、及び必要に応じて (iii) 増粘材、及び必要に応じて (iv) 難燃性材料 を含有する含浸組成物で含浸する工程、及び (b) 前記の含浸されたロービング織物をシート圧
縮成形ユニツト中で約107.2〜123.8℃(225〜
255〓)の温度で、前記の含浸されたロービン
グ織物を金型ユニツトに実質的に一体化させる
に十分な時間にわたり、発熱温度が約148.8℃
(300〓)若しくはそれ以下に維持し、かつ前記
のポリエステル樹脂とモノマー溶媒を触媒的に
架橋するするに十分な圧力の下に硬化を行う工
程 を有する耐弾動性複合材料の製造方法。 2 前記の含浸されたロービング織物が、約689
〜4136キロパスカル(100−600psi)の圧力で約
30分若しくはそれ以下で硬化される請求の範囲第
1項記載の製造方法。 3 前記の耐弾動性複合材料がガラス繊維を約75
重量%若しくはそれ以上で含有する請求の範囲第
1項記載の製造方法。 4 前記の耐弾動性複合材料が約0.0158〜約7.62
cm(1/16〜約3インチ)の厚さを有する請求の範
囲第1項記載の製造方法。 5 前記のポリエステル樹脂が約23未満の酸価数
を有する請求の範囲第1項記載の製造方法。 6 前記のポリエステル樹脂がイソフタル酸−マ
レイン酸−プロピレングリコールポリエステル樹
脂を含有する請求の範囲第1項記載の製造方法。 7 前記のポリエステル樹脂がマレイン酸−プロ
ピレンポリエステル樹脂を含有する請求の範囲第
1項記載の製造方法。 8 前記の重合可能なモノマー溶媒が、スチレ
ン、ジアリルフタレート及びメチルメタクリレー
ト若しくはそれらの混合物から成る群から選択さ
れる請求の範囲第1項記載の製造方法。 9 前記の遊離ラジカル触媒が、ターシヤリーブ
チルペルベンゾエート、ベンゾイルペルオキシド
及び2,5−ジメチル−2,5−ビス(2−エチ
ルヘキサノイルペルオキシ)ヘキサン、若しくは
それらの混合物から成る群から選択される請求の
範囲第1項記載の製造方法。 10 前記の遊離ラジカル触媒が含浸組成物中に
約0.5重量%で存在するターシヤリーブチルペル
ベンゾエートを含む請求の範囲第1項記載の製造
方法。 11 前記の増粘剤が、水酸化カルシウムを含有
する請求の範囲第1項記載の製造方法。 12 前記の難燃材料が、水和されたアルミナを
含有する請求の範囲第1項記載の製造方法。 13 ガラス繊維ロービング織物が、一方向方形
直行織り用の平織り、綾織り、若しくは朱子織り
のロービング織物を含むものである請求の範囲第
1項記載の製造方法。 14 前記のガラス繊維ロービング織物が、約
610〜1627.2g/m2(18〜48オンス/平方ヤード)
の単位面積当たりの重量を有する請求の範囲第1
項記載の製造方法。 15 前記のガラス繊維ロービング織物が、エポ
キシ皮膜形成剤及びエポキシシランカツプリング
剤若しくはエポキシ皮膜形成剤及びメチルシラン
カツプリング剤を含む群から選択されたサイズ組
成物によつてサイズ処理された請求の範囲第13
項記載の製造方法。 16 前記のエポキシシランカツプリング剤がガ
ンマーグリシドキシプロピルトリメトキシシラン
を含有する請求の範囲第15項記載の製造方法。 17 前記のメチルシランカツプリング剤がメチ
ルトリメトキシシランを含有する請求の範囲第1
5項記載の製造方法。 技術分野 本発明は、ガラス繊維およびポリエステル樹脂
を含有する平板耐弾動材料の製造方法に関する。 背景技術 高強度の繊維を含有する耐弾動性製品は種々の
軍事的応用に対して有益であることが知られてい
る。前述の繊維は織物の形態を有し、熱硬化性樹
脂中にカプセル封入されるか、若しくは埋封され
て複合材料とされる。軍事仕様書MIL−L−
62474Bにはポリアラミドとポリビニルブチラー
ル、フエノールホルムアルデヒド、トリメチロー
ルフエノール、および無水フタル酸の硬化反応生
成物である積層用樹脂を利用した積層材、若しく
は複合材の一例が記載されている。前記の積層材
は、種々の装甲への応用において利用できるが、
これにはいくつかの欠点がある。その一つとして
は、特に前記の積層材は、材料の構造的強度と妥
協せずには平板の耐弾動材料の形成には使用でき
ないことである。 複合材を耐弾動性平板として有効に応用するた
めには前記の複合材が、弾動系としての良好な特
性を含む特性が広範に渡り均衡していること、及
び耐火性、耐煙性、及び無毒性等の基準に適合し
ていることが重要である。 またこれらの望まれる特性を有する複合材が効
率良く製造されることが重要である。今日であつ
ても耐弾動性平板の製造方法には労力を集約した
製造操作が要求される。 本明細書は、前記の特性を有する複合材を示す
ものであり、これは高強度マグネシアアルミノシ
リケートガラス繊維から製造されるガラスロービ
ング織物と、例えばスチレン、ジアリルフタレー
ト又はメチルメタクリレートを含有するコモノマ
ーと遊離ラジカル触媒を用いて熱硬化状態まで硬
化できる不飽和イソフタル酸−マレイン酸−プロ
ピレングリコールポリエステル樹脂から形成され
る。本明細書中における、良好な結果を与える樹
脂溶液としては低酸価数を有するポリエステルを
含有する樹脂系が挙げられる。この樹脂系の特性
の故に、前述の耐弾動性複合材料の製造はこれま
で人力によつたハンドレイアツプ技術によつての
み可能であつたのである。しかしながら、前述の
技術は、適切な商業的及び経済的な方法で平板複
合材を信頼性良く製造するには好ましくない。 本発明は、平板複合材の製造に対して経済的お
よび商業的に満足される方法を提供するものであ
る。典型的には、前記の複合材は少なくとも約
0.158cm(1/16インチ)の厚さで形成されるが、
本方法によれば驚くべきことに、厚さ7.62cm(3
インチ)以下の高品質の複合材を形成することが
できる。本発明によれば、例えばスチレンのよう
な重合可能なモノマーおよび遊離ラジカル開始剤
を使用することによつて樹脂が硬化されるもので
ある。従来では、平板複合材の形成工程のあいだ
に発生する発熱反応の結果、しばしば複合材の内
部亀裂に起因する問題が起こることから、平板複
材が適切に形成されるとは考えられてはいなかつ
た。 従つて、本発明の目的は平板耐弾動性材料の製
造方法を提供することにある。 発明の開示 本発明は平板耐弾動性材料の製造方法に関する
ものであり、それはポリエステルプレポリマー樹
脂と重合可能なモノマーを含有する好適な樹脂溶
液を、ガラス繊維ロービング織物に好適な硬化条
件の下で遊離ラジカル触媒の存在下で含浸させる
工程を有する。前記の重合可能なモノマーは、ポ
リエステルプレポリマー樹脂に対する溶媒及び遊
離ラジカル開始剤の双方として作用する。 本発明は特に、耐弾動性平板複合材の形成方法
に関するものであり、それは、低アルカリのマグ
ネシア−アルミニウム−シリケートガラス組成物
にガラス分率が75〜85重量%およびそれ以上の範
囲で、ポリエステルプレポリマー樹脂および遊離
ラジカルの供給源としての重合可能なモノマー性
溶媒の存在下で形成した樹脂マトリツクス、増粘
剤、遊離ラジカル触媒、及び必要に応じて難燃材
料を含有する含浸組成物を含浸させることによる
ものである。遊離ラジカルの供給源として好適で
ある重合可能なモノマーとしては、例えばスチレ
ン、ジアリルフタレート、およびメチルメタクリ
レートが挙げられる。好適なポリエステルプレポ
リマーとしては、例えば、イソフタル酸−マレイ
ン酸−プロピレングリコールポリエステルおよび
マレイン酸ポリエステル、若しくはそれらの混合
物が挙げられる。好適な遊離ラジカル触媒として
は例えば、ベンゾイルペルオキシド、及びターシ
ヤリーブチルペルベンゾエートが挙げられる。前
記のポリエステルプレポリマーおよび重合可能な
モノマーは、ポリエステルプレポリマーとモノマ
ーの遊離ラジカル触媒によつて開始された架橋に
よる発熱エネルギーが過剰にならないような条件
で硬化される。含浸されたガラス組成物は、シー
ト圧縮成形機中約107.2〜123.8℃(225−255〓)
で成形ユニツトに実質的に一体化するのに十分な
時間にわたり、発熱温度を約148℃(300〓)若し
くはそれ以下に保持し、かつ前記のポリエステル
樹脂およびモノマーを触媒的に架橋させるような
十分の圧力の下で硬化される。 特に本発明の1態様としては、78〜82%の低ア
ルカリマグネシア−アルミニウム−シリケートの
ガラス繊維ロービング織物を含有する組成物を、
0.5%のターシヤリーブチルペルベンゾエートを
含有する約35容量%及びそれ以下のイソフタル酸
−マレイン酸−プロピレングリコールポリエステ
ル樹脂のスチレン溶液を用いて成形することに関
しており、これには必要に応じて水酸化カルシウ
ムの増粘剤が添加されてもよく、またアルミナ三
水和物が必要に応じて添加されてもよい。その成
形時間は15〜30分の範囲であり、かつ、その成形
温度は、約107.2℃〜123.8℃(225−255〓)の範
囲である。前記の成形温度での成形時間は、組成
物の所望の積層厚さ及び加圧下で前記組成物を冷
却するのに要される時間の長さに依存する。 本発明の方法に従つて形成された耐弾動性材料
は、約75〜85重量%若しくはそれ以上の低アルカ
リのマグネシア−アルミニウム−シリケートとい
う高いガラス含有量を有し、かつ高い圧縮降伏強
さ及び剪断弾性率を有するポリエステル樹脂を含
有し、かつさらに耐弾動性材料の硬化の際に発生
する発熱反応をポリエステルのガラス転移Tgよ
り約10℃〜37.7℃(50℃〜100〓)高い範囲に制
御することによつて、低い面間剪断強さ(即ち、
低い結合サイズによる)を有するものである。 本発明の方法に従つて形成された平板耐弾動性
材料は、高い機械低特性、望ましい火煙抵抗性を
有し、かつ制作が容易で製造効率が改善されたも
のである。 図面の詳細な説明 第1図〜第3図は本発明の方法により形成され
た複合材の代表的な温度履歴を示すものである。 第4図は、本発明の方法により形成されたプリ
プレグ複合材の層に対する面密度と厚さを示す図
である。 第5図から第8図は実施例2に記載した複合材
の各動力学的特性の複合特性を示した図である。 第9図及び第10図は、実施例3に記載の複合
材の示差熱分析を示した図である。 発明の最良の態様 最適な材料及び工程の双方を適切に組み合わせ
ることが、望ましい耐弾動特性及び要求される耐
火及び耐煙性を有する平板耐弾動性材料の形成に
とつて必要とされる。 本発明は、少なくとも1つのポリエステルプレ
ポリマー樹脂及び少なくとも1つの重合可能なモ
ノマーを含有する好適な樹脂溶液でガラスロービ
ング織物を、少なくとも1つのフリーラジカル触
媒の存在下で好適な硬化条件下に含浸させる工程
を有する平板耐弾動性材料を製造する方法に関す
るものである。前記の重合可能なモノマーは、前
記のポリエステルプレポリマーの溶媒及びフリー
ラジカル開始剤の双方として機能するものであ
る。 本発明は特に、好ましくは約75重量%若しくは
それ以上のガラス分率の低アルカリのマグネシア
−アルミニウム−シリケートガラス組成物である
ガラスロービング織物に、約35容量%若しくはそ
れ以下の好適なポリエステル樹脂及び重合可能な
モノマーの溶液を、過剰な発熱エネルギーを避
け、かつ前記のポリエステル樹脂とモノマー溶媒
が触媒的に架橋するような好適な硬化条件の下で
含浸させる工程を含んだものである。 前記のガラスロービング織物としては、マグネ
シア−アルミニウム−シリケートガラス繊維製の
ものであることが望ましく、例えば、平織、綾
織、若しくは朱子織のロービング織物か若しく
は、単一方向の方形直交織を挙げることができ
る。本明細書で使用される前記のマグネシア−ア
ルミニウム−シリケートガラス繊維としては、高
強度の繊維が挙げられ、典型的には34000メガパ
スカル(500000psi)を越える引つ張り強度を有
するものである。この繊維は、重量でおよそ約2/
3、典型的には約65重量%がシリカであり、重量
で約1/3がマグネシアとアルミナであり、アルミ
ナがマグネシアよりも過大な量で存在するもので
ある。典型的には、アルミナは約25重量%の量で
存在し、マグネシアは、約10重量%の量で存在す
る。 好適な態様においては、前記の繊維はその上に
耐水性のサイズ被覆を有しており、これによつて
前記の樹脂溶液によつて湿潤されるのであるが、
前記の被覆はポリエステル樹脂とは化学的には反
応しないものである。弾動性への利用に対する本
発明のポリエステルに使用される好適なサイズ被
覆としては、(例えばビスフエノールエピクロル
ヒドリンといつた)エポキシを基材とした皮膜形
成剤及び、(例えばユニオンカーバイド社製の
A−187若しくは、ダウコーニング社製のZ−
6040、即ちガンマ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシランといつた)エポキシシランカツプリ
ング剤、若しくは(例えばユニオンカーバイド社
製のA−163若しくはダウコーニング社製のZ−
6070、即ちメチルトリメトキシシランといつた)
メチルシランカツプリング剤及び他の通常の材料
を含有するサイズが挙げられる。また、他のカツ
プリング剤、例えばダウコーニング社製のZ−
6071、即ちベンジルトリメトキシシラン若しくは
それらの混合物であつても本発明に於いて使用す
ることができる。前記のサイズによれば、機械荷
重の通常の速度下で応力を繊維へ移行させるばか
りではなく、例えば弾動性の事象といつた速い荷
重速度下でも樹脂を繊維から剥離することができ
るのである。前記サイズの耐水性は、繊維を約2
時間浸し、その後に乾燥するといつた熱湯試験に
よつて試験することができる。少なくともその初
期曲げ強度の約80%を維持しているものが良好な
耐水性を有しているものである。剥離は標準的な
面間剪断強度を測定する短梁剪断試験によつて評
価することができる。 短梁剪断試験(ASTM D−2344)による面間
剪断強度が約34470キロパスカル(5000psi)未
満、好ましくは27576キロパスカル(4000psi)未
満、最も望ましくは約13790キロパスカル
(2000psi)未満であるものが良好な結果を与え
る。好適な態様においては、前記のガラスロービ
ング織物としては、S−2ガラス(登録商標)の
ガラス繊維が挙げられ、これらはサイズ規格が
463若しくは463Mであるオウンズ−コーニングフ
アイバーグラス社製の市販のものが使用できる。
好適な態様においては前記のロービング織物は、
約610〜1627.2g/m2(18−48オンス/平方ヤー
ド)の単位面積当たりの重量を有するものであ
る。高い引つ張り強度及び圧縮強度を有するS−
2ガラス(登録商標)の繊維強化積層材は、剛性
を有する構造装甲の弾動及び構造的特性の双方に
貢献する。S−2ガラス(登録商標)繊維の高い
極限伸び(約5.7%)が、装甲の動力学的な弾動
衝撃吸収性にとつて重要である。 本発明においては、種々のポリエステル樹脂が
使用できる。特に好適な樹脂の一つとしては、イ
ソフタル酸−マレイン酸−ポリプロピレングリコ
ールポリエステル樹脂が挙げられる。ここで使用
する用語、イソフタル酸−マレイン酸−ポリプロ
ピレングリコールポリエステル樹脂とは、低酸価
数のポリエステル(即ち、通常約12.5未満の酸価
数を有するもの)である。前記のイソフタル酸−
マレイン酸−ポリプロピレングリコールポリエス
テルは不飽和の熱硬化性のポリエステルであり、
イソフタル酸、無水マレイン酸、及びポリプロピ
レングリコールから生成される。用語“酸”と
は、無水物をも意味し、また逆に“無水物”とは
酸を意味する。前記のイソフタル酸−マレイン酸
−ポリプロピレングリコールポリエステルは、前
述の無水物若しくは酸のエステルとポリプロピレ
ングリコールのエステルをも同様に反応させるこ
とによつて生成することができる。 好適な低酸価数を有する約2:1:1の比を有
する熱硬化性の不飽和イソフタル酸−マレイン酸
−プロピレングリコールポリエステルはオウンズ
−コーニングフアイバーグラス社製のものが使用
でき、その規格はE−780ポリエステル樹脂であ
る。E−780ポリエステル樹脂は、例えばアニリ
ン若しくは置換アニリンといつたいかなるアミン
加速剤も含有しないものであり、これらは要求さ
れる増粘制御に不都合な影響を与える。前記の加
速剤は通常ポリエステルとモノマーの反応を加速
するために使用される。より低い不揮発分を有
し、かつアミンを含有しない同様に好適な樹脂溶
液はE−701ポリエステル樹脂であり、これもま
たオウンズ−コーニングフアイバーグラス社から
入手できる。前述のイソフタル酸樹脂は、約7か
ら約12.5、かつ典型的には約9未満の酸価数を有
する。E−780ポリエステル樹脂は通常、約34%
がスチレンであり、一方アミンを含有しないE−
701ポリエステル樹脂は、通常約45%がスチレン
である。 本発明の範囲において他のポリエステル樹脂、
例えばマレイン酸−プロピレングリコールポリエ
ステル樹脂等も使用できる。前記のマレイン酸−
プロピレングリコールポリエステル樹脂は、約18
〜23の範囲の酸価数を有するものであつて、これ
は、使用される特定の増粘材料に依存する。例え
ば、好適なポリエステルとしては、イソフタル酸
−マレイン酸−プロピレングリコールポリエステ
ル(1:1:1)を含有するオウンズ−コーニン
グフアイバーグラス社から入手できるE−980ポ
リエステル樹脂;マレイン酸ポリプロピレングリ
コールを含有するオウンズ−コーニングフアイバ
ーグラス社から入手できるE−903ポリエステル
樹脂;及びマレイン酸プロピレングリコール
(1:1)を含有するオウンズ−コーニングフア
イバーグラス社から入手できるP−340ポリエス
テル樹脂が挙げられる。 前記の樹脂溶液は、ポリエステル樹脂と重合可
能なモノマー溶媒から成るものであつて、含浸組
成物中で約53〜約70重量%の範囲であり、前記の
樹脂溶液は典型的には約300〜約1500センチポイ
ズの粘度を有する。 本発明の好適な態様における重合可能なモノマ
ー溶媒は、スチレン、ジアリルフタレート、メチ
ルメタクリレート、若しくはそれらの溶媒の混合
物を含む。例えば、P−340樹脂を使用する場合
には特に好適なモノマー溶媒として、ジアリルフ
タレート及びメチルメタクリレートを含む。 モノマー溶媒としてジアリルフタレートを使用
する際には、粘度は前記範囲の上限であつてもよ
い。典型的には、ジアリルフタレートを除きスチ
レンが使用される場合には、溶液の粘度は約300
〜600若しくは700cps程度になる。溶媒及び重合
可能なモノマーとしてスチレンとともにジアリル
フタレートが使用される場合には、ジアリルフタ
レートのスチレンに対する好適な比率としては、
通常(重量基準で)約2:5未満である。(通常
約3重量%未満の量である)アルフア−メチルス
チレンが樹脂溶液に使用される場合には、アルフ
ア−メチルスチレンは硬化による発熱強度を抑制
する働きを有する。 遊離ラジカル触媒は、ポリエステルプレポリマ
ーと重合可能なモノマーとの間の架橋を開始する
ために使用される。前記の触媒が、反応の開始及
び発熱温度が激烈すぎず、かつ適当に自己制御さ
れて平板複合材の形成が可能であるように選択さ
れることが望まれる。好適な態様においては、
0.5%のターシヤリーブチルペルベンゾエート
(tBPB)、若しくは1.0〜1.5%のベンゾイルペル
オキシド(BPO)が触媒として使用される。他
の好適な触媒としては、例えばターシヤリーブチ
ルペルベンゾエートとベンゾイルペルオキシドの
混合物、若しくは2,5−ジメチル−2,5−ビ
ス−(2−エチルヘキサノイルペルオキシ)ヘキ
サンを含有する触媒ルパルゾール(Lupersol)
256、若しくは他の望ましい触媒の混合物が挙げ
られる。 水酸化カルシウムは、水(若しくはグリセリン
若しくは水とグリセリンの混合物)とともに使用
され樹脂溶液の増粘を制御できる好適な増粘剤で
あり、種々の重大な時点において要求される粘度
を提供するものであるが、これはいかなる供給源
によつても得ることができる。特に好適な増粘剤
は規格PG−9104であるプラスチカラー社
(Plasticolors,Inc.)から入手でき、これは非増
粘性のスチレンオリゴマー錬磨ペースト
(grinding paste)中に約30重量%の活性水酸化
カルシウムを含有するものである。 本発明の範囲においては、種々の助剤が含浸組
成物中に添加されてもよい。ヒユームドシリカ
(例えば、Cab−O−Sil材料)は、最終的なロー
ル状パツケージ中での流動性を軽減するのに添加
することができる。水和アルミナを含有する材料
(例えば、アルコア社(Alcoa,Inc.)から入手で
きるソーレム(Solem)332若しくはハイドラル
(Hydral)710のようなアルミナ3水和物材料)
は、毒性の問題を発生させずに、望まれる火−煙
への要求を満たすために難燃性材料として添加す
ることができる。 本発明の1態様としては、前述した全ての重要
な特性を有し、耐弾動性材料として十分に機能す
る製品に必要な全ての特性を有する最終の複合材
を提供する含浸組成物は、(i)水酸化カルシウ
ム、()例えばターシヤリーブチルペルベンゾ
エート(tBPB)若しくはベンゾイルペルオキシ
ド(BPO)といつた触媒、及び()任意にア
ルミナ3水和物及び、()スチレンモノマー溶
媒、若しくはスチレンモノマーとジアリルフタレ
ートの混合物溶媒中の低酸価数のイソフタル酸−
マレイン酸−プロピレングリコールポリエステル
樹脂溶液を混合することによつて形成される。好
適な態様においては、tBPB触媒はポリエステル
を完全に硬化させるために使用することもでき、
これが添加される場合には通常、完全に硬化させ
るに足る量で使用される。完全硬化とは通常、ガ
ラス転移温度が、得られる最高のガラス転移温度
の10℃以内となるようなポリエステルの硬化条件
を得ることを言うものである。触媒としてtBPB
を使用することは特に、ジアリルフタレートが存
在する場合に効果的である。好適な態様において
は、製造物の望まれる積層厚さに依存するが、
tBPB触媒は(樹脂溶液を基準として)0〜0.6%
の間の量で添加される。 使用される含浸組成物の量は、最終的な硬化複
合材、若しくは積層材が約75〜約85重量%のガラ
スロービング織物を含有するように選択される。
通常、十分な層数のプリプレグが圧縮成形されて
約0.158cm(1/16インチ)〜約7.62cm(3インチ)
の厚さの最終複合材が提供される。 本発明の好適な工程においては、移動コンベヤ
ーが使用され、例えばポリオレフイン、より好ま
しくはポリオレフインとナイロン(ポリアミド)
の共押出し物といつた連続的なプラスチツクのキ
ヤリアーフイルムがローラーからコンベヤーへ供
給される。コンベヤーの移動に伴い、搬送される
フイルムに沿つて含浸組成物がフイルム上へ放出
され、さらにガラスロービング織物がその後に含
浸組成物層中に埋封されてガラス繊維ロービング
織物の含浸が達成される。含浸されたロービング
織物材料は、その後圧縮ロールに供給され、圧縮
により余剰の液状含浸溶液を除去することによつ
て乾燥され、プリプレグ材料が形成される。圧縮
ロールを経た含浸されたプリプレグ材料は、その
後ロール状に巻き取られる。 含浸組成物が製造されてからロービング織物の
含浸が実質的に終了する(圧縮ロールの通過を含
めて)まで、典型的な装置を使用した場合、約30
分未満かかる。前述した様に、プリプレグ材料が
その形成及びロールへの集積の後に適切に即座に
成形されることが望ましい。典型的な上記装置を
使用した実際の操作においては、これは含浸の直
後にプリプレグ材料が成形状態になければならな
いことを意味するものである。これはまた、短時
間の後にその上にプリプレグが形成されている支
持プラスチツクフイルムをプリプレグ材料から都
合良く除去することが可能でなければならないこ
とを意味している。さらに、遊離ラジカル開始剤
が、その反応の開始及び発熱がそれほど激烈では
なく、適切に自己制御されるように選択されるこ
とが望ましい。 本発明の方法に従えば、成形時間は約15〜30分
の範囲であり熱盤温度(platen tempetature)
は約107.2〜123.8℃(225−255〓)である。前記
の温度は平板弾動性材料の積層厚さ及び前記材料
を加圧下で冷却する時間に依存して変化する。発
熱温度が約148.8℃(300〓)であることが望まし
い。好適な態様においては、前記の含浸されたロ
ービング織物は、約689〜4136キロパスカル(100
−600psi)で約30分未満硬化される。 本発明の1態様においては、前記の含浸工程は
含浸組成物をコンベヤーベルトの底部に沿つて走
行しているプラスチツクキヤリアーフイルム上に
計量することから開始される。 ドクターブレードによつて、キヤリアーフイル
ムに提供される含浸組成物の量が制御される。キ
ヤリアーに供給される含浸組成物の典型的な厚さ
範囲は、20〜30ミル(0.508〜0.762mm)である。
含浸組成物の最終積層製品中での含有量が低い
(15〜35%)ため、含浸組成物がキヤリアーフイ
ルム上で均一に分散することが、堅牢性、良好な
湿潤性を保証するためには重要である。 含浸溶液を有するキヤリアーフイルムは、ガラ
ス繊維ロービング織物材料が含浸組成物上に巻き
出される領域へ搬送される。ロービング織物の計
量分配速度は、機械のライン速度、例えば、3.04
〜4.87m/分(10−16フイート/分)に一致す
る。その後に、第2のキヤリアーフイルムはガラ
ス繊維ロービング織物材料及び含浸組成物の先端
から施工されることになる。 ガラス含浸組成物は、2つのキヤリアーフイル
ムに挟まれており、これがプリプレグ材料を形成
する圧縮領域へ搬送される。圧縮によつて、含浸
組成物のロービング織物中への分散が容易となり
かつ、ガラスへの湿潤が改善される。 圧縮の後、プリプレグ材料には予備的な張力が
印加され、標準的なシート成形組成物(SMC)
タレツト若しくは巻き取りローラー上に巻き取ら
れる。予備的な張力印加は、ばら荷造り装置
(bulk packaging equipment)ではなく、ロー
ルによつて行われるのが好ましい。プリプレグロ
ールが所望の寸法に達した後にナイロンフイルム
によつて覆つてスチレンの損失を最小とし、水分
を遮断しかつ取扱を容易とする。平方メートル当
たりの重量(平方フツト当たりの重量)を判定す
るために採取された試料は、ロールが完全に巻き
取られる直前にプリプレグから切り出され、内在
するロービングの乾燥重量をプリプレグの重量で
割る事から計算して品質管理のために見積もりガ
ラス対樹脂比を得る。 好適な態様においては、ガラスが75〜80重量%
のプリプレグロールを製造する際にロールの中心
部で張力を減少させる。これによつて、含浸組成
物がはみ出し、プリプレグロール全体にわたるガ
ラス含浸組成物含有率の均一性に影響を与える現
象が防止される。張力を現象することは、タレツ
ト若しくは、標準よりも大きな直径を有する巻き
取りローラーを使用して行うことができる。例え
ば、25.4cm(10インチ)の直径の芯に巻かれたプ
リプレグは極めて均一な含浸組成物含有量を有す
る。比較のため、8.89cm(31/2インチ)の直径を
有する芯に巻き取られたプリプレグ材料は、ロー
ルの内側から外側の材料の間の含浸組成物含有量
に差異が見られた。 ロービング織物中に含浸組成物を適切に含浸さ
せた後、プリプレグの取扱特性は方法における異
なつた工程での粘度が或る水準に維持されると言
うことに依存している。含浸組成物の望ましい増
粘特性を次に示す。(1)増粘剤が添加される以前に
は粘度は300〜1200cpsであり、(2)粘度は良好に含
浸するための圧縮の間では4000cps以下でなけれ
ばならず、かつ(3)粘着させずに、フイルムを剥離
する時には少なくとも25000cpsの粘度が必要であ
る。 含浸組成物を製造する際には、増粘剤は混合さ
れる最後の成分である。他の全ての成分は連続的
に混合されるが、そのポツトライフ(pot life)
は約12時間である。増粘剤が添加された後には含
浸組成物は30分以内のうちに処理されなければな
らない。 含浸組成物が製造されて数分以内で樹脂粘度は
25000cpsを越えるが、これは、ただちに成形を行
いたい場合にはフイルムが剥離されるに十分なも
のである。ロールが24時間貯蔵された後、粘度は
一定になる。保存寿命は24℃(75〓)で6〜8週
間である。 実施例 1 圧縮成形例に用いた含浸組成物の配合を次に示
す。
−シリケートガラス繊維ロービング織物を (i) 重合可能なモノマー溶媒中にポリエステル
樹脂を含有する樹脂溶液及び、 (ii) 遊離ラジカル触媒、及び必要に応じて (iii) 増粘材、及び必要に応じて (iv) 難燃性材料 を含有する含浸組成物で含浸する工程、及び (b) 前記の含浸されたロービング織物をシート圧
縮成形ユニツト中で約107.2〜123.8℃(225〜
255〓)の温度で、前記の含浸されたロービン
グ織物を金型ユニツトに実質的に一体化させる
に十分な時間にわたり、発熱温度が約148.8℃
(300〓)若しくはそれ以下に維持し、かつ前記
のポリエステル樹脂とモノマー溶媒を触媒的に
架橋するするに十分な圧力の下に硬化を行う工
程 を有する耐弾動性複合材料の製造方法。 2 前記の含浸されたロービング織物が、約689
〜4136キロパスカル(100−600psi)の圧力で約
30分若しくはそれ以下で硬化される請求の範囲第
1項記載の製造方法。 3 前記の耐弾動性複合材料がガラス繊維を約75
重量%若しくはそれ以上で含有する請求の範囲第
1項記載の製造方法。 4 前記の耐弾動性複合材料が約0.0158〜約7.62
cm(1/16〜約3インチ)の厚さを有する請求の範
囲第1項記載の製造方法。 5 前記のポリエステル樹脂が約23未満の酸価数
を有する請求の範囲第1項記載の製造方法。 6 前記のポリエステル樹脂がイソフタル酸−マ
レイン酸−プロピレングリコールポリエステル樹
脂を含有する請求の範囲第1項記載の製造方法。 7 前記のポリエステル樹脂がマレイン酸−プロ
ピレンポリエステル樹脂を含有する請求の範囲第
1項記載の製造方法。 8 前記の重合可能なモノマー溶媒が、スチレ
ン、ジアリルフタレート及びメチルメタクリレー
ト若しくはそれらの混合物から成る群から選択さ
れる請求の範囲第1項記載の製造方法。 9 前記の遊離ラジカル触媒が、ターシヤリーブ
チルペルベンゾエート、ベンゾイルペルオキシド
及び2,5−ジメチル−2,5−ビス(2−エチ
ルヘキサノイルペルオキシ)ヘキサン、若しくは
それらの混合物から成る群から選択される請求の
範囲第1項記載の製造方法。 10 前記の遊離ラジカル触媒が含浸組成物中に
約0.5重量%で存在するターシヤリーブチルペル
ベンゾエートを含む請求の範囲第1項記載の製造
方法。 11 前記の増粘剤が、水酸化カルシウムを含有
する請求の範囲第1項記載の製造方法。 12 前記の難燃材料が、水和されたアルミナを
含有する請求の範囲第1項記載の製造方法。 13 ガラス繊維ロービング織物が、一方向方形
直行織り用の平織り、綾織り、若しくは朱子織り
のロービング織物を含むものである請求の範囲第
1項記載の製造方法。 14 前記のガラス繊維ロービング織物が、約
610〜1627.2g/m2(18〜48オンス/平方ヤード)
の単位面積当たりの重量を有する請求の範囲第1
項記載の製造方法。 15 前記のガラス繊維ロービング織物が、エポ
キシ皮膜形成剤及びエポキシシランカツプリング
剤若しくはエポキシ皮膜形成剤及びメチルシラン
カツプリング剤を含む群から選択されたサイズ組
成物によつてサイズ処理された請求の範囲第13
項記載の製造方法。 16 前記のエポキシシランカツプリング剤がガ
ンマーグリシドキシプロピルトリメトキシシラン
を含有する請求の範囲第15項記載の製造方法。 17 前記のメチルシランカツプリング剤がメチ
ルトリメトキシシランを含有する請求の範囲第1
5項記載の製造方法。 技術分野 本発明は、ガラス繊維およびポリエステル樹脂
を含有する平板耐弾動材料の製造方法に関する。 背景技術 高強度の繊維を含有する耐弾動性製品は種々の
軍事的応用に対して有益であることが知られてい
る。前述の繊維は織物の形態を有し、熱硬化性樹
脂中にカプセル封入されるか、若しくは埋封され
て複合材料とされる。軍事仕様書MIL−L−
62474Bにはポリアラミドとポリビニルブチラー
ル、フエノールホルムアルデヒド、トリメチロー
ルフエノール、および無水フタル酸の硬化反応生
成物である積層用樹脂を利用した積層材、若しく
は複合材の一例が記載されている。前記の積層材
は、種々の装甲への応用において利用できるが、
これにはいくつかの欠点がある。その一つとして
は、特に前記の積層材は、材料の構造的強度と妥
協せずには平板の耐弾動材料の形成には使用でき
ないことである。 複合材を耐弾動性平板として有効に応用するた
めには前記の複合材が、弾動系としての良好な特
性を含む特性が広範に渡り均衡していること、及
び耐火性、耐煙性、及び無毒性等の基準に適合し
ていることが重要である。 またこれらの望まれる特性を有する複合材が効
率良く製造されることが重要である。今日であつ
ても耐弾動性平板の製造方法には労力を集約した
製造操作が要求される。 本明細書は、前記の特性を有する複合材を示す
ものであり、これは高強度マグネシアアルミノシ
リケートガラス繊維から製造されるガラスロービ
ング織物と、例えばスチレン、ジアリルフタレー
ト又はメチルメタクリレートを含有するコモノマ
ーと遊離ラジカル触媒を用いて熱硬化状態まで硬
化できる不飽和イソフタル酸−マレイン酸−プロ
ピレングリコールポリエステル樹脂から形成され
る。本明細書中における、良好な結果を与える樹
脂溶液としては低酸価数を有するポリエステルを
含有する樹脂系が挙げられる。この樹脂系の特性
の故に、前述の耐弾動性複合材料の製造はこれま
で人力によつたハンドレイアツプ技術によつての
み可能であつたのである。しかしながら、前述の
技術は、適切な商業的及び経済的な方法で平板複
合材を信頼性良く製造するには好ましくない。 本発明は、平板複合材の製造に対して経済的お
よび商業的に満足される方法を提供するものであ
る。典型的には、前記の複合材は少なくとも約
0.158cm(1/16インチ)の厚さで形成されるが、
本方法によれば驚くべきことに、厚さ7.62cm(3
インチ)以下の高品質の複合材を形成することが
できる。本発明によれば、例えばスチレンのよう
な重合可能なモノマーおよび遊離ラジカル開始剤
を使用することによつて樹脂が硬化されるもので
ある。従来では、平板複合材の形成工程のあいだ
に発生する発熱反応の結果、しばしば複合材の内
部亀裂に起因する問題が起こることから、平板複
材が適切に形成されるとは考えられてはいなかつ
た。 従つて、本発明の目的は平板耐弾動性材料の製
造方法を提供することにある。 発明の開示 本発明は平板耐弾動性材料の製造方法に関する
ものであり、それはポリエステルプレポリマー樹
脂と重合可能なモノマーを含有する好適な樹脂溶
液を、ガラス繊維ロービング織物に好適な硬化条
件の下で遊離ラジカル触媒の存在下で含浸させる
工程を有する。前記の重合可能なモノマーは、ポ
リエステルプレポリマー樹脂に対する溶媒及び遊
離ラジカル開始剤の双方として作用する。 本発明は特に、耐弾動性平板複合材の形成方法
に関するものであり、それは、低アルカリのマグ
ネシア−アルミニウム−シリケートガラス組成物
にガラス分率が75〜85重量%およびそれ以上の範
囲で、ポリエステルプレポリマー樹脂および遊離
ラジカルの供給源としての重合可能なモノマー性
溶媒の存在下で形成した樹脂マトリツクス、増粘
剤、遊離ラジカル触媒、及び必要に応じて難燃材
料を含有する含浸組成物を含浸させることによる
ものである。遊離ラジカルの供給源として好適で
ある重合可能なモノマーとしては、例えばスチレ
ン、ジアリルフタレート、およびメチルメタクリ
レートが挙げられる。好適なポリエステルプレポ
リマーとしては、例えば、イソフタル酸−マレイ
ン酸−プロピレングリコールポリエステルおよび
マレイン酸ポリエステル、若しくはそれらの混合
物が挙げられる。好適な遊離ラジカル触媒として
は例えば、ベンゾイルペルオキシド、及びターシ
ヤリーブチルペルベンゾエートが挙げられる。前
記のポリエステルプレポリマーおよび重合可能な
モノマーは、ポリエステルプレポリマーとモノマ
ーの遊離ラジカル触媒によつて開始された架橋に
よる発熱エネルギーが過剰にならないような条件
で硬化される。含浸されたガラス組成物は、シー
ト圧縮成形機中約107.2〜123.8℃(225−255〓)
で成形ユニツトに実質的に一体化するのに十分な
時間にわたり、発熱温度を約148℃(300〓)若し
くはそれ以下に保持し、かつ前記のポリエステル
樹脂およびモノマーを触媒的に架橋させるような
十分の圧力の下で硬化される。 特に本発明の1態様としては、78〜82%の低ア
ルカリマグネシア−アルミニウム−シリケートの
ガラス繊維ロービング織物を含有する組成物を、
0.5%のターシヤリーブチルペルベンゾエートを
含有する約35容量%及びそれ以下のイソフタル酸
−マレイン酸−プロピレングリコールポリエステ
ル樹脂のスチレン溶液を用いて成形することに関
しており、これには必要に応じて水酸化カルシウ
ムの増粘剤が添加されてもよく、またアルミナ三
水和物が必要に応じて添加されてもよい。その成
形時間は15〜30分の範囲であり、かつ、その成形
温度は、約107.2℃〜123.8℃(225−255〓)の範
囲である。前記の成形温度での成形時間は、組成
物の所望の積層厚さ及び加圧下で前記組成物を冷
却するのに要される時間の長さに依存する。 本発明の方法に従つて形成された耐弾動性材料
は、約75〜85重量%若しくはそれ以上の低アルカ
リのマグネシア−アルミニウム−シリケートとい
う高いガラス含有量を有し、かつ高い圧縮降伏強
さ及び剪断弾性率を有するポリエステル樹脂を含
有し、かつさらに耐弾動性材料の硬化の際に発生
する発熱反応をポリエステルのガラス転移Tgよ
り約10℃〜37.7℃(50℃〜100〓)高い範囲に制
御することによつて、低い面間剪断強さ(即ち、
低い結合サイズによる)を有するものである。 本発明の方法に従つて形成された平板耐弾動性
材料は、高い機械低特性、望ましい火煙抵抗性を
有し、かつ制作が容易で製造効率が改善されたも
のである。 図面の詳細な説明 第1図〜第3図は本発明の方法により形成され
た複合材の代表的な温度履歴を示すものである。 第4図は、本発明の方法により形成されたプリ
プレグ複合材の層に対する面密度と厚さを示す図
である。 第5図から第8図は実施例2に記載した複合材
の各動力学的特性の複合特性を示した図である。 第9図及び第10図は、実施例3に記載の複合
材の示差熱分析を示した図である。 発明の最良の態様 最適な材料及び工程の双方を適切に組み合わせ
ることが、望ましい耐弾動特性及び要求される耐
火及び耐煙性を有する平板耐弾動性材料の形成に
とつて必要とされる。 本発明は、少なくとも1つのポリエステルプレ
ポリマー樹脂及び少なくとも1つの重合可能なモ
ノマーを含有する好適な樹脂溶液でガラスロービ
ング織物を、少なくとも1つのフリーラジカル触
媒の存在下で好適な硬化条件下に含浸させる工程
を有する平板耐弾動性材料を製造する方法に関す
るものである。前記の重合可能なモノマーは、前
記のポリエステルプレポリマーの溶媒及びフリー
ラジカル開始剤の双方として機能するものであ
る。 本発明は特に、好ましくは約75重量%若しくは
それ以上のガラス分率の低アルカリのマグネシア
−アルミニウム−シリケートガラス組成物である
ガラスロービング織物に、約35容量%若しくはそ
れ以下の好適なポリエステル樹脂及び重合可能な
モノマーの溶液を、過剰な発熱エネルギーを避
け、かつ前記のポリエステル樹脂とモノマー溶媒
が触媒的に架橋するような好適な硬化条件の下で
含浸させる工程を含んだものである。 前記のガラスロービング織物としては、マグネ
シア−アルミニウム−シリケートガラス繊維製の
ものであることが望ましく、例えば、平織、綾
織、若しくは朱子織のロービング織物か若しく
は、単一方向の方形直交織を挙げることができ
る。本明細書で使用される前記のマグネシア−ア
ルミニウム−シリケートガラス繊維としては、高
強度の繊維が挙げられ、典型的には34000メガパ
スカル(500000psi)を越える引つ張り強度を有
するものである。この繊維は、重量でおよそ約2/
3、典型的には約65重量%がシリカであり、重量
で約1/3がマグネシアとアルミナであり、アルミ
ナがマグネシアよりも過大な量で存在するもので
ある。典型的には、アルミナは約25重量%の量で
存在し、マグネシアは、約10重量%の量で存在す
る。 好適な態様においては、前記の繊維はその上に
耐水性のサイズ被覆を有しており、これによつて
前記の樹脂溶液によつて湿潤されるのであるが、
前記の被覆はポリエステル樹脂とは化学的には反
応しないものである。弾動性への利用に対する本
発明のポリエステルに使用される好適なサイズ被
覆としては、(例えばビスフエノールエピクロル
ヒドリンといつた)エポキシを基材とした皮膜形
成剤及び、(例えばユニオンカーバイド社製の
A−187若しくは、ダウコーニング社製のZ−
6040、即ちガンマ−グリシドキシプロピルトリメ
トキシシランといつた)エポキシシランカツプリ
ング剤、若しくは(例えばユニオンカーバイド社
製のA−163若しくはダウコーニング社製のZ−
6070、即ちメチルトリメトキシシランといつた)
メチルシランカツプリング剤及び他の通常の材料
を含有するサイズが挙げられる。また、他のカツ
プリング剤、例えばダウコーニング社製のZ−
6071、即ちベンジルトリメトキシシラン若しくは
それらの混合物であつても本発明に於いて使用す
ることができる。前記のサイズによれば、機械荷
重の通常の速度下で応力を繊維へ移行させるばか
りではなく、例えば弾動性の事象といつた速い荷
重速度下でも樹脂を繊維から剥離することができ
るのである。前記サイズの耐水性は、繊維を約2
時間浸し、その後に乾燥するといつた熱湯試験に
よつて試験することができる。少なくともその初
期曲げ強度の約80%を維持しているものが良好な
耐水性を有しているものである。剥離は標準的な
面間剪断強度を測定する短梁剪断試験によつて評
価することができる。 短梁剪断試験(ASTM D−2344)による面間
剪断強度が約34470キロパスカル(5000psi)未
満、好ましくは27576キロパスカル(4000psi)未
満、最も望ましくは約13790キロパスカル
(2000psi)未満であるものが良好な結果を与え
る。好適な態様においては、前記のガラスロービ
ング織物としては、S−2ガラス(登録商標)の
ガラス繊維が挙げられ、これらはサイズ規格が
463若しくは463Mであるオウンズ−コーニングフ
アイバーグラス社製の市販のものが使用できる。
好適な態様においては前記のロービング織物は、
約610〜1627.2g/m2(18−48オンス/平方ヤー
ド)の単位面積当たりの重量を有するものであ
る。高い引つ張り強度及び圧縮強度を有するS−
2ガラス(登録商標)の繊維強化積層材は、剛性
を有する構造装甲の弾動及び構造的特性の双方に
貢献する。S−2ガラス(登録商標)繊維の高い
極限伸び(約5.7%)が、装甲の動力学的な弾動
衝撃吸収性にとつて重要である。 本発明においては、種々のポリエステル樹脂が
使用できる。特に好適な樹脂の一つとしては、イ
ソフタル酸−マレイン酸−ポリプロピレングリコ
ールポリエステル樹脂が挙げられる。ここで使用
する用語、イソフタル酸−マレイン酸−ポリプロ
ピレングリコールポリエステル樹脂とは、低酸価
数のポリエステル(即ち、通常約12.5未満の酸価
数を有するもの)である。前記のイソフタル酸−
マレイン酸−ポリプロピレングリコールポリエス
テルは不飽和の熱硬化性のポリエステルであり、
イソフタル酸、無水マレイン酸、及びポリプロピ
レングリコールから生成される。用語“酸”と
は、無水物をも意味し、また逆に“無水物”とは
酸を意味する。前記のイソフタル酸−マレイン酸
−ポリプロピレングリコールポリエステルは、前
述の無水物若しくは酸のエステルとポリプロピレ
ングリコールのエステルをも同様に反応させるこ
とによつて生成することができる。 好適な低酸価数を有する約2:1:1の比を有
する熱硬化性の不飽和イソフタル酸−マレイン酸
−プロピレングリコールポリエステルはオウンズ
−コーニングフアイバーグラス社製のものが使用
でき、その規格はE−780ポリエステル樹脂であ
る。E−780ポリエステル樹脂は、例えばアニリ
ン若しくは置換アニリンといつたいかなるアミン
加速剤も含有しないものであり、これらは要求さ
れる増粘制御に不都合な影響を与える。前記の加
速剤は通常ポリエステルとモノマーの反応を加速
するために使用される。より低い不揮発分を有
し、かつアミンを含有しない同様に好適な樹脂溶
液はE−701ポリエステル樹脂であり、これもま
たオウンズ−コーニングフアイバーグラス社から
入手できる。前述のイソフタル酸樹脂は、約7か
ら約12.5、かつ典型的には約9未満の酸価数を有
する。E−780ポリエステル樹脂は通常、約34%
がスチレンであり、一方アミンを含有しないE−
701ポリエステル樹脂は、通常約45%がスチレン
である。 本発明の範囲において他のポリエステル樹脂、
例えばマレイン酸−プロピレングリコールポリエ
ステル樹脂等も使用できる。前記のマレイン酸−
プロピレングリコールポリエステル樹脂は、約18
〜23の範囲の酸価数を有するものであつて、これ
は、使用される特定の増粘材料に依存する。例え
ば、好適なポリエステルとしては、イソフタル酸
−マレイン酸−プロピレングリコールポリエステ
ル(1:1:1)を含有するオウンズ−コーニン
グフアイバーグラス社から入手できるE−980ポ
リエステル樹脂;マレイン酸ポリプロピレングリ
コールを含有するオウンズ−コーニングフアイバ
ーグラス社から入手できるE−903ポリエステル
樹脂;及びマレイン酸プロピレングリコール
(1:1)を含有するオウンズ−コーニングフア
イバーグラス社から入手できるP−340ポリエス
テル樹脂が挙げられる。 前記の樹脂溶液は、ポリエステル樹脂と重合可
能なモノマー溶媒から成るものであつて、含浸組
成物中で約53〜約70重量%の範囲であり、前記の
樹脂溶液は典型的には約300〜約1500センチポイ
ズの粘度を有する。 本発明の好適な態様における重合可能なモノマ
ー溶媒は、スチレン、ジアリルフタレート、メチ
ルメタクリレート、若しくはそれらの溶媒の混合
物を含む。例えば、P−340樹脂を使用する場合
には特に好適なモノマー溶媒として、ジアリルフ
タレート及びメチルメタクリレートを含む。 モノマー溶媒としてジアリルフタレートを使用
する際には、粘度は前記範囲の上限であつてもよ
い。典型的には、ジアリルフタレートを除きスチ
レンが使用される場合には、溶液の粘度は約300
〜600若しくは700cps程度になる。溶媒及び重合
可能なモノマーとしてスチレンとともにジアリル
フタレートが使用される場合には、ジアリルフタ
レートのスチレンに対する好適な比率としては、
通常(重量基準で)約2:5未満である。(通常
約3重量%未満の量である)アルフア−メチルス
チレンが樹脂溶液に使用される場合には、アルフ
ア−メチルスチレンは硬化による発熱強度を抑制
する働きを有する。 遊離ラジカル触媒は、ポリエステルプレポリマ
ーと重合可能なモノマーとの間の架橋を開始する
ために使用される。前記の触媒が、反応の開始及
び発熱温度が激烈すぎず、かつ適当に自己制御さ
れて平板複合材の形成が可能であるように選択さ
れることが望まれる。好適な態様においては、
0.5%のターシヤリーブチルペルベンゾエート
(tBPB)、若しくは1.0〜1.5%のベンゾイルペル
オキシド(BPO)が触媒として使用される。他
の好適な触媒としては、例えばターシヤリーブチ
ルペルベンゾエートとベンゾイルペルオキシドの
混合物、若しくは2,5−ジメチル−2,5−ビ
ス−(2−エチルヘキサノイルペルオキシ)ヘキ
サンを含有する触媒ルパルゾール(Lupersol)
256、若しくは他の望ましい触媒の混合物が挙げ
られる。 水酸化カルシウムは、水(若しくはグリセリン
若しくは水とグリセリンの混合物)とともに使用
され樹脂溶液の増粘を制御できる好適な増粘剤で
あり、種々の重大な時点において要求される粘度
を提供するものであるが、これはいかなる供給源
によつても得ることができる。特に好適な増粘剤
は規格PG−9104であるプラスチカラー社
(Plasticolors,Inc.)から入手でき、これは非増
粘性のスチレンオリゴマー錬磨ペースト
(grinding paste)中に約30重量%の活性水酸化
カルシウムを含有するものである。 本発明の範囲においては、種々の助剤が含浸組
成物中に添加されてもよい。ヒユームドシリカ
(例えば、Cab−O−Sil材料)は、最終的なロー
ル状パツケージ中での流動性を軽減するのに添加
することができる。水和アルミナを含有する材料
(例えば、アルコア社(Alcoa,Inc.)から入手で
きるソーレム(Solem)332若しくはハイドラル
(Hydral)710のようなアルミナ3水和物材料)
は、毒性の問題を発生させずに、望まれる火−煙
への要求を満たすために難燃性材料として添加す
ることができる。 本発明の1態様としては、前述した全ての重要
な特性を有し、耐弾動性材料として十分に機能す
る製品に必要な全ての特性を有する最終の複合材
を提供する含浸組成物は、(i)水酸化カルシウ
ム、()例えばターシヤリーブチルペルベンゾ
エート(tBPB)若しくはベンゾイルペルオキシ
ド(BPO)といつた触媒、及び()任意にア
ルミナ3水和物及び、()スチレンモノマー溶
媒、若しくはスチレンモノマーとジアリルフタレ
ートの混合物溶媒中の低酸価数のイソフタル酸−
マレイン酸−プロピレングリコールポリエステル
樹脂溶液を混合することによつて形成される。好
適な態様においては、tBPB触媒はポリエステル
を完全に硬化させるために使用することもでき、
これが添加される場合には通常、完全に硬化させ
るに足る量で使用される。完全硬化とは通常、ガ
ラス転移温度が、得られる最高のガラス転移温度
の10℃以内となるようなポリエステルの硬化条件
を得ることを言うものである。触媒としてtBPB
を使用することは特に、ジアリルフタレートが存
在する場合に効果的である。好適な態様において
は、製造物の望まれる積層厚さに依存するが、
tBPB触媒は(樹脂溶液を基準として)0〜0.6%
の間の量で添加される。 使用される含浸組成物の量は、最終的な硬化複
合材、若しくは積層材が約75〜約85重量%のガラ
スロービング織物を含有するように選択される。
通常、十分な層数のプリプレグが圧縮成形されて
約0.158cm(1/16インチ)〜約7.62cm(3インチ)
の厚さの最終複合材が提供される。 本発明の好適な工程においては、移動コンベヤ
ーが使用され、例えばポリオレフイン、より好ま
しくはポリオレフインとナイロン(ポリアミド)
の共押出し物といつた連続的なプラスチツクのキ
ヤリアーフイルムがローラーからコンベヤーへ供
給される。コンベヤーの移動に伴い、搬送される
フイルムに沿つて含浸組成物がフイルム上へ放出
され、さらにガラスロービング織物がその後に含
浸組成物層中に埋封されてガラス繊維ロービング
織物の含浸が達成される。含浸されたロービング
織物材料は、その後圧縮ロールに供給され、圧縮
により余剰の液状含浸溶液を除去することによつ
て乾燥され、プリプレグ材料が形成される。圧縮
ロールを経た含浸されたプリプレグ材料は、その
後ロール状に巻き取られる。 含浸組成物が製造されてからロービング織物の
含浸が実質的に終了する(圧縮ロールの通過を含
めて)まで、典型的な装置を使用した場合、約30
分未満かかる。前述した様に、プリプレグ材料が
その形成及びロールへの集積の後に適切に即座に
成形されることが望ましい。典型的な上記装置を
使用した実際の操作においては、これは含浸の直
後にプリプレグ材料が成形状態になければならな
いことを意味するものである。これはまた、短時
間の後にその上にプリプレグが形成されている支
持プラスチツクフイルムをプリプレグ材料から都
合良く除去することが可能でなければならないこ
とを意味している。さらに、遊離ラジカル開始剤
が、その反応の開始及び発熱がそれほど激烈では
なく、適切に自己制御されるように選択されるこ
とが望ましい。 本発明の方法に従えば、成形時間は約15〜30分
の範囲であり熱盤温度(platen tempetature)
は約107.2〜123.8℃(225−255〓)である。前記
の温度は平板弾動性材料の積層厚さ及び前記材料
を加圧下で冷却する時間に依存して変化する。発
熱温度が約148.8℃(300〓)であることが望まし
い。好適な態様においては、前記の含浸されたロ
ービング織物は、約689〜4136キロパスカル(100
−600psi)で約30分未満硬化される。 本発明の1態様においては、前記の含浸工程は
含浸組成物をコンベヤーベルトの底部に沿つて走
行しているプラスチツクキヤリアーフイルム上に
計量することから開始される。 ドクターブレードによつて、キヤリアーフイル
ムに提供される含浸組成物の量が制御される。キ
ヤリアーに供給される含浸組成物の典型的な厚さ
範囲は、20〜30ミル(0.508〜0.762mm)である。
含浸組成物の最終積層製品中での含有量が低い
(15〜35%)ため、含浸組成物がキヤリアーフイ
ルム上で均一に分散することが、堅牢性、良好な
湿潤性を保証するためには重要である。 含浸溶液を有するキヤリアーフイルムは、ガラ
ス繊維ロービング織物材料が含浸組成物上に巻き
出される領域へ搬送される。ロービング織物の計
量分配速度は、機械のライン速度、例えば、3.04
〜4.87m/分(10−16フイート/分)に一致す
る。その後に、第2のキヤリアーフイルムはガラ
ス繊維ロービング織物材料及び含浸組成物の先端
から施工されることになる。 ガラス含浸組成物は、2つのキヤリアーフイル
ムに挟まれており、これがプリプレグ材料を形成
する圧縮領域へ搬送される。圧縮によつて、含浸
組成物のロービング織物中への分散が容易となり
かつ、ガラスへの湿潤が改善される。 圧縮の後、プリプレグ材料には予備的な張力が
印加され、標準的なシート成形組成物(SMC)
タレツト若しくは巻き取りローラー上に巻き取ら
れる。予備的な張力印加は、ばら荷造り装置
(bulk packaging equipment)ではなく、ロー
ルによつて行われるのが好ましい。プリプレグロ
ールが所望の寸法に達した後にナイロンフイルム
によつて覆つてスチレンの損失を最小とし、水分
を遮断しかつ取扱を容易とする。平方メートル当
たりの重量(平方フツト当たりの重量)を判定す
るために採取された試料は、ロールが完全に巻き
取られる直前にプリプレグから切り出され、内在
するロービングの乾燥重量をプリプレグの重量で
割る事から計算して品質管理のために見積もりガ
ラス対樹脂比を得る。 好適な態様においては、ガラスが75〜80重量%
のプリプレグロールを製造する際にロールの中心
部で張力を減少させる。これによつて、含浸組成
物がはみ出し、プリプレグロール全体にわたるガ
ラス含浸組成物含有率の均一性に影響を与える現
象が防止される。張力を現象することは、タレツ
ト若しくは、標準よりも大きな直径を有する巻き
取りローラーを使用して行うことができる。例え
ば、25.4cm(10インチ)の直径の芯に巻かれたプ
リプレグは極めて均一な含浸組成物含有量を有す
る。比較のため、8.89cm(31/2インチ)の直径を
有する芯に巻き取られたプリプレグ材料は、ロー
ルの内側から外側の材料の間の含浸組成物含有量
に差異が見られた。 ロービング織物中に含浸組成物を適切に含浸さ
せた後、プリプレグの取扱特性は方法における異
なつた工程での粘度が或る水準に維持されると言
うことに依存している。含浸組成物の望ましい増
粘特性を次に示す。(1)増粘剤が添加される以前に
は粘度は300〜1200cpsであり、(2)粘度は良好に含
浸するための圧縮の間では4000cps以下でなけれ
ばならず、かつ(3)粘着させずに、フイルムを剥離
する時には少なくとも25000cpsの粘度が必要であ
る。 含浸組成物を製造する際には、増粘剤は混合さ
れる最後の成分である。他の全ての成分は連続的
に混合されるが、そのポツトライフ(pot life)
は約12時間である。増粘剤が添加された後には含
浸組成物は30分以内のうちに処理されなければな
らない。 含浸組成物が製造されて数分以内で樹脂粘度は
25000cpsを越えるが、これは、ただちに成形を行
いたい場合にはフイルムが剥離されるに十分なも
のである。ロールが24時間貯蔵された後、粘度は
一定になる。保存寿命は24℃(75〓)で6〜8週
間である。 実施例 1 圧縮成形例に用いた含浸組成物の配合を次に示
す。
【表】
圧縮成形の操作は、次の通りである。成形機
を、最高発熱温度及び成形された積層材中での残
留応力を最小とするため、107.2〜123.8℃(225
−255〓)へ予備加熱する。金型は蝋引きするか、
若しくは金型剥離フイルムを使用することができ
る。積層は支持搬送材表面上で、成形機の外で次
のように行われる。まず、金型剥離フイルム層を
最初に敷く。次に例えば、テフロンコートした織
物の様なキヤリアーフイルムである“剥離層”の
層を敷く。その後適切な形状及び数のガラス繊維
ロービング織物のプリプレグ層を挿入する。含浸
組成物の層をロービング織物上に分散する。これ
を、剥離層キヤリアーフイルムといつた別の層、
その後に金型剥離フイルムで覆う。重ね合わされ
たプリプレグ対成形された積層材の嵩張り係数は
約2:1である。 仕上げられた積層材は成形機中に置かれる。温
度特性を記録するために、端部から約2.54cm(1
インチ)の積層材の中心に熱電対を設置する。
鋼、若しくはアルミニウムのシムを積層材の周囲
に設置し、厚さを制御し、かつ成形品の端から含
浸組成物が流れるのを防ぐ。金型を止め
(“stop”)まで下げる。使用される正確な圧力は
プリプレグ積層材の老化度(age)及び粘度に依
存するが、689〜4136キロパスカル(100−
600psi)の範囲であることが好ましい。通常、粘
度が低くなれば圧力も低くされる。成形圧は、マ
ルチオープン積層成形機若しくは、シングルオー
プン成形機によつて印加される。高いトン数の圧
縮では、圧力はプログラム可能な力/速度/位置
制御パツケージによつて制御される。若しくは、
成形機は、圧縮止め若しくは制御シム上で要求さ
れる厚さに接近することができる。 成形温度は、温度記録計上に発熱反応の徴候が
見られるまで107.2〜123.8℃(225−255〓)の範
囲に維持する。代表的な温度特性を添付の第1図
〜第3図に示す。圧力は前記の積層材が積層材の
中心線で137.7℃(280〓)以下となるまで維持す
る。これによつて、樹脂の熱強度が改善され、圧
力が除かれた際の剥離が防止される。1.27cm(1/
2インチ)の成形品に対する典型的なサイクル時
間は30分である。成形品を冷却後、寸法へ切断す
ることができる。前記の成形品から1.27〜2.54cm
(1/2〜1インチ)の端部を縁取りすることが望ま
しい。 ガラス含有量は次のASTM D2584によつて得
られる。これはマツフル炉及び化学天秤を必要と
する。好適な態様においては、最終積層材中での
重量ガラス含有量は約75〜85重量%、好ましくは
79±3%である。 プリプレグ層一層当たりの積層材の厚さは、約
20ミル/層(0.508mm/層)と見積もられる。例
えば、25層の積層によつて平均の厚さは、1.27cm
(0.5インチ)となる。最終的な積層材の面積密度
は、(Kg/m2(ポンド/平方フツト)は、1.27cm
の厚さのもので4.88Kg/m2(0.1インチ当たり1
ポンド/平方フツト)である。例えば、1.27cm
(0.5インチ)圧のパネルの重量は24.41Kg/m2
(5ポンド/平方フツト)である。厚さ、層数、
及び面密度に対する経験的な値を第4図に示す。 本発明の範囲に含有される他の樹脂組成物を次
に挙げる。
を、最高発熱温度及び成形された積層材中での残
留応力を最小とするため、107.2〜123.8℃(225
−255〓)へ予備加熱する。金型は蝋引きするか、
若しくは金型剥離フイルムを使用することができ
る。積層は支持搬送材表面上で、成形機の外で次
のように行われる。まず、金型剥離フイルム層を
最初に敷く。次に例えば、テフロンコートした織
物の様なキヤリアーフイルムである“剥離層”の
層を敷く。その後適切な形状及び数のガラス繊維
ロービング織物のプリプレグ層を挿入する。含浸
組成物の層をロービング織物上に分散する。これ
を、剥離層キヤリアーフイルムといつた別の層、
その後に金型剥離フイルムで覆う。重ね合わされ
たプリプレグ対成形された積層材の嵩張り係数は
約2:1である。 仕上げられた積層材は成形機中に置かれる。温
度特性を記録するために、端部から約2.54cm(1
インチ)の積層材の中心に熱電対を設置する。
鋼、若しくはアルミニウムのシムを積層材の周囲
に設置し、厚さを制御し、かつ成形品の端から含
浸組成物が流れるのを防ぐ。金型を止め
(“stop”)まで下げる。使用される正確な圧力は
プリプレグ積層材の老化度(age)及び粘度に依
存するが、689〜4136キロパスカル(100−
600psi)の範囲であることが好ましい。通常、粘
度が低くなれば圧力も低くされる。成形圧は、マ
ルチオープン積層成形機若しくは、シングルオー
プン成形機によつて印加される。高いトン数の圧
縮では、圧力はプログラム可能な力/速度/位置
制御パツケージによつて制御される。若しくは、
成形機は、圧縮止め若しくは制御シム上で要求さ
れる厚さに接近することができる。 成形温度は、温度記録計上に発熱反応の徴候が
見られるまで107.2〜123.8℃(225−255〓)の範
囲に維持する。代表的な温度特性を添付の第1図
〜第3図に示す。圧力は前記の積層材が積層材の
中心線で137.7℃(280〓)以下となるまで維持す
る。これによつて、樹脂の熱強度が改善され、圧
力が除かれた際の剥離が防止される。1.27cm(1/
2インチ)の成形品に対する典型的なサイクル時
間は30分である。成形品を冷却後、寸法へ切断す
ることができる。前記の成形品から1.27〜2.54cm
(1/2〜1インチ)の端部を縁取りすることが望ま
しい。 ガラス含有量は次のASTM D2584によつて得
られる。これはマツフル炉及び化学天秤を必要と
する。好適な態様においては、最終積層材中での
重量ガラス含有量は約75〜85重量%、好ましくは
79±3%である。 プリプレグ層一層当たりの積層材の厚さは、約
20ミル/層(0.508mm/層)と見積もられる。例
えば、25層の積層によつて平均の厚さは、1.27cm
(0.5インチ)となる。最終的な積層材の面積密度
は、(Kg/m2(ポンド/平方フツト)は、1.27cm
の厚さのもので4.88Kg/m2(0.1インチ当たり1
ポンド/平方フツト)である。例えば、1.27cm
(0.5インチ)圧のパネルの重量は24.41Kg/m2
(5ポンド/平方フツト)である。厚さ、層数、
及び面密度に対する経験的な値を第4図に示す。 本発明の範囲に含有される他の樹脂組成物を次
に挙げる。
【表】
実施例 2
イソフタル酸−マレイン酸−ポリプロピレング
リコールポリエステル樹脂及びスチレン;tBPB
触媒及び増粘材のCa(OH)2を含有するE−701樹
脂溶液で含浸した463サイジングの5X5.12の平織
りのS−2ガラス(登録商標)ガラス繊維ロービ
ング織物を3層有する弾動性積層部材を有する試
料を121.1℃(250〓)で15分間硬化した。積層部
分を試験してガラス転移温度(Tg)を決定し、
弾動性保護積層材の分子量分布を得た。 前記の試料の動力学的特性を温度の関数として
レオメトリクスダイナミツクスペクトロメーター
(RDS)(Rheometrix Dynamic Spectrometer)
の直角ねじれモードで測定した。G′貯蔵剪断弾
性率、G″(損失剪断弾性率)、及びTanΔ(G″/
G′)を−30〜200℃にわたつて5℃毎に測定し
た。この最初の温度走査が完了すると試料は−30
℃に再冷却されて、第2の掃引が行われた。第1
回目の走査と第2回目の走査特性を比較すること
で初期の硬化度が決定された。各試験のガラス転
移温度(g)をG′転移の外挿値から決定した。
各試験は0.1%の一定の歪みで1.0Hzの一定の周波
数で行つた。各動力学的特性の複合特性を第5図
〜第7図に示す。 動力学的分析の結果、即ち第1回目の走査の
Tgが98℃で第2回目の走査でのTgが104℃であ
つたことは、ここに示した試料がほんの僅かだけ
未硬化であつたことを示すものである。Tgの結
果は1回目の走査から2回目の走査で6℃の上昇
を示しただけである。分子量分布はG″ピークの
幅を調べることで決定される。分子量分布が広け
れば、広いか、若しくは平坦なG″ピークを有し、
分子量分布が狭ければ、狭く明確なG″ピークを
有するが、このことは分子量分布が広いことを示
している。 特に第8図に示すようにTanΔ(G″(貯蔵剪断弾
性率)/G′(損失剪断弾性率))として測定され
た動力学的特性を本発明の方法によつて製造され
た種々の弾動性積層部材試料について試験を行つ
た。 実施例 3 70%のP−340樹脂/30%のメチルメタクリレ
ート(MMA)溶媒を含有する試料を試験してメ
チルメタクリレート溶媒がポリエステルプレポリ
マーと架橋したかを決定した。示差熱分析
(DSC)を使用して、架橋を示すものとしてのメ
チルメタクリレート若しくはポリメチルメタクリ
レート(PMMA)のある種の誘導体のガラス転
移温度(Tg)を評価した。 デユポン910示差熱分析計(DSC)を前記のP
−340MMA試料を分析するために使用したが、
この際前記の物質と参照試料を温度管理プログラ
ム下に置く間、物質及び参照材料へのエネルギー
入力の差を温度の関数としてを測定する。DSC
セルを、温度及び熱応答に対してインジウム標準
を用いて校正した。 前記の試料をDSC皿中にカプセル封入し、プ
ログラムした10℃/分の加熱速度で25℃から220
℃へ加熱した。加熱の間には窒素ガス流を試料に
通じた。第1回目の加熱サイクルが終了した後、
前記試料を25℃へ冷却し同様の加熱プログラムに
よつて2回目の加熱を行つた。 ポリエステルのガラス転移温度(110℃)、及び
ポリメチルメタクリレートのガラス転移温度
(121℃)は検出されなかつた。しかしながら147
℃を開始点として発熱反応が起こり、169.8℃で
最高温度に達した。第9図に見られるように反応
熱は32.0J/gであつた。ガラス転移温度が検出
されなかつたことから、前記2つのポリマー間に
架橋がおこり、試料の加熱によつて残りの架橋反
応が誘起されたものである。2度目に試料を加熱
した際には発熱が観測されず、このことから第1
0図に示すように試料が完全に架橋したことが示
された。 実施例 4 添付の表1に記載した樹脂/フイラー配合が弾
動性積層材として使用する際に許容される限界酸
素指数特性を有するものである。11の配合を試験
したが、11の全てのものが許容される特性を有し
た。加えてデータに寄れば、例えば10phrキシレ
ツクス(Xyrex)(臭化添加剤、即ちFMC社から
入手できるジアリルテトラブロモフタレート)と
言つたハロゲン化添加剤を添加することによつて
限界酸素指数を平均で3.5増加し、またアルミニ
ウム三水和物の濃度を樹脂100に対して30部
(phr)〜60(phr)へ増加することによつて限界
酸素指数を23℃で6.5、150℃で6.0増加できる。 表1に記載した樹脂/フイラー配合は、許容さ
れる限界酸素指数を有している。限界酸素指数
は、23℃及び150℃の双方で測定された。許容さ
れる特性は23℃及び150℃の双方において27%以
上の限界酸素指数と定義された。 難燃材の型(アルミニウム三水和物を含む)、
難燃材の量(アルミニウム三水和物)、及びハロ
ゲン化添加剤(キシレツクス、登録商標)の量と
いつた3変数について評価した。これらの変数を
試験するため、23の要因分析計画法を使用した。
前記の変数の値について次の表2に記載する。
リコールポリエステル樹脂及びスチレン;tBPB
触媒及び増粘材のCa(OH)2を含有するE−701樹
脂溶液で含浸した463サイジングの5X5.12の平織
りのS−2ガラス(登録商標)ガラス繊維ロービ
ング織物を3層有する弾動性積層部材を有する試
料を121.1℃(250〓)で15分間硬化した。積層部
分を試験してガラス転移温度(Tg)を決定し、
弾動性保護積層材の分子量分布を得た。 前記の試料の動力学的特性を温度の関数として
レオメトリクスダイナミツクスペクトロメーター
(RDS)(Rheometrix Dynamic Spectrometer)
の直角ねじれモードで測定した。G′貯蔵剪断弾
性率、G″(損失剪断弾性率)、及びTanΔ(G″/
G′)を−30〜200℃にわたつて5℃毎に測定し
た。この最初の温度走査が完了すると試料は−30
℃に再冷却されて、第2の掃引が行われた。第1
回目の走査と第2回目の走査特性を比較すること
で初期の硬化度が決定された。各試験のガラス転
移温度(g)をG′転移の外挿値から決定した。
各試験は0.1%の一定の歪みで1.0Hzの一定の周波
数で行つた。各動力学的特性の複合特性を第5図
〜第7図に示す。 動力学的分析の結果、即ち第1回目の走査の
Tgが98℃で第2回目の走査でのTgが104℃であ
つたことは、ここに示した試料がほんの僅かだけ
未硬化であつたことを示すものである。Tgの結
果は1回目の走査から2回目の走査で6℃の上昇
を示しただけである。分子量分布はG″ピークの
幅を調べることで決定される。分子量分布が広け
れば、広いか、若しくは平坦なG″ピークを有し、
分子量分布が狭ければ、狭く明確なG″ピークを
有するが、このことは分子量分布が広いことを示
している。 特に第8図に示すようにTanΔ(G″(貯蔵剪断弾
性率)/G′(損失剪断弾性率))として測定され
た動力学的特性を本発明の方法によつて製造され
た種々の弾動性積層部材試料について試験を行つ
た。 実施例 3 70%のP−340樹脂/30%のメチルメタクリレ
ート(MMA)溶媒を含有する試料を試験してメ
チルメタクリレート溶媒がポリエステルプレポリ
マーと架橋したかを決定した。示差熱分析
(DSC)を使用して、架橋を示すものとしてのメ
チルメタクリレート若しくはポリメチルメタクリ
レート(PMMA)のある種の誘導体のガラス転
移温度(Tg)を評価した。 デユポン910示差熱分析計(DSC)を前記のP
−340MMA試料を分析するために使用したが、
この際前記の物質と参照試料を温度管理プログラ
ム下に置く間、物質及び参照材料へのエネルギー
入力の差を温度の関数としてを測定する。DSC
セルを、温度及び熱応答に対してインジウム標準
を用いて校正した。 前記の試料をDSC皿中にカプセル封入し、プ
ログラムした10℃/分の加熱速度で25℃から220
℃へ加熱した。加熱の間には窒素ガス流を試料に
通じた。第1回目の加熱サイクルが終了した後、
前記試料を25℃へ冷却し同様の加熱プログラムに
よつて2回目の加熱を行つた。 ポリエステルのガラス転移温度(110℃)、及び
ポリメチルメタクリレートのガラス転移温度
(121℃)は検出されなかつた。しかしながら147
℃を開始点として発熱反応が起こり、169.8℃で
最高温度に達した。第9図に見られるように反応
熱は32.0J/gであつた。ガラス転移温度が検出
されなかつたことから、前記2つのポリマー間に
架橋がおこり、試料の加熱によつて残りの架橋反
応が誘起されたものである。2度目に試料を加熱
した際には発熱が観測されず、このことから第1
0図に示すように試料が完全に架橋したことが示
された。 実施例 4 添付の表1に記載した樹脂/フイラー配合が弾
動性積層材として使用する際に許容される限界酸
素指数特性を有するものである。11の配合を試験
したが、11の全てのものが許容される特性を有し
た。加えてデータに寄れば、例えば10phrキシレ
ツクス(Xyrex)(臭化添加剤、即ちFMC社から
入手できるジアリルテトラブロモフタレート)と
言つたハロゲン化添加剤を添加することによつて
限界酸素指数を平均で3.5増加し、またアルミニ
ウム三水和物の濃度を樹脂100に対して30部
(phr)〜60(phr)へ増加することによつて限界
酸素指数を23℃で6.5、150℃で6.0増加できる。 表1に記載した樹脂/フイラー配合は、許容さ
れる限界酸素指数を有している。限界酸素指数
は、23℃及び150℃の双方で測定された。許容さ
れる特性は23℃及び150℃の双方において27%以
上の限界酸素指数と定義された。 難燃材の型(アルミニウム三水和物を含む)、
難燃材の量(アルミニウム三水和物)、及びハロ
ゲン化添加剤(キシレツクス、登録商標)の量と
いつた3変数について評価した。これらの変数を
試験するため、23の要因分析計画法を使用した。
前記の変数の値について次の表2に記載する。
【表】
表1に記載した樹脂/フイラー配合は、許容さ
れる限界酸素指数を有している。限界酸素指数
は、23℃及び150℃の双方で測定された。許容さ
れる特性は23℃及び150℃の双方において27%以
上の限界酸素指数と定義された。 難燃材の型(アルミニウム三水和物を含む)、
難燃材の量(アルミニウム三水和物を含む)、及
びハロゲン化添加剤(キシレツクス、登録商標)
の量といつた3変数について評価した。これらの
変数を試験するため、23の要因分析計画法を使用
した。前記の変数の値について次の表2に記載す
る。
れる限界酸素指数を有している。限界酸素指数
は、23℃及び150℃の双方で測定された。許容さ
れる特性は23℃及び150℃の双方において27%以
上の限界酸素指数と定義された。 難燃材の型(アルミニウム三水和物を含む)、
難燃材の量(アルミニウム三水和物を含む)、及
びハロゲン化添加剤(キシレツクス、登録商標)
の量といつた3変数について評価した。これらの
変数を試験するため、23の要因分析計画法を使用
した。前記の変数の値について次の表2に記載す
る。
【表】
水和物の量
【表】
量
S−2ガラスロービング織物(平織り、813
g/m2(24オンス/ヤード2)、636サイズ処理)
を表1の配合を用いてシート成形材料機上で含浸
させた。表1において、配合11は要因分析法の一
部のものではなく、対照である。含浸されたロー
ビング織物を通常、0.3175cm(1/8インチ)の厚
さの6層の積層材に成形した。この積層材を
121.1℃(250〓)で30分間成形した。 表3にその実験結果を示す。このデータから全
ての積層材が提案された指針に合致することが理
解されるが、アルミニウム3水和物の濃度を
30phrから60phrへと増加することによつて、限
界酸素指数が増加し、またキシレツクス
(Xyrex、登録商標)と言つたハロゲン化添加剤
の濃度を0phrから10phrへ増加することによつて
も限界酸素指数が増加して火炎/煙指針に合致す
る。積層材中での樹脂含有量としては約35容量%
未満であることが好ましく、ある程度(20phr程
度)のアルミニウム3水和物が望ましい。
S−2ガラスロービング織物(平織り、813
g/m2(24オンス/ヤード2)、636サイズ処理)
を表1の配合を用いてシート成形材料機上で含浸
させた。表1において、配合11は要因分析法の一
部のものではなく、対照である。含浸されたロー
ビング織物を通常、0.3175cm(1/8インチ)の厚
さの6層の積層材に成形した。この積層材を
121.1℃(250〓)で30分間成形した。 表3にその実験結果を示す。このデータから全
ての積層材が提案された指針に合致することが理
解されるが、アルミニウム3水和物の濃度を
30phrから60phrへと増加することによつて、限
界酸素指数が増加し、またキシレツクス
(Xyrex、登録商標)と言つたハロゲン化添加剤
の濃度を0phrから10phrへ増加することによつて
も限界酸素指数が増加して火炎/煙指針に合致す
る。積層材中での樹脂含有量としては約35容量%
未満であることが好ましく、ある程度(20phr程
度)のアルミニウム3水和物が望ましい。
【表】
産業上の利用可能性
装甲特性の尺度は弾動性限界(V50)及び面積
密度である。V50は標的物が50%が完全に進入さ
れる確率を有する速度である。実際には部分的に
進入されたものの最高値と完全に侵入されたもの
の最低値の平均値をとる。完全な侵入とは、標的
の後ろに置かれた0.0508cm(0.020インチ)の
2024−T3指示板に光線を通過する穴を開ける衝
撃として定義される。面積密度は単位面積当たり
の重量として定義される。 本発明に従つて形成された平板耐弾動性複合材
料は約0.3175cm(1/8インチ)から約1.27cm(1/2
インチ)程度の厚さで約20.5Kg/m2(4.2ポン
ド/平方フツト)の面積密度に形成された場合、
(2.6g(44グレイン)の鋼製の7.62mm(0.30口径)
の小片模擬弾丸で)約602.6m/s(1977フイー
ト/s)を越え、約701.04m/s(2300フイー
ト/s)若しくはそれ以上に至るV50値を有す
る。 前述したように、本発明の方法に対して種々の
変更を加えることが可能であることは明らかであ
る。しかしながらそれらは請求の範囲に記載の本
発明の範囲に含まれる。
密度である。V50は標的物が50%が完全に進入さ
れる確率を有する速度である。実際には部分的に
進入されたものの最高値と完全に侵入されたもの
の最低値の平均値をとる。完全な侵入とは、標的
の後ろに置かれた0.0508cm(0.020インチ)の
2024−T3指示板に光線を通過する穴を開ける衝
撃として定義される。面積密度は単位面積当たり
の重量として定義される。 本発明に従つて形成された平板耐弾動性複合材
料は約0.3175cm(1/8インチ)から約1.27cm(1/2
インチ)程度の厚さで約20.5Kg/m2(4.2ポン
ド/平方フツト)の面積密度に形成された場合、
(2.6g(44グレイン)の鋼製の7.62mm(0.30口径)
の小片模擬弾丸で)約602.6m/s(1977フイー
ト/s)を越え、約701.04m/s(2300フイー
ト/s)若しくはそれ以上に至るV50値を有す
る。 前述したように、本発明の方法に対して種々の
変更を加えることが可能であることは明らかであ
る。しかしながらそれらは請求の範囲に記載の本
発明の範囲に含まれる。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US07/305,143 US5006293A (en) | 1989-02-02 | 1989-02-02 | Process for forming flat plate ballistic resistant materials |
| US305,143 | 1989-02-02 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03500904A JPH03500904A (ja) | 1991-02-28 |
| JPH0561292B2 true JPH0561292B2 (ja) | 1993-09-06 |
Family
ID=23179519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2504308A Granted JPH03500904A (ja) | 1989-02-02 | 1990-01-05 | 平板耐弾動性材料の製造方法 |
Country Status (10)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5006293A (ja) |
| EP (1) | EP0408741B1 (ja) |
| JP (1) | JPH03500904A (ja) |
| KR (1) | KR0157032B1 (ja) |
| AU (1) | AU616837B2 (ja) |
| CA (1) | CA2007671A1 (ja) |
| DE (1) | DE69014742T2 (ja) |
| IL (1) | IL93071A (ja) |
| WO (1) | WO1990008800A1 (ja) |
| ZA (1) | ZA90631B (ja) |
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| US5746735A (en) * | 1994-10-26 | 1998-05-05 | Cynosure, Inc. | Ultra long pulsed dye laser device for treatment of ectatic vessels and method therefor |
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| EP0843577A1 (en) * | 1994-12-09 | 1998-05-27 | Cynosure, Inc. | Near-infrared selective photothermolysis for vascular targets |
| DE10050851A1 (de) * | 2000-10-13 | 2002-04-25 | Eads Deutschland Gmbh | Verfahren zur Herstellung von Vorformlingen aus Faser-Verbund-Materialien, sowie ein daraus hergestellter Vorformling |
| US6825137B2 (en) * | 2001-12-19 | 2004-11-30 | Telair International Incorporated | Lightweight ballistic resistant rigid structural panel |
| AU2003245573A1 (en) | 2002-06-19 | 2004-01-06 | Palomar Medical Technologies, Inc. | Method and apparatus for treatment of cutaneous and subcutaneous conditions |
| US7784232B2 (en) * | 2004-05-20 | 2010-08-31 | Fy-Composites Oy | Ballistic shelter of modular panels coupled by pivotally mounted spring-closed claws engaged in slots adjacent cylindrical edge portions |
| US7856985B2 (en) | 2005-04-22 | 2010-12-28 | Cynosure, Inc. | Method of treatment body tissue using a non-uniform laser beam |
| US7586957B2 (en) | 2006-08-02 | 2009-09-08 | Cynosure, Inc | Picosecond laser apparatus and methods for its operation and use |
| EP2095055B1 (en) * | 2006-12-04 | 2017-04-19 | Battelle Memorial Institute | Composite armor and method for making composite armor |
| WO2012067839A2 (en) | 2010-11-15 | 2012-05-24 | The J. David Gladstone Institutes | Methods of treating neurodegenerative disease |
| WO2013158299A1 (en) | 2012-04-18 | 2013-10-24 | Cynosure, Inc. | Picosecond laser apparatus and methods for treating target tissues with same |
| EP2973894A2 (en) | 2013-03-15 | 2016-01-20 | Cynosure, Inc. | Picosecond optical radiation systems and methods of use |
| US10012480B2 (en) | 2013-07-03 | 2018-07-03 | Angel Armor, Llc | Ballistic resistant panel for vehicle door |
| CN112042066A (zh) | 2018-02-26 | 2020-12-04 | 赛诺秀股份有限公司 | 调q倾腔亚纳秒激光器 |
| WO2025126708A1 (ja) * | 2023-12-13 | 2025-06-19 | 株式会社レゾナック | モールドステータ及びモータ |
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| US3431320A (en) * | 1967-12-11 | 1969-03-04 | Koppers Co Inc | Polyester resin composition having a thickening agent therein |
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| DE2357885A1 (de) * | 1973-11-16 | 1975-05-28 | Herrmann Rudolf | Verfahren und einrichtungen zum herstellen eines laminat-paketes aus glasfaserverstaerkten polyesterfolien |
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1989
- 1989-02-02 US US07/305,143 patent/US5006293A/en not_active Expired - Fee Related
-
1990
- 1990-01-05 JP JP2504308A patent/JPH03500904A/ja active Granted
- 1990-01-05 AU AU51911/90A patent/AU616837B2/en not_active Ceased
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- 1990-01-05 KR KR1019900702197A patent/KR0157032B1/ko not_active Expired - Fee Related
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- 1990-01-12 CA CA002007671A patent/CA2007671A1/en not_active Abandoned
- 1990-01-16 IL IL93071A patent/IL93071A/xx not_active IP Right Cessation
- 1990-01-29 ZA ZA90631A patent/ZA90631B/xx unknown
Also Published As
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| IL93071A (en) | 1993-03-15 |
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| EP0408741B1 (en) | 1994-12-07 |
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