JPH0561553U - 変速機における動力伝達部品固定構造 - Google Patents
変速機における動力伝達部品固定構造Info
- Publication number
- JPH0561553U JPH0561553U JP264792U JP264792U JPH0561553U JP H0561553 U JPH0561553 U JP H0561553U JP 264792 U JP264792 U JP 264792U JP 264792 U JP264792 U JP 264792U JP H0561553 U JPH0561553 U JP H0561553U
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- shaft
- nut
- support hole
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 変速機におけるシャフトへのギヤ等の動力伝
達部品の固定構造の改良により、部品点数や作業工数の
低減を図り、固定作業の容易化を図ることを目的とす
る。 【構成】 ナット26をメインシャフト21の端部の軸
部21Aに形成されたおねじ部25に嵌合して締め付け
ることにより、ハイギヤ22をメインシャフト21端部
に固定し、このナット26の緩み止めを支持孔22A内
周部に位置決め固定されるロックワッシャ27で行うよ
うにし、固定部品点数を低減すると共に、ハイギヤ22
を簡単に固定することができるようにした。
達部品の固定構造の改良により、部品点数や作業工数の
低減を図り、固定作業の容易化を図ることを目的とす
る。 【構成】 ナット26をメインシャフト21の端部の軸
部21Aに形成されたおねじ部25に嵌合して締め付け
ることにより、ハイギヤ22をメインシャフト21端部
に固定し、このナット26の緩み止めを支持孔22A内
周部に位置決め固定されるロックワッシャ27で行うよ
うにし、固定部品点数を低減すると共に、ハイギヤ22
を簡単に固定することができるようにした。
Description
【0001】
本考案は、変速機におけるギヤやシンクロナイザハブ等の動力伝達部品をシャ フトに固定する構造に関し、特に、固定作業の容易化を図る技術に関する。
【0002】
従来、主変速機の出力側に副変速機を備えた多段変速機が知られている〔日産 ディーゼル技報 (昭和51年7月25日 日産ディーゼル工業発行)参照〕。 これの一例を図3に示すと、副変速機1においては、図示しないメインドライ ブシャフトと同一軸上に配置され、前端がメインシャフト2内に軸支されるサブ メインシャフト3と、該サブメインシャフト3と平行して配置されるサブカウン タシャフト4が設けられている。メインシャフト2端部外周面にスプライン嵌合 するハイギヤ5が設けられており、該ハイギヤ5は、前記サブカウンタシャフト 4に固定されるサブカウンタハイギヤ6と常時噛み合っている。又、前端がメイ ンシャフト2内に軸支されるサブメインシャフト3上を遊転するローギヤ7が前 記サブカウンタシャフト4に固定されるサブカウンタローギヤ8と常時噛み合っ て設けられている。前記ハイギヤ5とローギヤ7との間には、ハブ9とスライド 自由にスリーブ15が設けられている。そして、前記サブメインシャフト3から 図示しないプロペラシャフトに動力が伝達される。
【0003】 ここで、前記メインシャフト2の端部のハイギヤ5に形成された支持孔5A内 側にはサブメインシャフト3の端部が挿入され、前記支持孔5A内周面とサブメ インシャフト3の端部外周面との間にパイロット軸受10が介装される。 前記ハイギヤ5は上述したようにメインシャフト2の端部外周面にスプライン 嵌合され、次のようにメインシャフト2に固定される。
【0004】 即ち、メインシャフト2の端部面にはシム11を介してロックプレート12が ボルト13によって締結され、このロックプレート12によってハイギヤ5の支 持孔5A内底面の周部を押さえて固定する。この場合、ボルト13の緩みを防止 するため、ボルト13の頭部とロックプレート12との間に爪付きワッシャ14 を介在させる。この爪付きワッシャ14にはボルト13の頭部の側面に係止され る爪14aが折曲形成される。
【0005】
しかしながら、上述のような従来のハイギヤ固定構造にあっては、次のような 問題点があった。 即ち、固定部品として、シム11、ロックプレート12、ボルト13及び爪付 きワッシャ14が必要であり、部品点数が多い。又、シム11、ロックプレート 12及び爪付きワッシャ14をメインシャフト2の端部面に配してボルト13を 締め付けるという作業が必要で、作業性が悪く、特に、シム11の厚みを調整す る作業が必要で、作業工数が多いという欠点がある。
【0006】 そこで、本考案は以上のような従来の問題点に鑑み、変速機におけるシャフト へのギヤ等の動力伝達部品の固定構造の改良により、部品点数や作業工数の低減 を図り、固定作業の容易化を図ることを目的とする。
【0007】
このため、本考案の変速機における動力伝達部品固定構造は、一方のシャフト 端部外周面に嵌め込まれた動力伝達部品の端部に形成された支持孔内側に他方の シャフト端部を挿入し、前記支持孔内周面と他方のシャフト端部外周面との間に パイロット軸受を介装してなる変速機において、前記動力伝達部品が嵌め込まれ たシャフト端部に該端部面から前記支持孔内側に突出する軸部を設け、該軸部外 周面のおねじ部に嵌合されて前記動力伝達部品を固定するナットと、前記支持孔 内周面の前記パイロット軸受近傍位置に嵌合され該ナット外周面に嵌合して該ナ ットの緩み止めを行うロックワッシャとを設け、該ロックワッシャの外周面に形 成された係合凸部を前記支持孔内周面に形成された係合溝部に係合してロックワ ッシャの緩み止めを行うと共に、該ロックワッシャを前記係合溝部内端面と前記 パイロット軸受との間に挟み込んで該ワッシャのアキシアル方向の位置決め固定 を行う構成とした。
【0008】
かかる構成において、ナットをシャフト端部の軸部に形成されたおねじ部に嵌 合して締め付けることにより、ギヤ等の動力伝達部品を該シャフト端部に固定し 、このナットの緩み止めを支持孔内周部に位置決め固定されるロックワッシャで 行うようにしたから、固定部品としてナットとロックワッシャのみを設ければ良 く、部品点数を低減できる。又、ナットの嵌合作業とロックワッシャの装着作業 を行うだけであるから、ギヤ等の動力伝達部品を簡単に固定することができ、作 業工数が少なく、作業性を向上することができる。
【0009】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1において、主変速機の出力側の副変速機20において、メインシャフト2 1の端部外周面には動力伝達部品としてのハイギヤ22がスプライン嵌合される 。このハイギヤ22の端面には支持孔22Aが形成されており、該支持孔22A 内側にサブメインシャフト23の端部が挿入され、該支持孔22Aの内周面とサ ブメインシャフト23端部外周面との間にパイロット軸受24が介装される。
【0010】 そして、前記ハイギヤ22は次のようにメインシャフト21に固定される。 即ち、メインシャフト21の端部には該端部面から前記支持孔22A内側に突 出する軸部21Aが設けられている。この軸部21Aの基端側は大径に、先端側 は小径に形成され、大径軸部21aの外周面にはおねじ部25が形成される。そ して、このおねじ部25に嵌合されてハイギヤ22を固定する鍔付きナット26 と、前記支持孔22Aの内周面の前記パイロット軸受24の支持部近傍位置に嵌 合されナット26の外周面に嵌合して該ナット26の緩み止めを行うロックワッ シャ27とが設けられている。
【0011】 前記ロックワッシャ27は図2に示すように構成される。 即ち、ロックワッシャ27は略リング状の板部材からなり、内径部に複数の歯 部27Aが形成されている。この歯部27Aはロックワッシャ27の内径部の周 方向に30度の角度毎に設けられ、12個形成される。歯部27Aは略山形形状 に形成され、その頂部の角度は120度に設定され、隣接する歯部27A間の谷 部の角度は120度の角度に設定される。そして、ロックワッシャ27の内径部 は図2に示すように、ある隣接する歯部27A夫々の山形の側面にナット26の 側面が当たり、他の隣接する歯部27A間の谷部にナット26の角部が嵌まり込 むような大きさに設定される。
【0012】 又、ロックワッシャ27の外径部の相対向する2位置には夫々半円形状の係合 凸部27Bが形成される。 更に、ロックワッシャ27の端面部の相対向する2位置には夫々ロックワッシ ャ27を取り外す際に使用する取り外し用のボルトが嵌合されるねじ孔28が形 成される。
【0013】 前記支持孔22Aの内周面には、該支持孔22Aの開口端側に開放された所定 幅の環状溝部22aが形成されており、該支持孔22A内周面には段付部22b が形成される。前記パイロット軸受24のアウタレース24Bはこの環状溝部2 2a内周面に嵌合され、該アウタレース24Bが段付部22bに係止される。 上記段付部22b近傍の支持孔22A内周面の相対向する2位置には夫々前記 ロックワッシャ27の係合凸部27Bが嵌合される係合溝部29が形成される。
【0014】 従って、ロックワッシャ27は、その外周面が段付部22b近傍の支持孔22 A内周面に嵌合され、その係合凸部27Bが係合溝部29に嵌合されることによ り、緩み止めを行われ、係合溝部29の内端面とパイロット軸受24のアウタレ ース24Bとの間に挟み込まれることによってアキシアル方向の位置決め固定が 行われる。
【0015】 そして、上述したように、ロックワッシャ27のある隣接する歯部27A夫々 の山形の面にナット26の側面が当たり、他の隣接する歯部27A間の谷部にナ ット26の角部が嵌まり込むことによって、該ナット26の緩み止めが行われる 。 尚、メインシャフト21端部の軸部21Aの小径部21bはサブメインシャフ ト23の端部面に形成された案内孔23Aに挿入される。
【0016】 かかる構成のハイギヤ固定構造によると、ナット26をメインシャフト21の 端部の軸部21Aに形成されたおねじ部25に嵌合して締め付けることにより、 ハイギヤ22をメインシャフト21端部に固定し、このナット26の緩み止めを 支持孔22A内周部に位置決め固定されるロックワッシャ27で行うようにした から、固定部品としてナット26とロックワッシャ27のみを設ければ良く、部 品点数を低減できる。又、ナット26の嵌合作業とロックワッシャ27の装着作 業を行うだけであるから、ハイギヤ22を簡単に固定することができ、作業工数 が少なく、作業性を向上することができる。
【0017】 尚、上記実施例の構造は、本考案の構造的制約を示すものではなく、本考案は 実用新案登録請求の範囲に記載された範囲内で変形が自由である。 例えば、本実施例においては、主変速機の出力側に備えられた副変速機20に おけるメインシャフト21に対するハイギヤ22の固定構造に本考案を適用した 例について説明したが、その他の変速機におけるギヤやシンクロナイザハブ等の 動力伝達部品の固定構造にも同様に適用することができる。
【0018】
以上説明したように、本考案の動力伝達部品固定構造によれば、一方のシャフ ト端部外周面に嵌め込まれた動力伝達部品の端部に形成された支持孔内側に他方 のシャフト端部を挿入し、前記支持孔内周面と他方のシャフト端部外周面との間 にパイロット軸受を介装してなる変速機において、前記動力伝達部品が嵌め込ま れたシャフト端部の軸部外周面にナットをねじ嵌合して前記動力伝達部品を固定 し、該ナットの緩み止めを支持孔内周面に位置決め固定されるロックワッシャで 行うようにしたから、部品点数を低減できると共に、作業性を向上することがで きる実用的効果大なるものである。
【図1】 本考案に係る変速機の動力伝達部品固定構造
の一実施例を示す縦断面図
の一実施例を示す縦断面図
【図2】 同上実施例におけるロックワッシャの構成を
示す図で、(A)は正面図、(B)は(A)中A−A矢
視断面図
示す図で、(A)は正面図、(B)は(A)中A−A矢
視断面図
【図3】 従来の変速機の動力伝達部品固定構造の一例
を示す縦断面図
を示す縦断面図
21 メインシャフト 21A 軸部 22 ハイギヤ 22A 支持孔 23 サブメインシャフト 24 パイロット軸受 25 おねじ部 26 鍔付きナット 27 ロックワッシャ
Claims (1)
- 【請求項1】 一方のシャフト端部外周面に嵌め込まれ
た動力伝達部品の端部に形成された支持孔内側に他方の
シャフト端部を挿入し、前記支持孔内周面と他方のシャ
フト端部外周面との間にパイロット軸受を介装してなる
変速機において、前記動力伝達部品が嵌め込まれたシャ
フト端部に該端部面から前記支持孔内側に突出する軸部
を設け、該軸部外周面のおねじ部に嵌合されて前記動力
伝達部品を固定するナットと、前記支持孔内周面の前記
パイロット軸受近傍位置に嵌合され該ナット外周面に嵌
合して該ナットの緩み止めを行うロックワッシャとを設
け、該ロックワッシャの外周面に形成された係合凸部を
前記支持孔内周面に形成された係合溝部に係合してロッ
クワッシャの緩み止めを行うと共に、該ロックワッシャ
を前記係合溝部内端面と前記パイロット軸受との間に挟
み込んで該ワッシャのアキシアル方向の位置決め固定を
行うようにしたことを特徴とする変速機における動力伝
達部品固定構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992002647U JP2575160Y2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 変速機における動力伝達部品固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992002647U JP2575160Y2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 変速機における動力伝達部品固定構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0561553U true JPH0561553U (ja) | 1993-08-13 |
| JP2575160Y2 JP2575160Y2 (ja) | 1998-06-25 |
Family
ID=11535151
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992002647U Expired - Lifetime JP2575160Y2 (ja) | 1992-01-28 | 1992-01-28 | 変速機における動力伝達部品固定構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2575160Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012513003A (ja) * | 2008-12-19 | 2012-06-07 | アクティエボラゲット・エスコーエッフ | ロック機構内で利用されるロック板及び該ロック機構 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6024920U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-20 | いすゞ自動車株式会社 | ロツクナツトの回り止め装置 |
-
1992
- 1992-01-28 JP JP1992002647U patent/JP2575160Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6024920U (ja) * | 1983-07-27 | 1985-02-20 | いすゞ自動車株式会社 | ロツクナツトの回り止め装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012513003A (ja) * | 2008-12-19 | 2012-06-07 | アクティエボラゲット・エスコーエッフ | ロック機構内で利用されるロック板及び該ロック機構 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2575160Y2 (ja) | 1998-06-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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| EXPY | Cancellation because of completion of term |