JPH0561832U - テープリール駆動機構におけるアイドラ中立機構 - Google Patents
テープリール駆動機構におけるアイドラ中立機構Info
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- JPH0561832U JPH0561832U JP732992U JP732992U JPH0561832U JP H0561832 U JPH0561832 U JP H0561832U JP 732992 U JP732992 U JP 732992U JP 732992 U JP732992 U JP 732992U JP H0561832 U JPH0561832 U JP H0561832U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 首振り式のアイドラ機構におけるアイドラの
かみ合い相手側ギヤから引き離し動作を円滑に行う。 【構成】 首振り式のアイドラ11は駆動ギヤの軸6を
中心として首振りして供給リール側のギヤ20または巻
き取りリール側のギヤ21と選択的にかみ合い可能であ
る。リンク部材41と中立アーム31とは、中立アーム
31を中立動作方向(矢印c方向)に付勢するバネ46
を介在させて連結されている。ラック39によりリンク
部材41を時計方向(矢印b方向)に回転させると、バ
ネ46がピン42を介して中立アーム31を反時計方向
に付勢する状態となる。駆動系を逆転させると、アイド
ラ11のギヤ21への食い込みが解除され、その瞬間に
バネ46の力で中立アーム31が反時計方向に回転し、
アイドラ案内穴31aでアイドラ11の軸12を中立位
置に持っていく。
かみ合い相手側ギヤから引き離し動作を円滑に行う。 【構成】 首振り式のアイドラ11は駆動ギヤの軸6を
中心として首振りして供給リール側のギヤ20または巻
き取りリール側のギヤ21と選択的にかみ合い可能であ
る。リンク部材41と中立アーム31とは、中立アーム
31を中立動作方向(矢印c方向)に付勢するバネ46
を介在させて連結されている。ラック39によりリンク
部材41を時計方向(矢印b方向)に回転させると、バ
ネ46がピン42を介して中立アーム31を反時計方向
に付勢する状態となる。駆動系を逆転させると、アイド
ラ11のギヤ21への食い込みが解除され、その瞬間に
バネ46の力で中立アーム31が反時計方向に回転し、
アイドラ案内穴31aでアイドラ11の軸12を中立位
置に持っていく。
Description
【0001】
この考案は、VTRのカセットテープ等のテープの正逆の巻き取りを行うテー プリール駆動機構におけるアイドラ中立機構に関する。
【0002】
VTRなどにおいて、カセットテープの正逆方向の巻き取りを1つのモータ( 主としてキャプスタンモータ)で行おうとした場合、左右のリール間を往復する アイドラ機構を用いるのが一般的である。そして、巻き取りのスピードは低速か ら高速まであり、また巻き取りトルクも強弱があるので、上下2つのアイドラ機 構を使用して、前記の巻き取りスピードの速度の大小、巻き取りトルクの大小に 対応して切り換える方式が用いられる場合がある。
【0003】 前記上下2つのアイドラ機構のうちのFF駆動(早送り)およびREW駆動( 巻き戻し)を行う下アイドラ機構を本考案の実施例の図の1つでもある図8を参 照して説明すると、図示略のキャプスタンモータによりプーリが駆動されると、 プーリと一体の入力ギヤ1が例えば反時計方向に駆動され、この入力ギヤ1とか み合うギヤ3およびこれと一体の駆動下ギヤ5および図示せぬ駆動上ギヤが時計 方向に一体に回転し、前記駆動下ギヤ5とかみ合う従動ギヤ10およびこれと一 体の下アイドラ11が反時計方向に回転する。従動ギヤ10および下アイドラ1 1に共通の軸12は、駆動ギヤ軸6を中心として首振り回動可能な下アイドラア ーム13の先端部に回転可能に取り付けられている。符号16は供給リール、符 号20は供給リール16と一体の供給リール下ギヤ、符号21は巻き取りリール 17と一体の巻き取りリール下ギヤであり、FF駆動時には駆動下ギヤ5からの 時計方向の回転力により下アイドラアーム13が図示のように右側に首振りし下 アイドラ11が巻き取りリール下ギヤ21とかみ合う。したがって、反時計方向 に回転する下アイドラ11により駆動されて、巻き取りリール下ギヤ21および これと一体の巻き取りリール17が時計方向に回転しテープのFF駆動を行う。
【0004】 上下のアイドラ機構を切り換える場合、例えばFF駆動から再生駆動へと切り 換える場合、駆動系を停止させた後(キャプスタンモータを停止させた後)、従 来のアイドラ中立機構を示す図10のように下アイドラ用ラック39を矢印a方 向に駆動してリンク部材35を固定の軸37を中心として矢印b方向に回動させ 、連結ピン36を介して連結された中立アーム31を固定の中心軸32を中心と してバネ33の反発力に抗して反時計方向(矢印c方向)に回動させ、中立アー ム31に設けた扇形状のアイドラ案内穴31aによって下アイドラ11の軸12 を図10の実線で示す中立位置に移動させる。その後、中立位置に保持していた 上アイドラをフリーにし、巻き取りリール下ギヤ21側または供給リール下ギヤ 20側の左右に首振り回動自由な状態とする。ここで入力ギヤ1を再び反時計方 向に回転駆動してギヤ3と同心一体の駆動上ギヤを正方向に駆動させると、上ア イドラが巻き取りリール上ギヤとかみ合い再生駆動となる。なお、供給リール1 6と下ギヤ20、巻き取りリール17と下ギヤ21はそれぞれクラッチ機構を介 して一体となっており、再生駆動時のトルク調整を行っている。
【0005】
この場合、下アイドラ11の供給リール下ギヤ20または巻き取りリール下ギ ヤ21に対するギヤかみ合いの食い込み角度θが90°以上となっているので、 ギヤ同士の食い込みが発生することが問題となる。すなわち、図8において、下 アイドラ11は駆動系からの回転により矢印F方向に力を受けているが、この力 Fのかみ合い相手ギヤ方向の成分(巻き取りリール下ギヤ21に向かう成分)F ’によってギヤ同士の食い込みが発生し、この下アイドラ11を巻き取りリール 下ギヤ21から引き離すために非常に大きな力が必要になる。したがって、リン ク部材35により連結ピン36を介して連結された中立アーム31を下アイドラ 用ラック39により反時計方向(矢印c方向)に回転駆動する際に、下アイドラ 11の軸12が中立アーム31のアイドラ案内穴31aに沿って中立位置31b に移動する動作がスムーズでなく、音の発生やリンク系の耐久性に悪影響を与え るという問題がある。
【0006】 上述の下アイドラ11を巻き取りリール下ギヤ21から引き離す際の食い込み の問題を解決する手段としては、駆動系が停止した時に、ギヤどうしの食い込 みが発生しないようなギヤ構成とする、食い込みを解除した後に切り離し動作 を行う構成とする、という2つの方法が考えられる。しかしながら、の方式と して食い込み角を90°にとることは、スペースその他の制約により設計の自由 度が少なくなってしまう。また、前記の方式は食い込みを解除するために駆動 系が停止した後、駆動系を逆転させることで下アイドラ11を反対方向に振らせ ることにより実現することができる。しかし、単に逆転させただけでは、反対方 向に振らせ過ぎて反対側のリール(この場合供給リール側のギヤ20)にかみ合 ってしまうので、下アイドラ11を左右いずれもギヤ20、21にも接触しない 中立位置に停止させる制御が必要となるが、この中立位置に停止させる制御は高 度のセンサ機能とサーボコントロールが必要であり、コスト等の面から現実的で ない。
【0007】 本考案上記従来の欠点を解消するためになされたもので、首振り式のアイドラ 機構における切り換え動作時のアイドラのかみ合い相手ギヤからの引き離し動作 を円滑に行うことができ、切り換え動作時の発生音の軽減および過負荷発生の防 止を図ることができるテープリール駆動機構におけるアイドラ中立機構を提供す ることを目的とする。
【0008】
上記課題を解決する本考案は、モータにより駆動される駆動ギヤと、前記駆動 ギヤとかみ合い、かつこの駆動ギヤ軸心を中心として首振り可能であり、かつ供 給リールと同心一体の第1のギヤおよび巻き取りリールと同心一体の第2のギヤ にそれぞれ選択的にかみ合い可能な首振り式のアイドラと、前記アイドラを中立 位置に移動させるための中立アームと、前記中立動作時に駆動力を受けて前記中 立アームを中立動作方向に駆動するリンク部材とを備えたテープリール駆動機構 におけるアイドラ中立機構であって、前記アイドラの前記第1、第2のギヤへの かみ合い力を弱めるかみ合い力緩和手段と、前記中立アームとリンク部材とを連 結し前記中立アームを中立動作方向に付勢するバネとを備え、このバネの付勢力 と前記かみ合い力緩和手段の作用により前記アイドラの中立動作を可能にしたこ とを特徴とする。
【0009】
上記構成において、首振り式のアイドラが例えば巻き取りリールと同心一体の ギヤとかみ合っていおり、このアイドラの回転により巻き取りリールが回転駆動 されている状態とする(FF状態)。次に、停止動作を行うと、巻き取りリール は専用のブレーキ機構で負荷を加えられ停止するが、駆動系は慣性力の影響で即 座には停止せず、アイドラと巻き取りリールのギヤの間で食い込みが発生する。 ここで、アイドラを駆動している駆動ギヤを逆転させると、アイドラは逆転する とともに駆動ギヤから受ける力で巻き取りリール側のギヤから離れる方向に移動 する。すなわち、アイドラの巻き取りリール側のギヤに対する食い込みが解除さ れる。一方、中立アームは予めバネにより中立動作方向に付勢されているので、 アイドラの食い込みが解除された瞬間にバネの力で中立動作方向に回転し、アイ ドラを中立位置に持っていく。この場合、アイドラの食い込みが解除された状態 では、アイドラを中立位置に持っていくために大きな力は必要がないこと、およ び予め中立アームにバネの力が加わっているため食い込みが解除された時に瞬間 的に動作することができることとで、高度のセンサ機能やサーボコントロールを 装備しなくてもアイドラを中立位置に移動させる動作を確実に実現することがで きる。
【0010】
以下、本考案の一実施例を図1〜図9を参照して説明する。この実施例は、V TRにおけるカセットテープを正逆方向に巻き取り駆動するテープリール駆動機 構であり、図3にテープリール駆動機構の平面図、図4に図3におけるA−A’ 線断面およびA−B線断面を合わせて表したギヤかみ合い図を示す。また、図5 および図7は図3のテープリール駆動機構における上アイドラ側のみを描いた平 面図で、図5は上アイドラが中立位置にある状態、図7は上アイドラが再生駆動 状態にある図である。図6および図8は図3のテープリール駆動機構における下 アイドラ側のみを描いた平面図であり、図6は下アイドラが中立位置にある状態 、図8は下アイドラがFF駆動状態にある図である。図3〜図8に示される機構 自体は従来と同様である。
【0011】 これらの図において、符号1は図示略のキャプスタンモータにより駆動される プーリと一体の入力ギヤである。この入力ギヤ1とかみ合うギヤ3と一体に駆動 上ギヤ4および駆動下ギヤ5が設けられている。符号6は同心のこの3つのギヤ 3、4、5の中心軸である。この軸6に上アイドラアーム9および下アイドラア ーム13がそれぞれ個別に回動可能に取り付けられている。
【0012】 前記上アイドラアーム9の先端部に前記駆動上ギヤ4とかみ合う上アイドラ7 が回動可能に取り付けられている。符号16は供給リール、符号17は巻き取り リールであり、供給リール16と一体に供給リール下ギヤ20が設けられ、また 供給リール16とクラッチ機構を介して一体に供給リール上ギヤ18が設けられ ている。巻き取りリール17と一体に巻き取りリール下ギヤ21が設けられ、ま た巻き取りリール17とクラッチ機構を介して一体に巻き取りリール上ギヤ19 が設けられている。符号22は供給リール16の軸、符号23は巻き取りリール 17の軸である。前記上アイドラ7は上アイドラアーム9が首振り回動すること により供給リール上ギヤ18または巻き取りリール上ギヤ19と選択的にかみ合 い可能である。
【0013】 前記下アイドラアーム13の先端部に前記駆動下ギヤ5とかみ合う従動ギヤ1 0およびこの従動ギヤ10と同心一体の下アイドラ11が回転可能に取り付けら れている。この下アイドラ11は、下アイドラアーム13が首振り回動すること により供給リール下ギヤ20または巻き取りリール下ギヤ21と選択的にかみ合 い可能である。
【0014】 また、図5において符号25は上アイドラ7を供給リール上ギヤ18および巻 き取りリール上ギヤ19のいずれともかみ合わない中立位置に保持するための中 立保持部材であり、上アイドラアーム9の上アイドラ7側と反対側の端部に設け た中立保持用のピン27を中立位置に導くことができるようにY形をなし、固定 のガイドピン26を挿通させる長穴25aを備え、Y形の二股部と反対側の端部 に上アイドラ7を中立位置に保つ中立動作の際に図の2点鎖線位置から図の実線 位置まで矢印d方向に移動するラック28に当接するピン25bを備えている。
【0015】 図1は本考案のアイドラ中立機構の一実施例を示す平面図で、符号31は下ア イドラ11を中立位置に移動させるための中立アームであり、固定の中心軸32 を中心として反時計方向(矢印c方向)に回動して軸12を中立位置に案内する 扇形状のアイドラ案内穴31aおよび中立位置溝31bを備えている。この中立 アーム31は固定側に一端を取り付けたバネ33によって中心軸32を中心とす る時計方向に付勢されている。
【0016】 符号41は中立アーム31を中立動作方向(中心軸32を中心とする反時計方 向(矢印c方向))に回転駆動するためのリンク部材である。このリンク部材4 1は固定の軸44を中心として回動可能であり、中立動作時に図の実線位置から 矢印a方向に移動する下アイドラ用ラック39に当接するピン45および中立ア ーム31上のピン42を嵌合させるコ字形の係合部43を備えている。
【0017】 符号46は中立アーム31を中立動作方向(矢印c方向)に付勢するねじりコ イルバネである。このバネ46は、固定の軸48にコイル部分が装着され、一端 が前記中立アーム31側のピン42に当接し他端がリンク部材41上のピン45 側部分に当接している。これにより、バネ46はリンク部材41を反時計方向( 矢印bと反対方向)に付勢してピン45を下アイドラ用ラック39に接触させる とともに、中立アーム31上のピン42を介して中立アーム31を中立動作方向 (矢印c方向)に付勢することができる。なお、符号49は中立アーム31の時 計方向の回動限を規定するストッパである。
【0018】 次に動作について説明する。FF駆動状態から再生駆動に切り換える場合につ いて述べる。FF駆動状態では、上アイドラ7は図5に示す中立位置にあり、下 アイドラ11が図8に示すように巻き取りリール下ギヤ21側とかみ合った状態 にある.この状態で図示略のキャプスタンモータにより図示略のプーリが回転駆 動され、プーリと一体の入力ギヤ1が図8において反時計方向に回転する。これ により、ギヤ3およびこれと一体の駆動下ギヤ5が時計方向に回動する。なお、 駆動上ギヤ4も一体に回転するが、上アイドラ7が中立位置にあるので単に空転 する。この駆動下ギヤ5により従動ギヤ10およびこれと一体の下アイドラ11 が反時計方向に回転し、下アイドラ11とかみ合う巻き取りリール下ギヤ21お よびこれと一体の巻き取りリール17が時計方向に回転し、テープの早送り(F F駆動)を行う。
【0019】 ここで、再生ボタンを押すと、まず停止状態になる。図1に示すように下アイ ドラ用ラック39が右方(矢印a方向)に移動して図2に示す状態となる。この 状態では、リンク部材41が軸44を中心として時計方向(矢印b方向)に回動 し、これによりバネ46が圧縮されて中立アーム31側のピン42を付勢するの で、このバネ46により中立アーム31が中心軸32を中心として反時計方向の 力(つまり中立動作方向の力)を受ける。しかし、下アイドラ11が巻き取りリ ール下ギヤ21に食い込んでいるので、バネ46の力では中立アーム31のアイ ドラ案内穴31aで下アイドラ11の軸12を移動させるには力が不足し、図2 に実線で示すように中立アーム31のピン42はリンク部材41の係合部43か ら離れ、中立アーム31はバネ46で反時計方向に付勢された状態で待機する。 ここで図9のタイミングチャートの(イ)に示すようにキャプスタンモータをR EW方向に短時間だけ逆転させると、駆動下ギヤ5が逆転することにより下アイ ドラ11に軸6を中心として反時計方向に首振り回動する力が作用し、反対側の 供給リール下ギヤ20側に移動し始める。こうして下アイドラ11の巻き取りリ ール下ギヤ21に対する食い込みが解除されると、予め力を作用させていたバネ 46の力で中立アーム31がその解除された瞬間に反時計方向に回転し、下アイ ドラ11の軸12は反対側の供給リール下ギヤ20側に移動する間もなく、アイ ドラ案内穴31aにほぼ沿って中立位置溝31b内に収まる。こうして、下アイ ドラ11が図6に示す中立位置に保持される。
【0020】 なお、図9のタイミングチャートに示した例では、キャプスタンモータを逆転 させた後再び瞬間的に正転させているのは、下アイドラ11が停止状態に入った 直後、駆動経路のベルト等による反力で反対側に首振りして、供給リール下ギヤ 20に食い込んだ場合でも、確実に中立動作を行うようにするためである。
【0021】 次いで、上アイドラ用ラック28を図5の実線で示す中立位置からから2点鎖 線で示す位置へと右方に移動させ、中立保持部材25による中立保持を解除し、 フリーな状態とする。続いてキャプスタンモータを再び正転方向に回転させると 、入力ギヤ1が再び反時計方向に回転し、駆動上ギヤ4が時計方向に回転し、こ の駆動上ギヤ4の回転力によって上アイドラ7が反時計方向に回転するとともに 、軸6を中心として右方に首振り回動し、図7に示すように巻き取りリール上ギ ヤ19とかみ合う。これにより、上アイドラ7による巻き取り動作すなわち再生 動作が行われる。
【0022】 なお、その他の切り換え動作については、FF駆動からREW駆動への切り換 えの場合は、単に逆転させて下アイドラ11を反対側に首振り回動させればよく 中立位置に保持する必要もないので、本考案を適用する必要はない。また、RE Wから再生駆動に切り換える動作については、FFから再生駆動に切り換える動 作と同様に考えればよい。また、再生状態がFF駆動に切り換える場合は、再生 時の巻き取り速度は低速でありかつ駆動トルクも弱いので、上アイドラ7を巻き 取りリール上ギヤ19から引き離すために大きな力は不要であり、本考案を適用 する必要は特にない。
【0023】 なお、実施例では、上下のアイドラ機構を切り換える場合について説明したが 、1つのアイドラ機構しかない場合でも、アイドラをかみ合い相手側ギヤから引 き離す際に食い込みの問題がある場合であれば、本考案を適用可能である。
【0024】 また、実施例ではVTRのカセットテープのテープリール駆動機構における下 アイドラの切り換えについて説明したが、この場合に限定されるものではなく、 その他の種々のテープリール駆動機構においてギヤ同士の食い込みにより大きな 引き離し力を要する場合に適用可能である。
【0025】
本考案によれば、アイドラ中立動作時にアイドラをかみ合い相手ギヤから引き 離す際に駆動系を一たん逆転させても、リンク部材と中立アームと両者間に介在 するバネとが有効に機能してアイドラが反対側のリールへと行き過ぎることが防 止され、アイドラが確実に中立位置に保持される。したがって、中立動作時に駆 動系を逆転させる方式を採用することができ、アイドラをかみ合い相手ギヤから 切り離すために大きな力を必要とすることはなく、中立動作時の発生音の軽減を 図ることができる。また、過負荷の発生がなくなり、リンク系の耐久性を低下さ せるおそれがなくなる。これにより、テープリール駆動機構の動作の信頼性が著 しく向上する。
【0026】 単に駆動系を逆転させる構成だけであれば、アイドラを中立位置に停止させる ために高度のセンサ機能とサーボコントロールが必要となるが、本考案では単に バネを介在させる構成であるから、極めて簡単でありコスト上昇はほとんど発生 しない。
【図1】本考案の一実施例を示すものでテープリール駆
動機構における下アイドラ中立機構の平面図である。
動機構における下アイドラ中立機構の平面図である。
【図2】図1の下アイドラ中立機構の中立動作過程の一
状態を示す平面図である。
状態を示す平面図である。
【図3】実施例のテープリール駆動機構の平面図であ
る。
る。
【図4】図3のテープリール駆動機構におけるギヤ列の
説明図で、図3におけるA−A’断面およびA−B断面
を同時に描いた図である。
説明図で、図3におけるA−A’断面およびA−B断面
を同時に描いた図である。
【図5】実施例のテープリール駆動機構における上アイ
ドラ側のみを描いた平面図であり、上アイドラが中立位
置にある状態の図である。
ドラ側のみを描いた平面図であり、上アイドラが中立位
置にある状態の図である。
【図6】実施例のテープリール駆動機構における下アイ
ドラ側のみを描いた平面図であり、下アイドラが中立位
置にある状態の図である。
ドラ側のみを描いた平面図であり、下アイドラが中立位
置にある状態の図である。
【図7】実施例のテープリール駆動機構における上アイ
ドラ側のみを描いた平面図であり、上アイドラが再生ま
たは記録位置にある状態の図である。
ドラ側のみを描いた平面図であり、上アイドラが再生ま
たは記録位置にある状態の図である。
【図8】実施例のテープリール駆動機構における下アイ
ドラ側のみを描いた平面図であり、下アイドラがFF駆
動(早送り)位置にある状態の図である。
ドラ側のみを描いた平面図であり、下アイドラがFF駆
動(早送り)位置にある状態の図である。
【図9】FF駆動状態から再生状態に切り換える際の動
作を説明するタイムチャートである。
作を説明するタイムチャートである。
【図10】従来のアイドラ中立機構の平面図である。
1 入力ギヤ 3 ギヤ 4 駆動上ギヤ 5 駆動下ギヤ(駆動ギヤ) 6 駆動ギヤ軸心 7 上アイドラ 9 上アイドラアーム 10 従動ギヤ 11 下アイドラ 12 下アイドラの軸 13 下アイドラアーム 16 供給リール 17 巻き取りリール 18 供給リール上ギヤ 19 巻き取りリール上ギヤ 20 供給リール下ギヤ 21 巻き取りリール下ギヤ 31 中立アーム 31b 中立位置溝 31a アイドラ案内穴 32 中心軸 39 下アイドラ用ラック 41 リンク部材 42 ピン 43 係合部 46 バネ
Claims (1)
- 【請求項1】 モータにより駆動される駆動ギヤと、前
記駆動ギヤとかみ合い、かつこの駆動ギヤ軸心を中心と
して首振り可能であり、かつ供給リールと同心一体の第
1のギヤおよび巻き取りリールと同心一体の第2のギヤ
にそれぞれ選択的にかみ合い可能な首振り式のアイドラ
と、前記アイドラを中立位置に移動させるための中立ア
ームと、前記中立動作時に駆動力を受けて前記中立アー
ムを中立動作方向に駆動するリンク部材とを備えたテー
プリール駆動機構におけるアイドラ中立機構であって、 前記アイドラの前記第1、第2のギヤへのかみ合い力を
弱めるかみ合い力緩和手段と、前記中立アームとリンク
部材とを連結し前記中立アームを中立動作方向に付勢す
るバネとを備え、このバネの付勢力と前記かみ合い力緩
和手段の作用により前記アイドラの中立動作を可能にし
たことを特徴とするテープリール駆動機構におけるアイ
ドラ中立機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992007329U JP2596652Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | テープリール駆動機構におけるアイドラ中立機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1992007329U JP2596652Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | テープリール駆動機構におけるアイドラ中立機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0561832U true JPH0561832U (ja) | 1993-08-13 |
| JP2596652Y2 JP2596652Y2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=11662924
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1992007329U Expired - Lifetime JP2596652Y2 (ja) | 1992-01-24 | 1992-01-24 | テープリール駆動機構におけるアイドラ中立機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2596652Y2 (ja) |
Citations (2)
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|---|---|---|---|---|
| JPS6140743U (ja) * | 1984-08-20 | 1986-03-14 | ソニー株式会社 | 記録再生装置のモ−ド切換え装置 |
| JPH038160A (ja) * | 1989-06-05 | 1991-01-16 | Mitsubishi Electric Corp | テープ状体の停止装置 |
-
1992
- 1992-01-24 JP JP1992007329U patent/JP2596652Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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